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2011年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年08月

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夏休み、親子のためのオーケストラ体験教室を開催!

今日と明日「夏休み、親子のためのオーケストラ体験教室」が行われています。
通常のコンサートは未就学児童の入場はお断りしていますが、このコンサートは0歳児から大丈夫です。 普段は見ることのない親子連れのお客さまがたくさん来ていただきました。 事務局スタッフもカジュアルな服装です。

 今日は子供が主役

コンサートは1日2公演、2日間で計4公演開催されますが、チケットは発売後すぐに売り切れてしまう人気公演です。 まずはオーケストラの音を聴いてもらおうとチャイコフスキー「白鳥の湖」より‘情景’を演奏。  オーケストラのメンバーも全員カジュアルな服装です。

 指揮するマエストロ円光寺さん

この日のコンサートマスターは崔 文洙。 ヴァイオリンから始まって最後打楽器まで、それぞれの楽器紹介も行いました。 崔 文洙はヴァイオリンパートを代表して‘チャルダッシュ’のさわりを演奏しました。

コンマス崔 文洙

このコンサートの特徴のひとつ、「楽器をさわってみよう」のコーナーです。
お子さまはすべての楽器に触ることが出来ます。
触りたい楽器の前に一列に並んでくださいね。

 ホルンの村上哲が吹き方を教えます。
 ホルンの吹き方指導

 ヴァイオリンの小林亜希子と佐久間聡一も弾き方を教えます。 
 ヴァイオリンの弾き方指導

楽器だけではオーケストラは鳴りません。 そう指揮者が必要です。 
ということで、「オーケストラを指揮してみよう」のコーナーです。

 ラデツキー行進曲を見事に演奏したお友達。
 指揮するお友達1

 プロでも難しいとされる「運命」を見事に指揮したお友達。
 指揮するお友達2

続いて「オーケストラに参加してみよう」のコーナー。
ビゼーの歌劇「カルメン」より‘闘牛士’で、大太鼓とシンバルに挑戦してみたいお友達を募ったところ多くの希望がありました。 
大阪フィルと夢の共演です

 大阪フィルと共演

楽しい時間はあっという間に過ぎます。 もうアンコールです。
最後はオッフェンバック「天国と地獄」をバックに全員で輪になって踊りました。

 輪になって踊ろう!

司会と指揮をして頂いたマエストロ円光寺雅彦。 いつ聞いても素晴らしい司会ぶり、名調子ですね。
マエストロ、明日もよろしくお願いします。

 円光寺さんの名調子

出口ではアンケートを記入するお子さんの姿が。 これもめったに見られない光景です。
皆さん、とても楽しそうな様子にホッとしました。
どうかこれからも大阪フィルをよろしくお願いします。

 アンケート記入
  
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| 演奏会 | 16:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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兵庫芸文に鳴り響くマーラー4番!

「大阪国際フェスティバル特別公演」にご来場頂き誠に有難うございました。
チケットは補助席までソールドアウトということで、開演前からすごい熱気でした。

このコンサートは、「大阪国際フェスティバル特別公演」となっています。
そういう意味では、2013年に出来る新フェスティバルホールに繋がるコンサートです。

マーラー4番演奏風景

コンサートマスターは崔 文洙、マーラー4番では調弦を変えたヴァイオリンでのソロがあるため、足元には替えのヴァイオリンが置かれています。

コンマスは崔 文洙

4楽章はソプラノ歌手がで天上の喜びを歌います。 ソリストはドイツを中心に活躍するハイディ・エリザベス・マイヤー。 綺麗なソプラノがホールに響きました。

監督とハイディ・エリザベス・マイヤー

ゲネプロのチュー二ング時、コンマス崔 文洙に話しかける監督。 今日のプログラム、どの曲もコンマス大活躍です。 

監督とコンマス崔文洙

シェーンベルクの「浄められた夜」は弦楽器だけで演奏。 

‘浄夜’演奏風景

「浄夜」で監督は直前まで六重奏版の楽譜をチェックするなど研究に余念がありません。 但し本番では暗譜で振ります。

指揮する監督

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲の練習風景です。 マーラーに比べると楽器編成も小さいです。 最後のマーラー4番が天国を歌っているのに対して、オープニングのこの曲は地獄に落ちる姿を描いています。 監督のプログラムの妙ですね。

‘ドン・ジョヴァンニ’序曲 演奏風景

演奏会は大成功でした。 マーラー4番の最終音が鳴った後、しばしの沈黙。 そして拍手喝采、ブラヴォーの嵐が。 いつも馴染んでいるシンフォニーホールとは構造が違い、音の回り方が全然違います。
監督とオーケストラのメンバーの誇らしげな姿が印象的でした。

終演後、お客さまも帰られてステージを完全に復旧した状態で客席を観た光景が以下です。
4層構造で天井が高く本当に綺麗で、絵になる会場ですね。

機材撤収後、ステージから見た客席
 
‘真夏の大植祭り’はこの公演をもって終了となりました。 
少し寂しいですが、1ヶ月足らずで監督は戻ってまいります
次回の‘大植祭り’は8月26日の「チャイコフスキー・セレクションno.2」から始まります。
チャイコフスキー ~ 青少年のためのコンサート ~ 大阪クラシック 。
そうです、本当のお祭り 大阪クラシック の季節までもうすぐです。
大阪クラシックの有料公演、チケットは全体的に残りわずかとなっています。
ホームページやパンフレットなどをチェックして、早めにチケットをゲットしてください。
大阪クラシック、みんなで盛り上がりましょうね。

| 演奏会 | 12:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ミステリーピースの正解発表!

先日行われた「チャイコフスキー・セレクションNo.1」の1曲目に演奏したミステリーピースの正解が発表されました。  

       歌劇「オプリチニク」から第4幕‘ダンス’ です

応募総数は54件、そのうち正解22件、不正解32件

オプリチニク(親衛隊)と答えられた方は正解としました。 ただ、オプリチニクの「序曲」と答えられた方もいらっしゃいましたが、それは事実ではないので不正解としました。 不正解のなかで多かったのは 劇付随音楽「雪娘」と答えられた方。 それにしても皆さま、よく勉強されました。 メロディを覚えてないと正解を探せないと思うので、そういう意味でも素晴らしいですね。 

大植監督は 「正解が22件あったのには驚いています。 5、6件あれば凄いなと思っていました。 「オプリチニク」の‘ダンス’は短い曲ですが、ちょっとしたシンフォニーのように中身の濃い曲です。 正解された方は色々と調べられたのでしょうね。 難しかったかなと思っていただけにびっくりですね。」  
  
正解は「オプリチニク」から4幕‘ダンス’

「チャイコフスキーはとにかく色んな曲を作っています。 政治的な理由から陽の目を見ていない曲もあります。 これをきっかけにチャイコフスキーの魅力を知ってもらえたら嬉しいですね。 2回目ですか? もっと難しいほうが良いですかね(笑)。 少し時間もあるので考えてみますよ。」

次回のミステリーピースも楽しみですが、いよいよ人気のヴァイオリン協奏曲と交響曲第5番の登場です。
ソリストは日本でもファンの多い本格派 ボリス・ベルキン。
監督が自身のファイナルシーズンに選んだチャイコフスキー。
ぜひともライブでお楽しみください。 

22件の正解、凄いですね!

 『チャイコフスキーセレクションNo.1』 
 日 時:8月26日(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:ボリス・ベルキン(ヴァイオリン)   
 曲 目:チャイコフスキー/ミステリーピース
             /ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
             /交響曲第5番 ホ短調 作品64     
 料 金:A席5000円 B4000円 C席3000円
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

| お知らせ | 11:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大阪国際フェスティバル特別公演、いよいよ本日です!

「大阪国際フェスティバル特別公演」の練習3日目です。

どうしてもメインプログラムの「マーラー交響曲4番」に目が行きがちですが、前半で演奏する2曲も良いですよ。  モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲とシェーンベルク「浄められた夜」です。
特に弦楽合奏版で演奏する「浄夜」、この上なく美しい曲です。
シェーンベルクと聞くと難しいイメージがありますが、この曲は初期の作品で後期ロマン派の流れを受けた曲です。 文字通り「浄められていく自分の心(ハート)」を実感出来そうなそんな名曲を、大阪フィル自慢の弦楽アンサンブルでお聴かせ致します。  はっきり言って鳥肌もんです。

コンサートマスターは首席客演コンマスの崔 文洙が務めます。 ご覧のように圧倒的な存在感です。

首席コンマス崔 文洙

「浄夜」はオリジナルが弦楽六重奏の為の曲。 今回は弦楽合奏版で演奏しますが、アーティキュレーションなどで六重奏版を参考にするなど、楽曲に対する監督のこだわりは相当なもの。
監督と大阪フィル弦セクションによるシェーンベルク「浄められた夜」にご期待下さい。

監督の指示は明晰

弦16型でお届けする「マーラー交響曲4番」、練習を重ねていくと最初に通した時と比べて曲に深みが増していくのがわかります。 

マラ4演奏風景

コンマス崔 文洙と打ち合わせる監督。

監督とコンマス

またひとつ、マーラーの名演が誕生する予感です。 ぜひライブでお楽しみください。

伝説の名演誕生の予感が・・・

| お知らせ | 01:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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義援金募集活動の途中経過報告

東日本大震災発生から4ヵ月半が経過しましたが、復興への道は未だ険しいと言わざるを得ない状況です。

これまでに私たちが関ってきた東日本大震災被災者への義援金募集活動の状況をまとめてみました。

【大阪フィル主催公演分】

・3月定期演奏会(3/15、16)875,208円
・青少年のためのコンサート(3/24)244,650円
・東日本大震災チャリティコンサート(4/7)3,690,050円
・4月定期演奏会(4/14、15)168,172円
・京都特別コンサート(4/19)46,630円
・5月定期演奏会(519、20)33,988円
・6月定期演奏会(6/16、17)39,049円
・いずみホール特別演奏会(6/23)3,200円
・7月定期演奏会(7/14、15)20,367円
・チャイコフスキーセレクション(7/20)4,437円

            合 計          5,125,751円        

【大阪フィル共同開催分(大植監督・大阪フィルメンバー支援分含む】

・星空コンサート(4/24)958,347円
・阪急クラシック(4/26)2,000,000円
・被災地支援コンサート@大阪市役所(4/28)1,800,000円
・西成チャリティコンサート(5/27)74,376円
・リーガロイヤルホテルチャリティコンサート(7/23)191,005円

             合 計         5,023,728円


【大阪フィル楽員有志による開催分】

・震災復興チャリティコンサート(7/17)864,098円

             合 計           864,098円



被災地支援コンサート 阪急クラシック

音楽のチカラを信じ、音楽のチカラを伝えていくことこそ、私たち音楽に携わる者のあるべき姿勢だと思ってここまで動いてきました。  おかげさまで直接、間接を問わず1000万円を超える皆さまの善意の浄財を義援金として被災地に送ることが出来ました。
ただ、この活動はまだ始まったばかりです。 私たちの演奏会ではこれからも募金箱を設置していこうと思っています。 
どうかこれからも大阪フィルハーモニー交響楽団をよろしくお願いします。

| お知らせ | 20:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大いなる歓びへの賛歌が、練習場に鳴り響きました。

大阪国際フェスティバル特別公演の練習2日目です。

今日はまずシェーンベルクの“浄められた夜”の練習からです。
この曲、原曲は弦楽六重奏のために書かれたものを弦楽合奏用に編曲し直したもので、ビオラとチェロは1stと2ndに分かれます。

シェーンベルク“浄夜”演奏風景

監督は六重奏版のスコアを見せながら、強弱記号や細かなアーティキュレーションをチェックします。

2ndヴァイオリンと打ち合わせ

コントラバスの新真二からも強弱記号について質問です。 左手が強弱記号を示しています。

 コントラバスパート
 
とても複雑な曲ですが監督の指示は明晰です。

指揮する監督

休憩時間も座らず、メンバーと打ち合わせをするか黙々とスコアを読んでいます。

スコアを読む監督

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲の練習に続いて、マーラー4番の4楽章の練習です。
ソリストのハイディ・エリザベス・マイヤーが登場。
伸びのある綺麗なソプラノで天上の音楽が歌われました。

ハイディ・エリザベス・マイヤー

ハイディ・エリザベス・マイヤーを気遣いながら指揮する監督。 二人の息はぴったりです。 本番では素晴らしいマーラー4番を聴かせてくれることでしょう。

演奏中の監督とソリスト

| お知らせ | 18:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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マーラー4番の練習が始まりました。

28日に行われる大阪国際フェスティバル特別公演の練習が始まりました。

このコンサート、最大の売りは大植監督が大阪フィルで初めてマーラーの交響曲第4番を振る事です。

マーラー初日1

この日、緊張感に包まれた中練習は始まりました。 
コンサートマスターは首席客演の崔 文洙。 彼は2楽章で高めに調弦されたヴァイオリンでおどけた調子のソロを奏でます。

マーラー初日2

1楽章の冒頭、フルートと一緒に音を出すこの楽器、鈴。 演奏するのは坂上弘志です。 

マーラー初日3

繰り返しとても丁寧な練習が行われました。 2日目からはソプラノのハイディ・エリザベス・マイヤーも参加します。 天井の音楽が大阪フィルハーモニー会館に鳴り響きます。 

マーラー初日5

この公演のチケット、大阪フィル扱い分はずっと以前に売り切れています。 昨日、兵庫芸文のチケットオフィスに問い合わせたところ数枚ですが残っていました。 まだチケットお持ちではない方は、一度トライしてみてください。 

 『大阪国際フェスティバル特別公演 マーラー没後100年 ~天上の響き~』 
 日 時:7月28日(木)19時開演(18時15分開場) 
 会 場:兵庫県立芸術文化センター KOBELKO大ホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:ハイディ・エリザベス・マイヤー(ソプラノ)   
 曲 目:モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
     シェーンベルク/浄められた夜 作品4
     マーラー/交響曲第4番 ト長調      
 料 金:A席5000円 B席・C席・D席は売り切れ
 ※芸術文化センターチケットオフィス 
               0798-68-0255 に問い合わせ下さい。
 


| お知らせ | 11:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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リーガロイヤルホテルにご来場ありがとうございました。

昨日は大植監督プロデュース「東日本大震災被災者支援チャリティコンサート」がリーガロイヤルホテルで行われました。

ホテル1階メインラウンジをクローズしておこなわれたこのコンサート、出演は大植英次&Friendsです。

メインラウンジ入口にはポスターが

コンサートは監督の挨拶から始まりました。 震災から4か月以上が経過した今もその日の事を忘れたことは無いと・・・。

 挨拶する監督

続いて黙とうに代わる形でベートーヴェンの“エロイカ”2楽章 葬送行進曲 をピアノで独奏しました。

ラウンジの向こうは緑の中を流れ落ちる滝です。 天井も高く雰囲気十分です。
葬送行進曲を弾く監督

最初に登場するのは、ハノーファ音大の教え子でもある阪部慎太郎さん。
監督とヴォーカリーズなどを演奏されました。

坂部さんと監督

続いての登場は伊禮しおりさん。 岩手で活動するヴァイオリニストで、4月に監督が岩手の被災地を訪問した際、一緒に避難所を演奏して回った方です。 監督と涙の再会を果たしました。
監督と“タイスの瞑想曲”や“チャルダッシュ”などを演奏されました。 

伊禮さんと監督

このコンサートでは落語とのコラボレーションも行われました。 
落語「延陽伯」を語ったのは監督の甥にあたる大植剛典さん。 
彼の語る落語に合わせて監督がBGMをピアノで弾くという実験的な試みです。

監督と甥御さんの共演

最後は監督の弾くピアノで“七つの子”や“さくら”をみんなで歌って終了。 たっぷり1時間半近くのプログラムを17時の部、18時半の部と2回まわしでした。 
ご来場頂きましたお客さま、そして最後までお付き合い頂きましたお客さま、有難うございました。

最後は4月のチャリティコンサートでも見られた光景です
出口を大きな箱を持った監督がふさぎます。 お客さまはその前を通って帰るのですが、もちろん素通りは出来ない訳で、皆さましっかりと善意の募金をして頂きました 
これまた有難うございました。 

義援金を募る監督

来週月曜からは「マーラー4番」その他に向けた練習が始まります。 本番は木曜日。
長いと思われた‘真夏の大植祭り’も残すところ僅かとなりました。
さみしい気持ちもありますが、そうです、9月には「青少年のためのコンサート」や「大阪クラシック」が待っています。 
そして本日24日は「大阪クラシック」有料公演の発売日。 皆さま、しっかりチケットをゲットして一緒に思いっきり盛り上がりましょう!

『エイジ オブ エイジ The Final Season』も半分近くが経過しました。

これからも大植監督と大阪フィルをよろしくお願いします。

| イベント | 02:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「音楽宅急便」、とても素敵なコンサートでした。

宅急便でお馴染み、クロネコヤマトのヤマトグループが主催する「クロネコファミリーコンサート 音楽宅急便」は、おかげさまで大盛況のうちに終了致しました。
「本物の良い音楽を、年齢や地域を超えてすべての人にお届けしたい」との思いから始まったこのコンサートも26年目を迎え、すっかり定着しました。  「音楽宅急便」という名称、素敵ですね

会場には‘音楽宅急便’の看板が

プログラムはとても魅力的。 年齢を超えて届けたいというコンサートの企画趣旨からも、西成と此花の少年少女合唱団とオーケストラとの協演あり、朗読付きの音楽物語あり、会場の楽器持参のちびっことの合奏あり、本格的なオーケストラ演奏ありといった本当に誰もが楽しめるコンサートです。
プログラムの最後に演奏したのはレスピーギも“ローマの松”。
下の写真には写っていませんが、最終楽章途中からオルガン席の上手、下手にトランペットとトロンボーンのバンダを配置しての大音量迫力十分のオーケストラサウンドに、普段あまり生でクラシック音楽を聴いた事のないちびっこたちは目を丸くしていました 

“ローマの松”演奏風景

この日のマエストロは飯森範親さん。 大阪フィルを振って頂く機会も多くオーケストラのメンバーのことも良くご存知です。 指揮だけでなくマイクパフォーマンスもお上手。 この日は音楽物語“つるのおんがえし”のためにナレーションと司会を別の方にお願いしていました。 その方とは・・・

指揮するマエストロ

テレビでお馴染み、朝岡聡さんです。 クラシック通としても知られる朝岡さん、随所にその博識ぶりが垣間見えます。 
“つるのおんがえし”は、オーケストラとお話による音楽ファンタジーということで、作曲家の和田薫さんのとても美しい曲と、新井鷗子さんの物語構成が上手く絡み合い、素晴らしい音楽物語に仕上がっていました。
朝岡さんのナレーション、さすがです。 子供向けだろうと思っていましたが、最後はとても美しい音楽の効果もあり、切なくなりました 

司会とナレーションは朝岡聡さん

それにしてもマエストロ、絵になります。 この指揮のポーズなんか「のだめカンタービレ」の千秋真一そのままですよね。 良く知られていることですが、千秋真一役の玉木宏に指揮指導したのはマエストロ。 似ているのは当たり前なんですがね

次回マエストロと一緒になるのは、8月4日の新音フロイデ合唱団のモーツァルト「レクイエム」です。 このタイミングで演奏するモーツァルト「レクイエム」。 とても意義深いものがあります。 合唱団の皆さん、練習頑張ってくださいね! マエストロと大阪フィル、そして新音フロイデ合唱団の皆さんで震災でお亡くなりになられた方の魂を鎮める、文字通り最高の「レクイエム」を演奏しましょう!

指揮するマエストロ2

アンコールは“ふるさと”と“ラデッキー行進曲”。 
コンサートの途中、ソワソワ・ペチャクチャしていたちびっこも最後は大喜びでした。
ロビーでは 黒猫 がお客さまをお見送りです。
このコンサートをきっかけにクラシック音楽の良さに気付いて頂けたなら、これほどうれしい事はありません。
機会がありましたら、大阪フィルの演奏会にまた足をお運びください。
どうも有り難うございました。

黒猫のぬいぐるみ

| 演奏会 | 04:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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監督は取材、オーケストラはクロネコ公演の練習

「チャイコフスキーセレクションNo.1」から一夜明けた昨日、大植監督は大阪フィルハーモニー会館の監督室に現れる事はありませんが、メディアの取材を受けるため市内某所にその姿はありました。
取材の場所に現れた監督、前日の白熱のチャイコフスキー4番の疲れは微塵も感じられない様子。 「さあ、なんでも聞いてくださいよ」とすでに臨戦モード全開という感じです。

取材に応える監督

インタビュアーの質問に対して、完全にいつもの監督のペース。 身振り手振りを交えて話す姿は、サイン会のそれと同じです あっという間に予定時間を大きく超えて取材終了となりました。

監督の今後のスケジュールはというと・・・
23日(土)に大阪中之島のリーガロイヤルホテルで監督自身がプロデュースするチャリティコンサートが行われます。 17時と18時半の2回、1階メインラウンジで行われるこのコンサート、入場は無料。 監督のピアノ演奏、阪部慎太郎ヴァイオリン×監督ピアノ伴奏など、多彩な内容でお届けします。

そして週が明けると28日(木) 19時 兵庫芸文の「マーラー4番」に向けた練習が始まります。  
この公演、チケットはA席5000円のみ残り僅かとなっている模様です。 芸文センターチケットオフィス0798-68-0255にお問い合わせください。 大阪フィル委託分はすべて売り切れております。

「真夏の大植祭り」、どうぞ監督に会いに来てください。 お待ちしています

取材に応える監督2


一方、大阪フィルハーモニー会館では、明日行わる宅急便でお馴染みクロネコヤマトのヤマトグループ主催の「音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート大阪公演」の練習が行われていました。
マエストロは飯森範親さん。 共演で西成少年少女合唱団、此花少年少女合唱団、司会・語りで朝岡聡さんが出演する完全抽選制のコンサートで、毎回盛りだくさんの内容で大人気となっています。

マエストロとは3月の守山公演以来となります。 
のだめブームはすっかり消えてしまいましたが、千秋先輩を彷彿とさせる颯爽としたマエストロの指揮にファンが多いのは頷けます。  
マエストロ、明日も楽しい音楽の時間をよろしくお願いします 
 
指揮するマエストロ

| 日常 | 10:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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