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2011年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年09月

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「青少年のためのコンサート」いよいよ明日です!

「青少年のためのコンサート」がいよいよ明日に迫りました。

この公演に関してはこれまで色々とお伝えしているので良くわかって頂いていると思います。 今日の練習はラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲からです。

 指揮する監督

大阪フィルがバレエ音楽「ダフニスとクロエ」を演奏するのは2009年の3月定期、パスカル・ロフェ指揮で全曲演奏し、その年の12月の「スペシャルライブ」で下野さん指揮で第2組曲を演奏して以来となります。
大植監督からはかなり細かな指示が飛び、緻密な練習が行われていました。

 指揮する監督

打って変わってグローフェ組曲「グランドキャニオン」より第3曲‘山道を行く’の練習です。 この曲は全5曲からなり、華やかなオーケストレーションで壮大なグランドキャニオンを描いた作品ですが、特に第3曲‘山道を行く’は単独で演奏される機会も多いのです。
見どころとしましては、ロバ(ラバ)の足音を打楽器で演奏する事ですね。
パーカッションの久保田善則はフロントセンター付近に移動してこの 足音 を叩きます。

 ‘グランドキャニオン’演奏風景
 
足音 の正体は‘ココナッツシェル’という打楽器。 文字通りココナッツの殻を両手に持って台の上に叩きつけるというシンプルな楽器です。 ポッカポッカ とロバ(ラバ)の足音を見事に再現。

 ココナッツシェルを叩く久保田善則
 
毎回、青少年の実力派ソリストを迎え大阪フィルと共演してもらい、フレッシュな演奏を楽しむのがこのコンサートのもうひとつの楽しみです。
今回のソリストはヴァイオリンの石上真由子さん。 1991年生まれの19歳。 2008年、第77回日本音楽コンクールにて第2位を受賞。 東響、京響、仙台フィルなど多数のオケとの共演をし、佐渡裕とスーパーキッズのコンミスとして活躍し、現在は京都府立医科大に在籍というちょっと変わったキャリアの期待の新鋭ヴァイオリニストです。

ヴァイオリン独奏は石上真由子さん

まったく緊張する様子は無く、時折り笑顔も見せるなど、本当に楽しそうにツィガーヌを弾いていました  監督も楽しそうです。 とても見事な演奏でした。 皆さま、どうぞお楽しみに。

演奏する石上さん

このコンサート、当日券は17時半から2階の最後列を僅かですが販売します。
すぐの売り切れが予想されますので、早めのご来場をお勧めします。
NHKの収録も入り、後日放送されるこのコンサート。 
監督と大阪フィルのメンバー、そして青少年のお客さまも大人の皆さまも一緒に盛り上がりましょう
どなた様もお待ちしております。

 『青少年のためのコンサート』 
 日 時:9月1日(木)18時半開演(17時45分開場) 
 会 場:NHK大阪ホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:石上真由子(ヴァイオリン)   
 曲 目:シベリウス/交響詩「フィンランディア」作品26
      グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」より第3曲“山道を行く”
       ラヴェル/ツィガーヌ
       ラヴェル/「ダフニスとクロエ」第2組曲
   ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」より第2楽章“小川のほとりの情景”から   
   ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」作品92     
 料 金:学生1000円、一般3000円
 ※学生券は小学生から25歳以下の大学生までの方が対象になります。
  当日学生証などの身分証をご持参ください。
 ※当日券は17時半から販売いたします。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

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明後日は 「青少年のためのコンサート」 です!

本日14時から、オーケストラはザ・シンフォニーホールで学校公演です。
私たちにとってはファン層を拡大する上でもとても大切なコンサートなのです。

 昨日の練習風景
 学校公演練習風景
 
マエストロは学校公演を中心にとてもお世話になっている中井章徳さんです。
指揮はもちろん、しゃべりも達者。 とても頼りになるマエストロなのです。
このコンサートを通して一人でも多くクラシック音楽のファンが増えて欲しいと、私たちは願っています。 また、中には吹奏楽部や弦楽部などに入って音楽活動をされている人もおられるでしょう。 そういった人の模範になるような演奏をする事もプロとしてもちろん心掛けています。 

 昨日の練習より指揮するマエストロ中井章徳
 指揮するマエストロ
 
学校公演でクラシック音楽に興味持った人も、吹奏楽部や弦楽部、個人的にピアノを弾くなど音楽活動をしている人にもぜひ参加して欲しいコンサートを紹介します

明後日おこなう 「青少年のためのコンサート~大地への讃歌」 です。

このコンサート、実はチケットの販売状況を心配していたのですが、先週の「吹奏楽コンクール関西大会」が終了したタイミングから学校単位のオーダーが入りだし、いい感じになりました。
例年そうですが、吹奏楽コンクール(県や府の大会も関西大会も)はいろんな意味で吹奏楽部所属の中高生の行動パターンを決めるものですね。 この後もマーチングの大会、そして憧れの全国大会・・・。
大阪フィルにも吹奏楽コンクールに汗と涙を捧げた吹奏楽経験者がたくさんいます。
オーケストラのメンバー、特に管楽器奏者は逆に指導する側にまわっているものも多く、この時期はその話題でいっぱいです。
今年の全国大会出場校は高校の部が、大阪府淀川工科高等学校、大阪桐蔭高等学校、明浄学院高等学校の3校。
中学の部が、豊中市立第十一中学校、生駒市立生駒中学校、宝塚市立中山五月台中学校の3校です。

代表校の皆さまには更なる活躍にエールを贈りたいと思います
惜しくも選ばれなかった全ての吹奏楽部の皆さま、本当にお疲れ様でした

とは言っても、チケットはまだ残っています。 会場は音響も素晴らしい大阪NHKホールです。 いつもザ・シンフォニーホールで聞いて頂いていますが、聴き比べる意味でもぜひいらしてください。
指揮は大植監督。 NHKのテレビ収録が入り、後日テレビ放送されますよ!

 2010年「青少年のためのコンサート」より
全国大会出場校、頑張れ!
 (C)飯島隆
  
公演の詳細は以下の通りです。

 『青少年のためのコンサート』 
 日 時:9月1日(木)18時半開演(17時45分開場) 
 会 場:NHK大阪ホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:石上真由子(ヴァイオリン)   
 曲 目:シベリウス/交響詩「フィンランディア」作品26
      グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」より第3曲“山道を行く”
       ラヴェル/ツィガーヌ
       ラヴェル/「ダフニスとクロエ」第2組曲
   ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」より第2楽章“小川のほとりの情景”から   
   ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」作品92     
 料 金:学生1000円、一般3000円
 ※学生券は小学生から25歳以下の大学生までの方が対象になります。
  当日学生証などの身分証をご持参ください。
 ※当日券は17時半から販売いたします。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

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テレビ、ラジオの取材が続いています!

来週初めに 大阪クラシック(9/4~10) の開幕を控えて、テレビやラジオの取材依頼が増えています。
これは、大阪クラシックが大阪の風物詩として認知されてきたという事でしょうか。
せっかくなので収録の模様に密着。 普段あまりお見せ出来ない番組収録の現場を公開しましょう。


まずは大植監督。 この取材は直接大阪クラシックに関係ないのですが、キャンディーズ解散に胸を焦がした青春時代や、師であるバーンスタイン、小澤征爾との思い出、大阪フィルとの出会い、こだわりのオシャレについてなど、貴重な話を監督が語っています。

 スタジオの中から打ち合わせ中の様子を見るとこんな感じ。
打ち合わせ中の監督

この取材は産経新聞の5回連載記事とタイアップする形でオンエアされる番組です。 ラジオ局はラジオ大阪(1314kHz)、「梅田淳のニュースハイブリッド(毎週土曜日18時~20時)」の‘ぶっちゃけインタビュー’のコーナーです。
オンエア日と新聞の連載開始日が決まりましたら、ご案内します。

 スタジオの外から見るとこんな感じです。
番組収録中の監督


場所は変わって大阪フィルハーモニー会館。 
大阪クラシックについてNHK大阪放送局の テレビ の取材が入り、収録が終わりました。
この模様は明後日31日、NHK大阪放送局の「ニュース テラス(18時10分~19時)」の枠内で放送される予定です。

まずはコンサートマスター長原幸太へ、今年6年目を迎える“大阪クラシック”のここまでの経緯と楽しみ方などについてインタビューが行われました。 

 インタビューに答える長原幸太
インタビューに答える長原幸太

続いて“大阪クラシック”の練習風景を視聴者に届けたいという事で、練習中のアンサンブルを取材して頂きました。 まだブログでも掲載したことがない今回の練習風景。 詳しくは聴き所といっしょに後日ブログにアップしますが、マイクのある練習風景をご覧にいれましょう。 どうぞ! 

公演番号9番(4日 17時15分 大阪市役所正面玄関ホール)、大阪フィルのパーカション4名による演奏です。 ただ演奏するだけではなくて・・・ 詳細は後日のお楽しみ。 

打楽器奏者で打ち合わせ

続いて公演番号45番(7日 17時半 相愛学園 本町講堂)、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、クラリネット、ファゴット、トランペット、ピアノによる演奏です。 この曲、トランペットとクラリネットは参加いていない曲ですね。 こちらも後日紹介します。

公演番号45番練習風景

公演番号29番(6日 14時 本願寺津村別院(北御堂))、ピアノ三重奏でモーツァルトの3番を演奏。 聴き所は後日に。

ピアノ三重奏です

公演番号53番(8日 14時 本願寺津村別院(北御堂))、ピアノ五重奏による演奏。
5人の女性を代表してチェロの松隈千代恵に大阪クラシックの聴き所をインタビューします。
演奏の模様はこの公演の聴き所と合わせて後日掲載します。




そして、またまた場所は変わって・・・チェロ首席奏者 近藤浩志の自宅でNHKラジオの収録が行われました。 なかなか見られない自宅でのラジオ収録現場の模様。 こんな感じでした。

インタビューを行っている方は、NHKの住田功一アナウンサーと斉藤弓子キャスターです。
住田アナウンサーの顔は、関西の方なら見たことあるんじゃないですか。 
“大阪クラシック”について、そして近藤のこれまでの音楽活動についてインタビューが行われました。

NHKアナウンサーによるインタビュー

インタビューに答える近藤の後ろのふすま、鶴ですか! 何か、高級な感じですね。

質問に答えるチェロ近藤

そして、番組の中で1曲生演奏を、という事で‘鶴’ならぬ、サンサーンスの‘白鳥’を弾いてくれました。 目の前での演奏は迫力があって‘鳥肌’もんでしたよ。  
こちらの番組は、NHK大阪放送局「関西ラジオワイド(月~金 16時5分~18時)」で本日29日にオンエアされてしまいました。 事後告知になったこと、お許しを・・・。

“白鳥”を弾くチェロ近藤

こんな感じで、テレビ、ラジオの収録は行われています。 また面白そうなネタがあれば披露しますね。

さーて、先ほどからも話題にしている通り、いよいよ9月4日から“大阪クラシック”が始まります。
チケットは既に25公演(5日 19時半 大阪市中央公会堂)、そして35公演(6日 19時半 ザ・シンフォニーホール)と 59公演(8日 19時半 ザ・シンフォニーホール)は補助席まで完売となっています。
また、18公演(5日 14時 ザ・フェニックスホール)、40公演(7日 14時 ザ・フェニックスホール)は完売間近となっています。
 
チケットのお求めは、明日からは大阪フィルチケットセンター(050-5810-0923)で受付け致します。 有料公演をお求めのお客さまは、急いでチケットをゲットしてください!

公演日まで、全83公演の聴き所などを順にレポートしていきます。 どうぞブログも参考にして頂いて、大阪クラシックを一緒に盛り上がりましょう

| 日常 | 23:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「チャイコフスキー・セレクション」第2弾、終了しました!

「チャイコフスキー・セレクション」の第2弾は26日の金曜日に行われました。
おかげさまでチケットは補助席まで売り切れ、大入り満員。
入場をお断りさせて頂いた方もたくさんいらっしゃいました。 この場を借りてお詫び申し上げます。

ザ・シンフォニーホールのサイン

下の写真は1曲目に演奏したミステリーピースの演奏風景。 大編成の曲ですね、皆さまはこの曲お分かりになられましたか? お分かりになられたらぜひ解答用紙を送り返してください。
それにしてもザ・シンフォニーホールは綺麗ですね。 昨年大阪フィルはここで49回演奏しました。 ここで演奏出来ることは本当に光栄な事です。

シンフォニーホール全景

ゲネプロはミステリーピース、交響曲第5番、そしてヴァイオリンコンチェルトの順で進みました。 
コンサートマスター長原幸太はいつにも増して突っ込み気味にパワー全開。 
本番では彼の弦が切れるハプニングがあったものの、スムーズにヴァイオリンの交換が行われ混乱なく演奏は続行していきました。   

 交響曲第5番のゲネプロの様子 
 チャイ5ゲネプロ

最高の聴かせどころ、シンフォニー2楽章のホルンソロを吹くホルントップ奏者の池田重一と打ち合わせをする監督。

監督とホルン池田

セカンドヴァイオリン首席奏者の佐久間聡一と打ち合わせをする監督。

監督と2ndヴァイオリン佐久間

ヴァイオリンソロは日本でも人気のボリス・ベルキン。 とにかく凄まじいまでの集中力、そして超絶技巧。

 ヴァイオリンを弾くベルキン ゲネプロより
  ボリス・ベルキン

2楽章では美しくも悲しい歌を静かにうたうような演奏が一転、3楽章に入ると高速テンポでヴァイオリンを奏でるベルキン。 そこはコンチェルトを指揮をする事にかけて定評のある監督の事、ベルキンの表情を見ながら指揮し、オーケストラをコントロールします。

 コンチェルト演奏風景 ゲネプロより
監督とボリス・ベルキン

本番で鳴りやまない拍手喝采に応えてのアンコールは、なんと2楽章の冒頭から途中まで・・・。 全く予測していなかったのでびっくりでした。
ゲネプロから既にベルキンも手応えを感じていたのでしょう。 ゲネプロ終了後、満面の笑みでコンマス長原と握手です。

ベルキンと握手するコンマス長原

満員御礼で迎えた「チャイコフスキー・セレクション」第2弾。 やはり演奏する側にとってもチケットが売り切れだとテンションが上がります。 
渾身の指揮で満員のお客様の期待に応えた監督は、いつもと変わらずサイン会でお客様とコミュニケーションを楽しんでいました。 

サイン会でお客様と話す監督

監督の次のスケジュールは、恒例となった「青少年のためのコンサート」。 今年のテーマは、大地への讃歌です。 NHKの収録も入るこのコンサート、青少年でなくともどなた様でもご入場頂けます。
こちらのコンサートはまだチケットに余裕がございます。 どうぞお越しください。

 『青少年のためのコンサート』 
 日 時:9月1日(木)18時半開演(17時45分開場) 
 会 場:NHK大阪ホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:石上真由子(ヴァイオリン)   
 曲 目:シベリウス/交響詩「フィンランディア」作品26
      グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」より第3曲“山道を行く”
       ラヴェル/ツィガーヌ
       ラヴェル/「ダフニスとクロエ」第2組曲
   ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」より第2楽章“小川のほとりの情景”から   
   ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」作品92     
 料 金:学生1000円、一般3000円
 ※学生券は小学生から25歳以下の大学生までの方が対象になります。
  当日学生証などの身分証をご持参ください。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

| 演奏会 | 23:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「チャイコフスキー・セレクションNo.2」 いよいよ明日です!

昨日のコンチェルトの練習が良い雰囲気だった事もあり、本日の練習は笑いからスタートです。 Mrベルキンは自分のヴァイオリンを見ながら何かを言っています。 それを見ている監督は笑顔・・・  いったい何を話しているのでしょうか。

談笑する監督とMrベルキン

練習が始まるとさっきまでの表情は一変。 真剣な表情の監督とMrベルキンです。

コンチェルト練習スタート!

コンチェルトの演奏風景。 Mrベルキンはやはり存在感というかオーラがありますね。

コンチェルト練習風景

ベルリンフィルやバイエルン放送響など世界の主要オーケストラと共演を重ね、日本でも数多くのファンを持っているMrベルキン。 難しいフレーズも表情を変えずにいとも容易く弾きこなします。 

ヴァイオリン独奏はMrベルキン

おまけにMrベルキン、熱いです! 3楽章終盤の決めのリズムでは監督と一緒に、ジャーン!。

二人揃ってジャーン!

コンチェルトの最後の音を弾き終わった瞬間です。 監督もまだ指揮棒をおろしていません。 チェロの近藤はまさに弾き終ったところという感じです。 Mrベルキンは監督を見ています。

コンチェルトのエンディング

ほとんど表情を変えない指揮者もいる中、大植監督の表情はクルクル変わります。 
この表情は監督が比較的よく見せる表情ですね。

指揮する監督

コンサートマスター長原幸太からMrベルキンのイメージを監督に代わって伝えます。
長原のTシャツの背中には‘百戦錬磨’の文字が。 数多くのステージで緊張感たっぷりの演奏を繰り返してきた彼らしい四字熟語ですね。

ソリストのイメージをオケに伝えるコンマス長原

練習はコンチェルトから5番のシンフォニーへ。
オーケストラからすると聴かせどころの多いこの曲。 中でも一番の見せ場は2楽章のホルンが奏でる美しいメロディでしょう。 今回1番を吹くのはトップ奏者池田重一。 彼の安定感は抜群です。 叙情的で甘美なメロディに浸ってください。

 2楽章のソロは一番の聴かせどころ

そして練習はミステリーピースへと進みました。 これがミステリーピースの演奏風景です。 大人数のパーカッションにハープまで・・・。 大きな編成の曲なんですね。
前回、終演後に「あの曲何なん?」と聞いて来られる方の多いこと。 いかにも関西ですよね。 でも知らないんですよ。 そうなんです、演奏者にも事務局にも曲名は知らされておりません。 楽譜もあえて表紙はわからなく作り変えられています。

 ミステリーピース演奏風景

その場で監督から全篇にわたる強弱記号が指定されました。 下の写真のチェロだけではなく、全員で楽譜に強弱記号を記入しています。 そして、通して演奏しましたが、やはりこの曲知りませんでした
皆さまはいかがでしょうか どうぞ会場でお楽しみ下さいね 

 強弱記号を書き込むチェロ近藤と上森さん
  
 『チャイコフスキーセレクションNo.2』 
 日 時:8月26日(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:ボリス・ベルキン(ヴァイオリン)   
 曲 目:チャイコフスキー/ミステリーピースⅡ
                /ヴァイオリン協奏曲第 ニ長調 作品35
                /交響曲第5番 ホ短調 作品64     
 料 金:補助席5000円(残りわずか) A席、B席、C席は売り切れ。
 ※当日券は17時半から販売致します。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

| お知らせ | 19:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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皆さん、大植監督が戻って来ましたよ!

大植監督は元気に大阪フィルハーモニー会館に現れました。
いよいよ「真夏の大植祭り第2弾!」のスタートです。 

「チャイコフスキー・セレクションNo.2」は補助席含めて完売間近! 監督はもちろん、オーケストラメンバーのモチベーションもやはり違います。 
元気いっぱい練習は始まりました。

まずチャイコフスキー交響曲第5番からです。 1楽章をざっと通してから監督の細かな指示が出ます。

指揮する監督

練習後半には早くも巨匠ボリス・ベルキンの登場です。
Mrベルキンが得意とするチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト。
彼からも監督に対してアイデアの提示がありました。

監督とMrベルキン

コンサートマスターは長原幸太。 アーティキュレーションや弾き方など、Mrベルキンからの意見を長原が基点となってみんなに伝えるケースも見受けられます。

コンチェルト演奏風景

監督とMrベルキンは欧州でも共演経験があります。 最初から良い雰囲気の二人。

監督とベルキン2

練習の最後にはコンマス長原とMrベルキンが談笑する姿も。 しっかり頼むよといったところでしょうか。

談笑する長原とMrベルキン

久しぶりに大植監督の指揮する姿に触れ、やはり安心出来るんですよね。
今回のコンサート、確信に満ちた‘大植英次のチャイコフスキー’をお届けします。
名演の予感! ぜひともライブでお聴き下さい。

指揮する監督2

充実した練習が出来たからでしょうか、Mrベルキンはご機嫌です。
コンチェルトの練習を終えて、Mrベルキンと監督は肩を組んで出て行きました。

肩を組む監督とMrベルキン

 『チャイコフスキーセレクションNo.2』 
 日 時:8月26日(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:ボリス・ベルキン(ヴァイオリン)   
 曲 目:チャイコフスキー/ミステリーピースⅡ
                /ヴァイオリン協奏曲第 ニ長調 作品35
                /交響曲第5番 ホ短調 作品64     
 料 金:補助席5000円(残りわずか) A席、B席、C席は売り切れ。
 ※前売り段階でチケットが完売した場合は当日券は販売しません。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

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オーケストラは鳴門、小豆島を回ります!

オーケストラは今日と明日、「クロネコファミリーコンサート」で鳴門、小豆島を回ります。

この公演のマエストロは飯森範親さん。 最近振ってもらう機会がとっても多いですね。
マエストロとは今月4日の大阪新音フロイデ合唱団主催のモーツァルト「レクイエム」以来となります。  昨日、この公演の練習が行われました。

名曲プログラムが並ぶコンサート。 鳴門公演ではモーツァルトの“40番シンフォニー”の1楽章や“フィガロの結婚”序曲、他を演奏しますが、マエストロからモーツァルトに関して「今回はホールの響きを考えてノンビブラートではなく、いつも通りの弾き方でロマンチックなモーツアルトを表現します」と話がありました。
ホールの響きを考慮して奏法を変える。 マエストロの特別なこだわりから練習は始まりました。

指揮するマエストロ

コンサートマスターは長原幸太。 躍動感溢れるマエストロの指揮と、コンマス長原のダイナミックなアクション。 とてもナイスなコンビで、普段なかなかお目にかかれない鳴門と小豆島の皆さまの元にうかがいます。 

 コンサートマスターは長原幸太   2ndヴァイオリンのトップは田中美奈
モーツァルト40番 練習風景

このコンサートは一般非公開のため、チケットの発売はございません。
今回のコンサートを楽しみにされている皆さま! 大阪フィルサウンドをお楽しみ下さい。 


そして・・・
この「クロネコファミリーコンサート」が終了したら、翌日24日から「チャイコフスキー・セレクション」の練習が始まります。 大植監督は昨日、無事に来日しました。
ここにきて暑さも少しはおさまり過ごしやすい気温になっていますが、 「真夏の大植祭り第2弾」 はこれからが本番です。  「大阪クラシック」最終日までのあいだ、監督と一緒に盛り上がっていきましょう! 

「チャイコフスキー・セレクションNo.1」より
2011-07-20チャイコ① 007
(C)飯島隆

「チャイコフスキー・セレクションNo.2」のチケットは好評に付き、急きょ補助席を開放致しました。 今ならまだ間に合います。 お急ぎ下さい 

 『チャイコフスキーセレクションNo.2』 
 日 時:8月26日(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:ボリス・ベルキン(ヴァイオリン)   
 曲 目:チャイコフスキー/ミステリーピースⅡ
             /ヴァイオリン協奏曲第 ニ長調 作品35
             /交響曲第5番 ホ短調 作品64     
 料 金:補助席5000円   A席、B席、C席は売り切れ
 ※前売り段階でチケットが完売した場合は当日券は販売しません。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

| お知らせ | 12:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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お急ぎ下さい! 大植監督のチャイコフスキー、まもなく完売です!

『チャイコフスキー・セレクションNo.2』 の開催が近づいています。

大植監督がファイナルシーズンのシリーズ企画として選んだチャイコフスキー。
セレクション第2弾として演奏するのが、人気の“交響曲第5番”と“ヴァイオリン協奏曲”、そして“ミステリーピース”として演奏する謎の小品の3曲です。

チケットはまもなく完売します。 迷われている皆さま、チケットが売り切れれば当日券は販売いたしません。
急いでチケットをゲットしてください

 チャイコフスキー・セレクションNo.1より
2011-07-20チャイコ① 010
 (C)飯島隆

昨年公開された映画「オーケストラ」の中で使用されたチャイコフスキー“ヴァイオリン協奏曲”。 ラストの12分間で使われたこの曲は、全ての人に感動を与えました。
ソリストを務めるボリス・ベルキンは日本でも人気の実力派ヴァイオリニストだけに、映画のラストシーンを超える感動が得られることは間違いありませんよ。  保障します

今回メインの“交響曲第5番”は“悲愴”と並ぶ人気の曲。
1楽章冒頭のクラリネットが奏でる暗く重たいテーマが楽章を追うごとに変化していき、エンディングでは金管楽器が高らかに響き渡り全曲を締めくくる壮大なシンフォニーです。
チャイコフスキーらしい叙情的で甘美の調べも随所に見られ、2楽章のホルンが奏でる美しいメロディは聴きどころのひとつです。

そして、今回もやりますよ!“ミステリーピース”。
前回の“ミステリーピース”は、歌劇「オプリチニク」から4幕‘ダンス’でした。
正解は22人の方です。 豪華賞品?を獲得出来るのは3回全て当てた方ですので、権利は22人の方にしかありません  それでは楽しくないので、今回の“ミステリーピース”を当てられた方にも景品を差し上げます(ささやかですが)
解答用紙は前回同様、ホール入り口で配布いたします。 
今回の“ミステリーピース”ご存知ですか

 1回目の“ミステリーピース”の答えを発表する大植監督  
 2回目も難しいですよ!
  
チャイコフスキーを代表する人気のプログラムを大植監督がどのように振るのか、楽しみは尽きません!
ぜひライブでお聴き下さい。
繰り返しになりますが、チケットは本当に残りわずかです。 お急ぎ下さい!

 『チャイコフスキーセレクションNo.2』 
 日 時:8月26日(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:ボリス・ベルキン(ヴァイオリン)   
 曲 目:チャイコフスキー/ミステリーピースⅡ
             /ヴァイオリン協奏曲第 ニ長調 作品35
             /交響曲第5番 ホ短調 作品64     
 料 金:A席5000円(残りわずか) B席、C席は売り切れ
 ※前売り段階でチケットが完売した場合は当日券は販売しません。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

| お知らせ | 15:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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お盆休みはゆっくりされましたか?

お盆休み、皆さまはいかがお過ごしだったでしょうか?

大阪フィル事務局も8月12日~16日まで夏休みを頂戴しておりました。
期間中、チケットセンターも休んでいましたので、何かと不便をお掛けしたかもしれません。 気分転換も出来スタッフ一同、一層頑張って参りますのでよろしくお願いします。

ブログも束の間のお休みを頂きました。
そして、夏季休暇に入った12日、大阪フィル公式ツイッターのフォロワーの数が1000人を超えました
今年の3月30日に始めたツイッター、当初は運用方法も定まっておらず、どなた様もフォローせずに手探りでのスタートだったのですが、情報伝達ツールとしては一定の成果を挙げる事が出来たと思います。
ただ、至らない点も多く、コミュニケーションツールとしては些か一方的な点も有ったとも思っています。
これからも工夫しながら大阪フィルの新しい情報をお届けいたします。

「チャイコフスキー・セレクションNo.1」より
フォロワー1000件超えに拍手!
 (C)飯島隆

実は今ツイッターで、3月31日の大植監督ファイナルコンサートで監督に何を指揮して欲しいですか?という投げかけをしています。 皆さまから色々な声を頂いていますよ。
今のところいちばん多い回答は、マーラーの9番!
そのほかでは、マーラーの復活、ブルックナーの5番、9番、R.シュトラウスもの、バーンスタイン1番、3番のシンフォニーやミュージカルオムニバスの演奏会形式、ワーグナーの演奏会形式、ショスタコーヴィチものなどなど・・・。
皆さまの声を監督にも届け相談しながら、監督として最後のコンサートの曲目を決めたいと考えています。
こちらのほうは引き続き大阪フィル公式ツイッターで受け付けております。 
アカウントは「Osaka_phil」 、ツィートの最後に「#osaka_phil」を付けていただくとより有り難いです。

2010年大阪クラシック最終公演から
リクエストをお聞かせ下さい!
 (C)飯島隆 

そろそろオーケストラのメンバーは大阪クラシックに向けた練習が始まっています。
今後のブログの予定としましては、大阪クラシックの聴き所を練習風景も交えながらお届け出来ればと考えています。 
もちろん26日のチャイコフスキー・セレクションから始まる‘真夏の大植祭り第2弾!’の模様はいつもにも増して練習段階から詳細に報告します。
そして「大阪クラシック」は、市役所で行った「被災地支援コンサート」のように、全演奏会の模様を漏れなくお届けしたいなーと思っていますが、さてどうなりますか

これからも大阪フィルをよろしくお願いいたします

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大阪フィルの間(#445ver.)

「奏者に突撃インタビュー企画」今回は第445回定期演奏会のプログラムでご紹介したセカンド・ヴァイオリンのこの2人です♪

♪キュートなママさんヴァイオリニスト、セカンドヴァイオリンの近藤 緑(こんどう みどり)です↓
兵庫県西宮市に生まれの近藤は、幼少の頃からピアノを習い始めるもののあまり好きになれずにいました。そんな時、ベートーヴェンのロマンスを聴く機会があり、ヴァイオリンの音色があまりに美しく、聴いた瞬間に“これやっ!”と思い、親を説得した末、中学校1年生よりヴァイオリンを習い始めたそうです。そのままヴァイオリンにのめり込み、京都市立堀川高等学校音楽科、相愛女子(現・相愛)大学器楽科を卒業し、大阪フィルへ入団しました。大阪フィル暦37年の大ベテランです
   近藤緑

長い大阪フィル暦の中でも忘れられない経験はやはり、35年前に行ったヨーロッパ公演で、ブルックナーのお墓参りと、聖フローリアン教会で演奏した交響曲第7番の楽章間で鳴り響いたあの鐘の音とのこと。・・・そして同じヨーロッパ公演中の演奏会終了後、楽屋に忘れ物をしてしまい、走って取りに戻っていると、すれ違った朝比奈先生から「どうしたんだ?」と呼び止められました。近藤は急いでいた焦りから「忘れ物したんですっ!バス止めといてください!Bバスです!!」と言い捨てて走りました。朝比奈先生はちゃんとBバスを止めて待っていてくださったそうです。(近藤さん、大物です・・・)そんな近藤は朝比奈先生と自宅が近く、近所にある阪急オアシスというスーパーでよくお会いしたそうです。
大の映画好きの近藤、お勧めの映画は「カサブランカ」と「最後の忠臣蔵」。時代劇や歴史物を好む暦女です♪(歴史関係のクイズも得意とのこと)娘さんと2人でケミストリーの大ファンで、チケットが取れさえすれば広島や九州までライブに行くそうです。趣味はパッチワークというかわいい近藤でした♪

♪情熱的でちょっとシャイなヴァイオリニスト、セカンドヴァイオリン・トップ奏者の佐久間聡一(さくま そういち)です↓
山形県生まれのB型おとめ座、いつもセカンドヴァイオリンの1プルト目に座っている、長い顔がトレードマークの佐久間は、幼少の頃からヴァイオリンを習い始め、高校までは普通科、桐朋学園大学へ進学。桐朋学園オーケストラのコンサートマスター、新日本フィルハーモニー契約団員を務めたのち、2008年、大阪フィルハーモニー交響楽団に2ndヴァイオリントップ奏者として入団しました。
大阪フィルに入団してからのハプニングをきいてみると・・・「よくあたるのに牡蠣が大好きで、本番前日に大あたりが来てしまい、ストッパ(下痢止め)と紙おむつで本番を乗り切りきったこと。「パリのアメリカ人」には2ndヴァイオリンのソロがあって、“よっしゃー”と思って弾いたら、コンマスの長原くんが本番だけ僕のソロを一緒に弾いて、彼の音ばかり聴こえていたこと。指揮者のオリヴァー・ナッセンのスラックスが、練習中に目の前で破れたことです。」
カメラを向けるとご覧のようにキメ顔・・・
    キメ顔佐久間
マイブームをきくと、「珍しい作曲家の曲を聴くことです。まだまだ知らない曲が無限とあります。最近のお気に入りはアレンスキーの曲と、シベリウスのソナチネです。12月に聴きに行ったドイツ・カンマーフィルの演奏に刺激され、演奏スタイルを少し変えてみました。気付いてくれたかしら?その時のコンサートマスターのダニエル・ツェペックが前々から好きで、日本でも有名になりつつあるので、是非、僕と併せて注目してください。」
そして、休日の過ごし方は・・・?
「妻と娘に叱られながらゴロゴロします。家事のお手伝いをしても「しない方がはかどる。」とあしらわれます。以前インターネットのオークションサイトで、ヴァイオリンの名器カルロ・ベルゴンツィが3万円で出品されていたことがあるので、ストラディバリウスが誤って1万円で出品されていないかチェックしています。」
と非常にユーモアのセンスがあります…?

大阪クラシックや演奏会へお越しの際には、個性溢れるセカンド・ヴァイオリン・パートにご注目してみてください♪

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