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いよいよチャイコフスキー・セレクション最終回です!

先ごろ、大植監督は日本に戻って参りました。
久し振りに会う監督はとても元気な様子。 やはり監督の顔を見るとこちらもスイッチが入りますね   
さっそく月曜日からチャイコフスキーセレクションの練習が始まります。 
シリーズも3回目にしていよいよラスト。 そうです、待ちに待った“悲愴”の登場です!

チャイコフスキー・セレクションNo.1より  シリーズも最終回です。
 (C)飯島隆

監督から皆さまへメッセージです。
「今までとは違う“悲愴”をお聴き頂きたいと思います!」

この発言の根拠、それは4楽章のテンポ表示に関係があります。 
楽譜に記載のあるアダージョ・ラメントーソ(Adagio Lamentoso)の表記、実はチャイコフスキー自身が書いたものでは無く彼の死後この曲を再演した際、指揮者ナプラヴニークが書き換えたもので、本当はアンダンテ・ラメントーソ(Andante Lamentoso)だったという事が1980年代以降の直筆譜の研究で判明しておりました。 しかし、慣例に従ってアダージョで演奏される事がほとんどだったのですが、今回監督はアンダンテで演奏するというのです。
これは監督独自の研究結果に基づき判断されました。 アダージョ(ゆるやかに)とアンダンテ(歩くような速さで)では全然テンポが違います。 発想記号Lamentoso(悲しげに)で演奏するうえでは ‘深い悲しみ’ と ‘ちょっとした感傷’ ぐらいに違うと言えるのでしょうか。 
監督の解釈はアンダンテ。 あまりにも聴きなれた“悲愴”ですが、監督の解釈に基づく演奏はさて、どんな風にお客さまに受け止められますか? 乞うご期待!ですね。
どうかライブでお楽しみください

チャイコフスキー・セレクションNo.1より   聴いた事のない“悲愴をお届けしますよ!”
 (C)飯島隆

今回のコンチェルトはチェロの名曲“ロココの主題による変奏曲”。 2007年チャイコフスキーコンクールの覇者セルゲイ・アントノフでこの曲が聴けるのはラッキーだと思います。 この曲、ご存知のようにチャイコフスキーコンクールの課題曲。 最高のソリストによる“ロココ”をシリーズ最後に披露いたします。
おまけにセルゲイ・アントノフは今回この演奏会のためだけの来日です。 
コンチェルト指揮者としても大変定評のある大植監督と大阪フィルとの夢の共演。
これを聴かない手は無いんじゃないですか

チェロはセルゲイ・アントノフ

シリーズ最終回と云う事は、“ミステリーピース”も最後ですよ。

ここまでの2回を振りかえってみましょう。
1回目は歌劇「オプリチニク」より第4幕‘ダンス’が正解でした。

正解者は22名でした。

 歌劇「オプリチニク」第4幕‘ダンス’です!
 
2回目は‘法律学校行進曲’が正解。

正解者は32名と少し多め。 2回連続正解者は16名になりました。

 法律学校行進曲でした!
 
しかし正解者の皆さま、凄いですね  一体どうして勉強されているのでしょうか?

現在16名の方が連続正解です。 3回連続正解の方には監督から素敵なプレゼントがあります。
そして、1回目、2回目、3回目のみ正解の方にも景品を差し上げます!
このあたりの発表方法も監督と相談中でございます。 今しばらくお待ちください。

昨年のブラームスセレクションの最終回、交響曲第4番を演奏した後、奏者を帰してブラームスの交響曲の謎解きをした事を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回のチャイコフスキーセレクション、果たして監督は何かサプライズを考えているのでしょうか? “悲愴”4楽章の発想記号の事やミステリーピースの事も、監督の口から直接メッセージを聞きたいと思われているファンの方も多いと思います。

いろんな事に期待が集まるチャイコフスキーセレクションNo.3。
前回の演奏会は、補助席も含めて大入り満員でした。 わずかな当日券が売り切れた後、キャンセル待ちで並ばれていたのお客さまに対しお帰り願うという非常にツライ思いを致しました。
どうかチケットは早めに確保して下さいませ。
会場でお待ちしています

 『チャイコフスキーセレクションNo.3』 
 日 時:11月2日(水)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:セルゲイ・アントノフ(チェロ)   
 曲 目:チャイコフスキー/ミステリーピースⅢ
                /ロココの主題による変奏曲 イ長調 作品33
                /交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 作品74     
 料 金:A席5000円、B席4000円、C席3000円
 ※当日券は17時半から販売致します。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

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| お知らせ | 23:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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日経新聞ご愛読者の為のコンサート

昨日は「日経ご愛読者キャンペーン2011・大阪フィルハーモニー交響楽団コンサート」が行われました。 お招き頂きました大阪府合同日経会、並びに日本経済新聞社販売局の関係者の皆さま、有難うございました。
またご来場頂きましたお客様には私たちからも御礼申し上げます。 

「愛の妙薬」の練習、本番とピットで演奏する機会が続いていたので、ザ・シンフォニーホールで見るオーケストラの姿がとても新鮮です。

ベートーヴェン7番演奏風景

マエストロは山下一史さん。 これまでに幾度となく振って頂いています。
今回のプログラム、前半に色々と名曲を集め後半は人気のベートーヴェン“交響曲第7番”をたっぷりと聴いてもらおうというスペシャルなもの。 マエストロには司会進行もして頂きました。 マイクとタクト、どちらも上手なマエストロです。

指揮は山下一史さん

ベートーヴェン“交響曲第7番”の木管セクションです。 カーテンコールでもマエストロに一番に指名を受けて全員でお客様の拍手を頂きました。 ティンパニーは中村拓美。

本日の木管セクション+ティンパニー

ベートーヴェン7番はマエストロらしい熱い指揮でしたし、オーケストラもしっかり反応していたのではなかったでしょうか。 メンバーの表情が喜びに溢れていたように見えたのは、狭いピットに入って外の景色が見えない状態からの解放感みたいなものがあったのかもしれませんね。 それほどホールでシンフォニーを演奏するのと、ピットでオペラを演奏するのは全く違うものなのですね。  
私たちはもっとオペラにも慣れていく必要があると思います。 皆さま、オペラのお仕事お待ちしています  
 
熱いマエストロ!

今日のお客様は入場料が特別料金ということもあり、1700席キャパのザ・シンフォニーホールに2400人以上の申し込みがあり、抽選で選ばれた人たちだったそうです。 客席は満席。 そしてお客様はクラシックを良くご存知の皆さまでした。 シンフォニーの楽章間での拍手はなし、演奏終了後の拍手もフライングなし  
でも、大阪フィルの普段のお客さまとは少し違うような・・・。 
マエストロのスケールの大きなベートーヴェン、気にいって頂けたと思います。
マエストロは自身の経験から日経新聞の素晴らしさ、紙媒体としての新聞の役割をコメントされた後、アンコールの“ピツィカート・ポルカ”に移り、大盛況のうちに終演となりました。
ご来場のお客様、これからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます

ご来場、有難うございました!

| 演奏会 | 03:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「愛の妙薬」初日終了!特別にオペラの内容をお見せします!

『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室「愛の妙薬」』初日のステージが終了しました。

会場となったアルカイックホールの大ホールは高校生でいっぱい。
皆さんオーケストラピットが珍しいと見えて、次々にピットの中を覗き込んでいます。

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高校生と一緒にピットの中を覗き込むと、オーケストラが練習していました。

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バックステージにはドゥルカマーラの登場シーンで使われる飛行機が出番を待っています。

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そうこうしているうちに開演時間の14時になりました。
歌劇「愛の妙薬」の始まりです

今回は特別に「愛の妙薬」ゲネプロの様子を、写真でポイントだけ紹介します。
観てないのに観た気にさせる特別企画です!
但し、オペラは音楽とセットになって成立する芸術。 興味が沸いたらアルカイックホールへGO

「トリスタンとイゾルデ」の話を村人に読んで聞かせるアディーナ(臼木あい)さん。
トリスタンが魔法使いにもらった愛の妙薬を使ってイゾルデを射止めた話を引き合いに出し、「そんな妙薬があったらいいね」とはしゃいでいます。

 ゲネプロより
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兵士を連れた軍曹のベルコーレ(成田博之さん)が登場し、アディーナに求婚します。
アディーナに憧れていたネモリーノ(小原啓楼さん)や村人を巻き込んで騒動に発展。

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ベルコーレの求愛は些か強引。 兵士たちはわざとらしく立ち回ります。
アディーナの隣で降参!とばかりに両手を上げているのがアディーナの友達ジャンネッタ(九嶋香奈枝さん)。

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高らかに鳴り響くラッパの音と共に飛行機で登場するのはインチキ薬売りのドゥルカマーラ(鹿野由之さん)。 二人の助手を連れだって歌いながらド派手な登場に村人はびっくり。

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ドゥルカマーラはニセモノの薬の効能を早口でまくし立てて、村人を信用させます。 有名な「お聴きあれ、村の衆」は見事です! みんな騙されてニセモノの薬を手にしています。

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評判を聞きつけたネモリーノがドゥルカマーラに「トリスタンがイゾルデを射止めた惚れ薬」を求めてやってきます。 薬でアディーナの気持ちを引き付けようというのです。  ネモリーノの感謝の言葉と、相手の愚かさに呆れるドゥルカマーラの言葉がひとつの歌に纏まって、これまたお見事でございます。

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薬の効果が表れるには時間が足りない。 もう1本飲めば直ぐにでも効くけど、お金がないと嘆いているネモリーノに恋敵の軍曹ベルコーレが「どうした、元気が無いじゃないか」と絡みます。

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「金が欲しいなら軍隊に入れば契約金がもらえる」軍隊入りをそそのかすベルコーレ。 結果的にどうしてもアディーナの気持ちを引き付けたいのでネモリーノは軍隊入りをOKしてしまいます。 
 
お金で惚れ薬をもう1本手にしたネモリーノはすぐさま飲んでしまいます。 実はこのニセ薬、安物のボルドーワイン。 すっかり薬が効いた気になって気持ちが大きくなったのは、ワインに酔っただけ。
 
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ここから2幕です。
ネモリーノの伯父さんが亡くなって、遺産が転がりこみ大金持ちになった事をいち早く知ったジャンネッタ。 したたかにもネモリーノに言い寄ろうと思っています。 この事はヒミツよと歌います。

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偶然が重なっただけですが、薬の効果を実感しているネモリーノ。 それを見てもう一儲けを企むドゥルカマーラ。 2階席から見たこのシーン、オーケストラは頑張っています。

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一発逆転、玉の輿を夢見て村の女性たちがネモリーノに言い寄るシーン。
カラフルで上手くシンメトリーにきまっています。 新国立劇場合唱団の歌のレベルは当然高いですが、芝居や動きも見事です。 すべての決めポーズが絵になります。

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ネモリーノが急にモテ出したのが不思議だったのアディーナでしたが、その原因が「イゾルデ姫の惚れ薬」だった事をドゥルカマーラから聞かされ、君も飲まないかと勧められます。 しかしワタシにはこの笑顔があるから大丈夫と断ります。

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全曲通して最大の見せ場、ネモリーノが高らかに歌い上げる「人知れぬ涙」。 オーケストラのハープが分散和音で、弦楽器がピツィカートで、ファゴットの叙情的なメロディーがテナーのソロを支えます。

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ネモリーノの自分への気持ちの深さを知ったアディーナは結婚する事を合意します。

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アディーナがネモリーノと出来てしまった事を知ったベルコーレは、「女はいくらでもいるさ」とすんなり引き下がります。 強気な軍曹ベルコーレですが、ドゥルカマーラの勧めるニセモノの惚れ薬が気になるようで陰でこっそり買っていました。

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ドゥルカマーラは薬の効き目を自慢し、すべての村人にニセ薬を売ってしまいます。 事実を知らない村人は飛行機から垂らされたハシゴにのって逃げるつもりのドゥルカマーラを拍手ではやし立てます。

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最後まで騙されたと思っていない村人は、拍手喝采でドゥルカマーラをヒーローのように見送り、全編の幕となります。

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新国立劇場合唱団の合唱指揮三沢洋史さんを呼び込んでのカーテンコールです。

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ソリスト5名のカーテンコールの風景です。 本番ではもちろん、マエストロ石坂宏のカーテンコールもあります。 マエストロは、オーケストラのメンバーを労い、カーテンコールは続きます。

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こんな流れで、本番のステージは進んでいきます。

とにかくカラフルで楽しいステージ、それでいてクオリティはメチャクチャ高いオペラです。

高校生のための公演なので高校生が多いのは当然ですが、席が余っているので一般の入場も可能となりました。 12時から当日券を販売します。 ぜひご覧になってください。  おススメいたします

 『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 「愛の妙薬」』
 
 日 時:10月28日(金)13時開演 
 会 場:尼崎市総合文化センター アルカイックホール
 指 揮:石坂 宏
 演 出:チェザーレ・リエヴィ
キャスト:【アディーナ】   臼木あい
     【ネモリーノ】   小原啓楼
     【ベルコーレ】   成田博之
     【ドゥルカマーラ】 鹿野由之 
     【ジャンネッタ】  九嶋香奈枝
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 合 唱:新国立劇場合唱団 
 曲 目:ドニゼッティ「愛の妙薬」
 料 金:高校生以下:2100円、一般大人:4200円 

 ※当日券は各公演開演の1時間前より発売開始
 ※お一人様1枚の販売となります。
 ※高校生以下は学生証の提示が必要となります。
 ※お支払いは現金のみのお取り扱いです。
 ※高校生の鑑賞マナーは各学校で指導しますが、多少話し声などが聞こえる可能性もございます。ご了承下さい。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。 
 ※事前予約は出来かねますので、ご了承下さい。
 ※高校生以下のチケットは、代理の方への販売は致しません。(本人のみ)

 <お問い合わせ>
 アルカイックホール 事業担当 
 TEL:06-6487-0910


| 演奏会 | 14:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「愛の妙薬」本日本番です! 前日ゲネプロ、レポートします。

『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室「愛の妙薬」』のゲネラルプローべが、一部の一般の方に公開する形で行われました。
私たちにとって久しぶりの本格的なオペラ。 オーケストラはピットに入って演奏いたします。
ピットで演奏しているところをお見せいたします。 こんな感じです
予想通り、少し狭いですね(笑) 
本番中の照明が暗転しても譜面が見えるようにそれぞれに電気が取り付けてあります。

初めは音の響き方や周囲との位置関係など、感覚が掴めなかったメンバーも少しずつ慣れてきたようで、マエストロ石坂宏さんの指揮の下、しっかりホールに音が響いていました。

ピットで演奏する大阪フィル

オーケストラピットを覗き込むと上のような状況ですが、2階席から本番中のステージを観るとオーケストラはこんな感じに見えます。
一番の見せ場、ネモリーノ役の小原啓楼さんが「人知れぬ涙」を歌うシーンです。

 写真はゲネプロから
2階席から見たステージの様子

それが1階席だとマエストロの上半身だけが見えて、こんな感じです。

1階席ではこんな感じに見えます

オーケストラはピットの中で演奏しますが、一人だけピットから離れて部隊の袖で演奏する者がいます。 インチキ薬売りドゥルカマーラが村にやってくるところで高らかに鳴り響くラッパを担当する、トランペット橋爪伴之です。
 孤独との闘いですね(笑) カメラを向けるとこの表情です

トランペットバンダ、橋爪伴之

今回の「愛の妙薬」、とにかくカラフルです。 衣装はチェックです
本番の衣装で最初の朗読シーンのアディーナ役臼木あいさんとネモリーノ役小原啓楼さんです。
本当に素晴らしい声、最初からブラヴォーです

 写真はゲネプロより
ネモリーノとアディーナ

ゲネプロが終わり衣装を脱いでの練習中の臼木あいさんと小原啓楼さんです。

小原啓楼さんと臼木あいさん

ドゥルカマーラ役鹿野由之さんがド派手に飛行機で登場し、村人にニセモノの薬を売りつけるシーン。 このシーンは本当に見事です。 さすが日本を代表するバス歌手、余裕で歌う「お聴きあれ、村の衆」、ぜひ聴いてください! 

 写真はゲネプロより
ドゥルカマーラ役は鹿野由之さん

衣装を脱いだ鹿野由之さんと色男の軍曹ベルコーレ役成田博之さんです。
成田さんが本番の衣装を着たのが下の写真です。

成田博之さんと鹿野由之さん

ベルコーレがアディーナに求愛するシーン。 それを見つめるネモリーノ。
ソリストはもちろんですが、新国立劇場合唱団のメンバーも凄いです!
皆さんの表情、役に成りきってますね。 そして歌いだすとスゴイ迫力です!

 写真はゲネプロより
アディーナ、ネモリーノそしてベルコーレ

最後にもう一度、主役のアディーナ役臼木あいさんとネモリーノ役小原啓楼さんの二人のシーンを見ていただき、二人が本番でどう変わるかチェックしてください。

小原啓楼さんと臼木あいさん

さ、いよいよ本番です。 マエストロ、そしてオケのメンバー、頑張ってください!

マエストロと大阪フィル

このオペラ、本日14時からと28日13時からの2ステージ行います。
高校生のための鑑賞オペラですが、若干の残席が出たため、当日券として販売致します。
当日券は開演の1時間前から。 と言う事は、本日の公演は13時から販売します。
28日の公演は12時から。

シンフォニーオーケストラとしてではなく、歌劇場管弦楽団 としての大阪フィルサウンドをお聴き下さい。 そしてなによりも圧倒的な‘声’をご堪能下さい。

底抜けに楽しいオペラ、ぜひともライブでお聴きください

 『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 「愛の妙薬」』
 
 日 時:10月26日(水)14時開演
        28日(金)13時開演 
 会 場:尼崎市総合文化センター アルカイックホール
 指 揮:石坂 宏
 演 出:チェザーレ・リエヴィ
キャスト:【アディーナ】   臼木あい
     【ネモリーノ】   小原啓楼
     【ベルコーレ】   成田博之
     【ドゥルカマーラ】 鹿野由之 
     【ジャンネッタ】  九嶋香奈枝
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 合 唱:新国立劇場合唱団 
 曲 目:ドニゼッティ「愛の妙薬」
 料 金:高校生以下:2100円、一般大人:4200円 

 ※当日券は各公演開演の1時間前より発売開始
 ※お一人様1枚の販売となります。
 ※高校生以下は学生証の提示が必要となります。
 ※お支払いは現金のみのお取り扱いです。
 ※高校生の鑑賞マナーは各学校で指導しますが、多少話し声などが聞こえる可能性もございます。ご了承下さい。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。 
 ※事前予約は出来かねますので、ご了承下さい。
 ※高校生以下のチケットは、代理の方への販売は致しません。(本人のみ)

 <お問い合わせ>
 アルカイックホール 事業担当 
 TEL:06-6487-0910


 会場はアルカイックホールです!


| お知らせ | 11:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「愛の妙薬」 歌合せです。

『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室「愛の妙薬」』の歌合せが始まりました。

場所はアルカイックホールのリハーサル室。
この公演のマエストロは石坂宏さん、オペラ「愛の妙薬」の全てを知り尽くしておられます。 
オーケストラだけの練習を経て、この日初めてソリスト、合唱団と合わせます。

 指揮は石坂宏さん

オーケストラの後ろにソリスト5人が座り、その後ろに合唱団のメンバーが2列になって座ります。 合唱は新国立劇場合唱団。 もうそれはメチャクチャ上手いのですが、宗教曲のように直立不動で歌うのではなく、少し動きも交えながら皆が楽しんで歌っています。 そりゃそうです、彼らも本番の舞台では衣装を着て役を演じながら歌うのですから。

 オーケストラの後ろにはコーラス

ソリストを紹介します。 裕福で気まぐれな農場主の娘。 多少高ピーなところもあるが優しい心を持っているヒロイン アディーナ役の臼木あいさん。 2003年、日本音楽コンクールを若干22歳で優勝後も、目覚しい活躍を続ける日本を代表するソプラノです。 劇中、くるくる変わる表情と、圧倒的な歌声、存在感抜群です。

 アディーナ役の臼木あいさん

純朴で少し間の抜けた若い農夫。 アディーナに恋しているが、自分に自信を持てないでいる。 魔法の惚れ薬のおかげで?気が大きくなって積極的な行動に出るが、実は安物のボルドーワインに酔っているだけの主役、ネモリーノ役の小原啓楼さん。 東京芸大では博士号まで取得。 脱サラで芸代を受験し、27歳で合格を果たした努力家。 その後の活躍も目覚しい、現在最も活躍するテノールの一人。 大阪フィルとは神戸で「第9」やりましたね。

 ネモリーノ役の小原啓楼さん

色男の守備隊軍曹。 アディーナを見初めて求婚するベルコーレ役のバリトン成田博之さん。 佐渡裕指揮の「カルメン」では闘牛士エスカミーリョを歌ったかと思えば、オペラ歌手4人で結成する「The JADE」のメンバーとしてJポップスを歌ったり、大人気の実力派バリトン歌手。 大阪フィルとは2005年の定期演奏会で、演奏会形式の歌劇「トスカ」のアンジェロッティを演じ、神戸の“第9”を歌うなど共演実績も多い方です。

 ベルコーレ役の成田博之さん

インチキ薬売り。 ただの安いボルドーワインを惚れ薬と偽ってネモリーノに高く売りつける役、ドゥルカマーラ役のバス鹿野由之さん。 日本を代表するバス歌手。 NHKのニューイヤー・オペラコンサートをはじめバス歌手が登場するメディアに出演するほか、新国立劇場制作のオペラに頻繁に登場。 来年1月の“ラ・ボエーム”に出演が決まっています。 1幕2場の村の衆に向かって薬の効能を述べる‘お聴きあれ、村の衆’はスゴイです。 歌舞伎十八番の‘外郎売’を彷彿させる早口言葉の見事なこと! これは1幕最大の聴き所ですよ。

 ドゥルカマーラ役の鹿野由之さん

アディーナの友人ジャンネッタ役は、九嶋香奈枝さん。 今回のキャストの中で唯一初演のステージで同じジャンネッタを演じています。 東京芸大から新国立劇場オペラ研修所4期生として、これからどんどん活躍の場が広がる実力派若手ソプラノです。 ご覧のようにショートヘアーでボーイッシュな雰囲気から想像できない見事なソプラノボイス。 村の娘と一緒に金持ちになったネモリーノを急に優しくし、アディーナを嫉妬させるしたたかな部分もある役です。 

 ジャンネッタ役の九嶋香奈枝さん

多くの専門的なスタッフに支えられえいるという点においても、通常のコンサートとオペラは違います。 下の写真は今回の技術スタッフの一部の方たちです。 皆さん真剣な表情で練習を聴いています。
 
左から副指揮者、合唱指揮者、プロンプター、練習ピアニスト。
 「愛の妙薬」技術スタッフの皆さま

アディーナ役の臼木あいさんとネモリーノ役の小原啓楼さんの絡みです。
お二方とも役になりきっています。

 アディーナとネモリーノ

ソリストとコーラスが一緒に歌う場面です。 写真からも大声量の合唱が聞こえてくるようです。 皆さん、表情が色々で、とても興味深いですね。

 ソリストとコーラス

もう少しカメラを引いていくと、コーラスとオーケストラの合奏シーンです。
オーケストラの楽器の音が負けるほどのコーラスの声量!
舞台上にもうひとつのオーケストラがあるようです。 声は楽器とは、本当ですね。

 ソリストとコーラス

最後にアディーナ役の臼木あいさんのなりきりショットです。
凄い迫力! この声、ぜひ聴きにいらして下さい。

 アディーナ役の臼木あいさん

久しぶりの本格オペラを演奏する私たちに、マエストロから的確な指示が飛びます。
譜面だけ見ていては絶対判らないのがオペラですね。
歌が入ってようやくイメージ出来ました。
実際にピットに入り、ホールで響きを確かめてはじめて、指示されたアーティキュレーションが理解できるのだと思われます。 ゲネラルプローベ、楽しみです!

 マエストロとオーケストラ

オーケストラにも色々と聴かせどころがあります。 
1幕2場、インチキ薬売りドゥルカマーラが村にやってくる所で高らかに鳴り響くのはトランペットです。 このシーン、橋爪伴之が演奏いたします。 

 高らかなラッパの調べ、橋爪伴之のソロです

「愛の妙薬」全曲通じて最大の聴き所は2幕2場に訪れます。 ネモリーノが「人知れぬ涙が彼女の目に浮かんだ。あの人は僕を愛している。僕はもう何もいらない!」と喜びを歌うテノール屈指の名曲「人知れぬ涙」です。
この曲のために用意されたハープ。 最大の聴かせどころです。 ハープを弾くのはもちろん今尾淑代。 弦楽器もピツィカートでテナーの歌を支えます。

 「人知れぬ涙」の今尾淑代の弾くハープにも注目!

オペラ全編通してとても重要なのはパーカッションです。 スネアの細かく長いドラムロール。 ティンパニーの迫力あるリズム。 シンバルのシャープなサウンド。 曲の輪郭を作るうえで欠かせません。

手前からティンパニー堀内吉昌、シンバル久保田善則、スネア坂上弘志。
 パーカッション、頑張って!

この歌劇「愛の妙薬」は、昨年4月に新国立劇場で初演されました。 今回の「高校生鑑賞会」用のステージも全くそのままのモノを、キャストだけオール日本人キャストに替えて持ってきたモノです。

昨年の舞台写真を新国立劇場から取り寄せて驚きました。
「なんとカラフルな!」

男性が女性に跪き、何かを話しているシーン。 それを泣きそうな顔で眺めている男性。 
何となくどんなシーンかわかりますが、「派手!」ですね。

 2010年、初演舞台写真

下の写真は飛行機のうえで何かを話している人と、2名の人。 それを取り巻く集団。
もしかして、あのトランペットが鳴り響くシーンでしょうか。

いずれにしても練習の姿からは想像が出来ません。
オペラにとって衣装や道具がとても大切と言われるのが良くわかりました。

 2010年、初演舞台写真

いよいよ明日はゲネラルプローベです。 
歌手の皆さんは衣装を着けて、オーケストラはピットに入って本番さながらに演奏いたします。 この風景も勿論いち早くお伝え致します。
しかし、何と言ってもオペラはライブに限ります。 どうかライブでご覧下さい
当日券、ありますよ

 『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 「愛の妙薬」』
 
 日 時:10月26日(水)14時開演
        28日(金)13時開演 
 会 場:尼崎市総合文化センター アルカイックホール
 指 揮:石坂 宏
 演 出:チェザーレ・リエヴィ
キャスト:【アディーナ】   臼木あい
     【ネモリーノ】   小原啓楼
     【ベルコーレ】   成田博之
     【ドゥルカマーラ】 鹿野由之 
     【ジャンネッタ】  九嶋香奈枝
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 合 唱:新国立劇場合唱団 
 曲 目:ドニゼッティ「愛の妙薬」
 料 金:高校生以下:2100円、一般大人:4200円 

 ※当日券は各公演開演の1時間前より発売開始
 ※お一人様1枚の販売となります。
 ※高校生以下は学生証の提示が必要となります。
 ※お支払いは現金のみのお取り扱いです。
 ※高校生の鑑賞マナーは各学校で指導しますが、多少話し声などが聞こえる可能性もございます。ご了承下さい。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。 
 ※事前予約は出来かねますので、ご了承下さい。
 ※高校生以下のチケットは、代理の方への販売は致しません。(本人のみ)

 <お問い合わせ>
 アルカイックホール 事業担当 
 TEL:06-6487-0910


 会場はアルカイックホールです!


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和歌山に大阪フィルサウンドが鳴り響きました!

先週土曜日、和歌山市民会館 大ホールで行われた「かんでんクラシックチャリティコンサート」は、大変な盛り上がりのなか終了致しました。 
お招き頂きました関西電力 和歌山支店関係者の皆さま、有難うございました。
また、足もとの悪い中ご来場頂きましたお客様には、私たちからも御礼申し上げます。

ゲネプロ風景

今回のマエストロは梅田俊明さん。 大阪フィルはこれまでに何度となく振って頂いています。
プログラムはベートーヴェンの劇音楽「エグモント」序曲からスタートです。

指揮は梅田俊明さん

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でソロを弾くのはご当地和歌山出身の寺下真理子さん。 期待の若手ヴァイオリニストですが、大阪フィルとの共演は今回が初めてです。
実はこの日、ホール内の温度が少し暑かった事もあり、寺下さん気の毒なぐらい全身汗だくの文字通り熱演でした。 「暑くて3楽章では一瞬意識が朦朧とした」と語るほど。 
弦楽器奏者にとって暑さは楽器の状態にも影響が出て、本当に嫌なものです。
しかしお客さまには彼女の表現したかったチャイコフスキーがしっかり届いたと思います。 

演奏する寺下さん

演奏終了後、マエストロと挨拶する寺下さん。 
演奏中の真剣な表情が緩んで、笑顔がこぼれる瞬間をパチリ!
「梅田俊明先生のもと、大阪フィルさんとご一緒できて本当に幸せでした。 ありがとうございました!」
いえいえ、こちらこそ有難うございました。 またいつかご一緒しましょうね

マエストロと寺下真理子さん

この日、最後を飾る曲はブラームスの“交響曲第2番”。
マエストロ渾身のエネルギッシュなブラームス、楽しんでいただけた事と思います。
クラシックコンサートに来慣れていないお客様が多い感じの客席でしたが、これがきっかけでクラシックファンになって頂けたら光栄です!

ブラームス演奏風景

マエストロとは来年1月に貝塚のコスモスシアター「南海コンサート」でもご一緒致します。 なんとその時もチャイコフスキー“ヴァイオリン協奏曲”を演奏します! 
ヴァイオリン独奏は、これまで何回も共演させて頂いている川田知子さんです。
他には“展覧会の絵”“ルスランとリュドミラ”序曲と、オールロシアプログラム。
こちらのコンサートにもぜひお越し下さいませ。

マエストロ、次回もお願いします!

 『第57回 南海コンサート』 
 日 時:2012年1月21(土)15開演(14時半開場) 
 会 場:コスモスシアター大ホール(貝塚市民文化会館)
 指 揮:梅田俊明
 独 奏:川田知子(ヴァイオリン)
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 曲 目:グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
     チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
     ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
 料 金:一般3000円、ペア5000円(全席自由・消費税込)
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

| 演奏会 | 12:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「愛の妙薬」、当日券販売が決まりました!

『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室・関西公演』の練習が始まりました。

この公演は未来を担う高校生にオペラの素晴らしさを伝えるため、一般公演と同じプロダクションを一般のお客さまと同じスタイルでご覧頂くというもの。 本物のオペラに触れる貴重な機会として平成10年より開催していますが、関西では平成20年から始まり、これまで3回の公演がアルカイックホール行われました。

大阪フィルが演奏を担当するのは今年が初めてで、来年も既に実施が決まっています。

上演するのはドニゼッティの「愛の妙薬」(全2幕、イタリア語上演/字幕付)
昨年4月、新国立劇場で一般上演され、絶賛を博したオペラをそのままの形で上演します。

指揮は新国立劇場 音楽ヘッドコーチの石坂宏、演出は初演と同じくチェザーレ・リエヴィ。
主要なキャストは初演が外人も入るカタチだったのに対し、オール日本人体制で組まれています。

指揮するのは新国立劇場の音楽ヘッドコーチを務める石坂宏さん。
本格的なオペラを演奏するのは久しぶり

オーケストラは久しぶりにピットに入って演奏します。
弦楽器は1stヴァイオリン12型とピットに入る分少し小ぶりの編成ですが、パーカッション3人、ハープまで含めて全ての楽器が必要となります。 合唱は新国立劇場合唱団が出演。

オーケストラはピットで演奏します

歌が入っていないので、マエストロがメロディを口ずさみながらオーケストラが合わせます。 「そこは弾むように」「もっと快活に!」といった指示も、歌手の皆さんと合わせるとリアルにわかるのでしょうね。 
次回の練習は、明日の「かんでんクラシックコンサートin和歌山」の本番を終えた明後日です。 
オペラの練習が回を追うごとに形が出来上がっていくのって面白いですね。
本番直前までカメラは追いかけるつもりです。 どうぞお楽しみに!

指揮は石坂宏さん

当日券の発売が急きょ決まりました! 
高校団体鑑賞申込み受付の結果、残席が若干枚数でましたので、一般に当日券を販売します。

 『新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 「愛の妙薬」』
 
 日 時:10月26日(水)14時開演
        28日(金)13時開演 
 会 場:尼崎市総合文化センター アルカイックホール
 指 揮:石坂 宏
 演 出:チェザーレ・リエヴィ
キャスト:【アディーナ】   臼木あい
     【ネモリーノ】   小原啓楼
     【ベルコーレ】   成田博之
     【ドゥルカマーラ】 鹿野由之 
     【ジャンネッタ】  九嶋香奈枝
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 合 唱:新国立劇場合唱団 
 曲 目:ドニゼッティ「愛の妙薬」
 料 金:高校生以下:2100円、一般大人:4200円 

 ※当日券は各公演開演の1時間前より発売開始
 ※お一人様1枚の販売となります。
 ※高校生以下は学生証の提示が必要となります。
 ※お支払いは現金のみのお取り扱いです。
 ※高校生の鑑賞マナーは各学校で指導しますが、多少話し声などが聞こえる可能性もございます。ご了承下さい。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。 
 ※事前予約は出来かねますので、ご了承下さい。
 ※高校生以下のチケットは、代理の方への販売は致しません。(本人のみ)

 <お問い合わせ>
 アルカイックホール 事業担当 
 TEL:06-6487-0910

 

| お知らせ | 18:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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神戸での「かんでんクラシックコンサート」、終了しました!

「かんでんクラシックコンサート・イン・KOBE」は大盛況のうちに終了しました。

お招き頂ました関西電力神戸支店の皆さま、ありがとうございました。
会場に足をお運び頂きましたお客さまには、私たちからも御礼申し上げます。

注目の“火の鳥”はマエストロ円光寺雅彦さんのツボを得た指揮でオーケストラも良く鳴り響き、とても盛り上がりました。 拍手喝采に応える形でアンコールは、ハチャトリアンの仮面舞踏会。 お客様は大喜びでした。

マエストロ円光寺雅彦さん

会場となった神戸国際会館こくさいホールは、先日の「レクサスプレミアムコンサート」でも使用したばかり。 客席数2112席と、ザ・シンフォニーホールの1700席と比べても大きなホールです。 

以下の写真はラフマニノフ演奏風景です。

ラフマニノフ演奏風景

先週、いずみホールのリサイタルで1852年製のエラール・ピアノを弾いていた菊池洋子さん。 現代のピアノに替えてラフマニノフの2番を弾くのって、大変じゃないのでしょうか。 1楽章の冒頭からとても力強い演奏がホール中に鳴り響いていました。

ピアノ独奏は菊池洋子さん

現在ベルリン在住の彼女、ベルリンフィルのメンバーとも仲が良いようで、ホルンの元首席奏者ラデク・バボラークとは2枚のアルバムをリリースしているほどです。
日本人として初めて、モーツァルト国際コンクールに優勝したこともあり、‘モーツァルトの使徒’的な言われ方が多い菊池さん、やはり協奏曲もモーツァルトを弾く機会が多いようです。
大阪フィルとはこれまでラヴェル「左手のための協奏曲」、ショパン「協奏曲第2番」などモーツァルト以外の曲を演奏する機会も多く、今回もラフマニノフと云う事でとても喜んで頂きました
作曲家にまつわるコンクールで賞を取るのも大変なのですね。

ラフマニノフ2番を弾く菊池洋子さん

マエストロとは来月、文化庁の文化芸術体験事業の一環で三重~神戸垂水~四国へ学校公演で回ります。 小学生の純粋な反応に晒されるのはオーケストラにはとても貴重な機会です。 小学生に対しても、クラシックを好きになってもらう大切な場です。
マエストロ、引き続きよろしくお願いします  

マエストロ、お疲れさまでした!

| 演奏会 | 17:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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本日、神戸で「かんでんクラシックコンサート」です!

昨日は「かんでんクラシックコンサートin神戸」の練習でした。

このコンサートは公募による抽選で当選者が決まるコンサート。
当たった方は本当ラッキーだと思います。 コンサートは本日19時から神戸国際会館です。 当選された皆さま、ご来場をお待ちしております。

このコンサートのマエストロは円光寺雅彦さんです。
私たちとは共演の機会がとても多いマエストロ、メンバーとも分かり合っています。
マエストロは話も上手なので学校公演や子供向けのコンサートを振って頂くことも多いのですが、やはりなんといっても最近では、今年の「3月定期」のフランク“交響曲ニ短調”の圧巻の演奏に尽きるのではないでしょうか。
東日本大震災 の直後で騒然としている中、音楽のチカラを私たちに気付かせて頂いた渾身の演奏でした。

今回、メインで演奏するのはストラヴィンスキーのバレエ組曲“火の鳥”(1919版)。

指揮は円光寺雅彦さん

他には、モーツァルトの歌劇「劇場支配人」、ラフマニノフ“ピアノ協奏曲第2番”、フォーレ組曲“ペレアスとメリザンド”というプログラム。
なかなかバラエティに富んでいて興味深いプログラムだと思います。

ラフマニノフを弾くのは人気のピアニスト、菊池洋子さん。

ラフマニノフ演奏風景

菊池洋子さんといえば、14日にいずみホールの‘リストのシリーズ企画’でリストやシューマンの大曲を1852年製のエラール・ピアノで弾かれたばかりのはず。 
たしか昨年もいずみホールで、ショパンをプレイエル・ピアノで演奏されていました。
作曲当時のオリジナルピアノを使用して演奏するというスタイルが印象に残っています。
今回は通常の(現代の)ピアノでの演奏です。
練習では大阪フィル所有のスタンウェイを弾かれていました。

ピアノ独奏は菊池洋子さん

菊池洋子さんのピアノは、繊細なタッチで綺麗な音色という印象が強かったのですが、この日のラフマニノフは1楽章冒頭からとても力強いものでした。
ラフマニノフの“ピアノ協奏曲第2番”といえば、‘のだめカンタービレ’のイメージが強いのですが、これってもう古いですかね   いずれにしても名曲であり、人気の曲である事に変わりはありません。
彼女もこれまでに何度も演奏された事でしょうね。

菊池洋子さんの力強いピアノ

マエストロの練習はさくさく進みます。 
指揮者とオーケストラの間に信頼関係が有れば、大きな音が欲しい時に大きく指揮棒を振らなくてもオーケストラは反応する。 そんな当たり前の事をマエストロの練習を見ていて再認識いたしました。
本番の“火の鳥”が楽しみです!
私たちは今年、ウルバンスキで(1945年版)を演奏したばかり。 
今回演奏する比較的演奏機会の多い(1919年版)と比較して聴いてみたいと思います。
 
マエストロ、本番よろしくお願いします!

練習終了後に菊池洋子さんにお聞きしました。

大阪フィルについて

大阪フィルさんとはこれまでに何度もやらせて頂いております。 昨年、大植さんと京都で演奏したショパンの2番のコンチェルト以外にも、モーツァルトの20番、ラヴェルの左手など・・・。 互いにしっかりと信頼関係が築けていると私は思っているので、私のピアノをがっちりと受け止めてくれると安心しています。 一緒に演奏出来る事がとても楽しみです。

ご来場のお客様にメッセージをお願いします。

会場となる神戸国際会館こくさいホールは初めて演奏する会場です。 新しいホールで弾く時は、全国どこでもそうですが、楽しみと不安の両方入り混じった気分です。 明日弾くラフマニノフの協奏曲第2番は人気の曲だけあり演奏機会の多い曲ですが、初めてのホールでどのようにお客さまに聴こえるのかドキドキしますね。 せっかくお越しいただくので、お客様には楽しんで聴いて頂けると良いのですが(笑)。  

  楽しんで頂けたら嬉しいです!

このコンサート、一般の方の入場は出来ません。
“火の鳥”ではありませんが同じストラヴィンスキーの“春の祭典”が聴けるコンサートはあります
勘の良い皆さま、何が言いたいかお判りですよね

 『第455回定期演奏会』 
 日 時:2月16(木)、17(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 曲 目:ベートーヴェン/交響曲第6番 へ長調「田園」作品68
     ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
 料 金:A席6000円 B5000円 C席4000円 D席は売り切れ
 ※17日の公演は残席僅かなため、補助席も販売しております。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 

17日のチケットは残り本当にわずかです。 また16日もここに来て動いています! 
大植監督が監督としてラストの定期演奏会。 
監督の勇姿を目に耳に焼き付けてください     

| お知らせ | 12:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「かんでんクラシックコンサート」 in 和歌山

昨日は22日に和歌山で行う「かんでんクラシックコンサート」の練習でした。

指揮は梅田俊明さん。 日本国内の主要オーケストラと共演されているのでご存知ですよね。 大阪フィルとは2年ぶりになりますが、以前は良く振って頂きました。 
今回のプログラムはブラームスの交響曲第2番。

指揮は梅田俊明さん

今回のソリストはヴァイオリニスト寺下真理子さん。
東京芸大からブリュッセル王立音楽院を出て、現在は国内を中心に活動されている若きヴァイオリニスト。 その上品で静かな雰囲気とは違い、全身を使ってヴァイオリンを弾く大変力強い演奏です。

「とても素敵な大阪フィルさんと共演出来て幸せです。 本番までまだ少し時間があるので、しっかり自分の中で温めていきたいと思っています。」と語ってくれました。 

それにしても最近若手ヴァイオリニストの人たちと共演する機会が多いです。
石上真由子さん、南紫音さん、成田達輝さん、三浦文彰さん、そして寺下さん・・・。
皆さん、なんといっても立ち姿が美しく絵になります。 もちろん演奏も素晴らしい!
熱い思いがビンビン伝わってきて、こちらも刺激になります(笑)。  

ヴァイオリンは寺下真理子さん

マエストロと寺下さん、以前にも他のオーケストラで共演したことがあるそうです。
今回のプログラムはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
映画「オーケストラ」の感動的なシーンで一躍有名になった曲です。
和歌山の皆さま、この曲を地元出身の寺下さんのヴァイオリンで聴けますよ。 
どうぞお楽しみに!

チャイコフスキー演奏風景

今回の演奏会、客演コンサートマスターをお願いしている田野倉雅秋さんとの2ショットです。
お二人さん、本番よろしくお願いします!

客演コンマス田野倉さんと寺下さんの2ショット

| お知らせ | 16:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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