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炎のコバケン、渾身の“悲愴”、幸せな時間でした!

「オービック・スペシャル・コンサート2012~コバケンの悲愴~」は大入満員、大盛況のうちに終了いたしました。
ご来場いただきましたお客様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

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ザ・シンフォニーホール前のサインボードのグリーン、元気に育ち一部文字が見えにくくなるほど
今回もゲネプロの写真を通して、本番当日の状況をレポートいたします。

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ゲストコンサートマスター高木和弘さんのチューニングでコンサートは始まりました。

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前半は寺沢希美さんのヴァイオリン独奏でブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。
アイコンタクトでタイミングを計っていく指揮者とソリスト。

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ゲネプロではコバケンさんから寺沢さんに対しても的確なアドバイスが飛びます。
それを受けて瞬時に変えられる寺沢さんの対応能力の高さに驚きです
とてもきれいな音色の寺沢さんのヴァイオリン、マエストロのアドバイスを受け、見事な響きとなってザ・シンフォニーホールに鳴り響きました。 

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写真は悲愴の演奏風景です。
後半が始まる前にコバケンさんのピアノを交えたトークショーが開催されました。
これから演奏する曲を指揮者自らがピアノで楽曲解説するというのはあまりありません。
“悲愴”の魅力、そして聴く上での注意事項をしっかり語られたマエストロ。
・3楽章終わりに感動のあまり拍手をしない。何故ならアタッカで4楽章にはいるから。
・4楽章終わりではコントラバスの響きが消えるまで聴き、マエストロの手が下りたところで拍手をする。
曲解説を交え、注意事項を強調した結果、フライングは一切なし
さすがに説得力のあるお話。 マエストロ、お見事でした!

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コバケンという指揮者は、唯一無二、オンリーワン の指揮者でしょうね。
誰々に似たタイプの指揮者という表現が当てはまりません。
コバケン以外の何物でもない、指揮者。
オーケストラを鳴らし、お客様の気持ちを揺さぶる事にかけては誰よりも秀でた才能をお持ちだと思います。

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オーケストラに対するリスペクトの姿勢を常にお持ちのマエストロ。
その事は言葉遣いなどだけではなく、きちんとメンンバーに伝わるもの。
コバケンさんがやりたいならやってみよう!というふうにメンバーもその気になります。

オーケストラにあって唯一楽器を持っていない指揮者ですが、もの凄い音楽を奏でる事が出来る裏には、そういった人としての姿勢に有るように思います。

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これだけのメンバーに対し、指揮棒1本で立ち向かうコバケンさん。
才能や知識はもちろん、これまでの経験から得た多くの引き出しをお持ちなのですね。

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悲愴でのトランペット、トロンボーン、チューバ、そしてティンパニーです。
顔と名前はなんとなく覚えて頂けましたでしょうか。
トランペット篠崎孝、松原健二。 トロンボーン磯貝富治夫、安藤正行、吉田勝博。
チューバ川浪浩一。 ティンパニー中村拓美。

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木管楽器も大活躍でした。
それぞれ1番を吹いているのはフルート上野博昭、オーボエ浅川和宏、クラリネット金井信之、ファゴット久住雅人。
2番ファゴット熊谷将弘、その他エキストラの皆さまです。
コバケンさんは、指揮者とコンマスに贈られた花束を 、本番の席でコンマス高木さんと相談し、クラリネット金井とファゴット久住に贈りました

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お馴染みのシンバル以外、4楽章でとても重要なドラを叩く久保田善則。
ホルンは1番から順番に藤原雄一、山本秀樹、エキストラ瀬古宗さん、蒲生さん、1番アシストで村上哲。

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ヴァイオリンパートをバックに従え気持ち良さそうに指揮するマエストロ。
それほどこの日の弦楽器、とりわけヴァイオリンは鳴っていたように思いました。

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セカンドヴァイオリンのトップとしてだけでなく、ヴァイオリン全体をその時々のコンサートマスターと一緒になって牽引している感のある田中美奈。
彼女のポジションからだから見える風景が有ると思います。
近く彼女の話を聞いてみたいと思っています。 ブログでも紹介します。

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“悲愴”では低弦セクションも活躍の場が多い曲。
第4楽章最後のディビジョンで弾くコントラバス、全神経を研ぎ澄ませて奏でる最高の聴かせどころです。

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2楽章のメロディをはじめチェロも聴かせどころ満載。
マエストロとチェロトップ奏者 近藤浩志は、相談しながらボーイングなどを決めていきます。

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マエストロが叫びます!
「皆さまの思いを一つの音にして、客席に向けて届けてまいりましょう!」

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「もう一度演奏していただけますでしょうか!」と言ってお辞儀。

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「有難う存じます」と言ってお辞儀。

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「素晴らしいです。それでお願い出来ますでしょうか!」と言ってお辞儀。

マエストロ、お辞儀したいのは私たちです。
素晴らしい音楽を共に創らせていただけて幸せです。
有難うございます

タイトルになっている “コバケンの悲愴”、お楽しみ頂けましたでしょうか?
お客様には盛大な拍手喝采そしてブラヴォーコールをいただき、感謝いたします。
皆さまと一緒にコバケンさんのピアノで歌った「ふるさと」、感動しました!
どうぞこれからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

オービック関係者の皆さま、今年もお呼び頂きまして有難うございます。

コバケンさんとは次回は恒例の「3大交響曲の夕べ」です。

「マエストロ、次回もよろしくお願いします


「3大交響曲の夕べ」

日 時:8月5日(日)17:00開演(16:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:小林研一郎
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:
シューベルト/交響曲 第7番 ロ短調 「未完成」 D.759
ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 「運命」 作品67
ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」 作品95
料 金: A席6000円 B席は売り切れ

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。



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「星空コンサート」へのお誘いです!

皆さま、「星空コンサート」  は今週土曜日ですよー

星空2011年チラシ

今回は駆け足で過去6回の「星空コンサート」を振り返ってみましょう!
感動的な演奏シーンと皆さまお楽しみの監督のサプライズ演出

「星空コンサート」が誕生したのは2006年。
大植前監督の提唱で始まったのですが、「大阪クラシック」の始まりもこの年です。

 2006年「星空コンサート」の様子
星空2006年
 (C)飯島隆

お天気にも恵まれ 「星空コンサート」初年度の観客数はおよそ9000名
いきなり1万人 に迫る勢いに、関係者は驚きました!
バーンスタイン「キャンディード」序曲で始まったコンサート、途中「ジュピター」、「スター・ウォーズのメインテーマ」を演奏。
実はチャイコフスキーの序曲「1812年」が本編の最後ではなかったのです!
「1812年」の後になんとレスピーギ「ローマの松」より“アッピア街道の松”を演奏。
これは凄いプログラムでしたね

星空2006年リハーサル
 
夜の本番とは全く違う雰囲気のリハーサル風景。
なんと言っても‘大阪城’なわけです。
風に飛ばされぬように、譜面は洗濯バサミでしっかり固定、これ基本です

「屋外のコンサートって楽しい!」 という事で1年目に来られた方はすっかりリピーターになっていただき、翌2007年は最大入場者数を記録する事に

 2007年「星空コンサート」の様子
星空2007年
 (C)飯島隆

日中も本番も快晴 に恵まれた2年目の2007年、入場者数は約14,000名を記録
この数字が現在のところ最高動員数 となっています。
気合の入ったメンバーはハチマキ姿でアンコール!
この年もオープニングはバーンスタイン「キャンディード」序曲。
「新世界より」4楽章や、「美しき青きドナウ」、「ボレロ」などを演奏しました。
この年から本編最後はチャイコフスキー序曲「1812年」に固定。
お客さまが大喜びだったのは監督のサプライズ演出です。
この年は、J.ウィリアムズの映画「E.T.」フライングシーンを演奏中・・・

星空2007年 ETフライング
 (C)飯島隆

自転車にE.T.を乗せて登場する監督です。
直前まで指揮していた監督がちょっと姿を消したり、ゴソゴソしだすとチェックです
何が飛び出すのかわかりません

そういったサプライズ演出が最高の形で飛び出したのが2008年です

 2008年「星空コンサート」の様子
星空2008nenn
 (C)飯島隆

日中が曇り だったこともあり、お客様の足がいまひとつ伸びなかった2008年、観客数は約8,000名でした。
R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」冒頭部分で格好良く始まったこの年、「新世界より」2楽章や歌劇「ワルキューレ」より“ワルキューレの騎行”、「シェエラザード」“若い王子と王女”、歌劇「ジョコンダ」より“時の踊り”などを演奏しました。

サプライズ演出としてはJ.ウィリアムズの映画「インディ・ジョーンズ」より“レイダース・マーチ”に合わせて・・・

インディジョーンズ 2008-4-26 117
 (C)飯島隆

考古学者インディアナ・ジョーンズの登場です
見事に決まった大植インディアナ・ジョーンズ。
彼の行く手を阻むものは・・・

星空コンサート2008-4-26 118
 (C)飯島隆

巨大な岩石?球?です!
この後、ステージの前では巨大な玉に追われる監督の姿が。
これにはお客さまだけでなく、オーケストラのメンバーも大喜び
この大きな球、スタッフ渾身の作です。

他にも曲に合わせて色々なキャラクターが登場します。

星空コンサート2008-4-26 102
 (C)飯島隆

ワーグナーの歌劇「ワルキューレ」より“ワルキューレの騎行”に合わせて勇壮な騎士。

星空コンサート2008-4-26 105
 (C)飯島隆

リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」より“若い王子と王女”に合わせて、王子。

星空コンサート2008-4-26 106
 (C)飯島隆

そして、何だか良くわかりませんが ‘くいだおれ太郎’ですか

お客様もメンバーも大笑いをした2008年の「星空コンサート」。
「星条旗よ永遠なれ」に続き「日本の歌メドレー」、そして最後は初年度から演奏を続けている外山雄三/「管弦楽のためのラプソディー」より“八木節”をアンコールで演奏して終了となりました。

2009年は恐れていた事が現実に・・・

 2009年「星空コンサート」の様子
星空2009年 雨の中昼間

当初予定の土曜日は朝から雨のため翌日に順延となりましたが、この日も朝から雨
中止にするのは忍びなく、雨の中プレコンサートもゲネプロも行いました。
観客数も約4,000名と残念な結果に。

本番には止んでくれるのではないか との期待も虚しく・・・
 
星空2009年
 (C)飯島隆

雨の中の本番です。
オーケストラメンバーは屋根のあるところまで下がって演奏。
チェロ以外の弦楽器のメンバーは立ったまま弾いています。
この日は、ワーグナーの歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲で幕を開けました!
「春の声」や「田園」より1楽章、スーザの「ワシントンポスト」などを演奏。
監督は雨を気にせず指揮をしていました

星空2009雨の中
 (C)飯島隆

雨の中、一生懸命聴いて下さったお客さまに語りかける監督。
熱心なお客様のおかげで忘れられない感動的なステージになりました。

そして、快晴の元での実施!を皆が願った2010年の「星空コンサート」。

 2010年「星空コンサート」の様子
星空2010年
 (C)飯島隆

日中は曇った ものの本番は晴れました
観客数は約8,000名。
最初の頃の動員数1万名!を考えると少し寂しい数字ですね
しかしコンサートは盛り上がりましたよ

グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲で颯爽とスタートを切ったこの年。
ワルツ「ウィーンの森の物語」や歌劇「イーゴリ公」より“ダッタン人の踊り”、組曲「惑星」より“火星”などを演奏致しました。
写真は序曲「1812年」の大砲のシーンです。

お待ちかねのサプライズは、必殺!~必殺仕事人のテーマ~にのって・・・

星空2010 336
 (C)飯島隆

寸劇?小芝居?が行われました。
中村主水に扮した監督が悪人役のヴィオラ岩井を切り付けているところです。
楽しそうな監督の笑顔に癒されます

そして、ほぼ毎回演奏するJ.ウィリアムズの曲からは、お馴染みの映画「ジュラシック・パーク」のテーマを演奏しました。
それを指揮するのは・・・

星空2010 338
 (C)飯島隆

恐竜です
小野眞優美以下、ヴィオラのメンバーも大笑い。
お客さまを盛り上げるためにここまでやる指揮者、監督以外には考えられませんね
この日のアンコールは、「ウィリアム・テル」序曲、「日本の歌メドレー」、そして大盛り上がりの“八木節”で終演を迎えました。

そして、記憶に新しい2011年、昨年の「星空コンサート」です。

 2011年「星空コンサート」の様子
星空2011年
 (C)飯島隆

公演予定の土曜日は朝からどしゃぶりの大雨
翌日へ順延の判断は早かったです。
そして迎えた翌日曜日。 うって変わって朝から快晴
ただ、観客数は約6,000名です。
どうしても日曜の夜は動員的には厳しいです。
東日本大震災を受けて実施した昨年のコンサート、自粛ムードで行われたこの日のコンサートはエルガーの「エニグマ変奏曲」より“ニムロッド”で始まりました。
その後「スラブ舞曲8番」、「思い出のサンフランシスコ」、「リンカーンの肖像」などを演奏しました。

写真は序曲「1812年」演奏風景で、監督と金管楽器のバンダチームを指揮する淀工の丸谷先生との指揮ぶりに注目です!
二人の呼吸はぴったり、「星空コンサート」最大の見せ場ですね

そして定番のJ.ウィリアムズの曲は、映画「スーパーマン」のテーマ!
その曲に合わせてヒーローの登場です

2011-04-24 星空コンサート 062
 (C)飯島隆

大植スーパーマンが指揮する「スーパーマン」のテーマ。

東日本大震災の年に実施した「星空コンサート」。
終演後には義援金の募金活動なども監督自ら率先して行いましたが、大阪から被災地に向けた皆の祈りが伝わったコンサートだったと思いました。

こうやって振り返ると「星空コンサート」は本当に楽しいコンサートですね
一度お越しいただくとわかると思います、野外のコンサートの魅力。
ブログをご覧のお客さまにもその魅力が伝わると良いのですが

さあ、今年の「星空コンサート」です。
どんなサプライズが待っているのでしょうか。
音楽監督から桂冠指揮者へとタイトルが変わっても、大植英次を中心に回ることだけはハッキリしています。

色々と取り巻く環境は厳しいですが、今年も「星空コンサート」が開催出来た事に感謝したいと思います。

それだけに、強気に目指せ観客動員2万人  
最低でも 1万人 は死守

どうか皆さま、お友達をお誘い合わせの上会場へお越し下さい!

おまちしております

「星空コンサート」
日 時:平成24年6月2日(土) ※雨天の場合6月3日(日)に順延
        10時開場、18時30分開演、20時終演予定
     ※13時からプレコンサート開催
     ※チケット半券の呈示により、途中入退場可能です。
     ※時間帯は、天候等により当日若干変更される場合があります。

会 場:大阪城・西の丸庭園(「星空コンサート」特設ステージ)

主 催:星空コンサート実行委員会
  (大阪市、公益社団法人大阪フィルハーモニー協会、朝日放送株式会社)

内 容:
指 揮:大植英次
演 奏:大阪フィルハーモニー交響楽団
独 奏:桑原陽太
共 演:大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
    近畿大学吹奏楽部
    箕面自由学園高等学校吹奏楽部
    明浄学院高等学校吹奏楽部
曲 目:
コープランド/市民のためのファンファーレ
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ポール・サイモン/明日に架ける橋
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調より 第1楽章
シベリウス/交響詩「フィンランディア」
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」より “古い城”
チャイコフスキー/序曲「1812年」
*曲目および曲順は変更になる場合があります
          
プレコンサート出演:  
大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
大阪市立文の里中学校
       

料 金:一般(高校生以上) 1,000円、65歳以上 500円
      ※中学生以下、障がい者手帳所持者と介護人1名は無料
(当日、身分証明書等の提示をお願いします)


チケット:当日10時から会場(西の丸庭園前)にて販売。(前売りなし)

        
そ の 他:
・天候などの理由で公演が中止・中断されることがあります。その場合は、会場および大阪市ゆとりとみどり振興局ホームページでお知らせするほか、「星空コンサート」事務局(TEL:06-6185-1118)までお問い合わせください。
・飲食物の持ち込みは可能です。ゴミは各自お持ち帰りください。
・芝生の上のフリースペースでご鑑賞いただきますので、レジャーシートの持参をおすすめします。

来場者特典:大阪城エリアの魅力を存分に楽しんでいただくため、星空コンサートの入場券呈示により、次の特典が受けられます。
※星空コンサート開催日に限り適用、他の割引との併用は不可
     
 ①大阪水上バス アクアライナー 乗船料10%割引
  [大人 1,700円→1,530円、こども(小学生)800円→720円]
  ※中之島・大阪城めぐり60分コース 大阪城港からの乗船に限る

 ②大阪城天守閣入館料 100円割引
[大人600円 → 500円 <中学生以下・市内在住65歳以上の方(要証明)・障がい者手帳をお持ちの方は無料>]




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コバケンさんと奏でる“悲愴”にご期待ください!

98年に第1回目を開催して以来、すっかり定着した感のある「オービック・スペシャル・コンサート2012」の練習が行われました。

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皆さまご注目のコンサートマスターは、客演コンマスの高木和弘さん。

高木和弘さんのプロフィールはコチラからご覧下さい

 
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このコンサートの指揮者を務めるのは‘炎のコバケン’こと小林研一郎さん。

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エネルギッシュで熱い指揮がトレードマークのマエストロ・コバケンさん。

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盛り上がる演奏の裏にはアーティキュレーションや音の強弱からボーイングに至るまで、マエストロ独自の解釈に基づく強いこだわりと緻密な計算がお有りです。

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「こうしてください!」ではなく「こうしていただけると助かります!」と丁寧な語り口調。
指示通り演奏したメンバーには Good! ではなく、胸に手を当て目礼。
練習中なら言葉も添えて「有難う存じます」
これ、嫌な人はいないでしょう。

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“悲愴”のように何十回も演奏している人気の曲はメンバーそれぞれにもこだわりがありますが、マエストロから「こうして頂けますでしょうか」と言われると「よし、1回やってみよう!」と思うんだそうです。
そしてやってみると、「なるほど、そういう事か・・・ 」と納得 !
確実に曲を盛り上げるコツをご存知のマエストロ。
大阪フィルの鳴らし方もよくご存知です!

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皆さまも良くご存知のチャイコフスキーの交響曲第6番“悲愴”。
金管楽器は、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1。

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木管楽器はフルート3(3番奏者はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2。
打楽器はティンパニー1、バスドラムやシンバルなどで1。
そして弦5部。 
このところ演奏しているマーラーやブルックナーなどと比べて特別に大きな編成の曲ではありません。

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それなのにこの迫力!この下から湧きあがって来るようなサウンドは何でしょうか
皆さま、ご期待下さい!凄い“悲愴”をお届け出来ると確信致しました

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客演コンサートマスターの高木和弘さんを改めてご紹介します。
東京交響楽団や山形交響楽団を初め、地元大阪のいずみシンフォニエッタ大阪、長岡京室内管弦楽団などでも幅広く活躍されています。
大阪フィルには久し振りの登場です!

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全身を使った激しいアクションでヴァイオリンを弾く高木さん。
皆さま、本番での高木さんのコンマス姿に注目です!

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前半に演奏するのはブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。
ソリストは海外での華やかな活動が光り輝く寺沢希美さんです。

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寺沢さんは大阪フィルはもちろん、マエストロとの共演は今回が初めてです。
とても綺麗なヴァイオリンの音色を奏でる寺沢さん。

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ブルッフのコンチェルトでもマエストロのやりたい事ははっきりしているようです。
それはオーケストラに対してだけではなくソリストに対しても同じ。
マエストロが少し寺沢さんにアドバイスをすると瞬間に音色が変わります
コバケン節で迫るブルッフのヴァイオリン協奏曲にもご期待ください

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大阪フィルとコバケンさんとが今年3月、満員御礼のザ・シンフォニーホールでチャイコフスキーの交響曲第5番を共演し、凄い熱演だった事を記憶されている方も多いのではないでしょうか。
今回の“悲愴”は間違いなくその上を行くと思いますよ

今年3月、チャイコフスキー交響曲5番演奏の模様はコチラ

 
2012-05-30 コバケンの“悲愴”

コバケンさんと大阪フィルの“悲愴”、チケットは残り本当にわずかです!
チケットは無くなり次第終了。 当日券の販売は行いません。
迷われている皆さま、ぜひお越しください。 自信を持ってお勧め致します。
ザ・シンフォニーホールでお待ちしております


「オービック・スペシャル・コンサート2012~コバケンの悲愴~」

日 時:5月30日(水)19時開演(18時開場)
場 所:ザ・シンフォニーホール
指 揮:小林研一郎
独 奏:寺沢希美(ヴァイオリン)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
    チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」
料 金:A席5000円  B席3000円  C席1500円
※曲目、出演者が変更する場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
※就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮下さい。

チケットのお問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890 


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大フィルサウンドで“新世界”、和歌山に鳴り響きました!

「かんでんクラシックチャリティーコンサート」が行われました。

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会場は和歌山市民会館大ホール、入口には公演を知らせる看板が出ています。

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普段あまり大阪フィルの音楽を聴いて頂く機会の無い和歌山の皆さまに、私たちのサウンドを届ける事の出来る貴重なコンサートです。
指揮は大阪フィルのサウンドを確実に鳴らす事の出来る円光寺雅彦さん。

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メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲のソリストを務めるのは、ご当地和歌山県御坊市出身の古久保有亜さん。

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古久保さんは円光寺さんとも大阪フィルとも今回が初共演。
マエストロとアイコンタクトできっかけをきちんと押さえて演奏されます。
地元で大阪フィルと“メンコン”を奏でるのですから、知り合いに囲まれて特別な気分だったでしょうね
また機会があればご一緒いたしましょうね

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メインの“新世界”が和歌山市民会館に高らかに鳴り響きました!
“新世界”は演奏する上で決して簡単な曲ではありませんが、人気の曲だけに演奏機会は多く、盛り上がることは間違いなし
満員のお客さまから温かい拍手を頂きました
大盛況のうちに終了した「かんでんクラシックチャリティコンサート」。
ご来場頂きましたお客さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
また、関係者の皆さま、お疲れさまでした。
お招きいただきまして有難うございました。

                       

翌日になってもドボルザーク“新世界”のメロディーが頭の中で鳴っています。
そういう事ってありますよね。

ドボルザーク交響曲第9番“新世界より”・・・
大阪フィルはコバケンさんで毎年「3大交響曲の夕べ」と題して必ず演奏しています。
昨年4月の「東日本大震災チャリティコンサート」でも最後に演奏致しました。
聴けば必ず深い感動を与える名曲ですね

そうそう、来月9日に“新世界”が聴けるコンサートがありますよ。
1年に1度、京都コンサートホールで行う「京都特別演奏会」です。

  京都演奏会チラシ
 
古くは朝比奈隆が指揮をし、亡くなってしばらくは色んな指揮者でまわしてきていましたが2006年以降は当時音楽監督だった大植英次マエストロが振ってきた、年に1度の京都お披露目公演。

今年の指揮者は、このところ指揮して頂く機会の多い 飯森範親さん です。
山形交響楽団や東京交響楽団での活躍だけでなく、いずみシンフォニエッタ大阪では現代曲をこなし、海外でもバリバリ活躍されている今最もお忙しい指揮者の一人だと思います。
大阪フィルとの相性も抜群

ぜひマエストロ飯森範親が振る“新世界”を聴きにいらしてください

(今年は新世界・通天閣100周年ですしね  って関係ないですか

『京都特別演奏会』

日 時:6月9日(土)15:00開演(14:00開場)
会 場:京都コンサートホール 大ホール
指 揮:飯森範親
独 奏:南 紫音(ヴァイオリン)

<プログラム>
ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編曲)/歌劇「ホヴァンシチナ」第1幕 前奏曲「モスクワ川の夜明け」
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」 作品95

料 金:S席5000円 A席4000円 B席3000円
※未就学児のご入場はお断りさせていただきます



| 演奏会 | 11:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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マエストロ円光寺と奏でる音楽の世界!

本日は和歌山で行われる「かんでんクラシックチャリティコンサート」の練習です。

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コンサートマスターは首席客演コンマス崔(チェ)さんこと崔 文洙(チェ・ムンス)。
メンバー全員が信頼を寄せる崔さんのチューニングから練習が始まりました。

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指揮はマエストロ円光寺雅彦さん。
マエストロとは年明けの「新春名曲コンサート」を指揮していただき、その足で兵庫から四国へかけて学校巡回公演をご一緒いたしました。
言わば寝食を共にした仲で、こちらもメンバーとの信頼関係はばっちり

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今回のプログラムはモーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲、メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」という名曲プログラム。
聴き慣れた曲たちですが、感動間違い無しの鉄壁のラインナップです
このコンサートに当選された皆さま、ラッキーですね、うらやましい
 
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メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲、通称“メンコン”を弾くのは、ご当地和歌山は御坊市出身の古久保有亜さん。
京都堀川高校から英国王立音楽院を経て関西を中心にコンサート活動をされています。
マエストロとも大阪フィルとも初顔合わせの古久保さんの演奏が楽しみです

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1年通してご一緒する機会が本当に多いマエストロ円光寺さん。
大阪フィルの鳴らし方を心得ていらっしゃいます。
今回の“新世界”も圧巻の4楽章フィナーレ! スゴイ迫力ですよ

そのマエストロが指揮とお話を担当される大人気のコンサートが夏休みにあります。
実はこの日、そのコンサートのチケット発売日でした!
それは・・・

 「親子のためのオーケストラ体験教室」2011年の模様
親子4

「親子のためのオーケストラ体験教室」です

通常、クラシックのコンサートは未就学児童の入場はご遠慮 いただいてますが、このコンサートは、0歳児  からお客さまとして楽しめるコンサートです。
子育てに追われるお母様が周囲に気兼ねすることなく子供連れで楽しめるという意味で、全国的に見ても貴重なコンサートとして好評を頂いております。

オーケストラの音楽を聴くだけではなく、楽器を触ったり、指揮したり、一緒にオーケストラに参加したり、歌ったり、文字通りオーケストラを体験出来ます。

上の写真はちびっこが初めて楽器に触れているところです。
弦楽器から管楽器、打楽器まで、多くの楽器に触れる事が出来ますよ

「親子のためのオーケストラ体験教室」2011年の模様
親子7

0歳児でも楽しめるコンサートなので、あえて0歳児から入場料千円が必要となるのもポイントです。

2000年から始めたこのコンサート、毎年発売後数日で売り切れます。
今年は29日11時の第3公演がほぼ売り切れ状況ですが、他の公演はもう少しだけ余裕がありそうですよ!

「将来は我が子を音楽家に・・・ 」 、「家族で気兼ねなく楽しみたい

色々な思いはお有りだと思いますが、まずはチケットをゲットして下さいませ

私たちのホーム、大阪フィルハーモニー会館でお待ちしています


『親子のためのオーケストラ体験教室』

日 時:2012年7月28日①11時開演/②14時開演
    2012年7月29日③11時開演/④14時開演
会 場:大阪フィルハーモニー会館
指揮とお話し:円光寺雅彦
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
<プログラム>
1.オーケストラ演奏
   ワーグナー/歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
2.オーケストラのそれぞれの楽器の音を聴いてみよう
3.オーケストラの楽器を触ってみよう
4.オーケストラを指揮してみよう
   J.シュトラウスⅠ世/ラデツキー行進曲
   ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」第1楽章より
5.オーケストラに参加してみよう
   ビゼー/歌劇「カルメン」第1幕前奏曲「闘牛士」末尾
6.オーケストラと一緒に歌おう
7.オーケストラ演奏
   エルガー/行進曲「威風堂々」第1番

料 金:自由席 1,000円
※チケットは0歳児のお子さまから必要となります。



昨年の「親子のためのオーケストラ体験教室」の様子はコチラ

| お知らせ | 02:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「星空コンサート」プロモーション目的の‘ゲリラライブ’敢行!

今年で7回目となる「星空コンサート」、今年は6月2日に開催します。

例年4月末の開催で、夜の寒さ対策が課題となっていましたが、もう大丈夫
屋外のコンサートは気持ちが良いですよ
飲食物も持ち込みOKですので、西の丸庭園の芝生にビニールシートをひいて、ピクニック気分で本格的な演奏をお聴きいただけます。

星空コンサートチラシ

プログラムはクラシック初心者の方から通の方まで楽しめるものです。
定番となったチャイコフスキー/序曲「1812年」は圧倒的なスケールでお届けします。
一度でもお越しになればその楽しさは伝わるのですが、最初の1歩を踏み出すには何かきっかけがないと難しいですよね。
また、そもそも「星空コンサート」って何、と言う方もいらっしゃると思います。

そのために、今回初めてプロモーションのためのミニコンサートを行いました。

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場所は阪急梅田駅、ビッグマン前です。
人通りが多い所なので、事前の告知は無し。
突然譜面台とチェロ用の椅子が並べられて行った‘ゲリラライブ’です。
女性メンバーによる弦楽四重奏でモーツァルトのディベルティメントや、ここで弾くに相応しい“すみれの花咲く頃”、“情熱大陸”など全8曲を演奏。

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大阪に詳しい人なら奏者の後ろから撮ったこのショット、場所が良く判りますね。
あっという間に人が集まってきました。
集まって頂いた人や、たまたま通りかかった人へも、コンサートのチラシを約1000枚を配布しました。

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プロモーションのために大阪フィルのメンバーが街中でコンサートをするのは珍しい事。
そうではなく、普通に街中で演奏するのにはメンバー全員慣れています
何しろ大阪クラシックを過去6年やってきていますので。
テレビや新聞社の取材も入り、とても賑やかな現場でした。

写真はテレビの取材に応えるカルテットのメンバーです。
楽しい取材なのでしょうか、みんな笑顔が素敵です。

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最後に記念撮影をしました。
本日のカルテット、1stヴァイオリン担当 中西朋子、2ndヴァイオリン担当 浅井ゆきこ、ヴィオラ川元靖子、チェロ松隈千代恵。
中西と浅井は普段は2ndヴァイオリンを担当。
本日だけのスペシャル編成でお届けいたしました。
4名さま、お疲れさまでした

2011-04-24 星空コンサート 346
 (C)飯島隆

「星空コンサート」、凄い迫力ですよ。
特に、チャイコフスキー/序曲「1812年」では金管のバンダ隊が端から端まで、一列に並びます。
音楽的にも視覚演出的にも、度肝を抜くような「1812年」です。
はたして、今年は昨年自粛した大砲は登場するのでしょうか

昨年の「星空コンサート」の様子はコチラ

2011-04-24 星空コンサート 233
 (C)飯島隆

そして凄いロケーションなのです。 なんと言っても目の前、大阪城!
感動的なコンサートです、ぜひいらしてください。

1万人の前で楽しそうに踊る大植マエストロの姿を見てみたい!

会場でお待ちしています

「星空コンサート」
日 時:平成24年6月2日(土) ※雨天の場合6月3日(日)に順延
        10時開場、18時30分開演、20時終演予定
     ※13時からプレコンサート開催
     ※チケット半券の呈示により、途中入退場可能です。
     ※時間帯は、天候等により当日若干変更される場合があります。

会 場:大阪城・西の丸庭園(「星空コンサート」特設ステージ)

主 催:星空コンサート実行委員会
  (大阪市、公益社団法人大阪フィルハーモニー協会、朝日放送株式会社)

内 容:
指 揮:大植英次
演 奏:大阪フィルハーモニー交響楽団
独 奏:桑原陽太
共 演:大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
    近畿大学吹奏楽部
    箕面自由学園高等学校吹奏楽部
    明浄学院高等学校吹奏楽部
曲 目:
コープランド/市民のためのファンファーレ
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ポール・サイモン/明日に架ける橋
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調より 第1楽章
シベリウス/交響詩「フィンランディア」
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」より “古い城”
チャイコフスキー/序曲「1812年」
*曲目および曲順は変更になる場合があります
          
プレコンサート出演:  
大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
大阪市立文の里中学校
       

料 金:一般(高校生以上) 1,000円、65歳以上 500円
      ※中学生以下、障がい者手帳所持者と介護人1名は無料
(当日、身分証明書等の提示をお願いします)


チケット:当日10時から会場(西の丸庭園前)にて販売。(前売りなし)

        
そ の 他:
・天候などの理由で公演が中止・中断されることがあります。その場合は、会場および大阪市ゆとりとみどり振興局ホームページでお知らせするほか、「星空コンサート」事務局(TEL:06-6185-1118)までお問い合わせください。
・飲食物の持ち込みは可能です。ゴミは各自お持ち帰りください。
・芝生の上のフリースペースでご鑑賞いただきますので、レジャーシートの持参をおすすめします。

来場者特典:大阪城エリアの魅力を存分に楽しんでいただくため、星空コンサートの入場券呈示により、次の特典が受けられます。
※星空コンサート開催日に限り適用、他の割引との併用は不可
     
 ①大阪水上バス アクアライナー 乗船料10%割引
  [大人 1,700円→1,530円、こども(小学生)800円→720円]
  ※中之島・大阪城めぐり60分コース 大阪城港からの乗船に限る

 ②大阪城天守閣入館料 100円割引
[大人600円 → 500円 <中学生以下・市内在住65歳以上の方(要証明)・障がい者手帳をお持ちの方は無料>]



| 演奏会 | 16:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ありがとうございました。 無事に終了いたしました!

「第458回定期演奏会」は終了いたしました。

会場に足をお運び頂いた皆さま、この場を借りて御礼申し上げます

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 (C)飯島隆

ブラームス交響曲第2番、シューベルト“未完成”、ベートーヴェン序曲“コリオラン”というドイツ・オーストリア音楽の王道ともいえるプログラムを引っ提げて大阪フィル定期2度目の登場を果たしたマエストロ イオン・マリン。

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 (C)飯島隆

ベルリンフィルをはじめ世界の一流オーケストラを次々と指揮してきたマエストロ。
マエストロの作りたい音楽ははっきりしています。
ただ、そのために一切の妥協がないと云うタイプではなく、オーケストラの実力や目指しているモノをきちんと理解したうえで最善の道を提示すると云ったタイプの指揮者だと思いました。

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 (C)飯島隆

このところマーラーやブルックナーなど編成も大きくあまりにもドラマチックな曲が続いていた事もあり、古典派あるいはロマン派だけど古典的手法の曲作りをするブラームスの曲が新鮮に聴こえました。
皆さまはいかがだったでしょうか?

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 (C)飯島隆

ブラームスの交響曲第2番、素晴らしい曲ですが、難しい曲ですね。
学生オケやアマオケでも普通に取り上げる曲で、その難しさにはあまり気付かなかったのですが、今回マエストロの練習を見ていてちょっと今までと曲の印象が変わってしまいました。
メンバーはそれこそ何十回も演奏している者もザラにいるほどポピュラーな曲ですよね。
マエストロとメンバーの真剣勝負、というか真剣な駆け引き
どこまでマエストロを本気にさせたのかって、興味ありますね

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 (C)飯島隆

初日と2日目とでは何となくお客様の反応が違うように感じれた今回の定期。
ただ、両日とも温かい拍手喝采を頂きました。
マエストロは丁寧に四方に向かって挨拶をされていました。

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 (C)飯島隆

実は日本の事が本当にお好きなマエストロ。
かなり日本の文化的な事も勉強されているようです。
マエストロの口から‘諸行無常’などといった難しい言葉が飛び出すほど。
お客さまに向かって合掌される姿がとても印象的でした。

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 (C)飯島隆

前回の“展覧会の絵”や“クープランの墓”を指揮して頂いた時のオペラ指揮者のような煌びやかな曲作りのイメージはもちろん残ってはいますが、それ以上に多くの引き出しを提示され、驚きながらの練習だったように思います。
必ずもう一度ご一緒したいと思えるマエストロでした。

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 (C)飯島隆

いつものように気持ちよさそうにヴィオラを弾いているのは、このステージを以って大阪フィルを退団する吉田陽子です。
今回の定期の練習初日で彼女の退団を報じてから5日が経過しました。
彼女は外から観ていてもいつもと違った様子はあまり見受けられません。
本番二日目のカーテンコールが終わり彼女が舞台袖で仲間たちと握手をしています。
「せっかくだからステージで記念撮影しましょうよ」との申し出に彼女はうなずき、ステージに再度出た瞬間・・・

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あちらこちらから拍手が起こりました
客席1階上手、下手側からも、2階、3階バルコニー席からも。
多くのお客さまが彼女がステージに戻ってくるのを信じて待っていて下さいました
もちろん上手花道の前には多くのファンの方が集まっておられます。

全く予期せずにステージに戻った彼女がとっさに見せた表情がこれ。
驚きと、感激と合わさった表情ですね

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大阪クラシックでもそう、お客さまと彼女の距離の近さに驚いたものです。
「温かい拍手を下さるお客さま有っての私の大フィル人生」と語っていた彼女。
最後にこんな劇的な展開! 冥利に尽きますね
皆さんと一緒に写真を撮りたい!と云う事でこのショット。

彼女にとって最高の宝物が出来ましたね。
吉田陽子、大フィル生活お疲れさまでした

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サービス精神旺盛なマエストロは両日ともサイン会を開催して頂きました。
カメラを向けてサインされている様子を撮っていると、こちらにまでこの笑顔
有難うございます。

マエストロ、21日には東京都響の定期でフランクの二短調、シューマンのチェロ協奏曲、ワーグナーのリエンツィ序曲を指揮される予定です。
都響がフランクとシューマン、ワーグナー、うちがブラームスとシューベルト、ベートーヴェン。
色々と考えられての事でしょう

大阪フィルはこの先、どうなって行きたいのか

世界基準のマエストロと一緒に過ごしたとても貴重な5日間でした。

これからも大阪フィルをよろしくお願いします


| 定期演奏会 | 05:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「第458回定期」初日終了。 もう1日ありますよ!

「第458回定期」初日、終了致しました。

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せっかくの定期初日なのにあいにくの雨。
残念ですがここは発想の転換で、木々の緑は雨に洗われて美しく映えます
ザ・シンフォニーホールのサインを撮影していて気が付きました。
こんなところにも緑が・・・

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鮮やかな緑とは逆に、ウッディで落ち着いたザ・シンフォニーホール。
自主公演、依頼公演問わず月に何度も使わせて頂きますが、ホッとします。
ここで定期的に演奏出来て本当に幸せだと思いますよ

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今月の定期が始まります。
イオン・マリンさんの指揮、コンサートマスターは客演奏者の三上亮さん。
まずはコンマス三上さんのチューニングです。

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マエストロは一呼吸おいて、指揮棒をおろします。
チェロとコントラバス、続いてホルン。 ブラームス2番が始まりました。

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ブラームスの田園交響曲と呼ばれるこの曲、ホルンが奏でる牧歌的なメロディとは裏腹に、チェロ、ヴィオラが奏でるメロディは切なく物悲しいものです。

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マエストロの棒に迷いは感じられません。
手の内に入ったプログラム、頭で解るというよりカラダに沁み込んでいる感じでしょうか。
オペラ指揮者として名を馳せたマエストロ、メロディの聴かせ方は良くご存知です。

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オーケストラをライブで聴く楽しみの一つに、綺麗に揃ったボーイングがあります。
こればかりは会場に行かないと見ることの出来ないものですね。
管楽器のベルアップなどと同じく視覚的にオーケストラを楽しむ醍醐味の一つといえるのではないでしょうか。
 
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客演コンサートマスター三上亮さんです。
しっかり足を踏み込んでヴァイオリンを弾く、とてもダイナミックな奏法です。

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指揮台を降りて耳をそばだてたり、サウンドチェックに余念がないマエストロ。
指揮者によっては演奏中に自ら客席を移動しながら響きをチェックする人もいます。
もちろんお各様が入ると響きは変わってしまうのですが、目安にはなります。

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マエストロ イオン・マリン・・・
2010年6月、ベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサートを指揮した映像が日本でも流れ、話題になった事は記憶に新しいのではないでしょうか。
イスラエルフィル、フィラデルフィア、ゲヴァントハウス、チェコフィル、フランス国立、名だたるメジャーオケを指揮して世界を飛び回るマエストロ。
日本ではN響、読売日響、新日本フィル、東京都響に登場し、日本国内でも確実に知名度が上がっている、現在最も注目されている指揮者です。

そのマエストロが勝負プログラムを持ち込み、本気で取り組んだ今回の大フィル定期。
本日、定期2日目が行われますので、ぜひご覧になって下さい。

イオン・マリンのプロフィールはコチラ

 
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大阪フィルのメンバーとして最後の演奏会に臨む吉田陽子。
いよいよラストのステージとなりましたが、ゲネプロも本番も普段と変わらず自分の音楽を奏でていたように見えました。
本日の定期2日目がファイナルステージとなります。
弾き終った後の様子と感想を後日紹介します。

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楽屋口でサインをするマエストロです。
日本が大好きと言うマエストロ、中でも大阪は人情が合って大好きだとか
ファンの方が2010年来日時に、息子さんと一緒に写した写真をマエストロにお見せしたところ、大喜びで「彼は15歳だけど僕より身長が大きくなったんだ」と身振り手振りを交えて話が盛り上がりました。

世界で活躍するマエストロと大阪フィルがお届けするドイツ・オーストリア音楽の王道プログラム。
昨日聴き逃した!と言われる皆さま、もう1日ございます。 
本日19時から、ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。
どうぞライブでお聴きください

 「第458回定期演奏会」

日 時:5月16日(水)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:イオン・マリン
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
ベートーヴェン/序曲「コリオラン」 作品62
シューベルト/交響曲 第7番 ロ短調 D.759「未完成」
ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
料 金:A席6,000円、B席5,000円、C席4,000円
※当日券は17時半より販売致します。

※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



| 定期演奏会 | 13:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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5月定期、今日と明日。 名曲プログラムをお楽しみください! 

イオン・マリンさんとの練習も最終日を迎えました。

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マエストロとオーケストラとの関係もどんどん密接になって来ています。
休憩時間にメンバーと一緒に煙草を吸われている姿は微笑ましいですよ

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今日の練習は序曲「コリオラン」から
この曲も比較的演奏機会の多い曲ですが、難しい曲でもあります。
リスナーとしてもなかなか「この演奏!」という名演に出会ったことがないですね

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マエストロはメロディの裏で流れる音型を大切にされます。
その粒が揃う事でメロディがより引き立つのですね。
そんな当たり前の事をキチンと奏者に求め、繰り返し練習されます。
これを繰り返していると、メリハリが出てきて最初とは音が変わってきました。

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力強く始まり、悲劇性を持ったまま静かに終わる序曲「コリオラン」。
良く聴くと、とてもベートーヴェンらしさを持った曲で、色々なものが凝縮されています。
8分ほどの曲ですが、とても深く感動する曲ですね

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繰り返し練習していたメロディ音型。
マエストロの指示で模範演奏をされた客演コンサートマスター三上亮さん。
見事に弾かれ、サスガでございました

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楽器編成としては、
木管フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2。
金管ホルン2、トランペット2、トロンボーン、チューバはありません。
打楽器はティンパニー1、弦五部。

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序曲「コリオラン」、良い曲ですね! すみません、今さらですが・・・
そう思わされた中身の濃い練習。
本番が楽しみです!

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マエストロは練習の中で色々と変更点を伝えられます。
ボーイングを変えたほうが音型がはっきりすると思われると、すかさず指示。

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それをメンバーは楽譜に書き込みます。

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何回も演奏してきた名曲プログラムを、イオン・マリンはどうやって練習するのかな?
楽譜に書いてある事を変えて演奏させる時、どれだけ引き出しがあるのかな?
そんな事を考えていましたが、世界を相手に飛び回っておられるマエストロ、技術面だけではなく相手をその気にさせるコミュニケーション能力が素晴らしいことが判りました。
メンバーの中にも随分とファンが増えましたよ

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そして、マエストロの音楽はとてもメロディアスです。
オペラ指揮者として活躍されている片鱗を見た気がいたしました。
本番でこの練習の成果がどうなってあらわれるか?
とても楽しみな「第458回定期演奏会」ですね。

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この日が大フィル会館での練習が最後となる吉田陽子。
いよいよ最後の本番のステージに向かいます。
ご覧のような思い切った?ファッションも彼女の代名詞
これが見れなくなるのは寂しいですね。

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練習終了後、吉田陽子に話を聞きました。

「自分が今やっている音楽が生まれた街を見てみたいのでドイツに行きます。 その街で暮らし、そこで生活に根差した音楽がしたいのです。 大阪フィルでエキストラとして6年、楽員として6年やらせていただきました。 もちろん成長した部分もあると思います。 同時に、色々と疑問が生じてきたと言えば良いのでしょうか。 自分の年齢を考えるとラストチャンスだと思います。 私、本当に大フィル好きですよ。 大阪クラシックにも積極的に出演し、おそらく出合った人の数は他の人に負けてないと思います。 それらはすべて私の宝物。 定期なんかでステージから「またあの人来てる」、「最近あの人見かけないな」何て事を考えたり、拍手を頂いて「有難うございます」って感動したり、そういった事から遠のいてしまうというのは本当に寂しいですね。 でも自分の気持ちに正直でいたいんです。 私の席はヴィオラの一番後ろのお客さま側。 いつもキョロキョロしてるねって言われるのですが、無意識に何かを感じたいと思っているのでしょうね。 そう、感じるという感覚を大切にこれまでも生きてきたし、これからもそうしたいと思います。」
 
随分悩みながら出した答えなんでしょう。 全く迷いは感じられません。
話しは続きます。

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「はい、かなり悩みましたよ。 大好きな大フィルでのポジションをそう簡単に手離してもいいのかって。 でも今しかない。 今やらないと後悔する。 そう思って決めました。 偶然にも定期でやる曲がすべて思い出の曲なんです。 “春の祭典”はエキストラ時代に必死で練習したのに牡蠣にあたって出られなかった曲(笑)。 シューマンの“ライン”は正式に団員になって弾いた最初の定期の曲。 “ブルックナー8番”は初めてのブルックナーで大フィルの歴史を肌で感じた大切な曲。 そして“ブラームスの2番”は大学オケでコンマスをやっていた時代の思い出の曲なんです。 まだヴァイオリンを弾いていたあの時代、ゼロに戻るんだという事で受け止めています。 最後のステージで何を思うのか判りませんが、今は関わってくださったすべての人に感謝したいです。 温かい拍手を下さるお客さまあっての私の大フィル人生。 本当に感謝申し上げます。 どうか今後とも大阪フィルをよろしくお願いします。」

吉田陽子、最後は元気な笑顔も見せてくれました

彼女の最後のステージ、しっかり見届けてやってください。


「第458回定期」はいよいよ本日と明日、ザ・シンフォニーホールで行います。

チケットはまだまだたくさんございます!

どうぞお越しください。 お待ちしております。

 「第458回定期演奏会」

日 時:5月15日(火)、16日(水)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:イオン・マリン
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
ベートーヴェン/序曲「コリオラン」 作品62
シューベルト/交響曲 第7番 ロ短調 D.759「未完成」
ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
料 金:A席6,000円、B席5,000円、C席4,000円
※当日券は17時半より販売致します。

※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。


| お知らせ | 11:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大植英次指揮、マーラー3番終了。 有難うございました!

「大阪国際フェスティバル特別公演 大植英次指揮大阪フィル マーラー3番」
とても感動的な演奏でした
ちょっと時間が経ってしまいましたが、レポートを掲載します。

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兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール、キャパ2000席。

4面舞台のスペースは本格的なオペラでもバレエでも対応する機能を装備。
4層バルコニー形式の大型収容ホールは無垢材で統一。
落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

大入満員、売り切れ御免!
このホールがお客様で溢れました  

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ゲネプロ終了後、本番までの間にステージを綺麗に作り上げているのは・・・
ステージマネージャーの清水直行です。
久しぶりの芸文のステージ、他のオケのホームグラウンドでもあります。
しかもチケットは完売!
1曲プロで転換がない分、やり直しはききません。
楽器や椅子の並びにはいつも以上のこだわりで、見事なまでのシンメトリーでした

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第1楽章は合唱団はなし、オーケストラだけでさあ始まりです!

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冒頭のホルン9人のユニゾンで奏でる第1主題、テンポの取り方で‘えーっ’と思った方は大植マジックの思う壺です

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写真はゲネプロを下手舞台袖から撮影しました。
場所で言うとちょうどホルンの4番奏者の後ろあたりです。
楽譜越しに大植マエストロの姿を見る形になります。

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その後、特に変わった様子も無く音楽は淀みなく流れていきます。
最初に身構えさせて、その裏を行く。 まさに大植マジックではないでしょうか

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長い第1楽章、オーケストラは凄い集中力でマエストロについて行きます。

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コンサートマスター田野倉雅秋さんと渡辺美穂さんによる1stヴァイオリン1プルト。
見事なリーダーシップでオケを統率し、確実にソロを決めて行く田野倉さん。
頼もしいコンマスですね

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第1楽章と第2楽章の間に合唱団は入場します。
ここからの長丁場、合唱団はオケの壁紙のイメージです。
緊張感を持って座っていなければなりません。

ようやく第4楽章。 ここで合唱団は起立です。
本当はここで出番はありませんが、第4楽章と第5楽章はアタッカで入るためここで立ってアルトソロを迎えます。

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急遽、代役での出演となったアネリー・ペーボさん。
マーラー3番はこれまでに何回も歌っているそうです。
すっかり手の内に入った完璧な歌唱で、お客様を唸らせました

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もちろん、大植マエストロもオーケストラメンバーも大絶賛
またぜひともご一緒したいものです

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合唱団もアネリー・ペーボさんの発音の特訓の成果もあり、素晴らしかったです。
大阪フィルハーモニー合唱団の女声コーラス、賛助出演頂いた大阪音大の女声コーラスを中央に、それを挟む形で大阪すみよし少年少女合唱団が並びます。
合唱団、下手側です。

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マエストロもアネリー・ペーボさんも惜しみない拍手を贈っていました。
もちろん、お客様からもブラヴォーいただきました!
合唱団、上手側。

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編成の大機な曲なので管楽器も色々登場します。
フルートは4本、ピッコロに持ち替えが発生します。
クラリネットは3本(3番はバスクラリネットに持ち替え)、エスクラ2本(2番はクラリネットに持ち誓え)。
トランペット4本、ポストホルン1本(バンダのため写っていません)
すべての楽器、見せ場&聴かせどころたっぷりです。

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ホルンは9本(8本+アシスト1本)。 ブルックナー2曲続きの後にこの曲。
続きますねー。守りに入らずギリギリのところで勝負しているのが気持ちいいですね。
ハープ2台も加わリます。 本当に大掛かりな曲です。 

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オーボエ4本(4番はコールアングレ持ち替え)、ファゴット4本(4番はコントラファゴット持ち替え)。
トロンボーン4本、チューバ1本。
特にトロンボーン1番の磯貝はこれ以上ないほどの活躍です。

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打楽器は7名のうち2名がティンパニー。
5名で大太鼓、タンブリン、シンバル、トライアングル、タムタム、グロッケンシュピール、鐘など、諸々をまわします。
もちろんバンダで演奏するこのスネアも。

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そしてフィナーレを締め括るのがこのツィンティンパニー。
腹の底まで響くサウンド 。 これには痺れました

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大植マエストロはこの100分を超える大曲マーラー3番を暗譜で指揮します。

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9年かけて築いたマエストロとオーケストラとの関係。
これだけ大阪フィルを鳴らせるのは、やはり桂冠指揮者・大植英次だけでしょう

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圧巻の演奏は終了しました。
残念なのは最後の響きが止む前のブラヴォーと拍手。
うーん、腹立たしい思い と、まあワカラナクもない所もあり、複雑な気持ちでしたが、やはりフライングはいけません
100分演奏してきて、全神経を集中させた最後の音が鳴り止んでいないのに、「ブラヴォー!」って言われても嬉しくない奏者の気持ちを考えていただきたいと思います。
しかし、皆さま早く声を出したかったんでしょうね。
4楽章終わりから、5楽章、6楽章とアタッカで続いているので、息つくところが無かったですから。
それだけに演奏はステージ上の奏者とお客さまが、一緒に作り出すものだと言えるのです。
しかし、最近の演奏会で‘フライング拍手&ブラヴォー’が余りに多いので、あえて一言だけ言わせていただきました。

その後の感動的な拍手喝采、ブラヴォーの嵐は止むことも無く延々と続くかに思えましたが、マエストロの合図で終了と相成りました。
皆さまの温かいお気持ち、有難うございました。

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楽屋に戻ったアネリー・ペーボさん。
関係者に「マーラー3番は何十回も歌ってるけどここまで特別な気持ちになったことはない。 本当に最高だった!」と話されていたとか。
アネリー・ペーボさん、今週末にはアルミンク指揮の新日本フィルと、マーラー「嘆きの歌」を歌われます。
それに照準を合わせておられたのに、期せずしてマーラー3番。
世界で活躍する音楽家の体力・実力・精神力を見せつけられました。
お疲れさまでした! そして、有難うございました!

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ご機嫌な大植桂冠です
ひっきりなしに訪れるお客様を前にして、大植節も全開 

芸文の関係者の皆さまも、今回のチケット完売には驚かれたそうです。
平日の夜に完売!は芸文でもなかなか無いそうでございます。
嬉しいじゃないですか

マーラー3番、これにて終了でございます!
これは「大阪国際フェスティバル特別公演」マーラープロジェクト第2弾!
いよいよ来年はマーラー/交響曲第2番「復活」。
大植桂冠の「復活」でフェスティバルホールの復活! 嬉しいですね。

今回のコンサートの主催者、公益財団法人朝日新聞文化財団、大阪国際フェスティバル協会、朝日新聞社、兵庫県、兵庫県立芸術文化センターなど、関係者の皆さまに御礼申し上げます。

そして、ご来場のお客様にも御礼申し上げます。


                                         


この後、大植桂冠と大阪フィルはいよいよ例のお祭りでございます。

「阿波踊り  」、 ブーッ

そう、「星空コンサート」 です。

監督時代から大植マエストロと大阪フィルにとって年に1度のお祭りです。
しかし昨今の状況から言って、ただお祭りだとはしゃいでもいられません。
本当に「星空コンサート」が皆さまにとって大切なコンサートなら、どうか今年は会場に足をお運び下さい。

1万人の前で大植桂冠が指揮する姿を見てみたい
どうぞよろしくお願い申し上げます


これからも大阪フィルをよろしくお願いいたします


「星空コンサート」
日 時:平成24年6月2日(土) ※雨天の場合6月3日(日)に順延
        10時開場、18時30分開演、20時終演予定
     ※13時からプレコンサート開催
     ※チケット半券の呈示により、途中入退場可能です。
     ※時間帯は、天候等により当日若干変更される場合があります。

会 場:大阪城・西の丸庭園(「星空コンサート」特設ステージ)

主 催:星空コンサート実行委員会
  (大阪市、公益社団法人大阪フィルハーモニー協会、朝日放送株式会社)

内 容:
指 揮:大植英次
演 奏:大阪フィルハーモニー交響楽団
独 奏:桑原陽太
共 演:大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
    近畿大学吹奏楽部
    箕面自由学園高等学校吹奏楽部
    明浄学院高等学校吹奏楽部
曲 目:
コープランド/市民のためのファンファーレ
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ポール・サイモン/明日に架ける橋
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調より 第1楽章
シベリウス/交響詩「フィンランディア」
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」より “古い城”
チャイコフスキー/序曲「1812年」
*曲目および曲順は変更になる場合があります
          
プレコンサート出演:  
大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
大阪市立文の里中学校
       

料 金:一般(高校生以上) 1,000円、65歳以上 500円
      ※中学生以下、障がい者手帳所持者と介護人1名は無料
(当日、身分証明書等の提示をお願いします)


チケット:当日10時から会場(西の丸庭園前)にて販売。(前売りなし)

        
そ の 他:
・天候などの理由で公演が中止・中断されることがあります。その場合は、会場および大阪市ゆとりとみどり振興局ホームページでお知らせするほか、「星空コンサート」事務局(TEL:06-6185-1118)までお問い合わせください。
・飲食物の持ち込みは可能です。ゴミは各自お持ち帰りください。
・芝生の上のフリースペースでご鑑賞いただきますので、レジャーシートの持参をおすすめします。

来場者特典:大阪城エリアの魅力を存分に楽しんでいただくため、星空コンサートの入場券呈示により、次の特典が受けられます。
※星空コンサート開催日に限り適用、他の割引との併用は不可
     
 ①大阪水上バス アクアライナー 乗船料10%割引
  [大人 1,700円→1,530円、こども(小学生)800円→720円]
  ※中之島・大阪城めぐり60分コース 大阪城港からの乗船に限る

 ②大阪城天守閣入館料 100円割引
[大人600円 → 500円 <中学生以下・市内在住65歳以上の方(要証明)・障がい者手帳をお持ちの方は無料>]



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