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古典派の名曲が一度に聴ける演奏会、本日本番です!

練習レポートを紹介する前に・・・

すでに新聞報道等でご承知かと存じますが、一昨日、大阪市より私たちへの運営補助金が対前年10%削減と発表されました。
今回、このタイミングを利用しまして、私たちの経営ビジョンの骨子を紹介させていただこうと、トップ画面のニュース欄に記入させていただきました。

もしまだお読みでなかったら長文ではございますが、ぜひお読み下さい。


コチラからどうぞ!


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「いずみホール特別演奏会」はいよいよ本日19時からです!

練習3日目、最終日の模様をお届けします。

この日の練習順は、ハイドン、ベートーヴェン、そしてモーツァルトの順番。
今回はベートーヴェンの交響曲第2番を中心にお届けしましょう!
「皆さま、ベートーヴェン交響曲第2番をご存知ですか
そうです、ベートーヴェン2番目 の交響曲です。
「それでは、聴いた事はありますか」
そこの方 、目線を逸らさないで

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1802年に作曲という事なので今から210年前、ベートーヴェン31歳の作品です。
初演は翌年、ピアノ協奏曲第3番と一緒だったそうですよ。

1楽章、少し長めの序奏部を抜けると、軽快なメロディが鳴り始め、ここまで来たらもう大丈夫
どうしても最初の数分間、“エロイカ”や“運命”のような曲の冒頭から‘掴みはOK’ 的な始まり方ではないので、我慢できずに表題付きの曲に替えてしまった!という方、多いと思います。

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でも何と言ってもこの曲の魅力、2楽章の美しいメロディにも注目です!
さすがはベートーヴェン、史上最強のメロディメーカーと呼ばれる所以ですね。

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失礼しました、マエストロ
延原さんの練習中にペラペラと話し込んでしまいましたね。
要するに、このマエストロ延原さんの表情のように‘堪らなく魅力的な曲!’という事です

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楽器の編成は・・・
木管は、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2
金管は、ホルン2、トランペット2
ティンパニー1
そして弦楽五部はハイドンと同じで、10-10-8-6-4です。
トランペットとティンパニが上の写真には写っていませんね。
の写真には写っています。

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心地良い疾走感と言うのでしょうか。
凄くメリハリが効いて、とにかく聴いていて小気味良いんです、延原さんの音楽って。
歌い過ぎないのも良いですね。
ビブラートをかけ過ぎない、ここ一番に少しだけ!が効いているのでしょうか

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この日の練習でも大活躍のコンマス崔さん。
いつもとは違う音楽、モダン楽器によるピリオドアプローチ。
言ってしまうと簡単ですが、弦楽器も管楽器も、もちろんバロックティンパニも、それぞれに工夫を重ねて本番に臨むオーケストラのメンバーなのです。

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お待たせしました! この日最後の練習はモーツァルトのオーボエ協奏曲。
大阪フィルオーボエトップ奏者、浅川和宏です。

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ここまで大フィルサウンドを支えて来た、オーボエ浅川による渾身のモーツァルトをお聴きください


‘噂のシリーズ’と人知れず呼ばれてきたこの演奏会も残すところ2回!
 
9月に行うラストの演奏会は、ベートーヴェンの交響曲第1番と第9番「合唱付き」を演奏するため、このシリーズの基本コンセプトである、ハイドン、ベートーヴェンの交響曲と、メンバーのソリストでモーツァルトの協奏曲をお届けする、という意味では今回が最後になります。

皆さま、ラストチャンスですよ。

当日券もまだ余裕がございます

音響抜群!ホールの持つ雰囲気で言うなら日本屈指のクラシック専用ホールではないでしょうか、‘いずみホール’で開催してきた、大阪フィルのもう一つの顔そして音に出会える演奏会。

どうぞお越しください。 会場でお待ちしております


2012-06-29 いずみ⑦

「いずみホール特別演奏会<ウィーン古典派シリーズVII>」

日 時:6月29日(金)19:00開演(18:30開場)
会 場:いずみホール
指 揮:延原武春
独 奏:浅川和宏(大阪フィル オーボエトップ奏者)

<プログラム>
ハイドン/交響曲 第104番 ニ長調「ロンドン」Hob.Ⅰ,104
モーツァルト/オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
料 金: A席5000円 B席3000円

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。



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オーボエ浅川の吹くモーツァルトが鳴り響いた、練習2日目!

「いずみホール特別演奏会」練習2日目です。

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本日もハイドン交響曲104番「ロンドン」から練習スタートです。
練習の最初に延原さんから基本的な確認がなされました。

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身振りを交えて説明されるマエストロ延原さん。
・音符いっぱい音を出すのではなく、響きも含めての拍数だと思って演奏する。
・音はすっと減衰させる感じ。
・弦楽器のヴィブラートは最低限に留め、音を響かす時にだけ使う感じ。
聞きとりにくかったのですが、そのような事を言われていたと思います。
いわゆるピリオドアプローチの基本的な事ですね

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具体的にイメージする音を形にするための効果的なボーイングは、その都度コンマス崔さんに相談されるマエストロ。
崔さんは即答です! 実際に弾いて見せ「こんな感じですか!」
凄いです 、古楽のスタイルを専門的に勉強された訳ではないですよね。
さまざまな指揮者との経験が引き出しの多さにつながっているのですね  

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ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」といえば、「のだめカンタービレ」で千秋先輩が‘プラティニ指揮者コンクール’の一次予選で指揮した課題曲でしたね。

交響曲にメヌエットを含む4つの楽章の形式を作り、ソナタ形式、弦楽四重奏のスタイルを整え古典派音楽の礎を築いた偉大なる作曲家 とのト書きがあり・・・  

「ハイドンで試されるなんて、光栄だ」 と千秋真一が叫んだあの曲

ご存知ない  それは失礼いたしました


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このシリーズの成果の一つに、ハイドンの交響曲は面白いと気付かせてくれた事が挙げられるのではないでしょうか。
なかなか演奏機会が少ないハイドンの交響曲。

「モーツァルトは音符を順番に弾いても素晴らしい音楽ですが、ハイドンはそれではダメ。 奏者一人ひとりが音楽的でないとその良さが伝わらない」 

以前行われた記者会見の席でも、延原さんは語られていました。
ピリオドアプローチを用いる事からはじめ、回を重ねるごとに熟成していったマエストロ延原と大阪フィルのハイドンの交響曲。
「とりあえずやってみよう!」 自発性こそが演奏する上でも大切なのですね

いったん今回がラストとなるシリーズでのハイドン演奏。
ハイドン最後の交響曲にして最高の名曲の誉れも高い「ロンドン」です。
どうぞお楽しみに

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ピリオドアプローチの象徴ともいえるバロックティンパニの心地よい軽快なリズムと響きは、ハイドンでもベートーヴェンでも鳴り響いていました

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このシリーズの最大の特徴は、モーツァルトの協奏曲を毎回、メンバーがソリストを務め演奏することです。
今回演奏する曲は、オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314。
ソリストは、大阪フィルオーボエトップ奏者 浅川和宏。

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1989年入団の浅川、朝比奈時代の最後12年と大植時代をずっと支えてきた功労者の一人です。
豊富な音源の数々が自慢の大阪フィルですが、彼の吹くオーボエサウンドが大阪フィルのサウンド!と言うのは、ちょっと言い過ぎでしょうか
体調不良から出演機会はスライドしてしまいましたが、今回満を持しての登場です!

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浅川の吹く伸びがあり艶やかなオーボエサウンド、気持ちが良いです

浅川の演奏を聴きながら、「そうか、この曲も のだめカンタービレに登場したてたな!」と思い出しました。
第7巻、R☆Sオーケストラが取り上げ、黒木くんがソリストを務める曲ですね。

何の事か判らない・・・ですか。 そうですか、失礼しました

のだめのファンも、そうじゃなくても今回の演奏会にお越しくださいませ。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと一度に古典派の神髄が判る演奏会です。

重心の低い重厚な大フィルサウンドとは違う、別の音楽をお聴かせします
この演奏を聴いて、来月定期“大植のマーラー9番”を聴いてみてください。
大阪フィルの作り出す音楽の多様性や、活動の幅が見て取れます

ぜひお越しくださいませ。 お待ちしております

「いずみホール特別演奏会<ウィーン古典派シリーズVII>」

日 時:6月29日(金)19:00開演(18:30開場)
会 場:いずみホール
指 揮:延原武春
独 奏:浅川和宏(大阪フィル トップオーボエ奏者)

<プログラム>
ハイドン/交響曲 第104番 ニ長調「ロンドン」Hob.Ⅰ,104
モーツァルト/オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
料 金: A席5000円 B席3000円

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。


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「いずみホール特別演奏会」 練習が始まりました!

今週金曜日に行う「いずみホール特別演奏会~ウィーン古典派シリーズ~」の練習が始まりました

ハイドンの交響曲を1曲目に、モーツァルトの協奏曲を2曲目に演奏し、休憩を挟んでベートーヴェンの交響曲を演奏するこのシリーズ。
全9曲あるベートーヴェンの交響曲を毎回1曲づつ、最後だけ1番と9番を一緒に演奏するという約束になっているので、シリーズは全8回。
モーツアルトのソリストは、メンバーが務めるのも決まりごとのひとつ です。

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シリーズ7回目となる今回のコンサートマスター、は首席客演コンマスの崔 文洙(チェ・ムンス)さんが務めます。
まずは崔さんのチューニングから練習スタートです。

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チューニングを待っている間も、スコアのチェックに余念のないマエストロ延原さん。

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チューニングもバッチリ
マエストロは静かに構えて、タクトを下ろした瞬間! オーケストラは鳴りません
しばしの沈黙に続き大笑いの練習場
練習順、ハイドンからだったのを、勘違いでベートーヴェンを振られたのです
曲が違うと振り方も違うので、やはり出れないものなのですね

これで場の雰囲気が瞬間に和みました。

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ここからの練習はいつもの延原節全開です
大声で指示をしながらの指揮、絶好調のマエストロです。

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このシリーズのいちばんの特徴は作曲された時代の奏法で演奏する事。
そりゃそうですね、バロック音楽の専門家、延原さんの指揮ですから
モダン楽器によるピリオドアプローチと言えば良いのでしょうか。
楽器の並びも特徴があります。
コンマス崔さんの向かいに向き合うカタチで座る2ndヴァイオリン田中美奈。

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1stと2ndのヴァイオリンが向き合う対向配置と呼ばれる楽器配置。
1stヴァイオリンの横にはヴィオラが、そしてチェロがきて2ndヴァイオリン。
コントラバスはチェロの後ろに位置します。
弦楽五部は10-10-8-6-4というやや小ぶりのサイズ。
会場が‘いずみホール’だという事と、これらの曲をどのサイズで演奏するのが最も良い状態でお客さまに聴いて頂けるか、悩みに悩み、増やして減らして辿りついた10型という結論 

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通常16型で演奏している大阪フィルがいつもと違うこだわりの音楽をお届けするこのシリーズ。
弦楽器はあまりビブラートを使わないとか、ボーイングの速度だったり弓の使い方だったり、このシリーズは指揮者と奏者をつなぐコンマスの役割が大切なのです。
そこで登場のコンマス崔さん、たくさんの引き出しをお持ちです
マエストロの信頼も厚い崔さんは、マエストロの表現したい音を、率先して弾いて皆に伝えておられました。
頼りになるコンマス崔さんなのです

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先ほど、モダン楽器によるピリオドアプローチと書きましたが、ティンパニーは別です。
パーカッション中村拓美が叩いているのはバロックティンパニ。
これはマエストロの強いこだわりの一つ。
硬目のマレットでリズムやアタックをしっかり出すためにはとても効果的な楽器です。
この日の練習でも、その効果は十分に表れていたのではないでしょうか
悩みながらバロックティンパニと向き合い本番に臨むと思われるパーカッション中村にも、どうぞご期待下さい!

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが一度に聴けるのはシリーズ7度目の今回が最後です。
最終回は、ベートーヴェンの第1番と第9番「合唱付き」の2曲プロ。
ハイドンの最後の交響曲にして最高傑作と言われる交響曲第104番「ロンドン」も、是非この機会にお聴きください。

明日からはオーボエ浅川和宏のソロでモーツァルトの協奏曲の練習も始まります。
もちろん比較的演奏機会の少ない名曲、ベートーヴェン交響曲第2番の練習の様子もお届けします。

どうぞマエストロ延原さんのマジックがかっかった大フィルサウンド
ぜひライブでお聴きください


2012-06-29 いずみ⑦

「いずみホール特別演奏会<ウィーン古典派シリーズVII>」

日 時:6月29日(金)19:00開演(18:30開場)
会 場:いずみホール
指 揮:延原武春
独 奏:浅川和宏(大阪フィル トップオーボエ奏者)

<プログラム>
ハイドン/交響曲 第104番 ニ長調「ロンドン」Hob.Ⅰ,104
モーツァルト/オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
料 金: A席5000円 B席3000円

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。



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コンマス崔さんによる弾き振りで「四季」の練習!

本日、なら100年会館で「かんでんクラシックチャリティーコンサートが行われます。
今回は小編成の弦楽合奏をお聴き頂きます。

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このコンサート、指揮者を置かず、コンサートマスターの弾き振りで演奏します。
コンサートマスターはこの方、崔文洙(チェ・ムンス)
演奏するのは、ヴィヴァルディの「四季」とチャイコフスキー「弦楽セレナード」という定番の名曲。
普段は指揮者がいるため、崔さんが直接メンバーに指示するケースは少ないのですが、今回は崔さんお持ちの引き出しの数々をメンバーに伝授して頂きました。

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今回の編成は、弦五部が5-5-4-3-3の総勢20名。
そこにチェンバロが加わります。
21名の小編成 と言っても音の厚み、迫力は相当なものです。
指揮者を置いてない事で、かえって皆の音を聴き合い集中する事で生まれるアンサンブルの妙もあります。

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「四季」でヴァイオリンソロを弾くのはもちろん崔さんです。
オケ中で弾くソロとは違い、こういう形で完全にソロを弾いて頂く機会は普段なかなか無いため、とても新鮮でした。
そして、崔さんのヴァイオリンソロはサスガの安定感です
コンサートにお越しになるお客さま、どうぞ楽しみになさってください。

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崔さん率いる弦楽合奏、各トップはいつものメンバーです。
2ndヴァイオリン田中美奈、ヴィオラ小野眞優美、チェロ近藤浩志。
コントラバスの新真二は今回降り番のため、エキストラトップ奏者として佐々木等さんにお願い致しました。
「四季」と「弦セレ」、2曲なのでサクサク練習は進み、早く終わると思いきや・・・
かなり細かな熱い練習が延々と続いていました。

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アーティキュレーションやフレージングなどはもちろん、弦の使い方など技術的な事までお互い弦楽器奏者だから判り合える共通の感覚と原語。
こういう本番、大切ですね。
崔さんによる出し惜しみの無い熱い技術指導、また機会があればお願いします。

来週には、同じく崔さんをコンマスに迎えて、全く違う古楽器アプローチによる延原さんの「いずみホール特別演奏会」が行われます。
崔さんの引き出しの多さが活かされる絶好の演奏会です。
今回の練習で確認し合った事を活かし、皆さまに息の有った弦楽サウンドをお聞かせできるはず。

どうぞ「いずみホール特別演奏会~ウィーン古典派シリーズⅦ」にお越しくださいね

お待ちしております


2012-06-29 いずみ⑦


「いずみホール特別演奏会<ウィーン古典派シリーズVII>」

日 時:6月29日(金)19:00開演(18:30開場)
会 場:いずみホール
指 揮:延原武春
独 奏:浅川和宏(大阪フィル トップオーボエ奏者)

<プログラム>
ハイドン/交響曲 第104番 ニ長調「ロンドン」Hob.Ⅰ,104
モーツァルト/オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
料 金: A席5000円 B席3000円

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。



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大阪フィルハーモニー会館に響くポピュラーミュージック!

私たちの練習場がある地元大阪西成区の文化向上と、うるおいある街づくりを目指す、ひまわり会主催のコンサートが、大阪フィルハーモニー会館で行われました。

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このところ登場回数の多い中井章徳さんの指揮とお話で進むコンサート  

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“花のワルツ”で華やかに始まり、“カルメン”第1組曲、アンダーソンの“タイプライター”、“サンドペーパーバレエ”、“トランペット吹きの休日”と続き、パッヘルベルの“カノン”、そして“サウンド・オブ・ミュージック・メドレー”で終わる魅惑 の「ポピュラーコンサート」です。

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中井さんの楽しいお話と、一転して颯爽とした指揮ぶり。 そして誰もが楽しく聴ける名曲の数々。
ご来場頂きましたお客さまは大喜びのコンサートでした

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演奏会場は普段大阪フィルが練習場として使っている大阪フィルハーモニー会館。
岸里からも天下茶屋もからも近く、大阪西成区役所の南にあります。
客席は310席、天井も高く意外に音響も良いですよ。
演奏者の息遣いまで聞こえるような至近距離で演奏を聴く事が出来ます

来月にもここを会場として行うコンサートがあります。
もう既に売り切れている「親子のためのオーケストラ体験教室」と「にしなりクラシック」。

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私たちのホームグラウンド、大フィル会館で行う「にしなりクラシック」にお越し下さい。

チケットは絶賛発売中です

「にしなりクラシック」

日 時:7月31日
会 場:大阪フィルハーモニー会館
指 揮:伊藤 翔
<プログラム>:
フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」より 行進曲、トレパック
ドリーブ/バレエ「コッペリア」より スワニルダのワルツ
メンデルスゾーン/劇音楽「真夏の夜の夢」より 夜想曲 
ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」より “海とシンドバッドの船”
グリーグ/劇音楽「ペール・ギュント」より 朝、山の魔王の宮殿にて
フォーレ/劇音楽「ペレアスとメリザンド」より シシリエンヌ
チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」セレクション
(情景~四羽の白鳥~情景~チャルダッシュ~情景)

料 金:高校生以上2500円、小・中学生1500円

※当日、学生証など身分証明書をご提示いただくことがあります。
※未就学児のご入場はお断りさせて頂きます。

| 演奏会 | 14:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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感動の「ヨハネ受難曲」! 皆さま、いかがだったでしょうか?

「第459回定期演奏会」“ヨハネ受難曲”は大盛況のうちに終了致しました。

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(C)飯島隆

オーケストラと古楽器のカルテットそれにチェンバロとオルガン総勢41名による奏者と、90名の合唱団員、6名のソリスト、そしてすべてを指揮するマエストロ・ヴィンシャーマンによって繰り広げられる、イエス最期の場面を描く感動の音絵巻

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(C)飯島隆

2時間を超えるこの大曲をマエストロは立ったまま指揮をされました。
マエストロ・ヴィンシャーマン、御歳92歳
凄い気迫! 凄い集中力です!

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(C)飯島隆

「ヨハネ受難曲」の主役は何と言っても合唱団。
コラールに合唱にトゥルバ(群衆の言葉)に、高い演奏技術と、凄まじいまでの集中力を示してくれました
この曲、冒頭からただならぬ事件を暗示する音楽が始まります。
そして「主よ(Herr)!」という叫びにも似た合唱が迫力いっぱいに響きます。
この瞬間に、「おっ、いけるな!」   確信を持ちました

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(C)飯島隆

今回の聴きどころの一つに、第2部に登場する古楽器によるアンサンブルがあります。
ビオラ・ダモーレ2名、リュート1名、ビオラ・ダ・ガンバ1名によるカルテット。
このカルテットをバックに連続して歌われる‘19番ベースによるアリオーソ’、そして‘20番テノールによるアリア’です。
写真は難曲‘20番のアリア’を歌うテノール櫻田亮さん。

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(C)飯島隆

ソリスト6名全員立ち上がって合唱団とともに歌う曲は、全40曲の中で2曲だけ。
‘第22番コラール’と‘第40番 終曲のコラール’です。
写真は最終‘第40番’のコラールを撮ったもの。
後で聞いた話ですが、ソプラノ秦さんもアルト福原さんも涙腺ユルユルだったとか

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(C)飯島隆

いえいえ、お客さまも涙無しでは聴けなかったようですよ。
もちろん、かく言う私も
本気で「このまま終わって欲しくない!」と思った感動的なコラールでした。

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(C)飯島隆

初日は、残念ながら演奏終了直後、沈黙とは行きませんでしたが 、2日目は祈るような沈黙 の時間が。
マエストロの手が完全に下りた後に起こる割れんばかりの拍手喝采
マエストロはソリスト、オーケストラ、そして合唱団に向かってこの表情。

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(C)飯島隆

カーテンコールは延々と続きます。 皆さま、温かい拍手を有難うございました。
マエストロはメンバーを次々に立たせてお客さまに紹介していきます。
ソリストの皆さまとは、一人づつハグをし、労をねぎらいます

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(C)飯島隆

お客様の拍手に応えるマエストロ。
マエストロに拍手するのはお客さまだけではありません。
オーケストラも合唱指揮者の本山先生も、もちろん合唱団も惜しみない拍手を送ります。
ソリストの皆さまも‘第40番のコラール’を歌っていた表情とは違いますね。
とても楽しそう

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(C)飯島隆

最後にはスコアを見せて、「バッハに祝福を!」という事でしょうか。
スコアを大切に抱えるマエストロが印象的でした。

マエストロ・ヴィンシャーマンがお届けした本物のバッハの音楽。
皆さま、いかがだったでしょうか?

実は、2004年から2年ごとに大阪フィルとマエストロの共演は続いています。

2004年、バッハ/管弦楽組曲全曲
2006年、バッハ/ブランデンブルク協奏曲全曲
2008年、バッハ/“音楽の捧げもの”、“フーガの技法”
2010年、バッハ/ミサ曲ロ短調
そして・・・
2012年、バッハ/ヨハネ受難曲

92歳にしてあの若さのマエストロです。
ここまで来たからには、“マタイ受難曲”と“クリスマス・オラトリオ”、聴きたいですよね

必ずマエストロとの共演がもう一度、実現しますように、

ヴィンシャーマン記念撮影

昨日も掲載したコンマス、ソリスト、そしてマエストロと写した写真です。

最後に今回ご一緒した方のお名前をもう一度紹介させて下さい。

前列左から、バリトン青山貴さん、アルト福原寿美枝さん、ソプラノ秦茂子さん
後列左から、首席客演コンサートマスター崔文洙さん、バリトン三原剛さん、テノール櫻田亮さん、マエストロ・ヘルムート・ヴィンシャーマンさん、テノール マルティン・ペッツォルトさんです。

出演者の皆さま、素晴らしい音楽を有難うございました


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終演後、サイン会の席で気さくにサインをされていたマエストロ。
その後合唱団の打ち上げ会場にその元気な姿はありました。
挨拶をされるマエストロ、疲れた様子は微塵も感じられません

マエストロ、いつまでもお元気で!
そして、必ずもう一度共演させてください。

マエストロ・ヴィンシャーマンと過ごした1週間が過ぎてしまいました。
音楽ってやっぱり良いですね
マエストロの元気の源 も音楽、皆さまが「感動したよ!」と言って頂いたのも、私たちが心地よい達成感を得られたのもすべて音楽が持つチカラのおかげでしょうね。

これからも私たち大阪フィルは、素敵な音楽を皆様に届けてまいります

どうぞこれからも大阪フィルをよろしくお願いします


| 定期演奏会 | 02:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ヴィンシャーマンと大フィルの「ヨハネ受難曲」、ラスト1日です!

大阪フィル「第459回定期演奏会」初日は終了致しました。

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演奏終了後「ヴィンシャーマン、ありがとう!」、これがお客さま、演奏しているメンバー共通の思いではなかったでしょうか。
鳴りやまない拍手、それに応えるマエストロ。
「もうこれ以上ないよ」という仕草で笑いながら最後はステージを去って行きました。

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ゲネプロでは椅子に座って指揮をしていたマエストロ(もっとも立っている時間がほとんどですが)、本番では初めから椅子は無く、2時間以上を立ったまま指揮をされました。
92歳ですよ! すごいです

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首席客演コンマス崔文洙(チェ・ムンス)と話すマエストロ。
マエストロは崔さんには全幅の信頼を置いています。
本番のカーテンコールでもそれは良くわかりましたね。

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ゲネプロや練習ではどうしてもダメ出しなどもあり演奏が途切れてしまいますが、続けて演奏してみてわかる事もたくさんあります。
本番では多くの発見が有りました

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マエストロはこの曲をいったい何回くらい指揮されているのでしょうか。
エヴァンゲリストもイエスさえも掌の上でまわして見せるマエストロ。
マエストロこそが神なのではないのかとさえ思ってしまいました

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マエストロの凄まじいまでの気迫に見事に応えた演奏者。
本番でのオーケストラ、ソリスト、合唱団の集中力はすごかったです。
そして、お客様の集中力もお見事でした
みんなの気持ちがひとつになって初めて生まれる奇跡のような音楽。

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崔さんと田中美奈が引っ張る8型のヴァイオリンパートのメンバーです。

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低弦セクションも少数で挑みます。
ヴィオラ、チェロ、コントラバスはそれぞれ6-5-3というサイズ。

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総勢90名の大阪フィルハーモニー合唱団のメンバー。
合唱が主役!との思いを胸に秘め、しっかり歌っていました。
お客さまにもその思いが伝わったからこそ演奏終了後、舞台から退場する時に大きな拍手が起こったのだと思います。

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合唱団に近い所に座っておられる福音史家(エヴァンゲリスト)マルティン・ペッツォルトさんは、自分の歌うところ以外でも周囲を気にして、通奏低音のきっかけを教えたり、合唱団を心配そうに見ておられました。
彼もまた、この曲を知り尽くしておられるのです。

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今回の「ヨハネ受難曲」の聴きどころの一つは、古楽器の響きが聴ける事。
第2部からリュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダモーレが登場します。
総督ピラトの審問の中、イエスへの鞭打ちが行われた直後に歌われる‘第19曲ベースによるアリオーソ(旋律的ではあるがアリアではないレチタティーヴォ)’では、青山さんが歌う見事な歌のバックで古楽器独特の柔らかなサウンドをお聴き頂きました。
モダン楽器によるサウンドとの比較も楽しみの一つです。

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「ヨハネ受難曲」では管楽器の使用が少ないため、オーケストラメンバーで舞台に乗っているのはフルート2名、オーボエ2名、ファゴット1名の計5名だけ。
出演メンバーはそれぞれに大活躍の大忙しです
第1部から見せ場があります。
‘第7曲’‘第9曲’など、アリアでソリストと絡むシーンではお客さまからも良く見て頂けるように立って演奏します。
どうぞ、管楽器のメンバーにもチェックしてみてください。

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感動!という言葉しか浮かばない‘第40番 終曲のコラール’ではソリストも全員立ち上がって歌います。
ソリストが全員立ち上がって歌うシーンはこの曲と、やはりとても大切な曲‘第22曲’の2曲だけです。

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「いつまでも聴いていたい! 演奏終わるな!」と思ってしまった終曲のコラール。
心の底から感動しました
スタッフの立場を完全に忘れさせるほど、音楽の持つ力はすごい! (失礼しました )

演奏終了後は割れんばかりの拍手喝采をいただきました。
マエストロの笑顔、絶対に忘れないでしょう!
ソリストの皆さまも良い表情をなさっていました
もちろんオーケストラや合唱団のメンバーもです。
そして、お客さまも最高の表情で拍手をなさっていました。

本当に有難うございました。

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演奏終了後、ソリストの皆さまの満足気な表情が演奏会の成功を確信しました。

「せっかくなので皆さんで記念写真撮りませんか?!」 と申し上げたところ 「撮りましょ撮りましょ! 写真下さいね!」ということで、マエストロの楽屋が撮影スタジオに変身です。

「はーい、スマイル!」 ということで撮った写真がこれです
マエストロ、ソリストの皆さま、そしてコンマスの崔さん、お疲れさまでした

第459回定期「ヨハネ受難曲」は本日、もう1日ございます。

92歳のマエストロ・ヴィンシャーマンさん渾身の「ヨハネ受難曲」、ぜひライブお聴き下さい

当日券はA席6000円からC席4000円までご用意しております。
そして、学生・シニア当日券も18時半から販売出来る見込みです。

どうぞお誘い合わせの上、ザ・シンフォニーホールへお越し下さい!

お待ち申し上げております

「第459回定期演奏会」

日 時:6月17日(日)15:00開演(14:00開場)※開演時間にご注意ください。
    6月18日(月)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
独 唱:テノール/福音史家:マルティン・ペッツォルト
    バリトン/イエス:三原 剛
    ソプラノ/アリア、下女:秦 茂子
    アルト /アリア:福原寿美枝
    テノール/アリア、下僕:櫻田 亮
    バリトン/アリア、ピラト、ペテロ:青山 貴
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
<プログラム>
    J.S.バッハ/ヨハネ受難曲 BWV.245
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
     D席、S席は売切れ

※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



最後に、「ヨハネ受難曲」は絵画で見るとよりイメージしやすいと思います。
そんなサイトにリンクを貼らせて頂きました。
是非チェックして下さい!
 


ヨハネ受難曲が絵画でわかる同志社CCDアルママータ合唱団のサイトはこちら

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ヴィンシャーマンさんの「ヨハネ受難曲」、本日本番です!

「第459回定期」はザ・シンフォニーホールで本日と明日行います!

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指揮はあたかも‘音楽の化身’のようなヴィンシャーマンさん、92歳。
こだわりのバッハ、本物の「ヨハネ受難曲」を聴いて頂きますよ
まずは首席客演コンマス崔文洙(チェ・ムンス)さんのチューニングから。

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この日もマエストロはご機嫌です
練習の前後はとてもお茶目でチャーミングなマエストロですが、練習が始まると一転して真剣モード。

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本番前日の練習です、練習最初から合唱団も参加しての練習が始まりました。

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合唱がメインとも言える「ヨハネ受難曲」です。
大阪フィルハーモニー合唱団のメンバーを紹介してまいりましょう
上手にはアルトのメンバー、24名が座ります。

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真ん中に座るのは男声メンバー、上手(右)側がバス20名、下手(左)側はテノール14名。

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下手にはソプラノ31名が座ります。
本山秀毅先生率いる大阪フィルハーモニー合唱団による迫力の大合唱をご期待くださいね!

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福音史家(エヴァンゲリスト)はマルティン・ペッツォルトさん。
新約聖書「ヨハネによる福音書」をベースに物語を進行していくのが福音史家の役割。
チェンバロとチェロなどをバックにレチタティーヴォと呼ばれる独特の語りの音楽で進んで行きます。

ストーリーテラーとして客観性が要求される役割ですが、第1部の「ペテロの否認」の場面で、ペテロが3回「弟子ではない!」と否定し、鶏が鳴いた直後に号泣するシーンで、興奮して語るところは聴きどころの一つです。

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物語はこの方を中心に回って行きます。 イエス(イエスの言葉)役の三原剛さんです。
自信と風格に溢れたイエス、三原さんにはぴったりです。
福音史家とのやり取りは聴きどころたっぷりです。
逮捕されてから取り調べを経て十字架の上で「成し遂げられた!」語り死ぬ場面では、バックの音楽で「イエスの死」が勝利を意味する事を知らせます。
三原さんの言動からは目が離せません。

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1部と2部でとても大切なアリアを歌われる福原寿美枝さん。
第7曲と第30曲ですが、特に‘第30番のアリア’はイエスが染んだ直後に歌われるアリアで、とても重要です。

「すべてが成し遂げられた! おお 悲しみ沈む魂の慰め!」

関西二期会所属、今や日本を代表するアルト。 福原さんの歌、お楽しみください

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「ヨハネ受難曲」の中でもとくに重要な曲の一つ、‘第22番のコラール’です。
この曲は合唱団だけではなく、ソリストも全員立ち上がって歌います。

「神の御子よ あなたが捕らえられたために 私たちは自由を与えられました。」

この「ピラトの審問」の場面ではこの曲を中心に前後の曲がシンメトリー(対称的)に作られている事が知られていますが、詳しくは当日お配りするプログラムの曲目解説をご覧ください。

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マエストロの言葉を通訳する本山先生です。

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弟子ピラトや総督ペトロなど、重要な登場人物役を演じ、アリアも歌うバリトン青山貴さん。
中でも注目は「総督ピラトの審問」を終え、「イエス自ら十字架を背負ってゴルゴタの丘へ行かれた」と福音史家が言った後に歌われる‘第24番のアリア’です。

「急げ悩める魂よ あなたたちを苛む責め苦の穴から逃れよ!」

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下僕の役、そしてアリアを歌われるテノール櫻田亮さん。
先ほど紹介した「ペトロの否認」の場面で歌われる‘第13番のアリア’は聴き応え十分。

「ああ わが思いよ、どこへ行こうというのか? どうしたら私は正気に戻るのだろうか?」

弱い自分自身を攻めながら悲嘆にくれながら歌うアリアです。

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ソプラノの秦茂子さんは下女役、そしてアリアを歌われます。
秦さんの歌声、本当に美しいです。 最大の聴かせどころは1部にやって来ます。
フルート2本のユニゾンにのって歌われる‘第9番のアリア’。

「私もまた喜び勇んであなたについてまいります。 あなたから離れる事はありません」

結果、すぐに裏切ってしまう弟子ペトロが忠誠を誓うこのアリア、秦さんの魅力全開です!

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「よく指揮を見てください!」 
マエストロとコンマス崔さんです。

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大フィルの管楽器からはこの5人が出演しています。
手前からファゴット久住、オーボエ エキストラ大島さん、大森、フルート野津、井上。

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管楽器が少ない代わりに、オルガンやチェンバロ以外にも古楽器が登場します。
アリアのバックなどでもその効果は発揮されます。
‘第30番のアリア’アルトの福原さんの歌うこの曲はヴィオラ・ダ・ガンバの響きは欠かせません。
ヴィオラ・ダ・ガンバの平尾雅子さん(右側)とリュート高本一郎さん。

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他にもヴィオラ・ダモーレも登場します。 高田あずみさん、深沢美奈さんです。

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この4つの楽器が醸し出す懐かしい響き。
これにチェンバロやオルガン、チェロ、コントラバスが重なり合って生まれるサウンドと、オーケストラのサウンドの違いが比較できるのも楽しみの一つです。

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練習の合間のマエストロです。
すべての練習を終え、マエストロも満足そうな様子。

ヘルムート・ヴィンシャーマンと大阪フィルがお届けする「ヨハネ受難曲」。

大阪フィルでこの曲を演奏するのは65年の歴史の中で初めてです。
そんな貴重な歴史的なコンサート、ぜひライブでお聴きください。

あ、それと、字幕があるので、ちゃんとご理解頂けます!
どうぞご安心ください!


チケットはA席6000円~C席4000円までございます。
もちろん学生・シニア当日券も今回は発売出来そうです。

どうぞ皆さま、お越しくださいませ

「第459回定期演奏会」

日 時:6月17日(日)15:00開演(14:00開場)※開演時間にご注意ください。
    6月18日(月)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
独 唱:テノール/福音史家:マルティン・ペッツォルト
    バリトン/イエス:三原 剛
    ソプラノ/アリア、下女:秦 茂子
    アルト /アリア:福原寿美枝
    テノール/アリア、下僕:櫻田 亮
    バリトン/アリア、ピラト、ペテロ:青山 貴
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
<プログラム>
    J.S.バッハ/ヨハネ受難曲 BWV.245
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
     D席、S席は売切れ

※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



最後に、「ヨハネ受難曲」は絵画で見るとよりイメージしやすいと思います。
そんなサイトにリンクを貼らせて頂きました。
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「ヨハネ受難曲」練習2日目をレポートしました!

「第459回定期演奏会」練習2日目、もちろん「ヨハネ受難曲」でございます。

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バッハの権威、マエストロ・ヴィンシャーマンは本日も元気いっぱい
本日の練習は、前半がオーケストラとソリスト合わせ、後半がオーケストラとソリスト、合唱団の合わせとなっております。

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オーケストラに先駆けて、レチタティーヴォの練習からスタートしました。
2本のフルートに合わせて歌う‘第9番ソプラノのアリア’。

「私も喜んであなたについてまいります。 あなたから離れる事はありません・・・」

独唱はフランスを中心に活躍されているソプラノの秦茂子さん。
先週、東京でのマエストロ指揮の「ヨハネ受難曲」に出演されています。
秦さんの歌にはマエストロもGood
どうぞ皆さま、楽しみになさってください 

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次のアリアでは2本のオーボエとファゴットをバックに歌われます。
曲のテンポを決めるのはファゴット久住雅人。
ソリストの歌いやすいテンポに落ち着くのか、これ実は結構難しいのですよ

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そして歌うのは関西二期会会員、日本を代表するアルト歌手、福原寿美枝さん。
歌は‘第7番のアリア’です。

「縄のように絡みつく罪から私を解き放つためにわが救い主は縛めの身となられる・・・」

福原さんも東京での「ヨハネ受難曲」を歌われています。
なので、マエストロとの呼吸はばっちり

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続いての登場は、テノールの櫻田亮さんが歌われます。
捕まったイエス・キリストの罪が及ぶのを恐れて、弟子のペトロは自分は弟子ではないと否認します。 有名な「ペトロの否認」のシーンで歌われるテノールのアリア‘第13番’です。

「ああ わが思いよ どこへ行こうというのか? どうしたら私は正気にもどるのだろうか? 心は犯した罪のために苦しみ痛む。 弟子であるのに主を打ち消してしまったのだから」

このあと合唱団がコラールを歌います。

「イエスよ、私も見つめて下さい。 私が悔い改めようとしない時は私の良心を揺り動かしてください。」

エヴァンゲリスト(福音史家)が客観的に事実を語り、アリアで当事者としての立場で歌い、コラールで人類の願いに昇華していく。
「ヨハネ受難曲」に見られる象徴的な手法です 

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練習後半は合唱団との合わせです。
首席客演コンサートマスター崔(チェ)さんのチューニングで始まります。

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合唱団の指示は合唱指揮の本山先生が通訳をしながら語ります。

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昨日はレチタティーヴォの編成で歌った青山貴さん、本日はオーケストラと合唱団を従えて‘24番のアリア’を歌います。

「急げ悩める魂よ あなたたちを苛む責め苦の穴から逃れよ」 「何処へ」(合唱) 「急げ ゴルゴタへ!」

イエスがみずから十字架を背負い磔刑の行われるゴリゴタの丘へ行くシーンで歌われます。

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全身を使って指揮をするマエストロ。
「指揮を良く見て! テンポが違います!」
マエストロにとって「ヨハネ受難曲」はやはり特別なんですね。

本物のバッハ「ヨハネ受難曲」に出会える「第459回定期演奏会」にお越しください


「第459回定期演奏会」

日 時:6月17日(日)15:00開演(14:00開場)※開演時間にご注意ください。
    6月18日(月)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
独 唱:テノール/福音史家:マルティン・ペッツォルト
    バリトン/イエス:三原 剛
    ソプラノ/アリア、下女:秦 茂子
    アルト /アリア:福原寿美枝
    テノール/アリア、下僕:櫻田 亮
    バリトン/アリア、ピラト、ペテロ:青山 貴
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
<プログラム>
    J.S.バッハ/ヨハネ受難曲 BWV.245
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
     D席、S席は売切れ
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



最後に、「ヨハネ受難曲」は絵画で見るとより鮮明に理解する事が出来ます。
そんなサイトにリンクを貼らせて頂きました。
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ヴィンシャーマンさんとオーケストラのメンバー、2年ぶりの再会!

「第459回定期演奏会」“ヨハネ受難曲”のオーケストラ練習が始まりました。

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オーケストラのメンバーに挨拶をするヘルムート・ヴィンシャーマンさん。
後ろにはインスペクター近藤(チェロのトップ奏者と兼務)とパーソナルマネージャー服部が見守っています。

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練習前にはメンバーと握手をするマエストロ。
ご存知でしょうか、ヴィンシャーマンさんは元は著名なオーボエ奏者。
宮本文昭さんや元ベルリン・フィル首席のシェーレンベルガーなどの師でもあります。
オーボエトップ奏者の大森やエキストラの大島さんからすればCDで聴くお手本のような存在じゃないでしょうか。 なので握手の表情はこれ、満面の笑顔

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「ヨハネ受難曲」冒頭から練習は始まりました。
コンサートマスターは首席客演コンマス、崔 文洙(チェ・ムンス)。
ヴァイオリンの奏でる16分音符とフルートとオーボエの不協和音、これから起こる出来事を暗示するような不吉なメロディーです。
本番ではここに合唱が「主よ(Herr)!」と迫力いっぱいに響きます。
ドラマチックな始まり、「ヨハネ受難曲」の魅力ですね

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「ここは鳩が飛んでいるイメージなんだ」
なるほど、ただ不吉なだけではなく、その中を平和のシンボル 、鳩が飛ぶ!
それは「受難曲」の真髄に迫る、象徴的なシーンですね。

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「ヨハネ受難曲」の楽器編成は特別です。
フルート2、オーボエ・ダモーレ2(2番コールアングレ持ち替え)、ファゴット1、
オルガン1、チェンバロ1、
リュート1、ヴィオラ・ダモーレ2、ヴィオラ・ダ・ガンバ1
弦楽5部

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実はマエストロ、先週、東京で「ヨハネ受難曲」を演奏されてきています
東京では1部、2部、2時間強を休憩無しで通して演奏されたそうです。
本来、この曲はそうするべきものだからというのが理由。

キリストが弟子ユダの裏切りにより捕まり、その影響で自身にも罪が及ぶと思い「キリストの弟子ではない!」と否認した弟子ペトロ。 自身の弱さを嘆くところまでが第1部。

第2部は、総督ピラトによる審問、判決、十字架処刑、イエスの死、埋葬と核心部分を一気に描いていきます。

この流れの途中で休憩出来ますか? という事なのですが、お客さまもトイレにも行けず2時間の連続演奏を聴いて頂くのは少々厳しいだろうという事で、今回は1部と2部のあいだに休憩を取らせて頂きます。

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今回の練習で初めてソリストの登場です。
24番のアリア「急げ 悩める魂よ!」を歌うバリトンの青山貴さん。
二期会所属の若き実力派バリトンで、現在広く活躍されています。
声量があり、深く響く青山さん  、今回は重要な役である弟子ペトロ、総督ピラトを、そしてアリアを歌われます。

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練習最後の1時間はレチタティーヴォ部分の練習になりました。
レチタティーヴォとは、「叙唱」の意味。話し言葉で語るように歌われる部分を言い、劇の状況や物語の展開を説明するときに用いられます。

「ヨハネ受難曲」で最も大切なのが、この曲のストーリーテラーともいえる福音史家(エヴァンゲリスト)で、テノール歌手が務めます。
マルティン・ペッツォルトさんは世界を代表するエヴァンゲリスト歌手。
マエストロ・ヴィンシャーマンに負けず劣らずこの曲を知り尽くしておられるペッツォルトさんは、通奏低音の奏者にアドバイスを送ったり、チェロ奏者にきっかけを出したり、副指揮者的な役割でステージに立たれています。
人柄が滲み出た馥郁とした歌声にご期待下さい

エヴァンゲリストが語る(歌う)時、チェンバロとチェロが寄り添うように演奏します。
チェロは客演トップの三宅進さん、チェンバロは三橋桜子さんです。

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イエス(イエスの声)を歌われるのは三原剛さん。
アスリートのような身体から生まれるこころにズシンとくる低音ボイス。
その存在感はイエスにぴったり。 本番が楽しみです
オルガンは室住素子さん、チェロはトップ奏者の近藤浩志、コントラバス新真二です。

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今後の練習ではヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオアラ・ダ・モーレ、リュートといった古楽器も加わります。

いつもの大阪フィルサウンドと違うのは当然ですが、ヴィンシャーマンさんがお届けする本物のバッハの音楽をお聴きいただけるチャンスです

この機会にライブで体験してください


「第459回定期演奏会」

日 時:6月17日(日)15:00開演(14:00開場)※開演時間にご注意ください。
    6月18日(月)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
独 唱:テノール/福音史家:マルティン・ペッツォルト
    バリトン/イエス:三原 剛
    ソプラノ/アリア、下女:秦 茂子
    アルト /アリア:福原寿美枝
    テノール/アリア、下僕:櫻田 亮
    バリトン/アリア、ピラト、ペテロ:青山 貴
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
<プログラム>
    J.S.バッハ/ヨハネ受難曲 BWV.245
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
     D席、S席は売切れ
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



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