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2012年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年08月

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「にしなりクラシック~ファンタジーの世界~」は本日開催です!

私たちの練習場、大阪フィルハーモニー会館で開催される「にしなりクラシック」が、あと数時間後に迫りました!

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客席数310席、奏者の息遣いまでも聴こえる至近距離で聴くファンタジーの世界。
客席最後列から見たオーケストラはこんな感じです。
贅沢な空間で大阪フィルサウンドをお楽しみください

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このコンサートを指揮するのは、昨年「第5回ヴィトルド・ルトスワフスキ国際指揮者コンクール」で第2位を受賞した伊藤翔さん。

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1982年生まれですので今年30歳、これからの時代を担う若手指揮者の一人です。
今回のプログラムが「ファンタジーの世界」ということで、“くるみ割り人形”や“シェエラザード”“ペール・ギュント”“はげ山の一夜”など、物語性の強い名曲の数々を演奏します

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これまでにも伊藤さんに指揮していただいたことが有りますが、改めて丁寧な練習をされる指揮者だとの印象を持ちました。
練習時間をいっぱい使って、名曲の数々に新しい命を吹き込む若きマエストロ。
フレッシュな大フィルサウンドをお楽しみください 

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若きマエストロの考えを尊重し、やりたいように手助けをする首席客演コンサートマスターの崔文洙(チェ・ムンス)。
今回は崔のヴァイオリンソロもたっぷり聴いて頂きましょう
ハープとヴァイオリンソロで始まるあの曲

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“シェエラザード”のヴァイオリンソロにご期待下さい。

私たちのホームグラウンド、大フィル会館メインホールでお届けする名曲の中からの、美味しいトコ取りプログラム
贅沢なひと時 をお楽しみください。

当日券は18時半から販売致します。
今からでもどうぞスケジュールをご確認いただいて、お越しください 
お待ちしています

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「にしなりクラシック ~ファンタジーの世界~ 」

日 時:7月31日(火)19:00開演(18:30開場)
会 場:大阪フィルハーモニー会館 メインホール
指 揮:伊藤 翔
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>:
フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」より 行進曲、トレパック
ドリーブ/バレエ「コッペリア」より スワニルダのワルツ
メンデルスゾーン/劇音楽「真夏の夜の夢」より 夜想曲 
ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」より “海とシンドバッドの船”
グリーグ/劇音楽「ペール・ギュント」より 朝、山の魔王の宮殿にて
フォーレ/劇音楽「ペレアスとメリザンド」より シシリエンヌ
チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」セレクション
(情景~四羽の白鳥~情景~チャルダッシュ~情景)

料 金:2,500円(高校生以上) 1,500円(小・中学生)

※当日券は18時半から販売致します。    

お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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今年の「親子のためのオーケストラ体験教室」は、終了しました!

「親子のためのオーケストラ体験教室」は28日と29日の11時と14時の計4公演、大変な盛り上がりの中終了しました!

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会場は大阪市西成区にある私たちの練習場「大阪フィルハーモニー会館メインホール」。
チケットは全席自由のために、開演1時間前には多くのお客さまが列を作られていました。

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0歳の子供さんから入場可能なこのコンサート、大半のお客さまが子供連れもしくはお孫さん連れです。
ホールの1階には色々なタイプのベビーカーが並んでいます。

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普段のコンサートはでは絶対に見られない客席の光景。
ちびっ子でいっぱいです。
可能性のいっぱい詰まった素敵なコンサートではないですか

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指揮者は大阪フィルとは相性抜群の円光寺雅彦さん。
円光寺さんの魅力は大フィルを最大限に引き出す指揮だけでなく、絶妙なトークにもあります。
お客様の前に登場したマエストロは客席に向かってお辞儀をし、いきなり指揮をします!
歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲が鳴り響きました。

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「親子のためのオーケストラ体験教室」はとても人気のコンサートなのです。
チケットは発売後1週間ほどで売切れてしまいます。
そして、リピーターが多いこともこのコンサートの特徴です。
このコンサートの魅力は何か、当日のプログラムの順に沿って紹介していきましょう。

まずは、それぞれの楽器の音を聴いてみよう!ということで楽器紹介です。

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まずは弦楽器から!
首席客演コンマス崔 文洙(チェ・ムンス)のため息モノのヴァイオリンソロです。
ところでヴァイオリンとヴィオラの大きさの違いはどれくらい・・・
ということで2台を並べてみると

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こんな感じです。
ヴィオラはヴァイオリンよりも5度低く調弦されています。
分数楽器が揃っているヴァイオリン(1/10から7/8まで種類は豊富)の方が小さな頃から始めやすく、将来ヴィオラに転向する人が多いようですよ。

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支えたり繋いだり、縁の下の力持ち的なイメージが強いヴィオラ。
先日の“マーラー9番”のヴィオラソロは本当に素晴らしかった
弾いていたのはもちろんトップ奏者小野眞優美。
定期演奏会では、ほぼ毎回お客様をお見送りする彼女の姿がロビーに有ります。

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チェロの紹介をするのは近藤浩志。
ヴィオラより音域的に1オクターブ低いのがチェロです。
オーケストラの中にあっても有名なソロも多く、人気も高い楽器ですね

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「大きな楽器ほど音が低くなります!」円光寺マエストロが子供たちに説明します。

オーケストラの楽器の中でも最も大きな楽器の一つ、コントラバス。
曲によって、指揮者によって配置される場所が違うのもコントラバス。
あの最低音が何処で鳴り、オーケストラを支えるのか? ライブの楽しみの一つです。
楽器紹介をするのは新真二(あたらし しんじ)。
新については、9月定期のコンサートプログラムの「大フィルの間」で紹介します。

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楽器紹介の次に行う‘楽器に触ってみよう!コーナー’で断トツの1番人気はいつもハープ。
ハープの前には今回も長蛇の列が出来ましたよ
華麗に“星に願いを”を奏でるのはもちろん今尾淑代。
これを聴いて子供たちはハープを弾いてみたいと思うのでしょうね。
写真を撮る場合どうしても顔が隠れてしまいます。 ごめんなさい

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ここからは木管楽器の紹介に移ります。
「フルートは現在では金属で出来ているものも多いですが、元は木で出来ていたので木管楽器の仲間です」と円光寺さんからの説明のあとフルート演奏が始まりました。
フルートを紹介するのは、今年2月に入団した上野博昭です。

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フルートの仲間にも色々とありますが、いちばんポピュラーなのがピッコロです。
ピッコロとフルートの大きさはこれくらい違います。

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フルートと比べて1オクターブ高い音を出すピッコロ。
しかし、音色は全くと言っていいほど違います。
ピッコロを吹くのは普段もフルートと持ち替えてピッコロを担当する井上登紀。

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オーケストラのチューニングで最初に音を出すことでも知られているオーボエ。
2枚のリードによって音を出すリード楽器で、技術的に難しい楽器とされています。
ダブルリードの楽器は他にはファゴットもそうですね。
演奏するのは浅川和宏とエキストラの渡邊さんです。

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オーボエに少し外観が似ていますが、クラリネットは1枚リードの楽器です。
この楽器もバスクラリネットやバセットホルン、ソプラニーノクラリネットなど色々な種類があり、奏者は持ち替えて演奏する事が多いです。
演奏する金井信之は、人を楽しませる事にかけては大変なアイデアマンですね。
楽器紹介を見ているとそんな断片が見えてきます。

それにしても、楽器紹介ってメンバーは真剣に取り組んでいるのがわかります。
「何の曲をどう吹けばその楽器の特徴が伝わるか?」
毎回、曲やメンバー構成を考えたり・・・それだけに聴き応えがあります

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木管楽器の中では大きな楽器ですが、ダブルリードの楽器ファゴットです。
もっと大きな楽器でコントラファゴットというのも有ります。
持ち替えて吹くケースもありますよ。
ドイツ式をファゴット、フランス式をバッソンと呼び、操作方法も違うようです。
ファゴットを演奏するのは久住雅人です。

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楽器紹介は金管楽器に移ります。
金管楽器には木管楽器で言う リード に代わる マウスピース が有ります。
ホルンは金管の長い管をぐるぐる巻きにした楽器で、伸ばすと4メートル近くになります。
ギネスブックには金管楽器中いちばん難しい楽器がホルンと記されていました。
ホルンを紹介するのは藤原雄一。

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4回の楽器紹介の中で曲を変えるメンバーが多かったのですが、毎回同じ曲を演奏したのがトランペットの秋月孝之。
ロスアンジェルスオリンピックのファンファーレ
この曲、スターウォーズの作曲家、J.ウィリアムスの作品なのですね。
格好良い曲を見事に吹いてくれました

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管をスライドさせて演奏するという意味で、トランペットやホルンとは違うのがトロンボーンです。
15世紀くらいには有ったようで、宗教曲でも頻繁に使われる楽器です。
演奏するのは磯貝富治男です。

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楽器紹介コーナーでいちばん笑いが多かったのがテューバです。
ラジオ体操を自ら吹きながら飛んだり跳ねたり身体を回転させたり・・・
これも超絶技巧というのでしょうか
楽器を吹いているときにはまず顔が見えないので、しっかり見ていただきましょう!
テューバの川浪浩一です。

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打楽器の紹介です。
打楽器は本当にたくさんの種類がありますが、代表的なものだけ。

やはり、なんと言ってもこれ。 ティンパニを叩くのは中村拓美です。

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タンバリン(タンブリンともいう)は久保田善則。
誰もが叩く楽器ですが、そこはやはりプロ。 おーっ!という声、気持ちいいですね

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こちらもお馴染みの楽器、シンバルと大太鼓です。
シンバルを叩くのは堀内吉昌、大太鼓はエキストラの金原俊さんです。

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この楽器はグロッケンシュピール、鉄琴のことですね。
エキストラの奥田有紀さんは、他にも ソリの鈴 なども演奏されていました。
打楽器奏者は色々な楽器を持ち替えて演奏する事が普通です。

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オーケストラで使われている楽器の音を一通り聴いて頂いた後、気になった楽器に触ってもらうコーナーも大人気です
毎回、1番人気は は決まってハープ。
もちろん、それ以外の楽器にもかなりの列が出来ます。
子供たちが楽器を弾く姿を、親が一生懸命撮影するというのがお決まりのパターン。
8月5日の「3大交響曲の夕べ」で45年の大フィル生活にピリオドを打つ2ndヴァイオリンの塩田良正も、熱心にちびっ子にヴァイオリンの弾き方を教えていました。

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トロンボーンを吹くちびっ子を覗き込むのはお母様でしょうか。
このコーナーで初めて楽器に触れて、楽器を始めたという方もいるそうですよ。
このコーナーはあちらでもこちらでも、我が子の写真撮影大会といった感じですね。

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指揮者体験コーナーで実際に指揮をしたい人!という呼びかけにはスゴイ数のちびっ子が手を挙げます。
全員前に出てきて、男子はコンマス崔 文洙(チェ・ムンス)と、女子はヴィオラ川元靖子とジャンケンします。

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そして勝ったちびっ子だけがオーケストラを指揮することが出来るのです。
課題曲は、「ラデッキー行進曲」と「運命」1楽章冒頭の2曲。 
子供たちが選ぶのは、ほとんど「ラデッキー行進曲」。 
確かにジャジャジャジャーン! の「運命」は難しいのです

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円光寺マエストロに指揮の仕方を教わって、いざ指揮をします!
しかし、指揮棒をおろす、腕を振り下ろすと言う事がなかなか出来ません
意地悪なほど 忠実に指揮者に反応するオーケストラ。
オーケストラを前に、指揮棒を降ろすって子供にも勇気がいる事なのでしょうね

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このままでは誰も「運命」を指揮しないので、「運命」限定で大人の方に向けて指揮者体験の希望を募ったところ、多くの方が「やらせて欲しい!」との申し出 (ハーイ)
円光寺マエストロが笑いながら話されます。
「こんなにたくさんの人がやりたいって前に出てくる所、大阪以外に無いですよ!」

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次は、オーケストラに参加してみよう! のコーナー。

シンバルと大太鼓でオーケストラに参加したい人をやはりジャンケンで決め、スタートです。
曲はビゼーの歌劇「カルメン」第1幕前奏曲“闘牛士”よりです。
こちらのほうは、指揮者よりも随分上手くいきました

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大阪フィルの皆さんに何か質問はありますか?

ハーイ! ということで「皆さんは何時間ぐらい練習されますか?」という質問に答えるのは2ndヴァイオリンの田中美奈。
彼女の答えに「普通ですね!」と話すマエストロ。
「プロの人ってみんな練習してるんだー」って思って頂けたでしょうか
質問者と答えるメンバーの遣り取り、一部始終が面白かったです

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この後、オーケストラと一緒に「アイアイ」を歌い、最後にはオーケストラの演奏をもう一度聴いていただきました。
曲目はエルガーの行進曲「威風堂々」第1番。
ちびっ子達は、気になる楽器にも触り、お友達が指揮をして失敗している姿を見て、随分曲に対するイメージが出来たのかもしれませんね。 我慢強く聴いてくれましたよ

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アンコールは毎年おなじみの曲、オッフェンバックの「天国と地獄」です。
この曲に合わせてスタッフも一緒に混じり、子供たちと輪になって踊ります。

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コチラでもアチラでも二重三重に輪が出来、回転していく様子を見ていて思いました。
音楽に合わせ身体を動かすことって、特別な行為ではありませんが以外に難しい。
ぐるぐる輪になって踊ることに、特にルールなんて無いのですが、限られたスペースの中で無理に廻ると誰かにぶつかったり、足を踏んだりするので、注意しながら廻るということを自然に覚えるんですね。
音楽によって何かを学ぶ。
素敵じゃないですか

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オーケストラの演奏もバッチリ揃っていて、最後の音を弾いたコンマス崔以下のヴァイオリン奏者の弓を持つ格好がみんな同じで、ちょっと笑ってしまうほどでした。

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「さようなら、また来年お会いしましょう
お客様とオーケストラメンバー、お互いに手を振って別れました。

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今年の「親子のためのオーケストラ体験教室」は終りました。
ご来場頂きました皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます

普通のコンサートは未就学児の入場は出来ませんが、誰もが入場いただけるコンサートがございますよ。
「大阪クラシック」の無料コンサートです。
「大阪クラシック」の無料公演は73公演あります!
こちらにはどなた様もご入場いただけますので、ぜひ、いらしてください。

皆さま、お待ちしています

今年の「大阪クラシック」特設サイトはコチラ


| 演奏会 | 21:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「親子のためのオーケストラ体験教室」いよいよ始まりますよ!

今日と明日、夏休み恒例の「親子のためのオーケストラ体験教室」開催です!

これは、ゼロ歳児から入場できる体験型のコンサート。
ゼロ歳の赤ちゃんもお客さまとしてお迎えするので、入場料1000円は必要となります
おそらくチケット代金をし支払う人生でいちばん最初のコンサートでしょうね。

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「親子のためのオーケストラ体験教室」の前日練習が行われました。
コンサートマスターは首席客演コンマス崔文洙(チェ・ムンス)。
コンマス崔のチューニングで練習開始です!

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「親子のためのオーケストラ体験教室」を指揮するのは、もちろんこの方
お父さんにしたい指揮者No.1 、 円光寺雅彦さんです

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円光寺マエストロには13年前から毎年この「親子のためのオーケストラ体験教室」の指揮とお話をしていただいています。
大多数の子供さんにとってこのコンサートが、クラシック音楽や、本格的なオーケストラサウンドに触れる最初の機会になることが予測されます。
それだけに本物の演奏を判りやすい説明付きで聴いて頂きたい

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それにはやはり円光寺マエストロにお願いするのがイチバン!
マエストロは年間を通して最もたくさん大阪フィルを指揮していただいている指揮者のお1人です。
ニューイヤーコンサートや学校巡回公演、「親子のためのオーケストラ体験教室」、そして昨年3月には東日本大震災の直後の定期演奏会で渾身の“フランク交響曲二短調”を振って頂きました
大阪フィルを確実に鳴らせるマエストロなのです

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新しいクラシック音楽ファンの開拓、難しく言えばそうなるのでしょうか
このコンサートに来て頂いたすべての人の人生に、クラシック音楽が身近な友達のように必要なモノとして受け入れてもらいたい。
そんな思いで演奏をお届け致します

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まずは何の説明もなしに本格的なオーケストラサウンドを聴いて頂きましょう!
ワーグナーの歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲です。
という感じで始まるのですが、ワーグナーですよ、いきなり
でも心配は無用 、ちゃんとワカルのですね、いや、感じるのです

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そして、弦楽器から順番に楽器紹介があって、楽器を触るコーナーがあり、指揮者体験コーナーもあり、自分で打楽器を叩いてオーケストラに参加も出来るのです。
の写真は、子供たちに打楽器を叩いてオーケストラと共演するコーナーで演奏するビゼーの歌劇「カルメン」より‘闘牛士’の演奏風景です。
本番ではこれを子供たちが演奏する予定ですが、さてどうなりますことか

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そしてみんなでオーケストラと一緒に歌を歌い、最後はもう一度オーケストラの演奏を聴いて頂きます。
演奏する曲はエルガーの行進曲「威風堂々」第1番。
この頃には楽器にも親しみを持ってくれていて、最初とは聴き方が違うはず

とまあ、こんな感じのコンサートを今日と明日、2回ずつの計4回行います!
来て頂いた皆さまが何かを感じ取って頂けたら嬉しいです
チケットは発売から1週間ほどで完売 毎年、大人気のコンサートなのです 
当日券はございません。 よろしくお願いします。

チケットをお持ちのみなさま、ご来場をお待ちしております

「親子のためのオーケストラ体験教室」

日 時:7月28日(土) ①11時開演/②14時開演
    7月29日(日) ③11時開演/④14時開演
会 場:大阪フィルハーモニー会館 メインホール

指揮とお話し:円光寺雅彦
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
1.オーケストラ演奏
   ワーグナー/歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
2.オーケストラのそれぞれの楽器の音を聴いてみよう
3.オーケストラの楽器を触ってみよう
4.オーケストラを指揮してみよう
   J.シュトラウスⅠ世/ラデツキー行進曲
   ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」第1楽章より
5.オーケストラに参加してみよう
   ビゼー/歌劇「カルメン」第1幕前奏曲「闘牛士」末尾
6.オーケストラと一緒に歌おう
7.オーケストラ演奏
   エルガー/行進曲「威風堂々」第1番

チケットは完売しています! 当日券の販売はございません!

| お知らせ | 04:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ザ・シンフォニーホールに 「メサイア」 が響き渡りました!

大阪新音フロイデ合唱団の「メサイア」は先週19日、大変な盛り上がりの中、無事に終了いたしました。

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ザ・シンフォニーホールの緑が色鮮やかに育ち、サインボードを隠す勢いです。

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大阪新音フロイデ合唱団は今年で創立50周年。
合唱団と豪華ソリスト、そして大阪フィルによるヘンデル「メサイア」は、補助席まで満員のお客さまで埋まったザ・シンフォニーホールで始まりました。

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この記念演奏会を指揮するのは下野竜也さん。
コンサートマスターは首席客演コンマス崔文洙(チェ・ムンス)。

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下野マエストロ、この大阪新音フロイデ合唱団を最近では2009年にベートーヴェンの「荘厳ミサ」、2010年にはハイドンのオラトリオ「四季」で指揮されています。
今年の12月の「第九」も指揮されるそうで、信頼関係がしっかり出来ているのでしょうね。

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下野マエストロは自ら合唱パートを歌いながら指揮されます。
「メサイア」の歌詞は英語。
普段、ミサやレクイエムなどをドイツ語やラテン語で歌う事に慣れている合唱団員からすると、逆に英語はフレージングや言い回しが難しいのかもしれません。
そして何より、歌う曲が多い!のも「メサイア」が大変とされる所以。
マエストロからは容赦なく厳しいダメも飛び出します

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半年かけて少しずつ作品の形になり、この日の本番を迎えられた合唱団の皆さま。
下野マエストロが指揮をし、大阪フィルが演奏。 それに豪華ソリストが共演。
おまけに発表の舞台がザ・シンフォニーホール。
仕事や家事や勉強と合唱の両立を見事にこなしてこの日を迎えられたのですね

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豪華ソリスト陣は貫禄の歌唱で花を添えます。
第Ⅱ部20番のアリアを歌う福原寿美枝さん。
先日の定期「ヨハネ受難曲」でもご一緒しましたが、本当に素晴らしいです

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総勢250人近くの大合唱団
下手ソプラノパートの横からステージ全体見るとこの迫力!
クワイア席は使わず、合唱団全員がステージに乗っています、スゴイです

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せっかくなので大合唱団を下手から順に紹介しましょう!
100人近い人数のソプラノパートの皆さまです。

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中央には男声の皆さまが並びます。
下手側がテノール、上手にバリトン、ベースが並びます。

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上手にはアルトパートの皆さまです。
やはり100人近くいらっしゃるようですね。

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全員がそろって歌う第39番「ハレルヤ」の合唱、この迫力です
そしてこの「ハレルヤ」コーラスはソリストも立って歌う事になっています。

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ステージ下手側にはソプラノ石橋栄実さんとアルト福原寿美枝さん。

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上手にはテノール畑儀文さんとバリトン三原剛さん。
その向こうには、トランペット篠崎孝、橋爪伴之とティンパニ中村拓美。

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休憩を挟み3時間近くにもなった「メサイア」も第47曲の大合唱を以て終了!
場内割れんばかりの拍手喝采です
合唱団員の知り合いだから拍手!といった感じではなく、お客さまも最後は引き込まれるように集中して聴いておられましたね。
やはり良い演奏はお客さまも判るものです

マエストロもソリストの皆さまも満足そうな表情でした。
そして合唱団の皆さまも達成感に満ち溢れた歓喜の表情でしたね

今年も大阪フィルにお声がけいただき有難うございました。
年間通してもそんなに演奏する機会の無い宗教大曲、貴重な機会です。
そして、来年のスケジュールも発表されていました。

来年7月に新装フェスティバルホールで大曲ヴェルディ「レクイエム」を、炎のコバケンさん指揮で演奏されるそうです。
ソリストもソプラノ森麻季、アルト竹本節子、テノール錦織健、バリトン三原剛という豪華な顔ぶれ。
もちろんオーケストラは大阪フィルでございます

引き続き、大阪新音フロイデ合唱団と大阪フィルのホットな関係に注目ください

| 演奏会 | 05:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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岸和田市立浪切ホールに響く大フィルサウンド!

マーラー交響曲第5番の第5楽章フィナーレ、最後の音のタイミングに合わせて大植マエストロの身体がふわりと宙を舞い、着地と同時に演奏は終了しました。

開催が危ぶまれた「南海コンサート」は、お客様の温かな拍手 に包まれて無事に終える事が出来ました。
ご来場いただきましたお客様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

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7月定期演奏会で「マーラー9番」を演奏したのが14日、15日。
その時には「南海コンサート」をこんなカタチで迎える事になるとは夢にも思っていませんでした。
私たちスタッフ並びにオーケストラのメンバーは、ただ大植マエストロの気力、体力、そして回復力を信じて待つしかありませんでした。

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練習の様子はブログでも報告した通りで、日を重ねるごとに元気 になっていくマエストロです。
そして本番では先日の“マーラー9番”と遜色ないほどの指揮姿でした。

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コンサートのチケットは完売です  
行きたかったけれど、行けなかった!という皆さまに向けて、元気な大植マエストロの表情をご覧になっていただき、安心していただきましょう

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今回の大植英次指揮“マーラー5番”が自由席なのは何故? という疑問をお持ちの方が多かったようですが、演奏の場が「南海コンサート」だったためで、そもそも「南海コンサート」はそんなコンサートなのです。
今回で58回目となった「南海コンサート」、第1回は1990年秋山和慶指揮で行われて以降毎年、年に1、2回開催されています。
南海沿線の会場を順にまわり、低料金で自由席、そして親しみやすい選曲が特徴です。

前回は今年の1月、貝塚市民会館コスモスシアターで梅田俊明指揮で「展覧会の絵」、その前は昨年1月にたかいし市民文化会館アプラホールで船橋洋介指揮でチャイコフスキー「弦楽セレナーデ」を演奏しています。
大植英次マエストロは過去に1度だけ「南海コンサート」に出演しています。
2006年8月、大阪狭山市文化会館SAYAKAホールで、ソリストに当時のコンマス長原幸太を起用して、チャイコフスキーの協奏曲とベートーヴェン「エロイカ」を演奏しました。

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お求め安い価格設定で南海沿線のホールで自由席、これを貫いて22年。
過去のラインナップを見ると、朝比奈隆、外山雄三、小林研一郎、尾高忠明、井上道義なども指揮されている伝統あるコンサート。
そんな中、今年は大植マエストロで“マーラー5番”、3000円で自由席。
暑い中、早くからお並び頂いたお客様には改めて御礼申し上げます。

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コンサートマスターは首席客演コンマスの崔 文洙(チェ・ムンス)。
ところどころで、マエストロとアイコンタクトを交わしながら演奏します。

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本番のステージに立つとマエストロの表情は昨日までとは一変、いつものように表情豊かなマエストロの指揮は、そのまま表情豊かな音楽を引き出します。

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丁寧にスコアをチェックしながらメンバーに指示を出すマエストロ。
やはり本番ではスコアはアタマの中、完全暗譜で指揮するマエストロでした。

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視覚的にも楽しいマーラーの交響曲。
クラリネットやオーボエはベルアップして演奏する場面も。
楽しそうにベルアップ奏法でクラリネットを吹くトップ奏者金井信之。
クラリネットの他のメンバーやオーボエなどもベルアップしていますが、一際目立っていますね。
金井の後ろにはトランペット1番を吹く篠崎孝の姿があります。
写真は木管、金管の主要メンバーも多く含んでいます、顔と名前は一致しますでしょうか?

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3楽章は独奏ホルンがステージの前に出てきて演奏するため、1、2、4楽章とはホルンの受け持ちも変わり、藤原雄一が1番を吹きます。
このコルノオブリガード(独奏ホルン)をどう見せるか、その場で立って演奏させるケースもあれば、指揮者横でソリストのように立って吹くケースもあります。
今回の演奏では・・・

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指揮者の横、コンマスの前、ソリスト位置に椅子を置き、指揮者に向けて座って吹きます。
3楽章では、ステージマネージャー清水が椅子を持って現れ、1stヴァイオリンを少し後ろに下げてホルン村上哲のスペースをキープ!
客席に向かって吹かないソリスト、ちょっと珍しい演出かもしれませんね。

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先日の“マーラー9番”で大活躍だったハープ今尾淑代。
もちろん“マーラー5番”でも活躍します。
ハープと弦楽器のみで奏でられる美しいメロディ、4楽章のアダージェット
ルキノ・ヴィスコンティ監督、映画「ヴェニスに死す」で使用され、単独でも演奏機会の多いこの曲、昨年の「東日本大震災チャリティコンサート」でも演奏しましたね。
このハープ、作曲した時に降っていた雨の音を表現したとも言われています。
雨だけに心が洗われる音楽ですね

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色々有った「南海コンサート」でしたが、最後はお客様の温かい拍手喝采をいただき無事に終了する事が出来ました。
大植マエストロが指揮をし、大阪フィルのメンバーが演奏する。
これまで当たり前だと思われていた事が、とっても凄いことだと再認識をした今回のコンサート。
ファンの皆さまにはご心配をおかけしましたが、元気なマエストロの姿をご覧になられて喜んで頂けたのではないでしょうか。
生の音楽というのは二度と同じようには奏でられない本当に奇跡のようなものですね。
そんな一期一会をこれからも皆さまと共有していきたい

大阪フィルをよろしくお願い申し上げます

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いよいよ本日は「南海コンサート」です!

「南海コンサート」2日目のレポートをお届け致します。

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「出演の可否はあくまで初日の練習を見て判断!」

その結果、「なんとか大丈夫そう」と所属事務所と事務局で最終的に決めた大植マエストロの「南海コンサート」での指揮。
本人へのインタビューでは「もう大丈夫 、随分痛みもやわらいだ!」と話されていましたが、いざ音楽が鳴ればそこは我慢してでも頑張ってしまうもの

それぞれに色々な思いを抱え、2日目の練習が始まりました。

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ひと言で言うと、昨日に比べると本来の動きに近くなってきた印象を受けました。
一連の動きに、痛みを我慢されているところは特に見受けられません。

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そして、いちばん違うところはマエストロの表情です。
その表情と独特な動きが相まって色々な音を引き出すのがマエストロの指揮です。

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初日練習はあきらかに表情の変化が少なかったのですが、この日はだいぶん戻ったというかあまり普段と変わりません。
休憩時間でもメンバーと談笑する姿も見られました。
これは大丈夫そうですね。 改めてそう確信しました
それにしても何と言う回復力でしょうか!
マエストロ本人からすると、改めて音楽する喜びを感じられているのかもしれませんね。
そして、ファンの皆さまのありがたさを再認識された事だと思います。
皆さまのお声はきちんとマエストロにお伝えしていますよ
マエストロが元気な姿を見せたところで、温かい拍手を賜れば幸いでございます。

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そして演奏が始まれば、純粋に演奏を聴いて頂けたらありがたいです。
モーツァルトの“ハフナー交響曲”もそうですが、“マーラー5番”は大曲です。
メンバーはマエストロの要求に応えるために集中しています。
皆さまには、9年間、共に音楽を作ってきた大フィルの奏者と大植マエストロの火の出るような遣り取りを満喫していただきたいですね。

その点、ぜひとも注目して頂きたいのは、1楽章冒頭から活躍するトランペットだけではなく、ホルンもです。
特に3楽章では冒頭からホルンが大活躍します。
コルノオブリガード(独奏ホルン)と言い、ソリストのように特別に、ステージ前方に出て、椅子に座って指揮者の方も見て演奏する奏者が見れます。
ここの演出は色々なやり方が有るようですが、今回はこんな形を取ります。
ホルンを吹くのはトップ奏者 村上哲です。
3楽章に限らず、ホルンもにご注目ください。

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管楽器も弦楽器も打楽器も大活躍する“マーラー5番”
弦楽器のメンバーにも注目して下さい。
1stヴァイオリンは、首席客演コンマス 崔文洙の後ろ、2プルトより後ろはあまり写真で紹介する機会も少ないのでこの機会にご覧ください。
お顔を覚えて頂くと、9月の「大阪クラシック」では彼らがアンサンブルを奏でるので、親近感を持っていただけると思います。
そして下手奥に位置するのがコントラバスです。

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対向配置でお届けする今回の演奏会、2ndヴァイオリンのメンバーです。
厳密には、ハープの右となりのふたりは、ヴィオラの4プルトに座るメンバーです。
ヴァイオリンとヴィオラ、全然楽器の大きさが違うので比べると良くわかりますが、弾いている姿は同じなので、実際の演奏会では区別が付き難いかもしれませんね。

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そして、こちらがヴィオラです。
1~3プルト、そして5プルトのメンバーが写っています。
先日の“マーラー9番”で大活躍のトップ奏者 小野眞優美はおわかりですか?
オーケストラではとても大切なつなぎ役を担います。

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皆さますっかりご存知のチェロのトップ奏者 近藤浩志の姿がちょうどマエストロの陰で見えませんが、チェロのメンバーです。
室内楽の場合使用頻度のとても高い楽器なので、「大阪クラシック」ではメンバーそれぞれ大忙しです。
この機会に顔を覚えて頂ければ幸いです。

「あのオーケストラには、見知った顔のメンバーがいる」と言って頂けるようなオーケストラって素敵だと思います。
大植マエストロがきっかけで大阪フィルを聴いて頂いた皆さまにも、もっと大阪フィルを知っていただけるような情報発信をしていきますのでよろしくお願いします。

大植マエストロと大阪フィルでお届けする“マーラー5番”。
注目すべきポイントのとても多い演奏会です。
どうぞご期待下さいませ。

チケットはすべて売り切れております。
当日券は販売されません。 よろしくお願い致します。
だんじりで有名な‘岸和田’に流れるマーラーとモーツァルトの調べ

どうぞ皆さま、お楽しみに

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“マーラー交響曲第5番”が高らかに鳴り響きました!

皆さまには大変ご心配をお掛け致しましたが、「南海コンサート」(7/22岸和田市立浪切ホール)に向けた練習が始まりました。

ご存知のように桂冠指揮者・大植英次は、19日の東京都響「定期演奏会」に向けた初日練習後に頸椎症を発症し、医師より約1週間の安静が必要と診断され、やむ無く降板いたしました。
その後、医師の診断通り完全に安静にした状態をとる事により、頸椎症の痛みは随分やわらぎ、気力・体力が充実してきた事を受けて、大阪岸和田の「南海コンサート」への出演許可を医師にも確認、無理をしない事を条件に出演する運びとなりました。

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練習間際に大阪フィルハーモニー会館に現れた大植マエストロ。
「痛みはほとんど無く、オーバーアクションをしなければ指揮出来るのでやらせて欲しい」との申し出がありました。

マエストロは思っていたほど疲れた様子は有りませんでしたが、揺るぎの無い強い意志をその表情から感じました。
大変デリケートな問題でもあり、大植マエストロの所属事務所とも相談した結果、取り敢えず本日の練習の様子をみて決める事としました。

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予定時間ぴったりに練習が始まりました。
いつもの通り、弦楽器のトップ奏者と握手をしたマエストロ。
「おはようございます」とだけ言って指揮棒を構え、静かに下ろしました。

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曲の冒頭、トランペットソロのファンファーレで始まる葬送行進曲。
楽器を演奏するのはトランペット篠崎孝だけです。
上からティンパニ中村拓美、大太鼓は堀内吉昌
トランペット1番は篠崎孝、2番の松原健二、トロンボーン1番は磯貝富治男
クラリネット1番は金井信之、ファゴット1番は宇賀神広宣
フルート1番は野津臣貴博(のず みきひろ)、オーボエ1番は大森悠

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激しい1楽章第1トリオが始まっても、マエストロの動きは比較的静かです

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大植マエストロが言う通り、十分に意識をして指揮をされているようです。
時間が経つにつれいつもの動きも見られました。 大丈夫そうですね
それほど心配無いように見えました。
体力的に大丈夫であれば大曲“マーラー5番”ではありますが指揮出来ると思いました

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メンバーには特に何のハナシもしていませんが、知っているのでしょうか。
この日の金管楽器は鳴っていましたよ
トランペットもトロンボーンも・・・

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ホルンも木管楽器もベルアップしてますね。
視覚的に見せ場にさしかかっているようです。

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管楽器は、
フルート4(3番、4番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3(3番はコールアングレ持ち替え)
クラリネット3(3番はバスクラ、小クラリネット持ち替え)ファゴット3(3番はコントラファゴット持ち替え)
ホルン6+アシスト1、トランペット4、トロンボーン3、チューバ1
打楽器4(ティンパニ、大太鼓、スネア、グロッケンシュピール、シンバル、タムタム、トライアングルほか)
ハープ1、弦楽器5部

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この日の練習でも、マエストロは「皆さん、ここの音は・・・」と言ってコンマスを指させば、首席客演コンマス崔文洙(チェ ムンス)がリズムや強弱などを、阿吽の呼吸で演奏します。
こう云った時にはやはり頼りになるコンマス、崔文洙です。

練習が終了しました。
マエストロ、頸椎症による痛みはあまり無いとのこと。
体力的にも問題無さそうなので、「南海コンサート」は予定通り大植マエストロの指揮で開催出来そうです

大植マエストロが東京都響の「定期」を指揮する事は、私たちも楽しみにしていました。
大変誇らしい事ですし、大阪からもたくさんのファンの方が聴きに行かれる事も知っていました。
それだけに、今回のキャンセルは正直ショックでした 
もちろん、チケットが完売するほど楽しみにされていたファンの皆様や、都響の楽員の皆さまやスタッフの皆さまもさぞかし残念な事だと思います
そして、マエストロの気持ちを考えると、言葉が出ません

マエストロの部屋を訪ねました。

「マエストロ、今回の都響の話、ファンの多くの方は無理せず、まず体を治して欲しいと言われていますよ」と投げかけると、満面の笑顔です

「そんなふうに言ってもらってるんですか。 ありがたいですね 」 

「心配されているファンの皆さまに、ぜひメッセージをお願いします!」
ということで、メッセージを頂きました。

「皆さま、この度はご心配をおかけしまして申し訳ございません。 実は2007年に同じ症状で大阪フィルをキャンセルしているのです。その時に治療していただいたドクターから、「これは完治は出来ませんよ。必ず5年後にはもう一度治療を受けてくださいね」と言われていたのを思いだし、大阪の“マーラー5番”が終わったら治療に行こうと思っていた矢先の出来事でした。 都響の初日練習が終わり、頸椎症を発症。 コンサートは残念なことになってしまいましたが、その日から医師の指示に従い絶対安静にしていた事が良かったようで、痛みも随分やわらぎ、いつもの大植英次に戻りました! 決して無理はしていませんよ。 大阪のお客様には直ぐに見抜かれてしまいますからね。 私にとっていちばんの薬は皆さまのお顔です。 どうぞ安心して会場にお越しいただき、大阪フィルと大植英次がお届けする素晴らしい音空間をお楽しみください。」

皆さま、マエストロは大丈夫そうですよ。
もう1日、練習をはさんでいよいよ22日、大植英次の“マーラー5番”が鳴り響きます!

チケットはすでに完売
チケットをお持ちのお客さまはどうぞご期待ください

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本日、大阪新音フロイデ合唱団の「メサイア」を演奏します!

大阪新音フロイデ合唱団「メサイア」公演、練習2日目。
前半がオーケストラ練習、そしてソリストの皆さまが合流されました。

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この日、下野マエストロは早くから大フィル会館にお越しになりました。
入念なスコアチェックをされていたのでしょうか。
事務局を覗かれ、スタッフのデスクのチョコをぱくり
とてもフレンドリーに接してくださる下野さんなのでした。

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下野さんの指揮は、ご存知のようにとても判りやすく美しい
「こうしてください!」と言いながら指揮がそうなっていない事、よくあります。
その点、下野さんの指揮はすべてを語ってくれます。

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4名のソリストが勢ぞろいでオーケストラ練習が始まりました。

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テノールは畑儀文さん。
宗教音楽、バロック音楽の世界では権威ですね。
バッハの「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」のエヴァンゲリストとして有名です。

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日本を代表するバリトンの三原剛さん。
先日のヴィンシャーマンの「ヨハネ受難曲」のイエスの声、まさにはまり役でした。
ヴィンシャーマンと一緒にレコーディングをするなど、宗教曲の世界でも大活躍です。

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ソプラノは大阪音大出身の石橋栄美さん。
今年の2月、新国立劇場で上演された歌劇「沈黙」のオハル役、素晴らしかったです!
指揮されていたのが下野さん、その時以来の顔合わせですね。

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アルトは、現在いちばん勢いのある歌手だと思います、福原寿美枝さんです。
やはり、ヴィンシャーマンの「ヨハネ受難曲」のアリア、秀逸でした!
超売れっ子の今も気さくな関西人のノリは健在、素敵です!

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総勢200名を超える大合唱。
「メサイア」最大の聴かせどころ、第2部終曲「ハレルヤ」のコーラス、楽しみです

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バッハ「ヨハネ受難曲」に次いでお送りするヘンデル「メサイア」。
現世を忘れ、たまにはどっぷり宗教曲の世界に浸ってみるのも良いのでは
2時間半を超える大曲です。
開演時間が18時半と、いつものザ・シンフォニーホール公演より早くなっています。
ご注意ください!
わずかですが当日券も販売されるようです。
ぜひ、お越しくださいませ

「大阪新音フロイデ合唱団 演奏会」~オラトリオ「メサイア」HWV.56

日 時:7月19日(木)18時半開演(開演時間にご注意下さい)
場 所:ザ・シンフォニーホール 
曲 目:ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイア」HWV.56
指 揮: 下野竜也
管弦楽: 大阪フィルハーモニー交響楽団
独唱 : 石橋栄実(ソプラノ)、福原寿美枝(アルト)
     畑 儀文(テノール)、三原剛(バリトン)
合 唱: 大阪新音フロイデ合唱団

チケット:A 6000円  B 5000円
※開演時間は18時半です。ご注意ください。


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本日はヘンデル「メサイア」の練習でした!

この日の練習は、この時期恒例となっている大阪新音フロイデ合唱団の公演です。

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曲目はヘンデルの「メサイア」、指揮は下野竜也さんです。

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大阪新音フロイデ合唱団は1962年創設、今年50周年を迎える歴史ある合唱団です。
大阪フィルとのお付き合いは長くここ最近では、昨年が飯森範親さん指揮でモーツァルトの「レクイエム」、2010年と2009年が下野さん指揮でハイドン「四季」、ベートーヴェン「荘厳ミサ」、2008年が小林研一郎さんでマーラー交響曲第2番「復活」をやらせていただいております。

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アマチュアの混声合唱団って素敵ですね
色々な立場の老若男女が、「歌うことが好き!」と云う一点で集り、歌う。
そして、みんなでお金を出し合ってプロの指揮者とオーケストラを招聘し、ミサやレクイエムなどの宗教曲、オーケストラ伴奏付の大曲、「合唱」付の交響曲などを本格的に演奏してもらう。
合唱団としては、プロの指揮者やオーケストラと一緒に歌えることで団員のモチベーションが上がり満足度を満たし、仲間が増えていくというメリットがあるのでしょうね。

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しかし立場が変わって、指揮者やオーケストラにとっても同じ事が言えます。
通常の自主公演では演奏機会の少ない大曲を演奏出来ることは、指揮者やオーケストラにとっても貴重な機会となっているのです。

ヘンデルの代表作というだけではなく、宗教曲、声楽曲、バロック音楽などのジャンルを代表するオラトリオ「メサイア」を演奏出来ることは合唱団員だけではなく、オーケストラのメンバーにとっても嬉しいことです。

そしてそれがお客さまにとっても魅力に繋がると思います

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ヘンデルの「メサイア」、コンサートマスターは首席客演コンマスの崔 文洙(チェ・ムンス)。
目を瞑るだけで今でも感動が甦るバッハ「ヨハネ受難曲」も彼でした。
「ヨハネ受難曲」と「メサイア」、ともに合唱が大活躍する曲ですね。
大阪新音フロイデ合唱団さんの頑張り に期待しましょう

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楽器編成は、弦五部は10型。
管楽器は、オーボエ2、ファゴット1、トランペット2
打楽器は、ティンパニ1 通奏低音チェンバロ1、オルガン1
という、シンプルな編成です。
手前からトランペットの橋爪孝之、篠崎孝、ティンパニ中村拓美です。

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この日の練習は、オーケストラと合唱団は別々に練習でした。
いよいよ本日はオーケストラと合唱団、ソリストとの合同練習です。
オーケストラ曲はもちろん、合唱付の曲にも定評のある下野マエストロの指揮するヘンデル「メサイア」。
チケットは殆ど売れていますが、当日券も僅かに発売されるようです。

どうぞご期待下さい。

「大阪新音フロイデ合唱団 演奏会」~オラトリオ「メサイア」HWV.56

日 時:7月19日(木)18時半開演(開演時間にご注意下さい)
場 所:ザ・シンフォニーホール 
曲 目:ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイア」HWV.56
指 揮: 下野竜也
管弦楽: 大阪フィルハーモニー交響楽団
独唱 : 石橋栄実(ソプラノ)、福原寿美枝(アルト)
     畑 儀文(テノール)、三原剛(バリトン)
合 唱: 大阪新音フロイデ合唱団

チケット:A 6000円  B 5000円
※開演時間は18時半です。ご注意ください。



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「7月定期」“マーラー9番”2日目も満員御礼です!

大植英次の“マーラー9番”、2日目も大盛況のうちに終了致しました。

ご来場頂きました皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。

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大植マエストロが初日公演で気になった点を中心にゲネプロが行われました。
本番では暗譜で指揮するマエストロですが、スコアで気になる個所を入念にチェック。

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初日の演奏、メンバーの集中力が光りました。
必死で指揮に付いて行く姿勢、3楽章までのメンバーの頑張りが最終楽章で結実したと言いましょうか。
本当に感動的な4楽章でした。 さて2日目はどうなりますでしょうか?

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今回の定期から実験的に始めてみた本番前の「プレトーク・サロン」。
ザ・シンフォニーホール2階ホワイエの一角で行う、初心者向けの質疑応答をメインに置いた事務局スタッフによるミニトークイベントです。
この日もたくさんの方に集まっていただき、素朴な質問をいただきました。

「音楽監督とコンマスが不在ですが、大丈夫なんですか?」
ファンの皆さまとしては当然聞きたい質問ですよね。
事務局演奏事業部長の福山修が一生懸命回答しておりました。
それを聞かれていた私の隣のお客さまがボソッと「自分の声ではっきり語るから判りやすいし、納得できるわな」と仰っていました。
また、こんな質問も。
「補助金の問題が取り沙汰されていますが、ファンとして何をすれば良いですか?」
何とありがたいご質問でしょうか
「コンサートに来て頂く事がいちばん嬉しいのですが、敢えて遠慮なく申し上げますと・・・」

ファンの皆さまとこんな遣り取り、私たちも考えていることをはっきり申し上げる事が出来、お客様も疑問に思った事が確認出来る場としての「プレトーク・サロン」。
どうしてもマイクが使えないので運営的に限界はありますが、次回はもう少し工夫改善を施し、今後も続けていきたいと考えています。
またこの件に関しても、ご意見をお聞かせいただけると幸いです

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 (C)飯島隆

ザ・シンフォニーホールの本番写真を撮影されているカメラマン飯島隆さんの写真を見て頂きながら、本番を振り返ってみたいと思います。
今回の“7月定期”、2日間ともチケットは完売!
特に2日目は、補助席まで大入り満員でございました

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 (C)飯島隆

ファンの皆さまが、監督としての最後の「スペシャルコンサート」でぜひ聴きたいと、圧倒的な数のリクエストを頂いていた大植英次の“マーラー9番”でしたが、「この曲は「定期演奏会」でやりたいんだ!」と主張した大植マエストロの考えは正しかったですね。

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 (C)飯島隆

これだけたくさんの方がマエストロの“マーラー9番”を楽しみにされていた訳ですから、ザ・シンフォニーホール1回で済ますという判断をしなくて正解だったと思いました

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 (C)飯島隆

“マーラー9番”、「定期演奏会」を発表の場に選んで良かった理由は、動員的な意味だけではなく、定期が2日間有ることにあります。
これは“マーラー9番”に限らずですが、2日間あるとやり直しが効くといった単純な事ではありませんが、初日の演奏を受けてこうすれば良かったというメンバーの思いをもう一度ぶつける場がある。
この事は奏者にとってとても大切だと思います。
ただ、初日より、2日目のほうがパフォーマンスとして完成度が上かというと、必ずしもそういうものでは有りません
初日の不安感は、とんでもない集中力を生むものです。
そしてその集中力は名演を生み出す最大の要因だと思います。

“マーラー9番”も、初日と2日目では演奏が違いましたね。

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 (C)飯島隆

しかし、集中力は2日間とも途切れる事はありませんでした。
特に4楽章のコントラバス以外の弦楽器だけになってからの集中力は凄かった
これは、奏者だけではなくお客さまに関しても言えることです。

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 (C)飯島隆

特に2日目の最後の音が消えてからの沈黙は、初日の倍ほど長かった
唾を飲む事さえ躊躇うような緊張感の中、皆さま最後まで集中してマエストロの動きを凝視されていましたね。
大阪フィルのお客様は世界1 だと思いましたよ。
 
紛れもなく大植マエストロのもと、お客さまと奏者が一緒に作り上げた“マーラー9番”。
その事を誰よりもわかっていて、誇りに感じているのが大植マエストロ自身です

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 (C)飯島隆

朝比奈隆からバトンタッチされた大植英次が9年かけて育てた大阪フィル。
その大阪フィル65年の歴史のうちの半分以上の45年と長きにわたり在籍している最古参メンバーの2ndヴァイオリンの塩田良正は、来月の「三大交響曲の夕べ」(8/5ザ・シンフォニーホール)を最後に退団します。
第59回定期から出演している塩田、今回が第460回ですからその凄さが判りますね
本当にお疲れさまでした  
最終公演に向けて取材し、インタビュー記事なども掲載します。 お楽しみに

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 (C)飯島隆

今回、オーケストラをしっかりまとめてくださった客演コンマスの三浦章宏さん。
カーテンコールで大植マエストロは何度も立たせて、お客さまに紹介されていました。
そして自らもこの拍手

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 (C)飯島隆

ツイッターやネットの書き込みでも、三浦さんのコンマスぶりを評価をされている方が多かったですね。
皆さまちゃんと判っておられる。
改めて三浦章宏さんに感謝申し上げます。

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 (C)飯島隆

前回の「ヨハネ受難曲」の初日で、ブラヴォーに関する問題が有っただけに、奏者も事務局スタッフも、そしてお客様までも、少し神経を使っていた曲の終りでしたが、先ほどの話の通り素晴らしい沈黙をいただきました。
その後起こる爆発的な拍手喝采、ブラヴォーの嵐

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 (C)飯島隆

誇らしげなマエストロの表情、とても印象的です。
そして、メンバーの表情もとても充実しきった表情ですね。
チェロのエキストラトップ丸山泰雄さん、どうもありがとうございました。

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 (C)飯島隆

カーテンコールが何と言っても絵になる大植マエストロです。
お客さまの万雷の拍手があってこの光景を見ると、「良かった!」と心底思います。
お客さまと同様、私たちスタッフもこの光景を心待ちにしているのです      

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終演後、サイン会に臨むマエストロの姿を楽屋でキャッチ。
これはシャッターチャンスです!
この後、楽屋訪問のお客さまと挨拶をされて、マエストロがいちばん楽しみにされているサイン会の席にマエストロの姿はありました。

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今日の演奏の事を、まずお客さまと語りたいと考える大植マエストロです。
少ししか時間が経っていないのに、スカーフが変わっています。
本当にお洒落なマエストロです。
この後、雨の中にもかかわらずたくさんのお客さまに並んでいただいたサイン会は、長時間続きました。
サイン会にお並びいただきました皆さま、どうも有り難うございました

ファンの皆さま待望の“マーラー9番”は終わりました。

しかし!、このあと“マーラー5番”が待っております
今月22日、岸和田の浪切ホールで行われる「第58回南海コンサート」です。
プログラムはマーラーの交響曲第5番と、モーツァルト交響曲第35番「ハフナー」。

週末はこれの練習です。 まだまだ‘真夏の大植祭り’は続きます。
岸和田で‘祭り’、むむ、これは何か起こりそうな危険な感じですね

ただ、チケットは既に売り切れているとか
大植マエストロの満員御礼伝説は続きます。

そういえばマエストロ、19日本番で東京都交響楽団の定期を指揮されます。
サントリーホールで、“ばらの騎士”と“悲愴”というプログラム。
こちらもチケットは早々に完売となっているとか

凄い勢いですね

当ブログでも、大植レポートは続けてまいります。
大阪クラシックもありますからね
皆さま、引き続きよろしくお願い申し上げます

「第58回 南海コンサート」

日 時:7月22日(日)15:00開演(14:30開場)
会 場:岸和田市立浪切ホール 大ホール
指 揮:大植英次
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
<プログラム>
モーツァルト/交響曲 第35番 ニ長調「ハフナー」K.385
マーラー/交響曲 第5番 嬰ハ短調

チケットはすべて完売致しました!

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。



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