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ヨエル・レヴィ来日! 「ダフニスとクロエ」合唱練習始まりました。

本日、15時より高槻現代劇場で開催を予定しておりました「みんなで聴こう!大阪フィルハーモニー交響楽団」は台風の接近により、お客様の安全を第一に考え、主催者判断で延期となりました。
振り替え公演の日程や払い戻しの詳細につきましては、決まり次第お知らせ致します。

一方、ピークは過ぎたものの台風による雨風がまだまだ強い中、4日から始まる「第462回定期演奏会」の合唱練習が始まりました。
今回、合唱団が加わり演奏する曲はモーリス・ラヴェル「ダフニスとクロエ」

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合唱団はもちろん、大阪フィルハーモニー合唱団です。

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指揮は今回初めて大阪フィルを振って頂く、ヨエル・レヴィさん。
台風の中、文字通り「雨にもマケズ風にもマケズ」集ったメンバーの熱い思い と、マエストロ・レヴィが自身のイメージする「ダフニスとクロエ」をカタチにしたい!との思いがぶつかる練習場。
和やかな中にも、厳しい練習が行われました。

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ヨエルレヴィのプロフィールは以下の通りです・・・

1950年ルーマニア生まれ。1978年ブザンソン国際コンクールに優勝し、同年からマゼールのもとでクリーヴランド管のアシスタント・コンダクターを務め、1980年からは同団の常任指揮者を務めた。アトランタ響、フランドル放送管の音楽監督やイスラエル・フィルの首席客演指揮者を務め、現在イル・ド・フランス国立管の首席指揮者。世界各地のオーケストラを指揮し、フィレンツェのテアトロ・コムナーレやシカゴ・リリック・オペラなどでオペラの指揮もしている。

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テラークレーベルから、音楽監督を務めていたアトランタ交響楽団を指揮したCDがたくさんリリースされており、日本でも人気のマエストロ。
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲版も名盤が出ています。

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マエストロもとても思い入れの強い曲のようで、今回のプログラムを決める時もマエストロの強い希望できまりました。
今回の演奏、相当楽しみにされているようです

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1909年に有名な振付師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団の依頼で生まれ、自らの公演で大成功を飾ったこの曲、「春の祭典」や「火の鳥」、「牧神の午後」などと同時期の作品です。

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この曲を、ラヴェル自身は3部形式の交響曲と形容しています。
合唱は混声4部、歌詞のないヴォカリーズで歌われます。
おもに、全3部のうち1部の最初と最後、3部の最初と最後に合唱は登場。

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本日の合唱練習を踏まえて、明日から始まるオーケストラ練習に入るマエストロ。
オーケストラと合唱の音のバランスなどをこれから考えられる事になります。

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外の雨風は一段と激しくなってきました
マエストロと合唱団の熱い練習は、まだまだ終りそうにありません。
どうぞ、バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲版、ライブでお聴きくださいませ

2012-10-04#462チラシ

「第462回定期演奏会」

日 時:10月4日(木)・5日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヨエル・レヴィ
独 奏:タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団*

<プログラム>
エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲*

料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
    D席、S席は売切れ
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。


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「ベト7」とモーツァルトのフルート協奏曲やりまーす!

この日大阪フィルハーモニー会館では、明日30日に高槻現代劇場で開催する演奏会の練習が行われていました。

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特別客演コンマス田野倉雅秋のチューニングから練習は始まります。
コンマス田野倉の姿を見ていて、この前彼が同じようにチューニングしていたのは、「大阪クラシック」のザ・シンフォニーホール公演だった事を思い出しました。
ついこの間のように感じていましたが、暑かった夏も過ぎ去り、すっかり秋
9月も終わろうとしています・・・

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今回の指揮者は、ご当地高槻出身の横島勝人さん。
大阪フィルへは久し振りの登場となります。
地元のホールという事で、ホールのすべてをご存知だから出来るとても細かな指示が飛んでいました。

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今回の演奏会、メインの曲はベートーヴェンの交響曲第7番です。
公演チラシを見ていると、
みんなで聴こう「のだめカンタービレ」でおなじみの「ベト7」!
と書いてあります
そうでしたね、「のだめ」の影響力は未だに強いようで、海外から来日するオーケストラのメイン曲、「ベト7」って圧倒的に多いですね。
ハイティンク指揮のロンドン交響楽団、プロムシュテット指揮のバンベルク交響楽団なんかもそうです。
私たちも演奏機会、圧倒的に増えました
でも本当に名曲ですし、全曲通してきちっと聴いて頂きたいですね
ということで、今回の高槻公演オススメです、ぜひお聴きください

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特別客演コンマスの横には、もちろんコンマス渡辺美穂の姿も。
その横には2ndヴァイオリントップ奏者田中美奈です。
その後ろには小林亜希子、横山恵理の姿、ごめんなさい!浅井ゆきこは顔が半分切れていますが、みんな「大阪クラシック」で大活躍のメンバーです。
もうすっかり顔と名前、覚えて頂けたんじゃないでしょうか

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前半にお届けする曲は、モーツァルトのオペラ「皇帝ティートの慈悲」序曲とフルート協奏曲第1番です。
フルート協奏曲のソリストは、当団フルートトップ奏者上野博昭が務めます。
先日終了した「いずみホール特別演奏会」もそうでしたが、メンバーがソリストを務めるとまた違った雰囲気になりますね
メンバー皆で上野を盛り上げてやろう!と温かい雰囲気に包まれます。

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それだけに、演奏するほうは別の意味で気合も入る事でしょう。
もう一人のトップ奏者、野津臣貴博とは全く違ったタイプのフルートの音色です。
同じフルートなのに、不思議ですね。 でも素敵です
今年大阪フィル入団の期待のホープ、上野の奏でるモーツァルト。
ぜひ、この機会にお聴き下さい。

当日券、ございます

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大阪フィルと吉本興業、禁断のコラボイベントは終了しました!

今年65周年を迎えた大阪フィルと、今年100周年を迎えた吉本興業  
これまでの歴史で決して交わることのなかった両者による禁断のコラボイベントが先週21日、私たちのホームグラウンド大阪フィルハーモニー会館で行われました。

禁断のコラボイベント、そう誰も蓋をあける事のなかったパンドラの箱
思い切って蓋を明けると、想像以上に楽しく無限の可能性を感じる魅力的な世界が現れました

新聞数紙が取り上げるなど注目を浴びる中で行われた今回のコラボイベント、初めての事でもありますので順を追ってレポート致しましょう

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今回のコラボイベントでいちばん楽しみだったのは、落語家・桂かい枝さんと大フィルを代表して出演する「岸里1丁目弦打団」との絡みです。
せっかくの機会なので、かい枝さんの落語にBGMでも効果音でも良いので共演したい!
上手く行けば、面白い事が出来るのではないか?
実はこれ、かい枝さんも考えられていた事だったのです
まず、先日のブログでも報告したように、ヴィオラ岩井とかい枝さんが直接会ってイメージを話し合いました。
そこで随分盛り上がり、なんとなく方向性を決めておいた事を持って、本番当日簡単な打ち合わせをさせて頂きました。
ヴィオラ岩井以外のメンバーは初対面。 
まずはご挨拶から。 よろしくお願いします

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先日かい枝さんには、ヴィオラ岩井と顔合わせして頂いた際、会場となる大フィル会館メインホールを見て貰ったのですが、その大きさに驚かれていました
「この広さ、客席の形状を考えると、出来るだけ背の高い落語台が欲しい!」とかい枝さんから注文を受けておりまして、それには特別に作るしかないので、ステマネの清水が特製落語台を作りました。
金槌で打ち付けて作った台に、赤い毛氈を丁寧に巻いて、お手製の落語台が完成でーす

作業中のステマネ清水です。 渾身の落語台、後ほど見て頂きましょう!

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開演時間直前、前説担当、おいでやす小田さんのハナシから本編に突入です。
芸人の皆さん、声が良く出るので基本マイク必要無いかもですね。
最近、毎日テレビに登場のおいでやす小田さんからは、諸々告知と注意事項を読み上げて頂きました

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本編スタートです。
まず「岸里1丁目弦打団」の演奏を1曲聴いて頂きました。
曲は、“カルメン”前奏曲です!

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ここから漫才5連発!
5UPよしもとに出演している若手人気漫才師による漫才をお届けしました。

最初は、ミルクボーイです。
口笛、上手かったです。 思わず周りを見渡しましたよ!
そして、身体を張った漫才 、面白かったです!

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次は、中・高、吹奏楽をやっていて、全国大会にも出た経験を持つかおりーん。
サックスを吹きながらの漫談、初めて見ました。
コントのコーナーでは、大フィルメンバーとも絡んで頂きましたよ。

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そのインパクトは相当なモノです
テレビでもよく見かけますね、アインシュタインの二人。
場内メチャクチャ受けてましたよ。

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若い子の間では大人気の双子漫才師、吉田たちです。
ちょっと客層が違って全体的に遣り難かったかもしれませんね。
最後まで司会進行をやってくれました。 感謝申し上げます!

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漫才の最後は祇園の二人です。
こうして5組の若手漫才を見ていると、皆さんファッションも笑いの傾向も違い、凄いですね。
他の人達とは違う事をして笑いを獲る。
厳しい世界だと思いますが、どうか頑張って下さい

ステージ上ではそのまま、漫才師のかたたちでコントが始まりました!

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「よしもと音楽団」のメンバー採用のオーディションが舞台。
色々なメンバーが受けに来ては、頓珍漢な遣り取りで不採用が続いています。
そこに現れた我らがヴァイオリン力武千幸とトランペット篠崎孝。
君ら楽器出来るんか? だったらやってみて!
という事で、披露するスゴ技・・・
場内からも拍手喝采!
よくある、これぞ吉本新喜劇!ノリの定番コントです。

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それてにしても、力武と篠崎の頑張りには拍手です
ここぞの時のステージ度胸、おみそれしました
最後はかおりーんと3人で合わせたら、バラバラだったというオチ。
このコントがあって、先ほどの漫才も全部生きたような印象がありましたね。
遣って頂いて良かったです、このコント
出演者の皆さま、この日のために作って頂いて有難うございました。

さあ、いよいよ桂かい枝さんの落語が始まります!
舞台の真中に、あの大きな落語台が運ばれて来ましたよ。

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大フィル会館メインホールは出来て21年経ちますが、このホールに落語台が入った画期的な瞬間です!
しかも、これほど巨大な落語台です

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今回のイベント、英語落語で有名な桂かい枝さんに出演して頂きました。
なんと、かい枝さんの叔父さんは元大阪フィルのチェロ奏者だったのです
他にも声楽をやっておられる方が近親におられたり、クラシック音楽を比較的身近に感じて来られたようなのです。
何か運命的なものを感じますね

桂かい枝さんのプロフィールはコチラ


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桂かい枝さんの落語に合わせて音楽を奏でる「岸里1丁目弦打団」のメンバー。
舞台下手の離れた場所に、かい枝さんに向き合うように座って演奏します。

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カメラをぐっと引くとこんな感じです!

「落語では座ったままで、立ち上がったり、走ったり色々なことが出来ます。ちょっと歩いてみましょうか。あー、気持ちの良い朝ですね。」と歩き出すかい枝さんに合わせて、“皇帝円舞曲”を演奏するメンバー。

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「扇子を使う芸として最も有名なモノにうどんを食べるシーンがあります。これに音楽を合わせてみるとどうなるでしょうか。例えば・・・」 ここで“運命”が演奏されます。
一生懸命食べようとするのですが、音楽に合わせて動いた挙句、「食べられるか!」  
この後、チャイコフスキーの“弦楽セレナーデ”冒頭や、ヨハン・シュトラウス二世のポルカ「雷鳴と稲妻」なども同様に演奏に合わせてうどんを食べられます。
桂かい枝さんの動き、さすがです

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今回、かい枝さんが話した落語は「天狗裁き」、他人の夢を知りたがる話ですね

この中で、シーンに合わせて色々な曲を演奏します。
「ピーターと狼」からウェーベルンまで・・・
音楽が上手く響き、話しの邪魔をしないどころか、イマジネーションを高めます。
これは選曲と編曲の妙ですね
かい枝さんとは、少し打ち合わせしただけです。ヴィオラ岩井英樹のセンス、ナイスです!

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お客さまはもちろん、メンバーも笑いが絶えません

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冷や冷やしながら観てましたが、途中からはすっかりハナシに入り込み大爆笑していました。
しゃべりの技術や、間の取り方、聴き手の引き付け方など奥深さを感じました、
クラシック音楽との共通点もたくさんありますね
大阪フィルのファンの皆さまに、落語の魅力が伝わったと思います  
落語と音楽のコラボ、すべて終わりました。 
そして、お客さまにご挨拶です。

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本日のプログラムの最後、「岸里1丁目弦打団」の演奏のために落語台を片付けます。
改めて人と並んでみて判る、その大きさ。
ステージマネージャー清水の会心の作でした

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ここまでで1時間半を軽く超えております。
予定時間を大幅にオーバー、完全に時間を読み違いました。
休憩も無く長時間お付き合い頂きまして、申し訳ございませんでした

「岸里1丁目弦打団」の演奏が始まりました!
ルロイ・アンダーソンの“タイプライター”は二人が向き合って叩く今回だけの特別バージョン

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今回のゲストはトランペットの篠崎孝。
すでにコントでその腕前を見せつけております
ルロイ・アンダーソンの「トランペット吹きの子守唄」の美しく柔らかなサウンド、お客様の心をギュッ!と鷲掴みです。
そして、この日の目玉企画の一つ、Pee Wee Huntの「Somebody Stole My Gal」と言っても判らないですね
「吉本新喜劇のテーマ曲」と言えば、関西人なら誰もが頭の中で音楽が鳴るはずですね。
篠崎の魅惑のミュートプレーが炸裂しました

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その他にも、“シンコペイテッド・クロック”や“サンドペーパー・バレエ”、“ブルー・タンゴ”、“プリンク・プランク・プルンク”などを趣向を凝らしながら演奏しました。
そして この曲も拍手喝采を頂きました。

用意するのはブリキのバケツかゴミ箱、そして菜箸。
それでさまざまなリズムを刻む打楽器奏者の堀内吉昌と中村拓美。
格好良すぎますねえ

アンコールは「天国と地獄」の“カンカン”を演奏して、長時間のイベントを終えました。

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出番が終っても、ずっと舞台袖で演奏を聴いていてくださった桂かい枝さん。

「素晴らしい!皆さん、お疲れさまでした!」
「かい枝さんこそ、お疲れさまでした。本当に有難うございました!」

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「いやー、面白かったですね」「またやりたいですね」などと談笑している間に、お客様がお帰りになったのでホールで客席をバックに写真撮影をしました。

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皆、好い表情ですね

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そして、この方とも記念撮影です。
すでにメンバーの心をキャッチしたアインシュタインの稲田直樹さん。
あたかもビリケンを彷彿させるように、こちらはアゴに手を伸ばすメンバー。
これまた素敵な表情ですね  

最後になりましたが、先日の答え合わせをしておきましょう。
問題はこちらでしたね ・・・

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さて問題です どちらが 桂かい枝さん でしょうか

もう皆さま、おわかりですね。
実は同い年の桂かい枝さんとヴィオラ岩井、確かに雰囲気は似ていますが かい枝さんは扇子、岩井はヴィオラが商売道具。
何を持っているかで判ります。

・・・

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いや、これは何かの間違いで・・・

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これが正解でした。


大阪フィル65周年、吉本興業100周年のタイミングで初めてコラボレーションした両者。
もの凄い可能性を感じました。
これをきっかけに、第2回、第3回と続けて行きたいですね。

まずは記念すべき第1回目のコラボイベントにご来場頂きました皆さまに御礼申し上げます。

どうぞこれをきっかけに、大フィルの演奏会にも、なんばグランド花月や天満・天神繁盛亭にも足をお運び下さい。

ジャンルは問わず、やはりライブは最高です

皆さま、またお会いしましょう


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延原マエストロと大阪フィルが到達した“第9”、いかがでしたか!

「いずみホール特別演奏会〈ウィーン古典派シリーズⅧ〉」は、おかげさまで終了致しました。

18世紀音楽のスペシャリスト延原武春さんを指揮に招き、3年がかりの一大プロジェクト、とても実り多いシリーズでした。

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シリーズ最後に演奏した曲は、ベートーヴェンの「第9」。
延原マエストロのもと、モダン楽器によるピリオドアプローチで演奏を続けてきましたが、今回の「第9」はその集大成となる見事な演奏だったと思います。

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記念すべきシリーズ最終回のゲネプロと本番の様子をレポート致します。

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指揮は延原武春さん。
もちろん1stと2ndヴァイオリンが向き合う対向配置。
ベートーヴェン交響曲1番では、シリーズ中モーツァルトの協奏曲で採用してきた弦6型、“第9”では弦10型で演奏しました。

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延原マエストロの指示は一貫しています。
フォルテやピアノなど、音の大きさはもちろん、メトロノーム記号もスコア通り忠実に演奏した事で、高速テンポながらメリハリの付いた音楽が心地良く流れていきました。

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“第9”のソリストは延原マエストロの指名で決まりました。
左からソプラノ木村能里子、メゾ・ソプラノ郷家暁子、テノール清水徹太郎、バス篠部信宏

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このシリーズの象徴的な楽器がこのバロックティンパニ。
通常のティンパニより小ぶりで音は小さめです。
また、ペダルは存在せず手でチューニング・ボルトを締めるため素早い音変えは出来ません。
楽章間で時間をかけるのは、このピッチ調整に時間がかかることを熟知されている延原マエストロの配慮によるものです。
それを木製マレットで叩く事で独特の乾いた音がし、古楽特有の疾走感を表現します。

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「しばらくバロックティンパニを叩く機会は無いんだなと思うと寂しいですね。独特のサウンドで、本当は古楽に限らずロマン派以降の曲でも通常のティンパニと使い分けていきたいところですね。」
そう語り、しっかりバロックティンパニの前で笑顔姿の堀内吉昌。

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 (C)飯島隆

本番ではまずマエストロの曲解説から始まります。
すっかりお馴染みの光景ですね。

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 (C)飯島隆

今回の練習では3色の鮮やかな服で練習を指揮し、この日のゲネプロの白色と合わせて4パターンの服をファッションショーのように着こなされていたお洒落な延原マエストロ
しかし、いちばん似合うのはやはり本番の燕尾服ですね

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 (C)飯島隆
 
大阪フィルの記念すべき701回目の“第9”。
テンポが速い遅いではなく、とても新鮮で心地よいサウンドを大阪フィルから引き出される延原マエストロ。
3年かけて辿りついた大阪フィルの境地です

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 (C)飯島隆

その響きには定評のあるいずみホールは、見た目にも本当に美しいホールです。
そのホールに見事にフィットした小編成の大阪フィルと、合唱団。

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 (C)飯島隆

迫力のソロを聴かせてくれた4名のソリストの皆さま。
それに触発されて、合唱団も絶好調でした。
330小節あたり、「vor Gott」と混声合唱がフォルテシモで叫び、すべての楽器(ティンパニ以外)がフォルテシモで大合奏をする所を、最後ディミヌエンドさせるマエストロ。 
これには驚きましたが 、とても新鮮でした。

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 (C)飯島隆

メトロノーム記号通りの演奏という事で高速テンポと思いきや、今回に限って言えば4楽章のテンポはまったく違和感がありませんでした。
これは、延原マエストロと大阪フィルが作り上げた新しい「第9」なのかもしれませんね。

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 (C)飯島隆

感動の中、“第9”フィナーレは終了しました!
拍手喝采とブラヴォーコール!
ソリストの皆さま、大フィル合唱団の皆さま、感動を有難うございました。

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 (C)飯島隆

マエストロとの取り組みは、今後の楽団の演奏に多大な影響を与えてくれるに違いありません。
マエストロ、再びご一緒出来る日を楽しみにしています。
有難うございました


| 演奏会 | 23:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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禁断のコラボイベント、本日開催です!

お笑いの吉本興業と大阪フィルのコラボイベントが本日開催されます

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今回のコラボイベントは、よしもとファンの方にクラシックの良さを、大阪フィルのファンの方に、テレビで見るお笑いの世界を身近に感じて貰い、共にライブに足を運んでもらいたい!という目的で実施します。

吉本興業の提唱する「@ほーむ寄席」と連動する形で、今回のイベントが出来上がりました。
@ほーむ寄席は、自分たちから地域に入って行き、漫才や落語を通して笑顔のシェアリングをすることで、人の輪(和)が出来、いつもの場所や景色や地域を変えていこう、育てていこういう目的で行われています。
私たちの練習場がある西成区を一緒に盛り上げようというのも目的の一つです。

まあ、あまり難しい事は考えずに、気軽にお越し下さい。


本番に先駆けて、吉本軍団を代表して落語家の桂かい枝さん、大阪フィルを代表して「岸里1丁目弦打団」のヴィオラ岩井英樹が顔合わせを行いました

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さて問題です どちらが 桂かい枝さん でしょうか

今回、桂かい枝さんとの打ち合わせがとても盛り上がり、急きょ かい枝さんの落語に、「岸里1丁目弦打団」が音楽でちょこっと参加する事になりました
落語と音楽、どんな絡み方をするのかは見てのお楽しみ

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7月末の「にしなりクラシック」の時に、偵察に来た 吉本軍団の女性ピン芸人・かおりーんと一緒に、「岸里1丁目弦打団」のメンバーは記念写真を撮りました。
その際、写真で参加していたのがヴィオラ岩井だったのです。

あの日から2カ月近くが経過し、本番の日を迎えました!


「いずみホール特別演奏会」当日、午前中から練習を行っていた「弦打団」の様子をカメラに収めました。

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「岸里1丁目弦打団」基本的な演奏スタイルですね。
弦楽五重奏+打楽器デュオ
メンバーは、ヴァイオリン力武千幸、横山恵理、ヴィオラ岩井英樹、チェロ松隈千代恵、コントラバス松村洋介、打楽器 堀内吉昌、中村拓美の7名です。

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ある曲を演奏中です。
わかりますか? ルロイ・アンダーソンで、そのものズバリ! そうその曲です

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こちらも演奏中です。
音楽に合わせて椅子や机を何かで磨いていますね。
この曲も、アンダーソンで、そのものズバリです! わかりますよね

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「岸里1丁目弦打団」今回のスペシャルゲストは、トランペット篠崎孝です。
今回トランペット篠崎がゲストで入った理由、それはこの曲を演奏するため
いや、それだけやないと思いますが、この曲を吹くと、場内盛り上がる事間違いなし
その曲とは、Pee Wee Huntの「Somebody Stole My Gal」
タイトル言われてもワカラナイですかね。

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しかし、このイベントするならこの曲は絶対に演奏しなきゃですよね。
トランペット篠崎隆、魅惑のミュートプレイ
この曲、ちゃんとしたデキシーランドジャズのナンバーです。
本来はトランペットの後にトロンボーンやクラリネットのソロが続きますが、今回は弦楽器用に編曲してお届けいたします。

他にも吉本軍団オリジナルコントに大フィルメンバーも出演したり、盛りだくさんの中身となっています。
ただし、当初予定していたSPゲストは、都合により出席はなくなりました。
よろしくお願い申し上げます。

吉本興業100周年、大阪フィル65周年、これまで誰も触らなかった禁断のパンドラの箱が、今ここに開かれようとしています。
さて、中からは何が飛び出すのでしょうか?

音楽的にもお笑いショー的にも、自信を持ってオススメします。

当日券をご用意してお待ちしております。お越しください

「にしなり@ほーむ寄席&クラシック音楽の夕べVOL.1」

日 時:9月21日(金)19時開演(18時半開場)
会 場:大阪フィルハーモニー会館 メインホール
出 演:落語/桂かい枝
    漫才/吉田たち、アインシュタイン、祇園、ミルクボーイ、かおりーん
    演奏/岸里1丁目弦打団(大阪フィルハーモニー交響楽団メンバー)

当日券:1000円(全席自由)18時より販売

曲 目:R・アンダーソン/シンコペイテッド・クロック、フィドル・ファドル、ブルー・タンゴ、サンドペーパー・バレエ、タイプライター、他


| イベント | 03:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「いずみホール特別演奏会」最終回、本日開催します!

18世紀音楽のスペシャリスト延原武春さんとタッグを組んでベートーヴェンの交響曲を中心に、モーツァルトの協奏曲、ハイドンの交響曲とプログラムの骨格を決めて開催してきた「いずみホール特別演奏会〈ウィーン古典派シリーズ〉」も遂にラストを迎えます。

そしてその最終日、コンサート当日となりました。

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ベートーヴェンの偶数番号の交響曲から始めたこのシリーズ、最終回は1番と9番の交響曲です。

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指揮はこの方、オレンジのシャツが鮮やかなマエストロ、延原武春さん
今回のプログラムは、マエストロの思いが特に強いプログラムです。

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延原マエストロがいちばん好きだという交響曲第1番。
そして、その演奏に世界中の注目が集まり、ひとつのムーブメントを巻き起こした「第9」。

どちらもその演奏から目も耳も離せませんが、やはり注目は大阪フィルが延原マエストロのもとで奏でる「第9」  

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大阪フィルにとって「第9」という曲は特別な曲です。
何しろ、これまでに演奏してきた回数がなんと700回
これは、ちゃんと調べた訳ではありませんが、海外では日本ほど「第9」を演奏する機会が少ない事を考えると、世界でいちばん 「第9」を演奏してきたオーケストラかもしれません

メンバーも数多く演奏している「第9」を、異なった解釈で今回初めて演奏するのです。
もちろん、延原マエストロとの共演する曲すべてが異なった解釈(というより表現方法ですかね)で演奏してきた訳ですが、メンバーの身体に沁み込んだ「第9」をマエストロの指揮で演奏するのは、ちょっとした事件かもしれませんね

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というのは、延原マエストロの「第9」はメトロノーム指示通りのテンポでやるため、かなり快速になるのです。
そして、随所に光るマエストロの解釈。
例えば、4楽章のチェロ、コントラバスの奏でるレチタティーヴォ(叙唱、朗唱、歌というより朗読のように歌われる)のところ、楽器数を思いっきり刈り込んで、後にバリトンで語られるレチタティーヴォに近づける工夫があります。 
この部分、なんと1プルトの奏者2名で演奏されます。

こういった指示にもメンバーは「とりあえずやってみよう!」とこれまで通り向き合っています。

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ソリスト、合唱団との合同練習が始まりました!
合唱はもちろん大阪フィルハーモニー合唱団です
今回の演奏会に出演するためには、延原マエストロ自身も審査に立ち会いオーディションが行われました。
本番指揮者自らオーディションで人選したメンバーによる「第9」。
合唱団は何楽章で登場するのか、そんな事を考える楽しみも合わせて、どうぞお楽しみになさってください。

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ソリスト4名とも初めて合わせました。
ソプラノ木村能里子さん、メゾソプラノ郷家暁子さん、テノール清水徹太郎さん、バス篠部信宏さん。
今回のソリストは延原マエストロのリクエストです。
古楽の権威、延原さんの推すソリストの歌声、どうぞこちらもお楽しみに

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「第9」の4楽章だけに登場する打楽器のマーチ隊、大太鼓、シンバル、トライアングル。
そういえば、「大阪クラシック」の第52公演「究極(9曲)のベートーヴェン」のアンコールが、「第9」4楽章の、コーラスが歌い終わったラスト15秒でしたね。
彼らもその15秒だけのために出番を待っていて、登場してきたメンバーでした
今回の演奏では、4楽章のマーチのテンポも聴きどころのひとつです。

そして、打楽器といえば、アンティークティンパニーもこの演奏会が終わると、しばらくは大阪フィルのステージには乗らないと思います。
そういう意味ではこれも注目すべきところでしょうね。

見どころ聴きどころいっぱいのコンサートです。
大阪フィルの奏でる記念すべき701回目の「第9」、ぜひライブでお聴き下さい

「いずみホール特別演奏会<ウィーン古典派シリーズVIII>」

日 時:9月20日(木)19:00開演(18:30開場)
会 場:いずみホール
指 揮:延原武春
独 唱:木村能里子(ソプラノ)
    郷家暁子(アルト)
    清水徹太郎(テノール)
    篠部信宏(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団

<プログラム>
ベートーヴェン/交響曲 第1番 ハ長調 作品21
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」作品125

料 金:A席5000円 B席3000円

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。



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「いずみホール」特別演奏会、練習2日目をレポート!

「いつもの大阪フィルとは違う音が聴けて楽しみ!」と好評を頂いております「いずみホール特別演奏会」の練習2日目をレポートします!

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指揮はもちろんこの方、延原武春さんです。

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昨日のブルーとは打って変わってピンク! いや、ヴァイオレットでしょうか  鮮やかな色ですね
あ、もちろん服の事です!
「今回は毎日がファッションショーやで!」と言われていた延原さん、お見事です
いつもオシャレな延原さん。
そんな事はみんな知ってる訳ですが、2日続けて迷いなし、直球勝負ですね

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延原指揮の大フィルと言えばモダン楽器による古楽演奏です。
この日、最初に延原マエストロは「ベートーヴェンの指示するフォルテ、フォルテシモや、ピアノ、ピアニシモは特に意識してください」と念を押され、練習が始まりました。

このシリーズ、これまでの練習でマエストロが言われていたことを整理すると
・音符いっぱい音を出すのではなく、響きも含めての拍数だと思って演奏する。
・音はすっと減衰させる感じ。
・弦楽器のヴィブラートは最低限に留め、音を響かす時にだけ使う感じ。
というようなことだと思います。
いわゆるピリオド奏法の基本的な事になるのでしょうか

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マエストロと首席客演コンマス崔 文洙(チェ・ムンス)との信頼関係は相当なもの!
このシリーズは指揮者と奏者をつなぐコンマスの役割が大切なのです。
マエストロ遣りたい事をカタチニして、伝えていました。

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今回演奏する“第九”は、マエストロの得意とするところです。
ベートーヴェンが指示したテンポを守り、4楽章の最初のレチタティーヴォの所では低弦の数を刈り込み少人数で演奏させるなど、マエストロ独自の“第九”は、かなり衝撃的です

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ティンパニーはもちろん、バロックティンパニーです

最終日のレポートでは、マエストロの指揮する“第九”練習を中心にお届けします。
ソリストや合唱団の様子もお伝えします。

このコンサート、チケットはまだ余裕がございます!

延原マエストロと大阪フィルが3年間に渡りお届けしてきました「いずみホール特別演奏会」はいよいよこの公演で最後となります。
どうぞライブでお聴き下さい

「いずみホール特別演奏会<ウィーン古典派シリーズVIII>」

日 時:9月20日(木)19:00開演(18:30開場)
会 場:いずみホール
指 揮:延原武春
独 唱:木村能里子(ソプラノ)
    郷家暁子(アルト)
    清水徹太郎(テノール)
    篠部信宏(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団

<プログラム>
ベートーヴェン/交響曲 第1番 ハ長調 作品21
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」作品125

料 金:A席5000円 B席3000円

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。


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今年の「大阪クラシック」は終了しました。 有難うございました!

「大阪クラシック」が終了して1週間が経過しました。
「大阪クラシック」終了の翌々日から「第461回定期演奏会」の練習が始まった事も有り、最終日のレポート記事の発表が遅くなり、申し訳ございませんでした

整理券の予定枚数が早い段階で終了し、ご覧になられた方がとても少ない最終「第90公演」の模様を中心に、レポートをお届けいたします

既にお知らせしましたが、今年の入場者数は50,600人。
過去最高が2009年の50,700人なので、通算2番目の入場者数という事になります。
ただ、2009年の公演実施数は100公演だったのに対して今年は90公演。
そのことを考えると、大成功の「大阪クラシック」 だったといえると思います。

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 (C)飯島隆


最終日は全部で13公演が行われました。
このうち、「第83公演」は障がい児施設の子供たちのための貸切公演だったのと、最終「第90公演」は整理券が必要となる公演だった事を考えると、11公演が自由に聴いて頂ける公演ということになります。

第78公演(11時 大阪市役所 正面玄関ホール)
出演は、ヴァイオリン::三瀬麻起子、黒瀬奈々子、山本彰、田中美奈、小林亜希子、橋本安弘、ヴィオラ:西内泉、松本浩子、チェロ:石田聖子、コントラバス:池内修二、クラリネット:ブルックス・トーン、田本摂理、ファゴット:久住雅人、トランペット:秋月孝之、橋爪伴之、松原健二、ホルン:山本秀樹、パーカッション:久保田善則、ピアノ:堀江美穂子、歌:福井雅志、中原由美子、MC:久住さより


親子連れに大人気のコンサートです。
初日の「第2公演」とは核になるメンバーは同じですが、この日とは内容が異なるため、一部メンバーも入れ替わりました。
子供が喜ぶよう良く考えられたストーリーと、それに関連した音楽が見事に絡まり、大人が見ても飽きないショーとして出来ています。
元気な音楽と、子供たちの笑い声から始まった、「大阪クラシック」最終日です。

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第79公演(11時半 京阪神御堂筋ビル)
出演はチェロ近藤浩志とコントラバス新真二


低弦セクショントップ奏者二人で「THE LOW BOYS」。
見事な演奏を聴かせる二人が、曲間のMCタイムではなんだか冴えない感じのキャラで見せる、そのギャップがたまらなく可笑しいチェロ近藤とコントラバス新。
このステージにも大植マエストロがやって来ました。
そして、マエストロはこの期間中、お決まりのハナシです。

「大阪クラシックでいちばん最初に売り切れたのは自分の指揮するオーケストラではなく、近藤のチェロリサイタルだったと」

暑い会場、二人に団扇で風を送っていた姿が妙に微笑ましかったです

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近藤と新の作り出す何とも言えない緩い笑い。
しかし演奏するとこれがまた格好良いんですね
これって計算しているのでしょうか、それともこれが‘素’?

この会場はお客様がいっぱいになり、入場規制をさせて頂きました。
またご入場頂いたお客さまも、会場の作りなどもあり、音は聴いて頂けましたが奏者の姿が見えない方も多かったと思います。
改めまして、この場を借りてお詫び申し上げます。

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第80公演(12時 中之島ダイビル)
出演はフルート上野博昭、ヴァイオリン松川朋子


フルートとヴァイオリンのサウンドって、とてもよく合いますね
ランチタイムの中之島ダイビルに爽やかなサウンドが鳴り響きました!
比較的物静かなイメージの二人が、演奏以外に曲の説明なども工夫して聞かせました。
お客様の反応もばっちり、皆さまのハートをギュッと!鷲掴みな感じの上野と松川でした。

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チェロの織田在るところ、笑いあり
第81公演(13時 なんばパークスタワー)
出演はヴァイオリン石塚海斗、チェロ織田啓嗣


チェロの長老・織田が今年入団の若いモンを可愛がるという公演ですね
織田は昔から若手の面倒見が良いのです。
この日は、大植マエストロも登場。
「あら大植さん、どうしやはったんですか?」的な感じで迎えるチェロ織田。
ちょっと困った感じのマエストロとの遣り取りが爆笑でしたよ。

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ほとんどしゃべらない無口なヴァイオリン石塚と、とても楽しいチェロ織田のデュオ。
演奏だけではなく、MCも楽しい二人のデュオでした。

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 (C)飯島隆

第82公演(13時半 大阪市役所 正面玄関ホール)
出演は、ヴァイオリン崔文洙、高木美恵子、ヴィオラ岩井英樹、チェロ松隈千代恵、コントラバス三好哲郎

首席客演コンマス崔文洙率いるクインテット。
ヴィオラ岩井が期間中に演奏する2度目のドボルザーク五重奏曲です。

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お客さまでいっぱいになった市役所正面玄関ホールに鳴りひびく郷愁のメロディ。
コンマス崔の迫力の演奏がお客様を魅了しました。

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 (C)飯島隆

第83公演(14時 カフェ・ド・ラ・ペ)
出演は野津臣貴博、ピアノ中川美穂


この公演は障がい児施設の子供たちのための公演で、一般の方の入場は出来ません。
フルート野津の奏でる曲に合わせて、手を叩く子供たちの嬉しそうな姿。
音楽のチカラを認識した公演です。

2012大阪クラシック 241
 (C)飯島隆

第84公演(14時半 大阪市中央公会堂 大集会室)
出演はオーボエ大森悠、クラリネット ブルックス・トーン、ファゴット宇賀神広宣、トランペット秋月孝之、ヴァイオリン三瀬麻起子、黒瀬奈々子、チェロ近藤浩志、ピアノ仲香織

オーボエ大森のMCトークが冴えまくったこの公演。
マルティヌー2曲のプログラムでなんと中央公会堂 大集会室進出!
1曲目はオーボエをはじめとする木管楽器3本と、トランペットが活躍します。
おもちゃをひっくり返したような楽しい音楽、マルティヌーの「ロンド」です。

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 (C)飯島隆

「ロンド」も良い曲なんですが、多くのお客様のお目当ては、次の曲。マルティヌーの「調理場のレビュー」だと思います。
この曲は本当に人気で、これで3年連続演奏です!
この曲の何がそんなに人気かと申しますと・・・
こんな感じで、奏者がメイドとコック姿で演奏するからなんです
口コミもあり、年々入場者も増えていき、今年はついに有料公演、しかも中央公会堂の大集会室で指定席です!
最終日唯一の有料公演が、大勢のお客さまにお集まり頂き行われました。

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第85公演(15時 中之島ダイビル(15時 中之島ダイビル)
出演はヴァイオリン徳岡裕紀、鈴木洋子、ヴィオラ ステファン・ポポフ、チェロ分藤美紀子


関西フィルの弦楽四重奏です。
モーツァルト、ブリッジ、メンデルスゾーンと色んな小品を演奏。
ふらっと中之島ダイビルに立ち寄った人にも楽しめるプログラムです。

それにしても、オーケストラのカラーってあるもんですね。
「このカルテットは関西フィルだな、日本センチュリーではないな」って・・・
面白いですね。 だからオーケストラって複数有っても成立するんでしょうね

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 (C)飯島隆

第86公演(15時半 スターバックスコーヒー肥後橋南店)
出演はヴァイオリン田中美奈、ヴィオラ川元靖子


スターバックスコーヒーの2階で行った女性デュオ、残念ながら満員のため入場規制をさせて頂きました。
昨年もこの二人の演奏は行われました。
客席の様子、前の方はすっきりしていて空いているように見えますが、実はこの写真は脚立の上からプロカメラマン飯島さんが撮ったもの。
窓際に腰掛ける大植マエストロの姿も、なんとなく自然に見えます
実際に後ろからだったらほとんど見えず・・・

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人と人の間からかろうじてマエストロの姿が撮影出来ました。
マエストロ、相変わらず精力的に回られていますね。
スターバックスに鳴り響く弦楽二重奏の調べ、何とも贅沢な午後のひと時です。

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第87公演(16時半 大阪市役所 正面玄関ホール)
出演、本山秀毅 指揮、大阪フィルハーモニー合唱団


お待ちかね、大フィル合唱団の演奏です。
「大阪クラシック」全90公演のうち、歌モノは他にはありません。
それだけに待ちに待った公演と言えますね
指揮者の本山先生から曲の説明がありました。
「大阪クラシック」今年のテーマ「大阪」から、貴志康一の作品を選んだと。
会場となる大阪市役所の正面玄関ホールは超満員のお客さまです。

2012大阪クラシック 250
 (C)飯島隆

市役所の正面玄関ホールに混声合唱の華やかにして力強い響きが鳴り渡りました
「大阪クラシック」期間中、楽器によるアンサンブルをずっと聴いていたので人間の声によるハーモニーがストレートに身体に入って来ます。
いいですね、合唱って

大阪フィル合唱団は、この後今月20日にいずみホールで延原武春さん指揮でベートーヴェンの「第九」を歌い、来月4日、5日には、大フィル定期でヨエル・レヴィ指揮でラヴェルの「ダフニスとクロエ」を歌います。
なかなかのハードスケジュールです。
どうか皆さま、大フィル合唱団も御贔屓のほどよろしくお願い申し上げます

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第88公演(17時半 中之島ダイビル)
出演オーボエ佛田明希子、クラリネット梅本貴子、ファゴット星野則雄


関西フィルのメンバーによる木管三重奏です。
モーツァルトの「ディベルティメント」よりや、ベートーヴェンのドン・ジョバンニ「奥さまお手をどうぞ」の主題による変奏曲など、木管三重奏の魅力全開! 上手いプログラムですね。
クラリネット梅本さんのMCもgood
関西フィルらしい、元気で明るいアンサンブル、好感が持てました。

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それにしても、たくさんの人が集まっておられました。
この 写真、圧巻ですね!
超満員の中之島ダイビルに鳴り響く木管トリオのサウンド、素敵でした

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 (C)飯島隆

第89公演(18時半 相愛学園 本町講堂)
出演、上田真紀郎 指揮、相愛ジュニアオーケストラC組、D組


1時間後に始まる最終第90公演の、大阪フィル演奏会に先駆け、未来のプロオーケストラ奏者になる夢を持った少年少女によるオーケストラ演奏です。
相愛ジュニアオケD組の登場です。
D組は小学生による編成だそうですが、これが見事なモノです

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 (C)飯島隆

C組は中高生によって構成されているそうです。
色とりどりのドレスが眩いばかりです。
今回初めて相愛ジュニアオケを聴かせて頂きましたが、音楽したい!という思いが素直に伝わってきて良いですね。
この中から10年後に大阪フィルで演奏している人が何人かいるのでしょうね
楽しみですね。 ジュニアオケの皆さま、頑張って下さいね!


さあ、最終「第90公演」の開演まで時間がありません。
駆け足で会場の中央公会堂まで戻って来ました。

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は、ライトアップした大阪市中央公会堂です。
昼間に見る姿とはまた違いますね、美しいです

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第90公演(19時半 大阪市中央公会堂 大集会室)
出演は、大植英次指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団


コンサートマスターは9月からコンマスに就任した渡辺美穂。
ザ・シンフォニーホール公演では、同じく9月より特別客演コンマスに就任した田野倉雅秋がコンマスの席に座り、彼女はフォアシュピーラーだったので、渡辺コンマスのお披露目はこの日が初めてとなります。

「ヴァイオリンを始めた時からコンマスに憧れていた」と語る渡辺美穂。
チューニングしている彼女を見て、これは絵に成るな と思いました。
大阪フィルのコンマス3名、それぞれ雰囲気が違い、良いんじゃないでしょうか

さあ、楽しい音楽の時間の始まりデス!

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 (C)飯島隆

1曲目はワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲。
実はこの曲、ザ・シンフォニーホールで行った「第45公演」(ピアノ・スペクタキュラー)の1曲目にピアノ4台で演奏しているのです。
さすがはマエストロ、必ずストーリーがあり、色々なところに伏線が張ってあります
ピアノ版と比較して聴けるようになっている訳ですね、マエストロ!

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大植マエストロはいつものように熱くトークします。
色んなものを見せながら話をしていますが、実は本来ここで話すべきハナシがすっかり抜けておりました。
マエストロ得意の‘サプライズの謎解き’です

マエストロから翌日連絡がありました。
実は、この最終「第90公演」の入場時にプログラムとは別に1枚の楽譜のコピーが配られました。
ほとんどの方が何の事か判らなかったと思いますし、実は配っているスタッフも判っていません。
その謎を解き明かすハナシをステージ上でするはずだったのですが、マエストロにしては珍しくすっかり失念していたそうです
その楽譜がこれです

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この日のメイン「新世界より」は「新世界・通天閣100周年」を記念して演奏する予定だったのですが、偶然にもこの日がドボルザークの誕生日だったのです。
その事に気付いたマエストロ、いつものようにお客さまにその事を知らせたい!
出来る事ならそれを記念して、何かをプレゼントしたい!
そこで思い付いたのが、この日に演奏する初稿版の手書き譜をコピーする事でした
しかし、権利の問題や何かで手書き譜のコピーはマズイんじゃないかという事になり、マエストロ自身が1楽章冒頭と4楽章フィナーレのページを手書き致しました。
そのページに書かれている強弱記号はもちろん、ドヴォルザークのサインもすべての情報をです。
それを1枚にして、センターに大植英次とサインを入れました。

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「これをプレゼントして、ステージでその楽譜の謎解きをすれば、みんな喜んでくれるのではないか」

という事でしたので、リアルタイムにツイッターでは呟きましたが、改めて報告させて頂きました

ところでこの衣装、袖のところとかシワが入ってなんか窮屈そうだと思っていたら・・・
マエストロ、話しながらボタンをはずし始め、黒の衣装を脱ぎました!
すると・・・

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 (C)飯島隆

下からシルバーの衣装が出てきました
お見事!です、マエストロ。
こんな指揮者、他にいないでしょうね

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マエストロ、「新世界交響曲」で渾身の指揮をします。

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オーケストラも凄まじいまでの集中力でマエストロに応えます。
この曲、本当に良い曲ですね、元気になります
そう言えば、「東日本大震災チャリティコンサート」の時もこの曲でしたね。

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 (C)飯島隆

演奏終了と同時に起こる拍手喝采、そしてブラヴォー!の声
ご来場のお客さまに御礼申し上げました。
「おかげさまで1週間、大成功でした!ありがとうございます!」
もちろん、そんな思いも含まれています

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 (C)飯島隆

お客さまから、大きなバラの花束を頂きました。
メンバーにバラを配っているマエストロ。
花は人を幸せにします。 貰った女性メンバーは笑顔です

そして、マエストロがシルバーの服を脱ぎ捨てると・・・

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その下から法被が現れました。
法被姿でお客さま煽るマエストロです。
その時、拍子木が打ち鳴らされました
さあ、アンコールです、お馴染みの外山ラプソディーからやはりこれ、“八木節”

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‘一番’と書かれた法被の下には、大阪市のマーク‘みおつくし’ですね。
いつもの事ですが、このマークもマエストロは夜中に自分で金のテープなどを貼って作られたのでしょうね。
昨年の「東日本大震災市役所チャリティコンサート」では、自分の大切な黄色のブランド物のネクタイを切って、作っておられたのを覚えています

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指揮者不在の指揮台を前に、熱い演奏を繰り広げているメンバー。
マエストロは、客席の中をロックコンサートばりに走り回っていました!

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 (C)飯島隆

アンコールの瞬間から客席はスタンディングで拍手を送って下さっています。
もっともっと!と、オーケストラを盛り上げるマエストロ。

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 (C)飯島隆

すべての演奏は終わりました!
「ご来場の皆さま、本当に有難うございました!」
お客さま全員総立ちで、拍手を頂きました。

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 (C)飯島隆

この日、お披露目だったコンサートマスター渡辺美穂を祝福するマエストロ!
お客様がコンマス渡辺に温かい拍手を送って頂きました。

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 (C)飯島隆

メンバーが居ないステージにマエストロが呼び戻されます。
指揮者が最も嬉しくありがたく感じる瞬間です。

「またお会いしましょう!」とマエストロが叫びます

来年度以降の「大阪クラシック」はまったく未定ですが、こんな素敵な‘クラシックの祭典’はぜひ続けたいですね。

昨年の「大阪クラシック」最終日の様子はコチラ


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終演後、スタッフミーティングを行いました。
この「大阪クラシック」はボランティアスタッフの方の存在抜きには語れません
奏者がいないと成立しないように、ボランティアスタッフの皆さまが居なければ、「大阪クラシック」はとても運営出来ません。
本当に有難うございます  感謝、感謝でございます!

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打ち上げでの大植マエストロです。
マエストロは1週間、本当に多くの会場を回り、お客さまと触れあい、メンバーを励まし続けました。
ご自身は、ホテルに戻っても写譜したり、テープで大阪市のマークを作ったりで、おそらくほとんど休まれていないと思われます。
いつもお客様の事をいちばんに考えているマエストロ。
立っている方が居れば椅子を運んだり、見えやすい場所に案内したり。
本当に頭の下がる大植マエストロです

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「大阪クラシック」ご来場頂きました皆さま、1週間ありがとうございました。
皆さまのおかげで、たいへん盛り上がった1週間でした!

今回初めて参加頂いた、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、そして相愛オーケストラの皆さま、ありがとうございました。

そして、大阪市、御堂筋街づくりネットワークの皆さま、本当にお疲れさまでした。


大成功の「大阪クラシック」でした。 きっと、またお会いしましょう  


| イベント | 05:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「いずみホール特別演奏会」練習始まりました!

「いずみホール特別演奏会<ウィーン古典派シリーズⅧ>」の練習が始まりました。

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指揮者・延原武春さんと一緒に音楽を作り始めて3年の歳月が流れて行きました。
このシリーズも今回が8回目。
過去7回で、取り上げたベートーヴェンのシンフォニーは7曲!
このシリーズの最終回となる今回、取り上げる曲は未だ未着手のベートーヴェンの2曲のシンフォニー、第1番と第9番

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「今回の演奏会を聴いたら、ベートーヴェンのシンフォニーを全部聴いたようなもんやで!」と冗談めかして語る延原武春さんは、同時に、「1番と9番を一緒にやるなんて無茶なハナシや!」とも語られます。

ここまでのシリーズのプログラムとしては、1曲目にハイドンのシンフォニー、2曲目にモーツァルトのコンチェルトを楽団メンバーがソリストを務めて演奏し、メインでベートーヴェンのシンフォニーを1曲演奏してきました。

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既に何度もこのシリーズの練習から本番の流れはレポートしてきていますので皆さまご存知だと思いますが、延原さんは18世紀音楽のスペシャリストです。
それは、古楽奏法、ピリオド奏法、色々な言われ方がありますが、大阪フィルが従来やってきたものとは全く異質の奏法を用いて演奏する音楽でした。

1番と9番を一緒に演奏する事は何が無茶なのかとか、今回の聴きどころなんかも、以前実施した記者会見の席でも語っておられますので、本番までの間にお知らせしてまいります。


実はこの日、大阪フィルの正会員さまのリハーサル見学会並びに、パーティが行われました。

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正会員の皆さまが客席で聴かれる中、延原さん指揮でベートーヴェンの第1交響曲の練習をお聴き頂きました。。

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会員様の中にはスコアを持参して来られる通の方もいらっしゃいます。
皆さま普段あまり目にする機会の無いオケの練習風景です。
練習風景を見て、本番との違いをチェック
いちばん贅沢なオーケストラ鑑賞法ですね。

せっかくなので、パーティの模様も少しレポートしましょう。

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パーティは金管六重奏のファンファーレで開幕です!
曲目は、すぎやまこういち作曲、東京中山競馬場G1ファンファーレでした。

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首席客演コンマス崔文洙とコンマス渡辺美穂の二重奏もお聴き頂きました
こちらの曲目は、「ダニーボーイ」と「知床旅情」。

これ以外にも、ホルンの新人蒲生と先輩藤原のデュオ。
フルートの新人上野と先輩井上、そして上野と同郷のヴィオラ岩井によるトリオなどもお聴き頂きました。

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そして豪華賞品 獲得を目指して、ゲーム大会も行いました。

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もちろんメンバーも参加しています!
会員の皆さまと色々とハナシも弾んだようです

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正会員の皆さま、ご来場いただきまして有難うございました。
楽しんで頂けましたでしょうか?
どうぞこれからも大阪フィルを御贔屓賜りますよう、お願い申し上げます。


正会員とは大阪フィルに4種類ある会員のうち、大阪フィルハーモニー協会の構成員となり、協会の事業計画・決算等の審議に参画頂けるいちばん核となる会員の事です。
色々と特典なんかも有ります。
大阪フィルをもっと支えてやろう!と言って下さる方がいらっしゃれば、ぜひこの機会に問い合わせて頂ければ幸いです。

会員制度のお問い合わせは、公益社団法人 大阪フィルハーモニー協会 06-6656-7711までよろしくお願いします

| 演奏会 | 05:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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聴かせどころいっぱいの「第461回定期」終了しました!

「第461回定期演奏会」は大盛況の中、2日間の日程を終えました。

ご来場頂きましたお客さまと、行けなかったけど応援していたよ!と言ってくださる皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます

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 (C)飯島隆

今回は、若きマエストロ山田和樹さんの大阪フィル定期デビューでした

これまでに2度共演させて頂きましたが、時間をかけてじっくり音楽をが作り上げるのは今回が初めて。
山田さんの音楽に対する考え方や、曲作りの手順など色々と話を聞かせて頂きながら、濃密な時間をともに過ごす事が出来ました。

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 (C)飯島隆

メインの「幻想交響曲」終了と同時に起こった割れんばかりの拍手喝采、ブラヴォーの嵐!
普段、ブラヴォー!と叫びなれていないと思われる人もつい声を出してしまう そんな感じの場内で、本当に感動に包まれた雰囲気です。
大阪フィルのお客様が、若きマエストロの存在をはっきり認め、その才能に惜しみない賞賛の拍手を贈っておられたことを確信しました。

オーケストラのための“tocar y luchar”演奏風景
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 (C)飯島隆

もちろんオーケストラも凄まじい集中力で応えました。
最初に演奏した曲「tocar y luchar」は初めて演奏する曲ですが、現代曲特有のリズムやメロディの連続で、なかなかスーッと身体に入りにくい曲です。
しかし、みんなで合わせるととても美しい曲で、山田マエストロのもとで上手くいったと思います。
マエストロからは 「大阪フィルは、現代曲もいけますね!」といって頂きました

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 (C)飯島隆

ベルリン・フィルの首席ホルン奏者シュテファン・ドールは、大阪フィル初登場でした。
もちろんスゴイとは聞いていましたし、いろいろな映像や音源を事前にチェックしていてある程度はイメージしておりましたが、目の前で繰り広げられるパフォーマンスは完全にそれを超えました

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 (C)飯島隆

ホルンという楽器の魅力を、グリエールの協奏曲を通して伝えてくれたシュテファン・ドール。
そのパフォーマンスに目を輝かせていたのは、メンバーも同じです。
常に技術に磨きをかけて、良いものを積極的に取り込もうとするメンバー。
シュテファン・ドールとの共演が、更なる飛躍のきっかけになってくれる事を期待します

「幻想交響曲」演奏風景
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 (C)飯島隆

2009年の「第51回ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝し、その本選の課題曲でもあった「幻想交響曲」は、山田マエストロにとって特別な曲です。
パリ管をはじめ、フランスのオーケストラでも演奏する機会の多いマエストロ。
以前、大植マエストロが指揮した「幻想交響曲」とは全くアプローチが違いました。
完全に手の内に入った曲、そんな印象を受けました。

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 (C)飯島隆

共演3度目にして、完全に大阪フィルのお客様の心を鷲掴み状態の山田和樹マエストロ。
これからも大阪フィルを定期的に指揮して頂きたいですね。
マエストロ、よろしくお願いします。

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 (C)飯島隆

既にお知らせしていますように、9月から新しいコンマス体制がスタートしました。
「大阪クラシック」では、新しく特別客演コンマスに就任した田野倉雅秋とコンマスに就任した渡辺美穂の組み合わせをご覧頂きました。
田野倉雅秋コンマス&渡辺美穂フォアシュピーラー、それと、渡辺美穂コンマス・・・
今回の定期は、残る1つの組み合わせで行われました。
崔文洙(チェ・ムンス)コンマス&渡辺美穂フォアシュピーラー。
オーケストラの要となるコンサートマスター問題をクリアした大阪フィルの、今後の活動にお付き合いくださいませ

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 (C)飯島隆

聴きどころ満載、バラエティに富んだ重量級プロの「第461回定期」は終了しました。
皆さま、いかがでしたか?
また感想やご意見などをお聞かせ下さいませ。

「幻想交響曲」演奏終了後のカーテンコール
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 (C)飯島隆

次回「第462回定期演奏会」は3週間後の10月4日(木)、5日(金)に行われます。
フランスのオーケストラでポジションを持つヨエル・レヴィの大阪フィル定期初登場!
エルガーの「チェロ協奏曲」とラヴェルの「ダフニスとクロエ」全曲というプログラム。
こちらもよろしくお願い致します。
皆さま、また演奏会でお会いしましょう

「第462回定期演奏会」

日 時:10月4日(木)・5日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヨエル・レヴィ
独 奏:タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団*
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲*

料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円  D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



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