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ラ・フォル・ジュルネびわ湖で「幻想交響曲」を演奏します!

現在、開催中の「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013」。
大阪フィルは最終日の29日に参加させて頂きます!

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ゴールデンウィークのお楽しみ「熱狂の日」音楽祭、今年のテーマ「19世紀からのフランスとスペインの音楽」を中心に、プログラム構成されています。

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指揮はご存知 現田茂夫さんです!
マエストロとは、1年に何度か共演させていただいています。

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今回、現田さんと一緒に演奏する曲は、ベルリオーズの「幻想交響曲」。
「若い芸術家が恋の悩みから絶望して阿片自殺をはかる。しかし服用量が少なすぎて死には至らず、奇怪な夢を見る。その夢とは・・・」

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「幻想交響曲」は、5つの楽章で構成されていて、ベルリオーズ自身がテキストを示しています。
とてもおぞましいストーリーですが、音楽的にはベルリオーズの代表曲であると同時に、初期ロマン派を代表する曲です。
演奏時間は約50分、大曲ですね。

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楽器編成としては・・・
フルート2(2番奏者ピッコロ持ち替え)、オーボエ2(2番奏者イングリッシュ・ホルン持ち替え)クラリネット2(1番奏者小クラリネット持ち替え)、ファゴットは4、ホルン4、トランペット2、コルネット2、トロンボーン3、テューバ2、ティンパニ2対(第3楽章では奏者4人)、ハープ2、大太鼓、シンバル、鐘。

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そして弦5部。 
ミュート(消音機)を付けて弾いたり、コルレーニョ(弦を弓の背で打つ)奏法を使用したり、不気味で狂乱の世界を弦楽器が表現しています。

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迫力の金管サウンドも聴き応えじゅうぶん!

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1楽章冒頭から木管楽器も聴かせどころ満載!
3楽章のイングリッシュ・ホルンと遠くから聞こえるバンダのオーボエとの掛け合い、そこにヴィオラのトレモロが絡むところは鳥肌モノです。

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5楽章の鐘は、テューブラー・ベルズで代用されるケースも多いのですが、やはりここは鐘です!
ただし、実際には見えません。なのでお見せしましょう!
久保田善則が演奏しております。

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4月定期のブルックナー9番、フェスティバルホールオープニングのマーラー「復活」と大曲が続いていますが、「幻想交響曲」も負けず劣らずの大曲です!
現田さんとの「幻想交響曲」は、LFJびわ湖の後、4日にはLFJ金沢でも演奏致します。

今日、問い合わせてみたところチケットはまだ残っているようです。
どうぞ当日券で聴きにいらして下さい。 
皆さま、会場でお会いしましょう!

(広報:H.I)

「ラ・フォル・ジュルネ びわ湖2013」 
日 時:4月29日(月・休)14:45開演
会 場:びわ湖ホール 大ホール
指 揮:現田茂夫
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
<プログラム>
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14
料金:S席2,000円 A席1,500円
※小学生以下S・Aともに500円引き
※3歳未満のお子様はご入場いただけません。
お問い合わせ:びわ湖ホールチケットセンター 077-523-7136


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| 演奏会 | 23:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大植英次のマーラー「復活」は、いよいよ明日開催です!

フェスティバルホールのこけら落としのシリーズ「第51回大阪国際フェスティバル」の一環として行なわれる大植英次のマーラー「復活」は、明日開催となりました。
前日練習の模様をレポートいたしましょう!

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いつだってこの方のこのアクションからすべては始まります。
コンサートマスター田野倉雅秋によるチューニングです。
少しでも良い音を!とオーボエ1番奏者の浅川和宏が吹いた‘A’の音を、オーケストラのメンバーに提示する大切な役割であると同時に、これからコンサートが始まりますという、重要な合図とも言えます。

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大植マエストロの登場です。
この日も前半はオーケストラ練習です。

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第1楽章から練習は始まりました。

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冒頭のトレモロから始まる弦楽器、何度聴いてもスリリングですね。

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今回は練習場のステージの向きが逆になった関係で、管楽器奏者がほとんど前の位置からでは見えません。
客席からだと後ろ姿になるため、残念ですが仕方ありませんね。

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第5楽章の金管バンダチームは今日も絶好調!
皆さま、オモテとウラの管楽器の掛け合いにご期待下さい。

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オーケストラ練習終わりにマエストロとコンマス田野倉が話し合っていました。
超満員のフェスティバルホールで演奏するマーラー「復活」です。
お二人さま、気苦労も多いと思いますがよろしくお願いします。

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後半の合唱練習が始まりました。
合唱部分の前半は座って歌う合唱団。これ、実は大変難しいのです。
立った方が声は出やすいですから。

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そして合唱団が立ち上がった所から最後まで、曲はどんどん盛り上がっていきます。
昨日のブログに盛り上がるところの歌詞対訳を書いておきました。
ぜひご覧下さい。

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合唱団が歌い出しから途中までは、指揮棒を持たずに指揮をするマエストロ。

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そして、指揮棒を手にするとエンジン全開となります。

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本日もマエストロは合唱団とともにずっと歌われています。

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昨日のブログ写真のマエストロは鬼気迫るものがありましたが、本日の写真も負けず劣らずの表情です。

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合唱とオーケストラがいちばん盛り上がるところは、
Auferstehn, ja auferstehn wirst du,mein Herz, in einem Nu!
よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう、わが心よ、ただちに!
のところです。

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そして
Was du geschlagen,zu Gott wird es dich tragen!
おまえが鼓動してきたものが、神のもとへとおまえを運んでいくだろう!
と、大迫力で結び、
力強く崇高な響きの中で曲は締めくくられます。

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今日も素敵な声を聴かせてくださったソリストのお二人です。 
左がアルトのアネリー・ペーボさん、右がソプラノのスザンネ・ベルンハートさん。
抑えて歌われていても鳥肌モノです。
本番での歌唱が楽しみです!

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途中、マエストロから尋ねられ合唱団にドイツ語の発音を指導されたアネリー・ペーボさんは、練習終了後、合唱団に向けて Good!
いつも明るい方です。

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合唱団は練習を終了しましたが、オーケストラの練習は続きます。
本番はいよいよ明日です。
納得出来るまで練習したい!
マエストロもメンバーも気持ちは同じです。
皆さまに素晴らしい「復活」をお聴かせ出来ると思います。
皆さまとご一緒にフェスティバルホールの‘復活’をお祝いしたいと思います!

それでは、フェスティバルホールでお待ちしております!

(広報:H.I)

「第51回大阪国際フェスティバル」
日 時:4月26日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
独 唱:スザンネ・ベルンハート(ソプラノ)、
    アネリー・ペーボ(アルト)
合 唱:フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団(大阪フィル合唱団ほか)
<プログラム>
マーラー:交響曲第2番 ハ短調〈復活〉

チケットは全席完売いたしました。
当日券の発売はございません。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

| 演奏会 | 22:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「復活」練習2日目、ソリストと合唱団も合流しました!

マーラー「復活」練習も2日目となりました。

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この日もコンサートマスター田野倉雅秋のチューニングで練習が始まりました。
練習は第5楽章からと決まっています。

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大植マエストロは、いつものように弦楽器のトップ奏者と握手を交わして「おはようございます!」とだけ話し、指揮棒を構えました。
短い時間ですが緊張が走る瞬間です。
やおら、指揮棒を振り下ろすと・・・

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管、弦、打楽器の激しい響きが練習場に鳴り渡りました。
全5楽章の中でも最もスケールが大きく時間を要する楽章が始まりました。

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聴きどころの多い第5楽章ですが、その一つがホルン、トランペット、打楽器のバンダ。
ホルン4名、トランペット4名、打楽器2名によるバンダチームは練習場の外に位置し、モニター画面を見ながら演奏します。

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練習場の扉を開けて演奏すると、中には良い感じに聴こえるのです!
打楽器奏者は大変です、直前まで中で叩いていますが瞬間に移動をし、バンダに合流。
そして出番が終わるとすぐさま中に戻っていきます!

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本番では暗譜で指揮する大植マエストロですが、練習ではいくつもの付箋がスコアに貼られています。
課題をクリアしていけば1枚ずつ付箋の数が減っていくようですね。

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緻密な練習の積み重ねが、スケールの大きな音楽に繋がっていく。
マエストロの音楽はこうして作られていきます。

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オーケストラ練習の後、休憩を挟んで後半はソリストや合唱団との合同練習です。
合唱団のメンバーを後ろに従えて、第5楽章がら練習スタート。
聴かせどころいっぱいの木管楽器、楽器の編成としては、
フルート4(全員ピッコロ持ち替え)、オーボエ4(3、4番イングリッシュホルン持ち替え)、クラリネット5(3番バスクラリネット、1番小クラリネット持ち替え、)、ファゴット4(4番コントラファゴット持ち替え)
1番を吹くメンバーをご紹介しましょう。
フルート野津臣貴博、オーボエ浅川和宏、クラリネットはブルックス・トーン、ファゴット宇賀神広宣です。

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金管楽器も格好いいソロが多いのが「復活」です。
楽器編成としては、
ホルン10(そのうちバンダに4)、トランペット10(そのうちバンダに4)、トロンボーン4、チューバ1
常に大活躍のホルンやトランペットはバンダも含めて見せ場十分ですが、ぜひ注目して頂きたいのがトロンボーンです。
ソロでもアンサンブルでも、これぞトロンボーン!というサウンドが堪能できます。
お楽しみ下さい。

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2台のティンパニーを中心に、ずらっと並ぶ打楽器群。
バンダでも演奏し、大忙しの打楽器奏者たちなのです。
シンバル3(バンダで1)、タムタム2、大太鼓2(バンダで1)、小太鼓1、グロッケンシュピール、鐘(音程の定まらないもの3種)、ルーテ(むち)

その他の楽器としては、ハープ2台、オルガン、弦五部(16型)、ソプラノ独唱、アルト独唱、混声合唱
すごい編成ですね、これぞ「復活」です!

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第5楽章の第3部、待ちに待った合唱の登場です。
マエストロは合唱団のメンバーに頑張りましょう!と呼びかけます。

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マエストロはもちろん指揮しながら歌っています。

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この日から登場のソリスト、ソプラノはドイツ生まれのスザンネ・ベルンハート。
大阪フィルとは2011年のマエストロ指揮「第9シンフォニーの夕べ」でもご一緒しました。

 2011年「第9シンフォニーの夕べ」より
終演後のソリストと監督
 (C)飯島隆

その時の終演後の記念写真がコチラ。 いちばん左が彼女です。

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アルトはエストニア生まれのアネリー・ペーボ。
彼女とは昨年5月、マエストロ指揮のマーラー交響曲第3番でご一緒しましたね。

 2012年5月「マーラー交響曲第3番」練習の光景
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とても気さくな彼女は、合唱団にドイツ語の発音を指導して頂きました。

 2012年5月「マーラー交響曲第3番」練習の光景
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悪戦苦闘している合唱団を見ていて、上手くいくと‘Good!’。
合唱団のモチベーションも上がり、とても教えるのが上手でした。

お二人とも大植マエストロのことも大阪フィルのこともよくご存知です。
実力も経験もともに申し分のないソリストとの共演、皆さまご期待下さい!

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合同練習時の合唱団。 本番は総勢160人強の合唱となります。
何処からともなく湧いて出るイメージで歌が始まります。
そのために、それまで通りの座ったままの姿勢で歌いだします。

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途中から立って歌う合唱団。
そこから最後にかけては、美しさだけではなく、力強さが要求されるのです。

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二人のソリストもマエストロの指揮の下、大声で歌われます!

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ますます盛り上がっていくマエストロは、全身で指揮!

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ソプラノ・ソロとアルト・ソロの二重唱が終わると、合唱団の腕の(声の)見せ所となります。
もちろんマエストロも歌います!

以下、いちばん最後の盛り上がる箇所の歌詞と対訳を掲載しましょう。
出典は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』です。

Mit Flügeln, die ich mir errungen Werde ich entschweben.
私が勝ち取った翼で、私は飛び去っていこう!

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Sterben werd ich, um zu leben!
私は生きるために死のう!

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Auferstehn, ja auferstehn wirst du,mein Herz, in einem Nu!
よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう、わが心よ、ただちに!

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Was du geschlagen,zu Gott wird es dich tragen!
おまえが鼓動してきたものが、神のもとへとおまえを運んでいくだろう!


本当に歌っているかのようなマエストロの指揮姿、これだけで迫力十分ですね!
「復活」の本番はいよいよ明日と迫ってまいりました。

練習を見るにつけて、私たちも期待が膨らんでいきます。
練習も残すところ1日。
皆さまもどうぞ楽しみになさってください。


(広報:H.I)


「第51回大阪国際フェスティバル」
日 時:4月26日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
独 唱:スザンネ・ベルンハート(ソプラノ)、
    アネリー・ペーボ(アルト)
合 唱:フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団(大阪フィル合唱団ほか)
<プログラム>
マーラー:交響曲第2番 ハ短調〈復活〉

チケットは全席完売いたしました。
当日券の発売はございません。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

| 演奏会 | 17:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「復活」のオーケストラ練習が始まりました!

午後3時になりました。 
すでに練習場にメンバーは揃っています。

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この日のオーボエ1番を担当する浅川和宏がAの音を吹き・・・

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それを受けて、コンサートマスター田野倉雅秋がヴァイオリンでAの音をメンバーに提示します。
いつも練習、本番の前に必ず行なわれるチューニングの光景。
この日から今週金曜日に演奏するマーラー「復活」の練習が始まります。
指揮をするのはもちろんこの方、

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桂冠指揮者・大植英次マエストロです。
いつものように弦楽器トップのメンバーと握手を交わし「よろしくお願いします!」。
そして、「このスコア、直筆譜です!」とだけ話し、指揮棒を構えまると、

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マエストロの表情が厳しく一変しました。
タクト一閃・・・

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弦のトレモロの後、チェロとコントラバスが第1主題を呈示します。
とてもスリリングな第1楽章冒頭。
さあ、始まりました、待ちに待った大植マエストロの「復活」!

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皆さまご存知の通り、大植マエストロの振る「復活」は大阪フィルにとって特別な曲。
2003年5月9日(金)、10日(土)、ザ・シンフォニーホールで演奏した「復活」は、マエストロの音楽監督就任お披露目の定期演奏会で演奏した曲目でした。

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大植マエストロが大阪フィルで復活を演奏するのはそれ以来の事です。
大阪フィルが2003年以降に「復活」を演奏したのは3度。
2007年に金聖響指揮(梅田芸術劇場)で演奏し、翌2008年には新音フロイデ合唱団の演奏会で小林研一郎指揮(ザ・シンフォニーホール)で演奏。
そして2011年には「第8回津山国際総合音楽祭」で小松長生指揮(津山文化センター)で演奏しました。

いずれにしましてもこの10年で演奏機会は4度(5回演奏)です。
ただ、この記録は他のオケと比べると、もしかすると比較的多いほうかもしれません。

マーラー交響曲第2番「復活」は、そんな大曲なのです。

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「復活」を今回初めて聴く!という方に向けて、簡単に説明をさせて頂くとするなら・・・
「復活」は、グスタフ・マーラー2番目の交響曲で5楽章からなり、オルガンやバンダを含む大規模編成の管弦楽とソプラノ、アルトと2名のソリスト、そして混声合唱を擁する大曲なのです。
演奏時間は90分近くにも及び(休憩はありません)、演奏する方も聴く方も、力の入る曲でもあります。

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しかし実際の曲はとても変化に富んでおり、迫力のオーケストラサウンド、ソリストの歌う美しいメロディ、そして魂を揺り動かされるような合唱の声。
あっという間に時間が過ぎていくことと思います。
何よりも指揮をビジュアル的にも楽しませる術を心得ておられる大植マエストロが指揮をされます。
どうぞゆっくり音楽に身を任せてお聴き下さい。

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必ず、最後は感動して思わず「ブラヴォー!」と叫びたくなる事と思います。
どうぞ大植マエストロと大阪フィルにご期待下さい!

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オーケストラの練習風景を練習場の客席から撮った写真がコチラ。

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今回のオーケストラの配置に関しては、練習2日目のブログでリポートする予定ですが、合唱が入る事でオーケストラは逆向きのセッティングとなり、セクションごとにメンバーの表情をお届けできないと思います。

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練習2日目からは、ここに合唱団総勢160人強のメンバーが加わります。
合唱団は上の写真の客席部分に並びます。

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考えるだけでぞくぞくする大植マエストロ指揮の「復活」。

少しずつその全貌が姿を現していく大植マエストロの2013年版「復活」。
それは2003年監督就任時の「復活」を、更にスケールアップした形で皆さまの前にお届けできると思います。
どうぞご期待下さい!

(広報:H.I)

「第51回大阪国際フェスティバル」
日 時:4月26日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
独 唱:スザンネ・ベルンハート(ソプラノ)、
    アネリー・ペーボ(アルト)
合 唱:フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団(大阪フィル合唱団ほか)
<プログラム>
マーラー:交響曲第2番 ハ短調〈復活〉

チケットは全席完売いたしました。
当日券の発売はございません。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
            

| 演奏会 | 17:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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桂冠指揮者・大植英次指揮のマーラー「復活」は、今週金曜です!

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フェスティバルホールの杮落としシリーズ「第51回大阪国際フェスティバル」の一環として行われる、桂冠指揮者・大植英次指揮のマーラー交響曲「復活」は、いよいよ今週金曜日に迫って来ました。

オーケストラ練習は23日(火)からですが、既に合唱団の練習は始まっています。

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今回の「復活」の合唱団は「フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団」という名称で、今回のために4つの合唱団のメンバーで特別に組織されました。
4つの合唱団は、大阪フィルハーモニー合唱団、大阪新音フロイデ合唱団、神戸市混声合唱団、ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団です。

祝祭合唱団を指導するのは、大阪フィルハーモニー合唱団の指揮者・本山秀毅さん。
実は本山先生は、大フィル合唱団以外にも、神戸市混声、ザ・カレッジ・オペラの指揮者でもあります。

個々の合唱団ではそれぞれのスケジュールで「復活」練習をされていますが、先日、大フィル会館で初の合同練習が行われました。

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大半のメンバーは「復活」の歌唱経験が有ります。
本山先生の指導で、ドイツ語の発音を中心に初めての合同練習が行われました。
総勢160人強ほどのメンバーで歌うフリードリヒ・クロプシュトックの歌詞による賛歌「復活」(マーラー加筆)。
最後の盛り上がりの「Auferstehn, ja auferstehn・・・(よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう)」では鳥肌が立つほどの迫力でした。
これは本番が楽しみです!

そして2回目の合同練習が、20日(日)に行われました。
この日は待望の本番指揮者練習です。
本番指揮者、という事は・・・

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皆さま、お待たせしました! 桂冠指揮者の大植英次マエストロの登場です!
久し振りのマエストロですが、とても元気そうです。
そして、いつもながらとてもオシャレにキメテおられます!

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合唱団のメンバーに挨拶をするマエストロ。
ファンの皆さま、いよいよ始まりましたね。
何か熱いものを感じます。

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このスコア、大植マエストロこだわりのスコアですが、
「最近目が見えにくくなって、歳ですね・・・」と言いながら、

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出ました! 得意の巨大虫メガネです。
大阪クラシックでも大活躍したマエストロの小道具ですね。
さっそくここで登場するとは(笑)
隣には、大阪フィルハーモニー合唱団でアシスタントを務める真木喜規さんです。

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「このスコア、マーラーの手書きスコアです! とても貴重なものです!」
と言って、合唱団のメンバーに見せるマエストロ。

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「では皆さんで最初から始めましょう!」

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「ここは男声のいちばん低いパートが頑張らないとダメなんです!」

こんな調子で、とても丁寧で緻密な練習が繰り広げられていました。

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練習ピアニスト、尾崎克典さんと打ち合わせるマエストロ。
実はマエストロと尾崎さんは、昨年の大阪クラシックのピアノ4台で演奏する「ピアノ・スペクタキュラー」で一緒にザ・シンフォニーホールのステージで演奏されていたのです。

2012.9.5(大阪クラシック第45公演「ピアノ・スペクタキュラー」終演後)
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その時の記念写真がコチラ。

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元々、合唱練習のピアニストとして定評のある尾崎さんです。
随所でマエストロの意図することをとっさに汲み取り、気を利かせて、合唱メンバーが歌いやすいようにピアノを弾かれていました。

上の写真が「フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団」です。
1回目の合同練習の時は、下手からソプラノ、アルト、テノール、バリトンの順番で自由に座っていましたが、今回はざくっとですが本番のステージオーダー順に座っています。

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下手から順番にソプラノ、アルトの皆さまです。

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真ん中にはアルト、テノールの皆さまです。

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上手には男声、テノール、バリトン、そしてバスの皆さまが並びます。

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大植マエストロはいつものように表情豊かに指導されています。

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表情を見ているだけで思いが伝わって来るようですね。

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「歌う前には息を吐いてから空気を吸って歌いましょう!」
当たり前のようですが、これがなかなか難しいことなのです。
「復活」の出だしのように小さな声で発音をはっきり長く歌う場合、特にそうですね。

時には笑いも織り込みながら、楽しくも緻密な練習が出来ました。
次回、合唱の合同練習は、オーケストラとの合わせになります。

本番はもうすぐそこです。
本日からオーケストラ練習も始まります!

2003年、音楽監督就任以来となる大植マエストロのマーラー「復活」
チケットは発売と同時に完売!の人気の公演です。
オーケストラ練習もしっかりリポートします。
どうぞお楽しみに!

(広報:H.I)

「第51回大阪国際フェスティバル」
日 時:4月26日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
独 唱:スザンネ・ベルンハート(ソプラノ)、
    アネリー・ペーボ(アルト)
合 唱:フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団(大阪フィル合唱団ほか)
<プログラム>
マーラー:交響曲第2番 ハ短調〈復活〉

チケットは全席完売いたしました。
当日券の発売はございません。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
            フェスティバルホール 06-6231-2221


| 演奏会 | 10:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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マエストロ・リッケンバッヒャー氏に、ブラヴォー!

シーズン開幕を告げる「第467回定期演奏会」は、両日ともにお客さまの盛大な拍手喝采に包まれ、無事に終えることが出来ました。

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 (C)飯島隆

無事にと書きましたが、今回の定期は本番直前に指揮者の変更があり、文字通り無事にそして大成功で終えることが出来たのは、急きょ代わりの指揮を見事に務めていただいたマエストロ・リッケンバッヒャー氏のおかげだったのです。
マエストロには、心より感謝申し上げます。

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 (C)飯島隆

本番2日目のリポートは、カメラマン飯島隆さんの写真を使ってお届けいたしましょう!
前半にお届けしたワーグナーの「ジークフリート牧歌」は弦10型の小編成で、ステージに並ぶとご覧のようにすっきりしています。
後ろに、ブルックナーで使用する楽器たちが置かれていますね。

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 (C)飯島隆

この写真もそうですし先ほどの写真もそうですが、マエストロは笑顔で指揮をされています。
余裕が感じられていいですね。
「ジークフリート牧歌」は愛の曲です。 
悲壮感を漂わせながら指揮する曲ではないですよね。

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 (C)飯島隆

ワーグナー生誕200年の記念の年に、シーズン最初の定期のオープニングを飾る「ジークフリート牧歌」!
とても美しく上品に、皆さまにお届け出来たと思うのですが、いかがだったでしょうか?

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 (C)飯島隆

休憩をはさみ、メインのブルックナー交響曲第9番です。
上の写真と楽器の並びを比べていただくと、いかに大きな曲かが判ると思います。

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 (C)飯島隆

ステージ上手の後ろに配されるホルンセクション。
1番~4番がホルン、5番~8番がワーグナーチューバ。
画になりますね!

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 (C)飯島隆

練習初日、第1印象が「大阪フィルは大きな音だなー!」と思われたマエストロ。
マエストロのブルックナーは、バランスの取れた端正なブルクナー。
朝比奈時代のブルックナーがお好きな方には少し物足りなかったかもしれませんね。

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 (C)飯島隆

今回、お客さまと話をしていて驚くほど多かった声が、「ブルックナーがこんなに綺麗な曲とは知らなかった」というものでした。
女性のお客さまに多かった声ではありますが・・・。
どうもブルックナーというと「迫力のサウンド!」的なイメージが強く、メロディーなどに神経が行っていないような感じだったようで、「アダージョの美しさにやられました!」といった声はとても貴重な声なのでしょうね。
これこそがマエストロの目指したバランスの取れたブルックナーなのかもしれません。
これもひとつのアプローチです。

今回のブルックナーでは物足りなく感じられた皆さまがお好きなパワフルマッチョなブルックナーも、大阪フィルのブルックナーとして、王道を行くものです。

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 (C)飯島隆

ともに、魂を揺さぶる精神性の高さこそがブルックナー音楽の基本だと思うのですが、マエストロ・リッケンバッヒャー氏のブルックナーでもそれは感じる事が出来、感動いたしました。

ブルックナー交響曲第9番、奇跡の音楽ですね。

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 (C)飯島隆

定期演奏会当日に入口でお渡しするプログラムの人気企画、「大フィルの間」。
メンバーの紹介ページですが、今回紹介したメンバーは・・・
まず、コントラバス奏者の池内修二です。
この日は2プルトのインで演奏していました。

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 (C)飯島隆

そして、もう一人がクラリネット奏者の金井信之。
この日はブルックナーのクラリネット1番を吹いていました。

「大フィルの間」、今回も楽しんで頂けましたでしょうか?

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 (C)飯島隆

第3楽章アダージョのラスト、ワーグナーチューバの柔らかな音で締めくくられた後、割れんばかりの拍手喝采、そしてブラヴォーの嵐!
マエストロは客席に向かって深々とお辞儀をされました。

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 (C)飯島隆

そしてコンサートマスター田野倉雅秋と握手。

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 (C)飯島隆

マエストロは、ホルンをはじめ管楽器のメンバーを次々に指名し、お客さまに紹介していきます。
そして弦楽器も、トップ奏者と握手してセクションごとに紹介されました。

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 (C)飯島隆

素晴らしい演奏は指揮者と奏者だけでは生まれません。
お客さまの集中力も要求されます。
静かに聴いて頂きありがとうございました。

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 (C)飯島隆

マエストロも1週間前には、日本でブルックナーの9番を指揮し、このように大きな拍手喝采の真ん中に立っているイメージはなかったと思うのです。
それは私たちも同じです。
これだけの大曲を1週間で指揮されるというのは、ブルックナー9番が普段より自分の手の内に入っている曲だということでしょうね。
本当に素晴らしいパフォーマンスを見せていただいたマエストロに、感謝とリスペクトの気持ちを捧げたいと思います。

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ザ・シンフォニーホールの名物でもあるアーチストのステッカーの前で、マエストロとコンマス田野倉雅秋、渡辺美穂で記念撮影をしました。
皆さま、はいスマイル!

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 (C)飯島隆

マエストロにありがとうの気持ちを伝えたい!と、たくさんの方が両日とも終演後の楽屋口に並んでいただきました。
その一人ひとりとにこやかにサインに応じるマエストロ・リッケンバッヒャー氏。

「マエストロ、また指揮してください!」
お客さまの多くの方がマエストロに伝えていました。

私たちの気持ちも同じです。
今回は、出会うべくして出会ったのかもしれませんね、マエストロ。
マエストロとファンの皆さまのおかげで、素晴らしいシーズンのスタートが切れました!

どうかこれからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

| 定期演奏会 | 20:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大阪フィル奈良演奏会は、大成功の内に終了しました!

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先週は定期演奏会ウィークだった事もあり、奈良でのコンサートの報告が遅くなりました。
国際ソロプチミスト奈良、認証40周年記念奉仕事業として開催されたコンサートは、応募による招待制で行なわれました。

人気と実力を併せ持った指揮者に世界的なカリスマピアニストが出演し、大阪フィルがフルオーケストラで演奏するこのコンサート、国際ソロプチミスト奈良さんの大盤振る舞いに、運良く当選したお客さまは大喜びです。

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世界的なカリスマピアニスト、ケマル・ゲキチさんです。
1985年のショパン国際コンクールの時から、カリスマピアニストとしての道を歩む事が宿命付けられていたような、存在感のあるピアニストです。

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指揮は今回が2回目の共演となる三ツ橋敬子さん。
前回の愛知県刈谷の公演は今年1月に行なわれ、ワルツや歌モノといったいわゆるニューイヤーコンサートでしたが、今回はコンチェルトとシンフォニーの王道プロ。
お客さまだけではなく、私たちも本番を楽しみにしていました。

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本番前のゲネラルプローベの模様から見ていただきましょう。

前半はケマル・ゲキチさんのピアノでチャイコフスキーの協奏曲第1番。

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スケールの大きなチャイコフスキーサウンドがホールに鳴り渡りました。

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チャイコフスキーではゲキチさんの音楽に寄り添うような指揮をされていた三ツ橋敬子さんですが、ブラームスでは控えめながらもご自身の思いをしっかりメンバーに伝えられていました。

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三ツ橋さんと大阪フィルが作り上げるブラームス交響曲第4番、本番の始まりです!

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奈良県文化会館国際ホールは、座席数1313席の立派なホールです。
ゲネプロ終了直後のホールから見た客席の光景です。

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開場直後のエントランス。
両サイドに国際ソロプチミスト奈良のメンバーが並ばれています。
お客さまには中高生の姿も見られました。

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演奏に先駆けて、国際ソロプチミスト奈良の会長、筒井ひろ子様からお客さまに向けてご挨拶がありました。

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そして、いよいよコンサートがスタートです。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、ゲキチさんのパワフルなピアノがお客さまを虜にしました。

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ゲキチさん、鍵盤のタッチも大変力強く、バリバリ弾きこなすタイプのピアニストですね。

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バランス的にオーケストラからも負けない音を引き出す三ツ橋敬子さん。
熱い熱いチャイコフスキーが終了しました!

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お客様からの温かい拍手に応えるゲキチさん。
三ツ橋さんも拍手を贈っていました。
何度もカーテンコールは繰り返され、ゲキチさんがアンコールに選んだ曲は・・・

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シューベルト/リスト セレナーデとリスト/ハンガリア狂詩曲第11番の2曲でした。
チャイコフスキーとは一転して、ゆったりと情感たっぷりに演奏されました。

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前半終了後、ゲキチさんと三ツ橋さんと一緒に記念写真を撮影しました。
右から、三ツ橋敬子さん、ケマル・ゲキチさん、特別客演コンマス田野倉雅秋、コンマス渡辺美穂の順です。
ゲキチさん、三ツ橋さん、素晴らしいチャイコフスキーを有難うございました!

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休憩を挟んで後半はブラームス交響曲第4番。
コンサートマスター田野倉雅秋のチューニングでスタートです。

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第1楽章、哀愁漂う3度進行の第1主題が揺れ動きます。
指揮者の手腕がたちどころに判る、単純だけれどもとても難しい出だしだと言われています。

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見事なバトンテクニックで流れるような指揮をされる三ツ橋敬子さん。

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比較的小柄な身体をいっぱい使い、オーケストラから迫力のサウンドを引き出します。

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この日のブラームスは紛れもなく三ツ橋さんのブラームス。
オーケストラも三ツ橋さんのアイデアに沿って演奏いたしました。

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演奏が終了しました。
満員の会場からは前半にも増して温かい拍手喝采をいただきました。

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今回の公演は、職業を持つ女性の世界的な奉仕団体「国際ソロプチミスト奈良」が主催いただきました。
女性の指揮者 三ツ橋敬子さんは今回の企画にうってつけの方です。
まだまだ男性が多数を占める指揮者の世界にあって、どんどん活躍の幅を広げられている三ツ橋さんにとってみても、「国際ソロプチミスト奈良」の会員の皆さんの応援は勇気付けられた事だと思います。
大阪フィル奈良演奏会は大成功の内に終了致しました!

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日が長くなった事もあり、終演後の16時半の時点で、外はお昼間同然です。
私たちのように大阪から出向いた者からすると、ちょっと奈良の街を散策したくなる、そんな気持ちのいい夕方のひと時です。
ご来場いただきました皆さま、有難うございました。
お招きいただきました「国際ソロプチミスト奈良」会員さま、並びに関係者の皆さま、本当にお世話になりました。
これからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

| 演奏会 | 15:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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シーズン開幕を告げるブルックナー9番、もう1日ございます!

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大阪フィルの新しいシーズン最初の「第467回定期演奏会」初日は大盛況のうちに終了しました。

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公演まで1週間のタイミングで、指揮者ヴィルフ=ディーター・ハウシルトさんに代わって急きょ指揮して頂く事になったカール・アントン・リッケンバッヒャーさんには本当に感謝しております。

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初日を終えて、ご覧になられた皆さまの感想がネットやツイッターなどに上がっていますが、概ね良かったと言って頂いているようで、安心致しました。

定期初日の長い1日をリポートいたします。
ゲネラルプローべはコンサートマスター田野倉雅秋のチューニングからスタートです。
いつもの光景ですが、2階席から見ていただきましょう。

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ワーグナー/ジークフリート牧歌をゲネプロでマエストロは、指揮棒を持たずに指揮されていました。
自然で柔らかな曲の雰囲気に、指先まで神経の行き届いた手の動きがマッチしているように感じましたが、本番では指揮棒を持たれていましたね。

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弦10型、ほぼ1管編成の小ぶりのオーケストラで奏でる「ジークフリート牧歌」。
小さな曲ですが、愛情がたっぷり詰まった名曲です。

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管楽器はフルート1、オーボエ1、クラリネット2、ファゴット1、トランペト1、ホルン2という小さな編成でお届けいたしました。
中でもトランペットの出番は20分の中で一部だけ。
ずっと待って、その瞬間に最高の音を出す。 大変です・・・。

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「ジークフリート牧歌」終了後、弦楽器トップのメンバーがマエストロの元に集結し、何やら確認をしていました。 
もちろんヴィオラ小野眞優美も直前までこの輪に入っていましたよ。

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本番でのワーグナー、とても端正な演奏だったと思います。
心が洗われるような美しい愛の調べ、皆さまの元に届きましたでしょうか?

後半はブルックナー交響曲第9番、ゲネプロの前に本番を予感してでしょうかマエストロが「Good!」と言われているように思えました(笑)。

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立っているだけでも美しい、マエストロの指揮姿。

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対向配置の弦楽器、ステージ上手に2ndヴァイオリンとヴィオラが並びます。

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ステージ下手に、1stヴァイオリン、チェロ、そして後方にはコントラバスが並びます。
シンフォニーホールステージ2階バルコニーから見た光景、美しいです!

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それでは上手側の管楽器もどうぞ。
先ほどの「ジークフリート牧歌」とは違い大編成オーケストラです。
フルート3、オーボエ3、クラリネット3、ファゴット3、ホルン8(5番~8番はワーグナーチューバと持ち替え)、トランペット3、トロンボーン3、バス・チューバ1、ティンパニ1。

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上手バルコニーから下手管楽器を見るとこんな感じです。
チューバのベルの向こうに、トロンボーン、トランペットが見えます。
そして、ファゴット、クラリネット、オーボエ、フルート・・・

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なかでもやはり目を惹くのは1番奏者のアシスタントも含め、総勢9名のホルンです。
全員でホルンを吹いている光景がコチラです。
5番奏者から8番奏者がワーグナーチューバに持ち替えると・・・

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コチラになります。
ワーグナーチューバの神々しい響き、後期ブルックナー作品には欠かせません。

以前、準・メルクル指揮でワーグナーを演奏したタイミングに、毎日新聞「アートのトリセツ」で村上哲がワーグナーチューバについて取材を受けた事があります。
その模様を掲載したブログ、興味がお有りの方はどうぞ。

「ホルン村上哲が語るワーグナーチューバの魅力」はコチラをご覧ください


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指揮者にとって指揮棒は身体の一部。
ちょっとした動きも指揮棒を通じて大きな動きに見えるので指揮棒は便利なのですが、無駄な動きや変なクセも大きく見えてしまいます。
マエストロの指揮は美しく、上品です。

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オーケストラのサウンドバランスを第1に、スコアを読み解くマエストロ。

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パワフルマッチョではなく端正で上品なブルックナーサウンドがザ・シンフォニーホールに鳴り響きました。
2楽章最後の音が鳴りきった瞬間も、マエストロの指揮棒は直角に天井を向いています。

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ゲネプロを終えた瞬間のマエストロの様子です。
コンマス田野倉雅秋に向けて見せたこのポーズ、全幅の信頼を置いているコンマスに向けた感謝の思いが感じられました。

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1楽章は神秘的に、2楽章は快活な中にも力強く、3楽章はただただ美しく曲が流れていきました。

バランスを重視したマエストロの意図が反映された端正なブルックナーだったのではないでしょうか。
もちろん響きや力強さは、大阪フィルです。

急な代役にも関わらず、素晴らしいパフォーマンスで応えたマエストロにブラヴォーでした!

このブルックナー9番、ぜひ皆さまに聴いて頂きたいと思いました。
ブルックナーが苦手と言われる方にも聴いて頂けるブルックナーだと思います。

当日券もございます、どうぞザ・シンフォニーホールへお越しくださいませ。

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開演前には今やすっかり恒例となったプレトーク・サロンも18時半より2階ホワイエで開催しております。
ちょっとした疑問もこういう機会に解消して頂ければと・・・。
初心者の皆さま、ぜひお集まりください。

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終演後には楽屋口でマエストロのサイン会も行なわれました。
この日の演奏で、多くのお客さまの心を鷲掴みにされたマエストロ、ファンの方に囲まれてとてもにこやかな表情が印象的でした。

マエストロ、もう1ステージよろしくお願い致します!

(広報:H.I)

「第467回定期演奏会」
日 時:4月18日(木)、19日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:カール・アントン・リッケンバッヒャー
曲 目:
ワーグナー/ジークフリート牧歌 〈ワーグナー生誕200年記念〉
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
料 金:
A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席・S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 12:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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本日、2013/2014シーズンが開幕します!

シーズン最初の「第467回定期演奏会」を本日と明日開催いたします。

公演まで1週間ほどのタイミングで指揮者の変更が有り、バタバタのままここまで走ってきましたが、いよいよ当日を迎えました。

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ヴォルフ=ディーター・ハウシルトさんに代わり、マエストロ・リッケンバッヒャーさんに指揮をお願いしようと迅速に決まったこともあり、練習スケジュールは当初の予定通りの時間を使って念入りに進められました。

練習3日目もコンマス田野倉雅秋のチューニングで始まります。

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大曲ブルックナー交響曲第9番の本番直前のオファーに対し、快く承諾を頂いたマエストロ・リッケンバッヒャーさんには本当に感謝しております。
マエストロにとってブルックナー9番は、手の内に入った曲なのでしょうね。
私たちには不幸中の幸いでした。

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今回の定期のプログラムは2曲です。
ブルックナー9番ともう1曲、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」を演奏します。
練習3日目、この日はジークフリート牧歌から練習が始まりました。

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大曲のイメージの強いワーグナーにしては、珍しく室内オーケストラのための曲ということで小品ですが、とても美しく愛らしい名曲のひとつとして知られています。
この曲のタイトル「ジークフリート」は、楽劇「ジークフリート」とは直接の関係はありません。
ワーグナーの長男、ジークフリート・ワーグナーの名前から採ったものとされています。
しかし、曲中には楽劇「ジークフリート」のライトモチーフも多く登場します。
「愛と平和の動機」、「まどろみの動機」、「世の宝の動機」など・・・。
20分ほどの曲ですが、とても素敵な曲なのです。

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ワーグナーが妻コージマの誕生日に、自宅の螺旋階段に演奏家を配しサプライズで演奏されたそうです。
前年に待望の長男ジークフリートを生んでくれた事を喜んでのワーグナーのプレゼント。
素敵ですね。

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大阪フィルでは2005年「第392回定期」で李心草が指揮して以来の演奏となります。
その前はと言うと、2003年には若杉弘で、1998年にはジェイムズ・デプリーストでも演奏しています。
創立名誉指揮者・朝比奈隆も何度か演奏し、CDでも発売されておリます。

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ワーグナー生誕200年のアンバーサリーイヤーに「ジークフリート牧歌」でシーズンの幕を開けます!
そして後半にはブルックナー交響曲第9番をじっくり演奏。
大阪フィルらしいプログラムだと思うのですが、いかがでしょうか?

マエストロ・リッケンバッヒャーは、この「ジークフリート牧歌」も何度も指揮をされていて、思い入れの強い曲だそうです。
マエストロのイメージする「ジークフリート牧歌」とはどんなものなのでしょうか。
練習が始まりました。

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スコアを念入りにチェックし、自身のイメージするアーティキュレーションやフレージングに合ったボーイングを指定するマエストロ。
コンマス田野倉雅秋とも随時細かく打ち合わせていきます。

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室内オーケストラのための作品ということで、楽器編成も小ぶりでお届けします。
ワーグナーが妻コージマに贈った時は15名で演奏したそうです。
今回の編成は・・・

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木管楽器、フルート1、オーボエ1、クラリネット2、ファゴット1。
金管楽器、ホルン2、トランペット1。

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弦楽器はブルックナー9番と同じ対向配置で、
1stヴァイオリン10、チェロ4、コントラバス3。

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2ndヴァイオリン8、ヴィオラ6。

以上のように1stヴァイオリン10型にほとんど1管編成でお届けします。

後半のブルックナー9番の大型編成のオーケストラが奏でる調べと比較して頂けると、違いも判り楽しいと思います。
どうぞお楽しみください。

チケットは余裕がございます。
当日券は17時半よりA6000円からC4000円までを販売致します。

また、今回は学生・シニア当日券も18時半から販売します。
25歳以下の学生の方と60歳以上の方は、身分証をお持ち頂きますとお席は選べませんが1000円でご入場いただけます。
該当される方は、こちらもお利用下さい。

皆様のお越しをお待ちしております。

(広報:H.I)


「第467回定期演奏会」
日 時:4月18日(木)、19日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:カール・アントン・リッケンバッヒャー
曲 目:
ワーグナー/ジークフリート牧歌 〈ワーグナー生誕200年記念〉
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
料 金:
A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席・S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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定期練習2日目をリポートします!

今週木曜、金曜に行なわれる「第467回定期演奏会」練習2日目は、ブルックナー交響曲第9番を中心に行なわれました。
練習の模様を駆け足でリポートしていきましょう。

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ホールに入るとこんな光景が飛び込んできました。
マエストロ・リッケンバッヒャーと2ndヴァイオリントップ田中美奈との打ち合わせシーンです。

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この日もコンサートマスター田野倉雅秋のチューニングで練習スタートです!

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マエストロがメンバーに向かってにこやかにご挨拶です。
「グッドアフタヌーン!」

コンマス田野倉とも談笑されていますね。

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この日のマエストロ、笑顔を見せるシーンが多かったように思います。
音楽の流れやメロディの裏の音型などを取り出して綿密にチェック、といった練習は昨日と同様ですが、

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この日のマエストロは笑顔で「Good!」という言葉が数多く飛び出しました。

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マエストロのイメージするブルックナー9番に近付いてきたということでしょうか。

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大阪フィルのお家芸ともいえるブルックナーですが、交響曲第9番を大阪フィルが演奏したのはこれまで17回です。
このうち創立名誉指揮者・朝比奈隆が12回演奏と圧倒的に多く(1回は関西響時代)、桂冠指揮者の大植英次が「朝比奈生誕100年記念演奏会」で1回、「第445回定期」で2回の通算3回、そして尾高忠明さんが「第374回定期」で指揮した2回の順となっています。

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朝比奈隆が生涯にブルックナー9番を何回指揮しているかと調べてみると、ナント29回です!
大阪フィルの次にブルックナー9番を指揮しているのは、NHK交響楽団、東京交響楽団、そしてシカゴ交響楽団がそれぞれ4回、読売日響が2回、京都市響、新日本フィル、東京都響が各1回となっています。

では、朝比奈隆が1番指揮している回数が多いブルックナーの交響曲は何番でしょうか?
答えは、交響曲7番です!
7番が生涯で41回(大阪フィル30回)、続いて8番が36回(大阪フィル23回)、その後4番が32回(大阪フィル12回)、5番が29回(大阪フィル12回)となっています。
それ以外は急に回数が少なくなり、3番が9回(大阪フィル6回)、2番が7回(大阪フィル3回)、6番が6回(大阪フィル4回)、そして0番と1番がそれぞれ4回(大阪フィルは2回)となっています。

実に197回ブルックナーの交響曲指揮しています(大阪フィルでは106回)。

マエストロ・リッケンバッヒャーが練習初日に「ブルクナーのスペシャリストのオケに来れて幸せだ」と話しましたが、なるほどと頷ける実績じゃないでしょうか。

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大阪フィル史上、18回目と19回目にカウントされるブルックナー交響曲第9番。
マエストロ・リッケンバッヒャーもすっかり手の内に入った曲のようです。

ブルックナー9番は、奇跡としか言いようのない凄い曲ですが、ご存知のように3楽章までの未完の曲です。
しかし、それで十分だと言えます。
曲の長さ的にも、クオリティの高さ的にも・・・

奇跡のシンフォニーをどうかライブでお聴き下さい!

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楽器の配置を紹介しておきましょう。
マエストロこだわりの対向配置で今回は演奏致します。
ステージ下手、いつもの場所には1stヴァイオリン。
その横にはチェロが並び、後方にコントラバスが並びます。

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ステージ上手、1stヴァイオリンと向き合う形で2ndヴァイオリンが座ります。
その内側には、ヴィオラがは配置されています。

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管楽器の位置は、
木管はいつもの場所に座っています。
センターにティンパニ、金管は下手側にトランペット、上手側にトロンボーン、チューバと、通常と変わりませんが・・・

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ホルンが下手ではなく上手後方に配置されています。

ブルックナー後期シンフォニーのホルンと言えば、ワーグナーチューバと持ち替えが発生し、それも見どころ聴き所となっています。
今回も5番から8番奏者の横にはワーグナーチューバが置かれています。

第3楽章のワーグナーチューバは実に涙ものですよね。
ご存じ無い方は、この機会にライブでお聴き下さい!

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ステージ下手後方のコントラバスです。
前列いちばん手前、2プルトのインで演奏しているのが池内修二。
定期演奏会のプログラムの「大フィルの間」というコーナーでメンバーを取り上げていますが、今回紹介している一人が池内修二です。

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近寄ってみましょう。 池内修二です。

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それともう一人が、クラリネットの1番を吹いている金井信之です。

今回の定期プログラム「大フィルの間」はこの2名の紹介を掲載しています。
メンバーの意外な面が見れると好評を頂いている「大フィルの間」。
演奏会場の待ち時間にご覧下さい!

それでは、ザ・シンフォニーホールでお会いしましょう!

(広報:H.I)

「第467回定期演奏会」
日 時:4月18日(木)、19日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:カール・アントン・リッケンバッヒャー
曲 目:
ワーグナー/ジークフリート牧歌 〈ワーグナー生誕200年記念〉
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
料 金:
A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席・S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール内) 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:186-751】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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