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京都に鳴り響いた大阪フィルのブラームス!

年に1度、京都に大フィルサウンドが鳴り響く「京都特別演奏会」は、先週土曜日大盛況のうちに修了いたしました。
世界的ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンの登場で大いに盛り上がった「京都特別演奏会」をリポートいたします。

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京都北山の駅を降り、ホールを目指して歩いているとまず目に付くのがこの看板。
今年で17回目を迎える「京都の秋 音楽祭」。
国内外の著名な演奏家や、京都にゆかりある演奏家たちが出演する多彩な演奏会を開催します。

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会場は、京都のクラシック音楽の殿堂、京都コンサートホールです。
9月15日(日)~11月30日(土)の期間で行われる「京都の秋 音楽祭」、全部で25公演行われますが、「大阪フィル京都特別演奏会」もその内の一つに入れていただきました。

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いたるところに「京都の秋 音楽祭」の看板が置かれ、お祭りムードを盛り上げています。
ホールのある2階に向けてスロープ状の通路上がっていくと、このホールゆかりのアーチストや、ここを本拠地とする京都市交響楽団の指揮者の写真などが飾られています。

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その中には、もちろんこの方の写真もございます。
創立名誉指揮者・朝比奈隆ですね。

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そしてもちろんこの方も。
京都市交響楽団音楽監督・第9代常任指揮者、井上道義。
来シーズンから大阪フィルの首席指揮者になっていただくマエストロです。
マエストロはすべての写真の中でただ一人、着物姿で写っておられます。
さすがですね。

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(C)佐々木卓男

本番に先駆けてゲネプロが始まりました。
やはり、今回一番の注目はツィンマーマンの奏でるブラームスの調べですね。

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(C)佐々木卓男

阪哲郎マエストロとツィンマーマンはホールの響きやバランスを確かめ合うように、色々と相談されていました。
そしてゲネプロ終了と同時に握手でこの表情。
本番も上手くいく! この瞬間に確信しました。

本番の様子をカメラマン佐々木卓男さんの写真でご覧いただきましょう。

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(C)佐々木卓男

15時ちょうど、プログラム前半のブラームスヴァイオリン協奏曲が始まりました。
お客様が待ちこがれた憧れのツィンマーマンの登場です。

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   (C)佐々木卓男

ツィンマーマンのヴァイオリンサウンドは、
これが世界最高峰のヴァイオリンの音色だ!といったエラそうな感じではなく、

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(C)佐々木卓男

聴かせて頂いてありがとうございます!もっと聴いていたいです!
そんな気持ちになるような気持ちの良いサウンドです。

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(C)佐々木卓男

「一緒に演奏できて嬉しい!」、「近くで聴いてみてやっぱり凄い!」
オーケストラのメンバーからはそんな声が聞かれるほど奏者の気持ちを鷲掴みのツィンマーマン。

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(C)佐々木卓男

たまに見せるこの笑顔、ファンにはたまらないのでしょうね。

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   (C)佐々木卓男

あのフリッツ・クライスラーが所有していたことでも知られる1711年製のストラディヴァリウス。
魅惑のクリスタルサウンドが、大阪フィルのいつもにも増して煌びやかなサウンドと渾然一体となり、京都コンサートホールに鳴り響いていました。

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(C)佐々木卓男

第3楽章最後の音が鳴り止む前、待ちきれないお客様のブラヴォーの叫びと同時に、ツィンマーマンの演奏は終了しました。
拍手喝采の中、マエストロとツィンマーマンは握手を交わし、

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(C)佐々木卓男

肩を抱き合いお互いの健闘を称え合います。
鳴り止まない拍手喝采はお客様だけではなく、メンバーからも起こっていました。

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(C)佐々木卓男

アンコールを求めるお客さまに応えるカタチでツィンマーマンが弾いたのは、
バッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番より“プレリュード”。
静かなホールを、祈りの音楽のように流れたバッハの響き。
目をつむって聴かれているお客様が多かったのが印象的でした。

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(C)佐々木卓男

アンコール終了です。
阪マエストロが指揮台に逆向きに座り、静かに聴いておられました。
素晴らしいとしか表現できない見事な演奏でした。

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楽屋の前で行われた写真撮影は、多くのメンバーに囲まれて行われました。
お二人さま、素晴らしいブラームスをありがとうございました!

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そしてコンサートマスターの田野倉雅秋と渡辺美穂も入って4名で撮影。
渡辺美穂の満面の笑顔が全てを物語っていますね。
ツィンマーマンさん、ぜひまた共演させてください!

さあ、マエストロとコンマス、そして奏者の皆様は後半のブラームス交響曲第1番です。
満員のお客さまにこれぞ大フィル!という演奏を頼みます。

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(C)佐々木卓男

ツィンマーマン効果で会場の雰囲気は最高に温まった状態で後半のシンフォニーに突入です。

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(C)佐々木卓男

この雰囲気、阪マエストロもオーケストラも気持ちよく演奏出来ます。
お客さまは、音楽を楽しもう!というモードで臨んでいただいています。
名演奏が生まれる条件が整いました。

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(C)佐々木卓男

地元京都での演奏会という事もあってか、とてもにこやかな表情のマエストロ。
その表情そのままの音楽がオーケストラから紡がれました。

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(C)佐々木卓男

大阪フィル得意の重厚な音楽というよりは、とても明るく華やいだブラームスが、満員の京都コンサートホールに鳴り渡りました。

「京響とは全然違うサウンドやね」 、「大フィルもいいやん!」
そんな声をロビーで聞けて、とても幸せでした。

京都の皆さまに大阪フィルの音楽を聞いていただくことが出来て嬉しかったです。
また、今回は本当にたくさんのお客様にご来場いただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

来年も「京都特別演奏会」は続けてまいります。
とは言うものの、次に京都で演奏するのは1年後です。

ぜひ大阪のザ・シンフォニーホールにいらしてください。
今月の定期演奏会は、皆さま良くご存知のドヴォルザーク「新世界より」です。
今回のブラームスとはまた違ったサウンドをお楽しみいただけます。

どうぞこれからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

10月定期

「第472回定期演奏会」

日 時:10月21日(月)、22日(火)19:00開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ラドミル・エリシュカ
曲 目:ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」作品92
    ドヴォルザーク/交響詩「野ばと」作品110
    ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調「新世界より」作品95
料 金:A6000円 B5000円 C4000円 D、Sは売り切れ
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード193-370)

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 演奏会 | 11:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ジャズ・ヴォーカル、ケイコ・リーさんとの共演、楽しみです!

本日、大阪フィルは福井でコンサートです。

それもいつもの感じとは違う、コンサートなのです。
日本を代表する女性ジャズヴォーカルの方とご一緒いたします。

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人気実力ともにNo.1の、ケイコ・リーさんです!

生音で聴かせる大阪フィルと、
PAを通した迫力のサウンド、ピアノ、ドラム、ベースによる「ケイコ・リー・グループ」の共演が行われます。

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指揮は吉田行地さんにお願いをしました。

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現在、ニューアルバム「ケイコ・リー・シングス・スーパー・スタンダーズ2」が大好評のケイコ・リーさん。
プログラムはそれにちなんだ名曲揃いです。

“枯葉”“スマイル”“Night and Day”“酒とバラの日々”“テネシー・ワルツ”“Somewhere”“君住む街角”・・・
ジャズファンでなくてもご存知の曲ではないでしょうか。

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ケイコ・リーさんのハスキーボイスで聴かせるジャズスタンダードナンバーの魅力を、ぜひライブで聴き下さい。

もちろん、オーケストラだけの曲も演奏致しますよ。
エルガーの変奏曲「エニグマ」より“ニムロッド”や、マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より“間奏曲”など、オーケストラの魅力満載の曲ばかりです。

当日券は現在絶賛発売中とのことです!
大阪フィルとジャズヴォーカルの女王のステージ、ぜひお楽しみ下さい!

(広報:H.I)


「FEEL YOUR HEART」

日 時:10月8日(火)19時開演(18時15分開場)
会 場:ハーモニーホールふくい 大ホール
指 揮:吉田行地
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
独 唱:ケイコ・リー
共 演:ケイコ・リー・グループ(野力奏一(ピアノ・キーボード)、岡沢章(ベース)、渡嘉敷祐一(ドラム)
曲 目:スマイル、昼も夜も、酒とバラの日々、テネシー・ワルツ、誰かが私を見つめている ほか

入場料:全席指定6000円、大学生まで半額、 車いす席4800円

お問合せ:ハーモニーホールふくいチケットセンター0776-38-8282


| 演奏会 | 13:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大阪フィル「京都特別演奏会」は本日開催いたします!

2013-10-05-京都特別

大阪フィルの「京都特別演奏会」はいよいよ本日開催です。

1年に1度、京都のクラシックの殿堂、京都コンサートホールに鳴り響く大フィルサウンド!
今年は京都出身の指揮者・阪哲朗さんを迎えて、世界的なヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンをソリストに迎えてお送りいたします。

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プログラムはオール・ブラームス。
この日は交響曲第1番のリハーサル風景を少しだけご覧頂きましょう。
まずはコンサートマスター田野倉雅秋のチューニングからスタートです。

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阪哲朗マエストロは、現在ドイツ・バイエルン州のレーゲンスブルク歌劇場の音楽監督を務められています。
忙しい合間を縫って、「京都特別演奏会」の指揮をお願いしました。

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オペラ指揮者としてのキャリアを積まれているマエストロ。
2008年から2009年にかけての年末年始には、ウィーン・フォルクス・オーパーで「こうもり」を指揮して大変話題になりました。
マエストロの指揮するブラームスの交響曲は、とても華やかな感じがします。

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朝比奈時代よりブラームスの交響曲は大阪フィルの十八番。
重厚なサウンドが大フィルサウンドと言われていますが、阪マエストロの音楽はとても煌びやかな色彩感を感じます。
両者が融合することでどんなブラームスが生まれることでしょうか。
いずれにしてもスケールの大きな音楽になることは間違いないと思われます。

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どうぞライブでお楽しみくださいませ。

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楽器の並びが少しいつもと違うのでご紹介しておきましょう。
まず、木管楽器はほぼ2管編成です。
1stヴァイオリン、コンマス田野倉雅秋と2ndヴァイオリン田中美奈が向かい合う対向配置。

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コントラバスは上手ではなく下手後方に並びます。
1stヴァイオリンの隣にはチェロが並びます。

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チェロの隣には、センターから上手になりますがヴィオラがならび、上手客席寄りに2ndヴァイオリンが並びます。
16型でお届けする大フィル自慢のストリングスをお楽しみください。

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木管楽器をアップでご覧頂きましょう。
皆さますっかりご存知のメンバーですよね

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そしてお待ちかね、第4楽章のトロンボーンのコラールもばっちり。

阪哲朗マエストロと大阪フィルがお送りするブラームス交響曲第1番。
当日券は14時から販売致します。

前半はツィンマーマンの奏でるブラームスの協奏曲。
どうぞライブでお楽しみください!

(広報:H.I)

「京都特別演奏会」

日 時:10月5日(土)15:00開演(14:00開場)
会 場:京都コンサートホール・大ホール
指 揮:阪 哲朗
独 奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
<プログラム>
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68
料金/一般 S席:5000円 A席:4000円 B席:3000円
   学生 S席:2500円 A席:2000円 B席:1500円
※学生券は25歳以下の学生が対象となります。ご購入の際に、学生証のご提示をお願いします。
※当日券は14時から販売致します。
※未就学児の入場はお断りさせていただきます。

お問い合わせ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
エラート音楽事務所  075-751-0617


| 演奏会 | 02:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ツィンマーマンの奏でるブラームスの協奏曲、凄いです!

今日のリハーサルを楽しみにしていたオーケストラのメンバーは実に多かったのです。
もちろん事務局スタッフも皆、楽しみにしておりました。
何の事かって? いきなりですみません。
今回のソリストです。

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おそらく彼も楽しみにしていたのではないでしょうか。
コンサートマスターの田野倉雅秋です。
チューニングする田野倉に背を向けるカタチで、憧れのアノ方の姿があります。

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フランク・ペーター・ツィンマーマン、大フィル会館に見参です!

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本日から「京都特別演奏会」のリハーサルが始まりました。
指揮はご当地京都出身の阪哲朗さんにお願いをしています。

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この日はまず、ブラームスの交響曲第1番からリハーサルは始まりました。
第4楽章をまずやり、第1楽章に戻って楽章順に進んでいきました。
そしてリハーサル後半、いよいよヴァイオリン協奏曲の時間です。

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今年の「京都特別演奏会」は、オール・ブラームス・プログラムです。
ツィンマーマンの弾く協奏曲ももちろんブラームス。
ドイツ生まれの彼が弾くブラームス、これ以上に望めるものはありません。

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今年に入ってウィーンフィル、ベルリンフィルと共演するなど相変わらず大忙しのツィンマーマン。
ドイツの伝統を引き継ぐヴァイオリニストとして、演奏家からも特別な支持を受けています。
プレーヤーズプレイヤー! 奏者が憧れる奏者と言う意味です。

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You Tubeにパーヴォ・ヤルヴィ指揮のベルリンフィルで、ヒンデミットの協奏曲を演奏している映像があります。
それをご覧いただくと、皆が騒いでいる意味がお判りいただけると思います(笑)。
ほんのダイジェストですが、どうぞご覧下さい。

「ツィンマーマンの演奏するヒンデミットの協奏曲」の映像はコチラからご覧下さい。


このような火の出るような演奏が練習場の目の前で行われました。

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阪マエストロにもはっきりとご自身の意見を語られます。

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ベルリンフィルやウィーンフィルをはじめ、世界中の名だたるオーケストラと共演されてきた経験に裏打ちされた盛りだくさんのアイデア。
アーティキュレーションや強弱の付け方など、阪マエストロに提案されていました。
コンマスの田野倉にも随分と話しかけられていました。

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ブラームスの協奏曲と言えば、大阪フィルも朝比奈時代から得意とする曲です。
大阪フィルと阪マエストロ、それにツィンマーマンが加わることでどんな化学反応が起こるか。
どうぞ皆さま、ご自身の目と耳でご確認下さいませ。

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リハーサル終了後には、コンマス田野倉雅秋、渡辺美穂とも笑顔で握手。

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こちらも練習終了後の光景です。
ツィンマーマンと阪マエストロ、そしてチェロの近藤浩志と談笑されています。
笑顔が素敵ですね。

そして、演奏の方は・・・名演の予感が!
どうぞ、ライブでご聴き下さい。
チケットは少ないですが、まだございます。

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チケットは、明日まで大阪フィル・チケットセンターとエラート音楽事務所で受け付けております。
連絡先は下の情報欄をご参照下さい。
そして、当日券は14時から販売致します。

年に1度、京都に鳴り響く大フィルサウンドをどうぞ聴きにいらして下さい!
京都コンサートホールでお待ちしています。

(広報:H.I)

「京都特別演奏会」

日 時:10月5日(土)15:00開演(14:00開場)
会 場:京都コンサートホール・大ホール
指 揮:阪 哲朗
独 奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
<プログラム>
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68
料金/一般 S席:5000円 A席:4000円 B席:3000円
   学生 S席:2500円 A席:2000円 B席:1500円
※学生券は25歳以下の学生が対象となります。ご購入の際に、学生証のご提示をお願いします。
※未就学児の入場はお断りさせていただきます。

ご予約・お問い合わせ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
エラート音楽事務所  075-751-0617


| 演奏会 | 19:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コンサートオペラ形式でお届けした「青ひげ公の城」をリポート!

9月27日、コンサートオペラ「青ひげ公の城」本番当日、ゲネプロ30分前のフェスティバルホールのステージにオーケストラのメンバーが勢揃いしています。

「青ひげ公の城」は、指揮が井上道義マエストロ、会場がフェスティバルホール。
25日に2014年度シーズンからの事業内容について記者会見を済ませています。
それならば、井上マエストロも一緒にフェスティバルホールの客席で写真を撮ろう!

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カメラマンの飯島隆さんにお願いをして写真を撮影しました。
こんな雰囲気で写真撮影は終了。
出来上がった写真は、来年度の卓上カレンダーの表紙に使います。
また、定期演奏会の会場ででも、チェックしてください。

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(C)飯島隆

コンサートオペラ形式でお届けした歌劇「青ひげ公の城」は、大盛況のうちに終了致しました。
ご来場頂きました皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

この日のプログラムは前半がオッフェンバック作曲(ロザンタール編曲)のバレエ音楽「パリの喜び」、後半がバルトークの歌劇「青ひげ公の城」(コンサートオペラ形式)というもの。

指揮は、井上道義さんです。

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(C)飯島隆

前半のオッフェンバックの「パリの喜び」をマエストロが選んだ理由は、
「とにかく明るく楽しい曲だから!」

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(C)飯島隆

マエストロの言葉通りにバレエの発表会で良く耳にする楽しい曲からスタート!
その後もワルツやポルカやマズルカなど、踊りだしたくなるような曲が続きます。
それらを、踊るように指揮をするマエストロ。

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(C)飯島隆

そして曲は、オッフェンバックの代表作「天国と地獄」の“カンカン”から、オペラ「ホフマン物語」の有名な“舟歌”へと導かれていきます。

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(C)飯島隆

古き良き時代のパリ、世界の中心だった頃のパリが鮮烈に描かれています。

後半の「青ひげ公の城」では全編、照明の演出が使われているため、マエストロの表情もオケの雰囲気も良く判らないと思います。

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(C)飯島隆

オッフェンバックの曲をバックに(汗)、そのあたりのザ・オーケストラ!の雰囲気を視覚的にご覧になっていただきたいと思います。

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(C)飯島隆

最後の曲が終わった瞬間、満員のフェスティバルホールは拍手喝采の嵐です。
ステージにいるメンバーからすると、良く言われる「天井から拍手が降る!」状態を実感しているところなのでしょうか。
燕尾に蝶ネクタイといういでたちのマエストロが、お客さまの歓声に応えメンバーを賞賛して「パリの喜び」は終了致しました。

それから暫くして・・・
フェスティバルホールに鳥のさえずりが鳴り響いています。
これがフェスティバルホールの1ベルです。

さあ、「青ひげ公の城」が始まります。

チューニングが終わる頃、怪しげな男性が中央通路あたりからステージの方を見ていましたが会場内は暗転。
真っ暗闇で男の姿も見えなくなりました。

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(C)飯島隆

すると、声が聞こえます。

「フン、ヘヘヘ・・・・なんでこんなに本気でクラ・・ヤ・ミにしてしまうんだと思われているでしょうなぁ~。」

徐々に照明が灯り出し、ある男を照らし出します。

あ、先ほどの怪しげな男です。

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(C)飯島隆

「なんという暗闇・・・・当然これは、地獄のつもりって訳でね。 まっ、そりゃね、ハンガリーあたりの冬の長さ、夜の長さは半端じゃないんで心を暗くさせますからねえ・・・」

とても吟遊詩人という感じではありません、怪しげな男です。
この男、前説を語る晴雅彦さんです。

「ところで皆々様!今日の物語は男と女の間に横たわる深い淵の話です。 こんなこけおどしの「暗闇」なんかではない、「やみ」・・・・底が見えない、見えたような気になってもハタと気が付くとまた現れる、「ミゾ」・・・。 オトコの思い描く女性と、オンナの思い描く男性・・・・お互い、ズレていませんか? オトコは誰でも自分と言う王国、自分の世界と言う王国を築こうとします。彼の記憶は時間に風化されることがありません。 青ひげ公もそんな一人の男。」  

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(C)飯島隆

「オンナは誰でも人生に愛を求めます。自分こそが唯一の存在である太陽であるがごとく、愛されることを求めます。彼女の記憶は常に新しく書き加えられていきます。 ユーディトもそんな一人の女。 女はいま、自ら進んで恐ろしい噂にまみれた青ひげの城に入っていこうとしています。彼の住む、暗く冷たい館に自分なら明るさをもたらすことが出来ると信じて。  ユーディトの力を信じましょう!」

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(C)飯島隆

「古き・・・館に住んでいた  青ひげ・・・最後の希望の・・・物語」     

口上を終えた晴雅彦さんと入れ違いに、

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(C)飯島隆

青ひげの城にユーディトが入ってきます。
字幕を見ていただくとお判りになると思いますが、

「見るがよい 青ひげの城を、お父上の城のように豪華ではないぞ」

青ひげ公が「ぜひ来て欲しい!」という感じではなく、「本当に後悔は無いのだな。今なら帰れるぞ!」という感じで青ひげ公はユーディトを迎え入れます。

ここまででもうお判りですね。

暗闇と照明の演出が加わることで、効果的に見せていきます。

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(C)飯島隆

前半のオッフェンバックのこのような照明が、

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(C)飯島隆

このような照明に変わり、

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(C)飯島隆

7つの部屋の扉を開けるごとに、

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(C)飯島隆

次々と変わっていきます。

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(C)飯島隆

不安を煽る紫をベースにした照明もあれば、

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(C)飯島隆

真っ赤な血を思わせる照明もあります。

井上マエストロの思い描くイメージを、照明家の足立恒さんがカタチにされていきます。

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(C)飯島隆

迫力のオーケストラサウンドは、扉が開くたびに照明とともに変化していきます。

そんな中を演技を伴い、男女の心の駆け引きを見事に歌い上げるソリストのお二人。

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(C)飯島隆

青ひげ公役のコヴァーチ・イシュトヴァーンと、ユーディト役のアンドレア・メラース。
お二人はこの曲を完璧に手の内に入れておられます。

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(C)飯島隆

「ほかの鍵も私にちょうだいい!」
途中まではユーディトのペースで進んでいきます。

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(C)飯島隆

最後に自信満々に第7の扉を開けると、中から生きた3人の過去の女性たちが出てきました。
そこでユーディトと青ひげ公の立場が逆転します。

「なんて美しい、なんて立派な人たち。私はこんなにみすぼらしいわ」

「第1の女は夜明けに見つけ、第2の女は真昼に見つけ、第3の女は夕暮れに見つけた。そして、第4の女(ユーディトのこと)を見つけたのは真夜中だった。」

「青ひげよ、もうやめて!もうやめて!」

「お前は美しい、類なく美しい。お前は一番美しい女なのだ。」

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(C)飯島隆

ユーディトは黙って第7の扉の中に入っていきました。

青ひげ公は「いつまでも永遠の夜よ・・・ 夜よ・・・ 暗い夜・・・ 」とつぶやき、

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(C)飯島隆

椅子に座り込んだところで幕となります。

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(C)飯島隆

コンサートオペラ形式でお届けした「青ひげ公の城」、井上道義マエストロが指揮だけでなく、すべての演出をされました。
照明プランも、字幕も、吟遊詩人の前説も・・・すべて。
最高の笑顔でお客さまの拍手に応えられます。

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(C)飯島隆

マエストロは、青ひげ公役のコヴァーチ・イシュトヴァーンとユーディト役のアンドレア・メラースと手を取り合ってお客さまの歓声にこの笑顔です。

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(C)飯島隆

下手より照明家の足立恒さん、吟遊詩人役・晴雅彦さん、ユーディト役アンドレア・メラース、青ひげ公役コヴァーチ・イシュトヴァーン、そして井上マエストロ。

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(C)飯島隆

ほぼ4管16型の大編成オーケストラのサウンドはいかがだったでしょうか。

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(C)飯島隆

カーテンコールは何度繰り返されたでしょうか。
温かい拍手を本当にありがとうございました。

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打楽器奏者の後ろから見たフェスティバルホールの客席。
満員の客席はこのスケールです。

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終演後、ステージの袖で写真撮影をしました。
皆さんやり切った達成感に溢れ、素敵な表情です。


正直、コンサートオペラ形式で行う歌劇「青ひげ公の城」のイメージが、上手くお客さまに伝わらなかったと思います。
途中まで集客に苦戦しておりましたが、ラスト1ヶ月を切ってからお客さまの反応が盛り上がってきたように感じました。

そして25日に井上道義マエストロの来年度首席指揮者の発表!
そして、定期の会場はフェスティバルホールに戻すことも合わせて発表!

実質、お披露目公演第一弾のようになってしまいましたので、最後は随分とお問合せも頂きました。

ご来場頂きました皆さま、どうもありがとうございました。
また、行けなかったけど声援を送っていたよ!と言ってくださる皆さま、感謝申し上げます。

「青ひげ公の城」は終わりましたが、井上マエストロとフェスティバルホールで行う公演は既に決まっております。
と言うより、チケット絶賛発売中でございます。

それは何かと言うと・・・

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年末恒例「第9シンフォニーの夕べ」です。

井上マエストロの指揮の下、豪華ソリストの皆さまに囲まれて、大阪フィルの定番コンサートでございます。
今年は朝比奈隆・創立名誉指揮者の命日である12月29日だけではなく、翌30日にも開催いたします。

「第九」シーズンの真打ちとも言える「第9シンフォニーの夕べ」、良い席はお早めにお買い求め下さい。

これからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」

日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
料 金:A席:6000円、B席:4500円、C席:3000円、D席:1500円、Box席:7000円
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
<ご予約・お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
<その他チケット販売場所>
フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221
チケットぴあ:0570-02-9999【Pコード:209-811】
ローソンチケット:0570-000-407【Lコード:55607】


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生誕200年を迎えたヴェルディの音楽に包まれた夜でした。

「歌劇王ヴェルディの肖像」と題するコンサートが一昨日、フェスティバルホールで行われました。

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大阪フィルOBの泉庄右衛門さんが指揮し、ご自身で主宰されている「唱歌の学校」より「心のうた」合唱団による公演の特別演奏会です。

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フェスティバルホールに特別な思いをお持ちの泉庄右衛門さん。
新たにフェスティバルホールがオープンした今年が、ヴェルディ生誕200年!
これは何か特別なことをやりたい!ということで、今回のコンサートが実現しました。
ゲネプロの光景を見て頂きましょう。 どうぞ本番の雰囲気を掴んでください。

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歌劇王ヴェルディのオペラの名曲を集め、歌手の方々をオーディションで選出し、今回のソリスト10名が決まりました。

この公演では、フェスティバルホールのステージがピットに変わりました。
こんな使い方もあるのね、と言うことでご覧下さい。

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ソプラノの小出京子さんとバリトンの松澤政也さんが「仮面舞踏会」を歌われているステージは、オーケストラが演奏している所よりも高いのがわかりますね。
これは、オーケストラがピットで演奏しているのではなく、

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アクティングエリアをステー上に高く作っているのです。
合唱団のひな壇は、さらにそこから7段積み上がっていきます。
フェスティバルホールはこんな使い方も出来るのですね。

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「アイーダ」ではソリストの皆さまも合唱団最前列の位置に入り一緒に歌われます。

オーディションで選ばれたソリストの皆さまは、
ソプラノの青山奈未さん、加藤真由子さん、小出京子さん、飯田美奈子さん、安藝榮子さん、水野智絵さん、福永修子さん、福田祥子さんの8名。
そこに「唱歌の学校」の教頭を務められるメゾ・ソプラノの泉規子さんと、バリトンの松澤政也さんを加えた、総勢10名のソリストの皆さまが、ヴェルディの珠玉の名曲を歌われました。

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ステージ上手側、中央の4名の方がソリストの皆さまです。

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ステージ下手側は5名の方がソリストの皆さまです。

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ソリスト、合唱団の前でバレエが踊ります。

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バレエは、カンパニーでこぼこの皆さまです。

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ステージ上のオーケストラと合唱団の間でバレエ!
なかなか画期的なステージです。

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「アイーダ」ではもちろんこの楽器が登場です。
「凱旋行進曲」で使われるアイーダトランペットです。
これを、下手の2階バルコニーボックスと、

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上手バルコニーボックスで高らかに奏でました。
とても贅沢な演出に、本番のステージではお客さまから大きな拍手を頂きました。


「唱歌の学校」心のうた合唱団の次回公演は、毎年恒例となっている「NEW YEAR CONCERT おおさか2014」で、来年1月26日14時から、ザ・シンフォニーホールで開催いたします。

そちらの方も、よろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

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「大阪クラシック」最終日の模様、遅くなりましたがアップしました!

「大阪クラシック」は先月14日ですべてのプログラムを終了しております。

おかげさまで天候にも恵まれ、期間中開催された公式公演100公演と、大植英次特別公演1公演にはたくさんのお客様が足を運んで頂きました。
公式100公演の総入場者数は過去最高の52,800人!
凄いですね!

パンフレットを見ながら中之島界隈を散策しておられる方を多く見受けました。
またパンフレットに掲載した‘まる得クーポン’の利用も多かったと聞いております。
すっかり大阪の秋の風物詩として定着したのではないでしょうか。
嬉しいことですね。

「大阪クラシック」終了後、引き続き「第471回定期」、コンサートオペラ「青ひげ公の城」と井上道義マエストロの公演が続き、その合間に首席指揮者就任と、定期会場をフェスティバルホールへ戻すことを発表!
そんな事もあり、最終日のリポートをアップするタイミングが随分遅くなってしまいました。
楽しみにされていた皆さま、申し訳ございませんでした。

最終日の長い1日を、リポートしました。 ご覧ください。


第87公演(11:00 大阪市役所 正面玄関ホール)
チェロ石田聖子、織田啓嗣、ピアノ高木洋子


笑いの絶えないアンサンブル、市役所に登場です!

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(C)飯島隆

チェロのデュオにピアノ。格好良いアンサンブル。
しかし、曲間のやり取りが笑えるのです。
チェロのベテラン、オダンディ(最近ではオダン爺だとか)こと織田啓嗣のボソボソ話す言葉と、サクサク進めて行く石田聖子のミスマッチなところが人気。
本日最初の公演から大植プロデューサーの登場です。


第88公演(11:30 中之島ダイビル)
大阪交響楽団公演
フルート小林志穂、山添まり、ハープ野田千晶


大阪交響楽団の華やかなステージです。

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(C)飯島隆

フルートのデュオとハープのアンサンブル。
フルートとハープは相性抜群ですね。
最終日は土曜日ということもあって、11時半の中之島ダイビルには普段のサラリーマン&OLではない方たちでいっぱい。
2本のフルートによる美しいハーモニーが鳴りひびいていました。


第89公演(12:00 日本生命本店 新南館)
ヴァイオリン石塚海斗、黒瀬奈々子、三瀬麻起子、松川朋子


大阪フィルの1stヴァイオリンの在籍年度が短い順4人による演奏です。

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(C)飯島隆

3プルト、4プルトあたりで弾く事の多い4人ですが、サスガに若手のテクニックは半端無く、上手だと思いました。
曲は、テレマンの4つのヴァイオリンのための協奏曲。
今年から使わせて頂いている日本生命本店 新南館にフレッシュなヴァイオリンの響きが鳴り渡りました。


第90公演(12:30 大阪市中央公会堂 大集会室)
フルート上野博昭、クラリネット船隈慶、ヴァイオリン田野倉雅秋、渡辺美穂、ヴィオラ上野博孝、チェロ近藤浩志、コントラバス新眞二、パーカッション久保田善則、堀内吉昌、ピアノ加藤真弓、永野沙織


サン=サーンスの動物の謝肉祭の実演です!

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(C)飯島隆

中央公会堂の大集会室、さすがに広いです。
オープニングとファイナル公演の会場ですものね。
それでも、たくさんの方にお集まりいただきました。
意外と全曲通して演奏する機会の少ない「動物の謝肉祭」、楽しんで頂けましたでしょうか。


第91公演(13:00 パークスタワー1階)
オーボエ大島弥洲夫、ピアノ大西隆弘


ソロとしてもオーケストラとしても目覚ましい活動をされているオーボエ奏者大島弥洲夫さん。

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期間中、この公演だけで使用させて頂いたパークスタワー1階。
カフェをバックにしたこのロケーション、外国ぽくって素敵です。
たくさんのお客さまに向けてドニゼッティのオーボエ・ソナタが鳴り響きました。


第92公演(13:30 京阪神御堂筋ビル)
ヴィオラ小野眞優美、コントラバス松村洋介


お客さまは椅子ではなく、

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(C)飯島隆

床に直接体育座りでお聴き頂くのが、この京阪神御堂筋ビルです。

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ヴィオラ小野眞優美とコントラバス松村洋介という珍しい編成でお届けするアンサンブル。
ハイドンのソナタをお届けいたしました。


第93公演(14:00 京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1)
ヴァイオリン田中美奈、三瀬麻起子、チェロ近藤浩志、コントラバス新眞二


すっかりお馴染み、最強のコミックバンド?の登場です!

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独特のゆるい雰囲気がいいですね。
それでいて、演奏はバッチリ!
ヴァイオリン2本、チェロ、コントラバスという編成故に、ロッシーニの弦楽ソナタをこだわって引き続けているメンバーたち。
今回はお馴染みの1番、3番ではなく新たに2番を演奏し、ロッシーニの新たな魅力をお客さまに届けていました。


第94公演(14:30 大阪市役所 正面玄関ロビー)
フルート上野博昭、チェロ石田聖子、ピアノ高木洋子


今年の「大阪クラシック」最多出場を誇るチェロ石田聖子、ファイナルのオーケストラを除き今年最後の出演となるアンサンブルは、

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フルート上野博昭とピアノ高木洋子さんのトリオです。

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ウエーバーのフルート三重奏曲が大阪市役所正面玄関ホールに鳴り響きました!
市役所は満員のお客さまに恵まれ、とても盛り上がりました。


第95公演(14:45 大阪市中央公会堂 中集会室)
大阪交響楽団公演
ヴァイオリン里谷幸、村上慈、ヴィオラ糸川麗子、チェロ塚本慈和、ホルン細田昌宏、林田優維


大阪交響楽団の有料公演です。

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(C)飯島隆

大阪市中央公会堂 中集会室にベートーヴェンのホルン六重奏曲が響き渡りました。
大阪交響楽団のホルン首席奏者・細田昌宏さんは、
「ホルンの若手を育てる事も大切なこと。色々と大きな舞台も経験してもらいたいと思い、本日のもう一人のホルン奏者・林田有維さんはまだ学生ですが素晴らしいのでお願いしました。」と語られました。
なるほど、「大阪クラシック」も色々な捉え方がある訳ですね。

この公演が第95公演。
いよいよゴールが見えてきました。


第96公演(15:30 中之島ダイビル)
ヴァイオリン石塚海斗、浅井ゆきこ、ヴィオラ岩井英樹、チェロ松隈千代恵


土曜日15時半の中之島ダイビルは超満員お客さまです。

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この公演がラスト5公演目となった第96公演は、「大阪クラシック」の期間中ですっかりお馴染みになっていただいたと思われるメンバーによる弦楽四重奏をお届けしました。
それにしても、この光景は圧巻ですね。

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名曲シューマンの弦楽四重奏曲第2番を演奏。
夜の第100公演オーケストラ演奏会のゲネプロに備えて、この公演が大阪フィルのメンバーによるアンサンブルは最後となります。
あっ、第98公演でソロを演奏するフルートの野津臣貴博は、オーケストラ公演降り番のため、登場いたしますが・・・。
吹き抜けとなっている中之島ダイビルにシューマンが鳴り響きました。


第97公演(16:30 京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1)
日本センチュリー交響楽団公演
ヴァイオリン関晴水、中谷真美、ヴィオラ大槻桃子、チェロ綿貫直美、コントラバス石川徹


日本センチュリー交響楽団による公演です。

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(C)飯島隆

第93公演のコミックバンド?と同じロッシーニの弦楽のためのソナタ2番と、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲を演奏されました。
楽団によって雰囲気ってありますね。
そのあたりも「大阪クラシック」の楽しみ方だと思います。
ロッシーニの聴き比べ、いかがだったでしょうか。
この公演で日本センチュリー交響楽団さん、予定終了となりました。
お疲れさまでした。


第98公演(17:30 大阪市役所 正面玄関ホール)
フルート野津臣貴博


フィナーレ間際のフルートソロによる公演、昨年は違いましたが、やはりこの位置が野津臣貴博の定位置のイメージですよね。

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超満員の大阪市役所 正面玄関ホールです。
最終公演のチケットをお持ちではない皆さまにとっては、この公演が最後だと言われる方も多くお見受けいたしました。

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曲は、C.P.E.バッハのソナタとJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第4番。
曲の背景や当時のことを前説で丁寧に語り、演奏が始まりました。
フルート1本で作り出す魅惑の世界。
暑い1日の疲れを癒す、ヒーリング効果満点のバッハのサウンドが心地よかったです。


第99公演(18:00 中之島ダイビル) 
大阪交響楽団公演
ヴァイオリン村上慈、ヴィオラ ウラジミール・スミコフスキー


大阪交響楽団の最終公演です。

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昨年は大阪交響楽団ヴィオラ副首席奏者スミコフスキーさんのヴィオラソロでしたが、今年はヴァイオリン奏者の村上慈さんとのデュオで登場です。
最終公演のチケットをお持ちでない皆さまにとっては第98公演同様、今年の「大阪クラシック」の締め括りとなる大切な公演です。
全部で11回使用させて頂いた中之島ダイビルもこれが最後の公演です。
とても響きの美しい中之島ダイビルに、グノーのアヴェ・マリアやモンティのチャルダッシュなどの名曲が響き渡りました。
大阪交響楽団さんも今年の「大阪クラシック」は、これにて終了です。
どうもお疲れさまでした!


第100公演(19:00 大阪市中央公会堂 大集会室)
指揮:大植英次、管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団


長く暑かった「大阪クラシック」も最終公演を残すのみとなりました。

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最終公演が行われる大阪市中央公会堂です。
台風が迫っているという情報が入っておりましたが、天気は快晴。
中央公会堂を取り巻く18時過ぎの大空は、真っ青で美しかったです!
さあ、今年の「大阪クラシック」を締め括る大植プロデューサー指揮、大阪フィルの演奏が始まります。

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(C)飯島隆

コンサートマスターは特別客演コンマスの田野倉雅秋。
今年から最終公演のチケットは、整理券による無料公演ではなく有料公演になりました。
発売から2時間弱で完売した貴重なチケットをお持ちのお客さまでホールは満杯。
楽しい音楽の時間が始まりました!

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曲はモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」より第4楽章の抜粋です。

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この「ジュピター」を一部だけでも演奏したのには理由がありました。
それは後ほどお話します。

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(C)飯島隆

「ジュピター」第4楽章の一部を演奏し、お客さまにご挨拶をして・・・

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(C)飯島隆

マエストロはマイクを持ち話し始めました。
自分で持ってきた資料が小さくて読めないという事で・・・

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(C)飯島隆

もうすっかりお馴染みになりましたね、巨大ムシメガネです。

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(C)飯島隆

今年が「大阪クラシック」第8回目という事で、金色の‘8’が登場。
「8を横にすると  infinity 無限です。 「大阪クラシック」は永遠に続きます。 今回、1公演増やして101公演にしたのは、この最終公演が来年の第1公演に繋がっているからです! まずは80周年を目指して頑張りましょう!」
大植プロデューサーが叫ぶと、お客さまからは笑いながら拍手が起こっていました。

永遠に続く「大阪クラシック」。
1曲目にほんのさわりの部分だけでしたが演奏したのが「ジュピター」。
終わることのない4楽章のジュピター音型(ド・レ・ファ・ミ)に、大植プロデューサーの思いを託されたのでしょうね。

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(C)飯島隆

それにしても大植プロデューサー、80年はともかく80歳までは本気で「大阪クラシック」を第一線で牽引していきそうな勢いですね(汗)。
この日のメインはチャイコフスキーの交響曲第4番です。

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この曲は、2006年9月9日、「第1回大阪クラシック」、大阪市役所正面玄関ホールで演奏した思い出の曲です。

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「第8回の‘8’は音階を一巡りして‘ド’に戻ります。 なので最初に演奏したチャイコフスキー交響曲第4番を演奏します!」

大植プロデューサーはすべて計算され尽くされています。
思いつきのように見えても、根拠があります。
関西人のシャレのように、必ずオチが用意されているのです。

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(C)飯島隆

だから大植プロデューサーの話は、腑に落ちるのです。

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(C)飯島隆

これまでに何度も聴いた大植プロデューサーのチャイコフスキー交響曲第4番。
ゆったりとしたテンポでしっかりとオーケストラを鳴らします。

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(C)飯島隆

まさに渾身のチャイコフスキーサウンドが中央公会堂大集会室に鳴り響きました。

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(C)飯島隆

今年の「大阪クラシック」を締め括るに相応しい大迫力のチャイコフスキー。
お客さまから拍手喝采、ブラヴォーをたくさん頂きました。

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(C)飯島隆

お客さまからプレゼントされた花束を手に、オーケストラ共々ご挨拶です。
アンコールはリムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」。
そしていつものように童謡メドレー(夕やけこやけ、七つの子、ふるさと)へと続きます。

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童謡メドレーでは指揮棒をコンマス田野倉雅秋に託して、マイクを持って客席を練り歩く大植プロデューサー。
初めはヴァイオリンを左手に持ちながら指揮をしていたコンマス田野倉は、

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(C)飯島隆

途中からはヴァイオリンを椅子の上に置き、本気の指揮をし始めました。

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(C)飯島隆

マイクを手に」1階席を練り歩き、お客さまにマイクを向けて歌を歌っているマエストロ。
もちろん2階席もチェックされています。

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(C)飯島隆

そうして、“ふるさと”が終了しました。
突然指揮棒を託されたコンマス田野倉は驚いたことと思いますが、見事に達成!
その自然な指揮にお客さまでも見とれていた方、多かったですね。

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ここで拍子木の音が!
大植プロデューサーは指揮台で着ていたジャケットを脱いでは法被に衣替えです。

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もう皆さまお判りですね、アンコールの最後はこの曲、“八木節”です。
お客さまを立たせ、そして煽る大植プロデューサー。

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そしてじっとしていられない大植プロデューサーは最前列のお客さまを順番にタッチ!

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最後は指揮台に戻り、最後の音はこのポーズでフィニッシュ!

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(C)飯島隆

お客さまもメンバーも皆笑顔です。
笑顔で1週間に渡った「大阪クラシック」の締め括りです。
皆さま、最後までお付き合い頂きまして有り難うございました!

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スタッフも心地よい達成感を胸に、最後のお仕事、お客様を笑顔でお送りしましょう!
そして、反省会です。
大阪フィルのスタッフ、大阪市のスタッフ、そしてボランティアスタッフ、皆頑張りました。

「みんなの頑張りもあって、総入場者数は過去最高の52,800人です!」
発表が有った瞬間、大きな拍手と歓声が起こりました!

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やり遂げた者たちの後ろ姿です。
みんな口々に「お疲れさまでした!」と労い合います。
さあ、待ちに待った打ち上げです。

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打ち上げの席での大植プロデューサーです。
総入場者数をいちばん気にされていたのは、もちろんこの方です。

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「総入場者数は過去最高の52,800人でした!」
出演者からも大歓声が起きました。
「ボランティアスタッフの皆さま、有難うございます!皆さまの頑張りのおかげで大きな事故もなく終えることが出来ました。一緒にお祝いしましょう!」

打ち上げは至るところで、サイン会、写真撮影会、そして懇談会と様相を変え、あっという間に終了です。
その後は出演者もスタッフも、仲間同士それぞれに夜の街に消えて行きました。

1週間に渡ってお届けいたしました「大阪クラシック」はすべてのプログラムを終了致しました。

ご協賛頂きました株式会社ケイ・オプティコム、阪急電鉄株式会社、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、関係者の皆さま、ありがとうございました。

会場をご提供頂きました協力企業の関係者の皆さま、ありがとうございました。

まる得クーポンに参加頂きました各施設の関係者の皆さま、ありがとうございました。

参加頂きました、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、大阪音楽大学、そして大阪フィルの奏者の皆さま、ありがとうございました。

実行委員会の大阪市、御堂筋まちづくりネットワークの関係者の皆さま、ありがとうございました。

そして期間中、会場にご来場頂きましたすべてのお客さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

大阪の初秋の風物詩、「大阪クラシック」が来年も続きますように。
どうもありがとうございました。

では、また来年お会いしましょう! 

(広報:H.I)


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