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ウルバンスキと過ごした3度目の定期。 楽しかったです!

才気溢れるクシシュトフ・ウルバンスキの指揮する定期演奏会は終了しました。

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(C)飯島隆

「第474回定期」にお越しになられた方は、ウルバンスキの凄さを実感されたことと思います。
間違いなく一つの時代を作っていくワールドクラスの指揮者だと確信しました。
そんな彼と一緒に音楽作りが出来たことに感謝したいと思います。

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(C)飯島隆

そして、作り上げた音楽を聴いていただく皆さんがおられることにも、感謝申し上げたい気持ちでいっぱいです。
飯島隆さんの本番写真をご覧いただきながら、定期の様子をご覧いただきましょう。

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(C)飯島隆

掌のマジック、そんな感じでペンデレツキ「広島の犠牲への哀歌」を指揮するマエストロ。
マエストロの合図で、弦楽器それぞれがアクションを起こします。
その都度グループを形成して演奏したり、全員が違う動きをしたり。
キャンパスを黒で塗りつぶしたかのようなトーン・クラスターの手法で書かれたデタラメのような音の帯が、戦争の残酷さ悲惨さを訴えているように聞こえました。

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(C)飯島隆

ウルバンスキの母国、ポーランドの現代作曲家ペンデレツキの曲に続いては、
古典に時代が遡って、神童28歳の作品をお聴き頂きました。
モーツアルト/ピアノ協奏曲第18番。
ピアノ独奏は・・・

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(C)飯島隆

トルコ出身のピアニスト、フセイン・セルメット。
大阪フィルとは2度目の共演です。
日本ではNHKテレビの「スーパーピアノレッスン」の熱血指導が有名ですが、
来日回数も多く、N響、東響など数多くのオーケストラとも共演してます。

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(C)飯島隆

教育者のような落ち着いた雰囲気のセルメットが奏でるモーツァルトは、
抑制の聴いたとても品格のあるもの。

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(C)飯島隆

ペンデレツキの後に聴くモーツァルトのピアノ協奏曲。
美しいメロディとハーモニーが心に沁みます。
モーツァルト自身が演奏した初演の席で、聴いていた皇帝が叫んだように、
ブラヴォー、モーツァルト!と声を上げたくなりました。

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(C)飯島隆

温かい拍手に応えるフセイン・セルメット。
カーテンコールに応える姿も、紳士的でした。

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この日、コンマス崔 文洙の隣でヴァイオリンを弾く渡辺美穂が、フセイン・セルメットさんと一緒に楽屋に戻って来ました。
写真をお願いすると、「アローン? ノー! トゥゲザー!」ということで、
2ショットが実現しました。

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(C)飯島隆

今回のプログラム「大フィルの間」で紹介した、ヴィオラ・トップ奏者の竹内晴夫。
彼が今年の10月より特別契約で加入した事で、ヴィオラのトップ奏者二人体制が出来ました。
小野眞優美がインで弾くのも珍しいですが、
この並びで弾く定期演奏会は今回が初めてでした。

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(C)飯島隆

「大フィルの間」で紹介しているもう一人の奏者は、
先ほどの2ショット写真の渡辺美穂です。
昨年9月入団の彼女の魅力は、小さな身体を思いっきり使ったダイナミックな奏法。
彼女のヴァイオリンを始めるきっかけなども紹介しています。
また機会があればお読みください。

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(C)飯島隆

そして、コンサートマスターの崔 文洙。
すべての曲は彼のチューニングで始まります。
いよいよ本日のメイン「春の祭典」。
チューニングは終了しました。

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(C)飯島隆

若きマエストロは颯爽と登場し、指揮棒を動かしました。

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(C)飯島隆

ファゴットが奏でる高音のメロディー。

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(C)飯島隆

暫くすると音楽は一転、ザッザッザッという弦楽器の刻みが特徴的な「春の兆しと乙女たちの踊り」が始まります。

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(C)飯島隆

この日のマエストロは、ペンデレツキとストラヴィンスキーは暗譜で、
モーツァルトはスコアを見て指揮をされました。

難しく複雑なイメージの「春の祭典」がすっきり、とても判りやすく鳴り響き、
あらためてマエストロの凄さを思い知らされました。

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(C)飯島隆

5管編成、弦楽器16型の大編成を要するオーケストラは圧巻です!

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(C)飯島隆

バレエ音楽「春の祭典」を、ダンスをするように軽やかなステップと
しなやかに身体全体を使って指揮するマエストロ。

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(C)飯島隆

マエストロの音楽を共に作っていこうと、凄まじいまでの集中力で指揮に反応するオーケストラ。
とても整然としたサウンドを大阪フィルから引き出してくださいました。

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(C)飯島隆

最後の音が鳴り終わった後も、マエストロが動くまで拍手やブラヴォーは起こらず、
とても心地良く、音楽の余韻に浸れました。
その後起こった拍手の渦、ブラヴォーの嵐。
マエストロはあくまでも奏者を立てられます。
「その拍手は、彼らに与えてあげてください!」と言わんばかりに。

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(C)飯島隆

拍手は鳴り止む気配がありません。
現代から始まり、古典、近代とさまざまな時代の曲を横断的に聴いて頂いた今回の定期演奏会。
バラエティに富んだプログラムで、お客さまには楽しんで頂けたのではなかったでしょうか。

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(C)飯島隆

来年5月にはベルリンフィルデビューが決まっているマエストロ。
これまでは2年ごとに大フィル定期に来て頂けましたが、さて、この先はどうなりますか。

「メチャ良かったわ。絶対また呼んでや!」
「春の祭典ってこんなに判りやすくエエ曲やったんやね。 」

ロビーでは多くの方から意見をいただきました。

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(C)飯島隆

ご自身のイメージする音楽を大阪フィルから引き出そうと、粘り強くリハーサルを続けられたマエストロ。
マエストロとはとても濃密な時間を過ごしました。
必ずや、もう一度ご一緒させて頂きたい。
心の底からそう思える、素敵なマエストロでした。

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(C)飯島隆

寒い中、定期演奏会にお越しいただき有難うございました。

次回の定期演奏会は、2月までお休みとなります。

その間には、2008年以来となるフェスティバルホールで行う「第9シンフォニーの夕べ」を、井上道義マエストロの指揮で開催いたします。

こちらはチケットが残り少なくなって来ました。
どうぞお急ぎください。

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年末でお忙しいとは思いますが、一緒に歓喜のひと時を過ごしましょう。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」

日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
料 金:A席:6000円、B席:4500円、C席:完売、D席:完売、Box席:完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
<ご予約・お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
<その他チケット販売場所>
フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221
チケットぴあ:0570-02-9999【Pコード:209-811】
ローソンチケット:0570-000-407【Lコード:55607】


| 定期演奏会 | 22:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「風紋」が「「オセロ」が、オーケストラで鳴り響きました!

「スペシャル・ライブ~吹奏楽meetsオーケストラ~」は、大盛況のうちに終了しました。

定期演奏会が挟まったこともあり、コンサートレポートがズレ込んでしまいました。

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駆け足で当日の模様を報告いたしましょう!

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「淀工の丸谷先生です!」
パーソナルマネージャーの服部喜久男が「スペシャル・ライブ」の監修と当日の司会をお願いしている淀工吹奏楽部顧問・丸谷明夫先生を紹介するところから、ゲネプロが始まりました。

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吹奏楽や吹奏楽ファンを思いっきり意識したコンサートですが、
編成は1stヴァイオリン16型の大編成オーケストラの出演と、いつもと何も変わりません。

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下野竜也マエストロの指揮の下、吹奏楽のフィールドでよく演奏される曲が、
管弦楽版にカタチを変えて演奏されました。

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マエストロのシャープな指揮で引き出される大フィルサウンド。
「吹奏楽部の皆さまにオーケストラの魅力を伝えたい!」
マエストロもオケのメンバーも、その思いは共通だったと思います。

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特に1曲目が吹奏楽の人気の曲「風紋」だっただけに、1曲目から演奏する方も、聴く方もテンションが高く、妙に緊張感のあるホールの雰囲気でした。

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圧倒的な技術で聴かせるフルートの瀬尾和紀さんの奏でるイベールの協奏曲。

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少し遅れて入ってきたフルート1番の上野博昭に代わり、1番の席に座っていた瀬尾さんが、上野にソロを吹くようにけしかける、そんな和やかなやり取りからゲネプロはスタートしました。
しかしいざ始まると、真剣モード全開。
本番の演奏が楽しみです。

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最後の曲は大曲、R.シュトラウスの「サロメ」より“7つのベールの踊り”。
圧倒的なオーケストラの響き。
吹奏楽ファンの方にも、これならオーケストラの魅力が伝わるはず。
確信を持ったところで本編が終了しました。

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1年に1回、丸谷先生が大阪フィルを指揮していただく時間がやってまいりました。
今回のアンコールは、ヴォーン・ウィリアムズ「イギリス民謡組曲」より第1曲「行進曲」。

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丸谷先生のキビキとした指揮、良いですね。
いつもの丸ちゃんスマイルがオーケストラのメンバーも笑顔にします。
さて、本番でアンコールを演奏する機会はありますでしょうか(笑)。

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ザ・シンフォニーホールのロビーにはクリスマスツリーもお目見え。
開場と同時にこの場所が、記念撮影スポットになりました。

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開場と同時に色々な中学校、高校の制服姿が入り混じっていました。
今年もたくさんの中高生が聴きに来てくれました。
もちろんいつも見かける大阪フィルのお客さまの、客層に驚いたような表情が印象的でした。
さあ、1ベルが鳴っています。
皆さま、早くお席におつきください。

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(C)飯島隆

コンサートマスター・崔文洙のチューニングで開演です。

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(C)飯島隆

1曲目からメインの曲がホールに鳴り響きました。
この曲を聴きに来たという方も多かったのではないでしょうか
保科洋作曲「風紋」です。
オリジナルの持ち味を損なうことなく、管弦楽版に編曲されていました。
これは保科洋さんご自身が編曲されたものです。

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(C)飯島隆

そして、なんと会場には保科洋さんがお越しになっていました。
丸谷先生のお声掛けでステージに上がって頂き、お話をうかがいました。
下野マエストロのことをとても気に入られている保科さん。
もちろんこの火の演奏にも満足頂いた様子で、
「今まで聴いた“風紋”の中で、本日の演奏が最高でした!」
と言って頂きました。
保科洋さん、どうもありがとうございました。

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(C)飯島隆

続いて、ワーグナー/歌劇「ローエングリン」より“エルザの大聖堂への行列”、
そしてこの日のために作曲家・長生淳さんの編曲で管弦楽版に生まれ変わった
アルフレッド・リード/「オセロ」-シェイクスピアに基づく5つの場面による交響的描写と、吹奏楽経験者には堪らない2曲を演奏。

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(C)飯島隆

マエストロはいつもの燕尾服ではなく、少しラフなスタイルで指揮をされました。

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(C)飯島隆

そうですね、燕尾服だとどうしても固く映ります。
このコンサートは少しポップなイメージですから。
マエストロの指揮はいつ見ても大きく、そして美しいです。
そして、引き締まった大フィルサウンドを引き出していただいています。

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(C)飯島隆

後半のステージは、イベールのフルート協奏曲からスタート。

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(C)飯島隆

瀬尾和紀さんのフルートは音の粒が綺麗に揃い、とても美しいのです。
どうしてそんなに上手いのか、どうしたらそんなに上手くなるのか・・・
気になりますよね。

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(C)飯島隆

もちろん丸谷先生はそのあたりをチェックされます。
漠然と練習するのではなく、イメージを持って、テーマを掲げて練習すると良いそうですよ。
圧倒的な技量をもっているプロの奏者からこういったハナシを引き出すの、
丸谷先生は本当に上手ですね。

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(C)飯島隆

プログラムは、次の弦楽合奏で聴かせる、J.S.バッハ「G線上のアリア」を演奏。
いきなりチェロがメロディを奏でるストコフスキー編曲版をお聴き頂きました。
オーケストラの魅力、それは弦楽器の魅力でもあります。
このコンサートの目的のひとつでもありますが、そのあたりをこの曲で感じていただけたなら、本当にうれしいのですが・・・。

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(C)飯島隆

演奏の合間の曲の紹介は、丸谷先生と下野マエストロの掛け合いで進んで行きます。
丸谷先生の話は面白過ぎます(笑)。

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(C)飯島隆

コンマス崔文洙も渡辺美穂もこの笑顔。

最後の曲、R.シュトラウス/楽劇「サロメ」より“7つのベールの踊り”は大きな編成の曲で、基本4管編成ですが、クラリネットとホルンは6本必要となります。
また、オーボエセクションでは珍しい楽器が登場する事もあり、
マエストロと丸谷先生は急遽、楽器紹介コーナーのように、色々な楽器を紹介していかれました。

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(C)飯島隆

6本を必要とするクラリネットは、E♭クラリネット 1、B♭管クラリネット 2、A管クラリネット2、バスクラリネット1をお客さまに披露。
バスクラリネットを担当する田本摂理にマエストロは、
「もう少し高く上げて、そのままじっと!」とイジメのような楽器紹介で、周囲は大爆笑。

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(C)飯島隆

オーボエには珍しい楽器が登場です。
大島弥洲夫が持ち上げている楽器はヘッケルフォーンと呼ばれる楽器。
バリトンオーボエの改良楽器です。
R.シュトラウスの曲で良く使われる楽器で、「サロメ」以外では「エレクトラ」「祝典前奏曲」「アルプス交響曲」などでも使用されています。

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(C)飯島隆

「せっかくなのでオーボエセクションで何か演奏してよ!」と丸谷先生のリクエストで、
ヘンデルの水上の音楽を4人のアンサンブルで聴かせてくれました。
それはもう、お見事でした!

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(C)飯島隆

そして始まった「サロメ」より“7つのベールの踊り”。
吹奏楽コンクールではすっかりお馴染みの曲ですね。
You Tubeでは色々な中高吹奏楽部の演奏で見ることが出来ます。

しかし、オリジナルはオーケストラの曲なのです。
ここビシッとオリジナル・管弦楽バージョンを決める必要があります。

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(C)飯島隆

管楽器の個人技が光り、打楽器が大迫力で打ち鳴らされ、弦楽器が圧倒的な音の厚みを被せていきます。

これがオーケストラです!  
中高生吹奏楽部の皆さま、いかがだったでしょうか(笑)。

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(C)飯島隆

そして、場内割れんばかりの盛大な拍手を頂きました。
もちろんアンコールです。

「2時間に及ぶ前座を楽しんで頂きました。これからがメインイベントです!」
マエストロが叫びます。
「全日本吹奏楽連盟理事長・丸谷明夫が大阪フィルを指揮します!」

丸谷先生のキビキビとした指揮は、ゲネプロ以上にスッキリした音楽を作っていきます。
そして、やはり温かいサウンドなのです。
丸谷先生の表情、最高ですね。

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21時半近くになって、コンサートは終了しました。
「めっちゃ良かった!」 「ヤバイ。最高!」
今どきの感想ですね。
しかし、オーケストラの事を気に入ってくれたようです。

「でも、“風紋”は吹奏楽の方がエエわ!」
色々な意見が飛び交うロビー。

ご来場ありがとうございました。
来年もやります! またご来場くださいね。

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楽屋の前でマエストロ、丸谷先生、瀬尾和紀さんで記念撮影をしました。

皆さまお疲れさまでした!

「スペシャル・ライブ」は終了しました。

来年も「スペシャル・ライブ」、やりますよ!
来年度は、2015年の2月の実施です。
まだ1年以上先ですね。

吹奏楽の名曲を管弦楽版で聴いて貰う、その曲は・・・
ズバリ、A.リード「春の猟犬」と、ご存知C.T.スミス「フェスティバル・バリエーション」の登場です!
メインの曲はチャイコフスキー/序曲「1812年」。

そしてゲストは、ホルンのラデク・バボラークが来てくれる事になりました!

これは今から楽しみですね。
会場のザ・シンフォニーホールでお会いしましょう!

どうぞ大阪フィルのコンサートにもおいで下さいませ。
皆さま、お待ち致しております!

(広報:H.I)

「スペシャル・ライブ~吹奏楽meetsオーケストラ~」

日 時:2015年2月6日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール 
指 揮:下野竜也 
独 奏:ラデク・バボラーク(ホルン)
司 会:丸谷明夫(大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部顧問)

曲 目:A.リード/序曲「春の猟犬」(管弦楽版)  
    R.シュトラウス/ホルン協奏曲 第1番 ホ長調 作品11
    ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲
    C.T.スミス/フェスティヴァル・ヴァリエーション(管弦楽版)  
    ペルト/カントゥス(ベンジャミン・ブリテンの追悼)
    チャイコフスキー/序曲「1812年」作品49
 
料 金:A席5,000円 、B席3,000円、C席1,500円

発売日:2014年10月7日(火)


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ウルバンスキの「春の祭典」、本日2日目です! 当日券あります!

「第474回定期演奏会」初日は大盛況のうちに終了しました。

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若きマエストロ・ウルバンスキの才気溢れる指揮には、視覚的にも魅了された方も多かったと思います。

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定期初日の模様をゲネプロの風景をご覧頂きながら紹介してまいりましょう。

1曲目にウルバンスキと同じポーランド生まれの現代作曲家ペンデレツキ/「広島の犠牲への哀歌」を演奏しました。
52名の弦楽器奏者で奏でる8分37秒の哀歌。
ゲネプロの様子はありませんが、本番では皆さま驚かれたと思います。
トーン・クラスター、いかがだったでしょうか。
戦争の悲惨さを象徴する音。
ビートルズの名曲「A Day In The Life」の中で、ジョン・レノンが「この世の終わりの音が欲しい」ということでアレンジャーがオーケストラを使ってこのトーン・クラスターを間奏で使っているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

現代曲で始まった定期演奏会は、古典へと時代を遡っていきます。
モーツァルトのピアノ協奏曲第18番の演奏風景です。

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若きマエストロとフセイン・セルメットさんの共演です。

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1音1音が見事にコントロールされた端正なピアノ。
紡ぎ出されるとても品格のあるサウンド。

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お二人はゲネプロが終わっても、色々と打ち合わせされていました。

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協奏曲第18番はモーツァルトの中でも比較的演奏機会の少ない曲ですが、素敵な曲。
なんといってもペンデレツキの後に聴くモーツァルトです。
お客さまの色々な思いが込められた拍手は、とても温かかったです。

こちらは本番を終えてとてもご機嫌な様子で戻ってこられたフセイン・セルメットさん。
カメラにニッコリ笑顔で応えて頂きました。
お疲れさまでした!

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休憩をはさんで、いよいよウルバンスキの「春の祭典」が始まりました。
言うべき事、やるべき事は全部やった。練習どおりやれば大丈夫。
そんな風に送り出される感じで本番は始まりました。

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長身、スリムでルックス良し、モデル並のマエストロがキビキビとした動きでオーケストラを自在に操ります。
長い腕を伸ばしたり広げたり、掌を広げて音を掴みにかかったり・・・。

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スタイリッシュな「春の祭典」、そんな風に言ってしまうとちょっと陳腐ですが、
単に音が大きいとか迫力があるとか、音の洪水のようだとか、
そんな言葉とは違う次元の、整然とコントロールされた音楽がホールに響きました。

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変拍子と不協和音満載の「春の祭典」です。
譜面を追いかけるだけでも大変。
いたるところにトラップが仕掛けられています。
メンバーは凄い集中力でマエストロについていきます。

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冒頭のファゴットソロを見事に吹いた久住雅人を、マエストロはいちばんに立たせて
お客さまに対して称賛を贈っていました。

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フルート、クラリネット、トランペットそして打楽器のメンバーも・・・

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オーボエ、ファゴット、トロンボーン、チューバ、ティンパニのメンバーも、
マエストロから「ブラーヴィー! ベリーナイス!」と拍手が贈られ、
お客さまに紹介されていました。

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8本のベルアップが絵になるホルンのメンバーも、

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弦楽器すべてのメンバーにも、マエストロから拍手が贈られました。

それはお客さまから頂く盛大で温かな拍手とはまた違った意味を持つものです。
一緒に厳しく密度の濃い練習をやってきた者同士だからこそ分かり合える。

お客さまからは拍手喝采、ブラヴォーの嵐が起こりました。
鳴り止まない拍手、繰り返されるカーテンコールは、マエストロがはにかみながら制する形で終了となりました。

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今回、ビオラのトップを務めていたのが、今年の10月い特別契約で入団したトプ奏者・竹内晴夫。
今回の定期でお配りしているプログラムの「大フィルの間」で、彼について紹介しています。
1プルトに竹内晴夫と小野眞優美のトップ2名が定期で並ぶのは初めての事。
ヴィオラセクションにご注目下さい。

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今月の「大フィルの間」、竹内晴夫と並んで紹介しているのは、
我らがコンサートマスター渡辺美穂。
今回は首席客演コンマス崔 文洙のサイドで弾いている彼女がコンサートマスターに就任したのは昨年の9月。
皆さまのお目に触れる機会も多い彼女ですが、大フィルに入った経緯などは・・・
「大フィルの間」をご覧下さい。

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終演後のサイン会でのマエストロです。
ファンの皆さま一人ひとりと笑顔の対応。
さっきまで厳しい表情で、あの熱い演奏をしていたマエストロと同一人物とは思えません。
本当に素敵なマエストロ、
そんなマエストロ・ウルバンスキ指揮の「春の祭典」は本日もございます。

東京公演のチケットは売り切れているようですが、コチラは当日券ございます。
初演から100年を記念して演奏するストラヴィンスキー「春の祭典」。
どうぞライブでお聴き下さい!
ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

    12月定期

「第474回定期演奏会」

日 時:12月6日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
独 奏:フセイン・セルメット(ピアノ)
曲 目:
ペンデレツキ/広島の犠牲への哀歌
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

料 金A席:6000円、B席:5000円、C席:4000円、D席、S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 14:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ウルバンスキの「春の祭典」をどうぞ! 本日定期初日です。

あっという間にリハーサル期間が過ぎて「第474回定期」初日を迎えました。
定期演奏会は本日と明日、19時からザ・シンフォニーホールで行います。

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前日リハーサルの様子を駆け足でリポートいたしましょう。
コンサートマスター崔 文洙(チェ・ムンス)のチューニングでリハーサルスタートです。
後ろにマエストロ・ウルバンスキの姿が見えますね。

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マエストロは本日も元気です。
余計な事は一切話さず、コンマス崔と握手をするとこの表情。

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そしてタクトを動かすと、ファゴットが高音でメロディー奏でます。
始まりました、「春の祭典」。

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この日もリハーサルはまずこの曲から。
激しく変化に富んだリズムや不協和音の連続。
力強く指揮するマエストロは、

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厳しい表情に変わっていきます。

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しかし頭の中は極めてクール。
奏者にきっかけやテンポ設定などを的確に指示しながら、
気になるポイントがあれば、素早く付箋をスコアに貼り付けていかれます。

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楽器の編成についてはこれまでにも紹介しました。
ホルンは迫力の8本!
その内、7番と8番の奏者は、ワーグナーチューバーを持ち替えて演奏します。

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100名近い大編成でお届けするストラヴィンスキー「春の祭典」。
ライブで聴くチャンスです。
100年前にこの曲が出来たことの奇跡を一緒に体感いたしましょう。

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今回のソリストは、ピアノのフセイン・セルメットさん。
大阪フィルとの共演は今回が2度目となります。
満面の笑みで登場されました。

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フセイン・セルメットさんと以前ご一緒したのは、
2010年11月の大植英次「ブラームス全曲演奏会Ⅲ」で、その時はブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏しました。
力強さの中にもクリアな音色が印象に残っています。

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今回演奏するのはモーツァルトのピアノ協奏曲第18番です。
比較的馴染みが薄いかもしれませんが、素敵な曲です。

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フセイン・セルメットと言えば、NHKの「スーパーピアノレッスン」の熱い指導風景を思い出す方も多いのではないでしょうか。
熱血教師のイメージのフセインセルメットさん。
「広島の犠牲への哀歌」の現代と「春の祭典」の近代という強烈な曲の橋渡しとなる役割を担うモーツァルト18番のコンチェルト。
マエストロ・ウルバンスキは、オーケストラに対して曲の表情付けを何度も指示を出していました。

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ぜひライブでお確かめ下さい。

今回の定期演奏会のチケットは、当日券を17時半から発売いたします。

どうぞお越しください。

(広報:H.I)

    12月定期

「第474回定期演奏会」

日 時:12月5日(木)、6日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
独 奏:フセイン・セルメット(ピアノ)
曲 目:
ペンデレツキ/広島の犠牲への哀歌
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

料 金A席:6000円、B席:5000円、C席:4000円、D席、S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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リハーサル2日目。‘トーン・クラスター’が鳴り響きました!

「第474回定期演奏会」リハーサル2日目をリポート致しましょう!

予定時間を目一杯使った、充実のリハーサル。

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凄い集中力で練習に臨んだメンバーもお疲れ様だったのですが、
マエストロ・ウルバンスキも大変だったと思います。

画像 17940

しかし、疲れた様子を見せることなく指揮をするマエストロ。

画像 17939

指揮は熱いですが、頭は常にクール。
音のバランスやフレージング、アーティキュレーションなどを粘り強く指示します。

画像 17944

スコアを徹底的に読み解き、作曲家の意図することを形にしていきます。
確固たる自信の表れ。
マエストロに妥協はありません。
何度も繰り返し同じ箇所をやらせるマエストロ。
マエストロのこだわりが無くなって、さーっとリハーサルが終わるとしたら・・・。
怖いですね。 見放されるということですか。

画像 17959

奏者から指揮台まで、実はとても近いのです。
「春の祭典」の5管16型の音圧をまともに浴びる事になる指揮者。
少し距離を置いたところでどう聴こえるか、
マエストロも時々指揮台を離れて指揮をされる姿が目立っていました。

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管楽器の楽器編成は昨日のブログで紹介しました。
フルートもクラリネットも5本づつ並びます。
トランペットは、上手寄りからピッコロトランペット1、トランペット4、バストランペット1が並んでいます。

画像 17961

オーボエ、ファゴットも5本ずつ。
トロンボーンは3、チューバ2、そしてティンパニも2台。

画像 17955

8本のホルンがベルアップで咆哮します!
見せ場の一つです。どうか見逃がすことのありませんように。

画像 17950

打楽器は、大太鼓、トライアングル、タンブリン、タムタム、シンバル、ギロ、アンティークシンバルなどを4人で分担します。
ご覧の写真は、トライアングルとアンティークシンバルの共演ですね。

この曲、不協和音と複雑なリズムに支配されていますが、れっきとしたバレエ音楽です。
この曲でダンサーは踊るのです。

2部構成で、「大地礼賛」と「生贄の儀式」で出来ています。
今から100年前、パリのシャンゼリゼ劇場での初演は、けが人も出るほどの大騒ぎになったそうです。

確かに今聴いてもインパクトは強いですね。

ウルバンスキの「春の祭典」は、大音量で音の洪水を浴びるといった表現よりは、メリハリの効いたとってもシャープな音楽だと思います。
個人的にこの曲は好きで、結構聴きこんだつもりですが、
変拍子のオフサイドトラップにひっかかりそうになります。

この曲はやはりライブで聴きたい曲ですね。

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今回の定期で1曲目に演奏するのは、ペンデレツキ「広島の犠牲者に捧げる哀歌」。
3度目の共演となりますが、過去の演奏会でも母国ポーランドの作曲家の曲を取り上げてきたマエストロ。
これまでに、キラル、ショパン、ルトスワフスキ、シマノフスキの曲を演奏してきました。
そして今回演奏するのがペンデレツキ。
母国愛の強いマエストロ、素敵ですね。

画像 17962

昨日に続いてリハーサル後半は、「広島の犠牲への哀歌」。
この曲は作曲当初「8分37秒」という演奏時間が、タイトル代わりでした。
演奏時間が最初から決められているって、ジルベスターコンサートのカウントダウンみたいですね(笑)。
この曲52人の弦楽器奏者で演奏されます。
指揮者は時計を見ながらきっかけを送ったりしなければいけません。
譜面台には、スコアと一緒に、大量の付箋が貼ってあります。
マエストロは気になる箇所に付箋を貼ったり、貼っていた課題が済めば外したり・・・。
一体どんなスコアなんだろって気になりませんか?

画像 17980

少しだけお目にかけましょう。
デザイン帳ではありません。オーケストラスコアです。
52人の弦楽器奏者すべての動きがここにしるされているはずなのですが・・・
ワカリマセン。

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ヴァイオリン奏者が24人。
コンサートマスター崔文洙、渡辺美穂、2ndヴァイオリン宮田華恵、田中美奈を含め総勢24人。

画像 17975

ヴィオラは今年10月にトップ奏者として入団した竹内晴夫と小野眞優美が1プルトに並び、他の8名の奏者を従えています。
トップの二人が並ぶこの光景、定期演奏会では初めての事です。
今月の定期プログラム、「大フィルの間」で竹内晴夫を取り上げています。
行きがかり上、敬称を略して呼んでいますが、この世界では大師匠クラスの方。
これまでの音楽経歴など興味深い内容です。
ぜひお読み下さい。 すみません、ハナシが逸れました。

チェロはトップ奏者近藤浩志と田中賢治が1プルトで演奏。
チェロも10名で構成されています。

画像 17969

そしてトップ奏者・新眞二が8名で構成されたコントラバスを牽引します。

実際の演奏では、1st、2nd関係なく、その都度グループ分けされた音符や音の帯を演奏します。
そこで生まれる響きは、「トーン・クラスター」と呼ばれる音の塊のなります。

このトーン・クラスタがどんな響きになるのか。
おそらく皆さまの想像の上を行くほど、恐ろしい音がします。
この響きが、戦争の恐ろしさを表現しているのでしょうか。

本番ではこの曲の後に、モーツァルトをやって、そしてストラヴィンスキー。
現代、古典、近代・・・、実にヴァラエティに富んだプログラムですね。

   12月定期

本日よりいよいよフセイン・セルメットさんもリハーサルに合流。
モーツァルトのピアノ協奏曲第18番、楽しみです。

どうぞザ・シンフォニーホールでお聴き下さい。

またリポート致します。

(広報:H.I)

「第474回定期演奏会」

日 時:12月5日(木)、6日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
独 奏:フセイン・セルメット(ピアノ)
曲 目:
ペンデレツキ/広島の犠牲への哀歌
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

料 金A席:6000円、B席:5000円、C席:4000円、D席、S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール内) 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード193-373)

お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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ウルバンスキ、大フィル会館に3度目の登場!

「第474回定期演奏会」のリハーサルが始まりました。

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今回の定期の話題は、何と言ってもこの方の指揮でしょう。

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スリムな肉体たモデルのような顔立ち。
キビキビとした動きから生まれる圧倒的なパワー!

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ポーランドの若きマエストロ、クシシュトフ・ウルバンスキです。

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ウルバンスキとの共演は今回が3度目。
はじめて共演したのは2009年11月、「第433回定期」でショスタコーヴィチの交響曲第10番でした。
そして2度目は、
2011年6月「第449回定期演奏会」でストラヴィンスキー/バレエ音楽“火の鳥”1945年版をメインで演奏。
メリハリのしっかり付いたキラキラ輝く煌びやかな‘火の鳥’。
若き天才指揮者現る!
どちらの演奏会も、大変な話題となりました。

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現在、インディアナポリス交響楽団音楽監督、ノルウェー・トロントヘイム交響楽団の首席指揮者を務めるマエストロは、来年5月には、待望のベルリンフィルデビューも決まっています。

大阪フィルとは初共演以来2年ごとに共演を重ね、良好な関係を築いています。
マエストロと今回メインで取り上げる曲は、前回に続いてストラヴィンスキー。
初演から100年を迎える「春の祭典」です。

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リハーサル初日の模様を駆け足でリポートしましょう。
今回のコンサートマスターは、首席客演コンマス崔文洙。
彼のチューニングからリハーサルスタートです。

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大編成のオーケストラで奏でる「春の祭典」。
マエストロは第1部「大地礼賛」を通して演奏させて、終わるや否や・・・

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「ブラヴィー、ブラヴィー、ベリーナイス!」と拍手をし・・・
緻密な練習が始まりました。

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冒頭の高音で奏でるファゴットのメロディ。
演奏するのはトップ奏者、久住雅人です。

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そのファゴットは4本と(4番はコントラファゴット2番持ち替え)コントラファゴット1本。
その前にはオーボエ4(4番はイングリッシュホルン2番持ち替え)、イングリッシュホルン1。
その後ろには、トロンボーン3、チューバ2が並びます。

画像 17917

下手にはフルート3(3番はピッコロ2番持ち替え)ピッコロ1、アルトフルート1。
その後ろには、クラリネット3(3番はバスクラリネット2番持ち替え)、バスクラリネット1、小クラリネット1。
後ろにはピッコロトランペット1、トランペット4(4番はバストランペット持ち替え)。

画像 17928

珍しいアルトフルートを吹くのは野津臣貴博です。
「春の祭典」ではこのアルトフルートが大活躍します。
アルトフルートが活躍する曲としては、ラヴェル「ダフニスとクロエ」やホルストの「惑星」、ショスタコーヴィチ交響曲第7番などが有名。

画像 17915

ちょっと見えずらいのですが、ホルンも大活躍します。
ホルンは8本が並び、そのうち7番、8番はワーグナーチューバ持ち替え。
ベルアップして咆哮するところは、ビジュアル的にも格好良いっですよ!

弦楽器はもちろん1stヴァイオリン16型の弦五部編成。
そして、忘れてはいけないのは打楽器です。

画像 17934

ティンパニ2、大太鼓、トライアングル、タンブリン、タムタム、シンバル、ギロ、アンティークシンバルなど、色々な打楽器が登場します。
2台のティンパニ、そしてバスドラムが大音量で刻むリズム。
心が震えます。

大迫力のオーケストラサウンドが体感出来る「春の祭典」。

聴きどころ満載ですが、まずは楽器の編成を紹介しました。

今回のプログラム、前半は現代曲、ペンデレツキ「広島の犠牲への哀歌」とモーツァルト/ピアノ協奏曲第18番というバラエティに富んだものです。

ペンデレツキ「広島の犠牲への哀歌」は、52人の弦楽器群で演奏されます。
ヴァイオリン24、ヴィオラ10、チェロ10、コントラバス8と人数も決まっています。
この構成で演奏する音楽とは・・・
またご紹介します。

そして、今回のもう一つのお楽しみはトルコ出身、フセイン・セルメットです。
1955年生まれなので60前と、いちばん油の乗ったピアニストです。
NHKの「スーパーピアノレッスン」では、情熱的な指導で話題になりました。
今回のモーツァルトの18番の協奏曲、あまり知られていないかもしれませんが名曲です。

この曲も、ソリストが合流次第、ご紹介させて頂きます。

    12月定期

12月定期演奏会、「第九」モードに浸る前に“春の祭典”を聴きながら、
この曲が100年も前に作られ、演奏されたことの奇跡を実感して頂きたいです。

当日券、ございます!
ザ・シンフォニーホールで皆さまをお待ちしております。

(広報:H.I)

「第474回定期演奏会」

日 時:12月5日(木)、6日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
独 奏:フセイン・セルメット(ピアノ)
曲 目:
ペンデレツキ/広島の犠牲への哀歌
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

料 金A席:6000円、B席:5000円、C席:4000円、D席、S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール内) 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード193-373)

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