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2013年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年01月

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今年1年、たいへんお世話になりました。

激動の2013年もあと少しで終わろうとしています。
今年も大阪フィルは、皆さまのご声援に支えられてここまでやって来られました。
あらためてこの場を借りて御礼申し上げます。

色々な事があった大阪フィル同様、関西エンタメシーンにも大きな出来事が有りました。
今年いちばんのニュースは、フェスティバルホールがオープンした事ではないでしょうか。
2008年、大阪フィル「第9シンフォニーの夕べ」で50年の歴史に幕を閉じた旧フェスティバルホール。
ファンの皆さま、音楽関係者の皆さまが待ち望んだフェスティバルホールのオープニング記念式典に、大阪フィルはお声掛け頂き、記念演奏を致しました。

(フェスティバル開業記念式典での演奏風景)
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日本を代表するバス歌手の妻屋秀和さんをゲストに迎え、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕より“マイスターをさげすんではならぬ”や「威風堂々」などを演奏。
オーケストラとして記念すべき最初の演奏をさせて頂きました。

そして、新生フェスティバルホールで「大阪国際フェスティバル」が再開です。

(大植英次・桂冠指揮/マーラー交響曲第2番「復活」カーテンコール風景)
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 (C)飯島隆

オープニングシリーズで、桂冠指揮者・大植英次指揮マーラー「復活」を演奏。
超満員のお客さまから拍手喝采、ブラヴォーの嵐を頂きました!

この時点ではまだ来年度から大阪フィルが定期演奏会を、
フェスティバルホールで行う事は決まっておりませんでした。

その事を対外的にオープンしたのは、来年度から首席指揮者に井上道義氏の就任が決まり、記者発表をした9月26日の事でした。

(井上道義 首席指揮者就任記者発表会から 9/26)
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(C)飯島隆

「一緒に頑張りましょう!」と井上道義マエストロと、フェスティバルホールの西部支配人ががっちり握手。

(コンサートオペラ「青ひげ公の城」演奏風景)
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(C)飯島隆

首席指揮者就任が決まった井上マエストロが発表後最初にフェスティバルホールで指揮をしたのが、コンサートオペラ形式でお届けした「青ひげ公の城」でした。

この公演の少し前には「大阪クラシック」も開催。

(大阪クラシック最終公演のアンコールで“八木節”を指揮する大植プロデューサー)
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(C)飯島隆

1週間で100公演、過去最高の52,800人の入場者を記録しました。

この「大阪クラシック」のPRイベントの一環として・・・

(長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅のギャラリーメトロ心斎橋で弦楽四重奏で演奏)
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初めて地下鉄の構内で弦楽四重奏を演奏しました。
メンバーは、1stヴァイオリン三瀬麻起子、2ndヴァイオリン横山恵理、チェロ石田聖子、ヴィオラ岩井英樹。

同じようにコンサートホール以外では・・・

(キンチョウスタジアムで金管五重奏を演奏 8/17)
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同じ大阪市西成区に練習場を構えるセレッソ大阪の試合に、キンチョウスタジアムで金管五重奏を演奏しました。
こちらのメンバーは、トランペット篠崎孝、エキストラ西馬健史さん、ホルン藤原雄一、トロンボーン エキストラ菅崎誉さん、チューバ川浪浩一。

そして、昨年グランドオープンした阪急百貨店 阪急うめだ本店の1周年イベントでは、

(阪急うめだ本店9階「祝祭広場」での演奏風景)
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9階の「祝祭広場」でヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオで演奏しました。
出演はコンサートマスター田野倉雅秋、チェロトップ奏者・近藤浩志、ピアニスト永野沙織さん。
今年の「大阪クラシック」でも大人気となったトリオの演奏が話題を呼びました。


私たちの練習場、大阪フィルハーモニー会館メインホールでの活動としては、
8月には、公募による公開リハーサルを実施しました。

(チャイコフスキー交響曲第4番のリハーサル風景)
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普段はお見せしないオーケストラのリハーサル風景をこの日は特別に解説を交えて実施。指揮者は船橋洋介さん。

そして、
一般財団法人共済記念文化財団主催の「親子で楽しむクリスマスコンサート」では、

(「親子で楽しむクリスマスコンサート」演奏風景)
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300人の親子連れの方を無料でご招待しました。

奏者の息遣いまでも聞こえるほど近い距離で聴く事が出来る大フィル会館。
フェスティバルホールやザ・シンフォニーホールとは違った響きで聴く大阪フィルの音楽を、これからも皆様にお届けいたします。

色々な事があった2013年ですが、コンサートのラストは

(2014年「第9シンフォニーの夕べ」カーテンコール風景) 
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(C)飯島隆

フェスティバルに会場を戻して行った「第9シンフォニーの夕べ」でした。
指揮は井上道義マエストロ。
フェスティバルホール2日間は超満員!
来年からの大阪フィルにとって模範的なコンサートとなりました。

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さあ、いよいよ大阪フィルにとって正念場となる2014年を迎えます。
オーケストラも事務局も一体となり、井上マエストロとともに、
皆さまに熱い音楽をお届けいたします。

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(C)飯島隆

どうぞ2014年も大阪フィルに盛大なご声援をよろしくお願い申し上げます。

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皆さまにとって素晴らしい新年をお迎えください!

(広報:H.I)

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| お知らせ | 23:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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フェスティバルホールでの恒例の「第9」、もう1日ございます!

「第9シンフォニーの夕べ」初日は、大変な盛り上がりの中終了しました。

2008年以来となるフェスティバルホールでの「第9」。
久し振りのフェスティバルホールの「第9」では、懐かしい演出も復活しました。
初日の模様を駆け足リポートいたします。

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大阪フィル会館で作り込んできた井上道義マエストロの「第9」。
フェスティバルホールに場所を移し、細かなサウンドチェックが行われました。
マエストロの意図するところをよく理解しているコンマス崔 文洙が、オーケストラに指示しています。
ゲネプロが始まりました!

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フェスティバルホールの響きを誰よりも信じているマエストロ。
イメージする「第9」がホールに鳴り響くように、こだわりの音楽作りに妥協はありません。

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結果、3層構造2700席の大きなホールの隅々まで“歓喜の歌”が鳴り渡りました。

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人気、実力を兼ね備えた日本を代表するソリストの皆さま。
左からソプラノ小林沙羅さん、アルト小川明子さん、テノール福井敬さん、バリトン青山貴さん。

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ソリストの皆さまの見事な歌声に負けることなく、
大阪フィルハーモニー合唱団のコーラスは綺麗に楽器と混ざり
お客さまに年末の慌ただしさを忘れる、束の間の「歓喜の歌声」をお届けできるのではないでしょうか。
これなら大丈夫!
ゲネプロは終了。 本番が楽しみになってきました。

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そして本番です。
井上マエストロが入ってきました。
お客さまにご挨拶をして、演奏が始まりました。

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第1楽章から第3楽章まで熱い演奏が続きます。
合唱団は曲の始めからステージに座っていますが、ソリストは2楽章終わりで入場してきました。
第3楽章と第4楽章はアタッカで続けて演奏されます。

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オーケストラサウンドに、ソリストと合唱団の人間の声が上手く混ざります。
これが「第9シンフォニー」の醍醐味ですね。

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Götterfunken  Götterfunken!
合唱が歌い終わった後からどんどんテンポアップしていき、全曲終了です!

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演奏終了と同時に起こる、拍手喝采、ブラヴォーの嵐。
さあ、感動のカーテンコールが始まりました。

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ソリストの皆さまにもお客さまから盛大かつ温かな拍手が起こっています。

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そして、頑張った合唱団!
彼らにもお客さまから割れんばかりの拍手。

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そして、ソリストの皆さまや、合唱指揮者・本山秀殻さんも拍手を贈っていました。

この後ステージでは、フェスティバルホールの「第9」お馴染みの演出、
合唱団による“蛍の光”が歌われていました。
その様子をマエストロもソリストの皆さまも誰も帰ることなく見守っていました。
そして歌い終わったのを見計らって・・・

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楽屋に戻っていかれる皆さまにこの写真を撮影させて頂きました。
コンサートマスター崔 文洙、アルト小川明子さん、井上マエストロ、ソプラノ小林沙羅さん、バリトン青山貴さん、テノール福井敬さん。
皆さまとても素敵な表情です。

「皆さま、どうもお疲れさまでした。もう1日よろしくお願いします!」

ということで、「第9シンフォニーの夕べ」初日は終了致しました。
フェスティバルホールの「第9」はもう1日ございます。

2日目のチケットは、バルコニーボックスや見切りの席など、20枚程度販売する予定です。
当日券は18時よりホールにて販売します。
朝からお問合せも多数頂いております。
すぐに完売が予想されますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」
日 時:12月30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
 
料 金:A席:6000円、B席4500円  C席、D席、Box席:は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

<お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890


| 演奏会 | 13:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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本日「第9シンフォニーの夕べ」初日。 チケットは完売です!

大阪フィル年末恒例の「第9シンフォニーの夕べ」は、いよいよ本日と明日開催です。
ソリストの皆さまと合唱団と一緒に行った、前日リハーサルをリポートしましょう。

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この日、リハーサルに先駆けて、ソリストの皆さまと井上マエストロによる調整が行われていました。
もちろん実力派ソリストの皆さまですが、井上マエストロの曲の解釈を聞くのはこのタイミングが初めて。
マエストロの注文を聞かれて、しっかり修正されていました。

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コンサートマスターは首席客演コンマス崔 文洙(チェ・ムンス)。
彼のチューニングからリハーサル開始です。

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今年の「第9シンフォニーの夕べ」を指揮するのは、井上道義マエストロ。

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第4楽章、喜びの歌のテーマが出る少し前から、スタートです。

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すぐにバリトンソロが始まりました。
バリトンは二期会所属で、人気ユニットIL DEVUのメンバーでもある青山貴さん。
一昨年のヴィンシャーマン指揮「ヨハネ受難曲」でも圧倒的な低音ボイスを聴かせて下さいました。
青山さんの「フロイデ!」に対し、合唱団は「フロイデ!」で応えます。
そして、大合唱に発展し、
Alle Menschen werden Brüder  Wo dein sanfter Flügel weilt
「優しき羽に抱かれて、全ての人々は兄弟となる」
と締め括ります。

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ソリストの皆さまをご紹介いたしましょう。
左からソプラノ小林沙羅さん、アルト小川明子さん、テノール福井敬さん、バリトン青山貴さん。
皆さん、人気と実力を兼ね備えた日本を代表するオペラ歌手です。

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大阪フィルとの共演回数も多いテノールの福井敬さんは、現在もっとも脂の乗ったテノール。
今年、イタリア・ボローニャ歌劇場との提携公演『椿姫』アルフレード、東京二期会『ホフマン物語』ホフマン、東京二期会『ワルキューレ』(神奈川県民ホール・びわ湖ホール共同制作)ジークムントと話題の公演での主演が続きました。
今年の「新春名曲コンサート」のトゥーランドット「誰も寝てはならぬ」が忘れられません。
そんな福井さんと一緒に
Laufet, Brüder, eure Bahn  Freudig, wie ein Held zum Siegen
「兄弟たちよ、自らの道を進みなさい 喜びあふれる英雄のように」
と歌える男声メンバー、幸せですね。

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マエストロはオーケストラ同様、合唱団にも細かく指示を出されます。

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ドイツ語の発音も強弱記号についても的確な指示が飛びます。
「うーん、それじゃフォークソングのようだ。」
笑いを誘いながら、きちんと合唱団をマエストロのイメージするところに持って行かれます。

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今年創立40周年を迎えた大阪フィルハーモニー合唱団。
男声、女声それぞれ30人~40人ほどと、バランスのとれた人数ですが、総勢140人ほどと決して大編成の合唱団ではありません。
びわ湖ホールで開催した「KEIBUN第九」の合唱団は300人ほどの大合唱でした。

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決して人数は多くないもののしっかり声が出ていて、シラー、ベートーヴェンが語る人類愛をお聴き頂けると思います。

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スター級のソリストたちともしっかり渡り合っていた合唱団。
通算216回、217回目の合唱団の「第9」をご堪能いただきたいと思います。

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本番のフェスティバルホールのステージで、オーケストラ、合唱、ソリストの音のバランスをどうとるか。
マエストロの腕の見せ所ですね。

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今年の「第9シンフォニーの夕べ」は、大阪フィルハーモニー合唱団創立40周年記念と銘打って行います。
当日お配りするプログラムには、合唱団の歴史が写真入りで紹介してあります。
大フィル合唱団の歴史は、大阪フィルの歴史。
日本初のオーケストラ専属合唱団として40年の歳月を歩んできた大フィル合唱団。
先月はブリテンの「戦争レクイエム」で悪戦苦闘していた合唱団。
来年にはヴィンシャーマンとの「マタイ受難曲」も決まっています。
どうぞこの機会にチェックしてみてください。

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本日の「第9シンフォニーの夕べ」はチケット完売しています。
当日券はございません。
あす30日のチケットは少しだけ残っております。

大阪フィル・チケットセンターの年内の営業は終了しておりますので、
フェスティバルホールチケットセンター06ー6231ー2221へお問い合わせください。
直接フェスティバルホールの窓口でもお買い求めいただけます。

では、フェスティバルホールでお待ちしています。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」
日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
 
※29日は完売! 
 残りは30日のみ数枚。
料 金:A席:6000円のみ残券あり B席、C席、D席、Box席:は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

<ご予約・お問い合わせ>
フェスティバルホールチケットセンター:06-6341-2221


| 演奏会 | 08:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今シーズン最後の「第9シンフォニー」が練習場に鳴り響きました!

1年を締め括る「第9シンフォニーの夕べ」のリハーサルが始まりました。

大阪フィルにとって「第9」は特別な曲。
朝比奈時代から数えて、今回の「第9」が714回目と715回目の「第9」となります。

昨年アップした『大阪フィルの「第9」の歴史』のブログはコチラをご覧ください


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今年の「第9」を指揮するのは、井上道義マエストロ。
来シーズンから首席指揮者に就任が決まっているマエストロが、新たな本拠地となるフェスティバルホールで指揮をするベートーヴェンの歓喜の歌「第9シンフォニー」。
ありがたいことに、2500席のフェスティバルホール2日間がほぼ完売!
これとは別に、やはり井上マエストロとの共演でザシンフォニーホールで行われた「躍動の第九」も、立ち見まで含めて完売でした。

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大阪のクラシックマーケットで6700席が完売!!!
たとえ年末恒例の「第9」だとしても、これは嬉しい事です。
来年度の定期演奏会を考えても大変励みになります。
これは演奏でお客さまに感謝の思いを伝えるしかありません。

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この日のリハーサルはオーケストラだけで行われました。
第3楽章の天国的な美しさを持つ音楽から始まったリハーサル。
マエストロの緻密かつ丁寧な指示で音楽が変わっていきます。
強弱、フレージング、アーティキュレーション、etc。

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「弦楽器が音楽の背骨になるので・・・」
マエストロの真剣勝負を思わせる練習は、続いていきました。

本日のリハーサルはソリストの皆さまも合流されます。
豪華ソリスト陣は、ソプラノ小林沙羅さん、アルト小川明子さん、福井敬さん、青山貴さん。
小林沙羅さんとは、2011年の新春名曲コンサートでご一緒しています。
小川明子さんは2011年「453回定期」のマーラー“大地の歌”で、ナタリー・シュトゥッツマンの代役で歌って頂きました。
福井敬さんは、2011年の「新春名曲コンサート」では小林沙羅さんとご一緒に、そして昨年の「第9」、今年の「新春名曲コンサート」でもご一緒しています。
青山貴さんとは、2012年「第459回定期」のJ.S.バッハ“ヨハネ受難曲”でご一緒しています。

皆さま、日本を代表するオペラ歌手ですし、大阪フィルとの共演実績もお有りです。
それぞれに素晴らしい音楽作りでご一緒した、ぜひ再び共演したい!と望んだ方たちばかり。

ここに、大阪フィルハーモニー合唱団が加わります。

前日リハーサルの様子もリポートいたします。

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「第9シンフォニーの夕べ」、チケットは29日は既に完売!
30日は、ステージが少し見切れるお席と、バルコニーボックス席を急きょ開放致しました。
大阪フィルチケットセンターは本日13時以降は営業時間外となるため、フェスティバルホールチケットセンター(06-6231-2221)にお問合せくださいませ。
29日の営業時間中(10時~18時)に予約を受け付けるのと、初日29日の公演終了後まで、ホールチケットセンター窓口で販売しています。

フェスティバルホールのゴージャスな雰囲気の中、2013年を締め括る「歓喜の歌を」皆さまとご一緒に楽しみましょう。
ご来場をお待ちしております。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」
日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
 
※29日は完売! 
 残りは30日のみ数枚。
料 金:A席:6000円のみ残券あり B席、C席、D席、Box席:は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

<ご予約・お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221

| 演奏会 | 12:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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来年度の総合パンフレット(定期演奏会のご案内)が出来ました!

大阪フィルの来年度の総合パンフレット(定期演奏会のご案内)がようやく完成し、
先週のザ・シンフォニーホール「躍動の第九」から配布を始めました。

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来年度より首席指揮者就任が決まっている井上道義マエストロが、肖像画のようなタッチでにこやかに笑っている表紙が印象的な仕上がりとなっています。

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表4は、フェスティバルホールの楽屋で本番前にスコアの最終チェックをされているマエストロの姿を、遠くからカメラで抜いた映像を使用。
あまり見ることのないマエストロの姿が、臨戦態勢の緊張感をともなって映るのではないでしょうか。

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中面には、定期演奏会の情報を掲載しました。
井上道義 首席指揮者就任披露演奏会となる「第477回定期演奏会」のショスタコーヴィチ交響曲第4番から始まるシリーズは、指揮者もソリストも豪華な布陣が揃いました。

全10回の定期のうち、首席指揮者・井上道義が就任披露演奏会と10月にチャイコフスキー4番をメインにしたプログラムの2回を指揮。
桂冠指揮者・大植英次が大曲マーラー交響曲第6番「悲劇的」を指揮します。
元首席指揮者・秋山和慶はR.シュトラウス「家庭交響曲」を、下野竜也はヒンデミット「画家マティス」をメインにバラエティに富んだプログラムを披露。
イオン・マリン、ユベール・スダーン、クリスチャン・ヤルヴィ、クラウス・ペーター・フロールも得意な曲を引っ提げてそれぞれ1回指揮台に立ちます。
特筆すべきは、94歳のヘルムート・ヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」。

(第459回定期演奏会J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」演奏風景)
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(C)飯島隆

遂に念願が叶って「マタイ」での共演が決まりました。
マエストロの年齢を考えても、感動的な演奏会になる事は間違いないと思われます。

注目のソリスト、ピアノでは・・・
巨匠アルド・チッコリーニがサン=サーンスの5番「エジプト風」を演奏。
ショパンコンクールの覇者はなんと二人登場で、ダン・タイソンはショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏していただけることになりました。
もう一人は、ユリアンナ・アヴデーエワで、プロコフィエフの3番の協奏曲を演奏。

ヴァイオリンでは、チャイコフスキーコンクールの覇者、神尾真由子がやはりチャイコフスキーの協奏曲を演奏していただけることになりました。
そしてクリスチャン・ヤルヴィとの組み合わせで、期待の若手奏者・三浦文彰がハチャトゥリアンの協奏曲を共演します。

他では、チェロの名手ジャン・ワンがヴァイオリンのクララ・ジュミ・カンと一緒に、ブラームスの二重協奏曲を演奏することが決まりました。

前述のヴィンシャーマン指揮「マタイ受難曲」では、ほぼ前回の「ヨハネ受難曲」の時のソリストが集結しますが、福音史家がマエストロの信頼の厚いヤン・コーボウに代わります。


定期演奏会の会場がフェスティバルホールに変わるタイミングで、いくつか変更点がございます。

・新たに前売段階から学生席を発売することにしました。
フェスティバルホールの3階席は、将来の音楽文化を支えていくたくさんの学生の皆さまが、大阪フィルの音楽に触れることの出来る場にしたいと考え、1000円という格安料金でご提供させていただくことにいたしました。
それにともなって、従来の「学生・シニア当日券」は廃止させていただくことといたしました。

・ザ・シンフォニーホールでは3階バルコニー席の2列目が、ステージが見えないためD席として販売していましたが、フェスティバルホールではどの席からも良くステージが見えますので、D席は設けないことといたしました。

・来年、定期1回券の一般発売日である2月4日(火)から、大阪フィルが主催するフェスティバルホールとザ・シンフォニーホールの演奏会のチケットが、24時間いつでもオンラインで購入できるようになります。座席が選べてセブンイレブンやファミリーマートでの引取りが可能。もちろんクレジット決済や郵送も出来ます。

来年度定期演奏会の座席制度や料金についてはコチラをご覧ください


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自主公演の情報もすべて掲載しております。
来年度の大阪フィルは、今年に比べ自主公演が随分多くなります。

「マチネ・シンフォニー」や「第9シンフォニーの夕べ」、「新春名曲コンサート」、「親子のためのオーケストラ体験教室」などの定番コンサートのほか、「京都特別演奏会」、「神戸特別演奏会」は来年度も実施。
「京都特別演奏会」は金聖響指揮、ソリストにピアノのファジル・サイを迎えます。
「神戸特別演奏会」は「第466回定期」で大変好評を博した準・メルクルを再び迎え、児玉桃のピアノで名曲サン=サーンスの協奏曲第2番、そしてメインの「エロイカ」他をお届け致します。

そして、新たに「兵庫県立芸術文化センター特別演奏会」も開催することになりました。
こちらは、井上道義指揮でブルックナー交響曲第8番を演奏。
とても楽しみです。

その他には、コンサート×バレエ「祝祭のボレロ」と銘打って、東京バレエ団と一緒に、クラシックコンサートとバレエの魅力を一度に味わえる企画を立ち上げます。
この企画は、首席指揮者に就任する井上道義が中心となって動いています。
今年お届けした圧倒的なコンサート・オペラ「青ひげ公の城」に代わる企画となります。

(コンサート・オペラ「青ひげ公の城」演奏風景)
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(C)飯島隆

すっかり定着してきた感のある「スペシャル・ライブ」~吹奏楽meetsオーケストラ~には、ホルンのラデク・バボラークの出演が決まりました!
この日のために管弦楽版へ編曲を施してお聴きいただく曲は、スミスのフェスティバル・バリエーションに決定。
ブラスキッズの歓喜する表情が目に浮かびます(笑)。

5年に亘って継続してきた「マチネ・シンフォニー」、もちろん続けますよ!
VOL11ではオリヴィエ・シャルリエのヴァイオリンでベートーヴェンの協奏曲を。
VOL12では、マリオ・ブルネロのチェロでドヴォルザークの協奏曲を演奏!

そして、新たなシリーズ企画が立ち上がります。

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大阪フィルとザ・シンフォニーホールが一緒に立ち上げる共同企画、その名も「ソワレ・シンフォニー」。
マチネ(フランス語で昼の公演の意味)が有るのなら、ソワレ(フランス語で夜の公演の意味)が有っても、といった
安直なハナシではないのですが・・・

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そのあたりのハナシをしっかり説明したくて、記者発表会を開催しました。
年末の忙しい中にもかかわらず、音楽記者の方にたくさん集って頂きました。

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前には、ザ・シンフォニーホールのゼネラルマネージャー・喜多弘悦氏(センター)、ザ・シンフォニーホール・栗田聖子氏(右)、大阪フィルの演奏事業部長・福山修が座り、和やかな雰囲気で記者発表会は進んでいきました。

ソワレ・シンフォニーとは・・・

現在、平日のクラシックコンサートは19時開演が一般的ですが、会社勤めの方にとって19時までにコンサートホールに入るのは難しい場合も多いことかと思います。
かといって遅く始まると帰りも遅くなり、食事をする時間も無く帰宅。
これでは味気なさ過ぎます。
「ソワレ・シンフォニー」の開演時間は少し遅めの19時30分。
休憩を入れずに、20時半過ぎには終了する約1時間のコンサートです。
しかも曲目は交響曲と小品で構成された聴き応えのあるプログラム。
初年度は、日本を代表する実力派指揮者 高関 健、尾高忠明、外山雄三、大山平一郎が、得意とするマーラー、エルガー、チャイコフスキー、ブラームスの交響曲第1番を特集いたします。
本格的な交響曲を3500円均一の料金で聴けるのは大変お得。
普段なかなかコンサートに行く時間がないという方々に、是非ライブで生のクラシック音楽を体験していただきたいと思います。

定期の会場はフェスティバルホールに移行しますが、ザ・シンフォニーホールでも面白いことをやって行こうと思っています。
「ソワレ・シンフォニー」はその第一弾。
これからも大阪フィルの動きにご注目してくださいね。 

定期と自主公演の詳細は以下をご覧ください。


【大阪フィルハーモニー交響楽団 2014年度 定期演奏会】
会場:フェスティバルホール

第477回 2014年4月4日(金)19:00開演・4月5日(土) 15:00開演
指揮:井上道義 独奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
曲目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 
   ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43

第478回 2014年5月28日(水)19:00開演・5月29日(木)19:00開演
指揮:イオン・マリン
曲目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
   ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

第479回 2014年6月26日(木)19:00開演・6月27日(金)19:00開演
指揮:下野竜也 独奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
曲目:ラヴェル/古風なメヌエット
   サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103 「エジプト風」
   ブルックナー/序曲 ト短調
   ヒンデミット/交響曲 「画家マティス」

第480回 2014年7月18日(金)19:00開演・7月19日(土)15:00開演
指揮:ユベール・スダーン
曲目:シューベルト/交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
   ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」

第481回 2014年9月25日(木)19:00開演・9月26日(金)19:00開演
指揮:大植英次
曲目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

第482回 2014年10月23日(木)19:00開演・10月24日(金)19:00開演
指揮:井上道義 独奏:ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
曲目:ショスタコーヴィチ/ロシアとキルギスの主題による序曲 作品115
   プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26 
   チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

第483回 2014年11月22日(土)15:00開演・11月24日(月・祝)15:00開演
指揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
独唱:ヤン・コーボウ:福音史家、三原 剛:イエス
   秦 茂子(ソプラノ)、福原寿美枝(アルト)、櫻田 亮(テノール)、
   青山 貴(バリトン)、森 雅史(バス)
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団 和歌山児童合唱団
曲目:J.S.バッハ/マタイ受難曲 BWV.244

第484回 2015年1月30日(金)19:00開演・1月31日(土)15:00開演
指揮:秋山和慶 独奏:ダン・タイソン(ピアノ)
曲目:ヴォーン=ウィリアムズ/劇付随音楽「すずめばち」序曲
   ショパン/ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
   R.シュトラウス/家庭交響曲 作品53

第485回 2015年2月20日(金)19:00開演・2月21日(土)15:00開演
指揮:クリスチャン・ヤルヴィ 独奏:三浦文彰(ヴァイオリン)
曲目:エネスコ/ルーマニア狂詩曲 第1番 イ長調
   ハチャトゥリアン/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
   ラフマニノフ/交響的舞曲 作品45

第486回 2015年3月20日(金)19:00開演・3月21日(土)15:00開演
指揮:クラウス・ペーター・フロール 
独奏:クララ=ジュミ・カン(ヴァイオリン)、ジャン・ワン(チェロ)
曲目:ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
   ドヴォルザーク/交響曲 第8番 ト長調 作品88 ほか


料金 A席 B席 C席 BOX席
 年間会員(10回)45,000円 37,000円 30,000円 58,000円
 半期会員(5回) 24,000円 20,000円 16,000円 30,000円
  一回券会員割引  4,800円 4,000円 3,200円 6,000円
  一回券定価   6,000円 5,000円 4,000円 7,000円

発売日   年間・前期連続券2014年1月14日(火) 
     前期1回券(一般)2014年2月4日(火)
       後期新規連続券2014年7月15日(火)  
     後期1回券(一般)2014年8月5日(火)
 

【大阪フィルハーモニー交響楽団2014年度 自主公演】

「マチネ・シンフォニーVol.11」 ザ・シンフォニーホール 2014年5月21日(水)14:00開演
指揮:井上道義 独奏:オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
曲目:ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
   ブラームス/交響曲 第2番 二長調 作品73

「マチネ・シンフォニーVol.12」 ザ・シンフォニーホール 2014年11月13日(木)14:00開演
指揮:井上道義 独奏:マリオ・ブルネロ(チェロ)
曲目:ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
   ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」

料金:セット券 A席6,000円 B席4,000円
     1回券 A席4,000円 B席3,000円
発売日:2公演セット:2014年1月21日(火)
      Vol.11 :2014年2月25日(火) Vol.12:2014年7月22日(火)


「神戸特別演奏会」  
日時:2014年7月6日(日)15:00開演
会場:神戸国際会館大ホール
指揮:準・メルクル  独奏:児玉桃(ピアノ)
曲目:サン=サーンス/交響詩「死の舞踏」作品40
  サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22
   ベートーヴェン/交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
料金:A席5,000円 B席4,000円 C席3,000円  発売日:2014年3月25日(火)

「親子のためのオーケストラ体験教室」 
日時:2014年8月2日(土)・3日(日) 各日11:00開演/14:00開演
会場:大阪フィルハーモニー会館メインホール
指揮とお話:円光寺雅彦
曲目:J.シュトラウスⅡ世/ポルカ「雷鳴と稲妻」
   楽器紹介コーナー/オーケストラの楽器を触ってみよう/指揮者コーナー
   演奏体験コーナー/オーケストラと一緒に歌おうコーナー
   外山雄三/管弦楽のためのラプソディー
料金:1,000円(全自由席・チケットは0歳のお子様から必要です)
発売日:2014年6月3日(火)

「3大交響曲の夕べ」 
日時:2014年8月10日(日)17:00開演
会場:フェスティバルホール
指揮:小林研一郎
曲目:シューベルト/交響曲 第7番 ロ短調 D.759「未完成」
   ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
   ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
料金:A席6,000円 B席3,000円 Box席8,000円
発売日:2014年4月22日(火)

「京都特別演奏会」  
日時:2014年10月18日(土)15:00開演
会場:京都コンサートホール
指揮:金 聖響 独奏:ファジル・サイ(ピアノ)
曲目:モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
   モーツァルト/ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
   チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
料金:S席5,000円 A席4,000円 B席3,000円(学生券は半額) 発売日:2014年6月10日(火)

「コンサート×バレエ」“祝祭のボレロ” 
日時:2014年12月2日(火)19:00開演
会場:フェスティバルホール 
指揮:井上道義 共演:上野水香(東京バレエ団プリンシパル)、東京バレエ団
曲目:プロコフィエフ/バレエ音楽「シンデレラ」作品87 より(オーケストラ演奏のみ)
   ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲(バレエ付)
   ラヴェル/ボレロ(バレエ付:ベジャール版)
料金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円 Box席7,000円  発売日:2014年8月26日(火)

「第9シンフォニーの夕べ」  
日時:2014年12月29日(月)・30日(火)19:00開演
会場:フェスティバルホール
指揮:ユベール・スダーン 
独唱:秦茂子(ソプラノ)・福原寿美枝(アルト)・福井敬(テノール)・河野克典(バリトン)
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
料金:A席6,000円 B席4,500円 C席3,000円 Box席7,000円
発売日:2014年10月7日(火)

「新春名曲コンサート」
日時:2015年1月10日(土) 15:00開演
会場:フェスティバルホール
指揮:円光寺雅彦 独奏:未定
曲目:未定 料金:未定  発売日:2014年10月7日(火)

「兵庫県立芸術文化センター特別演奏会」  
日時:2015年1月24日(土) 時間未定 
会場:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
指揮:井上道義
曲目:ブルックナー/交響曲 第8番 ハ短調 作品108
料金:未定  発売日:未定

「スペシャルライブ」〈吹奏楽meetsオーケストラ〉 
日時:2015年2月6日(金)19:00開演
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:下野竜也 独奏:ラデク・バボラク(ホルン)
司会:丸谷明夫(大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部顧問)
曲目:A.リード/序曲「春の猟犬」(管弦楽版) 
   ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲
   R.シュトラウス/ホルン協奏曲 第1番 ホ長調 作品11
   C.T.スミス/フェスティヴァル・ヴァリエーション(管弦楽版)
   ペルト/カントゥス(ベンジャミン・ブリテンの追悼)
   チャイコフスキー/序曲「1812年」作品49
料金:A席5,000円 B席3,000円 C席1,500円   発売日:2014年10月7日(火)

大阪フィル×ザ・シンフォニーホール〈ソワレ・シンフォニー〉Vol.1
日時:2014年4月16日(水) 19:30開演
会場ザ・シンフォニーホール
指揮:高関健
曲目:マーラー/交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」  他
料金:全席指定3,500円  発売日:2014年1月21日(火)

大阪フィル×ザ・シンフォニーホール〈ソワレ・シンフォニー〉Vol.2
日時:2014年7月31日(木) 19:30開演
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:尾高忠明
曲目:エルガー/交響曲 第1番 変イ長調 作品55  他
料金:全席指定3,500円  発売日:2014年4月22日(火)

大阪フィル×ザ・シンフォニーホール〈ソワレ・シンフォニー〉Vol.3
日時:2014年10月15日(水) 19:30開演
会場:ザ・シンフォニーホール
会場指揮:外山雄三
曲目:チャイコフスキー/交響曲 第1番 ト短調 作品13 「冬の日の幻想」  他
料金:全席指定3,500円  発売日:2014年7月22日(火)

大阪フィル×ザ・シンフォニーホール〈ソワレ・シンフォニー〉Vol.4
日時:2015年1月15日(木) 19:30開演
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:大山平一郎
曲目:ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68  他
料金:全席指定3,500円  発売日:2014年10月21日(火)


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第九シーズン佳境。 岐阜羽島、神戸でも、声高らかに「フロイデ!」

年末恒例の「第九」シーズンも終盤戦を迎えました。

オーケストラは、岐阜県羽島市文化センター「第九クリスマス特別演奏会」、ザ・シンフォニーホール「躍動の第九」、神戸国際会館「第九コンサート」と3日連続「第九」を演奏。
昨日、ご報告した「躍動の第九」以外の二つの「第九」を、リポートいたしましょう。

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まずは、昨日の「神戸第九コンサート」から。
コンサートマスター田野倉雅秋のチューニングで本番スタートです。

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この日の指揮者は、朝比奈時代に首席指揮者を務めていただいていた秋山和慶さん。

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合唱団とソリストは2楽章終了と同時に入場してきました。
合唱団の入場パターンとしては、1楽章最初から座っているケースと2楽章終了と同時に入場するパターンに分かれれます。
第3楽章から第4楽章は、アタッカで入る場合が多いのでこうなるのですね。
ソリストはは大半、第2楽章終わりでの入場です。

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芸術的なタクト捌きに定評のある秋山マエストロ。

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マエストロはまるで魔法使いのスティックのようにタクトを動かし、オーケストラから自在に音楽を引き出していただきました。

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第3楽章のトップ奏者・村上哲によるホルンソロも決まり、

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お腹にズンと響く第4楽章チェロとコントラバスのレチタティーヴォを経て、
Allegro assai からお待ちかね、歌が登場です。

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バリトンの歌い出しから合唱に引き継がれた歓喜の歌に、4人のソリストも加わります。
ソリストは、左からソプラノ並河寿美さん、アルト山田愛子さん、テノール山田精一さん、バリトン藤村匡人さん。

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合唱団は、混声合唱団はもーるKOBE、Ensemble Aqua Pure、神戸室内合唱団、明石グリーンリーフ、宝塚混声合唱団、メンネルコール―好っきゃねん―、Ladies Vocal Society、神戸女学院大学有志合唱団、兵庫県立神戸高校合唱部OB合唱団、男声合唱団 銀河、神戸国際会館合唱団の皆さんで、総勢220名。

日頃の練習の成果を発揮できたのではなかったでしょうか。
オーケストラに負けない歓喜の歌が響いたと思いました。

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演奏終了と同時に起こる拍手喝采。
マエストロはお客さまにお辞儀をされた後、
オーケストラ、ソリスト、合唱団の健闘を称えておられました。

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カーテンコールが始まりました。
やはり何といっても合唱団の頑張りが光りました。
マエストロもソリストの皆さまも、合唱団に拍手です。

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終演後、舞台袖で記念撮影をしました。
ソプラノ並河さんとアルト山田さんの赤と青のドレスが華やかで、他の出演者の黒と並ぶと、とても綺麗な写真に仕上がりました。
「皆さま、お疲れさまでした!」

今回の公演は、神戸国際会館創立60周年記念事業の一環で行われました。
神戸国際会館のスタッフの皆さま、大変お世話になりました。
そして、寒い中ご来場頂きましたお客さま、感謝申し上げます。


「第九」3連戦初日、岐阜羽島の「第九クリスマス特別演奏会」の模様もリポートしましょう!

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岐阜羽島に向かう途中、新幹線の米原あたりは一面が雪化粧!
オーッと驚いている内にトンネルを抜けると、雪は消えていて、岐阜羽島に到着。
会場の羽島市文化センターは、新幹線の岐阜羽島駅からタクシーで5分の距離。

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会場入口には、大きな看板に本日開催の文字が。

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ロビーには動物たちが楽器を弾いている手作りの人形が飾ってあったり、

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クリスマスツリーが飾ってあったり・・・
とても華やかな雰囲気のロビーでした。

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演奏は大ホール客席数1290席の「スカイホール」で行いました。
指揮台から見た客席はこんな感じです。

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この日の指揮者は、大阪フィルもたまに指揮していただく新通英洋さん。

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羽島文化センター会館15週年にあたる記念の「第九」を見事にまとめられていました。

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合唱団は、8月から岐阜市と大垣市で練習を重ねてきた小学生から80代までの男女計約200人で構成。
ドイツ語の発音もしっかり伝わってました。
ソリストのアップがなくて申し訳ないのですが、
ソプラノ高橋優羽さん、アルト相可佐代子さん、テノール与儀 巧さん、バリトン宮本益光さんの4名による力強いソリストの歌と、合唱団による歓喜の歌が、スカイホールに鳴り響きました!

寒い中、ご来場頂きました岐阜の皆さま、どうもありがとうございました。
主催の(財)羽島市地域振興公社の関係者の皆さま、お世話になりました。

大阪フィルの「第九」は、いよいよ1年を締め括る「第9シンフォニーの夕べ」を残すばかりとなりました。
29日と30日にフェスティバルホールで開催する大阪フィルの主催公演の「第9」。
29日は完売! 30日は残り数拾枚となりました。
1年の最後を大阪フィルの「第九」で締め括るのは?

チケット購入をお考えの皆さま、どうぞお急ぎください。
フェスティバルホールでお待ちしております。

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(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」
日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
 
※29日は完売! 
 残りは30日のみ数拾枚。
料 金:A席:6000円のみ残券あり B席、C席、D席、Box席:は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

<ご予約・お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
<その他チケット販売場所>
フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221
チケットぴあ:0570-02-9999【Pコード:209-811】
ローソンチケット:0570-000-407【Lコード:55607】


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ザ・シンフォニーホールに鳴り響いた歓喜の歌!

第九シーズン真っ只中の22日、朝日放送主催「躍動の第九」が行われました。

前日の21日は岐阜羽島で「第九演奏会」。そして本日23日は神戸国際会館で「第九」。
連日第九が続くのですが・・・
指揮者、楽器の配置も、楽譜の版も違い、これって実は演奏者にとっては想像以上に大変なのです。

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しかし、地元の合唱団の皆さまにとっては、オーケストラと合わせる貴重な体験。
日ごろの練習の成果を発揮すべく、期待を胸に本番を楽しみにされている事は良く判っています。
そして、もちろんお客さまも、「年末に第九を聴いて1年を締め括りたい!」と楽しみにされています。
行く先々でそんな思いをひしひしと感じます。
だからこそ、期待にこたえる演奏をしなくてはいけません。

この日の合唱は、大阪フィル合唱団。
今年、記念すべき創立40周年を迎えた私たちの仲間です。
これが今年最初の「第九」で、1973年の初演から通算215回目でした。
合唱団はゲネプロ前に、ザ・シンフォニーホールの1階ロビー前で発声練習をしていました。

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合唱団は1曲目ヴェルディの歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲が終わったところで入場します。
そう、第1楽章から席に付いていました。
この合唱の入場の仕方、ソリストの入場の仕方は指揮者によって色々と見解が分かれます。

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この日のコンサートマスターは、オーケストラ・アンサンブル金沢のアビゲイル・ヤングさんに務めていただきました。
井上マエストロが音楽監督をされている金沢の実力派オーケストラのコンミスです。
マエストロの事を知り尽くしているコンミスに来ていただきオーケストラをリードしてもらう。
マエストロつながりでこういった交流が持てるのも良いですね。

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「躍動の第九」の指揮者は、もちろん井上道義マエストロ。
井上マエストロの指揮は事実、とても躍動感にあふれたもの。
朝日放送は上手くネーミングを付けましたね。
チケットは早々に完売しておりました。

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オーケストラはマエストロの指示に凄まじい集中力で応えます。
第1楽章から第2楽章はあっという間に終わりました。
途中、第2楽章が終わったところでソリストが入場してきました。
そして、天国的な美しさを持つ第3楽章を経て、第4楽章お待ちかね、バリトンソロの直前、合唱団も全員、バリトンのジョン・ハオさんと一緒に起立!

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O Freunde, nicht diese Töne! (おお友よ、もうこんな音はいらない!)

ジョン・ハオさんの声はバリトンというより、バスですね。
とても低く力強くそれまでの音楽を否定されます。

Sondern laßt uns angenehmere anstimmen und freudenvollere
(もっと楽しい歌を歌おう もっと喜びに満ち溢れた歌を)


Freude!(喜びだ!)  Freude!(そうだ喜びだ!)

ジョン・ハオさんに続いて合唱団が歌います。

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そしてソリストが歌います。
左からソプラノ山口佳子さん、アルト福原寿美枝さん、テノール与儀 巧さん、バリトン ジョン・ハオさん。

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大阪フィルハーモニー合唱団のメンバーを紹介しましょう。
ソプラノパートのメンバーです。

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左側からテノールトップ、そしてテノール2番。

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そしてバリトン、バスと続きます。

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男声をはさむカタチで、アルトパートがいちばん上手側に並びます。

練習の成果ですね。 とても声が出ていました。
ダブルフーガもばっちり決まっていました。

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合唱団は最後の歌詞を歌い終え、音楽は Prestissimo でどんどん加速していきます。
そして演奏終了と同時に、本当に爆発的な拍手喝采を頂きました。
そして感動的なカーテンコールへと続いて行くのですが、
これはご自身ライブで体験してください。
いくら話しても、この感動は伝えることが出来ません。

井上道義マエストロ指揮で大阪フィルの演奏による「第九」。
29日と30日にもお聴きいただくチャンスがございます。
こちらはザ・シンフォニーホールではなく、来年から本拠地となるフェスティバルホールです!
そういう意味では、聴き比べが出来ると面白いでしょうね。

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アビゲイル・ヤングさんのサイドで演奏していた渡辺美穂にはとても勉強になったことと思います。
練習中、2人の談笑する姿が見れて、とても微笑ましかったです。

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そしてその光景は終演後の楽屋前でも、マエストロをはさんで見られました。
アビゲイル・ヤングさん、笑顔が素敵です。

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そして少し遅れてソリストの皆さまが戻って来られました。
皆さま、とても達成感にあふれ充実し切った表情です。
主催の朝日放送スタッフの方から大入袋が配られて、
それを持って皆さま笑顔で、はいチーズ!

「どうもお疲れさまでした!」


そして本日は、16時から神戸国際会館での「第九」。
当日券は少し出るようですよ。
どうぞお越しくださいませ。

「みなと銀行 presents 第九コンサート2013」

日 時:12月23日(月・祝)16:00開演(15:15開場)
会 場:神戸国際会館 こくさいホール
指 揮:秋山和慶
独 唱:ソプラノ:並河寿美
    アルト:山田愛子
    テノール:山田精一
    バス:藤村匡人
合 唱:混声合唱団はもーるKOBE、Ensemble Aqua Pure、
    神戸室内合唱団、明石グリーンリーフ、宝塚混声合唱団、
    メンネルコール―好っきゃねん―、Ladies Vocal Society、
    神戸女学院大学有志合唱団、兵庫県立神戸高校合唱部OB合唱団、
    男声合唱団 銀河、神戸国際会館合唱団
曲 目:ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
    ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」 
料 金:S席6000円、A席、B席は完売

ご予約・お問い合わせ:神戸国際会館プレイガイド:078-230-3300



そして、やはりこちらも紹介しておきましょう!

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チケットは残り僅かです。
どうぞお急ぎくださいませ。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」

日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
料 金:A席:6000円、B席:4500円、C席:3000円、D席:1500円、Box席:7000円
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
<ご予約・お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
<その他チケット販売場所>
フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221
チケットぴあ:0570-02-9999【Pコード:209-811】
ローソンチケット:0570-000-407【Lコード:55607】


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「第九」演奏会、連日開催中。 びわ湖ホールの模様です。

第九シーズン真っ只中ですが、この日は「KEIBUN第九」に出演のため、びわ湖ホールにやって参りました。

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このホールのホワイエからの眺めはどこにも負けないと思います。
目の前が琵琶湖! 日本一の湖、琵琶湖!

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この写真をご覧頂いても判るとおり、完全に冬の景色です。
見るからに寒そうですね。

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しかし、ホールの中は熱気ムンムン。
山下一史マエストロは汗を拭いながらゲネプロで指揮をされていました。

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この日は「KEIBUN」が主催する第九です。
KEIBUNとは、株式会社しがぎん経済文化センターのこと。
滋賀銀行グループの一員として、地域づくり、企業づくり、人づくりをキーワードに、次代にかなう地域社会発展をめざし“新しい郷土”の創造をすすめておられます。
「KEIBUN第九」は今回で29回目。
滋賀県ではすっかり師走の風物詩として認知されております。

この日の演奏会、「第九」の前プロに用意された曲はシベリウス「フィンランディア」。

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しかも合唱付きの「フィンランディア」です。
この曲にはソリストは入りません。
300人近くの大人数を擁する「KEIBUN第九合唱団」の名刺代わりの「フィンランディア」は、大迫力でホールに鳴り響きました。

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「フィンランディア」を終えた合唱団はそのまま着席をして、オーケストラの転換を待っています。
本番では一度引っ込んだマエストロが入場し、そのままベートーヴェン「第九」第1楽章に突入です。
ソリストが入場するのは第3楽章始まる前でした。

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熱のこもったゲネプロ、曲はどんどん加速していき、あっという間に終了です。
300人の大合唱は半端なく凄い迫力でした。
本番が楽しみです!

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開場前のびわ湖ホールの客席を係員がチェック中。
この客席が1時間後には満席になる予定です。
チケットは随分前に売り切れています。

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この日のコンマス・渡辺美穂のチューニングで本番が始まりました。

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燕尾姿のマエストロ、第1楽章が終わる頃には、額から汗が流れていました。

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第4楽章のバリトンソロが始まりました。
あまりに美しいメロディに第3楽章はうとうとされていたお客さまも、ここからは身を乗り出して聴かれています。
「第九」シンフォニー、メインイベントの始まりです。
バリトン大谷圭介さんの「フロイデ!」に呼応する形で合唱団も「フロイデ!」

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ソリスト全員立って歌い始めました。
手前からソプラノ日紫喜恵美さん、アルト八木寿子さん、テノール山本康寛さん、バリトン大谷圭介さん。
300人の大合唱に混じっても負けないソリストの歌声。

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マエストロも合唱団と一緒に歌われています。
汗を飛ばしながら、スケールの大きな指揮は、マエストロならではですね。

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第4楽章の最後、Prestissimoでどんどん加速する音楽。
トルコ行進曲で活躍した打楽器がここでも活躍します。
大迫力のオーケストラサウンドで第4楽章を締め括ります。

演奏が終わるや否や、拍手喝采、ヴラヴォーを頂きました。
繰り返されるカーテンコール。
オーケストラに、ソリストにそして300人の大合唱団に拍手を贈ります!
素晴らしい歓喜の歌でした。

超満員のお客さまも、寒い中ご来場頂きましてありがとうございました。

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カーテンコールを終えたマエストロ、ソリスト、それにコンマス渡辺美穂です。
とても充実した表情が印象的ですね。
右端のバリトン大谷さんは、この合唱団の指導もされていて、自分の出番より合唱団のパートを心配そうに聴かれていました。

今回も「KEIBUN」の皆さまとびわ湖ホールの皆さまにはお世話になりました。
どうぞ引き続き、よろしくお願い申し上げます。
楽しみにしていた「KEIBUN第九」は終了しましたが、
最終ゴールの29日、30日「第9シンフォニーの夕べ」まで「第九」は続きます。
1年を「第九」で締めくくる、日本ならではの素晴らしい習慣ですね。
大阪フィルの「第9」をぜひライブで体験してください。
フェスティバルホールでお待ちしています。

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先日までの、大阪市営地下鉄の市政広報版に掲示されていたポスターです。
文楽のポスターと並んで「第9シンフォニーの夕べ」のポスターが掲示されていました。
大フィルと文楽
色々有りましたが、共に大阪の文化を牽引していきましょう。

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チケットは残り僅かです。
29日は連席がお取り出来ないかもしれませんが、30日はまだございます。
どうぞお急ぎくださいませ。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」

日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
料 金:A席:6000円、B席:4500円、C席:3000円、D席:1500円、Box席:7000円
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
<ご予約・お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
<その他チケット販売場所>
フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221
チケットぴあ:0570-02-9999【Pコード:209-811】
ローソンチケット:0570-000-407【Lコード:55607】


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「第9シンフォニーの夕べ」、29日は完売目前。 お急ぎください!

季節感というものがすっかり希薄になっている昨今ですが、
年末恒例の〇〇〇〇と言えば、何を思いつかれるでしょうか?
・紅白歌合戦?
・大掃除
・ジャンボ宝くじ
そこに「第九コンサート」を入れるのは少し無理がありますかね。

大阪フィル的には、「第9シンフォニーの夕べ」で決まりなのですが・・・。

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井上道義マエストロによる大阪フィル合唱団の「第九」練習が始まりました。

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今年、大フィル合唱団が井上マエストロとご一緒する「第九」コンサートはふたつ。
22日にザ・シンフォニーホールで行う朝日放送主催「躍動の第九」と、29日、30日にフェスティバルホールで開催する自主公演の「第9シンフォニーの夕べ」です。

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先日、オーケストラに先駆けて合唱練習が行われました。

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ドイツ語の発音、フレージング、アーティキュレーションなど、マエストロの指導は細部に至ります。

Seid umschlungen, Millionen!
Diesen Kuß der ganzen Welt!
抱擁を受けよ、諸人(もろびと)よ!
この口づけを全世界に!

Brüder, über'm Sternenzelt
Muß ein lieber Vater wohnen.
兄弟よ、この星空の上に
ひとりの父なる神が住んでおられるに違いない

この箇所、こだわって繰り返し練習しました。

画像 18107

昨年も「躍動の第九」ではご一緒していることもあり、合唱団のメンバーも練習の途中からは何となく雰囲気が掴めて来たようです。
本番の前にもしっかり練習をこなし、本番では皆さまに歓喜の「フロイデ!」をお届け出来るはず。

Alle Menschen werden Brüder
すべての人々は兄弟となる

この言葉の意味を噛みしめて、同じ大阪フィルの仲間という意識の下、
オーケストラ、合唱が一体となった演奏をお届け致します。
どうぞお楽しみになさってください。

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この「第9シンフォニーの夕べ」のチケット、29日の公演は残り10数枚です。
時間の問題で、明日にでも売り切れそうな感じです。
30日の公演はまだございますが、それでも100枚少しとなりました。
まだどうしようかと迷われている皆さまは、どうぞお急ぎください。
前売で完売となると、当日券は発売いたしません。

今年の関西のフィナーレを飾る「第九」コンサート!
新装なったフェスティバルホールで、来春から首席指揮者になる井上道義マエストロの指揮でお届けする第九コンサート!

皆さまのお越しをお待ちしております。

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」

日 時:12月29日(日)、30日(月)19:00開演 
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)
    小川明子(アルト)
    福井 敬(テノール)
    青山 貴(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125
料 金:A席:6000円、B席:4500円、C席:3000円、D席:1500円、Box席:7000円
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
<ご予約・お問い合わせ>
大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
<その他チケット販売場所>
フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221
チケットぴあ:0570-02-9999【Pコード:209-811】
ローソンチケット:0570-000-407【Lコード:55607】


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円光寺マエストロが指揮と司会をされた二つのコンサート!

12月に入ると「第九」モード一色になってくるのですが、前半は「第九」以外のコンサートもございます。
1日に梅田芸術劇場で行われた「阪急ゆめ・まち親子チャリティコンサート」と、12日に行われた「住友不動産販売クリスマスステップコンサート」は、共に名曲を散りばめた楽しいコンサートでした。

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この二つのコンサートには共通点があります。
それは何かと言えば・・・

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どちらのコンサートも指揮者が円光寺雅彦さんだということ。
円光寺マエストロと大阪フィルは、共演の機会が多いです。
マエストロは大阪フィルの事を良くご存知です。
どうすれば鳴るのか、とか・・・。

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そして、マエストロの強みはお話が出来ること。
ソフトな語り口で客席に語りかけるマエストロの司会は、プロ顔負けです。
「お父さんにしたい指揮者No.1の円光寺雅彦です!」
笑いのツボも抑えつつ、嫌味なく上品なのがgoodなのです。

上記の二つのコンサートも、マエストロが指揮と司会のサポートを担当されました。
「阪急ゆめ・まち親子チャリティコンサート」は、元宝塚歌劇団宙組トップ娘役の野々すみ花さんを司会兼ナビゲートに迎え、二人で司会進行を務められました。
二つのコンサート、駆け足でリポートして参りましょう!

ご覧の写真は「阪急ゆめ・まち親子チャリティコンサート」のゲネプロの模様です。

画像 17868

コンサートマスターは崔 文洙(チェ・ムンス)が務めました。
コンマス崔のチューニングで本番は始まりました。

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「キャンディード」序曲で始まったコンサート、
マエストロがマイクを持って客席に向かって挨拶をされます。
「あなたの街のオーケストラ、大阪フィルハーモニー交響楽団です!」

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野々すみ花さんがステージに登場し、司会進行が始まりました。
野々さんは立ち姿や笑顔、話し声まで素敵で・・・

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マエストロも思わず、この笑顔(笑)。

野々さんもオーケストラの魅力にすっかりはまられたようで・・・
ご自身のブログに、この日の様子を書き込まれていらっしゃいます。

野々すみ花さんのブログはコチラをご覧ください。


画像 17878

親子連れの方が大半で、客席の半分が子どもたち。
プログラムもそれを考慮して、判りやすい名曲の数々をお送りしました。
写真は、ルロイ・アンダーソンの「トランペット吹きの子守唄」を吹く、
トランペットトップ奏者・秋月孝之です。

画像 17879

演奏し終えて、コンマス崔と握手を交わすトランペット秋月。
微笑ましい姿ですね(笑)。
この日は、初めて楽器を目にする子どもさんも多いだろうという事で、
次に演奏する「白鳥の湖」の主要楽器の紹介も行いました。

画像 17880

“情景”の最も有名なソロを演奏する、オーボエ大森悠。

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オーボエで吹いたメロディを4本のホルンが力強く演奏します。

画像 17882

そして、曲を盛り上げるためには欠かせない打楽器も紹介されました。

画像 17885

楽器紹介の間、ずっと座ってご覧になられていた野々すみ花さんが、
オーケストラに合わせてジークフリート王子とオデット姫の愛の物語を語られます。

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「語り」付きの音楽物語「白鳥の湖」のスタートです!

画像 17890

とても判りやすくハナシがまとまっていて(構成:新井鴎子)
これなら子供たちにも楽しく聴けるのではないでしょうか。

画像 17893

音楽と語りが効果的にシンクロして、期待感を盛り上げます。

画像 17894

「愛は勝った!」
象徴的な言葉を野々すみ花さんが語られます。
色々な版が多く存在する「白鳥の湖」。
子どもたちに語るには、やはり愛は勝たないといけません。

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全員の弓が上がっていますが、コンマス崔の弓は一際高く上がっています。
「白鳥の湖」演奏終了!

画像 17897

マエストロの右手でもわかるとおり、ちょうどこの後、マエストロと野々すみ花さんは握手を交わされ、健闘を称えあわれていました。

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子どもたちは誰も騒がず、ステージに集中してくれました。
静かにお聴き頂き、ありがとうございました。

この後、後半のステージでは、指揮者体験コーナーをやって、ビゼー「アルルの女」より“間奏曲”“ファランドール”、そしてマスカーニ歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」、ホルスト「惑星」より“木星”を演奏して終了。

阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動の一環「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」として行われたコンサートは、大変な盛り上がりの中、終了しました。

阪急電鉄株式会社、並びに梅田芸術劇場の関係者の皆さま、お世話になりました。

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一方、こちらは昨日行われた、住友不動産販売「クリスマスステップコンサート」の様子です。

画像 18067

このコンサートも指揮は円光寺雅彦さん。
司会はフリーアナウンサーの好本惠さんが務め、マエストロがサポートされました。

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コンサートは、パーセル/「トランペット・ヴォランタリー」で華々しくスタートです!

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「クリスマス ステップコンサート」のメインパーソナリティを務められているのは、ご存知千住真理子さん。
司会もされますが、もちろんヴァイオリンも弾かれます。
写真は、第1部の最後を締め括る、ヴィヴァルディの「四季」から“冬”の演奏風景。

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指揮者なしの弦楽アンサンブルで指揮者に代わって、
きっかけなどを指示しながらヴァイオリンを弾く千住真理子さん。

画像 18079

普段なかなか共演する機会のないマリンバ。
サルミエントス「マリンバとオーケストラのための協奏曲」は、
マリンバの魅力満載のとても素敵な曲。

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今年6月に、「作曲家・林光さんの曲をオーケストラで聴く会」というコンサートで、通崎睦美さんと木琴協奏曲「夏の雲走る」でご一緒しましたが、出田りあさんとご一緒するのは今回が初めてです。
マリンバ、低音は人間の声に近く、とても魅力的な音のする楽器ですね。

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その後、千住真理子さんはエルガーの「愛の挨拶」をマエストロと合わせられ、

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最後に、メインの曲バレエ「白鳥の湖」から“情景”“4羽の白鳥の踊り”“終曲”を演奏。
クリスマスっぽく、照明効果を狙った演出も登場。
普段のパイプオルガンはご覧の感じですが、

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赤い照明を混ぜるとこんな風になり、

画像 18090

青い照明を混ぜるとこんな風に雰囲気が変わります。 

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それにしても、「白鳥の湖」って偶然ですね。
先ほどレポートした「阪急ゆめ・まちコンサート」でもやりました。
さすが人気のチャイコフスキー「白鳥の湖」、リクエストが多いです(笑)。

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ただし、冒頭の「情景」でオーボエを吹いたのは、大森悠ではなく浅川和宏。
この日のピッチ合わせの音も浅川が担当しました。

コンサートは温かい拍手にお応えして、会場の皆さんとご一緒に「きよしこの夜」を歌い、コンサートは終了しました。

円光寺マエストロの引き出す大フィルサウンドと、和やかなマエストロの語り口調が相俟って、とても楽しいコンサートになりました。
今年も主催の住友不動産販売さまには大変お世話になりました。
そして、寒い中満員のお客さまにお越し頂きまして、ありがとうございました。


明日からはベートーヴェンの「第九」5連続開催に突入します。
そして、クリスマスコンサートを経て、
主催公演の「第9シンフォニーの夕べ」で「第九」を2連続演奏!

そして、年が変わり、新年恒例の「新春名曲コンサート」では、
またまた円光寺マエストロとザ・シンフォニーホールでご一緒します。

(2013年新春名曲コンサート アンコール「乾杯の歌」より市原愛さん、福井敬さん)
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(C)飯島隆

あっという間に「新春名曲コンサート」がやって来ますよ。
チケットはまだ余裕がありますが、良い席はお早めにお買い求めされる事をお勧めします。

よろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

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「第83回 新春名曲コンサート」

日 時:1月13日(月・祝)15:00開演(14:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:円光寺雅彦
独 唱:小林沙羅(ソプラノ)、福井 敬(テノール)
独 奏:吉田 南(ヴァイオリン)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

プログラム:
エルガー/行進曲「威風堂々」第1番
レハール/喜歌劇「ジュディッタ」より “私の唇は熱いキスをする” 
A.ララ/グラナダ
ドニゼッティ/歌劇「愛の妙薬」より “ラララララ”
ホルスト/組曲「惑星」より “木星”
チャイコフスキー/懐かしい土地の思い出より “メロディー”
チャイコフスキー/ワルツ・スケルツォ
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
プッチーニ/歌劇「トスカ」より “星は光りぬ”
プッチーニ/歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
J.ウィリアムズ/映画音楽「スター・ウォーズ」より 
帝国のマーチ~ヨーダのテーマ~王の玉座とエンドタイトル

料 金:A席:5000円、B席:3500円、C席:1500円※完売いたしました。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

ご予約・お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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