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大フィル定期デビューの若きマエストロとソプラノソリストにブラヴォー!

今年最初となる「第475回定期演奏会」は、大盛況のうちに終了しました。

新進気鋭のマエストロ、ガエタノ・デスピノーサの大フィル定期デビューは、大成功でした。

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(C)飯島隆

「あの指揮者良かったわ。また呼んで!」 「大フィルに合ってるんと違う?」
とても正直な大フィルファンの皆さまからは、ロビーでたくさんの感想を頂きました。
そのどれもが、肯定的。 
これはまたマエストロに来て頂かないといけないですね!

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(C)飯島隆

飯島隆さんの本番写真をご覧頂きながら、定期を振り返ってみましょう。

コンサートマスターは首席客演コンサートマスター崔文洙。
マーラー交響曲第4番では崔のソロもたっぷり登場します。
そちらは、後ほど・・・。

崔のチューニングが終わり、さあ、演奏が始まります。

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(C)飯島隆

前半はワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕前奏曲~“イゾルデの愛の死”。

初演時、“和声の危機”と騒がれた「トリスタン和音」と呼ばれる独特な響きで始まる前奏曲が始まりました。
とろけるような、落ちていくような、愛と官能音楽です。
そう、これがワーグナーの音楽。
マーラーやドビュッシーなど後世の作曲家達の作品にも雰囲気は似ていますが、ワーグナーは別の音楽。
たっぷりとオーケストラを鳴らすマエストロです。

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(C)飯島隆

ソプラノのマグダレーナ・アンナ・ホフマンは見事な歌唱を聴かせてくれました。

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(C)飯島隆

圧倒的な声量と確かな技術に裏打ちされたマグダレーナの歌。
死の淵で歌うイゾルデの“嘆き節”は、ワーグナーの最高傑作のラストです。

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(C)飯島隆

“イゾルデの愛の死”終了しました。
初日はフライング気味の拍手が残念でしたが、2日目はお客さまもどっぷりワ-グナーの世界に浸っていただいていた用で、余韻を愉しむ事が出来ました。
温かい拍手とブラヴォーをありがとうございました。

これは後半のマグダレーナさんのマーラー、ますます楽しみです。

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(C)飯島隆

そんな期待を膨らませながら休憩を挟んで始まった後半のマーラー「交響曲第4番」。

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(C)飯島隆

マーラーの作品の中にあって比較的な小ぶりの曲といわれていますが、「天国の暮らし」が歌われているだけに歓喜に満ちた演奏が残響2秒のホールいっぱいに鳴り響きました。
それは、マエストロの指揮にその理由があります。

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(C)飯島隆

マエストロの音楽は、「こうでなければダメ!」と締め付けの強いものではなく、奏者の自主性に委ねているように聴いていて思えます。
奏者同士でアンサンブルが出来ているように聴こえるのですが、裏でしっかりコントロールしているのはやはりマエストロ。
そんな音楽作りは、マエストロがコンマス出身だから出来るのでしょうね。

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(C)飯島隆

この日のコンマス崔 文洙は、オーケストラを束ね、そしてソロを奏で、大忙しです。
マーラー4番の2楽章では、チューニングの違うヴァイオリンを持ち替えてのソロが登場します。

上の写真で弾いていたヴァイオリンを椅子の上のヴァイオリンと持ち替えて・・・

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(C)飯島隆

この角度で演奏します。
この一連の動作は視覚的にも楽しめますね。

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(C)飯島隆

この日が定期デビューとなったホルンの新人、トップ奏者の高橋将純。
彼自身「ワーグナーやマーラーは得意!」と言うだけあって、目まぐるしく登場する複雑なソロや、咆哮するホルンを、細部にまでこだわって吹いていたのはgood! 実にナイスでした。

カーテンコールでのお客さまの拍手はこの日いちばん!
鮮烈な定期デビューとなりました。 

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(C)飯島隆

第4楽章が始まると、ソリストマグダレーナ・アンナ・ホフマンはワーグナーで歌っていたソリスト位置ではなく、上手最後列、ひな壇の上に登場し歌いました。

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(C)飯島隆

「天国の暮らし」を歌った天上の音楽です。
最後方は、すべての奏者を音楽で覆うように歌うという意味では、うってつけの場所だったのかもしれません。
これはマエストロのアイデアですが、マグダレーナの歌はオーケストラを挟んで客席に届く訳で、しっかり歌えていないとオーケストラに打ち消されてしまいます。
もちろん心配は無用。
ワーグナーとは違う歌唱で、オ-ケストラとのバランスも余裕。
マグダレーナ・アンナ・ホフマン、この人もまた大フィル定期に鮮烈デビューです!

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マーラー4番は終了しました。
こちらも余韻に浸るにじゅうぶんな無音の時間を経て、嵐のような拍手喝采とブラヴォー。

カーテンコールでマエストロに最初に指名されたのは、コンマス崔。
崔はヴァイオリン2つを手に、お客さまにご挨拶です。
そして、マエストロもメンバーも拍手で称えます。

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(C)飯島隆

大フィル定期に初登場のマエストロにとって、とても頼りになる存在だったのでしょうね。
コンマス崔とのハグからも、そのあたりが垣間見れました。

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(C)飯島隆

現在35歳の若きマエストロ、新たな才能の鮮烈なデビューです!
それにしても最近の若手指揮者の活躍、凄いですね。
12月定期のクシシュトフ・ウルバンスキをはじめ、これまでにヤクブ・フルシャ、ピエタリ・インキネンなど優秀な若手指揮者が定期に登場して頂きましたが、マエストロ・デスピノーサもそんな印象を受けました。

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(C)飯島隆

マエストロとソプラノのマグダレーナへの拍手は止む気配が有りません。
それほど今回の定期は充実していたと思います。

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(C)飯島隆

終演後のサイン会は、見違えるほど綺麗に生まれ変わった楽屋口で行われました。

「お二人にひと言、感謝を伝えたくて!」
そんなお客さまも含め、たくさんの方にお集まり頂きました。

そして、サイン会でのお二人をパチリ!

お二人とはまた共演するような気がします。
「お二人さま、素晴らしい音楽をありがとうございました。」

そして、寒い中足をお運び頂きましたお客さまにこの場を借りて御礼申し上げます。
都合で行けなかったけど、応援していたよと仰ってくださる皆さまにも感謝致します。


大阪フィルの定期演奏会をザ・シンフォニーホールで行うのは残すところ「第476回定期」2回となりました。

3月の定期には大阪フィルと強い信頼関係で結び付いているマエストロ、尾高忠明さんの登場で、マエストロ得意のシベリウス交響曲第1番と、巨匠ネルソン・フレイレのピアノでベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」というプログラムをお届け致します。

幾多の名演を繰り広げて来たザ・シンフォニーホールでの定期最終章。
ぜひお越しくださいませ。
チケットは好評発売中です。

(広報H.I)

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席S席は完売

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-375】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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| 定期演奏会 | 08:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新進気鋭のマエストロで大フィル定期!本日もございます!

「第475回定期演奏会」初日は、大盛況のうちに終了致しました。

寒い中ご来場頂いたお客さまに、この場を借りて御礼申し上げます。

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大植英次マエストロが音楽監督に就任したのが2003年のシーズン。
そのタイミングで大阪フィルの定期演奏会の会場は、それまでのフェスティバルホールからザ・シンフォニーホールに移りました。
その時から11年を経過し、今年4月から再びフェスティバルホールに定期の会場を移すことが決まっています。

ザ・シンフォニーホールで定期演奏会を行うのはラスト2回です。

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残響2秒、素晴らしい音響が魅力のザ・シンフォニーホールで行った2月定期初日の模様を、ゲネプロの様子をご覧頂きながらリポートしてまいりましょう。

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新進気鋭のマエストロ、ガエタノ・デスピノーサの大フィル定期デビューとなった昨日の演奏会、お客さまは温かい拍手をマエストロに贈りました。

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1978年イタリア生まれ、35歳になるマエストロは、ドイツのドレスデン国立歌劇場のオーケストラでコンサートマスターを5年経験しています。
コンマス出身の指揮者の強みは奏者の視点に立ったものの考え方が出来る事。
これは、自分のアイデアを形にする上でとても大切なことなんだと初日の演奏を聴いていて思いました。

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メインのマーラーの交響曲第4番は軽めな仕上がりで、心地良く流れていきました。
マエストロの目指した音楽が実を結び、「天上の音楽」が爽やかにホールに響きました。

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ザ・シンフォニーホールで行う定期のゲネプロを、目に焼き付けておきたい!
下手のヴァイオリンをこの角度で見ることはフェスティバルホールではありません。

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上手のヴィオラ、チェロ、コントラバスをこの角度で見ることも、ザシンフォニーホールならではです。

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管楽器もバルコニー席ならこの近さで見ることが出来ます。

ワーグナーやマーラーをこのホールで聴く醍醐味はまた格別です。
アリーナ形式のシューボックス型、ザ・シンフォニーホールで聴く大フィル定期演奏会。
ぜひ本日の「2月定期」2日目にお越し下さい。

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定期初日で活躍が光ったのが、今年1月に入団したばかりのホルントップ奏者・高橋将純。
流麗なメロディーから激しい咆哮まで、彼の奏でるホルンのサウンドが響き渡りました。
プログラムの「大フィルの間」はいかがだったでしょうか?
「全身全霊を傾けて演奏します!」という彼の思いは、お客さまにも届いたことと思います。

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マーラー交響曲第4番にはトロンボーン、チューバが乗っていないこともあり出来た上手最後列のスペースで、ソプラノ歌手のマグダレーナ・アンナ・ホフマンは4楽章の「天国の暮らし」を歌いました。

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前半の「トリスタンとイゾルデ」では愛と官能の世界を、そしてマーラー4番では「天国の暮らし」を見事に歌い分けたうマグダレーナ。
“イゾルデの愛の死”では、指揮者とコンマスの間のソリスト位置で歌っていた彼女は、ドレスも着替えて本番のステージに臨んでいました。

最後列からオーケストラを挟んで客席に歌を届けることの出来る声量と、ワールドクラスの技術も兼ね備えた彼女に、お客さまは拍手喝采を贈っていました。

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「サンキューソーベリーマッチ!」
ゲネプロの最後にマエストロがメンバーにお礼を伝えました。
メンバーはマエストロを称えて拍手を贈りましたが・・・
この光景はそのまま本番でも見られました。

ロビーではお客さまに「良い指揮者!また呼んでください!」 「マーラーの印象が変わりました!」などと声をかけて頂きました。
喜んで頂けたようで安心しました。

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マーラー交響曲第4番を終えて楽屋に戻って来られたマエストロとソリストに、2ショットの写真をお願いしたところ、お二人ともご機嫌で、気持ちよく応じて頂けました。
「ハーイ、スマイル! お疲れさまでした。もう1日よろしくお願いします!」

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今年から経営が変わったことでハード部分が随分改装されたザ・シンフォニーホール。
2階のホワイエ部分がすべて喫茶サロンになったことで開催が危ぶまれた(笑)「プレトーク・サロン」でしたが、会場側のご好意で今までの場所をお借りすることが出来、開催することが出来ました。

本日も開演前の18時半から、2階の喫茶サロン上手側奥で「プレトーク・サロン」を行いますので、初心者の方はお集まり下さい。
本日の演奏会の聴きどころを説明し、皆さまからご質問をお受けいたします。

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終演後、美しく改装されたザ・シンフォニーホール楽屋入口でサイン会が行われました。
マグダレーナ・アンナ・ホフマンさんとマエストロ・ガエタノ・デスピノーサは、にこやかにサインに応じておられました。

「第475回定期演奏会」はもう1日ございます。
本日19時開演となっております。

ワーグナー楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕前奏曲~“イゾルデの愛の死”とマーラー交響曲第4番というオーケストラの醍醐味が味わえるプログラム。
少し意外なのですが・・・
チケットはまだまだ余裕がございます。

前売は昨日で終了致しましたので、17時半から販売する当日券でお求め下さい。
A席6000円からC席4000円までございます。

そして本日も「学生・シニア当日券」を18時半より販売致します。
25歳以下の学生と60歳以上のシニアの方は、身分証持参のうえでお越し下さい。
お席はお選びいただけませんが、1000円でお入りいただけます。

週末の金曜日、ゆったり気分でクラシックコンサートなんていかがですか?
ザ・シンフォニーホールでお待ちいたしております。

(広報:H.I)

    2月定期

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 12:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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注目のマエストロ・デスピノーサ、今宵大阪フィル定期デビュー!

大阪フィル、今年最初の定期演奏会は、いよいよ本日と明日開催いたします!

初共演の若きマエストロ、ガエタノ・デスピノーサの大フィル定期デビューです。

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マエストロは「おはようございます!」とにこやかに笑顔を振り撒き、

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その後、指揮棒を構えると一転して真剣な表情に変わりました。
マエストロ・デスピノーサのマーラー交響曲第4番が始まりました。
マエストロのアイデアはメンバーにもしっかり浸透しています。

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「よしやってみよう!」そして、「うん、いいじゃないか!」
コンマス出身のマエストロは、奏者の生理が判るのでしょうね。
メンバーもマエストロの作りたい音楽作りに集中してるようです。
最初に通した曲とは明らかに違う音楽に変わって来ました。

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練習場の大フィル会館メインホールと本番会場のザ・シンフォニーホールとはまったく音響が違います。
音のバランスや強弱はもちろん、アーティキュレーションもゲネプロで最終チェックは必要ですが、思い通りにリハーサルが進んだかどうかは、マエストロの表情を見ていると判るものです。
皆さま、どうぞご期待くださいませ。

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マーラーの交響曲第4番は、彼の作品の中にあっては最も小さな編成の曲ですが、随所に管楽器の聴かせどころが満載の曲でもあります。
「天国の暮らし」、「天上の喜び」を歌う音楽として、トロンボーンやチューバを使用しない軽めの曲調は、マーラーの狙い通り、他の曲との差別化を生んでいます。

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ホルンやトランペットのソロも素敵なのですが、木管もすべての楽器に聴かせどころはもちろん、ベルアップなど視覚的にも楽しめる奏法も組み込まれています。
どうぞそれぞれの楽器の動きにも注目してお聴き下さい。

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第4楽章はなんと言っても、マグダレーナ・アンナ・ホフマンの歌う「天国の暮らし」。
それがどんな暮らしかと申しますと・・・

「地上のあれこれに煩わされたりしない、世の中の雑音などここ天国にはこれっぽちもきこえてこない。 踊ってはとんで、跳ねてはうたう。 ワインを飲むにも飲み代いらず、なんといってもここは天国食堂。パンは天使たちが焼いてくれる。 地上にはこんな音楽は無いでしょう。ここの音楽にはかなわないはず。一万一千もの乙女が踊りだしたりするものですから。」  

ざっとこんな感じです。 
ペテロやヨハネやマルタやルカ、チェーチリアまでも、狩りをしたり料理を作ったり、音楽を奏でたり・・・。
すごい暮らしですね。
この詩自体はマーラーがドイツ語民謡詩集『少年の不思議な角笛』から抜き出し、曲を付けたものです。

会場で配布するプログラムには歌詞対訳を付けていますので、開演前にお読みになることをお勧めします。

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マグダレーナがどこで歌っているかというと、上手側いちばん後ろです。
これはリハーサル段階で音の響きやバランスを考えての事。
ゲネプロでそのあたりをチェックして、歌う場所が変わるかもしれません。

「天上の音楽」が全体を包み込む意味を考えるといちばん後ろというのは理に適っていますね。
さて、本番はどこで歌われるか、お楽しみになさってください。

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下手側管楽器の中にあって、時にはメロディーを奏で、時には咆哮するのがホルン。
マーラーでホルン1番を吹くのは、1月に入団したトップ奏者の高橋将純。
これが定期演奏会デビューとなります。
当日配布するプログラムのメンバー紹介「大フィルの間」で高橋を紹介しております。
会場にお越しの皆さま、ぜひお読みください。

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ヴァイオリンの後ろには、ワーグナー、マーラーの曲ともに大活躍するハープが控えています。
演奏するのはお馴染みの今尾淑代。
そして打楽器奏者は、マーラー交響曲第4番でとても重要な役割となる鈴の他、ティンパニ、バスドラム、トライアングル、鈴、グロッケンシュピール、シンバル、銅鑼を5人で演奏します。

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本番の順番とは逆になっていますが、後半はワーグナーのリハーサルです。
コンサートマスター崔 文洙(チェ・ムンス)のチューニングを終え、楽劇「トリスタンとイゾルデ」が始まりました。

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オーケストラ全体を見回して、トロンボーンとチューバの最後列が埋まっているのがお判り頂けると思います。
先ほどは後ろで歌っていたマグダレーナは、通常のソリスト位置で歌っています。

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先ほどの「天上の音楽」とはある意味真逆の「愛と死」「官能の世界」を歌うマグダレーナ。

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オペラ出演も豊富な彼女がイゾルデになりきり、官能の果ての死を歌います。
この2曲をどのように歌い分けるか、そしてどこで歌うのか、どうぞ皆さまご期待下さい。

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3日間にわたるリハーサルは終了しました。
「お疲れさまでした!」流暢な日本語でマエストロが叫びました。
コンマス崔から順に弦のトップのメンバーと握手を交わしていくマエストロの表情はとても晴れやかでした。
最後に握手を交わしたヴィオラトップ奏者の竹内晴夫とは何やら話をしていました。

さあ、いよいよあと数時間に迫ってまいりました「第475回定期演奏会」初日。

大阪フィルが演奏する、ワーグナー楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕前奏曲~“イゾルデの愛の死”とマーラー交響曲第4番という興味深いプログラムですが、チケットは比較的余裕がございます。

ザ・シンフォニーホールで行う定期演奏会は今月、来月の2回のみです。
残響2秒の素晴らしいホールで聴く大フィル定期にお越しくださいませ。
お待ちしております。

(広報:H.I)

   2月定期

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

チケット取扱い:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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「2月定期」リハーサル2日目は、ソリストも参加しました!

「第475回定期演奏会」リハーサル2日目の模様をリポートいたしましょう。

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マエストロ、ガエタノ・デスピノーサはこの日も元気いっぱい。
傍から見ていても音楽が出来る歓びが全身から溢れているように見えます。
さっそくリハーサルの模様を見ていただきましょう!

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1978年生まれのマエストロ、誕生日がまだなら現在35歳のはずですが、指揮をされている姿は貫禄充分。
もともとヴァイオリン奏者としてドレスデン国立歌劇場管弦楽団のコンマスとして活躍されていたマエストロの指揮は奏者の生理を充分理解したものです。
名指揮者ファビオ・ルイジに師事し培ったバトンテクニックは相当なもの。
リハーサル2日目にして、マエストロのイメージしている音楽が鳴り始めています。

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この日からソプラノのマグダレーナ・アンナ・ホフマンがリハーサルに参加。

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ポーランドのワルシャワ生まれのソプラノ、マグダレーナ・アンナ・ホフマン。
この名前を聞くとバッハの奥さん、アンナ・マグダレーナ・バッハを思い出しますが・・・
現在活躍中の歌手で、ヘンツェ、ラウタバーラ、エトヴェシュ、チィペット、シェーンベルク、ベルクなど現代音楽のスペシャリストとして評価されています。
ガッティ、ハーディング、ペトレンコ、大野和士など現在注目を集める指揮者と共演を重ね、最も勢いのあるソプラノと言えるでしょう。
技術も声量も申し分なく、何と言っても華があります。

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写真は、ワーグナー楽劇「トリスタンとイゾルデ」のリハーサル風景。
第1幕前奏曲~第3幕“イゾルデの愛の死”を演奏するのですが、この組み合わせはワーグナー自身も認めているところ。
よく演奏されるパターンで、歌が入る場合とない場合があります。
今回はソプラノのマグダレーナ・アンナ・ホフマンが、“イゾルデの愛の死”を歌います。

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楽劇「トリスタンとイゾルデ」の楽器編成は、
フルート3(3番奏者はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、イングリッシュホルン1、クラリネット2、バスクラリネット1、ファゴット3、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニ1、ハープ1、弦5部

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究極の「愛と死(エロスとタナトス)」をテーマにした楽劇「トリスタンとイゾルデ」と、天上の音楽を描いたマーラー交響曲第4番。
両者は官能的な音楽と天上の音楽で、全く違うタイプの曲。
この2曲を一緒に歌う機会はそうないとは思いますが、歌手は歌い分ける必要があります。
マグダレーナ・アンナ・ホフマンはその点見事な歌唱で、メンバーからも歌手が起こりました。

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マエストロとマグダレーナは過去にも共演実績があります。
しっかりした信頼関係の上に成り立つ指揮者とソリスト。
歌い終わって客席の関係者にバランスを確認しているところがこちら。

本番では素晴らしい「トリスタンとイゾルデ」とマーラー交響曲4番をお聴きいただけるはずです。
どうぞご期待下さい!

   2月定期

今回の定期はチケットに余裕があるので、「学生・シニア当日券」の販売は行う予定です。
販売時間は18時半からになりますが、25歳以下の学生と60歳以上のシニアの皆さまは、身分証持参の上1000円でご入場いただけます。
お席は選んで頂けないのでどうぞご了承下さい。

この「学生・シニア当日券」は、来シーズンからの「新・学生席制度」のスタートにともなって、今シーズン限りで廃止が決まっています。
ラスト2回のチャンスという訳です。
寒いのでチケット販売時間の18時半に合わせてお越し下さいませ。

皆さまのお越しを、ザ・シンフォニーホールでお待ちしています。

(広報:H.I)

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

チケット取扱い:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 17:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「第475回定期」リハーサルが始まりました!

大阪フィル今年最初の定期演奏会は、今週木曜と金曜に開催いたします。

この日がリハーサル初日。
マーラーのシンフォニーが大フィル会館メインホールに鳴り響きました。

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今回のコンサートマスターは、首席客演コンマス崔文洙が務めます。

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指揮者は、今回が大阪フィル定期初登場のガエタノ・デスピノーサ。
世界で活躍する1978年生まれの若きマエストロです。

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昨年9月、ミラノ・ヴェルディ交響楽団首席客演指揮者に就任したマエストロ。
2003年から2008年まで、ドレスデン国立歌劇場のコンサートマスターを務め、その間、作曲家としても自作のヴァイオリン協奏曲を初演するなどマルチな才能を発揮しています。

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日本でもこれまでN響、群響、日本センチュリー響などで指揮をし、話題になりました。

今回の来日でも、すでに今月1日には兵庫芸術文化センター管弦楽団、8日には東京都交響楽団を指揮したマエストロ。
15日の群馬交響楽団との演奏会は、残念ながら大雪のため中止となったようですね。

NHK交響楽団の5月A定期にも出演が決まっているそうです。

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マエストロが今回指揮する曲は、ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~“イゾルデの愛の死”とマーラーの交響曲第4番。
究極の「愛と死(エロスとタナトス)」をテーマにした楽劇「トリスタンとイゾルデ」と、天上の音楽を描いたマーラー交響曲第4番。
とても面白い組み合わせだと思いますが、いかがでしょうか?

マエストロはしっかりスコアを読み込んで、丁寧に音楽を作っていかれます。
奇をてらうことなく、とても真摯に音楽に向き合っておられる印象です。
それはオーケストラにも伝わり、マエストロの作りたい音楽が形になっていきました。

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交響曲第4番はマーラーの交響曲の中では最も規模が小さく、55分ほどの曲。
第2番「復活」は5楽章、第3番は6楽章と大きくなっていく傾向にあって、第4番は古典的な4楽章構成に戻っています。
楽器編成でもトロンボーンやチューバを使わないなど小さな編成で、木管はほぼ3管編成。
そして、第4楽章ではソプラノの独唱が加わります。

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コンサートマスター崔文洙(チェ・ムンス)の横にご注目下さい。
椅子の上にヴァイオリンが置いてあります。
この曲、第2楽章で、2度高く調弦された独奏ヴァイオリンが活躍します。
コンマスはあらかじめ高く設定されたヴァイオリンに持ち帰る必要があるためです。
第2楽章のコンマスの動きをチェックしてください(笑)。

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楽器編成は、フルート4(3番、4番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3(3番はイングリッシュホルン持ち替え)、クラリネット(2番はエスクラ、4番はバスクラ持ち替え)、ファゴット3(3番コントラファゴット持ち替え)、トランペット3

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ホルン4、打楽器5(ティンパニ1、バスドラム、トライアングル、鈴、グロッケンシュピール、シンバル、銅鑼を4人で分担)

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弦五部(1stヴァイオリン16型)、ハープ1

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第1楽章はフルートと鈴の音で軽やかに始まります。
鈴を鳴らすのは打楽器奏者の久保田善則。
この鈴は、第4楽章でも再度出現いたします。

この日はオーケストラだけによるリハーサルでした。
大阪フィルがマーラーの交響曲第4番を演奏するのは2011年7月以来。
当時、フェスティバルホールが建て替え工事中のため、兵庫県立芸術文化センターで開催された「大阪国際フェスティバル特別公演」で、現在桂冠指揮者の大植英次の指揮でした。

2年半ぶりに演奏するマーラー交響曲第4番。
どうぞ天上の音楽に酔いしれてください。

明日はソプラノのマグダレーナ・アンナ・ホフマンもリハーサルに合流します。
ワーグナーとマーラーの歌い分けに注目してください。

しっかりリポートいたします!

   2月定期

2月定期のチケット、まだ余裕がごいます。
ザ・シンフォニーホールで開催する大阪フィルの定期演奏会はのこり2回、4ステージ。
ぜひ記憶にとどめてください。 

ザ・シンフォニーホールでお待ちしています。

(広報:H.I)

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

チケット販売所:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-374】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 18:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「第22回ABCフレッシュ・コンサート」終了しました!

若手音楽家にとって憧れのステージ「ABCフレッシュ・コンサート」が先日開催されました。

このコンサートに出演するには、まずオーディションによる厳しい審査を受け、その中から選ばれた数名が「ABC新人コンサート」に出演します。
そしてこのコンサートを通じて行われる審査で推薦された2名が、「ABCフレッシュ・コンサート」に出演出来るのです。

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(C)飯島隆

「ABCフレッシュ・コンサート」はザ・シンフォニーホールで開催され、飯森範親指揮によりプロのオーケストラと共演が約束されています。
そして、その模様は朝日放送がテレビとラジオで放送。
うーん、これは魅力的ですね。
「ABCフレッシュ・コンサート」は今年が22回目。
大阪フィルは隔年で出演しており、今年が大阪フィルの順番でした。

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指揮は審査員でもある飯森範親さん。

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大阪フィルをこれまで何度も指揮して頂いている飯森マエストロは、
来年4月より日本センチュリー交響楽団の首席指揮者に就任が決まっています。
井上道義体制の大阪フィル共々、関西のクラシック音楽シーンを盛り上げていきたいですね。

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厳しい競争を勝ち抜かれ、「ABCフレッシュ・コンサート」に出演されるソプラノの古瀬まきをさんのゲネプロが始まりました。
古瀬さんが歌う曲は、ドニゼッティの歌劇「ランメルモールのルチア」より、終幕(狂乱の場)で歌われる長大なアリア、“優しいささやき~香炉はくゆり~悲しみの涙を”です。
難曲中の難曲として知られている曲が、抑制の効いた歌唱でザ・シンフォニーホールに響き渡りました。

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プログラムの後半にはもう一人の主役、ピアノの多田真理さんがご登場。
まず、コンサートマスター渡辺美穂のチューニングでスタートします。

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多田真理さんがこの日のために選んだ曲は、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。
スペイン音楽やジャズの要素も盛り込まれた陽気で華やかな曲です。

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第2楽章のピアノソロと、その後に続く木管楽器、特にイングリッシュホルンとの対話は聴かせどころのひとつ。
イングリッシュホルンを吹くのは大島弥洲夫。

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この日のコンサートでは、もちろんオーケストラだけの曲も演奏しました。
まずオープニングでロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲を演奏し、後半はオールラヴェルプログラムで、ピアノ協奏曲に続いて、「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
「パヴァーヌ」のホルンソロを吹いたのは、今年1月から楽団員に仲間入りの高橋将純。
2番ホルンは蒲生絢子です。

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そして、コンサート最後の曲は「ボレロ」。
「ボレロ」と言えば、スネアドラムですね。
今回は、最後の部分で増強する2番のスネア共々、最初からステージセンターにスタンバイ。
写真は右手がスネア1番を叩く久保田善則、そして左が2番の堀内吉昌。
この曲、本当に最後まで大変だと思います。お疲れさまでした!

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この日のコンサートは、祝日開催ということもあり、14時開演。

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(C)飯島隆

開場時間の相当前から、ホールを取り巻くようにこの行列が。
結局、超満員で立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

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(C)飯島隆

特別にプロカメラマン飯島隆さんから本番の写真をお譲り頂きました。
皆さまご覧ください。
真っ白な本番衣装に身を包んだ古瀬まきをさんです。

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(C)飯島隆

「ABC新人コンサート」の時は時間の都合で「ルチア」の‘狂乱の場’途中からでしたが、この日は全曲歌われました。
やはり感情移入の事を考えても、全曲歌う方が歌いやすいでしょうね。
細部までキチンとコントロールされた歌が、ホールに響きました。

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(C)飯島隆

こちらはラベルのピアノ協奏曲ト長調を弾く多田真理さん。
第2楽章冒頭のピアのソロですね。

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(C)飯島隆

独特のリズムが特徴的な、おもちゃ箱をひっくり返したようなコンチェルト。
マンガ「のだめカンタービレ」でも、のだめが気に入る設定で使われています。
「のだめ」って、もう古いですか(笑)。 
大阪フィルを向こうに回して、この難しい曲を見事に演奏されました。

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(C)飯島隆

この日の満員のお客さまはとても集中して聴いて頂きました。
新人二人が晴れて音楽界にデビューされる記念すべきコンサート。
お客さまはその事の意味をしっかりご理解され、ご自分の目と耳で新人二人を確かめに来られようです。
そしてメインイベントが終了し、とても楽しんで大阪フィルの演奏を聴いていただき、とりわけ「ボレロ」には温かく盛大な拍手を頂きました。

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(C)飯島隆

アンコールはビゼーの「アルルの女」第2組曲第4曲「ファランドール」を演奏。
大変な盛り上がりのまま、コンサートは終了しました。

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(C)飯島隆

飯森マエストロをはさんで左がソプラノの古瀬まきをさん、右がピアノの多田真理さん。
お二方のこれからのご活躍をお祈り致します。
またご一緒出来る機会を楽しみにしています。

最後に、「ABCフレッシュ・コンサート」といえば、1994年の第4回でヴァイオリン部門の代表になり、外山雄三指揮、大阪フィルと共演したのが、特別客演コンサートマスターの田野倉雅秋です。
そして、1999年にやはりヴァイオリン部門の代表に選ばれたのが、大阪フィル第1ヴァイオリンの鈴木玲子です。

「ABCフレッシュ・コンサート」は大阪フィルにとっても、とても関係の強いコンサートでした。

NPO法人ABC音楽振興会はじめ関係者の皆さま、お世話になりました。
そして、ご来場頂きましたお客さま、ありがとうございました。


「第22回ABCフレッシュ・コンサート」のテレビとラジオの放送時間が決まりました!

〇朝日放送テレビ(6CH)2014年4月4日(金)深夜 放送予定
 ※コンサートにインタービューなどを加え、2時間番組に構成されて放映されます。

〇朝日放送ラジオ(1008KHz)「堀江政生のザ・シンフォニーホール・アワー」
      2014年2月23日(日)7:05~7:35 古瀬まきを(ソプラノ)
           3月 2日(日)7:05~7:35 多田真理(ピアノ)




さあ、今週はいよいよ今年最初の定期演奏会を開催します。

期待の新鋭指揮者、ガエタノ・デスピノーサの大阪フィル定期デビューです。

   2月定期

前にもお伝えしましたが、大阪フィルの定期演奏会がザ・シンフォニーホールで行われるのもあと2回だけです。
残響2秒のザ・シンフォニーホールに鳴り響く、ワーグナーとマーラー。
ぜひライブでお聴きください!
チケットは好評発売中です。
チケットはホームページのトップ画面からもご購入いただけます。

ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

チケット販売所:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-374】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 演奏会 | 23:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「第475回定期演奏会」は来週20日、21日です!

さあ、いよいよ来週には2014年最初の定期演奏会を迎えます。
待望の2月定期演奏会は・・・
大阪フィル初登場となる話題の指揮者、ガエタノ・デスピノーサの登場です。

   デスピノーサ

本人はドレスデン国立歌劇場のコンサートマスターを務めていましたが、指揮者へ転向したのは2008年の事。
コンマスとしての経験を活かした指揮で評判、35歳の若手指揮者です。
日本ではN響や群響、日本センチュリー響、兵庫芸文オケなどを指揮。
昨年9月から、ミラノ・ヴェルディ交響楽団首席客演指揮者に就任しています。

大阪フィル初登場のプログラムは、
ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕~イゾルデの愛の死、そしてマーラーの交響曲第4番です。

究極の「愛と死(エロスとタナトス)」をテーマにした楽劇「トリスタンとイゾルデ」と、天上の音楽を描いたマーラー交響曲第4番。

共にソプラノの独唱が入り、やはり初登場のマグダレーナ・アンナ・ホフマンがこの2曲を歌い分けます。
とても良く出来た組み合わせだと思いますが、いかがでしょうか?

   マグダレーナ

ソプラノのマグダレーナ・アンナ・ホフマンは、ガッティやハーディング、フェドセーエフや大野和士などと共演を重ねる注目のソプラノ歌手。

この2曲を一度に聴けるのはラッキーだと思います。
オペラファンや歌モノがお好きな方にもオススメのコンサートです。

   2月定期

大阪フィルの定期演奏会がザ・シンフォニーホールで行われるのも、ラスト2回です。
ぜひこの機会に残響2秒の素晴らしい響きで、ワーグナーとマーラーの名曲を耳に焼き付けてください!

今回の定期演奏会は、「学生・シニア当日券」もご利用いただけます。
18時半の時点で当日券があれば、25歳以下の学生と60歳以上のシニアの方は、1000円でご入場いただけるこの制度も、残すところ2回で終了いたします。
お席はお選びいただけませんが、今回の定期演奏会は販売出来そうです。

該当される方は、寒いので販売時間の18時半に合わせてお越しください。
その際、身分証をお忘れなくお持ちください。

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2011年、兵庫芸文で開催の「大阪国際フェスティバル」以来のマーラー交響曲第4番。
その時の大植英次指揮のものとはまた違った演奏をお楽しみいただけるはずです。

期待の新鋭デスピノーサの大阪フィル定期デビューの瞬間をどうぞお見逃しなく。

チケットは好評発売中です。
チケットはホームページのトップ画面からもご購入いただけます。

(広報:H.I)

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
チケット販売所:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-374】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 13:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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学生の皆さまに大阪フィル「定期演奏会」を聴いて頂きたくて!

今月7日、近畿大学付属和歌山中学校・高等学校の音楽鑑賞会が行われました。
未来の音楽文化を担う中学生、高校生の音楽鑑賞会は、私たちがとても大切にしている活動です。

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本番の前日には、綿密にリハーサルを行いました。
この公演のコンサートマスターは首席客演指揮者の崔文洙が務めます。

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指揮は大井剛史さん。
ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の常任指揮者や、山形交響楽団の正指揮者を務められ、今年から東京佼成ウインドオーケストラの正指揮者にも就任されました。
大忙しの大井さん、大阪フィルは昨年の三木での第九公演を指揮して頂きました。

しっかりと前日リハーサルを終え、いざ和歌山へ!

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音楽鑑賞会の会場は、和歌山県庁の南側にある和歌山を代表する和歌山県民文化会館。
大ホールは客席数約2000席と立派なホールです。

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和歌山県民文化会館は昨年3月、2年間の耐震・改装工事を経て綺麗に生まれ変わりました。

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大ホールでは大井剛史さんの指揮でゲネプロが始まりました。
この日のプログラムは、モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」序曲、大栗裕「大阪俗揺による幻想曲」、そしてブラームスの交響曲第4番という本格的なプログラム。
音楽鑑賞会でブラームスのシンフォニーを1曲丸ごと聴いて頂くとは素晴らしい!
果たして生徒の皆さまは楽しんで聴いて頂けるのか、ドキドキだったのですが・・・

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私たちの心配をよそに、とても静かに集中して聴いて頂きました。
客席が最も沸いたのが、「大阪俗揺による幻想曲」でした。
チャンチキや神楽鈴などが奏でるだんじり囃子が生徒の皆さまに気に入って頂けたようです。

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この曲、大井マエストロがどうしても大阪フィルでやりたかった曲だそうです。
「俗揺」はオーケストラよりも吹奏楽の曲として有名ですね。
今年から東京佼成ウインドオーケストラの正指揮者に就任されたマエストロが、大阪フィル所縁の「俗揺」に関心を持たれるのは頷けます。
そして中高生の皆さまに日本の作品を聴いて貰いたいと、この曲を選ばれたそうです。

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祭囃子、民謡、謡曲、わらべうた・・・
そういった要素が盛り込まれた「大阪俗揺による幻想曲」は、生徒の皆さまも気に入って頂けたようです。
温かく盛大な拍手を頂きました。

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そしてメインはブラームスの交響曲第4番。
これはすこし難しかったでしょうか。
演奏時間が長いにも関わらず皆さまとても静かに聴いて頂きました。

しかし、「俗揺」のような曲もあれば、5~6分程度の名曲もあるのがクラシック音楽。
本格的な交響曲を全曲、しっかり聴いて頂くのも鑑賞会の醍醐味です。
こんな機会でなければ聴く事の出来ないのが生のオーケストラサウンド。

近畿大学付属和歌山中学校・高等学校の生徒の皆さま、楽しんで頂けましたでしょうか。
また機会がありましたら大阪フィルをお聴き頂きたいと思います。
ありがとうございました。

若いうちにジャンルにこだわらず色々なものに触れるのは素敵な事です。
音楽に限らず芸術全般に触れる事で、感性が磨かれます。

未来の音楽文化を担うのは、近代付属和歌山高等学校・中学校や、やはり先日の啓明学院中学校・高等学校の皆さまなど若い皆さまです。

そこで・・・
大阪フィルではフェスティバルホールに定期演奏会の会場を移す来シーズンから、増加する客席数を活用して将来の音楽文化の担い手、学生の皆さまに大阪フィルの音楽に触れていただこうと新たに「学生席制度」を設けます!

「学生席」は25歳以下の学生を対象に、3階席に限り、一律1000円で販売致します。
こちらはインターネットのみの取扱いで、整理番号付き引換券を当日学生証を持参の上、チケットと交換していただくシステムとなります。
大阪フィルホームページのトップ画面「チケットのご購入」より手順に沿って学生席をご購入ください。
整理番号順に良いお席をご用意させていただきます。(当日先着順ではありません)
学生証は当日必ずお持ちください。入場後も係員が提示をお願いする場合がございます。


条件に該当する学生の皆さま、大阪フィル自慢の「定期演奏会」を1000円で聴けるチャンスです。
大阪フィルの新「学生席制度」をご活用ください。

定期演奏会前期分5公演のラインナップは以下の通りです。

よろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

【大阪フィルハーモニー交響楽団 2014年度 定期演奏会 前期5公演】
会場:フェスティバルホール

「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」
第477回 2014年4月4日(金)19:00開演・4月5日(土) 15:00開演
指揮:井上道義 独奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
曲目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 
   ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43

第478回 2014年5月28日(水)19:00開演・5月29日(木)19:00開演
指揮:イオン・マリン
曲目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
   ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

第479回 2014年6月26日(木)19:00開演・6月27日(金)19:00開演
指揮:下野竜也 独奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
曲目:ラヴェル/古風なメヌエット
   サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103 「エジプト風」
   ブルックナー/序曲 ト短調
   ヒンデミット/交響曲 「画家マティス」

第480回 2014年7月18日(金)19:00開演・7月19日(土)15:00開演
指揮:ユベール・スダーン
曲目:シューベルト/交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
   ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」

第481回 2014年9月25日(木)19:00開演・9月26日(金)19:00開演
指揮:大植英次
曲目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

料金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円 
   学生席(3階席)1,000円 BOX席7,000円

発売日:前期1回券)好評発売中!


| 演奏会 | 08:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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明日10時、来シーズン定期演奏会前期分のチケット発売です!

2014年ー2015年シーズンの定期演奏会 前期分のチケット発売がいよいよ明日10時から始まります。

首席指揮者に井上道義氏を迎え、会場をフェスティバルホールに移して行う来年度の定期演奏会。
迫力溢れるの大フィルサウンドをゴージャスなフェスティバルホールでお楽しみください!

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今回発売するのは4月の「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」にあたる「第477回定期演奏会」を含む9月までの5公演。
既に受付けを開始している新規定期会員の状況がとても好調なのは、井上道義氏を首席指揮者に迎える事に加え、フェスティバルホールに本拠地を移したことも影響しているのでしょうか。
実際にフェスティバルホールに移り、金曜と土曜の開催が随分増えることで、行きやすくなったという声を多く頂いております。

出来たばかりのチラシを見ていただきながら、各回定期の聴きどころを紹介いたしましょう。

来シーズンのチラシは、フェスティバルホールの象徴!とも言える大階段をバックにデザインしました。
階段に限らず、ステージ、ホワイエ、客席とどこも絵になるフェスティバルホールですが、
やはりまず目に入るのが大階段ですからね。

来シーズンはこの公演から始まります。

「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」!

   【♯477】チラシ

会場をフェスティバルホールに移して行う今シーズンの定期演奏会。
就任披露の曲は、人気と実力を兼ね備えたスターヴァイオリニスト 神尾真由子さんがソリストを務めるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、井上道義マエストロ得意のショスタコーヴィチ/交響曲第4番!
大掛かりな楽器編成と、全楽器において高い技術が求められるショスタコーヴィチ4番は、マエストロと大阪フィルならではのダイナミックなサウンドを思う存分堪能して頂ける大作です。

大空間のフェスティバルホールに広がる大阪フィルの新たな響きにご期待ください。

そして、井上道義マエストロの首席指揮者就任を、皆さんで祝福していただけるなら、
これほど嬉しいことはございません。
ご当地、大阪出身の神尾真由子さん、昨日の「情熱大陸」をご覧になられた方もたくさんいらっしゃるでしょう。
世界の神尾真由子さんが「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」に華を添えてくださいます!
チケット、お急ぎください。

   【♯478】チラシ

5月の「第478回定期」は、定期3度目の登場となるイオン・マリンです。

ベルリンフィルをはじめ世界の主要オーケストラと共演を重ね、大忙しのイオン・マリン。
3度目の定期でマエストロが取り上げる曲は、ベートーヴェンの交響曲第2番とブラームスの交響曲第4番いうドイツ音楽の王道プログラム。
大阪フィルにとっても朝比奈時代から繰り返し演奏してきた大切なレパートリーです。
ウィーン国立歌劇場の常任指揮者時代、音楽監督を務めていたのは先日亡くなったアバド。
彼の下でオペラを学び、以来メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、フェニーチェ歌劇場、パリ・オペラ座などを指揮し、オペラ指揮者として知られるイオン・マリン。
マエストロがこの2作をどのようなアプローチで聴かせてくれるか。
ぜひともライブでお聴きください。

   【♯479】チラシ

「第479回定期」はとても興味深い組み合わせでお楽しみください。
今年88歳になるピアノの巨匠アルド・チッコリーニが、大阪フィル定期に初登場!
ひとたびピアノの前に座るや、年齢を感じさせない情熱的なピアノ演奏を繰り広げるチッコリーニ。
しかもフランス音楽の大家であるチッコリーニのサン=サーンス/ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」がライブで聴けるまたとないチャンスです。

指揮は毎回バラエティに富んだ選曲で大阪フィルの魅力を引き出してくださる下野達也さん。
今回はマエストロが好んで取り上げるヒンデミットの交響曲「画家マチス」をメインに、ラヴェルの「古風なメヌエット」、演奏機会の少ないブルックナーの序曲ト短調などを演奏。
盛りだくさんなプログラムを一夜で聴ける贅沢な定期です。

   【♯480】チラシ

大阪フィル伝統のブルックナー交響曲を今年定期で指揮するのは、2度目の共演となるユベール・スダーン。
大阪フィルとの初共演は、一昨年のいずみホールでのシューベルト交響曲第8番「グレイト」でしたが、リハーサル初日から細部にこだわったマエストロの丁寧な練習と流れのある音楽作りにメンバー全員が引き込まれていました。

今回はマエストロが得意とするシューベルト交響曲第5番とブルックナー交響曲第4番。
朝比奈時代から幾多の名演を生んできた「ロマンチック」に、新たな名演が加わる予感がします。
この演奏は聴き逃せませんね!

   【♯481】チラシ

桂冠指揮者の大植英次マエストロは、師バーンスタイン譲りの得意とするマーラー/交響曲第6番「悲劇的」で登場です。
この力の入ったマエストロをご覧ください。
このチラシ、裏をめくるとマエストロの満面の笑みが登場いたします。
この豊かな表情はマエストロの指揮とは切り離せないものですね。

監督就任2年目の「第386回定期」以来となる大植マエストロの「悲劇的」。
当時の演奏はフォンテックレーベルよりCDにもなり、推進力を生かした畳み掛けるような演奏で大変話題となりました。
今回、ファンの皆さまのご要望にお応えして、9年ぶりの再演が決定!
壮絶なフィナーレは、マーラーの全交響曲中唯一短調で終わることから「悲劇的」と名づけられたことでも知られる大変ドラマチックな作品です。
多種多様な打楽器が登場し、終楽章では運命の一撃がハンマーで強烈に打ち鳴らされます。
まさに大空間のフェスティバルホールにぴったりのダイナミックなシンフォニーを、どうぞライブでお楽しみください。


ご覧のように、聴き所満載の大阪フィル来シーズンの「定期演奏会」。
いよいよ明日4日、10時よりチケットが発売となります。

発売に当たって、ぜひご紹介しておきたいことがございます。

まずは、「学生券」のことです。

大阪フィルでは4月から定期演奏会の会場をフェスティバルホールに移すにあたり、増加する客席数を活用して将来の音楽文化の担い手、学生の皆さまに大阪フィルの音楽に触れていただこうと新たに「学生席」制度を設けます。
「学生席」は25歳以下の学生を対象に、3階席に限り、一律1000円で販売致します。
こちらはインターネットのみの取扱いで、整理番号付き引換券を当日学生証を持参の上、チケットと交換していただくシステムとなります。
大阪フィルホームページのトップ画面「チケットのご購入」より手順に沿って学生席をご購入ください。
整理番号順に良いお席をご用意させていただきます。(当日先着順ではありません)
学生証は当日必ずお持ちください。入場後も係員が提示をお願いする場合がございます。


そしてもう一つ、「学生席」の販売方法でも触れましたが・・・
明日より一般の方に向けて、チケットの販売方法が増えます。
フェスティバルホールとザ・シンフォニーホールのチケットが、インターネットより購入出来るようになります。
もちろん席が選べてセブンイレブンやファミリーマートでの引取りが可能。
もちろんクレジット決済や郵送も出来ます。
このサービス利用に際して面倒な事前会員登録は不要。即時お取引が可能です。
気になるコンビに発券手数料は、170円と他社に比べても安めの設定です!


どうぞ大フィルHPトップ画面からアクセスしてください。

明日発売する「定期演奏会」前期分のラインナップはコチラです。
良い席は、早めのアクセスをオススメします。

(広報:H.I)

【大阪フィルハーモニー交響楽団 2014年度 定期演奏会】
会場:フェスティバルホール

「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」
第477回 2014年4月4日(金)19:00開演・4月5日(土) 15:00開演
指揮:井上道義 独奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
曲目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 
   ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43

第478回 2014年5月28日(水)19:00開演・5月29日(木)19:00開演
指揮:イオン・マリン
曲目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
   ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

第479回 2014年6月26日(木)19:00開演・6月27日(金)19:00開演
指揮:下野竜也 独奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
曲目:ラヴェル/古風なメヌエット
   サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103 「エジプト風」
   ブルックナー/序曲 ト短調
   ヒンデミット/交響曲 「画家マティス」

第480回 2014年7月18日(金)19:00開演・7月19日(土)15:00開演
指揮:ユベール・スダーン
曲目:シューベルト/交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
   ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」

第481回 2014年9月25日(木)19:00開演・9月26日(金)19:00開演
指揮:大植英次
曲目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

料金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円 
   学生席(3階席)1,000円 BOX席7,000円

発売日:前期1回券(一般)2014年2月4日(火)
     

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啓明学院中学校・高等学校の音楽鑑賞会、楽しかったです!

さる1月31日、啓明学院中学校・高等学校の音楽鑑賞会が行われました。

会場となった神戸文化ホールは、期待に目を輝かせた中高生の皆さまがいっぱい。
皆さま楽しみのコンサートは、グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲から始まり・・・

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マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲、ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」より、チャイコフスキー/弦楽セレナード、ラヴェル/ボレロを演奏しました。
このコンサートの前日リハーサルが・・・

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先日報告させて頂きました「公開リハーサル」だったのです。

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指揮者は新通英洋さん。
「公開リハーサル」では表現した音楽を、指揮だけでなく言葉で説明して頂きましたね。

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コンサートでは2曲目にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番より第1楽章を演奏しました。
「のだめカンタービレ」ですっかりお馴染みの曲、え、古いですか(笑)!
フィギュアスケート浅田真央さんのフリー演技の曲です。
ピアノを弾くのは、2007年ロン・ティボー国際コンクールの覇者、田村響さん。
さすがに皆さん良くご存知だったようで、本番ではとても盛り上がりました!

画像 18565

この日はさまざまな曲をギュッと70分強にまとめたコンサートでした。
最後に演奏したのは、啓明学院のスクールソング。
このスクールソング、ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の2楽章で、讃美歌にもなっている有名な曲です。
素敵ですね、スクールソングがこんな美しい曲だなんて。
この曲を、オーケストラバックに皆で歌って、啓明学院中学・高校の音楽鑑賞会は終了しました。

生徒の皆さまは集中して最後まで聴いて下さいました。
生のオーケストラで聴くクラシック音楽、いかがだったでしょうか?

思っていたほど難しくなくて良かった!って思って頂いた皆さまにオススメのコンサートが有ります。
それはこちらのコンサートです。

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会場は本格的なクラッシック音楽専用ホール、ザ・シンフォニーホール。
指揮は下野竜也さん、ソリストに現在17歳の将来有望なピアニスト尾崎未空さん。

バラエティに富んだ名曲を集めてお贈りするこちらのコンサート、
小学生から25歳以下の学生は1000円で入場できます。
啓明学院中学校・高等学校の生徒の皆さま、ぜひお越しください!

青少年の方にぜひ聴いて頂きたいコンサートですが、もちろん一般の皆さまのご入場もOK。
3000円でどなたさまもお聴きいただけます。
今回の青少年のためのコンサートは、指揮者の役割について考えてみようというテーマになっています。

3月31日、今年度最後の日にザ・シンフォニーホールにお越しください。
皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

「青少年のためのコンサートpart2 」

日 時:3月31日(月)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:下野竜也
独 奏:尾崎未空(ピアノ)
曲 目:
ヴィヴァルディ/「四季」作品8より “春” 第1楽章
ハイドン/交響曲 第94番 ト長調 Hob.Ⅰ,94「驚愕」より 第2楽章
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 「戴冠式」 K.537 より 第1楽章
ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92より 第1楽章
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14より 第4楽章“断頭台への行進”
ハインツ・ゴールドシュトック・ハウザー/オーケストラのためのシンフォニック・ムーヴメントより 第7楽章
レスピーギ/交響詩「ローマの祭り」より “主顕祭”

※曲目・曲順など内容が変更になる場合がございます。

料 金:全席指定 学生:1,000円、一般:3,000円
(学生券は小学生から25歳以下の大学生までが対象です。当日、学生証などの身分証をご持参ください。)
※未就学のお客さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:216-057】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:56522】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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