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高関健さん指揮によるコンサートの模様をリポートします!

1月行く、2月逃げる、3月去るとはよく言ったものですね。

この3カ月、とんでもなく早く感じました。
そして気が付けばもう4月は目前。
井上道義が首席指揮者に就任する新しいシーズンがいよいよスタートします!

実は忙しさの中、キチンとご報告が出来ていなかったコンサートやニュースがいくつかございます。
シーズンが変わる前に足早に報告してまいりましょう!

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まずは、指揮者・高関健さんに指揮をして頂いた‘高関シリーズ’から。

3月8日には「第37回岐阜定期演奏会」が行われました。
年に1度、岐阜のサラマンカホールでのコンサートに向けて、ホームの大フィル会館でリハーサルを行いました。

今回の「岐阜定期」の話題は、4月から京都市交響楽団の常任首席客演指揮者に就任される高関マエストロに指揮をして頂くことと・・・

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話題の14歳のピアニスト、牛田智大さんとの共演です。

それらの感想は、後ほどお話するとして、
リハーサルの成果をもって、岐阜に向かいました。

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サラマンカホールでは、本番に先駆けて音楽評論家 奥田佳道さんが、今回のプログラムの聴きどころを紹介されました。

プログラムの前半は、ムソルグスキーの交響詩「はげ山の一夜」に続いて、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
そして後半は、チャイコフスキーの交響曲第4番というオールロシア・プログラム。

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年に1度、この美しいサラマンカホールで演奏出来る事は、大阪フィルにとって大変な誇りですし、メンバーにとって楽しみの一つとなっています。

写真でもお判り頂けると思いますが、とても美しく音響も素晴らしいこのホールに、
毎回超満員のお客さまがお越し頂いているのです。
今年もチケットは早々に完売したそうです。

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早々の完売の訳には、牛田智大さんの登場があったのかもしれませんね。

噂に聞いていた牛田さん、演奏が始まってすぐに彼が本物の演奏家である事が判りました。
今回が初めてのチャイコフスキーの協奏曲だったそうですが、しっかりオーケストラの音を聴いて自分のピアノを合わせようとしている事に驚きました。
指がまわって、曲芸的な早引きが出来るといったピアニストとはレベルが違います。
きちんと自分の音楽をお持ちで、人とアンサンブルが出来る。

高関マエストロも牛田さんの意図を汲んで、万全のサポート。

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お客様の拍手に応えられる姿にも、子供っぽいところがなく堂々としたもの。
またそれが嫌味に映らない所が牛田さんの魅力ですね。

牛田さんが難曲、チャイコフスキーの協奏曲を初めて演奏した記念すべき日は、
オーケストラは大フィルで、岐阜のサラマンカホールが舞台だった。

記録にも記憶にも残るチャイコフスキーのピアノ協奏曲でした。

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後半はチャイコフスキーの交響曲第4番です。
高関マエストロの指揮の下で演奏するのは、毎回とても刺激的。
新しい発見の連続なのです。

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マエストロは常に真っ白な状態で指揮する曲に臨まれているのでしょう。
スコアの読み込みがどんどん深くなって、色々なアイデアの宝庫のようなマエストロの指揮なのです。
この日のチャイコフスキーも素晴らしく、お客さまからは温かな拍手をたくさん頂きました。

ご来場頂きましたお客さま、この場を借りて御礼申し上げます。
岐阜だけではなく、名古屋方面からもたくさんお越し頂いたと聞いています。
また来年もお会いしましょう。
サラマンカホールはじめ関係者の皆さま、今年もお世話になりました。
これからも引き続きよろしくお願い申し上げます。

そしてメンバーは岐阜羽島駅から新幹線で関西へ戻って来ました。
翌日には、別の演奏会が控えているのです。


その演奏会というのがこちら。

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日本舞踊の伊勢志賀山流五世宗家 志賀山千歳改メ、志賀山登羅襲名披露公演に、
大阪フィルが招かれ、貴志康一の交響曲「佛陀」を演奏するのです。

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第一部は日本舞踊のステージ。
地唄「雪」や長唄「志賀山三番叟」、長唄「汐汲」、長唄「松の調」を、伊勢志賀山流の皆さまが踊られるステージです。
そして二部が大阪フィルの演奏で、交響曲「佛陀」と日本舞踊のコラボとなっています。
オーケストラはピットで演奏。
フェスティバルホールのピットに初めて入るのも、ドキドキです。
そのピットから客席を見ると、このように見えます。

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そして、ピットにオーケストラが入るとすっかり雰囲気が変わります。

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貴志康一の交響曲「佛陀」を指揮するのも、昨日に続いて高関健さんです。
マエストロは指揮台に立つと客席に向いてまず一礼。
そして、指揮棒を下ろす「佛陀」の美しい音楽が始まりました。

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28歳の若さで夭折したものの、昭和初期にドイツと日本で輝かしい功績を残した貴志康一は、作曲家にして指揮者でもありました。
この交響曲「佛陀」は、25歳の時に貴志康一自身がベルリンフィルの指揮台に立ち、初演を行った作品です。
生前の貴志康一と親交のあった大阪フィル創立名誉指揮者の朝比奈隆は、辻久子の独奏でヴァイオリン協奏曲を演奏したことあるほどで、大阪フィルは貴志康一とは関係が深いのです。

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そして2009年には「貴志康一生誕100周年記念演奏会」をザ・シンフォニーホールで小松一彦さんの指揮で行い、「佛陀」も演奏しました。
その時の演奏を聴かれた志賀山千歳改メ 志賀山登羅 五世宗家が、「いつかこの曲で踊りたい」と思われ、今回の演奏会に繋がっていくのです。

ステージ上手袖から見ると、ステージとオーケストラピットはこのように見えます。

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正面2階から見たステージがこちら。
ほとんどセットのない素舞台ですが、照明を上手く使った幻想的なステージです。
オーケストラが演奏しているピットの部分、お判りになられますか?
フェスティバルホールのピットで奏でるサウンドは、ピットの周囲の壁に反射しホールに均等に散り、とても鮮明で美しく響きました。

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この方が、志賀山千歳改メ 志賀山登羅 五世宗家です。
舞台には他にもお弟子さんたちが登場されます。

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楽章によっては、ステージがこのように変わったり

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このようなシーンが登場したり、セリフは一切ありませんが、
音楽に合わせて物語が進行していきます。

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最後は登場人物がすべて出て来られてのカーテンコール。

アンコールは貴志康一の「日本組曲」より“道頓堀”でした。
あまり演奏機会の多い曲ではありませんが、高関マエストロは細部までスコアを読み込まれていて、前日のチャイコフスキーやムソルグスキーと同じ意識でオーケストラもこれらの曲に取り組めました。

昭和初期、ベルリンフィルにこれらの曲を指揮した貴志康一のことを考えると、日本人としてちょっと嬉しくなります。
貴志康一はフルトヴェングラーに師事していたそうです。
音楽は時代を超えますね。

いつもとは全く違うお客さまに、大阪フィルの演奏を聴いていただくことが出来ました。
大変貴重な機会を頂戴しました伊勢志賀山流の関係者の皆さまに御礼申し上げます。


高関マエストロといえば、4月にこのコンサートが控えています。

    【ソワレ】チラシ(最終版)

新たに始まるシリーズ、「ソワレ・シンフォニー」です。

これは、いつもより開演時間が遅く、19時半開演のコンサート。
そして休憩なしの60分コンサートで、終演はいつもより30分近く早いのです。
しかし中身は充実していますよ。
小品1曲と交響曲をしっかりお聴きいただきます。
チケット代金は、ザ・シンフォニーホールのすべての席が3500円均一!

この記念すべき第1回目を、高関マエストロに指揮していただきます。
曲は、ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲とマーラーの交響曲第1番「巨人」。

チケットはまだ余裕がございます。
ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

大阪フィル×ザ・シンフォニーホール
<ソワレ・シンフォニー>Vol.1

日 時:4月16日(水)19時半開演(18時半開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:高関健
曲 目:ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
    マーラー/交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
料 金:均一指定:3,500円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:221-082】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:57713】

お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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| 演奏会 | 18:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「青少年のためのコンサート」に、ぜひお越しください!

大阪市が主催する、恒例の「青少年のためのコンサート」が近づいてきました。
1年に2回実施しているこのコンサート、パート2は3月31日にザ・シンフォニーホールで開催いたします。
  
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このポスター、大阪市営地下鉄の駅に貼っていたので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
なんか派手なピンクで見たような気もするけど、ようワカランと言われる皆さま。
勿体ないですよ! 
このコンサート・・・
クラシック音楽の美味しいとこ取りが出来る魅力的なコンサートです。
いや、それだけじゃなく、オーケストラの歴史と指揮者の役割を、時代順に名曲の生演奏を交えながら指揮者の下野竜也さんが紹介してくださる、大変ためになるコンサートなのです。
つまり、ヒーリングや元気付けの効果だけではなく、知的好奇心をも満たしてくれる優れモノなのです。

昨日の日経新聞 関西版夕刊文化面でも、「春休みのオーケストラ公演」という特集で取り上げていただきました。
お近くに日経新聞が有ればどうぞご覧くださいませ。

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一昨日行われたリハーサルの模様を通して、見どころ、聴きどころを紹介しましょう。
コンサートマスターは特別客演コンサートマスター田野倉雅秋が務めます。
田野倉が特別客演コンマスを務めるのはこのコンサートが最後。
4月からは首席コンサートマスターに就任が決まっています。
田野倉のチューニングでリハーサルはスタート!

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指揮は現在最もお忙しい指揮者の一人だと思います、下野竜也さん。

「オーケストラと指揮者の関係を、バロック時代から現代まで代表する名曲を聴きながら紐解いていこう!」というのが今回のテーマですが、下野さんには選曲や構成まで考えていただきました。

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コンサートの1曲目はヴィヴァルディの「四季」より“春”を演奏しますが、この時代は専任の指揮者はいませんでした。
その時代に合った指揮・・・
下野マエストロは通常のコンサートでは滅多にされない事をされます(笑)。
何かって? それはご覧頂いてのお楽しみです!

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時代が経過するにつれ、オーケストラの規模が大きくなっていき、指揮者の役割が変わっていきます。

「四季」に続いてハイドンの交響曲第94番「驚愕」2楽章、モーツァルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠式」1楽章、ベートーヴェンの交響曲第7番1楽章など名曲の数々を聴きながら、指揮者の役割を理解して頂きます。

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このコンサートの本編最後で演奏するのは、レスピーギの交響詩「ローマの祭」より“主顕祭”。
ヴィヴァルディの「四季」から比べると、この曲に至るまで途中でどんどん編成が大きくなっていきます。

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レスピーギのローマ三部作の最後を飾る「ローマの祭」。
“主顕祭”はその第4楽章で、お祭りの前夜祭を描いており、酔っ払いや踊り狂う人々が狂喜乱舞する様子を音楽にしたもので、管楽器の編成も大きいのですが、圧巻は打楽器です。

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打楽器総勢10名。それにピアノの連弾も加わります。
迫力のオーケストラサウンドが味わえるだけでなく、オーケストラと指揮者の関係がバッチリ理解出来ますよ。

そして大いに盛り上がり拍手をたくさんいただいたら、気になるのはアンコールですね。
こちらも当日のお楽しみにさせて下さいね(笑)。
きっと喜んでいただけるはずですので。

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「青少年のためのコンサート」のお楽しみの一つは、毎回フレッシュなソリストが登場する事です。
今回、モーツァルトの「戴冠式」でピアノを弾くのは・・・

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1996年生まれの将来有望なピアニスト、尾崎未空さんです。
小さい頃から国際ジュニアコンクールでも入賞を繰り返す期待の新人。
大阪フィルとは初共演ですが、既にオーケストラメンバーの気持ちをがっちりキャッチ。
堂々とした演奏に好感を持ちました。
皆さま、どうぞご期待下さい。

バラエティに富んだ名曲を集めてお贈りするこちらのコンサート、
25歳以下の青少年の皆さまは1000円ですが、大人も3000円で入場頂けます。

3月31日はオーケストラの日です。
今年度最後の日にザ・シンフォニーホールにお越しください。
皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

「青少年のためのコンサートpart2 」

日 時:3月31日(月)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:下野竜也
独 奏:尾崎未空(ピアノ)
曲 目:
ヴィヴァルディ/「四季」作品8より “春” 第1楽章
ハイドン/交響曲 第94番 ト長調 Hob.Ⅰ,94「驚愕」より 第2楽章
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 「戴冠式」 K.537 より 第1楽章
ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92より 第1楽章
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14より 第4楽章“断頭台への行進”
ハインツ・ゴールドシュトック・ハウザー/オーケストラのためのシンフォニック・ムーヴメントより 第7楽章
レスピーギ/交響詩「ローマの祭り」より “主顕祭”

※曲目・曲順など内容が変更になる場合がございます。

料 金:全席指定 学生:1,000円、一般:3,000円
(学生券は小学生から25歳以下の大学生までが対象です。当日、学生証などの身分証をご持参ください。)
※未就学のお客さまのご入場はお断りさせていただきます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



| 演奏会 | 06:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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井上マエストロ、高校生にシューマン「ライン」を指導!

4月から首席指揮者に就任する井上道義氏による高校オーケストラ部への技術指導が先日行われました。

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「クラシック音楽を聴くことが特別なことではなく、日常の行為であって欲しい。そのためには将来の音楽文化を担う高校生のもとに駆け付け、直接話し、直接教えることが大切なんだ。」

そんな思いから、就任前にも関わらず積極的にアクションを起こす井上マエストロ。

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「それならぜひ、うちのオーケストラ部の指導をして欲しい!」

いち早くこちらからの申し出に対して乗っていただいたのが、大阪府立清水谷高校のオーケストラアンサンブル部の顧問を務める野崎晃弘先生。
とても気さくで明るい先生です。

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冒頭、井上マエストロからの挨拶に続き、大阪フィルの助っ人メンバー5人を紹介させて頂き、セクションごとに分かれて、分奏の練習からスタートです。

今回取り上げる曲は、シューマンの交響曲第3番「ライン」。
楽器編成や嗜好性、演奏映えするかなどを総合的に考慮し、野崎先生が昨年の課題曲に選ばれた曲ですが、「難しい曲でした!」とのことです(笑)。
昨年、演奏したメンバーのうち、3年生はいません。
今回は欠員状態で臨む、久しぶりの「ライン」です。

2ndヴァイオリンとヴィオラを教えるのは、大フィルの2ndヴァイオリン奏者、市野桂子。
ベテラン市野の段取りの良い教え方に感心をしながら見ているマエストロ。

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こちらの高校は弦楽器のメンバーは全員が初心者だとか。
市野は教えることが好きなのでしょうね。
その指導風景は、笑いにあふれながらもケジメの付いたきびきびしたものでした。

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チェロ、コントラバスを教えるのは、チェロ奏者の庄司拓。
「お名前は? どうしてチェロを選んだの?」
それをしっかり紙に書き込んで、次からは生徒の皆さんを名前で呼ぶ庄司。

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こちらも慣れたものですね。
弓のどこを使って弾くのが良いのかを指導中のひとこまです。
「初心者でラインをこれだけ弾けるなんて、本当にびっくり!」
最後にそう感想を漏らしていました。

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自分で指揮をし、身体を使った熱血指導はフルートの野津臣貴博です。
こちらの学校は、木管楽器も経験者は一人だけだとか。

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大半が初心者のメンバーに対し、曲を演奏する以前に、音楽することを熱く語ります。
身体の使い方やアンサンブルの取り方、チューニングの合わせ方など、
おそらくメンバーは始めて聞く事ばかりだったのではないでしょうか。
独自の教え方でメンバーに語りかけるフルート野津、彼のファンが多い理由が判った気がしました。

みんなそれぞれ教え方に独自のスタイルがあって面白いですね。

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金管楽器を教えるのはホルンの蒲生絢子。
どこのパートもそうですが、3年生が辞めて金管も欠員が多く・・・
驚いたのはホルンの3番、4番を、トロンボーンが吹いていたこと(汗)。

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「先生、やるね!」とマエストロ。

マエストロが指揮をし、テンポをメンバーに伝えます。
そしてホルン蒲生による指導がスタート。
しかし、トロンボーンがホルンパートを吹いているのには、唖然・・・。
気を取り直しての熱血指導、見た目と違い、うーん男前です。
今回、講師がいなかったティンパニもこのグループに交じって演奏していました。

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最後に紹介するのはメロディを司る1stヴァイオリン。
「僕の“ライン”は、こんなテンポです!」マエストロが指揮しながら話します。
「もっと大きな音で!」マエストロからは色々な指示もとびます。

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1stヴァイオリンの三瀬麻起子、この日だけの練習ですが、
不自然なボーイングには妥協がありません。
笑顔を見せながら、手拍子にのせて全員に弾かせる姿、貫禄十分でした。

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大フィルメンバーの頑張りで、ずいぶん形が出来てきました。
井上道義指揮、シューマン作曲/交響曲第3番「ライン」第1楽章の合奏スタートです!

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ほとんどの生徒が楽器初心者の清水谷高校オーケストラアンサンブル部の皆さん。
やりますね、紛れもなく「ライン」が5階視聴覚室に鳴り響きました。

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大フィルメンバーももちろんオーケストラに参加して演奏します。

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フルート野津も、ホルン蒲生も生徒に交じって吹いています。

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途中から指揮は野崎先生に交代。
「えーっ、井上先生の前で指揮なんて出来ませんよ!」と言いながらも、
生徒の前で引く訳には行きません(笑)。
そして披露された野崎先生の指揮は、見事にリズムに乗った立派な指揮でした。

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「うーん、たいしたもんだ!先生、いいじゃない!シューマンはそれでいいんです。」
生徒の皆さんに色々と説明を加えるマエストロの横で、ほっとした表情の野崎先生の晴れやかな表情が印象的でした。

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「今日はどうもありがとうございました!」
オーケストラアンサンブル部の部長さんから感謝の言葉が述べられ、
清水谷高校への技術指導は終了です。

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最後は全員で記念撮影をしました。
「皆さん、いいですか、はーいチーズ!」

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この後はサイン会と撮影会へとなだれ込みました。
井上マエストロの前には長蛇の列が。

いやー、生徒の皆さまに喜んでいただけたのが嬉しかったです!
大フィル助っ人メンバーも大活躍、お疲れさまでした!

最後はやはり野崎先生と井上マエストロの2ショットで締めましょう。

「清水谷高校オーケストラアンサンブル部の皆さま、
4月の「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」には来てくださいね!」

「はーい、みんなで行きまーす!」

これで終わりではなく、これからが始まりですね。
清水谷高校の関係者の皆さま、お世話になりました。
皆さま、今後ともよろしくお願い申し上げます。

こういう繋がりは大切ですね。
「これからもこういった活動をやっていこう!」
このために東京からやって来たマエストロとその事を確認し合い、
マエストロはそのまま新大阪から新幹線に飛び乗り東京に戻って行かれました。

井上道義が大阪の高校のオーケストラ部に指導に出向く。
私たちも嬉しいです。
「大阪フィルの首席指揮者は大阪の顔なんだ!」と言われるマエストロ。
そのことを実践していただいた、首席指揮者としての最初の活動でした。

    【♯477】チラシ

さあ、「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」まで1週間となりました。
皆さま、「チケットはもう無いだろう!」と諦めておられませんか。
今なら大丈夫です。
A席とBOX席は完売しましたが、B席とC席ならまだ間に合いますよ。

お祝いの演奏会に華を添えてくださるヴァイオリンの神尾真由子さんのチャイコフスキーも楽しみです。
「チャイコフスキーを弾かせたら、彼女の右に出る者はいないと思う!」
マエストロと神尾さん、大フィルのステージで12年ぶりの再会です。

楽しみが尽きない「第477回定期演奏会」。
皆様のお越しをお待ちしております。


(広報:H.I)

井上道義 首席指揮者就任披露演奏会
「第477回定期演奏会」 
日 時:2014年4月4日(金)19:00開演・4月5日(土) 15:00開演
場 所:フェスティバルホール
指 揮:井上道義 
独 奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
曲 目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 
    ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円 
    学生席(3階席)1,000円 BOX席7,000円
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。

チケット販売所:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com/
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
             http://www.festivalhall.jp/(要事前登録)
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-936】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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ザ・シンフォニーホールでの定期、感動のうちに終了しました!

ザ・シンフォニーホールでの最後の定期演奏会を終えて早くも1週間経過。
バタバタしていたとはいえ、ブログアップに随分時間がかかってしまいました。
楽しみにして頂いた皆さま、申し訳ございません。
朝比奈時代から大フィルを撮影していただいているカメラマン飯島隆さんの本番写真をご覧いただきながら、特別な気持ちで迎えた「第476回定期」2日目のリポートをします。

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(C)飯島隆

前半は独奏ピアノにブラジル生まれの巨匠ネルソン・フレイレを迎えて、大曲ベートーヴェンの協奏曲第5番「皇帝」をお贈りいたしました。

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(C)飯島隆

当初予定していたショパンの1番のコンチェルトを発表後に替えてまで今回こだわった「皇帝」。
実は今回、リッカルド・シャイー指揮、ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のアジアツアーの帯同ピアニストとして各地で「皇帝」を弾かれたとの事。
「皇帝」にこだわり、より練りこんだ演奏を聴いて頂きたいという気持ちからだったのでしょうか。

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(C)飯島隆

その「皇帝」、本当に素晴らしかったです。
鍵盤の上を転がるように均一に奏でられる打鍵技術もさることながら、音色が極上。
ヴィルトゥオーゾとしての雰囲気に満ちた堂々たる「皇帝」でした。

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(C)飯島隆

弾き終わったネルソン・フレイレをお客様の温かな拍手が包み込みます。
まず尾高マエストロと握手をし、続いてコンマス崔文洙とも握手。

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(C)飯島隆

そしてお客さまの拍手喝采に応えるネルソン・フレイレ。
お客さまは貫禄じゅうぶんなネルソン・フレイレの巨匠ピアノに魅了されたことでしょう。
温かな拍手に応えてのアンコールは、グルックの「精霊の踊り」でした

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「サンキュー、また会いましょう!」
固く握手を交わしたお二人は、にこやかにカメラにおさまって下さいました。

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(C)飯島隆

後半はいよいよ尾高マエストロお得意のシベリウスです。

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(C)飯島隆

知的で明晰、そして冷静沈着な尾高マエストロのイメージですが、
前日に続き2日目もマエストロの指揮はとてもエモーショナルで驚きました。

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(C)飯島隆

マエストロの指揮に凄まじい集中力で応えたメンバーもブラヴォーでした。
木管、金管の頑張りも素晴らしかったのですが、シベリウスは弦楽器がしっかりしてこそですね。
この日の弦楽器は、手前味噌ですがなかなか秀逸でございました。

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(C)飯島隆

マエストロの表情がこの日の演奏のすべてを物語っています。
胸が熱くなる演奏、これはザ・シンフォニーホールでの定期演奏会がこの日で最後という事も少しは影響していたのかもしれません。

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(C)飯島隆

そして、長年ホルンセクションを牽引したトップ奏者村上哲のラストステージ。
これも胸が熱くなった理由のひとつかもしれません。
村上自身、14年7カ月の大フィルでの思い出が演奏しながら走馬灯のように廻っていたのかもしれませんね。

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(C)飯島隆

第4楽章、弦楽器の2つのピッツィカートが鳴り響いた後の静寂。
その後起こった拍手喝采、ブラヴォーコール。
マエストロはコンマス崔と固く握手を交わされました。

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(C)飯島隆

さあ、カーテンコールが始まりました。
1番にマエストロが指名したのはクラリネットの1番を吹いていたブルックス・トーン。
第1楽章冒頭のクラリネットソロは、この曲を形作る大切なソロでした。

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(C)飯島隆

そして、ホルンのメンバーが指名されました。
1月に入ったばかりの後輩の高橋将純に1番を譲って、最後のステージで3番を演奏した村上。
立ってお客さまに挨拶する瞬間、隣のトランペット橋爪伴之がそっと村上に手を添えて彼を称えました。

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(C)飯島隆

鳴り止まない拍手は客席からだけではなく、ステージ上のメンバーからも起こっていました。
マエストロがコンマス崔に立つよう指示を送りますが、崔は応えずマエストロを称え、
オーケストラも全員がマエストロに拍手を贈りました。
そしてマエストロからは、お客様とオーケストラを称えるこのポーズ。

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(C)飯島隆

最後は全員を起たせて、お客さまにご挨拶をして終了致しました。

感動的な出来事が有ったのはこの後です。
本人の希望もありそっと去りたいと言っていたホルン村上ですが、この後周囲の奏者と言葉を交わし、舞台を下りる時に客席から大きな拍手が起こりました。
お客さまは村上のラストステージを良くご存じだったようです。

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この日も尾高マエストロの姿は、楽屋口で行われたサイン会の席に在りました。
にこやかに談笑しながらファンの方にサインをするマエストロ。

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帰る準備をして楽屋から下りて来たホルン村上と記念の2ショットが実現しました!
村上もマエストロもとても素敵な表情です。

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そして、最後に村上哲から皆さまにご挨拶がございます。

「大阪フィルのファンの皆さま、長い間お世話になりました。皆さまの声援を力にやって参りました。大阪フィルもこれからは心機一転、フェスティバルホールに拠点を替えても頑張ります。どうか引き続き応援をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。」

さすが大フィルきってのアスリート村上です。
とても爽やかな笑顔でザ・シンフォニーホールの楽屋口のドアから出ていったのですが・・・
同僚、音楽仲間、教え子などとても沢山の人がホールの外で彼を待っていて、またまた大きな拍手が起こりました!
それから延々、談笑に記念撮影が続いていました。


こんな感じで大阪フィル最後のザ・シンフォニーホールで開催する定期演奏会は終了しました。
ご来場頂きましたお客様、この場を借りて御礼申し上げます。

そして、来月からはフェスティバルホールでお会いしましょう。

4月はいよいよ「井上道義の首席指揮者就任披露演奏会」を迎えます。

井上道義得意のショスタコーヴィチの大曲、交響曲第4番を演奏します。
就任の演奏会に華を添えるのは、
先日の「情熱大陸」で話題沸騰中、神尾真由子さん。

「神尾のチャイコフスキーは、現在世界でいちばんだと思う!」
井上マエストロが太鼓判を押すチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
どうぞライブでお聴きください。

こちらのチケット、A席は完売していますが、B席とC席はまだ少し残っております。
しかし、チケットは残りわずか、どうぞお急ぎください!

(広報:H.I)

    【♯477】チラシ

井上道義 首席指揮者就任披露演奏会 「第477回定期演奏会」
 
日 時:2014年4月4日(金)19:00開演・4月5日(土) 15:00開演
場 所:フェスティバルホール
指 揮:井上道義 
独 奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
曲 目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 
    ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43
料 金: B席5,000円 C席4,000円 学生席(3階席)1,000円  
     A席、BOX席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを開演30分前より5階メインホワイエで行います。お立ち寄りください。

チケット販売所:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com/
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
             http://www.festivalhall.jp/(要事前登録)
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-936】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 08:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大阪市バス「大フィル号」が、大阪の街を走ります!

先週末、シンフォニーホールでの最後の定期演奏会を大盛況のうちに終える事が出来ました。
演奏会2日目の様子は、改めて報告させて頂きます。
今しばらくお待ちください。

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来シーズンに向けた準備に追われている事務局スタッフ。
井上道義体制で迎える新しいシーズンの事を皆さまに伝えたくて色々な取り組みを実践中ですが、新たにこんなバスが大阪の街を走ることになりました。

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少々エラそうなキャッチですが(汗)、
そう呼ばれるようにならないと!との決意を込めて付けました(笑)。

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バスのボディに井上道義と大フィルの雄姿が現れるまでをリポートしましょう。
まずは綺麗に洗車済みのバスのボディ、写真が貼られる部分はいっそう丁寧に拭ぐいます。

画像 19020

広告部分の大きさは、1m×3.5mとビッグサイズ。
これは3分割されておりまして・・・まず真ん中から貼っていきます。

画像 19025

そして3枚を正確に並べたら、動かないように押さえてシートを剥がして貼っていきます。
オーケストラのメンバーの顔が切れる事が無いように。
この作業、職人さんの熟練の技ですね。

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3枚が綺麗に貼れたら、ランプに当たる部分を切り抜いたり、
上と下のはみ出した部分をカットして、出来あがり。

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最後に指紋を消して、綺麗に輝かせるために綺麗な布で磨いて完成です!

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このバス、昨日から大阪の街を走っています。
数多い大阪市バスの中でこのバスを見かけるのは本当に偶然。
どこの路線を走るのかは、前日にならないとわからないそうです。

判り次第、何日間かツイッターで路線をお知らせ致します。
バスは動いてこそ広告の意味があります。

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フェスティバルホールの玄関口、地下鉄肥後橋駅の看板は、必ずそこに在ることで広告の意味が有ります。

看板だけでなく新聞や雑誌、テレビやラジオでも効果的な広告そしてパブリシティも駆使して、皆さまに井上道義と大阪フィルの情報をお届け致します。


その意味で、こちらのFMラジオにゲスト出演したのも宣伝効果を期待してのものです。

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FM OSAKAで日曜日の深夜1時15分からオンエアの「おしゃべり音楽マガジンくらこれ」。
「クラシック聴くんやったらコレやで!」の略だそうですが・・・
事務局の福山修が出演し、パーソナリティ吉川智明さん相手に色々なハナシをさせて頂きました。
オンエアは、収録した日の深夜、先週放送されました。

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大阪フィルの事をよくご存知の吉川さん。
FMからクラシック音楽が流れる番組ってとても貴重ですよね。
番組では、朝比奈隆の指揮によるブルックナー/交響曲第8番、大植英次指揮でマーラー/交響曲第6番「悲劇的」の他、井上道義指揮の昨年末のフェスティバルホールのベートーヴェン「第9」交響曲などがオンエアされました。
実に大阪フィルらしい選曲です。
収録当日、今夜オンエアです!とツイッターで呟きましたが、番組を聴いて頂いた方には楽しんで頂けたことと思います。

FM OSAKA「おしゃべり音楽マガジンくらこれ」。
貴重なクラシック音楽が聴ける番組です。
吉川さん、これからも頑張って続けてくださいね。
そしてまたゲストに呼んでください。


大阪フィルは新しいシーズンに向けて動き始めています。
4月の「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」となる「第477回定期演奏会」は、おかげさまでチケットは残り少なくなっています。
ただ、今ならまだございます。 どうぞお急ぎください。

4月以降も大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

    【♯477】チラシ

井上道義 首席指揮者就任披露演奏会
    「第477回定期演奏会」 
日 時:2014年4月4日(金)19:00開演・4月5日(土) 15:00開演
場 所:フェスティバルホール
指 揮:井上道義 
独 奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
曲 目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 
    ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円 
    学生席(3階席)1,000円 BOX席7,000円
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。

チケット販売所:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com/
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
             http://www.festivalhall.jp/(要事前登録)
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-936】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| お知らせ | 23:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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本日の公演が、ザシンフォニーホール最後の定期となります!

「第476回定期演奏会」初日の公演は、足元の悪い中にもかかわらず大勢の方にお越しいただき、大盛況のうちに終える事が出来ました。
ザ・シンフォニーホールで行う定期演奏会は、いよいよ本日を残すのみとなりました。

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初日の模様をリポートしましたのでご覧ください。

前半のプログラム、ベートーヴェン「皇帝」のソロを演奏していただいたのは、69歳の世界的ピアニストネルソン・フレイレ。
このプログラムは、当初ショパンのピアノ協奏曲第1番の予定をしていましたが、アーチストサイドの強い希望があり、「皇帝」に変更致しました。
曲変更がチケット発売前で、本チラシの印刷には間に合ったとは言え、もしもご存知無い方がおられたのであれば、この場を借りてお詫び申し上げます。

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ネルソン・フレイレは今回、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の日本ツアーのソリストも務めておられ、今月17日には東京オペラシティでリッカルド・シャイー指揮の下、やはりベートーヴェンの「皇帝」を弾かれるそうです。
大阪でフレイレの「皇帝」が聴けるのは、本日の大フィル定期だけです。

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2日間のリハーサルで尾高忠明マエストロはフレイレのイメージする「皇帝」をしかかりつかまれた様子。

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本番では堂々と力強く、細かな音まで粒の揃った巨匠ピアノが鳴り響きました。
マエストロ率いるオーケストラと、ソロピアノのスリリングなやり取り。
ピアノ協奏曲の醍醐味を、巨匠相見える定期のステージでご堪能くださいませ。

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本番を終えて楽屋に戻って来られたお二人は、とても素敵な表情をされていました。
2ショット写真をお願いすると、この表情で応えて頂きました。
「お疲れさまでした。マエストロは後半のシベリウス、よろしくお願いします!」

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後半はシベリウスの交響曲第2番。
ゲネプロで見せた、尾高マエストロの慈愛に溢れたこの表情からご覧いただきましょう!

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知的で冷静沈着なイメージのある尾高マエストロですが、この日のシベリウスは情感のこもった熱い指揮。

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明晰な解釈とそれを形に出来るバトンテクニック。

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マエストロのシベリウスを音楽にしようと、凄まじい集中力で応えるオーケストラ。
それをまとめるコンサートマスター崔 文洙(チェ・ムンス)。
すべてが上手く機能し、シベリウス交響曲第1番の名演が誕生しました。

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1stヴァイオリン最前列外側の位置にあり、自らもガンガン弾きオーケストラを牽引するコンマス崔 文洙(チェ・ムンス)。
尾高マエストロとは数多くのステージで共演し、強い信頼関係で結ばれています。

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第1楽章冒頭で大ソロを奏でるクラリネットはもちろん、金管も木管もこの日は良く鳴っていました。
迫力のアンサンブルもブログではお届け出来ないのが残念です。

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1楽章冒頭のトレモロや3楽章の強打など、聴かせどころ十分なティンパニと、
シンバル、バスドラム、トライアングルもオーケストラサウンドには欠かせません。

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この日も美しいアンサンブルを聴かせていたオケの花形、ホルン。
実はこの日お配りしたプログラムで、トップ奏者村上哲の退団を発表いたしました。
平成11年9月からトップ奏者として朝比奈時代の最後から、大植時代を経て現在に至る14年7ヶ月の間、大フィルサウンドを支えてくれました。
定期会場としてザ・シンフォニーホールを去るタイミングでの退団です。
最後のステージがシベリウス交響曲第1番で、3番ホルンを担当します。
村上の勇姿をぜひご覧くださいませ。

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最後に尾高マエストロとコンマス崔の2ショットをご覧いただきましょう。
良い表情ですね。
お二人にはもう1日、大仕事が残っています。
「本日の定期最終日、どうぞよろしくお願いします!」

さあ、いよいよ「第476回定期」2日目です。
大阪フィルの定期をザ・シンフォニーホールで聴ける最後の機会です。

ぜひお越しください!

本日もチケットに余裕がございます。
今シーズン限りとなる「学生・シニア当日券」は、18時半より販売致します。
25歳以下の学生の皆さまと60歳以上のシニアの皆さまは、身分証をお持ちになってお越しください。
お席は選んでいただけませんが、1000円でご入場いただけます。
この制度も本日のみの実施となりました。
あらためて、ご案内させていただきます。

それでは皆さま、ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

   3月定期チラシ

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)、14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席、S席は完売
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 14:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「第477回定期演奏会」初日、本日19時開演です!

ザ・シンフォニーホールで定期演奏会を行うのは、本日と明日開催する「第476回定期演奏会」が最後となります。

2003年、大植英次が第2代音楽監督になったタイミングで定期の会場はザ・シンフォニーホールへと移動しておりましたが、4月より本拠地をフェスティバルホールに戻すからです。

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今回の定期、メンバーにとっても特別な演奏会となります。
感傷的な意味ではなく、ホール特性を意識しながら楽器を鳴らすのがプロの奏者。
ザ・シンフォニーホールとフェスティバルホールでは響きが全く違います。
次回からはフェスティバルホールが基準になります。

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「定期の会場が変わっても、色々な演奏会をザ・シンフォニーホールで出来るのは良いですね」
尾高忠明マエストロは仰います。

「はい!」(笑)
マエストロには今年から始める新しいシリーズ「ソワレ・シンフォニー」のVOL.2(7/31)にも登場願い、シベリウスと並んでお得意のエルガー交響曲第1番を指揮して頂きます。

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そして、びわ湖ホールで行う「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2014」でも2ステージご一緒させて頂きます(4/27)。
今年はマエストロに指揮をして頂く機会が多いのです。
前にも書きましたが、日本中のオーケストラがマエストロに指揮をして欲しい!と願っているだけに、有難い事でございます。

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色々とハナシをしている間に、リハーサル3日目は始まってしまいました。
この日もシベリウスからの練習です。
初日に通した演奏は、すっかり変わっております。
何と言っても、この寒い季節に聴くシベリウスはこれまた格別です(笑)。

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細かくアーティキュレーションや強弱記号のチェックを受けたメンバーが、指示通り上手く演奏すると、

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マエストロからはgood!のサインが飛び出します。
本番中にも思わずマエストロがgood!を出す演奏が出来ますでしょうか。
楽器は違いますが同じメロディから始まり、同じようにピッツィカートで終わる1楽章と4楽章。 抒情的な2楽章にスケルツォの3楽章。
2番の交響曲の影に隠れている1番ですが、良い曲ですよ!
ぜひライブでお聴き頂きたい曲です。

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リハーサル後半は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」です。
実は今回のプログラム、チケット発売前のタイミングではありましたが、曲目変更がありました。
当初、ショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏予定だったのですが、ネルソン・フレイレの強い希望で「皇帝」に変更となったのです。
尾高マエストロとは、「ショパンのコンチェルトをやるのなら、同じポーランドの作曲家パヌフニクが生誕100年に当たる事から、パヌフニクの「カティンの墓碑銘」を演奏しましょう!」と一度は決めたのですが、ショパンが無くなるなら演奏するのもどうかということになり、結果「皇帝」とシベリウス1番の2曲プログラムになりました。
どうぞお間違いありませんように、あらためてご案内申し上げます。

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2曲プログラムになりましたが、「皇帝」は演奏会の前半を覆い尽くすほどの大曲です。
ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲の中では、演奏時間、編成ともに最大規模。
ピアノ独奏以外は、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ1、弦五部という編成。
演奏時間は約40分となっています。

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今回のソリストは巨匠ネルソン・フレイレ。
世界規模で演奏活動をされているビッグネームですね。
1975年のヨーロッパ公演以来、約40年振りの共演なので、初めてみたいなものです。
なので、共演をたいへん楽しみにしていました。

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ネルソン・フレイレのピアノは、ブラジル人特有のリズムを感じるところがあります。
ラテン系というのでしょうか、とにかくアグレッシブ。
この日のリハーサルでも、マエストロとのちょっとした駆け引きが見られました。

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尾高マエストロは何があってもオーケストラをまとめ上げれる事を確認したネルソン・フレイレ、本番では疾風怒濤のごとき大迫力の「皇帝」が聴けるかもしれません。
いずれにしてもスリリングな「皇帝」をどうぞお楽しみください。

大阪フィルの定期をザ・シンフォニーホールで聴ける最後の機会です。
ぜひお越しください!

本日の公演、チケットに余裕がございます。
今シーズン限りとなる「学生・シニア当日券」は、18時半より販売致します。
25歳以下の学生の皆さまと60歳以上のシニアの皆さまは、身分証をお持ちになってお越しください。
お席は選んでいただけませんが、1000円でご入場いただけます。
この制度も今回の定期演奏会までの実施となりました。
寒いのでどうぞ18時半を目指してお越しください。

ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

   3月定期チラシ

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)、14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席、S席は完売
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 12:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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約40年ぶりの再会!巨匠ネルソン・フレイレ登場です。

「第476回定期演奏会」リハーサル2日目の様子をリポートしましょう!

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コンサートマスター崔 文洙(チェ・ムンス)のチューニングでリハーサルは始まりました。

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ザ・シンフォニーホールで行われる定期演奏会は今回が最後です。
特別な思いで臨むシーズン最後の演奏会を指揮していただくのは、やはり大阪フィルにとっても特別な方、尾高忠明マエストロです。

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コンマス崔とトップサイドに座る力武千幸と握手をしたマエストロは、「4楽章からお願いします!」と話し指揮棒を下ろされました。
4楽章冒頭、弦楽器のユニゾンで、ホ短調のメロディを悲劇的に歌い上げます。

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このメロディ、1楽章冒頭でクラリネットがピアニッシモで奏でる序奏主題と同じ。
そして第4楽章は、「幻想曲風に」の指示通り、小説や抒情詩の悲劇的な結末を描くように、最後は急速に減衰しピツィカートで集結します。
チャイコフスキーやワーグナー、ブルックナーの影響を感じるこの曲、次の交響曲第2番に比べると圧倒的に演奏機会が少ない曲ですが、とても美しい曲です。

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来年が生誕150年を迎えるシベリウス、尾高マエストロは得意とされています。
先月にはNHK交響楽団の定期演奏会でオールシベリウスプログラムの演奏会をされていますし、引き続きその後には音楽監督をされている札幌交響楽団とも、札幌と東京でやはりシベリウスだけのプログラムを演奏されています。

マエストロ得意のシベリウス一色の中で迎える今回の定期演奏会。
当然シベリウス交響曲第1番には期待が高まります!

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マエストロのリハーサルはとても緻密です。
アーティキュレーションや強弱記号も、何故そうなのかという裏づけがはっきりしています。
しかし、それでいて笑顔が絶えない楽しいリハーサル。
真剣な表情で演奏しているメンバーも、つぎの瞬間・・・

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こんな表情に変わってしまいます。
少し小さな写真ですがお判りいただけますでしょうか?
全員が笑っていますね(笑)。
これだけメンバーの気持ちをひきつけられるマエストロなのです。

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その後、演奏に戻っても、
もちろん、マエストロに応えようとメンバーも頑張りますよね。

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大阪フィルに限らず日本中のオーケストラから指揮して欲しいという依頼が絶えないマエストロ。
マエストロに振っていただくと、確実に凄い演奏になることをオケのメンバーは判っています。
だから一生懸命マエストロに応えようとメンバーも頑張る。
これ、尾高マジックです。

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「ずっとシベリウスをやって来たので、ベートーヴェンが嬉しいですね!」
尾高マエストロがそう呟かれたベートーヴェン「皇帝」のリハーサルが始まりました。

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ピアノ独奏はブラジル生まれの巨匠、現在69歳のネルソン・フレイレ。
1964年にヴィアンナ・ダ・モッタ国際コンクールで優勝して以来、世界中のメジャーオケと演奏を重ねてこられた方です。

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そんなネルソン・フレイレと大阪フィルが共演するのは今回が2度目です。
前回はいつかと申しますと・・・
ナント1975年10月19日(日)、西ドイツのアウグスブルグ国際会議場。

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大阪フィル第1回ヨーロッパ公演でのことです。
第1回ヨーロッパ公演は、75年の9月29日~10月31日の日程で5カ国20公演を実施。
この時の演奏旅行の話は色々と話し出せばキリがないのですが、
ファンの皆さまから「大阪フィルをヨーロッパへ送る会」が立ち上がりまして、ちょっとした市民運動のような盛り上がりで、ヨーロッパへ行かせて頂きました。
壮行会となるコンサートでは、「オーケストラを振ったらエエ気持ちやろな!」と語っておられた桂米朝さんも指揮。

このヨーロッパ公演の演奏がレコードになり大変な話題に・・・。
10月12日(日)、オーストリアのリンツ、聖フロリアン教会堂で行った、朝比奈隆指揮のブルックナー交響曲第7番です。

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ハナシをネルソン・フレイレに戻しましょう。
演奏したのが1975年なので、西ドイツ!でのコンサート。
その日、秋山和慶指揮で演奏したシューマンのピアノ協奏曲のソリストがネルソン・フレイレでした。
他の演奏曲目は、1曲目にレスピーギの交響詩「ローマの噴水」で幕を開け、メインはチャイコフスキーの交響曲第5番だったそうです。
ネルソン・フレイレ31歳の時です。
この写真のピアニストがそうだという事ですが、よくわかりません(笑)。

それから40年近い歳月が流れ、今や押しも押されぬ巨匠。

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そんなネルソン・フレイレとの共演、ちょっとテンション上がります。
「ラテン系のベートーヴェン。本番が楽しみですね!」とはマエストロの弁。

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随所でマエストロとテンポやきっかけなどをしっかりと打ち合わせされていました。

2日間の練習でマエストロががっちりオケのテンポキープ出来ることを確認した上で、
直線一気、突き抜けるベートーヴェンになるのか(笑)。
本番が楽しみですね。

   3月定期チラシ

ザ・シンフォニーホール最後となる定期演奏会。
チケットはまだ余裕がございます。
どうぞお越しくださいませ。 お待ちしております!

(広報:H.I)

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)、14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席、S席は完売
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-375】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 21:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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シーズン最後の定期演奏会、リハーサル始まりました!

2012年のシーズン開幕を告げる「4月定期」で、ブルックナー交響曲第7番の名演を大阪フィルから引き出していただいた尾高忠明マエストロ。
メンバー待望の尾高マエストロが約2年振りに大フィル会館に登場です。

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にこやかに大フィル会館メインホールに現れた尾高マエストロはコンマス崔と握手を交わし、ひと言ふた言何かを話された後指揮台に上がり、メンバーに一礼をされました。
そして指揮棒を軽く動かすと・・・
シベリウス交響曲第1番第1楽章が始まりました。

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ティンパニーが静かに連打する上に、クラリネットが序奏の主題を奏でます。
クラリネットのブルックス・トーン、いきなりにして最大の聴かせどころ。

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このクラリネットソロがこの音楽を形作ってしまいます。
尾高マエストロは最初という事もありテンポを指示されていましたが、本番は奏者に任せられるかもしれません。
そしてこのメロディは、第4楽章の冒頭、弦楽器のユニゾンというカタチで演奏されます。

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クラリネットのソロに引き込まれていると、突然2ndヴァイオリンが刻み始め、次いで他の弦楽器が第1主題を奏でます。
北欧の大自然を思わせる、シベリウスならではの雄大なメロディ。
ここまで、演奏開始からものの数分ですが、ガッチリ心を鷲掴み状態です。

尾高マエストロはシベリウスのスペシャリストとして知られています。
1865年生まれのシベリウス、ということで来年が生誕150年。
各オーケストラ、シベリウスの演奏機会が増えるのでしょうね(笑)。

マエストロが音楽監督を務められている札幌交響楽団でも、シベリウスのシリーズを現在展開されています。
先日行われた札響東京公演のシベリウス2番と4番が、ネット上でも大評判になっていましたね。

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人気の交響曲第2番に比べると演奏機会の少ない交響曲第1番ですが、とても美しい曲。
表題こそありませんが、交響詩を思わせる作りです。

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今回の定期のコンサートマスターは、首席客演コンマスの崔文洙。
トップサイドには力武千幸が座ります。

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弦5部1stヴァイオリン16型のシベリウス。
弦楽器各パートのトップは、2ndヴァイオリン田中美奈、ヴィオラ竹内晴夫、チェロ近藤浩志、コントラバス新眞二の布陣。

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木管楽器は2管編成です。
フルートはピッコロ持ち替え有りで1番が上野博昭、2番が井上登紀、オーボエは1番が大森悠、2番が大島弥洲夫、クラリネット1番はブルックス・トーン、2番は船隈慶、ファゴット1番は久住雅人、2番は熊谷将弘。
そして写真の関係でここで紹介しましょう。
ティンパニは中村拓実、シンバル、トライアングル、大太鼓を久保田善則、堀内吉昌。
金管ではトランペットは1番が篠﨑孝、2番が松原健二、3番が橋爪伴之。

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ホルンは1番が高橋将純、2番が蒲生絢子、3番が村上哲、4番が山本秀樹。

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そして、トロンボーンは1番がロイド・タカモト、2番が安藤正行、3番が吉田勝博、チューバはもちろん川浪浩一。
アップがありませんが、大活躍のハープは、今尾淑代。
こんなメンバーでお届けするシベリウスの交響曲第1番。

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尾高マエストロの明晰な指揮は、腑に落ちるというか納得するんですよね。
スコアを知り尽くされているマエストロです。
何度か繰り返してやった所、上手く行ってマエストロは指揮をしながら右手でgood!。

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時計を見ながら、予定時間を少し残していますが「今日はこのくらいにしておきましょう!」

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中身の濃いリハーサル初日になりました。
それはリハーサル終了後の、マエストロとコンマス崔の談笑風景からも判ります。
こちらも嬉しくなってしまいそうなこの表情。
良い雰囲気でリハーサルは進んでいます。
やはり尾高マエストロの指揮は素晴らしいですね。
明晰な解釈。そして、そのすべてに裏付けがあります。

これは間違いなく名演の予感が!
ザ・シンフォニーホールで行う最後の定期演奏会。
皆さま、どうぞご期待ください。

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少し前まで大阪市営地下鉄全駅に貼っていた「第476回定期」のポスター。
ご覧になられた方も多いと思います。

本日ご紹介したシベリウスの交響曲第1番に加え本番では、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を巨匠ネルソン・フレイレの独奏でお楽しみ頂きます。

リハーサル2日目からは、ネルソン・フレイレも合流します。
「皇帝」もリポートいたします!

今回の定期演奏会、チケットはまだ余裕が有るので今からでもお買い求めください!

そして、ザ・シンフォニーホールで開催する大フィル最後の定期演奏会に、ぜひお越しください。 
会場でお待ちしております。

(広報:H.I)

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)、14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席、S席は完売
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-375】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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≫ EDIT

本番前に指揮者や楽団員の話が聞けて、ゲネプロが見れて・・・

以前からお知らせしていますとおり、4月より定期演奏会の会場が11年振りにフェスティバルホールに戻ります。

アクセスも地下鉄や京阪の駅直結になり、お洒落なレストランなんかも会場周辺にたくさんあり、定期演奏会に出かける気分がまた違ったものになるのではないでしょうか。
そして行き着く先にはアノ大階段に、高級感いっぱいのふかふかの赤絨毯です。

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(C)飯島隆

非日常の楽しみ。 特別なハレの日。

せっかくならお客さまにもっと大フィルの定期演奏会を楽しんで頂きたい。
それには・・・
指揮者やソリストや楽団員などから公演の聴きどころや曲に対する思い、練習秘話などを語ってもらうと、皆さまのコンサートの楽しみ方が変わるのではないか。
そうだ、本番前のゲネラルプローベ(本番通りの進行で行われるリハーサル)も見ていただけると、コンサートの聴き方がより深くなるはず。

そんな事をずっと考えていたのですが、このたび実現することになりました!

朝日新聞社とJTBが運営している日本最大級の生涯学習センター、
朝日カルチャーセンターで、「大阪フィル定期演奏会 満喫講座」を開講します。

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   (C)飯島隆

例えば4月講座、講師はその日の演奏会で首席指揮者就任を披露する井上道義本人が出演致します。
時間は14時から15時が講座、そして15時半からは初日のゲネプロを最初の1コマ見学頂けます。
どうですか、これって贅沢じゃないですか?

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   (C)飯島隆

5月は指揮者イオン・マリンの当日のスケジュールが判らないこともあり、
本番のコンサートマスター渡辺美穂が講師を担当します。
もちろんゲネプロ見学付き。

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(C)飯島隆

6月は指揮者・下野竜也さんに講師をお願いしています。
こちらもゲネプロ見学は付いております。

講座の会場はフェスティバルホールで、2階エントランスホワイエに椅子を並べて行う予定です。
ゴージャスな赤絨毯の上に椅子を並べて講座を開講!
こんな贅沢、フェスティバルホールが全面的に協力頂けているので出来ることです。

一般の教室から飛び出して行う「大阪フィル定期演奏会 満喫講座」
既にチケットをお持ちの方は、講座料金のみの3,564円で参加頂けます。
4月は既に売り切れている、A席チケット付きの講座料金は、9,564円。

チケットを既にお買い求めの皆さまは、必ずチケットを持って来てください。

この講座の事を知らない人も多いようで、4月講座もまだ余裕が有るようです。
ぜひこの機会にご参加くださいませ。ご案内申し上げます。

詳細は以下の通りです。

「大阪フィル定期演奏会 満喫講座」
講座・リハーサル会場:フェスティバルホール
協力:大阪フィルハーモニー交響楽団
講師:4月 井上道義(首席指揮者)
   5月 渡辺美穂(コンサートマスター)
   6月 下野竜也(指揮者)
司会:大阪フィル 楽団事務局 職員
日時:
①4月 4日(金)講座:14:00~15:00
    リハーサル見学:15:30~16:30(予定)
②5月28日(水)講座:14:00~15:00
    リハーサル見学:15:30~16:30(予定)
③6月26日(木)講座:14:00~15:00
    リハーサル見学:15:30~16:30(予定)
受講料:各回 Aコース(講座+A席チケット付き)一般9,564円
       Bコース(講座のみ)一般3,564円
※公演チケットは講座当日にお渡しします。講座のみをお申し込みの方は、チケットをご購入済みの方に限ります。Bコースを受講される方は、講座当日に公演チケットのご提示が必要です。
※Bコースは券種に関わりなくケットを既に購入の方に限り申込み可能です。
お申し込み:朝日カルチャー中之島06-6222-5222


続いて、
すっかりゴールデンウィーク前半の恒例イベントとなった「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2014」ですが・・・
今年も大阪フィルは出演いたします。

音楽プロデューサー、ルネ・マルタン氏の提唱で始まった「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」は、フランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭です。
日本では2005年に東京国際フォーラムなどで開催され爆発的な人気となり、2010年よりびわ湖ホールでも開催されています。

今年の「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2014」は、「ウィーンとプラハ~音楽の都へ~」をテーマに、4月27~29日の3日間、びわ湖畔の風光明媚な滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールを主会場に実施されます

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(昨年の「ラフォルジュルネびわ湖2013」、会場のびわ湖ホール)

大阪フィルは4月27日に、尾高忠明指揮で2公演に出演。
ブラームスの交響曲第4番やドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」などを演奏いたします。

目の前には日本一の湖、琵琶湖が広がるとても美しいコンサートホール。

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無料のコンサートも一日中繰り広げられていて、ゆったり過ごすにはもってこい。
外輪船ミシガンが進む姿を見ているだけでも気持ちが和みます。
今年こそ、大津までお出掛けください。

また、同音楽祭に先立って、4月6日(日)には、守山市民ホールを会場に、同音楽祭のプレ・イベントとして開催される「ルシオール・アート・キッズ・フェスティバル2014」も開催されます。

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(昨年は、守山のゆるキャラ、モーリーも会場でお客さまをお出迎え)

こちらにも大阪フィルは出演。
山下一史指揮でドヴォルザークの交響曲第8番などを演奏します。

各演奏会の詳細は以下をご覧下さい。

「ラ・フォル・ジュルネ びわ湖 2014」27-L-1公演
日 時:2014年4月27日(日)午後1時30分~2時30分
会 場:滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール大ホール (シェーンブルン)
指 揮:尾高忠明
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:ブラームス/交響曲第4番
   ブラームス/ハンガリー舞曲第1番

「ラ・フォル・ジュルネ びわ湖 2014」27-L-2公演
日 時:2014年4月27日(日)午後4時45分~5時45分
会 場:滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール大ホール (シェーンブルン)
指 揮:尾高忠明
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
   ドヴォルザーク/スラヴ舞曲 op.72-2
共に…
料金:S2,000 A1,500 (小学生以下は各ランク500引、3歳以上入場可)
チケット発売日:2014年3月2日(日)より好評発売中!
お問い合わせ:びわ湖ホール・チケットセンター 077-523-7136

「ルシオール・アート・キッズ・フェスティバル2014」
日 時:2014年4月6日(日)午後1時
会 場:守山市民ホール大ホール
指 揮:山下一史
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:スメタナ/交響詩「モルダウ」
    ドヴォルザーク/交響曲第8番
料 金:大人2,000 高校生以下500 (3歳以上入場可)
チケットは好評発売中!
お問い合わせ:守山市民ホール 077-583-2532



大阪フィルの今週末は、土曜日が「第37回岐阜定期演奏会」です。
高関健さんの指揮で、ムソルグスキーの交響詩「はげ山の一夜」、チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番、チャイコフスキー交響曲第4番というプログラム。
ソリストには、今話題の14歳の牛田智大さんがピアノを弾かれます。
チケットは早々に完売だとか。 
リハーサルは明日。とても楽しみです。
3月8日(土)18:30開演 岐阜のサラマンカホールです。


日曜日はフェスティバルホールで、日本舞踊とオーケストラのコラボレーションをお楽しみいただきます。
こちらの公演も指揮は高席健さんにお願いしています。
大阪フィルの奏でる貴志康一作曲・交響曲「仏陀」にあわせて、伊勢志賀山流五世宗家・志賀山千歳先生をはじめとする皆さまが踊られます。
前半は日本舞踊のステージで、大阪フィルの出番は後半のみ。
オーケストラはピットで演奏します。
こちらは3月9日(日)15時開演
チケットはS席8000円、A席6000円(当日座席指定)
お問合せ:千歳会事務局06-6673-4154


そして月曜日からは、今シーズン最後の定期演奏会のリハーサルが始まります。

    3月定期

尾高忠明さん指揮、ネルソン・フレイレのピアノ独奏で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」とシベリウスの交響曲第1番というプログラム。
大阪フィルのザ・シンフォニーホールで行う定期演奏会としては最後となります。
こちらについては、改めてリポートいたします。

当分の間大阪フィルは、リハーサルと本番の日々です。
また会場でお会い致しましょう。

(広報:H.I)

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)、14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席、S席は完売
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-375】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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