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イオン・マリンのベートーヴェンとブラームス。もう1日ございます!

「第478回定期演奏会」初日は、おかげさまで大盛況のうちに終了しました。

しかし、大フィル定期はフェスティバルホールで2日間開催です。
本日もございます。 どうぞお越しください。
初日のアレやコレやを、駆け足でご紹介いたしましょう。

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フェスティバルホールでは井上道義に向けたメッセージボードを、開演前と終演後はエントランスホワイエに、休憩中は1階席後方メインホワイエに設置いたしました。
たくさんの方が励ましのメッセージを書いていただきました。

井上道義の等身大パネルの横には、この日井上から届いたメッセージを掲示。
そこには以下のように書かれています。

大フィルを応援してくれる皆さん、就任早々に心配をかけて申し訳ない。
納得の上で始めた化学療法とリハビリにより、9月末まで休むことにしました。
全快して10月には大阪に帰ってきます。
猛烈に期待してください。
2014年5月28日  病室にて 井上道義


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また昨日14時からは、朝日カルチャーセンター主催の「大阪フィル“定期演奏会”満喫講座」が行われました。
これは、毎回の定期演奏会をより楽しむための講座。
4月定期の回では、首席指揮者・井上道義が登場し、演奏曲の聴きどころと就任に向けた意気込みを語りました。

今回は、コンサートマスターの渡辺美穂が登場。

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指揮者イオン・マリンのリハーサルの進め方などを面白可笑しく紹介した後、
ブラームス交響曲4番の1楽章をヴァイオリンを使って分析。
ヴァイオリンパートだけではなく、裏で鳴っている楽器のメロディもヴァイオリンで弾くなど、この日のための特別レクチャーを繰り広げました。
お客さまとの質疑応答などのやり取りも微笑ましく、素敵な講座となりました。

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朝日カルチャーの定期演奏会“満喫講座”は、ゲネプロ見学も付いています。
受講生の方が熱心に見学されている前で、ゲネラルプローベが始まりました。

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大フィル定期3度目となるマエストロ イオン・マリンもフェスティバルホールは初めて。

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ゲネプロでは、指揮台から離れて音の響きやバランスを確認する場面もありました。

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ベートーヴェン交響曲第2番のゲネプロの風景です。
この中では、ティンパニにご注目を。

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マエストロのこだわりもあり、ベートーヴェンのティンパニはバロックティンパニを使用。
小気味よくリズムを刻んでいるのは、打楽器奏者の中村拓美。
後ろに置いてあるブラームスで使用するモダンティンパニとを、使い分けて演奏していました。

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そして、こちらがブラームスのゲネプロ風景です。
ティンパニはモダンを使用、そして第4楽章ではトロンボーンも鳴り響きます。
弦楽器は14型から16型へ増強。
本番では、迫力のブラームスサウンドをお聴き頂けた事と思います。

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本番の様子は、いつものように飯島隆さんの写真で後日報告しますが、
少しだけ本番の様子をご覧いただきましょう。
ベートーヴェンに登場したイオン・マリンは、コンマス渡邊美穂と握手を交わし、
演奏がスタートしました。

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長く壮大な序奏に続き、ホールにスケールの大きなシンフォニーが鳴り渡りました。
温かい拍手に応え、お客さまご挨拶をし、前半が終了しました。

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休憩時間、メッセージボードは1階席後方のメインホワイエに移動。
このホワイエ、とても暗くムーディなので、スポットライトを当てて照らし出します。
ここでもたくさんの方にメッセージを書いていただきました。

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後半のブラームス交響曲第4番。
最近では、先月「ラ・フォル・ジュルネ」で尾高忠明さんのほか、大井剛史さん、三ツ橋敬子さんで演奏。
2010年度の「交響曲全曲演奏会」では桂冠指揮者・大植英次が指揮、また井上道義も以前指揮をするなど、大阪フィルおなじみのレパートリーですが、イオン・マリンのブラ4は、とても新鮮な響きが印象的でした。

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お客さまからは拍手喝采をいただきました。
日本の歴史や文化に造詣の深いマエストロは、お客さまに手を合わせて感謝の気持ちを表現されていました。

定期演奏会は本日もございます。
イオン・マリンの指揮の下、大阪フィルがお届けするドイツ王道にして名曲プログラム。

当日券は17時半より、すべてのBOX席7000円~C席4000円、そして学生券1000円(25歳以下の学生に限り3階席を1000円で販売。要学生証) まですべての席種を販売いたします。

皆さまのお越しをフェスティバルホールでお待ちしています。

(広報:H.I)

    【♯478】チラシ

「第478回定期演奏会」

日 時:5月28日(水)19:00開演、5月29日(木)19:00開演
会 場:フェスティバルホール
指 揮:イオン・マリン
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
    ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・今年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売しております。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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| 定期演奏会 | 13:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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本日、「第478回定期演奏会」初日です!

「第478回定期演奏会」は、いよいよ本日初日を迎えます。

振り返れば先月4日、5日、井上道義の「首席指揮者就任披露演奏会」を華々しく開催しましたが、その後井上自身に咽頭癌が見つかり、病気療養のために現在活動休止状態なのは皆さまご存知の通りです。
事務局にはファンの皆さまから、井上に対する温かいメッセージや励ましのお言葉をたくさん頂いております。
中には 「お見舞いに行きたいたい!」 「お花をを届けたいけどどこに送ればいいの!」といったありがたいお言葉も数多く寄せられています。

そんな状況を受けまして、「第478回定期演奏会」の会場、フェスティバルホールのホワイエにメッセージボードを設置して、皆様にメッセージのご記入をお願いする事にいたしました。
メッセージボードの目印は、こちら ↓

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(「第477回定期演奏会」フェスティバルホール入口)

これは「首席指揮者就任披露演奏会」のフェスティバルホール入り口の写真ですが、
ここに写っている井上道義の等身大のパネルを場内に設置し、その横に・・・

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  (C)飯島隆    (2012年 星空コンサートの写真)
   
こんなに大きくはありませんが、メッセージボードを置き、星型のメッセージカードに井上に向けたメッセージを書いて貼り付けていただこうというものです。
「星に願いを」という事です。

メッセージボードは、開演前と終演後はエントランスホワイエで、休憩時間は1階席後方メインホワイエで、受付いたします。
井上に対する激励のメッセージをよろしくお願いします。

実は、会場で配布する定期プログラムの中には井上からのメッセージが・・・。
指揮者イオン・マリンの事や曲目についても触れておりますが、
今回の定期に出演はしないものの、首席指揮者として全体のプログラミングに関わった責任を果たそうという井上マエストロの強い思いは、至る所に散りばめられているのです。

ご来場の皆さまにお届けするのはもちろんですが、病気療養中の井上マエストロにも届け!という強い思いで、ベートーヴェンとブラームスのシンフォニーを演奏致します。

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リハーサル最終日も、コンサートマスター渡辺美穂のチューニングからスタート。

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マエストロ イオン・マリンは、いつものように紺のジャケット姿で現れ、「よろしくお願いします!」とだけ言うと、ジャケットを脱ぎ・・・

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ブラームス4番の練習が始まりました。

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マエストロは、とても雄弁です。
どうしたいのかを口頭で説明し、アーティキュレーションやフレージングなんかはご自身で歌って伝えられます。
ある時はドレミを使って、ある時はラララで。

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とても分かりやすく、マエストロの音楽をメンバーは理解しました。
そこにはマエストロ独自のアイデアも多く、従来の大阪フィルのベートーヴェンやブラームスの音楽とは違う部分もあります。
今回演奏する2曲は、皆さまには新鮮にお聴き頂けると思います。

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ピリオドorモダンといった演奏スタイル、楽譜の版、すべてに渡る指揮者の解釈によって、同じ曲でも全く違う曲になるところがクラシック音楽の魅力でもあります。

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それは、再現芸術を扱っているオーケストラ特有の問題で、大変であるのと同時に遣り甲斐にもつながっていくものです。
マエストロの意図は、本番の会場の響きの中で明らかになる。
これまでもそういったことは多々ございました。

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今日と明日、フェスティバルホールに響き渡る大阪フィルの調べをお楽しみください!

当日券は17時半から販売いたします。
チケットはすべての席種にわたり、たくさんございます。
学生券(25歳以下の学生対象 3階席を1000円で販売 要学生証)も当日券としてお買い求めいただけます。

どうぞ中之島のフェスティバルホールで、皆さまをお待ちしております。

    【♯478】チラシ

「第478回定期演奏会」

日 時:5月28日(水)19:00開演、5月29日(木)19:00開演
会 場:フェスティバルホール
指 揮:イオン・マリン
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
    ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・今年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売しております。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 定期演奏会 | 11:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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リハーサル2日目、マエストロ イオン・マリンにお聞きしました。

リハーサル2日目のリポートは、まずこの写真から。

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リハーサル終了後にマエストロにお話をうかがいました。

今回が3度目の大フィル定期となりますが、これまでと印象が違うところはありますか?
「前回と随分メンバーが入れ替わっているように感じました。 大阪フィルは上手くジェネレーションチェンジをされていますね。 メンバーが入れ替わる過程で、新しい人が古いから人からオーケストラの個性を学び、受け継いでいくことはとても大切なことだと思います。 また大阪フィルは、パノラマチックな特徴があるように思います。 カラフルで見通しの良いオーケストラと言えばいいのでしょうか。 そして、大阪フィルは、大阪の街や人の精神性を受け継いでいるオーケストラなのでしょう。 大阪の象徴として存在し、みんなから愛されるオーケストラだと思いますし、より一層そうなるよう務めていく事も大切だと思います。」

街とオーケストラが一体となって存在しているヨーロッパで活躍されているマエストロからそのように言って頂き、大変光栄です。
街とオーケストラの関係については、桂冠指揮者・大植英次もこだわってきたところですし、首席指揮者の井上道義もいつも言っていることですね。
大阪フィルのレーゾンデートルと言っても過言ではありません。

今回の定期演奏会を楽しみにされているお客さまにメッセージをお願いします。
「音楽はステージの上だけで生まれるのではありません。 ステージと客席が一体となって生まれるもので、共同作業が必要です。 皆さまの声援がオーケストラにチカラを与え、オーケストラの奏でる音楽が皆様に癒しや活力を与えます。 両者の気持ちが溶け合って成立する芸術なのです。 皆さまの街のオーケストラが奏でる音楽を聴きに来てください。 お待ちしています!」

マエストロ、ありがとうございます!

まず、このメッセージをご覧頂いたところで、
「5月定期演奏会」のリハーサル2日目を駆け足でリポートいたしましょう。

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今回のコンサートマスターは渡邊美穂が務めます。
彼女が定期のコンマスを務めるのは、下野竜也指揮「第473回定期」の“戦争レクイエム”以来のこと。
渡辺のチューニングでリハーサルがスタートです。

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イオン・マリンが練習場に入って来ました。
コンマス渡辺美穂と握手を交わすと、マエストロは昨日同様に上着を脱ぎ・・・

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ワイシャツ姿になりリハーサルが始まりました。
この日もブラームス交響曲第4番からリハーサルは始まりましたが、後半のベートーヴェン交響曲第2番の様子をお伝えしましょう。

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「5月定期」のプログラムは、ベートーヴェンとブラームスの交響曲2曲を演奏。
協奏曲がございません。
ソリストがいないという事は、リハーサルの光景を写真に撮っても、マエストロの姿とオーケストラの全体写真だと、昨日の模様と変わり映えしないのが難ですね。
初日と二日目のリハーサル、ダンディなマエストロは白いワイシャツに紺のジャケット。
これが本当に良くお似合いです。

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昨日のブログと画的には変化が有りませんが、2日目に撮影したものです(笑)。
マエストロの緻密なリハーサルは、ベートーヴェン2番でも同じです。
マエストロの作り出したいベートーヴェンの音楽を、メンバーに徹底的に伝え、イメージさせていくのです。

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繰り返し演奏することで、ベートーヴェンの音楽がマエストロの目指す音楽へと変わって行きました。
大切なのは、変わった音楽をオーケストラのメンバーも「なるほど、いいじゃない!」と納得出来るかどうかですが、それは皆さまの目と耳で確認していただければ幸いです。
マエストロの音楽は、この手によって紡ぎだされて行くのです。

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オーケストラの楽器配置ですが、弦五部は1stヴァイオリン14型で通常配置。
コンサートマスター渡辺美穂が向き合うのは、ヴィオラのトップ竹内晴夫です。

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管楽器は、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ1と、2管編成です。

堂々とした序奏から始まるベートーヴェンの交響曲第2番は、「3楽章で交響曲に初めて「スケルツォ」形式を取り入れるなど音楽史的にも意味のある交響曲!」といった事ではなく、とてもスケールが大きく気持ちが高揚する音楽だ!という事が判ります。
残念ながらベートーヴェンの交響曲の中で最も演奏機会の少ない曲ということで、皆さまもこれまであまり聴く機会が無かったかもしれませんが、そこは「楽聖」の作品です。
しかも有名な交響曲第3番「英雄」に直接繋がる交響曲なのです。

ぜひこの機会にお聴き下さいませ。
前売りチケットは、本日18時まで大阪フィルチケットセンターで受け付けております。
本番当日は、17時半から当日券を販売いたします。
皆さま、フェスティバルホールにお越しくださいませ。

(広報:H.I)

「第478回定期演奏会」

日 時:5月28日(水)19:00開演、5月29日(木)19:00開演
会 場:フェスティバルホール
指 揮:イオン・マリン
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
    ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・今年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売しております。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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イオン・マリンが定期3度目の登場。リハーサル始まりました!

「第478回定期演奏会」が、今週28日、29日に迫って参りました。
「第477回定期」が、4月4日、5日だった事もあり、随分久しぶりの定期演奏会です。

    【♯478】チラシ

今回の指揮者は、大阪フィル定期3度目の登場となるイオン・マリン。
マエストロを大フィル会館に迎えて、リハーサル1日目が行われました。

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相変わらずダンディなマエストロ イオン・マリンはメインホールにやってくると、
「皆さん、久しぶりです。よろしくお願いします!」と話すと、ジャケットを脱ぎ・・・

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ワイシャツ姿になりました。
さあ、ブラームス交響曲第4番のリハーサルが始まります!

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第1楽章を途中まで一気に演奏させたマエストロは、いったん演奏を止めて冒頭に戻し、うってかわて緻密な練習が始まりました。
ここまでで、大阪フィルのブラームス4番を理解したという事でしょうか。

冒頭の第1主題は、ヴァイオリンが3度進行を主とした旋律で、3度の下降(シーソ)、6度上昇(ひっくり返ると3度)(ミード)、3度下降(ラーファ)、6度上昇(ひっくり返ると3度の関係)(レーシ)の連続で、哀愁を帯びたメロディを奏でます。
そして、チェロとヴィオラがヴァイオリンの(シーソ)のソの後、(ミード)のドの後に、八分音符で繋がっていくのですが、この連携をまず繰り返し練習しました。
こういう細かなところをマエストロのアイデアを加えながらやらせていくのです。

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先月、「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」では尾高忠明さんの指揮で演奏し、大成功を収めたブラームス4番ですが、今回は全編大掃除の様相ですね。
演奏機会も多く、朝比奈時代から得意とするブラームス4番のシンフォニーをここまで緻密に練習出来るのは、イオン・マリンだからだと思います。
リハーサル終盤では、最初とまったく違った表情を見せるブラームス4番。
どうぞお楽しみになさってください。

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ブラームス作品の最高傑作であるばかりではなく、全クラシック中最高峰に位置する作品だと言われる方も多いブラームス交響曲4番。
第1楽章冒頭以外にも聴きどころは多く・・・
例えば第2楽章の途中からチェロが奏でる第2主題の美しさ。
第4楽章は、冒頭8小節(と言うか8つの音)を主題とする30の変奏曲で、パッサカリア(シャコンヌ)という形式が使われていて、音の構築性とそれが変化していく様は見事です。

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楽器配置ですが、弦五部は1stヴァイオリン16型。
上手客席側にヴィオラ、チェロ、その奥にコントラバスが並びます。
先日の「マチネ・シンフォニー」で大植英次が採用した対向配置ではありません。

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下手客席側はもちろん1stヴァイオリン、その横に2ndヴァイオリンが並びます。
1stヴァイオリンは外側に5プルトが並び、折り返して内側に3プルト並んでいます。
どこまでが1stヴァイオリンか、わかり辛いですよね。
申し遅れましたが、コンサートマスターは渡辺美穂が務めます!

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管楽器は、フルート2(2番はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット1、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ1、トライアングル1。

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マエストロの指揮はとても情熱的。
指揮台の上を所狭しと動き回り指揮をされます。
しかしどのシーン切り取って見ても、とてもダンディなマエストロです。

リハーサル初日は、どっぷりブラームス4番に終始しました。
おかげでメンバーには、マエストロの作りたいブラームスの音楽が良く判ったことと思います。
これでマエストロと話す上での共通言語が出来たので、後はハナシは早いはずです。

しかし、今回のプログラムはダブルシンフォニー!
もう1曲、ベートーヴェンの交響曲第2番が待っています。
マエストロの目指すベートーヴェンの2番は、どんな音楽なのでしょうか。

「定期演奏会」に敢えて選んだ、ベートーヴェンとブラームスという名曲プログラム。

「そんな保守的なプログラム・・・」と言う声が上がることも承知の上でのセレクト。
何故なら、ヨーロッパを中心に大活躍をしているイオン・マリンが「大阪フィルとならぜひこのプログラム!」と、ドイツ物王道プロのオファーを頂いた訳で、それならやるしかないと思うのです。
いずれにしましても本日のリハーサルで、ブラームス4番は名演になる事間違いなしと確信致しました。
ぜひ私たちの本拠地フェスティバルホールにお越しください。
チケットをたくさんご用意してお待ちしております。

(広報:H.I)

「第478回定期演奏会」

日 時:5月28日(水)19:00開演、5月29日(木)19:00開演
会 場:フェスティバルホール
指 揮:イオン・マリン
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
    ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・今年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売しております。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-937】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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大植英次の指揮する「マチネ・シンフォニー」のレポートです!

平日午後の名曲セレクション「マチネ・シンフォニーVol.11」は今月21日、大盛況のうちに終了しました。

このコンサートの2回目からずっと指揮を続けてきた首席指揮者の井上道義は、病気療養のため無念の降板。
代わりに指揮をしたのは、桂冠指揮者の大植英次。
すべてのスケジュールを調整し、本人曰く「いざ鎌倉!」の気持ちで駆け付けてくれました。

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その大植英次の指揮、オリヴィエ・シャルリエのヴァイオリンによるベートーヴェンの協奏曲のゲネラルプローヴェの様子からご覧いただきましょう。

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延々とオーケストラによる演奏が続く第1楽章冒頭。
独奏ヴァイオリンによるソロの出番直前、オリヴィエ・シャルリエの表情です。

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いやーこれは、技術的にも音楽的にも素晴らしいベートーヴェン!
井上道義は、「オリヴィエは現在最高のベートーヴェン弾き!」とメッセージを寄せています。

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本番で彼の演奏を聴いた皆さまの反応がとても楽しみになってきました。
こちらが「オリヴィエのヴァイオリンソロ、素晴らしいですよ。ぜひお聴きください!」と繰り返しても、音楽だけはご自身の耳でお聴きいただくしかありません。
演奏終了後の皆さまからの拍手喝采を想像して、ニヤニヤしてしまいました。

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ブラームス交響曲第2番のゲネプロが始まりました。

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Tシャツでリハーサルなどは指揮をする方が多い中、大植マエストロのゲネプロ時のファッションがこちら。
マエストロはまたコンサートの前半と後半でも衣装替えをされます。
音楽と同様に楽しみにされているファンの方も随分多いとか。

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上下への動きも多いマエストロ渾身の指揮。
これだけぴったりフィットしたジャケットを着ていても、ほとんど汗をかかないマエストロ。
激しい指揮をしても表情が変わらないって、クールで恰好いいですね。

ブラームスを演奏する弦楽器前のプルトと管楽器の奏者の様子。

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そしてこちらが下手の1stヴァイオリンとヴィオラパート演奏中の光景。
お知らせしたように、ブラームスは弦16型の対向配置でお届けいたします。
本番写真はあまり奏者が写っていないので、この写真で雰囲気を掴んでください。

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上手側の2ndヴァイオリンとチェロ、コントラバスの演奏風景がこちら。
16型のオーケストラはすっぽり収まるザ・シンフォニーホール。
豊かな響きも心地良い! さすがに素晴らしいホールですね。

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ゲネプロ終了後、コンマス田野倉雅秋と話すマエストロの元に、ステージマネージャ清水直行、ライブラリアン家恵子が集ってきました。
ステージメンバーも諸々と調整を済ませ・・・
ザ・シンフォニーホールにあと1時間半ほどで、大フィルサウンドが鳴り響きます。

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(C)飯島隆

「マチネ・シンフォニー」は、開演前にステージ上でプレトークを行っています。
開演10分前、大植マエストロもマイクを持って登場。
後ろにはお馴染みの大きな虫眼鏡も置かれていますね(笑)。
このトークからお客さまは大植ワールドに引き込まれていくことになります。

トークの中身は、「今回のプログラムは構成的に素晴らしい。さすが井上道義さん!」
それ以外は、「ここだけのハナシ!」と云う事なので、お伝え出来ません。残念です(笑)。
プレトークは、時間が来てオケのメンバーが定位置に付くまで行われました。

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(C)飯島隆

前半はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
オリヴィエ・シャルリエのヴァイオリンは冴えに冴えて・・・

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(C)飯島隆

お客さまのハートを鷲掴み。
現在、演奏活動と並行して、パリのコンセルヴァトワールで後進の指導にあたるオリヴィエ・シャルリエ。
まだまだ日本ではその名前が広く一般に知られていないのが残念ですね。
首席指揮者・井上道義が2年ほど前に彼のヴァイオリンを聴き、その後N響やアンサンブル金沢などで共演を重ね、今回
大阪フィルに招いて、晴れて共演を果たすつもりだったそうです。

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(C)飯島隆

演奏終了後、予想通りの拍手喝采、ブラヴォーの嵐です。
オリヴィエ・シャルリエは満面の笑みでお客さまにご挨拶。

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(C)飯島隆

そして彼がアンコールで弾いたのは超絶技巧の曲、フィオリオの「36の練習曲形式の奇想曲」より‘第28番’。
指揮台の上に座り、聴いている大植マエストロの姿が印象的でした。

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カーテンコールを終え、大植マエストロ、オリヴィエ・シャルリエ、そしてコンマスが楽屋に戻って来ました。
みんなとてもハイテンション。
いつものように記念写真をお願いしました。

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マエストロが楽屋に戻った後も、オリヴィエ・シャルリエと首席コンマス田野倉雅秋、コンマス渡辺美穂、の話は尽きません。
「それにしてもあなたの楽器(1747年製カルロ・ベルゴンツィ)は鳴りますね!」
「よかったら弾いてみるかい?」
ということで、コンマス田野倉が弾いているのがオリヴィエのカルロ・ベルゴンツィ。
いつの間にやらチェロ近藤浩志も混ざって、談笑は続いていきます。

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「この楽器、ここがこうなっているんだよ。」
自分の楽器をこんな感じで説明をしているオリヴィエ・シャルリエ。
本当に気さくで良い人ですね。

彼にコンサートの感想を伺いました。
「今回、井上マエストロと一緒出来なかったのは残念でした。 でもマエストロEIJIは自分に合わせてくれて、とても弾きやすかったです。 大阪フィルは色合いがはっきりしていて良いオーケストラですね。 大変楽しかったです。 皆さま、またお会いしましょう!」

彼の弾くヴァイオリンの音色は、彼の人柄そのままの温かみをもったものでした。
必ずまた共演したい。そう思わせる素晴らしいアーチストでした。

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(C)飯島隆

さあ、いよいよ後半のブラームス交響曲第2番です。
首席コンマス田野倉雅秋のチューニングで始まります。(楽器は自分の楽器ですので)

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(C)飯島隆

ザ・シンフォニーホールのステージに並んだブラームス2番の楽器配置はご覧の通りです。
先日のアルペンシンフォニーなんかと比べると弦楽器の数は同じですが、管楽器の数が違います。

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(C)飯島隆

4年ぶりとなる大植マエストロのブラームス2番。

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(C)飯島隆

後半のブラームスも、これぞ大植英次!という音楽。
情感豊かな指揮で、速度もフレキシブルに変わっていきます。
そして、音楽同様やはり表情がとても豊かです。

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(C)飯島隆

「マエストロの指揮する表情が見たい!」
大植英次は、おそらく日本で一番クワイア席が売れる指揮者ではないでしょうか。
この日もクワイア席はもちろん、クワイア席に近い2階バルコニーRA~RC、LA~LCのブロックは満席。
そして演奏は第4楽章、疾風怒濤の如くアップテンポで駆け抜けて行きました。
ラストでは第2主題を高らかに奏でる金管メンバーも高速テンポに食らい付き、歓喜のフィナーレです。

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(C)飯島隆

演奏終了と同時に起こった拍手喝采、ブラヴォーコール、有難うございました。
クワイア席とRAブロック、そして客席前方が写っていますが、そこ辺りは完全にお客さまで埋まっております。
これ、平日のお昼間のコンサート。
定期演奏会のような錯覚に陥ります。

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(C)飯島隆

大植マエストロは、コンサートマスター田野倉雅秋と握手を交わし・・・

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(C)飯島隆

お客さまに感謝のご挨拶をいたします。
改めて、このコンサートは「マチネ・シンフォニー」、定期演奏会ではありませんので、
アンコールはブラームス2番の初演の時に習って、3楽章を再度演奏しました。

色々と大変だった「マチネシンフォニー」でしたが、大盛況のうちに終えることが出来ました。
指揮者の交代などがあったにも関わらず、ご来場いただき温かい拍手を賜りましたお客さまには、この場を借りて御礼申し上げます。
また、会場には行けなかったけど応援していたよと言って下さる皆様にも、感謝申し上げます。

次回の「マチネ・シンフォニー」は、11月13日に行います。
プログラムは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲とベートーヴェンの交響曲第5番「運命」という王道プロ。
ソリストは、チェロのマリオ・ブルネロを迎えてお届けします。
指揮はもちろん、首席指揮者・井上道義でお届けいたします!
ハイ、お届け出来ると信じております。


そんな事からもお判りのように・・・
「マチネ・シンフォニー」は「マチネ定期」と言ってもいいほどの本格コンサート。
チケットはA席4000円、B席3000円とリーズナブルな設定。
次回「マチネ・シンフォニーvol.12」は、7月22日(火)一般発売です。


どうぞよろしくお願いします。


大阪フィル、この後はいよいよ「第478回定期演奏会」です。
定期演奏会3度目登場となる指揮者イオン・マリンを迎えて、ナントこちらもベートーヴェンとブラームスというプログラム。
実は本日からリハーサル初日を迎えておりまして、
こちらの詳細は改めてご報告申し上げます。

定期本番は、今週28日(水)、29日(木)です。
チケット、はまだ余裕がございます。
どうぞフェスティバルホールにお越しくださいませ!

(広報:H.I)

    【♯478】チラシ

「第478回定期演奏会」

日 時:5月28日(水)19:00開演、5月29日(木)19:00開演
会 場:フェスティバルホール
指 揮:イオン・マリン
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
    ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・今年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売しております。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-937】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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明日は「マチネ・シンフォニー」。 皆さま、お越しください!

「マチネ・シンフォニー」のリハーサル2日目も無事終了しました。
いよいよ明日は、「平日午後の名曲セレクション~マチネ・シンフォニーVOL.11」。
本日のリハーサルの様子をリポートいたしました。 どうぞご覧ください!

おっと、その前に・・・
本日、首席指揮者・井上道義の病気療養に伴う演奏活動休止期間の延長をする旨、発表をいたしました。
これは、今後の治療およびリハビリの方針について主治医と協議した結果を受けてのものです。
主治医のお話では、体力の回復に時間は要するため、演奏活動休止期間は延長するものの、癌自体の治療は十分可能とのことです。
この主治医のコメントで、ちょっと安心しました。

井上道義演奏活動休止期間の延長の件は、コチラからご覧ください。


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「マチネ・シンフォニー」のコンサートマスターは首席コンマスの田野倉雅秋。
彼のチューニングからリハーサルはスタートしました。

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本日のリハーサルはプログラム順で、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲から。
ヴァイオリン独奏のオリヴィエ・シャルリエ、にこやかにコンマス田野倉と握手を交わします。

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今日も元気な桂冠指揮者の大植英次マエストロ。
初顔合わせのお二人ですが、昨日のリハーサルからとてもフレンドリーな雰囲気です。

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いきなり3楽章からリハーサルが始まりました。
この曲、1楽章は独奏ヴァイオリンが登場するまで相当時間を要しますが、3楽章はいきなり独奏ヴァイオリンから始まり、少々勘が狂います(笑)。
同じ旋律が異なる旋律を挟みながら何度も繰り返されるロンド形式の第3楽章。

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ロンド主題をヴァイオリンが提示し、それをオーケストラが繰り返します。
聴きどころは、メランコリックな第2副主題のメロディー。
ヴァイオリンがこの感傷的なメロディを奏で・・・

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それをファゴットが引き継ぎます。
その際、ヴァイオリンが裏で装飾音を奏でるのですが、この辺りのやり取りはたまりません。
ファゴットの1番を吹くのは久住雅人です。

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終始和やかな感じでコンチェルトは終了しました。

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井上道義が「現在最高のベートーヴェン弾き!」と絶賛するオリヴィエ・シャルリエ。
1747年製の名器カルロ・ベルゴンツィが奏でる魅惑のヴァイオリンサウンド。
強く大きな音も魅力ですが、2楽章の小さな音に注目下さい。
ため息が出るほど美しいですよ。 どうぞライブでお楽しみください。

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後半に演奏するのは、ブラームスの交響曲第2番。
21年がかりで完成させた交響曲第1番の後、わずか数か月で完成させた曲です。

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避暑地で作曲した為か、第1楽章の牧歌的な響きから「ブラームスの田園交響曲」と呼ばれています。

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2010年の「ブラームス交響曲全曲演奏会VOL.2」以来となる大植マエストロと大阪フィルによるブラームス交響曲2番。
その演奏の模様はCDになっていますが、評論家の白石知雄さんはライナーノーツに
「1番の演奏とは一転して、透明度が高い響きが会場に広がったのをよく覚えている。この曲だけではないが、ブラームスを謹厳実直だと決めつけないで、特に緩徐楽章には、あられもなく、と言いたくなるほど感情をたっぷりと注ぎ込む。」と書かれていました。

あれから4年、大植マエストロのブラームス2番は、どのような響きを持って皆さまの前に現れるのでしょうか。
どうぞライブでお楽しみください。

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楽器編成、管楽器はフルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1
打楽器はティンパニ1。

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前の写真に写っていなかったホルンは4本。

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弦五部は16型の対向配置となっております。

明日は「マチネ・シンフォニー」。
お昼の14時からの開演ですので、お間違い無きようご注意ください。
それと、会場はザ・シンフォニーホール。フェスティバルホールではございません!
こちらもよろしくお願いいたします。
たっぷり2時間コンサートを聴いていただいても、終演時間は16時。
お日さまはまだまだ高く、会社に帰って仕事するも良し、グランフロントの方に出てお買いものするも良し、そのまま飲みに行くのも良し(羨ましいデスネ!)

ゆったりと時間がながれていく「マチネ・シンフォニー」。
チケットをたくさんご用意して、皆さまのご来場をお待ちしております。
当日券は13時から販売いたします!
皆さまお誘いあわせの上お越しくださいませ。

(広報:H.I)

「マチネ・シンフォニーVol.11」
日 時:5月21日(水)14:00開演(13:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール

※当初指揮を予定しておりました首席指揮者 井上道義は病気療養のため桂冠指揮者 大植英次に変更となりました。詳しくは当ホームページの「ニュースページ」をご覧いただき、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
指 揮:大植英次
独 奏:オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
曲 目:ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
    ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
料 金:A席4000円  B席3000円
当日券は13時から販売いたします。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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大植英次が指揮する「マチネ・シンフォニー」、お越しください!

「マチネ・シンフォニーVOL.11」のリハーサルが始まりました。

平日の昼間に本格的なクラシック音楽を聴いていただこうというこのコンサート。
クラシックのコンサートは平日なら夜、という考えを変えたい!
劇団四季や歌舞伎などと同じように平日昼間に楽しんでもらいたい!
足かけ6年、誰よりもこのコンサートにこだわって継続を主張していたのが首席指揮者・井上道義でした。

今回、病気療養中の井上マエストロに代わって指揮するのが・・・

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桂冠指揮者の大植英次。
今年4月からの大阪フィル複数指揮者体制が上手く機能いたしました。

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指揮者の代役を探さないと・・・と思案にくれかかった時、いち早く手が挙がったのが大植マエストロでした。
「大フィルのピンチを見逃すわけにはいかない!いざ鎌倉の思いで駆け付けます!」

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忙しい大植マエストロが大阪に戻ってきたのが本日の朝のことです。
空港からホテルに荷物を入れ、その足で練習場へ。
リハーサル初日に何とか間に合いました。
「大植マエストロ、時差の違いとか大丈夫ですか?!」

「大丈夫、圧巻の大フィルサウンドを皆さまにお聴き頂きます!」

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今回のプログラムは、前半がベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
そして後半が、ブラームスの交響曲第2番という王道プログラムです。
そういえば、来週の定期演奏会もベートーヴェンとブラームスでした。
正統ドイツ音楽を2週にわたってお聴きくださいませ。

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「良いプログラムなのはわかるけど、やはり平日の昼間は仕事なので、ムリ!」
これ、よく言われます。
うーん、残念ですね。何とかなりませんか?
だってこのプログラムにこのソリスト、もったいなさ過ぎます。 

などと言っているうちに、ブラームス交響曲第2番のリハーサルが終了してしまいました。

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リハーサルは、ベートーヴェンが後半。
ソリストは、井上マエストロ絶賛のヴァイオリニストをこの日のために呼び寄せました。
オリヴィエ・シャルリエです。
今回が大阪フィルとは初共演となります。
にこやかにコンサートマスター田野倉雅秋と握手を交わし、マエストロを待ちます。

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オリヴィエ・シャルリエは、大植マエストロとも今回が初共演。
ベートーヴェンの協奏曲が始まりました。

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大植マエストロは、ソリストの目の高さまで姿勢を低くして、アイコンタクト!
ヴァイオリンソロとオーケストラを、どんなタイミングでも合わせてしまいます。

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オリヴィエ・シャルリエについて首席指揮者・井上道義は、
「オリヴィエは現在最高のベートーベン弾きだと思う。今回、僕が是非にと呼んだ人です。聴きに行きたい!」と、メッセージを寄せています。

首席コンサートマスター田野倉雅秋にも、感想を求めると、
「とにかく一緒に音楽をやろう!という姿勢が素敵ですね。技術は確か、音も美しく、大きいですし、素晴らしいヴァイオリニストです。明日もう1日リハーサルもあるし、今回のベートーヴェン、期待してください!」との答えが返ってきました。

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オリヴィエ・シャルリエはソロの無い時、マエストロの指揮を楽しそうに見ています。
そしてにこやかに微笑んでいる姿が印象的でした。

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マエストロの表情や指揮姿など、珍しいのでしょうか(笑)。
いつもの変化に富んだ指揮姿、メンバーはすっかり見慣れていることと思いますが。

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何か所か確認するポイントは有りましたが、ほとんど止まることなく通っていきました。
指揮、オーケストラ、ヴァイオリンソロ、すべての相性が抜群に良いです!
写真は3楽章最後の音が鳴った瞬間です。

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奏者が拍手を贈る中、オリヴィエ・シャルリエは、マエストロと握手を交わします。

本番では、素晴らしいベートーヴェンをお聴き頂けると思います。

そしてメインは、大植英次にとって2010年8月の「交響曲全曲演奏会Ⅱ」以来となるブラームスの交響曲第2番。
CDにもなっているので、お聴きになられた方も多いと思います。
しかし、オーケストラサウンドはライブがいちばんです!

チケットはたくさんございます。
どうぞ皆さま、ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

「マチネ・シンフォニーVol.11」
日 時:5月21日(水)14:00開演(13:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール

※当初指揮を予定しておりました首席指揮者 井上道義は病気療養のため桂冠指揮者 大植英次に変更となりました。詳しくは当ホームページの「ニュースページ」をご覧いただき、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
指 揮:大植英次
独 奏:オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
曲 目:ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
    ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
料 金:A席4000円  B席3000円
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


| 演奏会 | 22:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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首席指揮者・井上道義のメッセージが届きました!

突然ですが・・・
「マチネ・シンフォニー」を病気療養のため、無念の降板となった首席指揮者・井上道義からメッセージが届きました。


突然の病気の治療で穴を開けたマチネ・シンフォニー・・・ごめんなさい。

このシリーズは大フィルとの強い未来への希望を具現化するための企画で、2009年から僕がぜ~んぶ指揮をしてきたのに !
今はお客さんもこの時間の演奏会に慣れてきたが、企画してきた方は、
「何処でやる?何時からやる?何をやる?ソリストはプログラムは何がお昼には良い?大阪のクラシックファンのため?大フィルのファンのため?いやいや新しいお客さんのため?」等々、
それこそ典型的な試行錯誤。

6年程やってはっきりした。
「フェスティバルホールに似合わない曲目をシンフォニーホール昼過ぎに、ゆったりとした時間の中でやりましょうよ!」と。
考えれば当たり前のこと。
梅田グランフロントも、ゆとりある造りとなっているが、大阪も今御堂筋にマンションを上に持つ作りに改造していくと聞く。
これも考えれば当たり前なこと。
ニューヨークだってパリだってロンドンだって街の真ん中まで人は住んでいる。
今まで何となく一戸建てこそが家という戦前の常識がノスタルジーとともに大阪の街中での生活を不便にしていたのではないか?
そりゃ、誰だって庭付きの家はいいけど・・・。

当たり前だけれど多くの大フィルの課題は「大フィルが解決すべき課題」でなく大阪に住むみんなの課題だと今はみんなが気がついている。

大植さん!今回、よろしくお願いします。

井上道義


     井上道義 ポートレート
     (C)Orchestra Ensamble Kanazawa

昨日のブログで「マチネ・シンフォニー」を井上マエストロに代わって指揮をする大植英次マエストロにおメッセージを紹介いたしました。

大阪フィルの首席指揮者から桂冠指揮者へと文字通りバトンタッチ。

「マチネ・シンフォニー」を新たな可能性の追求というスタンスで、継続は力とばかりこだわって開催してきた井上マエストロが無念の降板。
メッセージからも、お客さまに向けた申し訳無い気持ちと、自分自身残念な気持ちがわかります。
次回大阪フィルを指揮するのは、予定では10月の「第482回定期演奏会」。
1日も早く良くなっていただき、元気な姿で大阪フィルの指揮台に戻って来て欲しいです!

さて、いざ鎌倉!の心境で「マチネ・シンフォニー」に臨む大植英次マエストロとのリハーサルは、月曜日から。

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「マチネ・シンフォニー」では、ベートーヴェンとブラームスの作品を演奏。
良く考えると、今月末の「第478回定期」もやはりベートーヴェンとブラームス。

定期演奏会に繋がる、会心の演奏を、大植マエストロ、よろしくお願い致します。

リハーサルの模様は、あらためて報告します。

(広報:H.I)

「マチネ・シンフォニーVol.11」
日 時:5月21日(水)14:00開演(13:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール

※当初指揮を予定しておりました首席指揮者 井上道義は病気療養のため桂冠指揮者 大植英次に変更となりました。詳しくは当ホームページの「ニュースページ」をご覧いただき、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
指 揮:大植英次
独 奏:オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
曲 目:ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
    ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
料 金:2公演セット券(VOL.11&12):A席6000円 B席4000円
    1回券:A席4000円 B席3000円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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「マチネ」を指揮する桂冠指揮者・大植英次に聞きました!

「マチネ・シンフォニーVOL.11」~平日午後の名曲セレクション~は、来週水曜日5月21日に迫ってまいりました。

2009年の第2回目からこのコンサートを定着させようとこだわって指揮を続けているのは、首席指揮者の井上道義。
しかしながら、皆さまご存知のように井上が病気療養中につき、今回の「マチネ・シンフォニー」の指揮者は桂冠指揮者の大植英次に替わることになりました。
楽しみにされていた皆さま、申し訳ございません。

「マチネ・シンフォニー」の指揮者変更に関する大フィルからのメッセージはコチラをご覧ください。


今回、井上マエストロの代わりに指揮する大阪フィル桂冠指揮者の大植英次は、4月末の「第52回大阪国際フェスティバル」で得意の「アルペンシンフォニー」を指揮して、満員のお客さまから拍手喝采を頂いたばかりです。

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「第52回大阪国際フェスティバル」より‘アルペンシンフォニー’を指揮する大植英次

その後、日本での仕事をこなし、先日ドイツに戻っておりましたが、井上道義降板の報を受け、すべての予定を変更し大阪に戻り代役として指揮する事となりました。

ドイツにいる大植マエストロにそのあたりの事を聞いてみました。

井上道義マエストロに代わり、「マチネ・シンフォニー」を指揮していただくことになりましたが、お気持ちを聞かせてください。

「私は一生大フィルファミリーの一員。大フィルに何かあった時に指揮を引き受けるのは、当然のことです。 また、「マチネ・シンフォニー」は、夜のコンサートに足を運び辛い皆さまに、音楽の空間芸術を楽しんで頂くとても大切なコンサート。一生懸命指揮させていただきます。」

今回のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とブラームスの交響曲第2番は、大植さんにとってどのような曲ですか。 そして、今回のソリスト、オリヴィエ・シャルリエのことはご存知ですか?

「歴史にLudwig van BeethovenとJohannes Brahmsが存在していなかったら、プロフェッショナルの交響楽団が有ったでしょうか。そういう意味でも特別な存在、特別な曲です。 ソリストのオリヴィエ・シャルリエさんは今回が初共演。大変楽しみにしております。」

お客さまにメッセージをお願いします。

「私の心は一生大阪人です。大阪にいる時間はちょっと短くなりましたが、何処にいても今まで以上にしっかりと大阪を見つめています。大阪フィルハーモニー交響楽団に惚れ、大阪にあこがれ、今は完全に大阪が私の故郷であり、大阪の皆さまは私の家族です。一刻も早く帰郷し、家族団らんを楽しみにしています。たくさんの皆さまにお会いしたいので、ぜひ大フィル圧巻の演奏を聴きに、そして私に会いにザ・シンフォニーホールにお越しくださいませ。」

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(C)飯島隆

「大フィルの一大事には、いざ鎌倉!の心境で駆け付けます。」と言う大植マエストロ。
首席指揮者のピンチを桂冠指揮者が救うという、理想的な形で迎える「マチネ・シンフォニー」は、大阪フィルの歴史上久しぶりに実現した複数指揮者体制が上手く機能いたしました。
こういう時は得てして名演が生まれるものです(イヤ、ホントです)。

今年の「マチネ・シンフォニー」は、前半がコンチェルト、後半シンフォニーというオーソドックスなスタイル。
前半のベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトを弾くのが、日本でもN響、読売日響、アンサンブル金沢、仙台フィルなどと共演し、すっかりお馴染みのオリヴィエ・シャルリエ。

     オリヴィエ・シャルリエ

パリ国立高等音楽院のヴァイオリン科教授を務め、ロン=ティボー国際コンクールの審査員も務めておられます。
井上道義マエストロとの共演実績は豊富。
残念ながら大阪フィルで、井上マエストロとオリヴィエ・シャルリエの共演は叶いませんでしたが、コンチェルトを指揮させると右に出るものがいないと言われる大植マエストロが共演を楽しみにしているそうで・・・
曲目も、オリヴィエ・シャルリエ得意のベートーヴェンのコンチェルト。
これはやはり、いきなりの名演誕生の予感が・・・。
ぜひライブでお楽しみください!

大植マエストロが日本に戻ってくるのは「マチネ・シンフォニー」リハーサル初日の朝。
リハーサルの模様はまたブログでお伝えいたします。
「マチネ・シンフォニー」のチケットは、現在好評発売中です!

平日の昼間でお仕事の方も多いとは思いますが、
「無理してでも聴いとけば良かった!」と云う事が無いように、
ぜひお越しくださいませ!

(広報:H.I)

「マチネ・シンフォニーVol.11」
日 時:5月21日(水)14:00開演(13:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール

※当初指揮を予定しておりました首席指揮者 井上道義は病気療養のため桂冠指揮者 大植英次に変更となりました。詳しくは当ホームページの「ニュースページ」をご覧いただき、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
指 揮:大植英次
独 奏:オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
曲 目:ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
    ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
料 金:2公演セット券(VOL.11&12):A席6000円 B席4000円
    1回券:A席4000円 B席3000円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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耳だけでなく、目の保養にもなるコンサートはいかがですか!

レディースフォーマルウェアーのパイオニア、東京イギン主催のコンサートが今年も開催されました。

    【イギン】チラシ


毎回テーマはもちろん、指揮者やソリストも変えて行われるこのコンサート、サプライズも多く、また女性ソリストのドレスがイギン製のとてもゴージャスなものだったりと、お客さんはもちろん、オーケストラのメンバーも楽しみしているコンサートなのです。

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今回のコンサートのタイトルは、金管楽器フェスティバルコンサート「そのドラマを感じる」。
リハーサルの冒頭、イギンの井上隆治社長さまがお話をされました。

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「何故、今回は金管楽器のコンサートなのか。4月の消費税アップを経て、消費者の皆さまはお金に対して敏感に感じられているのではないでしょうか。お金を感じる・・・金感・・・金管。なので今回は金管楽器のコンサートをやろうと思ったのです!」

インスペクターのチェロ近藤浩司の変化が、メンバーの表情を物語っています。

いやー井上社長、お見事です! それがきっかけで本当に金管楽器のコンサートを開催されるのですから、素晴らしいですよね。

昨年は2月と7月の2回、イギンのコンサートを開催いたしました。
その本番の模様は、お時間のある時にでもご覧下さい。

「東京イギン」主催、昨年2月のコンサートははコチラからご覧ください。


「東京イギン」主催、昨年7月のコンサートははコチラからご覧ください。


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イギンコンサートのコンサートマスターは、首席コンマスの田野倉雅秋。
コンチェルト2曲とワーグナーの序曲、前奏曲を4曲。
コンマスにしてみると、遣り甲斐のあるコンサートではないでしょうか。

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指揮はお馴染みの円光寺雅彦さん。
ご一緒するのは、1月の「新春名曲コンサート」以来となります。

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今回のソリストは女性金管奏者のお二人。
トランペットは熊代祐子さん。
熊代さんは、佐渡裕さんが首席指揮者を務められるシエナ・ウインド・オーケストラのメンバーです。
今回演奏されるのは、ヨハン・フンメルのトランペット協奏曲。

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トロンボーンは滝田姫子さん。
兵庫芸術文化センター管弦楽団の女性として初めてのトロンボーン奏者です。
こちらも佐渡裕さんが芸術監督を務められているオーケストラですね。
滝田さんはオイゲン・ライヒェのトロンボーン協奏曲第2番を演奏。

お二人とも第一線でバリバリ演奏されている方たちです。
リハーサルから余裕を持って聴く事が出来ました。
さっそく、本番の模様をご覧ください。

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NHK大阪ホールのロビーには東京イギンの高級バッグがディスプレイされています。
この日、イギンのスタッフの方はこのピンクの服を着て走り回っておられました。
皆さんキビキビとした動きが、心地良かったです。

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14時になり、前半の協奏曲が始まりました。
最初はフンメルのトランペット協奏曲からです。

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色鮮やかなオレンジのドレスに身を包んだ熊代祐子さん。
確かな技術に裏打ちされた、軽やかなトランペットの響きがNHK大阪ホールに鳴り響きます!

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お客さまからは温かな拍手がたくさん贈られました。
とても見事な演奏でした!
カーテンコールの後、ステージ袖に戻って来られた熊代さんに、トランペット秋月孝之が「おめでとうございます!」と声をかけ、その声にニコッと微笑まれたのが印象的でした。

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引き続き、滝田姫子さんのトロンボーンでライヒェのトロンボーン協奏曲第2番です。
ズシッと来るトロンボーンのサウンド。
滝田さん、スケールの大きな音楽を奏でられます。

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最近は女性の金管奏者も多いそうですね。
素晴らしいテクニックはもちろん、度胸が座っているのが素晴らしいです。
滝田さんの赤のドレス姿、見事な演奏に華を添えていました。

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演奏終了後、改めてお二人がステージに戻って来られました。
インタビューの時間です。
円光寺マエストロと熊代さん、滝田さんが、司会者の質問に答えます。

ここで会場の皆さまも、オケのメンバーも待ち望んでいた質問です。

司会者が・・・
「こんな事を聞いてもいいのでしょうか。差し支えなければ、そのドレス、おいくらですか?」
関西ならではの質問ですね(笑)。

熊代さん「えーっと、80万円です!」 客席、ザワザワ。
滝田さん「私のは120万円だそうです!」 客席、「ホーッ!」。

すかさず、円光寺マエストロ「それ、貰えるの!」
お二人「ハイッ!」 客席、大拍手(笑)!

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そんなこんなで、前半が終了しました。
ステージ袖で、マエストロを挟んで3ショット撮影をしました。

「マエストロ、後半のワーグナー、よろしくお願いします!」

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そして、これを楽しみにされている方も多いそうですので、全身のドレスのラインを。
熊代祐子さんの80万円のドレスです。

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こちらが滝田姫子さんの120万円のドレスです。
どちらもお二人の雰囲気にピッタリですね。
さすが、イギンのデザイナーの方、素晴らしいです!

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後半は、ワーグナーを聴いていただきました。
まず、歌劇「ローエングリン」から、‘第1幕への前奏曲’と、‘第3幕への前奏曲’。

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そして、歌劇「タンホイザー」序曲。

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最後に、楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より‘第1幕への前奏曲’でした。

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大阪フィルを指揮して頂く機会の多い円光寺マエストロは、大阪フィルの鳴らしかたのようなものをよくご存知です。

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マエストロの指揮の下、迫力のワーグナーサウンドが鳴り響きました。
ご来場の皆さまに喜んで頂けたなら良かったのですが。

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マエストロは、この日も指揮だけでなく、面白く判りやすい!と定評のあるお話もして頂きました。

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前半は華やかな女性ソリストによる金管楽器のコンチェルト、後半は大迫力のワーグナーと、とても中身の濃いコンサートとなりました。

ご来場頂きましたお客さま、どうもありがとうございました。
また、コンサートのすべてを陣頭指揮されておられた、東京イギンの井上隆治社長さまをはじめ、イギン関係者の皆さま、たいへんお世話になりました。

これからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

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