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2014年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年09月

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「大阪クラシック」開幕まで1週間となりました!

大阪、京都、神戸の市営地下鉄の駅には、B1サイズの大きなポスターが貼られていて、お祭り気分を盛り上げます。

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大阪フィルハーモニー会館のある岸里の駅にもご覧のように貼られています。
音楽の祭典「大阪クラシック」のトナリには、なんとバスまつりのポスターが。
色々なお祭りがあるのですね。

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このところ毎年行っている「大阪クラシックPRイベント」、今年は梅田地下街ディーアモール内、ディーズスクエアで行いました。
思い起こせば・・・
昨年は地下鉄心斎橋駅で、一昨年は通天閣で行いました。

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コチラが2012年の8月、終演後にビリケンさんと一緒に記念写真。
この時の出演は、左から田中美奈(Vn)、松本浩子(Va)、力武千幸(Vn)、近藤浩志(Vc)、弦楽四重奏でした。
ビリケンさんのおかげで、この年の「大阪クラシック」も大成功でしたね。

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そして昨年は、「心斎橋」駅改札内 長堀鶴見緑地線のギャラリーメトロ心斎橋。
御堂筋線の乗り場はコチラ!の看板がリアルです。

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昨年もやはり弦楽四重奏で、石田聖子(Vc)、三瀬麻起子(Vn)、横山恵理(Vn)、岩井英樹(Va)が出演しました。

昨年も一昨年も、PRイベントに出演しているメンバー全員「大阪クラシック」では色々なアンサンブルで演奏しています。
顔を見たことが有る!というメンバーも多いと思いますが、より身近に感じて頂ける「大阪クラシック」で、奏者の名前なども憶えて頂けると嬉しく思います。

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そして迎えた今年の「大阪クラシックPRイベント」は・・・
ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、フルートという楽器編成で臨みました。
左からフルート井上登紀、ヴァイオリン黒瀬奈々子、ヴィオラ岩井英樹、コントラバス山田俊介。
チェロではなくコントラバスを使ったフルートカルテットですね。

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奏者とお客さまの距離はこの近さ。
演奏を聞きつけて人が集まって来て、
「何やってるの?」、「へー大阪フィルか、生演奏は良いねー!」と・・・。
そうです、これこそが「大阪クラシック」です。

この日演奏したのは、モーツァルト/フルート協奏曲第1番より第1楽章、シュランメル/芸術と自然、ヨハン・シュトラウスⅡ世/ウィーン気質の3曲。

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会場の周辺ではピンクのTシャツを着たスタッフが公式パンフレットを配布しているので、お客様は全員パンフレットをお持ちです。
そのパンフレットを持ちながらメンバーが順番にオススメ公演を語っていきます。

フルート井上登紀のオススメ公演は、2日目の第17公演だそうです。
「クラシック以外の曲、‘川の流れのように’などを、フルート、ヴァイオリン、ハープで演奏します。こんな機会で無いと聞けないと思います」との事。

ヴァイオリンの黒瀬奈々子は、5日目の第53公演、チャイコフスキーの弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」を挙げました。

この日の司会も務めたヴィオラの岩井英樹は、4日目の第36公演、すっかりお馴染みの「岸里1丁目弦打団」によるルロイ・アンダーソン作品集を挙げました。

コントラバスの山田俊介は、最終日の第78公演、ヴァイオリン2本とチェロ、コントラバスによるロッシーニの‘弦楽のためのソナタ’を挙げました。
ちなみにこの日は同じ楽器編成でロッシーニの弦楽ソナタが第73公演にも演奏されます。
曲は違いますが、同じロッシーニの弦楽ソナタの聴き比べ。面白そうですね。

皆さまもどうぞチェックしてみてください。

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梅田の地下街ディーアモールに「ウィーン気質」が鳴り響いたのを最後に・・・
「皆さま、1週間後の大阪クラシックでお会いしましょう!」
この日のPRイベントは終了しました。

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取材頂いた新聞記者の皆さまの要請に応えて、全員で記念写真です。
今年の「大阪クラシック」奏者のTシャツがこの色になります。

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バックですか?
はい、ちゃんと「大阪クラシック」とプリントされていますよ!と、ポーズをとってくれました。

これにて「大阪クラシックPRイベント」は終了でーす。
お集まり頂いた皆さま、どうもありがとうございました。
本番もどうぞ足をお運びください。 よろしくお願いいたします。


今年の「大阪クラシック」は、9月7日(日曜日)~9月13日(土曜日)の1週間、御堂筋や中之島界隈のオフィスビルやホテル、音楽ホールなど32会場81公演で開催いたします。

22公演ある有料公演のうち、既に売り切れている公演は、
第1公演、第81(最終)公演、第47公演(首席客演コンマス崔文洙+ピアノ)、第34公演(首席コンマス田野倉雅秋、チェロ近藤浩志のピアノトリオ)です。
第6公演(田野倉雅秋、小野眞優美のモーツァルト/協奏交響曲、ベートーヴェン/交響曲第1番)は現在完売していますが、9月1日よりチケットぴあで、「見切れ席」の追加発売を行います。

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「見切れ席」は、柱などで視覚的に見辛い席の事。
その事をご了承いただいた上で販売させていただきます。
上の写真は、先日行われた第6公演のリハーサル風景です。
大阪市中央公会堂 大集会室で行われる、少し小編成のオーケストラ公演。
ご覧頂くためのラストチャンスとなります。
チケット販売枚数は僅かですので、ご希望の方はお急ぎください。
チケットぴあ音声認識対応TEL0570-02-9999、Pコードは236-917です。

そして、ザ・シンフォニーホールで行う第61公演と第68公演の曲目が固まりましたのでお知らせいたします。

第61公演「Piano Spectacular」
日 時:9月14日(金)14:00開演
出 演:尾崎有飛、甲斐史郎、大植英次(ピアノ) 特別出演:大谷圭介(バリトン)
曲 目:バーンスタイン/「キャンディード」組曲より ピアノ独奏:甲斐史郎
    ピアノ3台による ベートーヴェン/交響曲第9番(ハイライト) 
料 金:1000円(全席指定)

第68公演
日 時:9月14日(金)19:45開演
指 揮:大植英次
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」第2楽章
    ブルックナー/交響曲第9番 第2楽章
    マーラー/交響曲第9番 第4楽章 
料 金:2500円(全席指定)


第61公演の「Piano Spectacular」では、ベートーヴェンの「第九」を取り上げる事になりました。
この公演は大植英次を中心としたピアノの公演です。
9年目なので「究極」=「9極」=「9曲」 をテーマにした今年の「大阪クラシック」。
夜のオーケストラ公演では、ドヴォルザーク、ブルックナー、マーラーの交響曲9番の中から楽章を抜粋し、並び替えて演奏致します。
しかし、‘究極の9番’と言うにはベートーヴェンの「第九」が無いのがどうも気になっていましたが、大植プロデューサーは「第九」を昼間に持って来られました。
ピアノ3台で演奏する事と、バリトンの大谷圭介さんにご出演願う事は決まっていますが、その他の詳細はまだ決まっておりません。

(2013年「大阪クラシック」、ピアノ3台による「運命」演奏風景)
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(C)飯島隆

いずれにしても、前代未聞の「第九」が聴ける事は間違いありません。
第61公演にどうぞご期待下さい!

他にも色々と聴きどころ満載の「大阪クラシック」ですが、改めて練習風景も併せてご紹介いたします。

皆さま、1週間後に「大阪クラシック」の会場でお会いしましょう。

(広報:H.I)

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フル編成のオーケストラを聴いて、エンジョイしてください!

映画館で映画を見るより安い料金で、フル編成のオーケストラが聴ける!と評判の、
「Enjoy!オーケストラ」はいよいよ明日、ザ・シンフォニーホールで開催します。

      【Enjoy①】チラシ表

チケット代金は一般の方1500円、25歳以下の学生の方は800円。
映画は基本1800円のはず。
3Dや4D映画はプラスいくらかかかりますが、90人ほどのフルオーケストラがこの料金で聴けるというのは、ちょっとありえない事で、絶対にお得です!

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このコンサートを指揮するのは、躍動感のある指揮でお馴染みの金聖響さん。
金聖響さんとは今年の12月、朝日放送主催のザ・シンフォニーホールの「躍動の第九」でもご一緒します。

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コンサートマスターは、首席客演コンマス崔文洙(チェ・ムンス)。
「ばらの騎士」のヴァイオリンソロも楽しみです。

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‘ある愛の物語’をテーマにお届けする「Enjoy!オーケストラ」、
愛をテーマにした名曲の数々を一挙にお届けいたします。

オープニングはバーンスタイン「キャンディード」序曲、テレビ‘題名のない音楽祭’のテーマ曲ですね。
続いてお聴きいただくのは、ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲。
この曲なんかは、一般的に子供さん向けのコンサートではあまりやらないんじゃないでしょうか。
そして。プロコフィエフのバレエ組曲「ロメオとジュリエット」より、3曲を演奏。
皆さまCMなどで良くご存知の曲、“モンタギュー家とキャプレット家”はもちろんやります。 ご期待ください!

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後半はマスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲で始まり、
最後は、リヒャルト・シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」組曲をたっぷりお聴きいただき終了。

「Enjoy!オーケストラ」の前身の「青少年のためのコンサート」の人気コーナーは、コンサートの名称が変わっても続ける予定です。

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 (C)飯島隆

そのコーナーが、これ。
ステージ上で青少年の皆さまがオーケストラの響きを堪能出来るというもの。
音響の素晴らしいコンサートホールは、それ自体楽器です。
床や壁の振動が直接感じられるステージで音楽を聴く機会、ちょっと無いでしょうね。
明日のコンサート、どの曲で体験出来ますか・・・どうぞお楽しみに。

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本当に素晴らしいプログラムです。
特に「ばらの騎士」組曲は、オペラの魅力的な名旋律を抜粋しつなぎ合わせた人気の曲。
ハープ2台、チェレスタも大活躍します。

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クラシック初心者の皆さまは、ぜひこの機会にオーケストラの醍醐味を味わってください。
また、「大植英次の指揮する“ばらの騎士”が好き!」、いや「“ばらの騎士”はカルロス・クライバーでしょ」といった会話を楽しまれる皆さまも、金聖響+大阪フィルの「デア ロゼンカヴァリエ」を聴き比べてみてはいかがでしょうか。

「Enjoy!オーケストラ」は大阪市が主催のコンサートです。
大阪市が公にプロのオーケストラから企画を募り、プロポーザル方式で選ばれたのが大阪フィルだったのです。
これだけの規模のコンサートをこの料金でお届け出来るのは、それが理由です。

チケットはまだ余裕があります。
当日券は14時から販売します。 どうぞお越し下さい!

(広報:H.I)

「Enjoy!オーケストラ〈PartⅠ〉~ある愛の物語~」

日 時:8月31日(日)15時開演(14時会場開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:金 聖響
司 会:好本 惠
曲 目:バーンスタイン/「キャンディード」序曲
    ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲
    プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より
    “モンタギュー家とキャプレット家”“ロメオとジュリエット”“タイボルトの死”
    マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
    R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲

料 金:一般:1,500円、学生(高校生以下):800円
※学生券をお買い求めのお客さまは、学生証などの身分証をご持参ください。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は14時より販売いたします。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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「西本智実×大阪フィル 情熱のロシア」、チケット発売です!

      【西本智実】チラシ表

このチラシ、1ヶ月以上も前からコンサート会場で配布して来ましたが、一般発売はようやく本日から。

この間、チケットセンターにはたくさんの方からお問い合わせを頂戴し、このコンサートに対する皆さまの期待の大きさを、日々感じておりました。
これは発売日からさほど日を置かずして全席完売!も夢ではありません。

西本智実さんと大阪フィルは、これまで何度も共演を重ねてきました。
しかし、新しくなったフェスティバルホールでの共演はこれがはじめて。

フェスティバルホールの大空間に、西本智実さんの作り出すスケールの大きな音楽が鳴り響きます!

       宅間國博
       (C)宅間國博

今回のコンサートは、大阪市が将来の大阪文化を担う若手芸術家に対して贈呈してきた「咲くやこの花賞」の受賞者によるコンサートで(西本さんは、平成11年に音楽部門で受賞)、「咲くやこの花コレクション」と題して行われます。
また西本智実さんは今年6月に「大阪国際文化大使」に就任されており、ロシアを中心にワールドワイドな活躍されている西本さんの凱旋公演の意味もあります。

今回のプログラムは、プロコフィエフのバレエ組曲「ロメオとジュリエット」(ハイライト)とチャイコフスキーの交響曲第5番という西本さんお得意のロシアもの。
大阪フィルにとっても、朝比奈時代からブルックナー、ベートーヴェン、ブラームスと並んで演奏機会の多いチャイコフスキーは、特別な作曲家です。
そして、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」は、今月末の「Enjoy!オーケストラ」でも金聖響さんの指揮で演奏致します。

演奏の聴き比べは、クラシック音楽のもっとも基本的な楽しみ方ですよね。

(c)大木大輔
(C)大木大輔

その指揮姿が格好良く、凛々しいことから‘クラシック界のオスカル’と呼ばれ、クラシックファン以外からも絶大な人気を誇る西本智実さん。

世の中がベートーヴェンの「第九」一色に染まる12月にお届けする「情熱のロシア」コンサートでの、一夜限りの熱いパフォーマンスにご期待ください!

チケットはBOX席7000円~C席3000円まで4席種あります。
良い席はお早めにお求めください!

(広報:H.I)

  咲くやこの花コレクション
西本智美×大阪フィル<情熱のロシア>

日 時:12月9日(火)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:西本智実
曲 目:プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」(ハイライト)
    チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:3,000円、BOX席:7,000円
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:233-837】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:57686】
お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

発売日:2014年8月26日(火)


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オーケストラの魅力全開! 楽しいコンサートにぜひ!

「Enjoy!オーケストラ~ある愛の物語~」が近づいて来ました。

「全ての音楽ファンにオーケストラの魅力を知ってもらいたい!」
そんな思いで曲を選び演出を考えた、大阪フィル絶対おススメのコンサートなのです。

      【Enjoy①】チラシ表

「ある愛の物語」をサブタイトルに掲げてお届けする今回のコンサート、
‘愛’をテーマにした名曲の数々をプログラムに並べました。

バーンスタイン「キャンディード」序曲、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」より、マスカーニ歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲、R.シュトラウス「ばらの騎士」組曲。
このラインナップからも、よくある名曲コンサートと違う事はお判りのはず。

指揮をしていただくのは・・・

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 (C)飯島隆

躍動感のあるダイナミックな指揮で人気の金聖響さん。

「Enjoy!オーケストラ」の前身は、昨年まで行っていた「青少年のためのコンサート」。
1度でもこのコンサートにお越し頂いた方なら、このコンサートが子供向けのモノでないことはご存知ですね。
初心者はもちろん、中・上級者でも十分楽しめるコンサートなのです。

そしてこのプログラムを金聖響さんの指揮で聴けるにもかかわらず、一般1500円、学生800円とチケット代が安いのは、大阪市が主催のコンサートだからなのです。
これは魅力的!

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 (C)飯島隆

コンサートは、金聖響さんと元NHKアナウンサー好本恵さんとの掛け合いで進行していきます。
上の写真は昨年8月31日の「青少年のためのコンサート」の模様ですが、客席のリアル‘青少年’の方とじゃんけんをしているシーンです。

じゃんけんに勝った方はステージ上でオーケストラの演奏を聴けるという人気のコーナーですが、ホールは楽器なので、演奏すると壁や床が振動し、その迫力は凄いのです!

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 (C)飯島隆

最終的に200人近くの方がステージに上がられました。
こんな光景、このコンサート以外では見た事はありません。

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 (C)飯島隆

アップで見るとこんな感じです。
この距離でオーケストラを聴く機会はまずないはず(笑)。
これだけは青少年の皆さま限定となりますが、今年も実施予定ですのでぜひ体験してください。

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(C)飯島隆

ザ・シンフォニーホールで開催する「Enjoy!オーケストラ」は、今月31日の日曜日。
過ぎゆく夏を、大阪フィルの奏でるクラシックの名曲とともにお過ごしください。

チケットはまだ余裕がございます。
当日券も販売しますので、どうぞお越しください。

(広報:H.I)

「Enjoy!オーケストラ〈PartⅠ〉~ある愛の物語~」

日 時:8月31日(日)15時開演(14時会場開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:金 聖響
司 会:好本 惠
曲 目:
バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲
プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より
“モンタギュー家とキャプレット家”“ロメオとジュリエット”“タイボルトの死”
マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲

料 金:一般:1,500円、学生(高校生以下):800円

※学生券をお買い求めのお客さまは、当日、学生証などの身分証をご持参ください。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:233-722】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:57685】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

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2日続けて鳴り響いた‘炎のコバケン’の熱い音楽!

大阪フィルの夏の風物詩「3大交響曲の夕べ」は、台風の影響で開催が危ぶまれましたが、予定通り開催することが出来ました。
足元の悪い中ご来場頂きました皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

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(C)森口ミツル

今年は「3大交響曲の夕べ」の前日も、鳥取県米子で‘炎のコバケン’小林研一郎さんの指揮による演奏会が行われました。
2日続きの本番の熱いステージの模様をリポートいたしましょう。

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鳥取県米子でのコンサートは、米子市公会堂リニューアルオープンを記念するもの。
こちらが今年の3月にオープンしたばかりの米子市公会堂。

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ステージから開場前の客席を見るとこんな感じです。
1120席の客席にはまだ誰も座っていません。
このコンサートのチケットは、S席6500円、A席4500円と決してお安くは有りませんが、チケットは早々に全席完売だそうです。

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「コバケンさんと大阪フィルの演奏を、新装なった米子市公会堂で聴きたい!」
本番中、1階席の様子を後方から見ていても、お客さまの思いが伝わって来るようです。

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メインのドヴォルザーク「新世界より」第2楽章では、皆さまお待ちかねのイングリッシュホルンによる「家路」のメロディが米子市公会堂に鳴り渡りました。

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コバケンさんからのご挨拶に続き、アンコールは「ダニーボーイ」。
「3大交響曲の夕べ」のお約束必勝パターンですが、お客さまは大喜びです(笑)。
この日も台風11号の影響が心配されましたが、‘炎のコバケン’の熱い演奏は台風を寄せ付けることなく、拍手喝采で終わった「米子演奏会」でした。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
また、米子市公会堂をはじめとする関係者の皆さま、大変お世話になりました。

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そして、日が明けて「3大交響曲の夕べ」本番の日。
台風が直撃するのでは!との心配から、お問い合わせもたくさんいただきましたが、
当初より、開演時間が17時と遅めだったこともあり、基本的には主要公共交通機関が止まらない限りは開催の方向では決めていました。
それでも台風の進路などを逐一確認しつつ、最終的に14時に開催を決定!
オーケストラのメンバーは開催を前提に動いていたこともあり、予定通りにゲネプロも行われました。

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前日の米子公演でお客さまの拍手を浴びていた大島弥州夫の吹くイングリッシュホルンは、この日も絶好調。
大阪のお客さまにも喜んで頂けるはずです。

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昨日の反省点を踏まえて、マエストロの気になる個所を取り出して指示が出されます。
「この音はノンビブラートでお願いします」
「そうです。その音でお願いします。」

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ステージ上ではそんなやり取りが行われていますが、お互い分かりあっているので話は早いです。
この日も演奏曲を良くご存知の方なら驚かれるような強弱の指示がありました。
いつ聴いても新鮮な「3大交響曲」は、実際に毎回新しい表現で演奏されているのです。
お客さまの喜ぶ表情、驚く表情といった生の反応を感じたい。
マエストロの音楽は、お客さま有ってのものなのでしょうね。
今日もお客さまの喜ばれる表情が見られるはずです。

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本番前の楽屋でフェスティバルホールのスタッフの方から‘大入り袋’が配られました。
本日は、超満員札止めです。
マエストロはもちろん、メンバーのモチベーションが上がったのは言うまでもありません。

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首席客演コンマス崔文洙によるチューニングが始まりました。
さあ、楽しい音楽の時間が始まりマス。

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(C)森口ミツル

「3大交響曲の夕べ」で演奏する曲はご存知の通り、シューベルト/交響曲第7番「未完成」、ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」、ドボルザーク/交響曲第9番「新世界より」。
どれも作曲家畢生の名曲です。

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(C)森口ミツル

前半の「未完成」と「運命」だけでも1時間はかかります。
休憩20分とメインの「新世界」の演奏時間を考えると、本編だけでもざっと2時間を超えるヘビー級のコンサート。
コバケンさんは渾身の指揮で、この名曲の魅力を大阪フィルから引き出されます。

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(C)森口ミツル

その結果、感動を絵に描いたような名演奏が決まって生まれるのが、このコンサート。
2日続けて「運命」と「新世界」を指揮するマエストロ、想像以上に大変なことです。

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(C)森口ミツル

そしてそれは、奏者も同じことです。
管楽器のメンバーは全員がソリストのようなもの。
お客さまがレコードやCDで耳にタコが出来るほど聴きこんだ3大交響曲のメロディを演奏するのは、高橋将純、蒲生絢子、山本秀樹、エキストラ林伸行さんたちホルン奏者だけでなく・・・

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(C)森口ミツル

トロンボーンのロイド・タカモト、安藤正行、吉田勝博やチューバの川浪浩一も、もちろんイングリッシュホルンの大島弥州夫も・・・

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(C)森口ミツル

トランペットの秋月孝之、橋爪伴之や、
フルート野津臣貴博、エキストラ林広真さん、オーボエ浅川和宏、エキストラ新田祐子さん、クラリネット ブルックス・トーン、田本摂理、ファゴット久住雅人、熊谷将弘たち木管奏者も、プレッシャーもかかりながら、それを克服して演奏しています。

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ドヴォルザーク「新世界より」第4楽章でただ1回だけ静かに鳴り響くシンバルも、久保田善則が見事に決め、演奏は大詰めを迎えました。

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「皆さまの思いを音に乗せ、客席に届けるのです!」
コバケンマエストロ得意のポーズも飛び出し、最後の音が静かにフェスティバルホールに消えていきました。

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拍手喝采、ブラヴォーの中、マエストロはコンマス崔と抱き合い健闘を称え合い、

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(C)森口ミツル

改めてお客さまにコンマス崔文洙を紹介。
そして、頑張った奏者全員を立たせて称賛されました。
真っ先に指名されたのは、イングリッシュホルンの大島弥州夫でした。

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(C)森口ミツル

鳴り止まない拍手に応え、何度かカーテンコールを繰り返した後、

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(C)森口ミツル

いつものように直接お客さまに語り始められました。

「皆さまの熱い思いが台風を遠ざけ、無事にコンサートを開催する事が出来ました。 3大交響曲を演奏するのは、体力的にも大変きついのですが、皆さまの声援が私たちにパワーを与えてくれました。 ありがとうございました。 アンコールは、やはりこの曲ですね。」

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前半はヴィオラとチェロが深い音でメロディを奏で、後半めいっぱいメリハリを付けてヴァイオリンに美しいメロディが移る、弦16型でお届けするコバケンさん得意のアンコールピース「ダニーボーイ」。
まるで祈りのような音楽が、フェスティバルホールに鳴り渡りました。

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何度も客席に感謝の気持ちを表すマエストロ。

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オーケストラもお客さまに感謝の気持ちを示し、感動的なコンサートは終了しました。

コンサートは無事に開催出来ましたが、中にはお住まいの地区から出て来るのが大変で諦められた方もおられたとお聞きしております。
残念ながらご来場いただけなかった皆さまに深くお詫び申し上げますとともに、
この先の大阪フィルのコンサートへのご来場を心からお待ち申し上げております。


次回、フェスティバルホールでのコンサートは、9月開催の「第481回定期演奏会」。
桂冠指揮者・大植英次の指揮で、マーラー交響曲第6番「悲劇的」を演奏いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

      【♯481】チラシ

「第481回定期演奏会」

日 時:9月25日(木)、26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-941】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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「親子のためのオーケストラ体験教室」は今年も大盛況でした!

夏休み恒例の人気コンサート「親子のためのオーケストラ体験教室」は、8月2日(土)と3日(日)の2日間、私たちの練習場、大フィル会館で開催いたしました。

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このコンサートは「体験教室」と銘打っているように、楽器を触ったりオーケストラを指揮したり、オーケストラをバックに一緒に歌ったり、実際に音楽に触れあえる参加型のコンサートです。
当日のプログラムをご覧ください。

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参加はゼロ歳の赤ちゃんからOK。
ただし、ゼロ歳から入場料1000円が必要になります。
わが子のために最初に入場料を支払う記念すべきコンサートだと思います。

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このコンサート、11時と14時の1日2回を2日間、計4公演開催。
大フィル会館客席数300席ですので1200枚のチケットが発売から1週間ほどで完売する人気の公演です。

子供たちと親しく触れ合う意味からも、メンバーは普段着で演奏します。
コンサートマスターは、首席コンマスの田野倉雅秋。
彼のチューニングで「親子のためのオーケストラ体験教室」はスタートです!

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名刺代わりの1曲目、ポルカ「雷鳴と稲妻」で始まりました。

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子供向けのコンサート、といっても一切手抜きはありません。
このコンサートを指揮するのは、すっかりお馴染みとなりました・・・
お父さんにしたい指揮者No.1、円光寺雅彦さんです。

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年間通して共演回数の多い円光寺さんは、大阪フィルを鳴らすツボを良くご存知。
そして、おしゃべりのセンスが素晴らしく、子供たちが笑いながらリラックスして音楽と触れ合うには、無くてはならない指揮者にして司会者なのです。

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打楽器が雷鳴を轟かせ、ポルカ「雷鳴と稲妻」が終了しました。
改めてお客さまにご挨拶です。
「オーケストラは皆さまの街のオーケストラ、大阪フィルハーモー交響楽団です!」

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そして、円光寺マエストロより楽器の紹介があり、続けて奏者が演奏をします。

「皆さま、良くご存知のヴァイオリン。 ヴァイオリンだけだとこんな音がします!」
コンマス田野倉雅秋のヴァイオリンソロが鳴り響きました。

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「ヴァイオリンよりも少し大きな楽器、ヴィオラです。 どんな音がするのでしょうか。」
ヴィオラを弾くのは小野眞優美です。

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「これくらい大きくなると、もうアゴに挟んで弾く訳にはいきません。 地面に突き刺して弾くチェロです。」
チェロを奏でるのは近藤浩志。

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「ここで皆さん、一つ覚えてください! オーケストラの楽器は大きくなるほど低い音がし、小さくなるほど高い音がします。
この大きなコントラバスはどんな音がするのかと言うと・・・」
コントラバスを弾くのは、皆さまご存知の新眞二です。

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「この楽器も弦楽器の種類に入ります。47本の弦を指で弾いて奏でるハープです。さて、どんな音がするのでしょうか。」
エキストラの佐々木千恵さんが「アナと雪の女王」など人気の曲で楽器を紹介されました。

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「ここからは木管楽器です。 まず紹介するのはフルート。 今でこそ金属で出来ていますが、昔は木で出来ていたので木管楽器です。 小さなピッコロも合わせて紹介しましょう」 
左からフルート上野博昭、エキストラ本庄ちひろさん、ピッコロ井上登紀が簡単なアンサンブルを披露しました。

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「同じ木管楽器の仲間ですが、先ほどのフルートとは違い楽器を縦に吹くのがこのオーボエです。管の先にリードというのを付けて吹きます。リードだけで吹くとこんな音ですが、リードを楽器に装着するとこんな音がします」
オーボエを吹くのは浅川和宏。 
「白鳥の湖」を吹く姿を、子供たちは目を輝かせて見ていました。

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「こちらはクラリネットです。 同じような形をしていますが、唇を当てて息を入れるところなどが違います。 華やかな音がします」
クラリネットを演奏するのはブルックス・トーン。

みんな楽器の特徴がよく判る選曲を考えているようで、楽器紹介のコーナーは毎回面白いです。

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「木管楽器で一番大きなファゴットです。 とても大きな楽器ですが、分解すると小さなカバンに収まるそうです。 さてどんな音がするのでしょうか」
ファゴットを吹くのは久住雅人。 ポケットからアンパンマンのカバーを取り出して、楽器の先に装着してアンパンマンの歌を演奏。 
子供たちも一緒に合唱しました。

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「ここからは金管楽器の仲間です。 グルグル巻きのホルンという楽器、管を伸ばすと4メートル近くになるそうです。 4人が出て来てくれました。 どんな演奏をしてくれるのでしょうか」
現在の大フィルホルンメンバー、右より1番から4番まで順に並んでいます。
右から高橋将純、蒲生絢子、藤原雄一、山本秀樹が、短いアンサンブルの曲を披露してくれました。

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この楽器は皆さんご存知ですね。 トランペットです。 さっそく聞いてみましょう」 
演奏するのは篠﨑孝。
「ようかい体操第1!」と叫び、トランペットを吹き始めたのですが、ちびっ子は皆歌っていてびっくりしました。
この曲、子供たちの間で流行っているそうですね。 知りませんでした。
 
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「さあ出て来ました、管をスライドさせて音を変えるトロンボーンという楽器です。」
トロンボーンを演奏するのは、ロイド・タカモト。
形状的にも面白いので、ちびっ子には人気の楽器ですね。

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「金管楽器で一番大きな楽器がこのテューバです。 さて、今日はどんな楽器紹介をしてくれるのでしょうか」
楽器紹介で不動の一番人気を誇る川浪浩一のテューバを抱えてのラジオ体操。
ラジオ体操第1のテーマを吹きながら、飛んだり跳ねたり、身体を反らしたり回したり・・・
テューバのような大きな楽器を持って演奏する奏者は、体力勝負ですね。

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「音を叩いて音を出す、打楽器の紹介に移ります。 打楽器でいちばん登場回数の多い楽器が、ティンパニです。ドレミファソラシドも出せるそうです。聞いてみましょう、こんな音がします。」

威勢よくティンパニを叩いていた堀内吉昌も、音階を叩いてみて!と言われて苦笑しながらも・・・見事に決めてくれました。

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「叩いて音が出れば何でも楽器です。 皆さん良くご存知の、小太鼓、シンバル、大太鼓ですが、プロが叩くとこうなります。」
これは、音楽の授業で自分たちが叩いていたレベルと違う事は子供でも判ります。
左から小太鼓の久保田善則、シンバルの中村拓美、大太鼓のエキストラ堀内聖子さん。

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楽器紹介が終わると、その楽器を実際に触れるコーナーに突入します。
そのことを、リピーターのお客さまは良く知っています。
「皆さん、まだですよ。 まだ座ってていてください (笑)。」
円光寺マエストロが注意事項を話した後、ホール内は人でいっぱい。
子供たちが楽器を触る姿を親が真剣に写真を撮る。
撮影大会になりました。 それにしても凄い人の数です。

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小さな女の子がテューバを吹く姿、可愛いですね。
ここには写っていませんが、いつも変わらず1番人気は、ハープです。
特に女の子には大人気。 今回も長蛇の列が出来ていました。

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「皆さん、終了です! 自分の席に戻ってください。 いいですか、ここで質問です。 オーケストラには楽器の他にもう一つ必要なものが有ります。 さてなんでしょうか!」
「指揮者!」と子供たち。

毎年の事なので、一度でも来た子供たちなら、次が指揮者体験コーナーだと判っています。

「指揮したい人?」の問いかけに、ほぼ全員の子供たちが元気に「ハーイ!」。
「今回は皆さんに指揮の見本を見せてくれる人を紹介します。 首席コンマスの田野倉雅秋さんです!」
この指揮の見本は毎回、円光寺マエストロがその場の思い付きで指名がかかります。
なので奏者はビクビク。

第1ステージは首席コンマスの田野倉雅秋が、見事な指揮を披露しました。

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第2ステージで指揮を披露したのは、くまもん です(笑)。
「運命」の ジャジャジャジャーーーンを切らずに、思いっきり引っ張って指揮したホルンの高橋将純。
そういえば、楽器紹介では ガチャピン がいてたような・・・(笑)。
このあたり、ホルン演奏と同様、確実にツボを押さえてきますね。
すっかり存在感を増した感じですが、入団は今年の1月とまだまだ新人。
いやーそれにしても見事です!

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第3ステージ、マエストロは2ndヴァイオリンのトップ奏者・宮田英恵を指名。
「ハーイ」と元気いっぱいに登場し・・・可愛く決めてくれました。
昨年11月入団の宮田ですが、定期演奏会の終演後にはお客さまを見送ろうと、決まってホール出口に立っています。
そんな宮田英恵を見かけたら、どうぞ声をかけてやってください。
よろしくお願いします。

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最終の第4ステージでマエストロに指名をされたのは、オーボエの大島弥州夫。
宮田と同じく昨年11月入団の大島、オーボエの2番と、イングリッシュホルンを担当しています。
学生を指導しているからでしょうか、指揮は慣れている感じですね。
しっかり両手を使っての指揮、さすがです。
「新世界」の第2楽章など、管楽器奏者は入団即ソリスト級の活躍を求められます。
大島の演奏にどうぞご期待ください!

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実際の子供たちの指揮体験コーナーは、模範指揮が良かったからでしょうか・・・
皆さん笑いを取りながらも、決めるところはキッチリ決めてくれました。

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次のコーナーは、元気いっぱいジャンケンをして選ばれた子供たちによるオーケストラとの共演です。
カルメンの第1幕前奏曲‘闘牛士’を、上手に打楽器を使って演奏してくれました。

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そしてオーケストラをバックに「さんぽ」皆で歌いました!
楽しい時間はあっという間に過ぎて行きます。

「皆さん、最後に日本の民謡を使って作られた曲を演奏するので聴いてください!」

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管楽器奏者が一斉に小さな拍子木を打ち鳴らします。

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そしてお寺にあるような立派な鐘が鳴り、「あんたがたどこさ」が始まりました。

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外山雄三作曲「管弦楽のためのラプソディ」です。
「大阪クラシック」の最終公演定番アンコール「八木節」でお馴染みの曲ですが、
普段はせいぜい静かな「信濃追分」くらいから最後の「八木節」を演奏するくらい。
この日は全曲を演奏しました。
ちびっ子も静かに聴いてくれましたよ!

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引き続きアンコールに突入です。
オッフェンバックの「天国と地獄」から‘カンカン’です。
この曲に合わせて、オーケストラと客席の真ん中の空きスペースでは、スタッフと子供たちが輪になって踊る!というのいがいつもの光景ですが・・・この日も見事に幾重にも輪になって回っていました。

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「今日は楽しかった!というお友達。  また来年も来よう!というお友達。 今日はありがとうございました。 また来年お会いしましょう! さようなら」 と円光寺マエストロ。

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そして、オーケストラもお客さまに手を振って別れを告げました。
これも定期演奏会では見ることのない光景ですね。
「本当に楽しかったです。 皆さま、来年もまたお会いしましょう!」

という事で、2日間にわたる「親子のためのオーケストラ体験教室」の終了しました。

毎年このコンサートで初めてオーケストラに触れられる方がたくさんいらっしゃいます。
そしてその多くは、来年も来られます。
こうしてクラシック音楽のファンが増えていけば良いですね。
大阪フィルのファンが増えていけばこれほど幸せなことは有りません。

しかし、なかなかそう上手くはいきません。
色々と問題は有るとは思いますが・・・
この次のステップとなるコンサートが少ないのも事実です。

そんな中、コンサートホールでのきちんとしたコンサートなので「ゼロ歳から参加できます!」という訳にはいきませんが、
未就学児童でなければぜひお越しいただきたいコンサートを、8月31日夏休み最後の日に開催いたします。

それは、「Enjoy!オーケストラ~ある愛の物語~」というコンサート。

      【Enjoy①】チラシ表

このコンサートは、子供向けではありません。
初心者はもちろん、中・上級者でも十分楽しめるコンサートです。

バーンスタイン「キャンディード」序曲で始まり、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」より、R.シュトラウス「ばらの騎士」組曲など、愛をテーマに持った名曲の数々をお届けします!

このプログラムで、一般1500円、学生800円とチケット代はとても安くなっております。
大阪市が主催のコンサートなのでこの価格が実現したという訳です!

指揮は躍動感のある指揮が魅力の金聖響さん。
会場はザ・シンフォニーホールです。 ぜひお越しください。

「Enjoy!オーケストラ〈PartⅠ〉~ある愛の物語~」

日 時:8月31日(日)15時開演(14時会場開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:金 聖響
司 会:好本 惠
曲 目:
バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲
プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より
“モンタギュー家とキャプレット家”“ロメオとジュリエット”“タイボルトの死”
マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲

料 金:一般:1,500円、学生(高校生以下):800円

※学生券をお買い求めのお客さまは、当日、学生証などの身分証をご持参ください。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:233-722】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:57685】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

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「ソワレ・シンフォニーVol.2」は大盛況のうちに終了しました!

日本を代表するマエストロ・尾高忠明さんの得意とするエルガーの音楽が、残響2秒のザ・シンフォニーホールに鳴り響きました!

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大きな感動に包まれた「ソワレ・シンフォニーVol.2」の模様を、ゲネプロ段階からリポートいたしましょう。

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会場となるザ・シンフォニーホールでタクトを執るのは、大阪フィルから幾多の名演を引き出していただいた尾高忠明さん。

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今年の3月「第476回定期」での、情熱的なシベリウスの交響曲第1番が忘れられません。
難曲・エルガー交響曲第1番という事もあり、定期並みの3度のリハーサルを通して、今回の演奏が素晴らしいものになることは確信していましたが・・・
予想通りの美しくも激しくスケールの大きなエルガーが聴けました。

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(C)飯島隆

「ソワレ・シンフォニー」の楽しみの一つが、指揮者による開演前のプレトーク。
尾高マエストロは演奏する曲には一切触れず、大爆笑の思い出話を披露されました。
そして、師匠の斎藤秀雄氏が「良い指揮者は多くしゃべらないものだ」と言われていたことを持ち出し、「こんな話をしていると斎藤先生に叱られると思います」と話されていました。

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(C)飯島隆

尾高さんの話があまりに面白く、良い感じでホール内が温まったところに首席コンマス田野倉雅秋が登場しチューニングが行われました。
さあ、楽しい音楽の時間が始まりマス!

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(C)飯島隆

1曲目はエルガーの「威風堂々」第1番。
演奏機会の多いこの有名な曲ですがエルガーが得意な尾高マエストロが指揮する、とてもメリハリが利き、生き生きとした曲に仕上がりました。

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(C)飯島隆

「威風堂々」は、やはり名曲です。
BBCプロムスで合唱を付けて演奏される中間部の「希望と栄光の国」のメロディは、実に美しい音楽ですね。
この日の演奏会、この曲を目当てに来られた方も多いと聞いています。
掴みはOK、いよいよメインの交響曲第1番の登場です。

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(C)飯島隆

プレトークで観客を爆笑の渦に巻き込んだ尾高マエストロ。
お話が上手く、ちょっとした話も実にロジカルで、オチもちゃんと用意されています。

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(C)飯島隆

マエストロの面白さはちょっと意外だと言うお客さまが多かったのですが、
それを物語るような明晰で説得力のある指揮、そしてそれを表現できるバトンテクニックはマエストロの真骨頂です。
ジャズの世界で player's player という言い方があったと思いますが、プレーヤーが憧れるプレーヤー、玄人受けする指揮者という意味では、マエストロはまさにそれに当たると思います。

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(C)飯島隆

オーケストラのメンバーがぜひ指揮してほしいと願う指揮者・・・
尾高マエストロは間違いなく全国のオーケストラがそう望んでいる指揮者です。

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(C)飯島隆

この日演奏する曲、エルガーはマエストロの代名詞ともいえる作曲家。
難曲の割には冗長性が過ぎる!などと言う人も多いようで、日本では演奏機会も少なく「威風堂々」に比べると人気の点で負けている交響曲第1番ですが、この日の演奏は本当に素晴らしかったです。

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(C)飯島隆

「高貴に」と書き込まれた第1楽章冒頭から丁寧に指揮をされるマエストロ。
英国紳士のようなマエストロが作り出す音楽は、エルガーそのものです。
大フィル自慢のヴァイオリンの調べを堪能いただけた事と思います。

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(C)飯島隆

上手のヴィオラや低弦の透明感のある響きが、緩徐楽章では効果的でした。

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(C)飯島隆

「愛の挨拶」や「威風堂々」「ニムロッド」などからもわかるように、
エルガーは稀代のメロディーメーカーではないでしょうか。
繰り返されるテーマが形を変えて現れ、最後には壮大な音楽を締めくくります。
しっかりした個人技に裏打ちされた管楽器の調べをマエストロが自在に操ります。

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(C)飯島隆

ザ・シンフォニーホールに鳴り響くエルガーの音楽を全身に浴び、幸せいっぱいのひと時でした。
休憩無しで一気に聴くエルガー、いかがだったでしょうか。

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(C)飯島隆

最後の音がホールに消えたと同時に起こったお客さまの温かい拍手。
マエストロは、まずコンサートマスター田野倉雅秋としっかり握手を交わし・・・

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(C)飯島隆

静かにお聴きいただいたお客さまに向かい、お礼を伝えられます。

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(C)飯島隆

何度目かのカーテンコールの後、マイクを持ってステージに出て来られ、お客さまに語り始められました。

「50年来の盟友・井上道義が癌だったことが判った時は本当にショックでした。 その後、毎日のようにメールのやり取りをしていますが、今ではすっかり良くなったと聞いています。 秋には必ず元気になってステージに戻ってくるはずです。 どうか井上道義のコンサートに足を運んでやってください!」

そして、「また斎藤先生に怒られるな」 と言ってステージ袖に引っ込まれました。

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(C)飯島隆

ありがとうございます、マエストロ!
親友って良いものですね。 胸が熱くなりました。

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楽屋に戻ってこられた尾高マエストロ、無理を言って写真を撮らせていただきました。
「マエストロ、お疲れさまでした!」
爽やかなマエストロの笑顔をご覧ください。

いつもより少し遅めの19時半から始まった「ソワレ・シンフォニー」。
終演時間は20時34分と、中身の濃い60分コンサートは大盛況のうちに終了です。

当日券は定期演奏会などに比べると多いものの、まだ少し客席が寂しいのも事実。
高関健、尾高忠明、そして次回の外山雄三、最後を飾る大山平一郎・・・。
このシリーズの指揮者陣はベテランのマエストロを揃えていて、演奏は間違いありません。
チケットも全席指定3500円均一とかなり頑張っているのですが、まだまだ認知が足りないようですね。

いよいよ次回は、久し振りに大阪フィルのステージに外山雄三マエストロが立たれます。
マエストロが取り上げる作曲家は、チャイコフスキー。
後期3曲に比べると演奏機会が少ない交響曲第1番「冬の日の幻想」をライブでお聴きいただけるチャンス!

どうぞ「ソワレ・シンフォニー Vol.3」をお楽しみに!


      【ソワレ③】チラシ表


「大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニー>Vol.3」

日 時:10月15日(水)19:30開演(18:30開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:外山雄三

曲 目:
外山雄三/前奏曲(2012)
チャイコフスキー/バレエ組曲「白鳥の湖」より“情景”“四羽の白鳥”“チャルダッシュ”
チャイコフスキー/交響曲 第1番 ト短調 作品13 「冬の日の幻想」

料 金:均一指定:3,500円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
※大阪フィル・会員価格の設定はございません。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:233-351】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:56293】

お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

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「大阪クラシック」の有料公演、本日から発売開始です!

本日8月2日は、大植英次プロデュース「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」の有料公演チケット発売日です。

全国のチケットぴあとローソンチケットで、本日10:00より発売となります。
公演の内容や発売方法については、「大阪クラシック」特設サイトをご覧ください。

「大阪クラシック」の特設サイトはコチラからご覧ください。


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「大阪クラシック」って何?と言われる方のために簡単に説明を。

「大阪クラシック」は、大阪クラシック実行委員会(構成:大阪市、公益社団法人大阪フィルハーモニー協会、御堂筋まちづくりネットワーク)が中心となり、9月7日(日曜日)~9月13日(土曜日)の1週間、御堂筋や中之島界隈のオフィスビルやホテル、音楽ホールで開催する音楽祭のことです。

この期間、大阪のメインストリートである御堂筋、および水都大阪を象徴する中之島界隈はクラシック音楽が溢れます。
平成18年度から始まった「大阪クラシック」も、今年で9回目。
今年は、「究極」をテーマとしたプログラムが展開されます。

この音楽祭のプロデューサーはこの方。

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(C)飯島隆

大阪フィルの桂冠指揮者でもある大植英次マエストロです。

今年の「大阪クラシック」、出演は、大阪フィルのほか、関西フィル、大阪交響楽団、日本センチュリー、大阪市音楽団の5団体。
開催場所は、全28か所、32会場で、公演数は81公演。
その内、本日チケットを発売する有料公演は22公演となります。
(あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールのチケットセンターのみ、8月4日よりの発売。 こちらでは同会場での公演のみの取扱い。)

有料公演中、注目の大阪フィルによるオーケストラ公演は全部で3回。
今年から有料公演となった第1公演は、大阪市中央公会堂 大集会室で開催。
チャイコフスキーの序曲「1812年」、他を演奏します。

ザ・シンフォニーホールでのオーケストラ公演、6日目の第68公演では・・・
既に発表済みのマーラー/交響曲第9番より第4楽章の他に、ブルックナーの交響曲第9番第2楽章を発表致しました。
それにしても、ブルックナーとマーラーの9番を一緒に演奏するなんて、ちょっと聞いた事はありません。
他にも演奏する予定ですが、詳細は当日のお楽しみ。
しかし、第9回の「大阪クラシック」で9番のシンフォニー。
何となくその辺りにヒントがありそうですね(笑)。

(2012年7月「第460回定期」でマーラー交響曲第9番のカーテンコールの模様)
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 (C)飯島隆

最終の第81公演は、大阪市中央公会堂 大集会室で開催します。
曲目はマーラー交響曲第2番「復活」より第4楽章、エルガー「謎」より‘ニムロッド’他と言う発表を致しました。
「復活」に‘ニムロッド’・・・どちらも思い出の曲ですね。
「復活」のアルト独唱は、日本を代表する福原寿美枝さんにお願いしました。
もちろん他にも色々と演奏致します。

このあたりの大阪フィルによるオーケストラコンサートは、すぐに売り切れそうな予感ですね。
チケットはチケットぴあとローソンチケットで本日より販売します。
販売方法などの詳細は、特設サイトでご覧ください。

「大阪クラシック」の特設サイトはコチラからご覧ください。


6日目第61公演は、昼14時からザ・シンフォニーホールで大植英次、甲斐史郎、他によるピアノの演奏会。
コチラ、バーンスタイン「キャンディード」組曲、他を演奏予定。
昨年大植英次、他でのピアノ演奏は、大変な話題となりました。

(2013年「大阪クラシック」、ピアノ3台による「運命」演奏風景)
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(C)飯島隆

ピアノ3台によるベートーヴェンの「運命」、なんと‘世界初演’だったとか。
今年は何が飛び出しますか、本当に我々も楽しみです(笑)。

それ以外にも注目コンサートが目白押し。
首席コンマス田野倉雅秋とヴィオラトップ小野眞優美の独奏によるミニオーケストラ(第6公演)や、ボブ佐久間指揮の大阪市音楽団の映画音楽特集(第71公演)や、コンマス、奏者によるリサイタル、珍しい楽器編成による演奏など、聴きどころ満載の有料公演。

(昨年の「大阪クラシック」有料公演の第73公演より)
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(C)飯島隆 

ザ・シンフォニーホール公演は、昼、夜1回ずつの2公演。(夜2500円、昼1000円)
大阪市中央公会堂 大集会室は、第1公演と最終の第81公演を含み全5公演。
チケット代は1000円~2500円までございます。(特設サイトでご確認ください)

大阪市中央公会堂 中集会室は、全10公演。チケットは1000円。
あいおいニッセイ同和損保 フェニックスホールは5公演。こちらもチケットは1000円です。

大阪フィルハーモニー会館でも、既に「大阪クラシック」の練習が始まっています。
「第9回大阪クラシック」は、もうすぐです!
まずは、皆さまお気に入りの公演のチケットを確保してください!

「大阪クラシック」の会場で皆さまをお待ちしております。

(広報:H.I)

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