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マーラー「悲劇的」がフェスティバルホールに鳴り響きました!

「第481回定期演奏会」は大盛況のうちに終了。

フェスティバルホールに鳴り響いた桂冠指揮者・大植英次の激しく緩急の付いた、ケレン味たっぷりのマーラー「悲劇的」に、オーケストラは凄まじい集中力で応えました。
ご来場いただきましたお客さま、行けなかったけど応援していたよ!と仰ってくださる皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。

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色々あった「第481回定期」の模様を振り返ってみましょう。
まずは、2日目のゲネプロの様子から。

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1日目の反省点を振り返りながら、大植マエストロの指示が飛びます。
ここで減速、ここで加速。
大植マエストロが現在考えるマーラー「悲劇的」が、大きなフェスティバルホールで展開していきます。

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5管16型、総勢110名の大オーケストラも、フェスティバルホールのステージではこれだけの余裕が有ります。
やはり大きなステージですね。 ご存知の通り、フェスは客席も大きいホールです。
しかし、そこは人気の大植マエストロ。 1階席、2階席はほぼ満員。 
これだけで2000席あります。

3階の学生席は・・・うーん、今後のテーマの一つですが、
1階、2階が一杯になれば一般に向けて解放する準備は出来ているので、
当面は未来の音楽文化の担い手となる学生の皆さまに向けて千円での販売は、
根気強く続けて参ります。

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(C)飯島隆

首席コンサートマスター田野倉雅秋が登場。
チューニングに続き・・・

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(C)飯島隆

大植英次マエストロが登場。
コンマスと握手を交わし、お客さまにご挨拶。

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(C)飯島隆

そして振り返り、オーケストラの方を向くとタクトを静かに動かし始めました。

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(C)飯島隆

「悲劇的」第1楽章が始まりました。
いきなりマーラー得意の行進曲からスタート。

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(C)飯島隆

第1楽章の第2主題は、前年に結婚したマーラーが新婚の奥さまをテーマに描いた情感豊かな「アルマの主題」。
オーケストラが思うような音を奏でると、にこやかに微笑んで good! 

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(C)飯島隆

この曲、第2楽章、第3楽章の順番を巡って、スケルツォなのかアンダンテなのか諸説あるようですが、大植マエストロは2005年の時も一貫してスケルツォ~アンダンテの順で演奏。
諧謔的な第2楽章では、マーラーの二人が子供のよちよち歩く姿も垣間見えます。

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(C)飯島隆

マーラーの交響曲は緩徐楽章に美しい曲が多い事で知られていますが、この曲もそう。
牧歌的なメロディに、カウベルが良く馴染みます。
第3楽章では、カウベルはバンダではなく、ステージ上で鳴らされるのがポイント。

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(C)飯島隆

チェレスタ、ハープの分散和音による響きにヴァイオリンの調べが絡み、ティンパニが特徴的なリズムを刻む第4楽章冒頭。
30分に及ぶ長大な楽章が始まりました。

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(C)飯島隆

弦、管、打楽器すべてが、活躍する第4楽章。
オーケストラサウンドの醍醐味をこの楽章だけで感じることが出来ます。

飯島さんのカメラは、メンバーの表情をしっかり捉えて頂いております。
フルート、クラりネット、打楽器・・・

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(C)飯島隆

オーボエ、ファゴット、トロンボーン、テューバ、打楽器・・・

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(C)飯島隆

ベルアップで咆哮するホルンは実に絵になりますね。

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(C)飯島隆

下手の1stヴァイオリンもヴィオラも、強弱記号フォルテからピアノに至るまで実に良く鳴っていました。

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(C)飯島隆

2ndヴァイオリンは、ヴィオラと同じく内声をしっかり聴かせます。
これこそが魅力あるオーケストラサウンドの要件。
チェロはある時は刻み、ある時は対旋律を謳い、ある時はメロディーを奏でます。

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(C)飯島隆

そして、コントラバスは底辺からオーケストラを支えます。
さて、弦楽器の魅力は皆さまに伝わりましたでしょうか。

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(C)飯島隆

この曲に於いてチェレスタとハープは特別な意味を持っているように思います。
大切なメロディを数多く奏でていました。

ご覧のように後ろのドアが開いていますね。 これは・・・

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(C)飯島隆

バンダで演奏するカウベルの音が客席に聞こえるように、ゲネプロで音の強弱やバランスを測りながら、ドアの開閉を決めています。
ドアの開閉は、ステージマネージャー清水直行が行っています。

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(C)飯島隆

第3楽章のカウベルは、バンダではなくステージ上で奏でられます。

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(C)飯島隆

スネアドラム、カウベル、他にもシンバルなんかも担当している久保田善則がハンマーも担当しています。

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(C)飯島隆

ステージマネージャー清水直行手作りのハンマーは、フェスティバルホールに ‘ダーン’ と鳴り渡りました!

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(C)飯島隆

ハンマー、カウベル以外にも、打楽器が大活躍するマーラー「悲劇的」。
シンバル、バスドラムはもちろん・・・

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(C)飯島隆

2台のティンパニも・・・

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(C)飯島隆

スネアドラム、シロフォン、グロッケンシュピール、銅鑼もフェスティバルホールの大空間に鳴り響きました。
マーラーの描く跳躍の多いホルンの旋律を見事に演奏してみせたホルンの高橋将純には、お客さまからも盛大な拍手が寄せられました。

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(C)飯島隆

初日に続き2日目も、第4楽章最後の音が鳴った後、お客さまが集中して作って頂いた静寂が心地良かったです。
大音響に対して無音。 この格差もオーケストラの醍醐味ですね。
大植マエストロはコンマス田野倉と握手を交わします。

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(C)飯島隆

そして、お客さまの拍手喝采に笑顔で応えます。

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(C)飯島隆

コンマス田野倉雅秋と2ndヴァイオリントップ宮田英恵の手を取ってお客さまに応えるマエストロ。
メンバーの笑顔がこの日の演奏の出来を物語っています。

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(C)飯島隆

いったい何回カーテンコールは繰り返されたのでしょうか。
本当に感動的な時間でした。
お客さまには、長時間に渡り演奏をお聴きいただき、ありがとうございました。

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(C)飯島隆

鳴り止まない拍手にいつまでも応える大植マエストロ。
いつも見られる姿ですね。
ご声援ありがとうございました。 これにて、「第481回定期演奏会」は終了です。

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大植マエストロがコンマス2名と共に写った写真。
初日に3枚の写真を撮影しましたが、すべて3人の並ぶ順番が違っています。
3枚とも笑顔が素敵だったので、今回もそのうちの1枚をご覧いただきましょう。


「大阪クラシック」から続いた桂冠指揮者・大植英次との音楽作り。
終わってみるとあっと言う間に終わり、楽しい時間でした。

さあ、10月の「定期演奏会」に気持ちをシフトして行きましょう。
いよいよ井上道義の復活コンサートです。
本人の元気な姿も確認出来ましたので、4月の「首席指揮者就任披露演奏会」並みに盛り上げていきたいと思います。
皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

      【#482】チラシ

「第482回定期演奏会」

日 時:10月23日(木)、24日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 奏:ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
曲 目:ショスタコーヴィチ/ロシアとキルギスの主題による序曲 作品115
    プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
    チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:219-199】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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大植英次のマーラー「悲劇的」、本日もございます!

「第481回定期演奏会」初日は、大盛況のうちに終了。
桂冠指揮者・大植英次の指揮するマーラー交響曲第6番「悲劇的」が、フェスティバルホールの大空間に鳴り響きました。

色々な事があった定期初日をリポートいたしましょう。

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なんと言ってもこの日イチバンのサプライズは、首席指揮者・井上道義がゲネプロに突然現れたこと。

「マーラー「悲劇的」は自分にとって特別な曲で、体力的に問題なければ本番を聴きに行きたい!」と、プログラムにもメッセージを綴っていたマエストロですが、本当にゲネプロから登場し、その様子を客席で聴いていました。

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そしてゲネプロ終了後、ステージ上で大植マエストロとメンバーに挨拶。
全くのサプライズに、驚きながらも拍手で迎える大植マエストロとメンバー。

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突然の事で、2階バルコニーで写真を撮っていたため、しっかりした形でお見せする事が出来ませんが、

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大植マエストロの嬉しそうな表情と、井上マエストロの少し照れながらも元気そうな表情が印象的でした。

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「放射線治療で咽頭癌は完全に焼失し、完治。リハビリも順調で、すっかり元気」
そう聞いていましたが、実際に会った印象は、以前と少しも変わらなかったので本当にびっくりしました!

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メンバーに挨拶をし、オーケストラの中を歩き回って、個別に話しかけておられました。

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この日は、2階席で本番も鑑賞され、普通にホール内を歩かれていたので、
「井上さんを見た!」 「意外に元気そうだった!」 と言ったハナシを、お客さまからホワイエでもお聞きしたり、話題がネットに書き込まれたりもしましたが、良かったです。
皆さまの目で確かめていただくのがイチバンです(笑)。

さあ、これで何の心配もなく、10月定期に向けて動き出せます!
おっと、その前に、もちろん大植英次のマーラー「悲劇的」です。

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今年の4月からは、定期初日の14時に朝日カルチャーセンター主催で「大阪フィル定期満喫講座」を実施しています。
この日は打楽器奏者がゲストで、打楽器の魅力を紹介致しました。
写真は、木魚とウッドブロックの音の違いを確認しているところです。
左から久保田善則、中村拓美、堀内吉昌です。

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何故、今回ゲストが打楽器奏者だったかと言うと、ハンマーがあるからです。
「悲劇的」を象徴する楽器‘ハンマー’を皆さまにご紹介したい!
と言う事で、実際にハンマーを叩く久保田善則が色々と説明をした後・・・
フェスティバルホールの5階メインホワイエに、ハンマーが鳴り響きました!

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ハンマー台を作ったステージマネージャー清水直行は、心配そうにその様子を見ていました。

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最後に、エキストラの堀内聖子さん、奥村隆雄さんを交えて、S.ライヒの「木片の音楽」を聴いていただきました。

その後、お客さまはゲネプロを見学。
朝日カルチャーの「満喫講座」、10月以降も続きます。
お問合わせは、朝日カルチャーセンター中之島教室 06-6222-5222まで。

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15時半、ゲネプロが始まりました。

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大植英次の指揮するマーラー「悲劇的」が、お客さまのいないフェスティバルホールに鳴り響きました。

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ゲネプロの様子をご覧頂きましょう。

お客さまから見て中心から左側に並ぶ管楽器と打楽器たち。
5人のフルート、6人のトランペット、打楽器も壮観ですが、クラリネットのベルアップの様子が印象的です。

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こちらは負けじとオーボエがベルアップ。
ファゴット、トロンボーン、テューバも聴かせどころが多い「悲劇的」です。

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そして、ベルアップの極めつけは9名の咆哮するホルン!
1番を吹く高橋将純の吹くホルンのソロが、この日もビシバシ決まっていました。

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この曲でチェレスタとハープの果たす役割は大きいです。

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大阪フィル自慢の弦楽器は、弦16型、対向配置でお贈りしました。
下手に並ぶ1stヴァイオリンとヴィオラ。

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指揮者を挟んで向き合う2ndヴァイオリンのとなりには、チェロが並び、その後ろにはコントラバスが位置します。

大きなフェスティバルホールのステージでは、これだけ大掛かりな楽器編成でも、この余裕。 凄いですね!

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暗闇に並ぶ謎の物体。
舞台袖のモニター画面と、譜面、そしてカウベルです。

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姿は見えないけれど、何やらカランコロン音がする!
舞台袖では、こんな感じでカウベルを演奏しているのです。

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第4楽章、カウベルを演奏していた久保田善則は、この後ハンマーへ移動し、エイヤーッ!とハンマーを振り下ろすのです。

ざっと、ゲネプロを紹介しました。
実際には、この後に首席指揮者・井上道義が登場します。
メンバーも我々スタッフも、そして大植マエストロも、井上マエストロの元気な姿を見る事が出来て、きっと元気を貰った事と思います。

「よーし、やってやろう!」 本番が始まりました。

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本番の模様は、飯島隆さんの写真で改めて報告いたします。

初日の演奏時間は83分と、前回とさほど変わりませんでした。

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しかし音楽は、全く違う音楽だったかもしれません。
揺れ動くテンポに、メンバーを凄まじい集中力で大植マエストロに付いて行きました。

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第4楽章、最後の音が鳴った後、心地良い静寂が大ホールを包み込みました。
それまでの大音量と対照的な、無音。
演奏を集中して聴いていただいたお客さまに感謝申し上げます。

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そして、マエストロが動いたタイミングからは、拍手喝采が。
そして、感動的なカーテンコールへと続いて行きました。

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演奏を終えたマエストロと二人のコンマスは、満面の笑みでカメラに応えてくれました。
「お疲れさまでした!」

その、3人の後ろのカーテンの横に人影が。
心霊写真ではありません。 フルートの上野博昭です。
この3ショットを撮っているあいだ、写り込んでやろうとこんな感じでスタンバイ(笑)。
こんな大曲の後で、こんなにお茶目なフルート上野。
ちゃんと写りましたよ!フルート1番の大仕事、お疲れさまでした!

「第481回定期演奏会」は本日もございます。
大植英次と大阪フィルの奏でるマーラー「悲劇的」を体験出来るラストチャンス!

チケット少なくなって来ていますが、当日券ございます!
A席が残りわずか、B席は大丈夫です。 C席とBOX席は完売です。
当日券は17時半から販売します。

どうぞフェスティバルホールへお越し下さい!

(広報;H.I)

「第481回定期演奏会」

日 時:9月26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、学生席(3階席):1,000円
     C席:4,000円、BOX席:7,000円は完売
※当日券は17時半より販売いたします。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示願います。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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マーラー「悲劇的」は明日と明後日です! ぜひお越しください!

「第481回定期演奏会」は、3日間のリハーサル期間を終えました。

確かな手応えを感じおられるのでしょう、大植英次マエストロはご機嫌です。
当日券として出せるチケットが有るのなら、ぜひ皆さまにお越し頂くようお願いをしよう!
という事で・・・

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「マーラー交響曲第6番「悲劇的」を聴きに、フェスティバルホールへお越しください!」

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リハーサル最終日のリポートを、駆け足でお届けいたしましょう!
いつものように、首席コンマス田野倉雅秋のチューニングで、リハーサルスタート。

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2005年のマーラー「悲劇的」のサントリーホールのライブ録音を見ると、演奏時間は81分34秒になっています。
もちろん、休憩なしで演奏されます。

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その時の演奏と聴き比べて、今回テンポが大きく変わっているようには感じませんので、曲間のお客さまの入退場などを考慮しても85分前後だと思われます。

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演奏時間は大きく変わることはないようですが、演奏そのものは大きく変貌を遂げています。
2005年の演奏を、実演でもCDでも聴かれた方は、どうぞ違いをお楽しみください。

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リハーサル2日目のブログで、ハンマーを大きく取り上げましたが、実はポイントになる楽器が他に二つあると大植マエストロは仰っています。
一つは、‘チェレスタ’です。

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チャイコフスキーがパリで見つけて、「くるみ割り人形」の‘こんぺい糖の踊り’で秘密兵器として紹介したと言われるチェレスタ。
イタリア語で「天国のような」という意味を持つチェレスタですが、その名の通り可憐な響きがします。
チェレスタを演奏するのはエキストラの岡純子さん。

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チェレスタは第1楽章から大切な役割を果たすことになります。
チェレスタの岡さんにはマエストロから細かな指示が飛びます。

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チェレスタと並んでこの曲のポイントとなる楽器、もう一つは‘カウベル’です。
カウベルは、第2楽章「スケルツォ」以外で、大切なところで登場します。
ある時はステージ上で。 ある時はステージの裏からバンダとして鳴り響きます。

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先ほどのチェレスタが天国を表すものとして、カウベルが地上を表すものとも言えるかもしれません。
どちらも大切なところで鳴り響きます。
バンダで鳴っているカウベル、大阪フィルの練習場では姿形が見えないので、リハーサル終了後に、どんなことをしているのか見せてもらいました。

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コチラがそのシーンです。

右からカウベルを鳴らす久保田善則、エキストラ堀内聖子さん、そして、低く深い音のする鐘(別名 鉄の板)を鳴らすエキストラ中山直音さん。

第4楽章でスネアドラムから移動し、カウベルを鳴らしていた久保田善則は、すぐさまハンマーのポジションに移動し・・・

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野球選手がバットを確認し、打席に入るような感じでハンマーを振り上げ、エイヤー!
その前でホルンがベルアップで吹いているのが印象的です。

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迫力のオーケストラサウンドが魅力のマーラー「悲劇的」。
ステージ下手側には、16型の1stヴァイオリンとヴィオラが並び、

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上手側には対向配置で2ndヴァイオリンとチェロが並び、後ろにはコントラバスが並びます。
定評ある大阪フィルの弦の調べをご堪能いただくには持って来いの曲。

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五管編成の木管楽器がずらっと並ぶ様は、圧巻です。
フルートは上野博昭、クラリネットは金井信之、トランペットは秋月孝之が1番を吹いていますが、大阪フィルの複数いるトップ奏者も、総出演しております。

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コチラの写真でも同じです。
オーボエは浅川和宏、ファゴット久住雅人、トロンボーンはロイド・タカモトが1番を吹いていますが、オーボエの大森悠ももちろん出演しております。

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「明日は良い演奏になると思うよ。 皆が大植さんのやりたいことを理解しようと、ひとつの場所に集まって来るのが判るから。」 ある奏者がそう語っていました。

大植英次と大阪フィルがお届けするマーラー交響曲第6番「悲劇的」は明日と明後日、中之島のフェスティバルホールで演奏いたします。

気になるチケットですが、初日25日はまだ余裕があります。
しかし、26日の方はC席は既に完売、A席も完売間近。
B席も、状況によっては3階学生席を解放することになるかもしれません。
どうぞご了承くださいませ。

でも、皆さまにお聴きいただきたい!
なかなか実演で接する機会のない大曲、マーラーの「悲劇的」。
どうぞお越しください。 お待ちしております。

(広報:H.I)

      【♯481】チラシ

「第481回定期演奏会」

日 時:9月25日(木)、26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※当日券は17時半より販売いたします。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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大阪フィルの練習場に、運命のハンマーが振り下ろされました!

「第481回定期」リハーサルは2日目を迎えました。
この日は第4楽章からと言う事で・・・
‘運命のハンマー’が振り下ろされる時が遂に来ました。(大袈裟ですね)

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まずは、首席コンサートマスター田野倉雅秋のチューニングから始まります。
2日目のリポートは、ハンマーをはじめ打楽器の動きを中心にお届け致します。

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大植マエストロは、練習場に登場すると、まずマーラーが住んでいた家の写真など数点をメンバーに配られました。
色々な角度からマーラーをイメージして貰おうとの配慮だと思います。

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そして、「おはようございます。 4楽章から!」 と言うと、表情が一変。

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指揮棒が動いたのを受け、チェレスタとハープが分散和音を奏で、ヴァイオリンが悲劇的な序奏の主要旋律を奏でます。

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この楽章だけで演奏時間は30分かかるという長大な音楽。
弦も管も打楽器も、見せ場十分な第4楽章が始まりました。

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起伏の激しい第4楽章を大植マエストロは、表情を変えながら指揮していきます。
腰に手を当て踊るようなポーズは、すっかりお馴染みのポーズですね。

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チェレスタに指示を送るマエストロは、この表情です。

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テンポも変化に富み、メンバーは凄まじい集中力で大植マエストロに付いて行きます

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総勢7名の打楽器奏者のうちティンパニ奏者以外の5人は、色々な打楽器の持ち替えで大忙しですが、第4楽章が始まって10分以上が経過したところで、それまでスネアドラムを叩いたり、カウベルを鳴らしていた久保田善則に動きがありました。

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ステージ下手の端に移動すると、やおらハンマーに手を掛けました。

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そして腰の位置まで手を上げ、指揮者と譜面を念入りにチェック。

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第4楽章が始まって13分過ぎでしょうか、音楽はどんどん盛り上がっていきます。
久保田の持つハンマーは・・・

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頭上高く掲げられています。
そして、最高潮に達する所で、遂に・・・

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ドスン! いや、ボーン!でしょうか。
練習場に大きな音が鳴り響きました。

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ハンマーが振り下ろされた瞬間です。
思っていた以上に大きな音がしましたが、前でホルンを吹いている奏者は途切れることなく吹き続き得ています。
それにしても、後ろでこの音! ビックリするでしょうね。
この後、少ししてもう1度、ハンマーは振り下ろされるのです。

このハンマー、実はハンマー自体はどこにでもある木槌です。
ポイントはハンマー台のほうにあります。
良い音がするようにと工夫が施されたハンマー台の秘密を、後ほどステージマネージャー清水直行に語ってもらいます。
ご期待下さい!

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ハンマーに話題が集中しがちですが、さまざまな打楽器がこの曲には登場します。
ティンパニも2台並べて配置されていて、二人の奏者が同じリズムを刻む事もあります。

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‘ささら’で良いのでしょうか、細い木を集めて束ねられたものを、バスドラムに叩く、こする奏法も登場します。

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こちらのシーンは、この曲に無くてはならないモノを演奏中ですが、よく判りませんよね。
エキストラの堀内聖子さんの顔が見えますが、その楽器をステージの裏で演奏している体なのです。
やはり大植マエストロの指揮で演奏した「アルペンシンフォニー」でも大活躍した‘カウベル’をバンダで演奏しています。
チャンスがあれば、‘カウベル’も紹介します。
この他にも、ルーテ、グロッケンシュピール、シロフォン、シンバル、トライアングル、大太鼓、小太鼓、銅鑼なども大活躍。

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もちろん16型の弦楽器は、オーケストラの醍醐味を演出します。
高度な技術を要する管楽器も、皆さまの期待に応える事が出来ると思います。
ステージ上手側の、オーボエ、ファゴット、トロンボーン、チューバです。

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こちらは、フルート、クラリネット、トランペット。
トランペットは6人、フルート、クラリネットは5人ずついます。

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1番奏者にお寄ってみましたが、皆思い思いの姿勢で演奏しています。
クラリネットの金井信之は、ベルアップ中ですね。

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そして、こちらもベルアップですね、ずらっと並んだホルン。 壮観です!
そして、2台のハープとチェレスタもこの曲では外せません。

徹底的に第4楽章を練習したリハーサル2日目は終了です。

何となく全容が見えてきた大植英次のマーラー「悲劇的」。
2005年の演奏とは全く違ったものになりそうです。

マーラー「悲劇的」は、そう頻繁に演奏できる曲ではありません。
このチャンスを逃すと、次はいつ聴けるか判りません。

ぜひ、フェスティバルホールにお越しください。


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手作りのハンマー台を前に、ハンマーを持って微笑む、ステージマネージャ清水直行。
リハーサル終了後、清水にハンマー台の事を聞きました。

「まず、ハンマーは、普通の木槌です。 これには何の仕掛けも有りません。 台の方ですが、リハーサルで聴いていて狙っていた感じに響いていました(笑)。 この世の終わりのような音が鳴ってくれれば良いのですが・・・。」 そう語りながら、ハンマー台の細かな説明をしてくれました。

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「この上の板は、割れてきたら取り替えることが出来るのです。 また材質的に、表と裏では木の硬さが違うため、全く違う音がします。 今日何回か叩いて、すこし凹んできてますね。」

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「台の裏を特別に見せましょう! 良く響かせるために、仲は空洞にしてあります。」 

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「脚の部分はこんなに太い木を使って、大きなボルトで留めています。 しっかりしてるでしょ。」

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という事で・・・清水手作りのハンマー台です

これ自体、立派な楽器と言って良いでしょう。
どんな音がするのかは、ご自身の耳でご確認ください!

ブログやツイッターで‘ハンマー’と呼ぶのは、この台とハンマーを併せてという風にご理解くださいませ。

最後に、2005年のマーラー「悲劇的」の写真をご覧いただきましょう。

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 (C)飯島隆

ザ・シンフォニーホールいっぱいに広がったオーケストラ。
舞台上手側の一番後ろ、ハンマーを叩こうとしている様子、お判りになりますでしょうか。
この時は上手側に置いていましたが、今回は下手です。

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 (C)飯島隆

そして、2005年、音楽監督・大植英次マエストロの「悲劇的」の指揮姿です。
情熱的な指揮、それに応えるオーケストラサウンドが聴こえるようですね。

さあ、明日と明後日、フェスティバルホールにこれだけのオーケストラが並びます。

大オーケストラで聴くマーラーの名曲「悲劇的」。
管弦楽の響きに加え、ハンマーの音をどうぞお楽しみください。

(広報:H.I)

「第481回定期演奏会」

日 時:9月25日(木)、26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※当日券は17時半より販売いたします。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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大植英次のマーラー「悲劇的」、リハーサル始まりました!

大植英次マエストロがマーラーの交響曲第6番「悲劇的」を定期で取り上げたのは、2005年3月「第386回定期演奏会」でのこと。
ザ・シンフォニーホールで2度演奏した後、「第42回東京定期演奏会」としてサントリーホールで演奏。
その時の模様は、ライブ収録されてCDとなって販売されています。
あれから10年近くが経過し、桂冠指揮者となった大植英次マエストロが再びこの大曲を指揮します。

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待ちに待った「第481回定期演奏会」初日のリハーサルは、予定時間をほぼすべて使う形で行われました。

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この公演のコンサートマスターは、首席コンマス・田野倉雅秋が務めます。

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作曲当時のマーラーは・・・
仕事では宮廷歌劇場の監督のポストに就き、誰もが羨む綺麗な女性を奥さんにもらい、幸福の絶頂!のはず。
そんな時に、次に来る不幸を予感し不安におびえる。
そして、やがて不安は的中します。

「悲劇的」は、そんなことを投影した作品だと言えます。

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マーラー交響曲全11曲の中でも、第9番と並んで中心に位置すると語られる事の多い大曲。
2005年の演奏時間は、81分ほど。
今回の演奏は、さてさて、どうなるでしょうか。
いずれにしましても休憩なし、堂々の1曲プログラムです!

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マーラー「悲劇的」と言えば、真っ先に出てくるのが‘ハンマー’ではないでしょうか。
第4楽章に登場する‘運命のハンマー’、初稿段階では5回打ち鳴らされる予定だったハンマーもその後3回に減り、現在では2回が主流と言われています(現在も、3回叩く指揮者は多いですが)。
もちろん、それには意味があるのですが、その意味もそれぞれ後付けで、錯綜しているようですね。

奥さんのアルマの語る3つの打撃説、すなわち「長女の死、心臓病の判明、ウィーン宮廷歌劇場音楽監督の辞任」も、今一つ決め手を欠くようです。

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2005年の演奏では、大植マエストロはハンマーを2回叩かせています。
今回は何回か、気になるところですね。

そしてこのハンマー、それぞれの楽団ごとに仕様が違うため、音もさまざま。
音が違うのは、ハンマー以上にハンマー台の違いが大きいようです。
今回使用するハンマー台は、ステージマネージャー清水直行の手作り。
2005年のハンマーも、エエ音がしていましたが、今回はそれ以上だとか。
コチラについては、改めて報告いたしましょう。

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スケールの大きなマーラー交響曲第6番「悲劇的」ですが、
もちろん楽器編成もとびきり大きいのです。

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16型の弦楽器は、対向配置。
田野倉雅秋率いる1stヴァイオリンと宮田英恵率いる2ndヴァイオリンは指揮者を挟んで向き合います。
そして1stヴァイオリンの隣に竹内晴夫率いるヴィオラ、2ndヴァイオリンの隣に近藤浩志率いるチェロが並びます。

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新眞二率いるコントラバスは、上手の2ndヴァイオリンとチェロの後方に位置します。

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写真を見ながら説明しますと、
管楽器は上手側に、オーボエ4(4番はイングリッシュホルン持ち替え)、イングリッシュホルン1、ファゴット4、コントラファゴット1、トロンボーン4、チューバ1。 打楽器はティンパニ2台。

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フルート4(3番、4番はピッコロ持ち替え)、ピッコロ1、クラリネット4(4番はエスクラ持ち替え)、バスクラリネット1、トランペット6、打楽器5(グロッケンシュピール、カウベル、ルーテ、ハンマー、シロフォン、シンバル、トライアングル、大太鼓、小太鼓、銅鑼など)

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ホルン8、ハープ2、チェレスタ1。

弦五部で60人。それに管楽器、打楽器、ハープ、チェレスタなどで60名。
なんと、総勢110名の大オーケストラでお届けします。

110名のフルオーケストラ、もちろんアコースティックサウンドです。
大迫力の大フィルサウンドがフェスティバルホールに鳴り響きます!

当日券、ございます。 ぜひお越しください!

(広報:H.I)

      【♯481】チラシ

「第481回定期演奏会」

日 時:9月25日(木)、26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※当日券は17時半より販売いたします。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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マーラー「悲劇的」のハンマーが見れて、ゲネプロが聴けて・・・

大阪フィルの定期演奏会をより深く楽しんで頂くために、朝日カルチャーセンターがお届けする、「大阪フィル定期演奏会 満喫講座」が話題です。

開講時間は、毎回「定期演奏会」初日の14時(5時間前)。
会場は、フェスティバルホールの5階メインホワイエに椅子を並べて行います。

ゲストに指揮者やコンサートマスター、楽団員などを迎え、それぞれの定期演奏会の聴きどころや練習秘話などについて話を伺います。
1時間、講座でハナシを聴いていただいた後、少し休憩をはさんで、15時半から1時間、本番直前のゲネプロを見学して頂きます。

これまでに行ってきた「満喫講座」は4回。
それぞれのゲストは以下の通りです。

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4月「第477回定期演奏会」は、「首席指揮者就任披露演奏会」直前の井上道義マエストロが、首席指揮者就任の抱負や選曲の理由などを語って下さいました。

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5月「第478回定期演奏会」は、コンサートマスター渡辺美穂が、マエストロ イオン・マリンのリハーサルの進め方や、聴き所をヴァイオリンを弾きながら話してくれました。

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6月「第479回定期演奏会」は、下野竜也マエストロが演奏曲の聴き所や、大阪フィル指揮研究員時代の思い出話を、面白おかしく聞かせてくださいました。

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7月「第480回定期演奏会」は、首席コンサートマスター田野倉雅秋が登場。
リハーサルの雰囲気や聴き所、自身の音楽感などを語ってくれました。

司会は我々事務局スタッフが務めます。
お客さまとの距離が近く、お客さまからの質疑応答で進行していく事も度々。
興味深いハナシを聞いた後は、本番に先駆け普段は見る事の出来ないゲネプロを見学して頂きます。


注目の9月「第481回定期」の「満喫講座」は、9月25日14時開講。
ご存知のように9月定期のプログラムは、マーラー交響曲第6番「悲劇的」。

「悲劇的」と言えば・・・ハンマー!
ということで、今月のゲストは、大阪フィル打楽器のメンバーです。


実際のハンマーを本番のステージで叩く奏者が自ら紹介します。
もしかしたら、目の前でハンマーを叩く様子が見られるかもしれません(笑)。
そして「悲劇的」にはハンマーの他にも、カウベルやルーテといった珍しい楽器が使用されており、それらもご紹介します。

(2014年「大阪クラシック」第69公演 パーカッションアンサンブル演奏風景)
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(C)飯島隆

「大阪クラシック」でも大人気のパーカッションアンサンブル。
せっかくの機会ですので、奏者たちによる演奏もお聴き頂く予定でいます。

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写真は、5人の奏者が木片を叩いて音を出し、リズムの変化を聴かせるS.ライヒ/「木片の音楽」の、「大阪クラシック」リハーサル風景。
当日は、こんな演奏をお聴き頂こうと思っています。

大阪フィルの打楽器のメンバーをゲストに迎え、お届けする「9月講座」。
興味のある皆さま、今からでも間に合いますよ。 ぜひお越しください!

既にチケットをお持ちの方は、講座料金のみの3,996円で参加頂けます。
チケットをお持ちでない方は、A席チケット付きの講座料金は、9,996円。
チケットを既にお買い求めの皆さまは、必ずチケットをご持参ください。
朝日カルチャー中之島06-6222-5222 までお申込み下さい。


10月、11月の講座も、ゲストが決まっています。
詳細は以下の通りです。

「大阪フィル定期演奏会 満喫講座」
講 座・リハーサル会場:フェスティバルホール 5階メインホワイエ
協 力:大阪フィルハーモニー交響楽団
ゲスト:9月 大阪フィル打楽器奏者 
    10月 崔文洙(首席客演コンサートマスター)
    11月 本山秀殻(大阪フィルハーモニー合唱団指導者)
講 師:大阪フィル 楽団事務局スタッフ 
日時:
①9月25日(木)講座:14:00~15:00
    リハーサル見学:15:30~16:30
②10月23日(木)講座:14:00~15:00
    リハーサル見学:15:30~16:30
③11月22日(土)講座:10:00~11:00
    リハーサル見学:11:30~12:30
受講料:各回 Aコース(講座+A席チケット付き)一般9,996円
       Bコース(講座のみ)一般3,996円
※公演チケットは講座当日にお渡しします。講座のみをお申し込みの方は、チケットをご購入済みの方に限ります。Bコースを受講される方は、講座当日に公演チケットのご提示が必要です。
※Bコースは券種に関わりなくケットを既に購入の方に限り申込み可能です。
お申し込み:朝日カルチャー中之島06-6222-5222


大阪フィルの定期演奏会がより一層楽しめる「満喫講座」。
ぜひお越しください!


さあ、本日からは「9月定期」のリハーサルが始まります。
1週間ぶりに大植英次マエストロとも再会。

大植マエストロとマーラーの交響曲第6番「悲劇的」を演奏したのは2005年3月。
「第386回定期」での事でした。
その時の演奏はCDにもなっていますので、お聴きになられた方もたくさんいらっしゃると思います。
今回はどんな演奏になるのか、楽しみですね。

またリハーサルの模様は報告致します。

大植英次得意のマーラー「悲劇的」、チケットはまだ間に合います。
皆さまをフェスティバルホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

      【♯481】チラシ

「第481回定期演奏会」

日 時:9月25日(木)、26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-941】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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「大阪クラシック」 最終日のリポートをお届けします。

「大阪クラシック~街にあふれる音楽」は先週13日、大盛況のうちに閉幕。
お天気に恵まれた今年の「大阪クラシック」は、1週間で81公演、御堂筋~中之島エリアを中心に、クラシック音楽が鳴り響きました。

入場者数は48,750人。
昨年のように5万人超えとはいきませんでしたが、昨年が100公演、今年が81公演だった事を考えると、1公演あたりの入場者は増えており、大成功でした。

ご来場頂きました皆さま、ご声援いただきましたすべての皆さまに感謝申し上げます。

少々時間が経ってしまいましたが、熱く、長かった最終日の模様をリポートいたしましょう。


第69公演(11:00 大阪市役所正面玄関ホール)
パーカッション久保田善則、中村拓美、堀内吉昌、茶屋克彦、堀内聖子


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(C)飯島隆

この公演は、子ども連れ優先入場公演です。
小学生以下のお子様をお連れの方は、一般の方に先駆けてご入場頂きました。
なので、前の方は子ども連れでいっぱい。
そこに、大植プロデュ―サーが登場です。
「大阪クラシックも最終日になりました! 最後までよろしくお願いします。」

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(C)飯島隆

本日最初の公演は、たくさんの子どもたちに囲まれて、パーカッションアンサンブル。
太鼓の連打、リズムやアクセントの移動や掛け合いで、迫力いっぱいに聴かせる、C.ハーディ/赤の大地。

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(C)飯島隆

理屈抜き、身体で感じる原始的な太鼓のリズムに、子ども達も興味津々。
今年のTシャツで登場のパーカッションアンサンブル、この後も色々なパターンの楽器構成で子どもたちだけでなく、ご来場頂いた皆さまを虜にしていました。


第70公演(11:30 大阪富国生命ビル地下2階フコク生命の森
ワーグナーチューバ高橋将純、ヴァイオリン黒瀬奈々子、石塚海斗、ヴィオラ岩井英樹、チェロ石田聖子


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(C)飯島隆

ホルントップ奏者高橋将純を、この機会にぜひ覚えて下さい。
入団は今年1月と、まだまだ新人ですが、コンサートのメインの曲でホルンの1番を吹くのは、決まって高橋。
先の定期でブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」やショスタコーヴィチ交響曲第4番、などといった大曲はもちろん、この日の最終公演最後の曲、ストラヴィンスキー「火の鳥」の“終曲”でドラマチックなソロを吹くのも、高橋です。

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(C)飯島隆

この公演で高橋将純は、普通のホルンは吹かず、ただ今演奏中のナチュラルホルンや、後ろに立ててあるワーグナーチューバを吹いていました。
人懐っこい笑顔とお茶目なMCもお客さまに受けて、なかなかの人気です。
お馴染みのメンバーと共に奏でる名曲の数々。
満員のお客さまには、きっと気に入っていただけた筈です。


第71公演(12:00 大阪市中央公会堂 大集会室)
【有料公演】全席指定2000円
指揮:ボブ佐久間 吹奏楽:大阪市音楽団 


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(C)飯島隆

ボブ佐久間指揮、大阪市音楽団も、中央公会堂 大集会室で公演です。
曲がたまりませんね。
風と共に去りぬ“タラのテーマ”~エデンの東~ライムライト~野生のエルザ~ロッキーのテーマ。

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(C)飯島隆

そして、
ゴッドファザー“愛のテーマ”~タイタニック“マイ・ハート・ウィル・ゴーン”~慕情~カサブランカ“時の過ぎゆくままに”~ロミオとジュリエット“愛のテーマ”~男はつらいよ~愛と悲しみの果て“アウト・オブ・アフリカ”。
この選曲、素晴らしいですね。 今までにない贅沢なコンサート。
吹奏楽の魅力を堪能頂けたことと思います。


第72公演(12:30 日本生命本店新南館1階ロビー)
ヴァイオリン鈴木玲子、ヴィオラ上野博孝、コントラバス松村洋介


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(C)飯島隆

日本生命本店新南館1階ロビーにもたくさんのお客さまが。

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(C)飯島隆

ヴァイオリン鈴木玲子、ヴィオラ上野博孝、コントラバス松村洋介のトリオも、「大阪クラッシック」ではおなじみですね。
昨年は関電ビルディングでハイドンのトリオを演奏してくれました。
今年は、バッハのインベンションが鳴り響きました。


第73公演(13:00 中之島ダイビル)
ヴァイオリン田中美奈、三瀬麻起子、チェロ近藤浩志、コントラバス新眞二


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大阪フィルの弦楽器の主要メンバーで結成されたこのユニットも「大阪クラシック」ではすっかりおなじみ。
そんな名物ユニットに、大植プロデューサーが登場です。
そしてここでも出ました、チェロ近藤浩志に対するライバル発言。
「チケットの販売で、近藤さんにいつも負ける!」というハナシ。
もうほとんどネタですね(笑)。

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演奏で魅せて、近藤浩志と新眞二のボソボソトークで笑わせます。
この編成と言えば、ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」。
今年は2番と4番を演奏してくれました。

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中之島ダイビルには、ご覧のようなたくさんのお客様がお越しです。
本当に絵になる会場ですね。 この日1日で3公演使わせていただきました。
それぞれに、たくさんのご来場ありがとうございました。


第74公演(14:00 大阪市役所正面玄関ホール)
フルート井上登紀、ヴァイオリン高木美恵子、ピアノ佐竹裕介


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(C)飯島隆

市役所正面玄関ホールにも、大植プロデューサーが登場。
しかも、法被姿です。
法被姿と言えば・・・最終公演のアンコール!と相場は決まっていますが・・・

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(C)飯島隆

メンバーを紹介して、フルート、ヴァイオリン、ピアノによる演奏は始まりましたが、
その後もお客さまは続々とお見えになり、ホールには入りきりません。

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じっと袖で演奏を聴いていた大植プロデューサーは、曲が終わり、次の曲の紹介が始まるのを確認し、再びステージに登場し、フルートの井上登紀と何やら相談。
そして、
「皆さん、もっと前に来てください。 奏者を取り巻くように、ずっと前までどうぞ!」と、
お客様を誘導し、客席のレイアウトを変えてしまいました。

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上の写真と見比べていただくと良く判ります。
おかげでスペースが出来、外で聴かれていた方にお入り頂けました。
これが出来るのは大植プロデュ。ーサーだけ。 さすがです。
アンコールのカッチーニの「アヴェ・マリア」を、たくさんの皆さまにお聴きいただけて良かったです


第75公演(15:00 大阪市中央公会堂 中集会室)
【有料公演】全席自由1000円
ヴァイオリン田野倉雅秋、渡辺美穂


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(C)飯島隆

首席コンサートマスター田野倉雅秋とコンサートマスター渡辺美穂のデュオ。
今年の「大阪クラシック」、話題の公演のひとつ、有料公演です。
当日券がたくさん出て、ほぼ完売状態でした。
にこやかな二人の表情も、演奏が始まると一変。

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(C)飯島隆

それもそのはず、この日演奏したイザイの「二本のヴァイオリンのためのソナタ」は、とんでもなく難しいそうです。

「皆さま、この曲をご存知ですか? やはり殆どの方がご存知無いようですね。 そこの方、ご存知ですか。 えっ、もしかして今、楽譜をお持ちですか! 良く手に入りましたね。 うーん、これは遣り難いですね(笑)。」と、田野倉。

「私も色々な曲をデュオで演奏しますが、ちょっとこの曲は次元が違います。 それほど難しい。 しかし楽譜をお持ちの方
がおられるようで、マズイ事になりました(笑)。」と、渡辺。

お客さまを笑わせながらも、そこは両コンマス。
見事な演奏で、お客さまからは温かく盛大な拍手が起こっていました。


第76公演(15:30 中之島ダイビル)
ホルン藤原雄一、ヴァイオリン力武千幸、三瀬麻起子、ヴィオラ上野博孝、川元靖子、チェロ近藤浩志


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この日2回目の中之島ダイビル公演。
チェロ近藤浩志の軽妙なトークは大受けです。
「このグループには共通点があります。 それは、メンバー全員誕生日が21日ということです!」
いろいろなグループ結成のハナシを紹介して来ましたが、全員21日生まれって、そんな事有るのですね。

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21日生まれのグループ、まずはモーツァルトの弦楽五重奏曲を演奏。

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そして、ホルンの藤原雄一が登場し(もちろん21日生まれ)、ケルビーニのホルンソナタが演奏されました。
柔らかな弦楽四重奏をバックに、ふくよかなホルンの響きが中之島ダイビル中に鳴り渡りました。


第77公演(15:45 大阪市役所正面玄関前)
大阪市音楽団公演
トランペット中嶋尚也、林辰則、ホルン伊藤数仁、トロンボーン戸井田晃和、テューバ北畠真司


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(C)飯島隆

この会場で演奏するのは初めてだと思います。
大阪市役所の正面玄関前です。
本当にたくさんの方にお集まりいただきました。

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(C)飯島隆

先ほどは大編成で聴かせて頂いた大阪市音楽団の皆さんが、金管五重奏で登場。
開演を告げるクラークのトランペットヴォランタリーで始まったプログラムは、
「となりのトトロ」より“さんぽ”や宇宙戦艦ヤマトなどを演奏。
天気が良ければぜひとも使わせていただきたい会場ですね。
大阪市役所正面玄関前、「大阪クラシック」を象徴する会場だと思います。


第78公演(16:00 京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1)
ヴァイオリン小林亜希子、石塚海斗、チェロ石田聖子、コントラバス松村洋介


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(C)飯島隆

第73公演と同じ楽器編成で、昨年に続きロッシーニ対決になりました。

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(C)飯島隆

ヴァイオリン2本とチェロ、コントラバス。
ヴィオラの替わりにコントラバスを使用する珍しい楽器編成で、ロッシーニの「弦楽ソナタ」はこの編成で書かれています。
こんな珍しい楽器編成のユニットを、1日2つも聴き比べ出来るのは「大阪クラシック」だけです。
会場の京阪電車なにわ橋駅アートエリアには、今年もたくさんの方にお集まりいただきました。
電車の駅にアートエリアがあるのも素敵ですね。
これからも色々なアートをこの駅から発信して行ってください。


第79公演(17:30 大阪市役所正面玄関ホール)
フルート野津臣貴博


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(C)飯島隆

今年もやって来ました、フルート野津臣貴博のソロ公演。
もうすっかり定着しましたね。

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(C)飯島隆

フルートで奏でるバッハの無伴奏チェロ組曲も、一昨年は2番、昨年は4番と来て、今年は5番。
演奏の合間には、独特の間で語り、それが演奏と妙にしっくり来るのです。
市役所の正面玄関ホールは、お客さまで溢れ、入れなかった方も随分いらっしゃったようです。
来年はいよいよバッハの無伴奏も6番を迎えるのでしょうか。 楽しみですね。


第80公演(18:30 中之島ダイビル)
関西フィルハーモニー管弦楽団公演
トランペット白水大介、西谷良彦、ホルン中川直子、トロンボーン風早宏隆。松田洋介


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(C)飯島隆

1週間に渡る「大阪クラシック」も、この公演と最終の有料公演を残すのみとなりました。
最終公演は、チケット発売の日に完売していますので、チケットをお持ちでない皆さまにとっての最終公演はこの公演となります。
第80公演は、関西フィルのメンバーによる金管五重奏です。

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(C)飯島隆

ヴェルディの歌劇「アイーダ」より“凱旋行進曲”で華やかに開演したこの公演は、金管楽器の魅力が堪能できるご機嫌なプログラム。
本編最後は、ディジー・ガレスピーの「チュニジアの夜」!
「大阪クラシック」のトリ前公演を、盛大に盛り上げて頂きました。


第81公演(19:15 大阪市中央公会堂 大集会室)
指揮:大植英次 独唱:福原寿美枝 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団


最終第81公演のチケットは、発売と同時に完売。 プラチナチケットです。

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(C)飯島隆

開演の15分前、ステージ上で、大植プロデューサーのプレトークが始まりました。
「大阪クラシック」が9回目、そして自身の監督在任期間が9年。
そして、9と言えば・・・‘ベートーヴェン「第9の」呪い’のハナシ。

それらのハナシを関連付けて、今回のプログラムの説明をする大植プロデューサー。
いやがうえにも、期待感は高まっていきます。

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(C)飯島隆

監督在任9年を、9曲で振り返る今年の最終公演のプログラム。
最初は、2003年監督就任の思い出の曲、マーラー交響曲第2番「復活」より第4楽章。

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(C)飯島隆

最終公演のオーケストラはステージ上に乗らないので、客席数を減らしてステージ下にセット。
福原寿美枝さんはステージから登場。

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(C)飯島隆

「復活」第4楽章は、『子供の不思議な角笛』の第7曲「原光」。
日本を代表する福原さんのアルトの歌声が、ホール内の雰囲気を一変。
束の間、お祭りムードが、厳粛なコンサートの雰囲気に変わりました。

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(C)飯島隆

盛りだくさんのコンサートです。
バーンスタインのセレナードより第3楽章では、首席コンマス田野倉雅秋がヴァイオリンソロを披露。

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(C)飯島隆

その後、チャイコフスキー交響曲第5番より第3楽章、ベルリオーズの幻想交響曲より第4楽章と、大曲が続きます。

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(C)飯島隆

曲間には、面白おかしく曲の紹介をする大植マエストロ。

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(C)飯島隆

しかし曲が始まると、この表情。

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(C)飯島隆

エルガーの変奏曲「エニグマ」より“ニムロッド”、バーンスタインの組曲「キャンディード」より“メイク・アワ・ガーデン・グロウ”では、感動のあまりお客さまを泣かせ・・・
数ある9番の交響曲の中から、軽妙洒脱なショスタコーヴィチの9番第1楽章で、お客さまを煙に巻くような場面が有ったり、思いのままの大植ワールドが展開されていました。

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(C)飯島隆

本編最後の曲ストラヴィンスキー「火の鳥」より“終曲”を演奏し終えた大植マエストロと大阪フィルは、

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(C)飯島隆

満員のお客さまに、改めてご挨拶を致しました。

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(C)飯島隆

そして、アンコールが始まりました。
打楽器奏者・久保田善則が叩く拍子木、曲はもちろん「八木節」です。

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(C)飯島隆

大植マエストロはいつものように法被姿に着替えて、指揮をしますが、

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やがて、指揮台を降りて会場中を走り回ってお客さまと握手。
お客さまは皆さん立って拍手をされています。

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(C)飯島隆

「八木節」最後の音が鳴った瞬間・・・
奏者の弓は跳ね上がり、マエストロのポーズは見事に決まっていました。

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(C)飯島隆

鳴り止まない拍手喝采に「来年もお会いしましょう!」と応えるマエストロ。
マエストロは、「あと50年は大阪クラシックのプロデューサーを務める!」と宣言されていました。

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楽屋に戻った大植マエストロの元を福原寿美枝さんが訪ねました。
福原さんはマーラー「復活」を歌った後、1時間以上も本番衣装のままで待っておられました。

「大植さん、大ファンなんです。 ご一緒出来て光栄です!」
という事で、2ショットですが・・・クールな印象の福原さん、ちょっと意外でした(笑)。 
撮影を終えて、
「大植さんて感性の人だと思います。私自身、理論ではなく気持ち先行なので、大植さんとは合うだろうなとずっと思っていました。 ご一緒出来て良かったです。 写真くださいね! ブログ?どうぞどうぞ、載せてください!」

そんな福原寿美枝さんとのやり取りを以て、最終公演はすべて終了しました。

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終演後、中央公会堂のロビーでは、最後のスタッフミーティングが行われていました。
「皆さま、お疲れさまでした。 皆さまのおかげで、事故なく無事に終わりました。 最終入場者数は48,750人です!」
一同、拍手!
さあ、撤収して、打ち上げ会場に向かいましょう。

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打ち上げ会場では、大植プロデューサーから簡単な挨拶の後、

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「乾杯!」 の発声を受けて、周囲のみんなと乾杯をし、
奏者もスタッフも、思い思いに「大阪クラシック」を打ち上げていました。

今年の「大阪クラシック」はこれにて終了でございます。

雨の日が多く、‘夏らしい夏’がなかった印象の今年の夏ですが・・・
そこは大植プロデューサー、‘晴れ男’の面目躍如、期間中は見事なお天気でした!

先ほども申し上げた通り、大植プロデューサーは、
「後50年は大阪クラシックのプロデューサーを続ける」と話されています(笑)。
来年はいよいよ節目の10回目!
来年も「大阪クラシック」はきっと行われるはず!
引き続きよろしくお願い申し上げます。

                      

「大阪クラシック」は終わりましたが、‘大植祭り’は終わりません!

大植英次プロデューサーが、桂冠指揮者・大植英次マエストロに戻りお届けする「第481回定期演奏会」は、今月25日(木)、26日(金)、フェスティバルホールで開催します。

曲は、マーラー交響曲第6番「悲劇的」。
休憩なし、堂々の1曲プログラムです。

「大阪クラシック」ファンの皆さま、大植英次マエストロに会いに、フェスティバルホールにお越し下さい。

(広報:H.I)

      【♯481】チラシ

「第481回定期演奏会」

日 時:9月25日(木)、26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-941】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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さあ、今年の「大阪クラシック」は本日フィナーレを迎えます!

「大阪クラシック」も6日目を終了しました。

前代未聞!ピアノ3台による「第9」や、‘究極の交響曲9番’を演奏したオーケストラ公演などザ・シンフォニーホールを使った大掛かりな公演も楽しかったですが、奏者の気持ちのこもったアンサンブルも聴きどころじゅうぶん。
サックス四重奏や、マンドリンとギターのデュオなど、ひねりの効いたアンサンブルもあり、音楽の魅力にすっかりやられました。

「大阪クラシック」6日目の模様を簡単に振り返ってみましょう。


第58公演(12:00 本町ガーデンシティ)
ヴァイオリン小林亜希子


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(C)飯島隆

6日目最初の公演は、大フィルのヴァイオリン奏者・小林亜希子のソロから。
ずっと取り組んできたイザイの無伴奏ソナタに昨年で区切りをつけて、今年彼女がソロで弾くのはバルトーク。

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(C)飯島隆


「大阪クラシック」を自身のステップアップの場と捉えて、成長の過程をお客さまに発表していることで、彼女のファンはとても多いのです。
最終日の第78公演では、ロッシーニの弦楽ソナタを演奏。
また違った魅力に触れるチャンスです。


第59公演(12:30 カフェ・ド・ラ・ペ)
チェロ石田聖子、ピアノ藤井快哉


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(C)飯島隆

連日大忙しの石田聖子。
彼女のリサイタルとも言える公演がこちら。

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(C)飯島隆

取り上げる曲はリヒャルト・シュトラウスのチェロソナタ。
あれ、どこかで聞いたタイトルだなーって、5日目に近藤浩志が取り上げた曲です。
ピアノは藤井快哉さんで、また全然違う演奏。
同じ譜面なのに・・・という事で、クラシック音楽の面白さというか醍醐味を感じた公演でした。


第60公演(13:00 京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1)
クラリネット船隈慶、ヴァイオリン渡辺美穂、黒瀬奈々子、ヴィオラ小野眞優美、チェロ近藤浩志


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(C)飯島隆

クラリネットの名曲、ブラームスの五重奏曲が京阪電車なにわ橋駅アートエリアに鳴り響きました。
クラリネットを吹くのは船隈慶。
彼をコンマス渡辺美穂、ヴィオラ小野眞優美、チェロ近藤浩志といったトップ奏者達が支えます。

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(C)飯島隆

初日の第10公演では、クラリネットトップ奏者・金井信之がフランセの五重奏曲を演奏しました。
大フィルの管楽器奏者が違う弦楽器のメンバーとアンサンブルをやることは「大阪クラシック」ではよくあります。
ちなみに、黒瀬奈々子はどちらのクラリネット五重奏にも出ていました。
こんな事も有るのです(笑)。


第61公演「Piano Spectacular」(14:00 ザ・シンフォニーホール)
ピアノ:大植英次、尾崎有飛、甲斐史郎  独唱:ソプラノ西田真由子、アルト福嶋あかね、テノール松原 友、バリトン大谷圭介  合唱:大阪フィルハーモニー合唱団


今年の「大阪クラシック」全81公演中、神秘のベールに隠れていた公演がコチラ。

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(C)飯島隆

大植プロデュ―サーというより、この場合マエストロですね。
マエストロのやりたい事は、いつだって我々には「夢のようなハナシ」。
‘夢’からスタートして、現実の演出プランに置き変わるには、相当な時間と話し合いが必要になります。
マエストロ自身、夢は日々進化していくのですから。

そんな過程を経て、今回の公演「Piano Spectacular」は誕生しました。
プログラムは、「キャンディード」と「第9」の2本立て。

大植マエストロがお客さまに語ります。
「甲斐君は天才です。 バーンスタインの「キャンディード」組曲を聴いて、この曲を書き上げました。 彼の才能を皆さまに聴いて欲しい! 色々なオファーもありましたが、先ずは大阪クラシックだろう!と出演が決まりました。 私の宝物、バーンスタインからもらった真っ赤なスカーフ、今日彼がちゃんと弾いたら上げようかな!」 

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(C)飯島隆

マエストロは甲斐さんのポケットに赤いスカーフを押し込んで、自分は少し離れたところで聞いてられました。

16歳、高校1年生の甲斐史郎さんが自分で編曲した「キャンディード」が始まりました。

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(C)飯島隆

その見事な演奏に、お客さまはビックリ。
グッと引き込まれ、集中して聴き入っておられました。
もちろんマエストロも、です。

演奏終了後、お客さまの爆発的な拍手を遮り、
「皆さんこのスカーフは甲斐君に差し上げるべきだと思われますか!」

お客さまは、大拍手を贈りました。
バーンスタインからマエストロに贈られたスカーフは、見事に甲斐史郎さんへと受け渡されました。

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(C)飯島隆

赤いスカーフを胸に、お客さまへご挨拶をする甲斐史郎さん。
本当にお見事でした!

しかし、本当のメインイベントは、この後に訪れます。
甲斐さんの表情は緩むことは有りませんでした。
ベートーヴェンの「第9」が始まります!

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(C)飯島隆

話は、ベートーヴェンが「第9」を作曲しているところから始まります。

ベートーヴェンは耳が聞こえなかったので、ピアノの脚をはずして床に置いて、床の響きを感じながら作曲したそうですが、そのシーンを再現します。
本当のピアノを脚を切って床に置く訳にはいかないので、ステージマネージャーの清水直行がピアノと同じ高さの台を作ってくれました

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(C)飯島隆

大植ベートーヴェンの向こうには、ピアノ2台が置かれていて、ベートーヴェンの頭の中から生まれてきた「第9」を一緒に演奏するのです。
上手ピアノ尾崎有飛さん、下手ピアノ甲斐史郎さんです。

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(C)飯島隆

苦しみながら生まれて来た「第9」の音楽は、1楽章、3楽章を経て・・・
やがて、歓喜の歌第4楽章へと進みます。

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(C)飯島隆

第4楽章のバリトンのソロが始まるまでの間、ソリストは一人づつ登場。
夢の中のソリストは、少々オーバーな演技をしながら入場して来ます。
ソリストはソプラノ西田真由子さん、アルト福嶋あかねさん、テノール松原 友さん、そしてバリトン大谷圭介さん。
そして、大阪フィルハーモニー合唱団が続きます。

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(C)飯島隆

ピアニスト、そしてクワイア席に並ぶソリストと合唱団に向かい、大植ベートーヴェンは作曲しピアノを弾きながらも、指揮をします。
4楽章はカットなしの、全曲演奏です。
ピアニスト、ソリスト、合唱の皆さんは、正直合わせるのに大変だったと思います。

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(C)飯島隆

曲の最後には、台から離れて渾身の指揮をする大植マエストロ。

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(C)飯島隆

前代未聞!にして世界初!
そりゃそうです。 こんな事、他に考えるマエストロはいないと思います。
大成功! そういって良いんじゃないでしょうか。

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(C)飯島隆

尾崎有飛さんと甲斐史郎さんは本当に大変だったと思います。
オーケストラの全パートを2台のピアノ、いやいやマエストロの弾くピアノも合わせて3台のピアノで表現しました。

途中から違和感なくひと足早い「第9」を楽しんだ!という方が多かったと思います。
最初は、マエストロが寝転んでピアノを弾いたり指揮している姿を見て、笑い転げていた女性の方が、最後には感極まって泣かれていたのが、とても印象的でした。

拍手喝采、ブラヴォーの嵐! どうもありがとうございました。

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皆さまとともに記念写真を撮影しました。
左から、尾崎有飛さん、松原友さん、福嶋あかねさん、西田真由子さん、大谷圭介さん、甲斐史郎さん、そして「第9」の直筆譜を持つ大植英次マエストロ。
皆さま、お疲れさまでした。 そして、合唱団の皆さまも、お疲れさまでした。


第62公演(14:30 本願寺津村別院 北御堂) 
オーボエ浅川和宏、ピアノ浅川晶子


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(C)飯島隆

今年2度目の真宗本願寺派本願寺津村別院(北御堂)での公演。
この写真がいちばん雰囲気が伝わると思います。

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     (C)飯島隆

プーランクのオーボエソナタを吹くオーボエトップ奏者・浅川和宏。
奥さまと息の合ったプーランクのソナタが大本堂に響き渡っていました。


第63公演(15:00 カフェ・ド・ラ・ペ) 
ヴァイオリン鈴木玲子、チェロ林口眞也、ピアノ田口友子


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(C)飯島隆

3日目に夜のザ・フェニックスホールで聴いたチャイコフスキーのピアノ三重奏「偉大な芸術家の思い出に」が、お昼間のカフェ・ド・ラ・ペで演奏されました。

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(C)飯島隆

ヴァイオリン鈴木玲子、チェロ林口眞也ともども、名手です。
チャイコフスキーのこの曲、大曲ですがそんなに聴く機会がある訳ではないのですが、サスガは「大阪クラシック」、2回も演奏されました。


第64公演(15:30 京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1)
ヴァイオリン渡辺美穂、高木美恵子、ヴィオラ上野博孝、チェロ石田聖子


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(C)飯島隆

こちらも3日目の第20公演で、日本センチュリー交響楽団のメンバーが取り上げたボロディンの弦楽四重奏曲第2番を、大阪フィルのコンマス渡辺美穂率いるカルテットで演奏。
まったく違う演奏になるのが面白いですね。

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(C)飯島隆

この曲、知らない!と言われる方も、第3楽章は聴いた事がお有りだと思います。
美しいメロディが満員の京阪電車なにわ橋駅アートエリアに響いていました。


第65公演(17:00 中之島三井ビルディング)
サックス岩田端和子、平田洋子、陣内亜紀子、前田幸弘


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(C)飯島隆

大変な盛り上がりの中之島三井ビルディングです。
サックスカルテットも人気がありますね。
音色てきにも綺麗にハーモニーを作るので聴いていて違和感が無いのも良いです。

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(C)飯島隆

沖縄のサウンドや、カルメンのスペイン風の音楽など、曲を知らなくても身体が反応する。
しかし、何と言ってもいちばん盛り上がったのは、アンコール「アナと雪の女王」より‘レット・イット・ゴー’でした。


第66公演(18:30 中之島ダイビル)
大阪交響楽団公演
ヴァイオリン吉岡克典、木村良子、ヴィオラ糸川麗子、チェロ大谷雄一


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(C)飯島隆

ザ・シンフォニーホールの前日リハーサルを終えて、ダッシュで来て頂きました。
大阪交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏です。
彼らが取り上げた曲が、ステンハマル、ニールセン、ガルデルの曲。
ニールセンは名前くらいなら聞いた事があるかもしれませんが・・・。

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(C)飯島隆

知らない曲をこういった機会に知ってほしいというこのカルテットの思いからの選曲でした。
良いですね、賛成です。
無料で色々な曲を聴けるこういう機会に、珍しい曲を楽しんで欲しいです。
知的好奇心の枠を少し広げる事が、クラシック音楽を聴く動機になる部分って有りますよね。


第67公演(18:45 オリックス本町ビル)
マンドリン大西功造、ギター加治川岳


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(C)飯島隆

マンドリンとギターのデュオ・・・
やはりお約束とも言える「第三の男」から始まり、「太陽がいっぱい」、「オー・ソレ・ミオ」と続きます。

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(C)飯島隆

「チャルダッシュ」や「スペイン風奇想曲」など、超絶技巧の曲なども楽しく、オーケストラの楽器とは違った魅力を伝えて下さいました。
昔のスクリーンミュージックって、本当に素敵な曲が多いですね。


第68公演(19:45 ザ・シンフォニーホール)
指揮:大植英次、管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団


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(C)飯島隆

「大阪クラシック」9年目なので、テーマは「究極」・・・「9極」。
究極の交響曲9番をお聴き頂きましょう!
大植英次マエストロが語ります。

「クラシックで9番というと(第九の呪い)を思い出します。 ベートーヴェン以降、190年間、音楽家が苦しんできました。 9番目の交響曲をどう遣りすごすか。 ドヴォルザークは「新世界より」とは書いたが、9番とはスコアのどこにも書いていません。 マーラーの「大地の歌」のハナシも有名ですね。 今日は交響曲第9番の名曲を3曲選びました。 ドヴォルザークは第2楽章、ブルックナーも第2楽章、マーラーは第4楽章を演奏します。 皆さまはこれを1曲の交響曲のようにお聴きください。」

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(C)飯島隆

そんな話で始まったザ・シンフォニーホールでのコンサート。
「新世界より」で始まりました。

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(C)飯島隆

第2楽章といえばこの楽器、イングリッシュホルンを吹く大島弥州夫です。

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(C)飯島隆

それにしても、こんなプログラム、かつて有ったでしょうか。
楽章の抜粋とは言え、ブルックナーとマーラーの9番を一緒に演奏、しかも続けて演奏するなんて。

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(C)飯島隆

そんなアイデアを色々と持っているのが大植マエストロです。
昨年が、ブラームスの交響曲を4番から順に第4楽章を演奏しました。
一昨年は「究極(9曲)のベートーヴェン!!」と題して、交響曲1番から9番まで順に第1楽章を演奏。
この時は、アンコールが「第9」第4楽章の最後のプレスティッシモからを演奏。
このためだけに、トロンボーンやピッコロなどを用意しました。

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(C)飯島隆

ネットを見ていると、このコンサートのアンコールは何か?といった予想をしている方がいらして、皆さまも楽しんで頂いているんだと嬉しくなりましたが・・・
マーラーの交響曲9番第4楽章の後には何も演奏出来ません。

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(C)飯島隆

大植マエストロも同じ気持ちで、開演前のトークの時にお客さまに話しをされました。
「皆さまにお願いがあります。 マーラーが終わった後はどうか拍手をなさらずに、無音のままでいてください。 その間に私はステージを降ります。 これ、私の長年の夢でした。 どうぞご協力をお願いします。」

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(C)飯島隆

そして、実際に第4楽章のラスト、音楽が消え入るように静寂に変わった後も、
拍手は一切起こらず、マエストロは静かに去って行きました。

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(C)飯島隆

そしてコンマス田野倉雅秋の合図でメンバーは立ち、お客さまにご挨拶をしましたが、なんか拍手する気になれない、客席はそんな感じだったように思いました。
 これは、大植マエストロが我が儘を言っているのではなく、「マーラー9番の最後は、拍手をせずに、感動のままにそっと帰りたいのではないですか。」というお客さまの気持ちを代弁した発言だったようにも思えました。

いずれにしましても、マエストロの指揮に凄い集中力でメンバーは応え、渾身の静寂を作って行った訳で、その後にブラヴォーや拍手喝采は、ちょっと違和感を感じるのは実際のところでした。

色々あった6日目も終了しました。

「大阪クラシック」はいよいよ最終日を残すだけとなりました。

どうぞ御堂筋~中之島周辺にお出かけ下さい!
そして一緒に感動のフィナーレを迎えましょう。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)


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「大阪クラシック」5日目をリポートしました!

今月7日から始まった「大阪クラシック」も5日目を終えました。
ここまでに終了した公演数は全81公演のうち57公演。
残すところ2日間となりました。

気軽にクラシック音楽に触れていただきたい!と始めた「大阪クラシック」。
この機会に御堂筋~中之島周辺へいらっしゃいませんか。
公演のスケジュールなどは、「大阪クラシック」特設サイトをチェックしてください。

「大阪クラシック」の特設サイトはコチラからご覧ください。


昨日行われました充実の10公演を、駆け足でリポートいたしましょう。


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(C)飯島隆

「皆さん、こんにちは。 今日1日よろしくお願いします!」 と大植英次プロデューサー。
この方の笑顔で、「大阪クラシック」5日目が始まりました!


第48公演(12:00 大阪弁護士会館)
ヴァイオリン田中美奈、力武千幸、ヴィオラ松本浩子、チェロ松隈千代恵


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(C)飯島隆

総合パンフレットには曲目は当日発表!という事で、いったい何を演奏してくれるのかと楽しみにされていた方も多かったとお聞きしています。
演奏したのは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」。
「わ―、聴きたかった!」と残念がる方が多かったのではないでしょうか。
言わずと知れた、人気の曲。

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     (C)飯島隆

大フィルファンの皆さまなら良くご存知の2ndヴァイオリントップ奏者・田中美奈率いる女性弦楽器奏者によるベートーヴェン屈指の名曲が、大阪弁護士会館に鳴り響きました。


第49公演(13:00 大阪市中央公会堂 中集会室)
【有料公演】全席自由1000円
ホルン藤原雄一、蒲生絢子、オーボエ、浅川和宏、ヴァイオリン宮田英恵、石塚海斗、ヴィオラ小野眞優美、コントラバス松村洋介


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(C)飯島隆

ベートーヴェンの「ラズモフスキー第3番」でスタートを切った5日目。
次にお届けするのは、華やかにモーツァルトのディヴェルティメント第11番です。
上記のメンバーによる演奏ですが、ドレスコードがしっかり決まっていて、何とも華やかです!

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(C)飯島隆

コントラバスを中心に、上手に管楽器3人、下手に弦楽器3人が並びます。
音楽は視覚的な要素も大切です。
時にはフォーマルな感じで演奏するのも良いものですね。
女性のドレスも、もちろん素敵ですが、男性のブラックで統一された姿も決まっています。
煌びやかなモーツァルトが中央公会堂 中集会室に響きました。


第50公演(13:30 本町ガーデンシティ)
大阪交響楽団公演
クラリネット原田美英子、ハープ佐々木千恵


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(C)飯島隆

本町ガーデンシティにもたくさんの方がお集まりいただきました。
今年からステージが出来ました。
これで、随分見やすくなったと思います。

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(C)飯島隆

大阪交響楽団のクラリネット奏者・原田美英子さんも、「大阪クラシック」にずっと出ていただいているイメージがあります。
昨年の大阪府庁 正庁の間のクラリネット四重奏も、会場の雰囲気、そして大阪城と合わせて映像で覚えています。
楽団の垣根に関係なく、奏者それぞれの「大阪クラシック」があるのでしょう。


第51公演(14:30 京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1)
大阪交響楽団公演
ヴァイオリン米川さやか、永嶺貴洋、ヴィオラ糸川麗子、チェロ大谷雄一


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(C)飯島隆

こちらも大阪交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏。
2ndヴァイオリン首席の米川さやかさんが1stヴァイオリンを担当し、ヴィオラ、チェロは各首席奏者で構成された、大阪交響楽団の最強カルテットと呼べるアンサンブルです。

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(C)飯島隆

最初に演奏されたバーバーの弦楽四重奏曲第1番より第2楽章は、後に編曲されて「弦楽のためのアダージョ」になりました。
2001年9月11日の忌まわしい事件を追悼する意味で、演奏されたそうです。
悪夢の9.11、あれから13年経ったのですね・・・。
祈りの曲が、京阪電車なにわ橋駅アートエリアに響き渡りました。


第52公演(15:00 ダイビル本館エントランスホール)
フルート野津臣貴博、ヴァイオリン石塚海斗、ヴィオラ上野博孝、チェロ林口眞也


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(C)飯島隆

開演前、大植英次プロデューサーがご挨拶。
独特のしゃべりと人懐っこい笑顔で、会場の雰囲気が一変します。

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(C)飯島隆

会場が温まった頃、野津臣貴博率いるフルートカルテットの登場です。
会場にはたくさんのお客さまにお集まりいただきました。

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(C)飯島隆

上の階で聴いておられる皆さまにも少しでも良く聴こえるように、スピーカーを持つ大植プロデューサーの姿が。
こう並ぶと、どうしてもそちらに目が行ってしまいますね(笑)。
爽やかにモーツァルトのメロディが駆け抜けて行きました。


第53公演(16:00 大阪市中央公会堂 中集会室)
ヴァイオリン宮田英恵、黒瀬奈々子、ヴィオラ竹内晴夫、岩井英樹、チェロ石田聖子、コントラバス山田俊介


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(C)飯島隆

中央公会堂 中集会室の有料公演、全席自由で1000円。
この当日券を求めて、150人以上の方が来られました。
チャイコフスキーの弦楽六重奏「フィレンツェの思い出」、良い演奏だったと思います。

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2ndヴァイオリントップ奏者・宮田英恵が1stを弾く姿も新鮮でしたし、竹内晴夫はやはり全体をリードしていました。
石田聖子がチェロを弾く姿は、写真で見ても絵になります。
本番衣装も有料公演に相応しくゴージャスで、お客さまに来て良かった!と思って頂ける公演になったと思います。

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(C)飯島隆

開演前には大植プロデューサーの姿がありました。
この時着ているこの衣装が、次の会場でどう変わっているのかご注目ください。

第54公演(17:00 三井住友銀行大阪本店ビル)
フルート野津臣貴博、ハープ今尾淑代


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(C)飯島隆

三井住友銀行大阪本店ビルには、昨日に続きコーポレートカラーのフレッシュグリーンとトラッドグリーンを組み合わせた、この日のためだけの特注の品、色鮮やかな衣装を着ている大植プロデューサーがおられました。

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(C)飯島隆

この会場で聴くフルート野津臣貴博、ハープ今尾淑代の演奏は、時代の流れを止めいつもそこにあるような錯覚をしてしまいます。
ずっとこのデュオでこの場所に立ち、演奏曲目もこだわり続けて毎回同じ。

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(C)飯島隆

この会場にこだわるお客さまも随分いらっしゃいます。
皆さん、それを確かめに来られるかのように。
歴史的建造物であるこの会場で聴くアンドリッセンとドップラーの佳曲が、胸に染みました。


第55公演(17:30 中之島三井ビルディング)
ホルン蒲生絢子、高橋将純、藤原雄一、山本秀樹


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(C)飯島隆

人気のホルン四重奏が中之島三井ビルディングに登場です。

確か昨年はオーケストラだけの出演だったトップ奏者高橋将純も、今年は色々なアンサンブルに引っ張りだこ。
他のメンバーも意欲的にアンサンブルに参加しています。
何しろ、金管、木管問わずニーズがある、華やかな楽器なのです。

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(C)飯島隆

大阪フィルのホルン奏者全員による四重奏、メンバーの思いも特別だったでしょう。
ホミリウスのホルン四重奏曲は、ホルンの魅力を伝えるには格好の曲。
ホルン独特のハーモニーをご堪能頂けたと思います。


第56公演(18:00 大同生命大阪本社ビル)
オーボエ大島弥州夫、ヴァイオリン中西朋子、浅井ゆきこ、ヴィオラ川元靖子、チェロ松隈千代恵


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(C)飯島隆

今年からの新しい会場、大同生命大阪本社ビル。
たくさんのお客さまが、ご覧のような感じお聴きになられています。

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(C)飯島隆

オーボエの大島弥州夫が、女性弦楽器奏者と組んだクインテット。
カルテットでエルガーの「夜の歌」の演奏に続き、
バックスの名曲を聴かせてくれました。

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(C)飯島隆

終演後には大植プロデューサーも登場。
演奏を終えた奏者の笑顔が素敵でした。


第57公演(19:00 大阪市中央公会堂 中集会室)
チェロ近藤浩志、ピアノ河合珠江


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(C)飯島隆

毎年、いちばん最初に売り切れるチェロ近藤浩志のピアノとのデュオが、会場が変わり客席が増えた関係で、当日券でもお聴き頂ける事に。
これはお客さまにしてみるとラッキーだったと思います。

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(C)飯島隆

確実に笑いを取れる軽妙なトークと、確かな技術に裏打ちされたドラマチックな演奏。
人気が高いのも頷けます。
ピアノの河合珠江さんと共に演奏したのは、リヒャルト・シュトラウスのソナタ。
大曲を書くイメージのあるR.シュトラウスの若かりし頃の作品。
所々にその片鱗もうかがえる聴き応えたっぷりの曲でした。

実はこの演奏機会の決して多くない曲を、第59公演でチェロ石田聖子が演奏します。
聴き比べてみるのも楽しいですね。

近藤のステージは、アンコールもたっぷりで、お客さまは大喜びの公演でした。

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(C)飯島隆

5日目のレポートを締め括るのは、やはり大植プロデューサーのお姿しか思い付きません。
近藤浩志登場前の大植プロデューサー。

「明日6日目は、11公演です。よろしくお願いします!」


ご自身が直接プロデュースする「3台のピアノによるベートーヴェン第9」は、本日14時スタートです。
前代未聞、世界初の「第9」、いったい何が起こるのか。

前日リハーサルの模様はコチラからご覧ください。


どうぞザ・シンフォニーホールにお越し下さい。

ピアノを弾く3名による、昨夜の練習後の記念写真、昨日アップしたのとは別バージョンです。

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(左から尾崎有飛さん、甲斐史郎さん、大植英次プロデューサー)

(広報:H.I)

「大阪クラシック」第61公演~Piano Spectacular~

日 時:9月12日(金)14:00開演(開場13:00) 
会 場:ザ・シンフォニーホール
出 演:尾崎有飛、甲斐史郎、大植英次(ピアノ)
独 唱:ソプラノ西田真由子、アルト福嶋あかね、テノール松原 友、バリトン大谷圭介
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:バーンスタイン/「キャンディード」組曲より 演奏:甲斐史郎
     ベートーヴェン/交響曲第9番(ハイライト) 3台のピアノで演奏 
料 金:1000円  ※当日券は13時から販売します
お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890




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≫ EDIT

前代未聞の「第9」が聴ける。 第61公演は、明日14時開演!

「大阪クラシック」6日目は先ほど盛況のうちに終了しました。

公演ごとのリポートは改めてブログにアップしますので、お待ちください。

取り急ぎ、明日の第61公演、ザシンフォニーホールでの「Piano Spectacilar」の内容についてお知らせいたします!
この公演、現在リハーサル中です。

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公演の内容は以前ブログでもお知らせした通り、ピアノ3台でベートーヴェンの「第9」を演奏致します。

まず、この公演は少々演劇的な要素を含む公演になると思われます。
大植英次扮するベートーヴェンが、「第9」シンフォニーを作曲している光景を再現します。

ベートーヴェンは耳が聞こえなかったので、ピアノの脚をはずして床に置いて、床の響きを感じながら作曲したそうですが、そのシーンを再現します。
直接、本当のピアノを床には置けないので、そこはステージマネージャーの清水直行が他の方法を考えてくれると思います。
大植ベートーヴェンの向こうには、ピアノ2台が置かれていて、ベートーヴェンの「第9」を一緒に演奏します。
二人のピアニストは、尾崎有飛さんと

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(尾崎有飛さん)

甲斐史郎さんで

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(甲斐史郎さん)

ともに実力派の若手ピアニスト。

今回、大植プロデューサーの声掛けで、特別に出演して頂けることになりました。

大植ベートーヴェンは、ピアノを弾きながら「第9」を作曲しています。
作曲シーンとオーバーラップする形で、
第1楽章から、ピアノ3台によるダイジェスト版で演奏していきます。

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(Piano Spectacular リハーサル中)

そして第4楽章。
ソリストはバリトンの大谷圭介さんだけではなく、今関西で注目を浴びている若手歌手の3名にも加わって頂くことになりました。
ソプラノ西田真由子さん、アルト福嶋あかねさん、テノール松原 友さん、そしてバリトン大谷圭介さんです。

もちろん合唱も登場いたします。
大阪フィルハーモニー合唱団から有志50名以上が出演致します。
ベートーヴェンの頭の中で鳴っている独唱と合唱は、パイプオルガン席とバルコニー席に配置され、イマジネーションの世界という設定で歌われます。

大植ベートーヴェンのアタマの中の「第9」が3台のピアノによって、フリードリヒ・フォン・シラーによって書かれた「歓喜に寄す」という詩とともに壮大な音楽となり、ザ・シンフォニーホールに鳴り響きます。

まさに世界初!
楽聖ベートーヴェンが不滅の名作を生み出す光景を舞台で再現します。
こんな事を考えた指揮者、過去にはいなかったのでは無いでしょうか。

いったいどんなステージになるのか。
とにかく第61公演は必見のステージとなりそうです!

リハーサルを終えた3名のピアニストが写真撮影に応じてくれました。

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(左から尾崎有飛さん、甲斐史郎さん、大植英次プロデューサー)

当日券は全席指定1000円で、13時から販売いたします。

前代未聞のピアノ3台による「第9」、どうぞお越しください

(広報:H.I)

「大阪クラシック」第61公演~Piano Spectacular~

日 時:9月12日(金)14:00開演(開場13:00) 
会 場:ザ・シンフォニーホール
出 演:尾崎有飛、甲斐史郎、大植英次(ピアノ)
独 唱:ソプラノ西田真由子、アルト福嶋あかね、テノール松原 友、バリトン大谷圭介
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:バーンスタイン/「キャンディード」組曲より 演奏:甲斐史郎
     ベートーヴェン/交響曲第9番(ハイライト) 3台のピアノで演奏 
料 金:1000円  ※当日券は13時から販売します
お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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