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2014年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年12月

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「第483回定期」は大盛況のうちに終了しました!

94歳の巨匠ヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」は、とてもドラマチック!
そしてとても温もりのあるバッハでした。
何と言っても94歳の現役最高齢指揮者です。
年齢的な問題もあり饒舌なタクト、という訳ではありません。
それだけに、マエストロのイメージを少しでも理解しようと奏者やソリスト、合唱のメンバーも凄い集中力で臨んで、あのパフォーマンスが生まれました。

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(C)飯島隆

リハーサルからツイッターでは、リアルタイムに状況報告をさせていただいて来ました。
ツイッターで呟いた中から、本番の写真を何枚かご覧ください。

「マタイ受難曲」カーテンコールの様子はコチラをご覧ください。


カーテンコールのソリストの皆さまの写真はコチラをご覧ください。 (C)飯島隆


ヴィンシャーマンの指揮姿はコチラをご覧ください。 (C)飯島隆


終演後の記念写真はコチラをご覧ください。


      IMG_2893.jpg

マエストロ・ヴィンシャーマンのラストショットが、合唱団主催の打ち上げで挨拶をされるこの写真。
「この日の演奏は、これまでの演奏と比較しても大変満足のいくものだった!」
マエストロよりお褒めの言葉をいただき、出演者、事務局スタッフ一同、大喜び(笑)。

笑いと喜びに溢れた打ち上げでしたが、最後はなんとなくしんみり。
「もう一度ヴィンシャーマンと音楽作りがしたい!」
皆の願いが叶うのかどうか、現時点では判りません。
しかし、94歳でマタイ全曲を指揮する巨匠ヴィンシャーマンに不可能はありません。

「マエストロ、またお会いしましょう!」とお別れしました。

今回の定期演奏会にはたくさんの方にお越しいただきました。
特に二日目は、コチラが驚くほど当日券が出ました。
ご来場いただきました皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

いよいよ12月、「第九」シーズンに突入です!
どうぞ引き続き、大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

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| 定期演奏会 | 12:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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本日、マグノリアサロンコンサートを開催します。

本日、逸翁美術館マグノリアホールで、ヴァイオリンンとヴィオローネのコンサートを開催します。

この「マグノリアサロンコンサート」は、毎月大阪フィルのメンバーが色々なアンサンブルで出演していますが、今月はコントラバスのひとまわり小さな古楽器・ヴィオローネと、ヴァイオリンのアンサンブルをお届けします。

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出演は、ヴァイオリン奏者の石塚海斗と黒瀬奈々子、そしてコントラバス奏者の池内修二。
池内が弾くヴィオローネは、ギターのようにフレットがあり、弦はガット弦で6本あります。
もちろん弓もコントラバスとは違います。
ヴァイオリンはガット弦を張り、バロックボウで弾く古楽のスタイルで、ビブラートを控えめに演奏します。

普段はオーケストラでモダン楽器を演奏している3人が、この日だけはバロック時代を意識して、テレマンやコレルリ、ルクレールなどの曲を演奏致します。

当日券は1000円で、18時より販売いたします。
阪急池田へは、梅田から阪急電車で20分。
阪急池田駅からは、北東方向へ600m歩いたところにございます。
ぜひお越しください。

日 時:11月26日(水)19時開演(18時15分開場)
会 場:逸翁美術館マグノリアホール
出 演:石塚海斗(ヴァイオリン)、黒瀬奈々子(ヴァイオリン)、池内修二(ヴィオローネ)
曲 目:テレマン/2本のヴァイオリンのためのガリバー組曲
     その他、コレルリ、ルクレールの作品
料 金:1000円(全席自由)
※当日券は18時より販売します。
お問い合わせ:逸翁美術館 072-751-3865

(広報:H.I)

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ヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」本日初日です!

「第483回定期演奏会」は本日と明後日、15時よりフェスティバルホールで開催します。

ヴィンシャーマンと過ごした約1週間はあっと言う間に過ぎていきました。
今週日曜日には、合唱団とのリハーサルが始まり・・・
翌月曜日はオフだったのですが、ホテルで取材対応して頂きました。

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予定時間を大きく超えても、バッハの音楽の魅力を熱く語られていたマエストロ。
この時にマエストロの健康状態は全く問題ない事を確信し、今回の「マタイ受難曲」だけは何が何でも成功ささなければいけないと思いました。

そして火曜日からオーケストラリハーサルがスタート。
何しろ3時間に及ぶバッハ畢生の大曲です。
しかも、第1オーケストラ、第2オーケストラ、通奏低音、ソリスト、合唱団・・・
色々なパートと様々な組み合わせで音楽が作られているので、リハーサルが大変。
リハーサル当初は、1オケの練習の時は、2オケは休憩。
エヴァンゲリストの練習の時は、他のソリストは休憩。
こんな感じで時間配分を決めて進めていくのですが・・・
マエストロは休憩する事無く、ずっとメンバーに指示をしています。
凄い気力、体力、集中力です。

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そんなリハーサル期間を無事に終えた瞬間の写真がコチラ。
「みなさん、ありがとう!」という事で、マエストロ自ら拍手でリハーサルは終了しました。
マエストロの隣にはずっと合唱指導者の本山秀毅さんが付いて、マエストロの指示を日本語に訳して合唱のメンバーに伝えておられました。

さあ、いよいよ本番です。
今年94歳の現役最高齢指揮者ヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」。
演奏時間は第1部が80分弱、第2部が100分弱。
休憩時間20分を挟むと、3時間半に迫る大曲です。

思い返せば、4年前のバッハ「ロ短調ミサ」の時から、これが最後!と言い続け・・・
2年前にはバッハ「ヨハネ受難曲」を演奏。
やはりこれが最後と言いながら、マエストロがあまりに元気なので、もしかしたらと、今回の「マタイ受難曲」へと続いて来ました。
しかし、マエストロの健康状態に関わらず、今回が最後になると思われます。
バッハの「マタイ受難曲」を演奏した後に演奏する曲はありません。
クラシック音楽の最高峰に燦然とそびえ立つ大曲にして名曲。

どうか皆さま、貴重なヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」を、目に耳に焼き付けてください。
チケットはA席とB席のみ、13時半からフェスティバルホールで販売します。

それと、大切な注意事項をひとつ。
「マタイ受難曲」は楽章間というようなものが無いため、第1部、第2部それぞれ始まってしまうと途中入場していただく事が出来ません。
どうぞ時間に余裕を持ってお越しください。


「第483回定期演奏会」の詳細はコチラをご覧ください。


皆さまのお越しをお待ちしております。

(広報:H.I)

| 定期演奏会 | 07:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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昨日、来年度の「自主公演ラインナップ」を発表いたしました!

今年から首席指揮者に就任した井上道義が、考えに考え抜いた末決定に至った自主公演ラインナップ。
皆さまは気に入っていただけましたでしょうか。

井上道義自身は4月と11月の2度登場。
4月は和太鼓集団‘鼓童’との共演で、石井真木の「モノプリズム」にアメリカもの2曲。
11月はベートーヴェンの小品に、井上得意のショスタコーヴィチ交響曲第7番「レニングラード」を指揮します。

来年度の定期演奏会の指揮者陣も楽しみです。
準・メルクル、ラドミル・エリシュカ、ヨエル・レヴィとの再会。
新進気鋭、現在売出し中のグスターボ・ヒメノの初顔合わせも興味深いですね。
久し振りに定期に登場いただく炎のコバケンさん、そしてお馴染み尾高忠明さん。
そして桂冠指揮者・大植英次は9月に登場。 来年も熱い9月になりそうです(笑)。

ソリストもゲルハルト・オピッツ、ダニエル・ミュラー=ショット、ナタリー・シュトゥッツマン、諏訪内晶子といった世界的に活躍されている皆さまとの共演だけでなく・・・
大フィル定期デビューとなる南紫音さん、和太鼓集団‘鼓童’との顔合わせも待ち遠しい限りです!
エリシュカの「スターバトマーテル」では、日本を代表する歌手の皆さまとご一緒します。

定期以外の自主公演でも楽しみな公演が目白押し。
今年から始まった「ソワレ・シンフォニー」は少し形を変えて、若手指揮者に若手ソリストでコンチェルトもお聴きいただきます。
井上道義の体調不良で今年無くなった公演「コンサート×バレエ」も、来年こそは実現させたいと思っています。

「来年度自主公演ラインナップ」の詳細はコチラをご覧ください。



来年度ラインナップ発表の裏で、ヴィンシャーマンのリハーサル3日目は進んでいます。
この日は、オーケストラとソリスト、それに合唱団も加わってのリハーサル。
ヴィンシャーマンの目指す「マタイ受難曲」の全貌が見えてきました。

この日のヴィンシャーマンの様子はコチラをご覧ください。


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昨日、福音史家(エヴァンゲリスト)のヤン・コーボウ氏が体調不良により出演不可となった事に伴い、テノールの櫻田亮さんがエヴァンゲリストを兼ねて出演いただく事になったと発表いたしました。
大変残念ではありますが、その話を聞いたマエストロ・ヴィンシャーマンが櫻田さんにエヴァンゲリストをお願いしたいと希望されました。
4年前に東京の公演で、ヴィンシャーマンと共演実績がある櫻田亮さん。
何と、その時もエヴァンゲリストがキャンセルとなり、櫻田さんが代役を務められたそうです。

マエストロの信頼の厚い櫻田さんのエヴァンゲリスト、素晴らしいです!
エヴァンゲリストに、テノールのアリアに証人Ⅱ。
櫻田さんの活躍にご期待ください。

写真は、エヴァンゲリスト役の櫻田亮さんです。
その後ろ・・・合唱団の前にはソリストの姿も見えます。
左端で、顔が半分見えているのが三原剛さん(イエスの言葉)、その右隣から順に秦茂子さん(ソプラノ・アリア、ピラトの妻)、福原寿美枝さん(アルト・アリア、証人Ⅰ)、青山貴さん(バス・アリア)、森雅史さん(ユダ、ペテロ、大司祭、ピラト)の顔が見えます。

いよいよリハーサルも佳境を迎えています。
94歳のヴィンシャーマンによる「マタイ受難曲」、ぜひライブでお聴き下さい。

「第483回定期演奏会」の詳細はコチラをご覧ください。


皆さま、フェスティバルホールでお会いしましょう。

(広報:H.I)

| 定期演奏会 | 18:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「マタイ受難曲」リハーサル2日目、合唱団の健闘が光ります!

まず最初に、お知らせがございます。

第483回定期演奏会「マタイ受難曲」に、福音史家役で出演を予定しておりましたヤン・コーボウ氏が体調不良のため出演不可能となり、代わりに櫻田亮氏に福音史家も兼ねて出演していただくこととなりました。
急な代役を快くお引き受け下さいました櫻田亮氏に心から御礼申し上げますとともに、チケットをお買い求めいただきました皆様には何卒事情ご賢察の上、ご理解賜りますようお願い申し上げます。


大変残念なお知らせですが、ヤン・コーボウ氏キャンセルの知らせを聞かれたマエストロ・ヴィンシャーマンが出した答えが、櫻田亮さんを福音史家(エヴァンゲリスト)への起用!でした。
実は4年前、東京の合唱団がヴィンシャーマン指揮で「マタイ受難曲」を演奏した時にも同じく福音史家役の方が降板となり、テノール・アリアで出演されていた櫻田さんが福音史家を務められました。

どうぞ、ヴィンシャーマンが絶対の信頼を置いている櫻田亮さんの福音史家で、壮大な宗教的ドラマをお楽しみください。


ヴィンシャーマン指揮の「マタイ受難曲」、リハーサル2日目の様子をリポートしましょう。
この日から合唱団との合わせが始まりました。

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「マタイ受難曲」の主役は歌です。
テノール、ソプラノ、バスの歌うアリアもそうですし、福音史家やイエスの話し言葉もメロディにのって語られます。
そして、何と言っても重要なのが合唱。
オーケストラと同じように第1合唱と第2合唱に分け、児童合唱と合わせ、圧倒的なコーラスを響かせます。

リハーサルが始まりました。
オーケストラ、合唱のすべてが参加するオープニングの第1曲「合唱」。
第1合唱と第2合唱が「見よ!」 「誰を?」 「花婿イエスを!」 「そのさまは?」・・・
そんなやり取りを繰り返している最中、児童合唱が歌うコラールが重なり、壮大な宗教ドラマのテーマが提示されます。

冒頭から引き込まれること、間違いなし。
どうぞヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」、貴重なライブでお楽しみ下さい。

「第483回定期演奏会」の詳細はコチラをご覧ください。


明日からはいよいよオーケストラ、ソリスト、合唱の合わせも始まります。
その辺りの情報はブログだけでなく、ツイッターでもタイムリーにお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

(広報H.I)

| 定期演奏会 | 16:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「マタイ受難曲」のオーケストラリハーサルが始まりました!

今年94歳の巨匠が指揮するバッハ音楽の最高峰「マタイ受難曲」。
リハーサルの冒頭、ヴィンシャーマンは「マタイ受難曲は‘イエスの死’と‘イエスの愛’を中心に構成された宗教的なドラマである」と話されました。
ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を引き合いに出して説明をし・・・、
ロマン派のメンデルスゾーンが「マタイ受難曲」の楽譜を見た時、そのロマンチシズムに溢れた美しいメロディに驚いたはずだとも語るマエストロ。

いわゆる聖書の延長で宗教音楽を聴くというのではなく、もっと自由にロマン派の音楽でも聴くような気持ちで、ゆったりとこの大作を聴いてみても良いんじゃないでしょうか。

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この日の練習は合唱団は参加していません。
前半はオーケストラだけのリハーサルで、後半からソリストが参加。
練習場にアルトの福原寿美枝さんの歌う有名なアリア、第6曲「懺悔と悔恨」が鳴り響き、「マタイ」モード全開の大阪フィルです。

写真はオーケストラ全体で第1曲の合唱を演奏している光景。
手前にコントラバスが有って、奥にもコントラバスが有りますね。
写真奥の、ステージ下手側が第1オケ、手前の上手側が第2オケで、それぞれに弦五部で編成されています。
中央に木管楽器が並んでいます。
本番、あの大きなフェスティバルホールのステージにオーケストラがどのように配置されるのか、どうぞお楽しみに。

「マタイ受難曲」を指揮するヴィンシャーマンはコチラをご覧ください。


本日のリハーサルからいよいよ主役の合唱団も参加。
少しづつ全貌を現し始めたヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」。
今回を逃すと、もう二度と聴くことは出来ません。
これだけは間違いの無い事実です!
どうぞライブでお聴き下さい。

「第483回定期演奏会」の詳細はコチラをご覧ください。



そして、ヴィンシャーマンの「マタイ受難曲」をいちばん近くで見ていて、いちばん良く知る人物、合唱指導の本山秀毅さんによる解説と、初日のゲネプロが1コマ見学が出来る「大阪フィル定期演奏会・満喫講座」の募集も併せて行っております。

「第483回定期演奏会・満喫講座」の詳細はコチラのブログをご覧ください。


何も知らなくても、字幕もあるので楽しめますが・・・
やはり知っていればそれに応じて深く楽しむことが出来るのが「受難曲」のようなジャンルの音楽。

現役最高齢指揮者の引き出す奇跡の音楽を、お聴きください。

(広報:H.I)

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「ただいま!」とヴィンシャーマンが大フィル会館に登場です。

「第483回定期演奏会」“マタイ受難曲”ウィークが始まりました。

久し振りに大フィル会館に現れたヴィンシャーマンさんの第一声は「ただいま!」。
2004年から始まった2年ごとの共演は、今回が6回目。
ヴィンシャーマンと我々はすっかり打ち解けあっている関係ですので、
「ただいま!」 「おかえり!」という感じなのですが・・・
マエストロから満面の笑顔でそんなふうに言っていただくと嬉しいですね。

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この日はオーケストラに先駆けて、合唱団に向けた練習。
今回出演する、大阪フィルハーモニー合唱団、京都バッハ合唱団、和歌山児童合唱団のメンバーにとって初の本番指揮者ヴィンシャーマンを迎えた練習です。
合唱指導者・本山秀毅さんの元で、丁寧に練習してきた成果を披露する場。
少々緊張気味のメンバーの表情も、先ほどの 「ただいま!」で笑顔に変わりました。

今年94歳、現役最高齢指揮者ヴィンシャーマンですが、前回よりも元気になられた印象を受けました。
椅子を用意していますが、乗って来るとずっと立って指揮されます。
そして、練習はほとんど休憩なく続きました。

「マタイ受難曲」合唱練習初日の様子はコチラをご覧ください。


バッハの音楽を演奏出来る喜びを全身で表現されるマエストロ。
94歳にしてバッハの「マタイ受難曲」全曲を指揮するマエストロなんて、他にはいないでしょう。
オーケストラ練習の前ですが、凄い演奏になりますよ! 確信しました。

「第483回定期演奏会」にお越しください!

「第483回定期演奏会」の詳細はコチラをご覧ください。


いよいよ本日からオーケストラリハーサルが始まります。
またリポートいたします!

(広報:H.I)

| 定期演奏会 | 12:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「マチネ・シンフォニー」は大盛況のうちに終了しました!

首席指揮者・井上道義の復帰第2弾「マチネ・シンフォニーVol.12」は、多くのお客さまにお集まりいただき大盛況のうちに終了しました。
ご来場いただきましたお客さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

今回のコンサートで最も話題になったのが、やはりマリオ・ブルネロのチェロ。

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(C)飯島隆

ザ・シンフォニーホール中に鳴り渡ったたブルネロの奏でるオールド楽器、1600年代製「マッジーニ」の調べは、繊細にして豊潤な響きで、お客さまはもちろん演奏している奏者の胸をも打ちました。

ドヴォルザークのチェロ協奏曲は名曲中の名曲。
郷愁を誘う美しく抒情的なメロディが、胸に沁みました。

後半のベートーヴェン「運命」では、井上道義の渾身の指揮で大阪フィルから迫力のサウンドを引き出し、自身の完全復活をアピール。

終演後のホワイエで「道義さん、良かったね!」と「ブルネロ、素晴らしかった!」と仰るお客さまが多かった今回の「マチネ・シンフォニー」でした。

終演後、楽屋で撮影したマエストロとブルネロの2ショットはコチラをご覧ください。


首席指揮者・井上道義が次回大阪フィルを指揮するのは、兵庫県芸文センターと共催でお届けする「大ブルックナー展」となります。
兵庫県芸術センターを舞台に、井上道義と大阪フィルによる新しいシリーズは、‘大フィル伝統のブルックナー’。
Vol.1となる1月は、いきなり大曲の交響曲第8番を取り上げます!

「大ブルックナー展」の詳細はコチラをご覧ください。


これからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

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ヴィンシャーマン、無事来日。「マタイ受難曲」ウィーク始まります!

6度目の共演となる巨匠ヴィンシャーマン指揮の「マタイ受難曲」まで1週間。
「第483回定期演奏会」は、今月の3連休22日(土)と24日(月・休)にフェスティバルホールで開催します。

バッハの「マタイ受難曲」といえば、新約聖書「マタイによる福音書」の26、27章のキリストの受難を題材にした受難曲です。
バッハの受難曲と言えば、前回2年前には「ヨハネ受難曲」を演奏しました。
他にも「マルコ受難曲」と「ルカ受難曲」があると言われていますが、形として残っておらず、真偽のほどは判っていません。
ストーリーを簡単に言うと、イエスの捕縛~裁判~十字架への磔~墓の封印まで。
もちろん日本語の字幕が入るので、皆さまご安心ください。
大きくストーリーを掴んでいれば、安心してバッハの極上の音楽に没頭できます。

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(大フィル合唱団を指揮する本山秀毅さん)

オーケストラやソリストと共に、演奏の主役を務めるのが合唱団。

大阪フィルハーモニー合唱団を練習段階で指導をしているのが、本山秀毅さん。
現在大阪音大教授のほか、びわ湖ホール声楽アンサンブル専任指揮者、大阪センチュリー合唱団指揮者、ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団音楽アドヴァイザー、宝塚国際合唱コンクール理事、京都バッハ合唱団主宰、バッハアカデミー関西指揮者・・・などの顔を持つ、関西における合唱指導の第一人者です。

本山秀毅さんから直接「マタイ受難曲」の聴きどころや、ヴィンシャーマンのリハーサルの様子が聞けるチャンスがあります。
おまけに、本番直前のゲネラルプローヴェも、最初の1コマ見学出来て・・・。

今シーズンから朝日カルチャーセンターと組んでスタートした「大阪フィル定期演奏会・満喫講座」
このブログでも度々紹介しているので、皆さまご存知ですよね。
今回も、定期演奏会初日に開催致します。
本番は15時開演ですが10時から11時まで講座、11時半から1時間ゲネプロ見学をして、12時半からゆったりランチを済ませ、15時からの開演に備えていただきます。

お申し込みは下記の朝日カルチャー中之島教室まで直接お申し込みください。
皆さまのお越しをお待ちしております。

(広報:H.I)

「大阪フィル定期演奏会 満喫講座」
講 座・リハーサル会場:フェスティバルホール 5階メインホワイエ
協 力:大阪フィルハーモニー交響楽団
ゲスト:11月 本山秀殻(大阪フィルハーモニー合唱団指導者)
講 師:大阪フィル 楽団事務局スタッフ 
日時:
11月22日(土)講座:10:00~11:00
   リハーサル見学:11:30~12:30(最初の1コマ終了まで)
受講料:Aコース(講座+A席チケット付き)一般9,996円
     Bコース(講座のみ)一般3,996円
※公演チケットは講座当日にお渡しします。講座のみをお申し込みの方は、チケットをご購入済みの方に限ります。Bコースを受講される方は、講座当日に公演チケットのご提示が必要です。
※Bコースは券種に関わりなくケットを既に購入の方に限り申込み可能です。
お申し込み:朝日カルチャー中之島06-6222-5222


| 定期演奏会 | 07:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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井上道義復帰演奏会第2弾は、本日14時開演です!

平日の午後に本格的なオーケストラサウンドが楽しめると評判の「マチネ・シンフォニー」。
お芝居やミュージカルほど平日昼間の演奏会が多くないクラシック音楽の世界。

「要するに慣れ何だと思うんだ。定着させるまで頑張るよ!」
そう話し、執念とも言える熱い思いでシリーズを牽引してきた首席指揮者井上道義。
おかげさまでこのシリーズも回を重ねて今回が12回目です。

病気療養のため、前回の「マチネ」をやむなくキャンセルとなった井上道義。
それだけに今回に賭ける思いは強いはず。

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前日リハーサルでは、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」のチェックポイントをメンバーに丁寧に指示していました。

ジャジャジャーン!と激しく扉を叩く自らの‘運命’に打ち勝った井上道義。
生きる喜びと躍動感に溢れた「運命」を、ぜひライブでお楽しみください

そしてもう一つの楽しみは、前半に登場する世界屈指のチェロ奏者マリオ・ブルネロをソリストに迎えお贈りする、名曲ドヴォルザークのチェロ協奏曲。

初日のリハーサルでは、第1楽章の抒情的なチェロのメロディに、不覚にも魂を持って行かれてしまいました(汗)。
ブルネロと井上道義の相性はバッチリ!
さて、ブルネロと大阪フィルの相性はいかがでしょうか(笑)。
これはやはりライブでご確認いただくほかはありません。

これだけ話題が揃えば、マチネといえども上々の入り。
当日券はA席のみを、13時より販売致します。

「マチネ・シンフォニーVol.12」の詳細についてはコチラをご覧ください。


皆さまのお越しをザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

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