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2016.03.24 Thu
昨日の朝日新聞夕刊に首席指揮者・井上道義のインタビュー記事が掲載されました。就任3年目となるシーズン開幕を前に意気込みを語っています。
最初の演奏会は4月8日・9日に行われる定期演奏会。記事にもあるように、ソリストにシアトル交響楽団首席奏者の山本浩一郎さんを迎え、吉松隆/トロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」を取り上げます。
1993年に初演された非常に新しい作品ですので、まだ聴いたことがない方も多いかもしれません。そこで、山本さんにどんな作品なのか、その魅力が伝わるようコメントをいただきたい、とお願いをしたところ、さっそくメッセージを送って下さいました!
『吉松さん作曲のトロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」。
20年以上前に書かれた作品。難易度が高いため、未だに演奏されることが多くない曲。
僕個人としては音を並べる技術的なことより、作品の持っている底力に負けてしまわないことが重労働。
そしてほかの協奏曲と異なるこの曲のユニークなところは...
ときに船頭になり、ときにオーケストラの中のソロパートになり...(マーラーの3番のソロのような!)
ビッグバンドのリードトロンボーン的なことをしたり、長い時間自前のカデンツァをお披露目したり。
僕にとってとても忙しいコンサートになりそうです!
素晴らしい大阪フィルとの定期公演、たぶん皆様以上に僕は楽しみにしております。4月8日・9日、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。 山本浩一郎 』
メッセージにもあるとおり、この曲の聴きどころのひとつはカデンツァ。山本さんはどんな風に演奏されるのか、とても楽しみです。
皆様のご来場をお待ちしております!
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2016.03.19 Sat
明日、3月20日は吹田公演です。こちらは昨年4月より1年間行われておりました、メイシアター開館30周年記念プログラムのラストを飾る演奏会となります。
指揮は大植英次。大植にとって吹田は初訪問かと思いきや、1970年・大阪万博の際に家族で訪れた思い出の地とのこと。今回の演奏会をとても楽しみにしています。
前半のヴィヴァルディ「四季」では、首席コンサートマスター・田野倉雅秋がソリストをつとめ、大植はチェンバロを演奏します。写真は昨日の全体練習終了後、チェロの近藤浩志を加えた3名で熱心に打ち合わせをしているところです。
昨日から雨模様の大阪ですが、明日は晴れるとのこと。メイシアターは阪急吹田駅前、アクセス至便です。開演は午後2時、ご来場お待ちしております!
※お問い合わせはメイシアター(06・6380・2221)まで。
※当日券は13時より発売いたします。
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2016.03.14 Mon
先週末の第496回定期演奏会には、大勢の方にご来場いただきありがとうございました。
諏訪内さんの技術的なむずかしさを全く感じさせない自然なプロコフィエフには驚嘆の声、そして後半のラフマニノフには「泣けた!」という声が多々寄せられています。2日間とも、演奏終了後は美しい静寂につつまれました。
尾高さん、諏訪内さんともに新しくなったフェスティバルホールでの演奏ははじめてだった、とのこと。旧ホールの面影を残しながらも、より客席との距離が近くなったフェスティバルホールにご満足いただけたようでした。
2015/16シーズンの定期演奏会は本公演をもって終了。来月からは新しいシーズンがスタートします。7月には第500回定期を予定。2017年の70周年に向けての大事な一年です。来年度もどうぞたくさんの演奏会にお越し下さい!
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2016.03.06 Sun
昨夜は、サラマンカホールにて「岐阜定期演奏会」が行われました。
1977年にはじまったこちらの演奏会、回を重ねて、今回が39回目。毎年楽しみにしていてくださるお客さまも多いようで、近年は毎年完売。継続していくことの大切さを実感します。
そして、さらに若い世代にも親しんでいただこうと、本番前にはゲネプロ公開を実施(要事前申し込み)。ゲネプロ公開時のパンフレット渡しや客席案内には “子どもレセプショニスト” を起用するなど、工夫を凝らした取り組みをされています。(写真は公開ゲネプロの模様)
“子どものころよく聴きに行っていた♪”という楽団員もおり、いつか昨日の客席からも未来の演奏家があらわれるかもしれないですね。
今週末はいよいよシーズン最後の定期演奏会。指揮に尾高忠明さん、独奏・諏訪内晶子さんという、実力・実績ともに際立つふたりのアーティストを迎え、リャードフ、プロコフィエフ、ラフマニノフというロシアンプログラムをお送りいたします。
12日は残席僅少につき大阪フィル・チケットセンター(06・6656・4890)のみでのお取り扱いとなっております。 シーズンを締めくくる定期演奏会に、ぜひご来場ください。
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