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第517回定期演奏会~尾高忠明就任披露演奏会~(3)


 今週、JR車内に掲出されていた尾高×大阪フィル「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」のポスター。いよいよ尾高忠明・新音楽監督就任まで、あと10日を切りました。

 音楽監督はオーケストラの「顔」ですので、その交代はオーケストラにとって大きなできごと。またファンの方にとっても、今後の大阪フィルがどこへ向かっていこうとしているのか、期待と不安、両方あるのではないかと思います。尾高忠明の考え、大阪フィルと今後目指していくことなどをお伝えするため、今年に入ってから公演の合間を縫って、出来るだけたくさんの方とお会いする場を作ってきました。

 3月後半になり、ようやく記事が出来上がってきました!
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 「ぶらあぼ4月号」(左)「モーストリークラシック5月号」(上・中央)「ぴあクラシック 2018春号」(上・右 ※こちらは楽団紹介記事が中心)「音楽之友4月号」(下・右) に掲載中です。

 また本日の日経新聞夕刊にも記事が掲載されています。

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 こちらはWEB https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28487180T20C18A3AA2P00/ でも読むことが出来ますので、関西地区以外の方もぜひご覧下さい。

 “ブラームスやベートーヴェン、ベーシックな作品ですごい演奏が出来るオーケストラを目指したい” 井上道義からバトンを引き継いだ、尾高忠明と大阪フィルの新たな歩みに、どうぞご期待ください。就任披露となる「第517回定期演奏会」は、4月7日&8日、3時開演です!
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第517回定期演奏会~尾高忠明就任披露演奏会~(2)

   「第516回定期演奏会」、無事終了いたしました。遠方からも大勢、お越しいただいていたようでありがとうございました。レアプログラムということもあり、この曲目が取り上げられるのを何年も待っていた!という方々から熱いコメントもいただきました。
 
 17/18シーズンの定期演奏会は、こちらが最後。いよいよ来月からは、新たなシーズンがスタートします。そして、次回「第517回定期演奏会」といえば、尾高忠明音楽監督就任披露演奏会。大阪フィルにとって、新たな歴史の扉を開く、重要な演奏会です。

 
 一昨年11月に就任発表以来、1年余しの時間をかけて、音楽監督就任への準備をしてきたマエストロ。「ミュージックアドヴァイザーとしての1年間は婚約期間のようなもの。4月からいよいよ結婚という感じ」と、大阪フィルとのこれまでとこれからの関係の違いを話すマエストロ。「4月からいいスタートが切れるのでは、と楽しみにしている」と語ります。

 マエストロは神奈川県出身ですが、朝比奈/大阪フィルという存在については子どもの頃から見聞きしていて、当時日本ではマイナーな存在だったブルックナー作品にくりかえし挑んでいく姿に強い印象を抱いていたとのこと。就任披露演奏会も、大阪フィルのトレードマーク、ブルックナー8番で臨みます。

 すでに大阪にマンションを借り、ひとりで地下鉄で移動をしながら、大阪の街や人との出会いを楽しんでいるマエストロ尾高。「ひとつの指揮者とひとつのオーケストラが、じっくりと腰を据えてひとつのものを作り上げていく、という原点に立ち帰りたい」と抱負を語ります。

 大阪フィルの新たな出発となる「第517回定期演奏会」へどうぞお越しください!
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第516回定期演奏会

 このたび大阪フィルは「平成29年度大阪文化祭賞」を受賞いたしました。
 こちらの賞は、昨年2月の「第505回定期演奏会」(指揮:井上道義、ショスタコーヴィチ/交響曲第11番・第12番)と昨年7月の「バーンスタイン/ミサ」(指揮・総監督:井上道義) の二公演が高く評価されての受賞となりました。すでに発表されております「音楽クリティック・クラブ賞」「大阪文化賞」(後者は代表してマエストロが受賞)に続いての受賞。私たちにとっても忘れがたい経験となったふたつの演奏会での受賞、大変光栄に思っています。

 ショスタコーヴィチといえば、今週末の「第516回定期演奏会」で再び、マエストロ道義と取り組みます。

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 2014年の首席指揮者就任以後、4番⇒7番⇒11・12番 と取り組んできましたが、今回は2番と3番。作品番号14と20という数字の示す通り、ショスタコーヴィチ若き日の作品です。それぞれ30分弱の短い作品ですが、そこにギュッといろいろなアイディアが濃縮された意欲作です。2番(1927年初演)の「十月革命」は12番(1961年初演)「1917年」と同じ出来事を描いていますが、ずいぶん印象が異なります。昨年の演奏会を聴かれた方はさまざまな感慨とともに楽しんでいただけることと存じますが、聴いていない方も若いショスタコーヴィチのエネルギーを感じていただければ、と思います。美しさだけではなく、作品に潜む凶暴さ、冷酷さも鋭く描き出す道義のショスタコーヴィチ、ぜひ会場でお聴き下さい!

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2月8日に行われた「大阪文化賞」受賞式の模様。

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