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ご来場頂きました皆さま、ありがとうございました。

第448回定期演奏会は大盛況のうちに終えることが出来ました。

マエストロ・リープライヒは両日サイン会開催を快諾。 並んだお客様の名前のアルファベットを確認しながら記入するほどで、サービス精神いっぱいです。 ちなみに2日目、ピアノのアンデルシェフスキは翌日の自分のリサイタルの準備で東京に戻ったので、サイン会は不参加でした。

 サインをするリープライヒ

それにしても盛りだくさんのコンサートでした。 聴いていただいた皆さまには満足していただけたのではなかったでしょうか。
この日もまず"古典シンフォニー"のゲネプロからスタートです。

 まずはこの二人の握手からです。 ゲネプロから ↓
 固い絆で結ばれた二人

マエストロの指示は細かく丁寧なものでした。 例えば"古典シンフォニー"では、2楽章冒頭の1stヴァイオリンの弱音の旋律などポイントをしぼってこだわり、繰り返し弾かせていました。 本番ではその成果をお聴かせ出来たのではなかったでしょうか。  そしてモーツァルトのコンチェルトでもその指示は変わりません。 ややもするとピアノの伴奏になりがちなこの曲、本番では全員で音楽を奏でていたと思うのですがいかがだったでしょうか。
そして今回一番驚いたのはピアノのアンデルシェフスキでした。 こんなピアニストがいたのかと・・・。
彼はいい意味で音楽オタクです。 練習中もずーっと楽譜とにらめっこですし、自分の出番以外は楽屋でピアノを弾いていました。 モーツァルトはもちろん、アンコールで弾いたバッハもシューマンもとても新鮮で、深い感動を与えました。

 両者ともに活発に意見交換します  ゲネプロから ↓
 背丈など似た者同士です

"アレクサンドル・ネフスキー"は凄い曲です。 比較的演奏機会の少ないこの曲をマエストロは6度本番演奏しており、もはや手の内に入っている曲といえるものです。 故に指示にブレはありません。
アルトの小山由美さんはさすがの安定感。 合唱団は頑張ったと思います。 大阪フィルハーモニー合唱団とザ・カレッジ・オペラハウス合唱団の合同チームでしたが、両者の良い部分が上手くマッチした素晴らしいパフォーマンスだったのでは。

 合唱団、大変な曲でしたがお疲れさまでした。 ゲネプロから ↓
 合唱団おつかれさまでした

ロシア語上演という事もあり、字幕を入れました。 パイプオルガンの左右と、オルガン席などこの字幕が見難い方の為にステージの上手、下手にもスクリーンを据え置きです。

 壁が字幕に

今回の演奏会は、エイジオブエイジ 大植英次ファイナルシーズンの年に行われる監督以外の指揮による定期でした。 対外的な打ち出し方など上手く見せられなかった部分もありましたが、お客様に盛り上げて頂きました。
6月定期演奏会、指揮は若手の中では実力No.1のクシシュトフ・ウルバンスキ。 大阪フィル初登場時の最高の資質に裏打ちされた派手なパフォーマンスは今でも語り草ですね。 ソリストは日本を代表するヴァイオリンの諏訪内晶子さん。 興味深い組み合わせで、素晴らしい音楽を聴かせてくれるはずです。

どうか今後とも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

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