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大阪クラシック初日レポート

「大阪クラシック」が始まりました。 

台風の影響が残り、足もとの悪い中、数多くのお客様にご来場頂きました。
以下、初日のレポートです。 駆け足で全ての会場をまわって来ました。

第1公演(11時 三菱東京UFJ銀行 大阪東銀ビル) 
指揮:大植英次 管弦楽:大阪フィルのメンバーと大阪音大&相愛大学合同オーケストラ 

11時から始まった第1公演の入場券(座席指定券600枚、ブロック指定立見券200枚)は開演の2時間前には予定枚数終了となりました。 先頭のお客様は4時40分に並び始めたそうです。 「台風の影響で徹夜が出なかったのでしょうね。まさか私がいちばんとは思っていませんでした」とは先頭に並ばれた女性の談。
皆さん凄いです。 これじゃ演奏するほうも燃えない訳にはまいりません。
合同オケは1曲目の“運命”第1楽章からパワー全開の演奏で応えました。
 
 監督により「大阪クラシック」の開会宣言がありました。
合同オケを前に開会宣言をする監督

フレッシュな合同オケを前に気持ち良さそうに指揮する監督。 

指揮する監督

平松市長の登場です。 監督とは4月に市役所で開催した「被災地支援コンサート」以来の再会です。 
市長よりご挨拶がありました。 

平松市長のご挨拶

監督から平松市長へTシャツのプレゼントです。 このTシャツ、表は監督がクリントン元大統領から貰ったネクタイを貼り付けたもので、裏は監督の直筆で大阪市と書かれています。
市長はこの縁起もののネクタイ、討論会などに締めていくと約束してくださいました(笑)

市長の手にはTシャツが

第2公演(12時 大阪市役所 正面玄関ホール)
フルート井上登紀、ヴァイオリン高木美恵子、ピアノ佐竹裕介

今年の「大阪クラシック」初のアンサンブルでのコンサート。 第1公演が終わるタイミングでどんどんお客様が増え、ちょっと演奏しずらかったかもしれません。 集中力の切れる事のない見事なマルティヌーでした。  

第2公演演奏中

第3公演(13時 相愛学園 本町講堂)
ヴァイオリン小林亜希子、ピアノ藤井快哉

「大阪クラシック」で自分のリサイタルを企画し、自身の成長の糧としてきたヴァイオリン小林。 今年はフォーレのヴァイオリンソナタを聴かせてくれました。

ヴァイオリン小林、演奏中

第4公演(13時半 三菱東京UFJ銀行 大阪東銀ビル)
ヴァイオリン力武千幸、横山恵理、ヴィオラ岩井英樹、チェロ松隈千代恵、コントラバス松村洋介、パーカッション堀内吉昌、中村拓美

ヴィオラ岩井の軽妙なトークはいつもながら冴えています。 弦楽器と打楽器のアンサンブルですが、芸としてひとつの完成型です。 楽器紹介や楽曲解説がわかりやすく、クラシック音楽との距離を近づける貴重なアンサンブルです。 菜箸とバケツで芸術を表現。 お客さんから大受けでした。

菜箸とバケツで演奏中

第5公演(14時 京阪神不動産 御堂筋ビル1階)
ヴァイオリン田中美奈、ヴィオラ川元靖子 

華と実力を兼ね備えたデュオ。 こちらもマルティヌーですか。 お客様が椅子ではなく地べたに座って聴いている姿が、なんだか非クラシックぽくていい雰囲気でしたよ。 会場側の配慮で座布団が配布されました。

ヴァイオリンとヴィオラのデュオ

第6公演(14時半 大阪市役所 正面玄関ホール)
ファゴット久住雅人、MC久住さより、メゾ・ソプラノ中原由美子、ピアノ堀江美穂子、ヴァイオリン山本彰、三瀬麻起子、近藤緑、佐久間聡一、橋本安弘、ヴィオラ西内泉、松本浩子、チェロ石田聖子、コントラバス石井博和、ハープ今尾淑代、トランペット秋月孝之、橋爪伴之、松原健二、ホルン山本秀樹、パーカッション久保田善則

とにかく場内凄い事になっていました。 本日の13公演の中では最高動員を達成。 入場者数は1000人。 6歳までの子供の為のコンサートをうたっていますが、大人も多く参加。 10日にもう1度このアンサンブルは聴けますよ。 子供さん連れにぜったいのオススメです。 

最高の入場者を記録です!

第7公演(15時半 相愛学園 本町講堂)
チェロ庄司拓

それこそ耳にタコが出来るほど聴きまっくたバッハの無伴奏1番。 庄司のこだわりで、調弦を半音下げて弾くのですが、通常の調弦による演奏とどう違うのか、舞台袖に奏者を置き聴きくらべを行っていました。 これは分かりやすかったです。 色々と工夫をされているんですね。

 チェロ庄司、無伴奏演奏中



第8公演(三菱東京UFJ 大阪東銀ビル)
ヴァイオリン長原幸太、力武千幸、鈴木玲子、三瀬麻起子、松川朋子、田中美奈、佐久間聡一、横山恵理、高木美恵子、浅井ゆきこ、ヴィオラ川元靖子、岩井英樹、吉田陽子、チェロ織田啓嗣、松隈千代恵、石田聖子、コントラバス松村洋介

 コンサートマスター長原率いるアンサンブル。 うーん、重厚なサウンド、いいですね。 3-3-3-1の楽器編成 でブランデンブルクの3番を高らかに演奏です。 

ブランデンブルク協奏曲3番、演奏中

ブランデンブルクではコンマス長原、セカンドヴァイオリンのトップ奏者 田中と佐久間が参加です。

DSCF1546.jpg

定評のある大阪フィルの弦セクション。 指揮者を置かず、長原のリードでモーツァルトの“ディヴェルティメント3番”、バルトーク“ルーマニア民族舞曲”を演奏。 満員の会場を魅了しました。

DSCF1553.jpg


第9公演(大阪市役所 正面玄関ホール)
パーカッション久保田善則、坂上弘志、中村拓美、堀内吉昌

パーカッション4人だけで演奏する公演です。 叩くという極めて原始的な行為が見事な芸術に昇華した瞬間です。 圧巻は先日もブログで紹介したドラム・ティンツ。 初めて練習を見た時とは違い、フォーメーションも揃い素人目線では成功したように思いました。 お客様の反応も凄かったですね。

圧巻の演奏です!

第10公演(京阪電車なにわ橋駅 アートエリアB1)
ホルン村上哲、トランペット秋月孝之、トロンボーン ロイド・タカモト

お客様が多くて、正直見えませんでした。 おもいっきり背伸びをして撮ったのが下の写真。 でも演奏は聞こえていましたよ、もちろん。 大阪フィルの金管トップ奏者3人によるアンサンブルです。 

トランペット秋月とホルン村上

この3人の演奏が聴けるのも「大阪クラシック」ならではだと思います。   

トロンボーン ロイド・タカモト

第11公演(相愛学園 本町講堂)
ホルン池田重一、ヴァイオリン中西朋子、ピアノ岡純子

金管トリオでホルントップ奏者の村上が吹いているまさにその時、もう一人のホルントップ奏者 池田は相愛学園でヴァイオリンとピアノのトリオで演奏中でした。 演奏曲はツェルニーの“プルミエ・グラン・トリオ”という曲。 ピアノの教則本でお馴染みの作曲家です。 会場に入って目に飛び込んだのが、ヴァイオリン中西の鮮やかなドレス姿。 素敵です。 この曲、どのパートにも聴かせどころのある曲ですが、ホルンは通常なら2番・4番が担当する低い音が多いです。 高音の響きと美しさに定評のある池田とすると大変だったかもしれません。 30分を超す大曲ですが見事なアンサンブルを奏でていました。   

DSCF1618.jpg


第12公演(カフェ・ド・ラ・ペ)
コントラバス石井博和

「コントラバス30分一本勝負!」というステキなたいとるの付いている公演。 コントラバス石井の凄まじい生きザマを見るかのような渾身のステージでした。 ナレーションと鳴り物を担当するのがステージマネージャー清水です。 普段は裏方に徹している彼だけに、かなりビックリです! 

ステマネ清水とコントラバス石井

コントラバスだけでいろんなものを表現出来るという、楽器の可能性を示してくれたステージでした。 

コントラバスと一体

第13公演(大阪市役所 正面玄関ホール)
ピアノ大植英次、ナレーション大植剛典

最終公演は監督のピアノ演奏という発表でしたが、中身は当日のお楽しみという事で知らされていませんでした。 演奏されたのは・・・大植監督プロデュースによる“ピーターと狼”。

ピアノを弾く監督

ナレーションは監督の甥 大植剛典さんです。 先日の「リーガロイヤル・チャリティ・コンサート」で落語を語った彼です。 写真は話の中で登場した 招き猫 。 終演後には来てくれた女の子にプレゼントされました。
 
ナレーションは大植剛典さん

最後は“ふるさと”の大合唱。 この曲を聴くと ぐっ と来るのですが、感極まっている訳にはまいりません。
「大阪クラシック」はまだ始まったばかりです。

ご来場の皆さまに挨拶する監督

これから10日までの1週間、皆さんと一緒に盛り上がって行きたいと思っています。 
どうか最後までよろしくお願いいたします。

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