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「大阪クラシック」 2日目レポートです!

「大阪クラシック」は2日目です。 
本日は12公演行われ、その内5公演が有料公演となります。
平日月曜日ですが、お昼間の公演にお客様は来て下さるのでしょうか?
そんな心配はまったく杞憂に終わりました。 「大阪クラシック」はすっかり定着しているのです。

第14公演(11時 ザ・フェニックスホール)
ヴァイオリン松川朋子、チェロ石田聖子、ピアノ松田みゆき

ドヴォルザークのピアノ三重奏曲“ドゥムキー”と武満徹の“BetweenTides”ですか。
普通なら月曜の11時に演奏するような曲ではないですね。 「大阪クラシック」ならではと言えるでしょう。
あまりの心地よさにもっとこの音楽に浸っていたいと思います。 しかし、次の会場へ行かねばなりません。 未練ありありの2日目のスタートです。

 このトリオ、3人とも楽器を弾く姿勢が美しいです。 
第14公演のピアノトリオ

第15公演(11時半 中之島三井ビルディング1階)
ファゴット宇賀神広宣、久住雅人、熊谷将弘、中原正行、パーカッション堀内吉昌

中之島三井ビルディングの演奏が行われる場所には多くの人だかりが出来ています。
吹きぬけになっており、解放感抜群のオフィスビルです。 少し早目のランチに向かうOLやビジネスマンも足を止めて聴き入っています。 これこそが「大阪クラシック」なんですね。

中之島三井ビルディング

ファゴット4本とパーカッション。 1曲目の“ファゴット吹きの休日”はもちろんルロイ・アンダーソンの楽器置き換えバージョンです。 ファゴットの魅力満載の選曲にブラヴォーです!

ファゴット四重奏

大植監督も聴きに来ています。 久住の面白トークに思わず笑顔です。

笑いのポイント押さえてますね!

第16公演(12時 大阪市中央公会堂 中集会室)
ヴァイオリン長原幸太、ホルン藤原雄一、ピアノ藤井快哉

コンマス長原とホルン藤原の思いがいっぱい詰まったトリオです。 ヴァイオリンとホルン、堂々と渡り合えるほど楽器の相性として合うんですね。 平日のお昼12時にブラームス、贅沢ですね。 
ピアノは今回も色々なメンバーがお世話になりっぱなしの藤井さんです。

ホルンとヴァイオリンの為のトリオ

第17公演(13時 中之島セントラルタワー)
ヴァイオリン近藤緑、山本彰、ハープ今尾淑代

大人の魅力あふれる公演。 ヴァイオリン2本とハープで良く知られたクラシックの名曲の数々を演奏します。
平日の中之島セントラルタワー、OLやビジネスマンが行きかう中クラシック音楽が流れている光景、いいですね

中之島セントラルタワー

気が付けば監督が聴きに来ていました。 幾重にも人が重なって取り囲んでいるのを見て、奏者と観客の仕切り線を奏者の足元付近まで移動させます。 上の写真の比べると奏者と観客の距離が縮まっているのがわかります。

監督も登場

第18公演(14時 ザ・フェニックスホール)
チェロ近藤浩志、ピアノ大槻知世

この公演、早々にチケットは売り切れました。 チェロトップ奏者近藤のリサイタルはやはり今年も大人気。
一般のお客様に交じってチェロ経験者が多いのも特徴ですかね。 ドビュッシーのソナタにシチリアーノやパヴァーヌ。 ご堪能頂けたことと思います。

チェロトップ奏者 近藤のリサイタル

第19公演(14時半 ANAクラウンプラザホテル大阪1階ロビー)
ヴィオラ岩井英樹、ピアノ松井萌

前日の第4公演、弦楽器と打楽器のアンサンブルでは軽妙なトークが大ウケのヴィオラ岩井ですが、この日はオシャレなカンジでホテルのロビーでリサイタル開催です。 冒頭、監督が登場してご挨拶。 「もっと近くに来て聴いて」とお客さまに呼びかけている写真です。

  ヴィオラ岩井と監督

バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ、彼の音色にぴったりの選曲です。 絶妙なトークと素朴でほっとする音楽。 まさに岩井ワールドですね。

ヴィオラ岩井のリサイタル

第20公演(15時 大阪市中央公会堂 中集会室)
ヴァイオリン長原幸太、佐久間聡一、ヴィオラ小野眞優美、チェロ織田啓嗣

弦楽四重奏の人気ランキングをつければ絶対上位に上がってくる人気の曲“死と乙女”。
ヴァイオリン長原、佐久間、ヴィオラ小野のトップ3人とチェロの長老 織田。 チェロの織田は若手奏者に人気で、この日も第24公演でヴァイオリン浅井と演奏しています。 すっかり息の合った“死と乙女”気に入って頂けましたでしょうか?

 ごめんなさい、ヴィオラ小野の顔が見えません。 
“死と乙女”演奏中

第21公演(16時 中之島ダイビル1階)
ヴァイオリン崔文洙、高木美恵子、ヴィオラ吉田陽子、チェロ松隈千代恵、コントラバス三好哲郎

中之島ダイビル1階で演奏していたヴァイオリン崔率いるクインテット。 演奏者とお客様の間にエスカレーターの動線があり、いったい何が行われているんだ?とばかりキョロキョロする人続出の会場です。 
そういう方に聴いて頂いてクラシック音楽の魅力を知ってもらいましょう! 頭がスッキリ、ひとまわり小さくなって登場の首席客演コンマスの崔でした。

ヴァイオリン崔率いるクインテット

第22公演(17時 三井住友銀行大阪本店ビル1階)
ヴァイオリン三瀬麻起子、中西朋子、ヴィオラ上野博孝

毎年、レトロな雰囲気が人気の三井住友銀行大阪本店ビルにも監督が登場です。演奏するヴァイオリン三瀬、中西、ヴィオラ上野のトリオを激励します。

DSCF1845.jpg

「難しいホフマンを涼しい顔して弾きこなしたい」と語っていたヴァイオリン三瀬。 はたしてお客様にはどのように映ったのでしょう? このトリオ、第62公演として9日の12時半から ホテルイルクオーレなんば でも同じプログラムを演奏します。 聴き逃した方はこちらでどうぞ。

ホフマンとベートーヴェンの三重奏曲を演奏

第23公演(17時半 カフェ・ド・ラ・ぺ)
チェロ庄司拓、ピアノ谿博子

昨日、広い相愛学園の講堂を独り占めし、堂々とバッハの無伴奏組曲第1番他を演奏したチェロ庄司。 この日はベートーヴェンのチェロソナタを引っ提げてオシャレなカフェ・ド・ラ・ペに登場です。 選んだ曲はその華麗さから人気の3番ではなく、内省的な深みが要求される4番。 曲紹介でも「4番を選ぶのが自分らしい。ちょっと変わっているんです」と語っていました。 この日は登場と同時に皆唖然。 このファッションこそが庄司ですね。 トークで聴かせて演奏で酔わせる。 お客様、喜んで頂けたでしょうか?

ベートーヴェンのチェロソナタ4番演奏中

第24公演(18時半 相愛学園 本町講堂)
ヴァイオリン浅井ゆきこ、チェロ織田啓嗣、ピアノ笹まり恵

昼間、“死と乙女”を演奏していたオダンディことチェロの織田が夜にはヴァイオリン浅井、ピアノ笹さんと一緒にメンデルスゾーンの“ピアノトリオ第1番”を演奏。 普段は2ndヴァイオリンを弾いている浅井の弾くメロディ、良いですね! こういうアンサンブルの機会がないとなかなか聴けません。 「大阪クラシック」の楽しみ方はこういうところにもあるのですね。 皆さま、こちらのトリオいかがでした?
6日の12時 第27公演では同じメンデルスゾーンで2番のピアノソナタをヴァイオリン松川、チェロ石田、ピアノ松田さんで演奏します。 お時間が許せばこちらもどうぞ。

第24公演 演奏中


第25公演(19時半 大阪市中央公会堂 中集会室)
1stヴァイオリン崔文洙、山本彰、力武千幸、鈴木玲子、三瀬麻起子、松川朋子、2ndヴァイオリン田中美奈、佐久間聡一、塩田良正、近藤緑、ヴィオラ上野博孝、周平、橋爪郁子、松本浩子、チェロ田中賢治、林口眞也、石田聖子、コンチョラバス松村洋介、ファゴット久住雅人、トランペット秋月孝之、松原健二、橋爪伴之、チェンバロ秋山裕子

首席客演コンマス崔率いる小編成のオーケストラ。 盛りだくさんの演奏で楽しませてくれました。

まずはマンフレディーニの“2本のトランペットの為の協奏曲”で華やかに幕が開きます。
トランペットは秋月と橋爪のふたり。

DSCF1903.jpg

続いての曲はヴィヴァルディの“ファゴット協奏曲”。 「この曲が好きな父親のために吹きたかった」と語るファゴットのトップ奏者 久住の見事なソロ。 いかがだったでしょうか? 

DSCF1909.jpg

そして最後は崔の弾き振りでバッハの“ヴァイオリン協奏曲”でした。
そして何とアンコールはこの編成で、“新世界より”の4楽章冒頭部分! これは盛り上がるしかないですね。
いやー、楽しかったです。 また、お聴きになられた皆さまの感想を聞かせください。

首席客演コンマス崔のヴァイオリン弾き振り

この公演もこっそり聴きに来ていた監督。 終演後、物販コーナーではサイン会が行われました。

DSCF1938.jpg

これにて2日目の全公演は終了致しました。
しかし、まだ5日ございます。 明日も10公演! 
そしてシンフォニーホールではお待ちかね、“ショスタコの5番”です!
怒涛の「大阪クラシック」、皆さま最後まで一緒に盛り上がってください。
どうぞよろしくおねがいします

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