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ありがとうございました。 「大阪クラシック」、大成功でした!

今月4日から始まった「大阪クラシック」も最終日の朝を迎えました。
朝6時前、大阪市役所を左手に見ながら、川の向こうに太陽が登ります。
熱く、そして長い一日の始まりです。
しかし、市役所正面玄関前では前の日の夜からすでに決戦は始まっていたのです。

 長い一日が始まります

朝8時半から配布される最終第83公演の入場券は800枚(座席指定券600枚、ブロック指定立見券200枚)は、9時過ぎには予定枚数を終了。 配布時間に並んでいたのでは到底手に入らない状況でした。
徹夜組も登場したこのチケット争奪戦は、年々困難を極める一方です。

9時過ぎには予定枚数終了!

第71公演(11時 大阪弁護士会館1階エントランス)
ヴァイオリン浅井ゆきこ、中西朋子、ヴィオラ吉田陽子、西内泉、チェロ松隈千代恵

朝11時、最終日最初の第71公演が始まりました。
会場となる大阪弁護士会館は会場時から既にお客さまでいっぱい。
女性だけのメンバーによるモーツァルトの弦楽五重奏曲第5番でスタートです。
最終日も怒涛の13公演! 最後までよろしくお願いします。

弁護士会館でクインテット

第72公演(11時15分 大阪市役所正面 玄関ホール)
ファゴット久住雅人、MC久住さより、メゾ・ソプラノ中原由美子、ピアノ堀江美穂子、ヴァイオリン山本彰、三瀬麻起子、近藤緑、佐久間聡一、橋本安弘、ヴィオラ松本浩子、チェロ石田聖子、コントラバス石井博和、ハープ今尾淑代、トランペット秋月孝之、橋爪伴之、松原健二、ホルン山本秀樹、パーカッション久保田善則

初日の第6公演でもおこなった公演です。 その時は親子連れを中心に1000名を超えるお客さまで場内ごった返しましたが、今回は入場者数は前回と変わらなかったのですが随分とスッキリと入場頂けました。 といいましても、満員ですが。 子供さんの大喜びの表情にこちらも元気をもらいました。

佐久間聡一が弾くチャルダッシュ

6歳までの子供のためのコンサートということになっていますが、大人も十分楽しめる内容です。
ヴァイオリン佐久間の弾く‘チャルダッシュ’が凄かったという声も寄せられています。

6歳までの子供のためのコンサート

第73公演(12時 パークスタワー1階)
フルート井上登紀、ヴィオラ小野眞優美、コントラバス松村洋介

なんばのパークスタワー1階、「Tower’s Cafe」前でおこなわれたフルート、ヴィオラ、コントラバスのトリオ。 バッハの‘三声のリチェルカーレ’他を演奏しました。

パークスタワーで演奏するトリオ

気が付けば監督が演奏を聴いています。 終演後、監督からお客さまへ挨拶をさせて頂きました。

演奏に聴き入る監督

第74公演(13時 ANAクラウンプラザホテル大阪1階ロビー)
ヴァイオリン力武千幸、ピアノ中井由貴子

ANAクラウンプラザホテルではヴァイオリン力武千幸のリサイタルが行われました。 ここもお客さまでいっぱい、なかなか写真を撮るスペースが確保出来ず困りましたが。 力強いヴァイオリンの調べが鳴り響きました。

  力武から皆さんへご挨拶

第75公演(13時半 大阪市役所 正面玄関ホール)
ピアノ橋本佳代子、ヴァイオリン橋本安弘、チェロ林口眞也

3日目の第29公演として北御堂でも演奏をしたピアノトリオです。 市役所の正面玄関ホールとは随分響き方が違います。 ヴァイオリン橋本の曲解説も判りやすかったと評判でした。

 撮影場所が限られたため、ピアノとヴァイオリンの顔が写っておりません。失礼しました。
モーツァルトのピアノトリオ

第76公演(14時 カフェ・ド・ラ・ペ)
ヴァイオリン鈴木玲子、浅井ゆきこ、ヴィオラ吉田陽子、チェロ石田聖子

 大阪市内の障害児施設の子供たちを招待する専用公演で、一般の方の入場をお断りいたしました。 それまでのここでの混雑振りがウソのような、ゆったりとした空間で子供たちには音楽を楽しんで頂けたと思います。
トトロやアンパンマンマーチなどをみんなも一緒に歌ってくれましたよ。 嬉しそうな表情が印象的なカルテットのメンバーです。

演奏中の笑顔が素敵

この公演でもヴィオラ吉田が司会を担当。 出演した全ての公演(オケ以外)で司会を担当したのでないでしょうか。 彼女の表情も素敵でした。 思わずパチリ!

演奏に司会に、お疲れさまです

第77公演(14時半 大阪市中央公会堂 大集会室)
ヴァイオリン長原幸太、山本彰、三瀬麻起子、松川朋子、長尾正、田中美奈、市野桂子、横山恵理、小林亜希子、高木美恵子、ヴィオラ小野眞優美、周平、橋爪郁子、岩井英樹、チェロ近藤浩志、松隈千代恵、織田啓嗣、コントラバス新真二、松村洋介

期間中唯一、大阪市中央公会堂の大集会室を使った弦楽合奏の公演。 コンサートマスター長原幸太率いるトップ奏者を中心に据えたメンバー構成で、モーツァルト‘ディベルティメント1番’、芥川也寸志‘トリプティーク’を演奏しました。 以外にも「大阪クラシック」期間初め頃まではチケット残っていましたが、瞬間に完売。 結果的にキャンセル待ちのお客さまが多く並ばれる結果となりました。

大阪フィル弦楽合奏団

コンサートマスターは長原幸太。 定評のある大阪フィルの弦セクションの演奏、いかがでしたか?

コンサートマスターは長原幸太

第78公演(15時 スターバックスコーヒー御堂筋本町東芝ビル店)
サクソフォン大石将紀、西本淳

御堂筋と本町通りの角に位置するとても人気のスターバックスコーヒーでもコンサートをやりました。 ちょっとジャズっぽい感じの曲を中心にサックス2本で演奏。 格好良かったです。 スタバでサックス、合いますね。
ただ、お客さまが集まりすぎて、奥の演奏スペースへの入場は制限せざるを得ませんでした。

左から 西本さん、大石さん

第79公演(16時 大阪市役所 正面玄関ホール)
指揮:本山秀穀、合唱:大阪フィルハーモニー合唱団

私たちの仲間、大阪フィル合唱団も単独のコンサートをやりました。
市役所の正面玄関ホールでしたが、こちらも入場制限をさせて頂きました。 ホールの前室で聴いていただいたお客さまには申し訳ございませんでした。

大阪フィルハーモニー合唱団
 (C)飯島隆

昨年から合唱指揮者をお願いしている本山秀毅氏は、大音で教授として教鞭をとる傍ら、びわ湖ホール声楽アンサンブルやセンチュリー合唱団などの指揮者も兼任しており、人気の合唱指揮者です。

合唱指揮は本山秀毅

「人の声は最高の楽器」というふうに表現される合唱。 アカペラで歌う彼らの音楽は人の心を清めるチカラがあります。 文字通り、心が洗われた瞬間でした。

心が洗われました

第80公演(17時 ANAクラウンプラザホテル大阪1階ロビー)
クラリネット金井信之、ピアノ城沙織

大阪フィルのクラリネットトップ奏者 金井のリサイタルが、第80公演としてANAクラウンプラザホテル大阪1階ロビーで行われました。 ホテルのロビーに黒山の人だかり。 ホテルの通常業務に支障は無いかハラハラするほど「大阪クラシック」のお客さまでいっぱいでした。 

 クラリネットトップ奏者 金井信之

strong>第81公演(17時半 カフェ・ド・ラ・ペ)
ピアノ原田愛、石田多紀乃

期間中、多くの公演に会場を提供いただいたカフェ・ド・ラ・ぺさん。 第81公演のピアノ連弾の公演でも会場をお借りしました。 弦楽もしくは管楽のアンサンブルが中心だっただけに1台のピアノを二人で演奏する連弾は、サウンドだけではなくビジュアル的にも新鮮でした。

 ただ今連弾中

お二人から挨拶がありました。 同時に、88鍵を二人20本の指で弾くことの難しさが語られました。 相手のためにペダルをふんであげることもあるそうです。 ピアニストと作曲家のコンビなので曲の分析の仕方も違い、曲にするには相当な時間が必要なんですって。 ‘キャンディード’のピアノ連弾版、格好良かったです。

 左より石田多紀乃、原田愛
 左より石田さん、原田さん

第82公演(18時半 大阪市役所 正面玄関ホール)
フルート野津臣貴博

最終公演の前の枠はフルート野津のための公演枠と暗黙で決まっています。
市役所正面玄関ホール満員のお客さまに対し、まず語り始めます。 とても丁寧な話口調は彼の真面目さ音楽に対する真摯な姿勢が良くわかり、演奏に対する期待に旨が膨らみます。
バッハの‘無伴奏チェロ組曲第1番’、深いです。 お客様に向け一生懸命に吹いている野津ですが、あとわずかでオーケストラ演奏が始まります。

 お客様に話しかけるフルート野津

そして恒例、市役所から三菱東京UFJ銀行 大阪東銀ビルまで、野津は先頭に立って‘アルルの女’のメヌエットを吹いて行進して来ました。 現代版「ハ-メルンの笛吹き」です。 この光景も「大阪クラシック」の大事な1コマですね。

 現代版「ハーメルンの笛吹き」登場

第83公演(19時半 三菱東京UFJ銀行 大阪東銀ビル)
指揮:大植英次、管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団 

そして始まりました、最終第83公演です
まずはリストの交響詩「レ・プレリュード」。
「人生は死への前奏曲」ということで、人生そのものを歌っているといわれるこの曲。
ナチス時代に使われていた曲と云う事で誰も演奏しなかったのを、監督が戦後初めてドイツで演奏した所縁の曲だそうです。

 「レ・プレリュード」演奏中
 (C)飯島隆

 監督の指揮姿、絵になりますよね。 こんな感じです。

 指揮する監督

 そして、こんな表情もあります。

 指揮する監督2

 こんな表情も・・・。

 指揮する監督3

今回のプログラムの中で、ある意味注目が高かったのが大栗裕‘大阪俗謡による幻想曲’です。
監督の‘俗謡’が聴きたいとの声は、以前からツイッター上でも頻繁に囁かれていました。
そして迎えた‘俗謡’本番です。
パーカッションが鳴らすチャンチキと神楽鈴。 良いですね!

 チャンチキと神楽鈴

ここで平松市長が登場します。 場内からは拍手喝采!
監督は「結婚記念日で金婚式や銀婚式は皆さまご存知ですが、1年目はなんと言うかご存知ですか? そう、紙婚式。 では大阪クラシックの歴史と同じ6年目は何と言うかご存知ですか? 鉄です、鉄婚式です! ということで、市長に鉄のプレゼントをお持ちしました。 鉄といえば鉄道です。 関西の全ての鉄道模型をお持ちしました!」 と叫ぶ監督。 市長は感心しながら模型をチェックです。 「これは南海特急ラピート、ふむふむ、これは地下鉄御堂筋線。なるほど。 えっ、こ、これは!・・・えーっと、京急ですね。 もしや京阪と間違われたのでは・・・」とまあ、こんなやりとりが続きました。
京阪と京急の間違い、おまけに京浜東北線まであったり・・・?

 京阪と京急・・・
 (C)飯島隆

そして、平松市長からお客様に対して挨拶がございました。 
 
 平松市長のご挨拶
 (C)飯島隆

最後に監督から市長に、監督の大阪フィル野球部のユニホームがプレゼントされました。 
平松市長が第18代目の大阪市長ということで、背番号18の監督のユニフォームをプレゼントするという意味だけではなく、来春には桂冠指揮者に就任するタイミングで大阪への来阪回数が減る事から、自分の思いをユニフォームに詰めて、それを大阪に置いていてもらいたいという意味のようです。

  監督からユニフォームをプレゼント
 (C)飯島隆

最後の曲はレスピーギ‘ローマの松’です。 
圧巻の4楽章! 客席の左右後方にバンダを忍ばせて置き大音量で演奏しました。

 客席のバンダに向かって指揮

左右のバンダ隊です。 トランペット松原(左)と一緒に吹くエキストラの人たち。

 2011大阪クラシック 広報撮影分 1589

もう一方のバンダです。 お客様に埋もれています。

 2011大阪クラシック 広報撮影分 1591

感動のうちにエンディングです。 スゴイ拍手、そしてブラヴォーの嵐! 

 エンディングの瞬間

感動的な‘ローマの松’に続いてアンコールです。
演奏されたのは、夕焼け小焼け や ふるさと などの‘日本の歌メドレー’。
監督はマイクを持って客席に下りて行き、お客様の歌声を届けます。
そして時には自分でも歌ったり・・・。

 2011大阪クラシック 広報撮影分 1616

場内、大合唱。 そして客席からは大きなバラの花束が監督にプレゼント!

 お客さまからプレゼントされたバラの花束を掲げる監督
 (C)飯島隆

鳴り止まぬ拍手に応えて、パーカッションの坂上が拍子木を打ち鳴らします。
これはもしや? 東日本大震災の影響を考え、今年の「星空コンサート」では自粛した‘八木節’では!

 拍子木は‘八木節’の始まる合図

もう何者も監督を止める事はできません。 そしてお客さまも同じ思いです。
監督は法被を着てお客様をあおります。 それに応えてお客様はスタンディングで拍手です。

 まさに立ち上がる寸前のお客さま
 ‘八木節’で場内は最高潮に!
 (C)飯島隆

途中から監督は阪神タイガースの法被を上に着て、さらにお客様を煽ります。

 タイガースの法被姿で煽ります

すべての演奏終了後、意気揚々と引き上げていく監督です。

 演奏終了後、引き上げる監督

お客さまが全て退出後、黄色いTシャツを着用したスタッフの反省会が始まりました。 
今年の責任者は事務局スタッフの楠。 身内で恐縮ですが、良く頑張りました。

  スタッフ反省会

そして黄色いTシャツ着用のスタッフ全員で写真撮影です。
みんなとても良い笑顔です。
スタッフの皆さま、お疲れ様でした、そして有難うございました。

 スタッフ記念写真

出演者・スタッフによる合同打ち上げで挨拶する監督。

 打ち上げで挨拶する監督

そして、和んでいる監督です。

 和んでいる監督

この日の打ち上げのシーンの一部、特別にお見せしましょう。
ヴァイオリン佐久間の持ちネタ、コンマス長原の物真似をする横で、長原自身も長原の真似をします。

 まだ余裕の佐久間と長原

そしてオレサマ長原の代名詞ともいえる踏ん張る足、その幅が徐々に広がって行きます。

 きつーい、表情が変わっています

打ち上げは11時過ぎにはお開きとなりました。 
出演者、スタッフの皆さまお疲れさまでした。   

 皆さま、「大阪クラシック」大成功をともに喜びましょう!

暑い中、会場にお越し頂きましたお客さま、本当に有難うございました。 

今年の全入場者数が48,500人。
昨年より4公演少なく、そしてザ・シンフォニーホール公演が4回から2回へ。
その中で前回の50,000人から1,500人のショートというのは大健闘といえるのではないでしょうか


監督が言います。 「他に類を見ないのではなく、世界に例が無い。 大阪クラシックは世界に一つしかないイベントなのです」と。
皆さま、「大阪クラシック」来年以降も続けていきましょう! どうか力をお貸し下さい。
そして、どうぞ感想をお聞かせ下さい。 
ありがとうございました

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