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マーラー「復活」演奏の模様、レポートしました!

『第8回津山国際総合音楽祭』のクロージング・コンサート、マーラー「復活」の演奏会が終了しました。

お招き頂きました津山国際総合音楽祭委員会の皆さま、どうも有り難うございました。
また、ご来場頂きましたお客様には、この場を借りて感謝いたします。
会場となった津山文化センターはJR津山駅から1.5kmのところにある津山城跡にあります。

JR津山駅

津山の町には音楽祭のポスターがいたるところに貼り出されています。
写真はコミュニティFM「エフエムつやま」の正面玄関前。 

街には音楽祭のポスターが

津山文化センターの前には音楽祭の大きなサインボードです。

津山文化センターには巨大サインボード

津山文化センターの座席数は1054席。 私たちのホームグラウンド ザ・シンフォニーホールが1700席ある事を考えると大きさが想像できると思います。 大編成のオーケストラに合唱団。 見事に舞台に収まっています。 ここで「復活」を演奏するのですから贅沢な話ですね。

「復活」ゲネプロ風景

マエストロ小松長生さんは「復活」の演奏には定評があります。
昨年の11月、自身が芸術監督を務めるコスタリカ国立交響楽団の定期演奏会で「復活」を演奏した時にプログラムに掲載した解説書を演奏者にこの日の朝配布して、曲のイメージの徹底をはかっています。

指揮するマエストロ

マエストロの練習着のイメージ定着の‘作務衣’。
海外で活躍されているマエストロだけに、‘和’の物を好んで身に着けられるのでしょうか。 休憩中もスコア研究に余念のないマエストロです。

スコアを研究中のマエストロ

ゲネプロ終了後、コンマスの崔(チェ)がトランペットとトロンボーンのトップ奏者 秋月とロイドに声をかけ何かを話していました。 

ゲネプロ終了後の風景

ミニスコアを見ながら相談中の二人を発見。 2ndヴァイオリントップ奏者の二人、田中と佐久間です。

2ndヴァイオリンのトップ二人

パーカッションのメンバーも真剣な顔で相談中です。 ティンパニーの中村(背中)と堀内(右端)、そのほかエキストラの皆さんです。

パーカッションのメンバー

ゲネプロ終了後も一番遅くまでパートの合わせをやっていたのがトロンボーンとチューバ、そしてコントラファゴットです。 5楽章のいちばん格好いい聴かせどころですね。 さて、本番ではそれぞれ自身納得の演奏は出来たのでしょうか? 

トロンボーン、チューバ、コントラファゴット合わせ中

金管楽器とパーカッションのバンダ(別働隊)が必要となる「復活」。 舞台袖に演奏位置が作られています。 メンバーはただ今ランチタイムです。 本番でのバンダの効果、いかがでしたか? 上手く聴こえましたでしょうか。

本番ではここでバンダが演奏します

開演時間の14時から市長ほかのご来賓の方のプレトークに続いて、80分を超える大曲「復活」の演奏が始まりました。 マエストロは燕尾服です。
2楽章を終えたところで、合唱団とソリストが入場しました。

本番を指揮するマエストロ

順調に演奏は進み、5楽章の中間部、大地が揺れ墓穴が開くシーンです。 
パーカッションが 弱→強 で楽器を鳴らす全曲中でも最大の聴かせどころのひとつです。 本番での迫力あるサウンドにお客様は満足頂けたはず。

本番中のパーカッション

合唱団は最初の出だしを座ったまま歌いました。 今までと姿勢を変えず、出来る限りで小さな音で歌いだすのが効果的で格好良いのですが、これがなかなか難しい。 立ったほうが声は出しやすいのですが、あえてその演出を選んだマエストロ。 

合唱団、歌いだしは座ったまま

ソリストはメゾソプラノ坂本朱さん(右)とソプラノ澤畑恵美さん。 お二方とも日本を代表する歌い手です。 見事な歌声がホールに響きました。

日本を代表するソリストのお二人

合唱団も途中から立って歌い始めました。 オーケストラのサウンドとコーラスの響きが綺麗に溶けていきます。
 合唱団はこの日のために集まった市民有志が中心のアマチュア集団。 それに大阪フィルハーモニー合唱団のメンバーが一部、応援で加わっています。 合唱団の構成を考えると出来としては大健闘だと思います。

立って歌う合唱団

演奏終了後、お客様はもちろん、マエストロやソリスト、合唱指揮の先生からも盛大な拍手をもらった合唱団のメンバー。 感極まって泣いている者もいます。 
もちろんオーケストラのメンバー、ソリスト、そしてマエストロと、すべての出演者にブラヴォーです!

マエストロやソリストからも拍手が

マエストロとコンマス崔が握手。 マエストロにとっても、オーケストラのメンバーにとってもコンマス崔の存在は心強かったことでしょう。 マエストロ、20年ぶりの大阪フィルはいかがでしたか?
いやーお二人さん、お疲れさまでした。

マエストロと握手するコンマス崔

今年で8回目となった「津山国際総合音楽祭」も「復活」の演奏をもってすべて終了です。
東日本大震災の今年、音楽を通して‘震災復興’を応援していこうという事で開催された今年の音楽祭。 私たちもそこに関われた事がとても嬉しく思います。 
今回のテーマにもなっている「復活」、いかがだったでしょうか?
また感想など聞かせて頂けると幸いです。

ホールを出て津山の街を駅方向にぶらぶら歩いていると、橋の上にも音楽祭の開催を知らせる旗が。
その向こうに西に傾いた太陽があり、照らされた川の水がキラキラと輝いていました。
とても美しい光景です。 日々、余裕なくバタバタしている自分を戒められた気にり、しばらくの間ぼーっと見ていました。 
音楽のチカラってそういう物なのかもしれませんね。 それに触れることで生活のひと時、または一部分でもキラキラと輝かせてくれる・・・。

関係者の皆さま、「第8回 津山国際総合音楽祭」大成功おめでとうございます

街のいたるところに音楽祭の旗が

私たちは大阪に戻って、明日は別の演奏会の練習です。 
どうかこれからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます

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