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マエストロ・エリシュカ、感動をありがとう!

「第452回定期演奏会」はスタンディングオベーションのうちに終了致しました。

それはザ・シンフォニーホールで私が初めて見た光景でした。
マエストロのお身体を気遣ってカーテンコールを早めに切り上げようとしたコンマス長原の合図でお客様が席を立ちかけた時、マエストロがステージに戻って来ました。 長原は驚き、お客さまは大喜びでマエストロを迎え入れます。 みんな笑顔です  偶然のドラマだったのですが、満場総立ちの拍手喝采。 それもそのはずです。 この日の演奏はお客さまがブラヴォー!と叫びたくなるほどの熱い熱いものでした。

カーテンコールのマエストロ
(C)飯島隆

前日の演奏の評判がネットやクチコミで語られていたことも有ったと思います。 この日は当日券や学生・シニア当日券をもとめて長蛇の列が出来ていました。
演奏は第1曲“ヴィシェフラド(高い城)”の2台のハープsoliから始まります。

2台のハープSoli
(C)飯島隆

マエストロは第4曲「ボヘミアの森と草原から」の弦楽器のフーガの1stヴァイオリンから2ndヴァイオリンへと次々に移っていく箇所で、各パートと正面に向き合い丁寧に指示していたのが印象的でした。 

弦楽器に指示を出すマエストロ
(C)飯島隆

たとえば、マエストロが腕を左から右へスーッと動かせば、オーケストラが反応しサーッと音色や音量が変わるあたり、メンバーが朝比奈時代に培った巨匠クラスのタクトへの柔軟な対応を見る思いでした。 こういったところが大阪フィルらしいなあと思うのです。 

指揮するマエストロ
(C)飯島隆

「とにかくマエストロの望むことを何としてもやってあげたい」とメンバーが思うこと。
演奏会の成功の鍵はこれに勝るものはありません。
マエストロは芯が強く頑固な部分もありながら、その思いをしっかりメンバーに説明することを厭わない。 人とまっすぐに向き合う誠実なマエストロの人柄が今回の定期演奏会成功の要因だったと思います。

指揮するマエストロ
(C)飯島隆

お客様の反応も上々でした。 「これほど文学的な我が祖国を聴いたことが無い。次回はベートーヴェンをマエストロで聴いてみたい」と、真剣な表情で訴えられたお客さまもいらっしゃいました。 
私は単純にドボルザーク“新世界より”が聴いてみたいと思いました。 あの演奏機会の多い名曲がどんなふうに聴こえるのか? メンバーもお客さまもそれぞれが色んな想像を膨らませたに違いありません。 

オーケストラ全景
(C)飯島隆

この日も初日同様にマエストロの希望によりサイン会が行われました。
お客さまとも真摯に向き合い、にこやかに話されるマエストロの姿がそこにありました。

サイン会のマエストロ

練習から本番とすべての日程を終え、打ち上げの席でもにこやかなマエストロです。 隣にはマエストロ以上ににこやかな奥様の姿が。
マエストロのお元気なうちにあと何回もご一緒したいと心から思った、とても素敵な出会いでした。

マエストロはこの後、首席客演指揮者を務められている札幌交響楽団との演奏会です。
来年1月にはNHK交響楽団とも演奏会をされます。
マエストロの今後ますますのご活躍を祈っております!

奥様と2ショット

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