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チャイコフスキー練習、始まりました!

「チャイコフスキーセレクション」も早いもので今回がラストです。
今回はいよいよメインに“悲愴”を据えたプログラム。

大植監督もコンサートマスター長原幸太も元気な姿で大阪フィル会館に登場!
いつものようにコンマス長原のチューニングから練習開始です 

コンサートマスター長原幸太

「よろしくお願いします!」とメンバーに挨拶すると、すぐに監督は指揮棒を振り下ろしました。 
コントラバスの和音に重なって暗く静かにメロディが鳴り響きます。 このコントラバスの奏でる和音、これだけでは短調か長調か判らないところにファゴットが入って短調と判ります。 いつ聴いても格好いい始まりです。
空虚5度。 ベートーヴェンの“第九”と同じ始まりですね。
監督は1楽章を通した後、冒頭の部分に戻って丁寧な指示を出していきます。

監督の練習、始まりました!

“悲愴”、1楽章の第2主題の弦楽器のメロディの美しさは極上です。
昇り詰めていき、絶頂でほどける喜び。 暗鬱とした冒頭のテーマとは正反対。
喜びと悲しみ、は表裏一体。 聴くたびに色々と考えてしまう曲です。
それにしてもこの曲、全ての楽器に聴かせどころがあります。
金管、木管、打楽器全てが活躍するこれぞオーケストラサウンドといえる名曲です。 
朝比奈時代から現在までいったい何度くらい演奏した事でしょう
大阪フィルにとって大切なレパートリーですね。

“悲愴”練習風景

“悲愴”に続き“ミステリーピース”の練習が始まりました。
この曲のタイトルはもちろんメンバーにも知らされておりません。
渡された楽譜にもタイトルは書かれていません。 情報は徹底管理されています
過去2回の“ミステリーピース”を知らなかった私、やはり判りませんでした

現在、16名の方が連続正解をされています。 3回連続正解で監督から素敵なプレゼントが。 どれか1回でも正解された方にもささやかな賞品(景品かな?)をプレゼントします。
内容と発表方法は監督と相談中。 今しばらくお待ち下さい。

 指揮する監督

昨日のブログで“悲愴”4楽章のテンポについて、大植監督は広く演奏されているアダージョ(ゆるやかに)ではなくチャイコフスキー自身が書いたアンダンテ(歩くような速さで)で演奏すると書きましたが、それについて監督との立ち話でもう少し突っ込んだ話が聞けました。
意外と知られている話として4楽章冒頭のメロディは1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンが交互にメロディーを形成していくのですが、それは人と人の交わり、共生、協調を表している。 悲しいけれど誰も手を差し伸べてくれない孤独な寂しさではなく、誰かと一緒にいても感じるもう少し軽めの悲しさだと考えています。 それにはアダージョは重すぎ、アンダンテくらいがちょうどいいと思うのです。 
要約するとこんな感じの話だと思われます

確かに聴いていて2楽章、5拍子の割り切れない感じのワルツのリズムや、3楽章のマーチも何故か底辺には悲しみというより虚しさに近いものを感じます。 それにはアンダンテくらいのテンポだとチャイコフスキー自身も考えていたのでしょうか。 
さて、皆さまにはどのように聴こえますか?


練習終了後、新聞社の取材が入っていました。 記者の質問に応える監督です。
 取材に応える監督

すぐにスイッチが入っていつもの熱い熱い大植節全開です  
取材はエンドレスモードで続いていきました。
明日はいよいよセルゲイ・アントノフとの“ロココ”練習も始まります。
監督、明日もよろしくお願いします

 明日もよろしくお願いします!

 『チャイコフスキーセレクションNo.3』 
 日 時:11月2日(水)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 独 奏:セルゲイ・アントノフ(チェロ)   
 曲 目:チャイコフスキー/ミステリーピースⅢ
                /ロココの主題による変奏曲 イ長調 作品33
                /交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 作品74     
 料 金:A席5000円、B席4000円、C席3000円
 ※当日券は17時半から販売致します。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 
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