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いずみホールに鳴り響いた “ ベートーヴェン7番 ”!

「いずみホール特別演奏会」は大盛況のうちに終了致しました。
寒い中ご来場頂きましたお客様に御礼申し上げます。

今夜のプログラムは、「ウイーン古典派シリーズⅥ」とサブタイトルが付いている通り、ハイドン交響曲第101番“時計”、モーツァルト“ファゴット協奏曲”、ベートーヴェン交響曲第7番という王道をいくものでした。

 ハイドン演奏風景 ゲネプロから
ハイドン演奏風景

ハイドンの交響曲第101番“時計”の木管セクションです。
オーボエの1番を吹いているのは浅川和宏、久々の登場です。

ハイドン木管セクション

このシリーズの楽しみの一つが、モーツァルトの協奏曲をオーケストラのメンバーが務めること。

ファゴット協奏曲演奏風景

ファゴットの宇賀神広宣の奏でる素直で美しい音色がいずみホールに鳴り響きました。

ファゴットは宇賀神広宣

メインはベートーヴェン交響曲第7番、さまざまなリズムが交錯する曲ですが、ステージ上でマエストロ延原さんは「この曲は踊りの曲」と語っていました。 各楽章、すべて踊りの音楽がベースになっていると。
2楽章も軽く、前へ前へ行く感じの音楽で凄く新鮮でした

ベートーヴェン演奏風景

それでいてメリハリが利いていて躍動感に溢れている音楽。
ベートーヴェンの7番を良くご存知の皆さまは、どのように感じられたでしょうか?

ベートーヴェン演奏風景

メリハリや躍動感、高揚感といったモノをはっきり形付けたのがバロックティンパニーではなかったでしょうか。 演奏しているのは堀内吉昌です。 

バロックティンパニーを叩く堀内吉昌

演奏終了後、お疲れのところマエストロにお話を伺いました。

「6回目ともなると奏者とテンポ感が分かり合えてきたのが大きいね。 オーケストラの皆さんは本当によくやってくれてます。 たまたまですが毎回コンサートマスターが違うのが結果的に変化に富んで面白い仕上がりになっているんやと思います。 これ、次も楽しみやね。 いやー、それにしても毎回勉強させてもろてますわ(笑)」 

とても満足げに目を輝かせながら語るマエストロ。 
マエストロ(実はみんな親しみを込めてノブさんと呼んでますが)、お疲れさまでした!

客演コンマス田野倉さん、お疲れさまでした!

会場のいずみホールは本日からクリスマスツリーが点灯しました。
気が付けば11月も残りわずか。 まもなく1年でいちばん街が光り輝く12月ですね。

大植監督と一緒に過ごす最後の年末です。
監督が3度目の第九を振る「第9シンフォニーの夕べ」、来てくださいね!
チケット、本当に残りわずかです。 早めの確保をおススメいたします。

いずみホールにはクリスマスツリーが!

 『第9シンフォニーの夕べ』 
 日 時:12月29(木)、30(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 独 唱:ソプラノ:スザンネ・ベルンハート  アルト:カロリン:マズア 
     テノール:トーマス・クーリー    バリトン:アンドレアス・バウアー
 合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団、大阪音楽大学合唱団
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 曲 目:ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付」作品125
 料 金:A席6000円   B席、C席、D席は完売
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 
 
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