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「八尾演奏会」終了しました!

昨日、「大阪フィル八尾演奏会」が行われました。

とても寒い一日で、おまけに開場時間に合わせるように雨まで降り出す始末。
そんな中ご来場頂きましたお客様に、この場を借りて御礼申し上げます。

昨年は指揮者・山田和樹さんの大阪フィルデビューが話題になった「八尾演奏会」。
今年は指揮者・金聖響さんとチェリスト藤原真理さんの顔合わせ(意外にも初顔合わせ)による、ドボルザークの“チェロ協奏曲”と“新世界より”の人気のプログラムで、客席はほぼ満席でした。

本番に先駆けてプログラム順にゲネラルプローベが行われました。
まずはマエストロ金聖響さんと藤原真理さんの握手から始まります。

 金聖響さんと藤原真理さんの握手でゲネプロスタート!
 
旅公演が続き、ホールでの演奏会は久し振りです。
オーケストラのメンバーもこの日の演奏会を楽しみにしていました。

“ドヴォコン”ゲネプロ風景

チェロ独奏は藤原真理さん。 71年に第40回日本音楽コンクールで1位を獲得し75年にデビューリサイタル開催、そして78年にチャイコフスキー国際コンクール2位受賞。 
そう、日本を代表するベテランチェロ奏者です。 大阪フィルとの共演はなんと20年ぶり。 
ドヴォルザークはこれまでにいったい何回くらい演奏されたのでしょうか。
手の内に入ったと云う表現がありますが、まさにそうだと思いました。
ひとことで言って雰囲気が違うのです。
2楽章は本当に涙なしでは聴けない、そんな音楽だったと思います。

チェロを弾く藤原真理さん

アンコールはバッハの“無伴奏チェロ組曲第1番”よりプレリュード。
チェロパートのメンバーが真剣な表情で聴いていたのが印象的でした。

ゲネプロ終了後、崔文洙と言葉を交わす藤原真理さんです。
久し振りの大阪フィルとの共演、楽しんで頂けたようです。
そのあたりの話は、終演後に行われた金聖響さんとのトークショーで語られました。

言葉を交わすコンマスとソリスト

指揮は現在神奈川フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、ベルギーフランダース交響楽団でタイトルを持つマエストロ。 ヨーロッパに日本に大活躍のマエストロですが、ほとんど休みが取れないようです。 
ゲネプロではテンポよく明快な指示が飛び交っていました。

“新世界より”を振るマエストロ

休憩を挟んで後半はドヴォルザーク交響曲第9番“新世界より”です。
演奏機会の多い人気の曲ですが、今年はこれまでに「東日本大震災チャリティコンサート」での大植監督、「3大交響曲の夕べ」でのコバケンさんなどいろんなタイプの“新世界より”をお届け出来たと思います。

DSCF7813.jpg

皆さまはどの“新世界より”がお好きですか? 
また“新世界より”をこの指揮者で聴いてみたいなんていうご意見・希望もお聞かせ下さい。
私個人的にはやはりエリシュカですかね。 どんな音がするんでしょうか、楽しみです。

“新世界より”ゲネプロ風景

マエストロとはこの後17日にびわ湖ホール「KEIBUNの第九」でもご一緒致します。
マエストロの考える「第九」とはいかなるものでしょうか
今シーズン最初に演奏する「第九」です。 マエストロ、よろしくお願いします!

マエストロ、よろしくお願いします!

本番前のステージ、指揮台を隅から隅までクリーナーできれいにしているのはステージマネージャー清水直行。 彼のこだわりのステージ作りは以前にも紹介しましたね。 椅子や譜面台の間隔や並べ方、とにかく綺麗です。 
曲間の転換で椅子を運んでいる姿をご覧の方も多いと思います。
大阪フィルのサウンドをバックで支えているステージスタッフのボスが彼なのです。

本番前のステージでのシーン

本番終了後の楽屋前。 マエストロ金聖響さんとコンサートマスター崔文洙が談笑していました。 記念写真お願いしまーす!ということで、2ショット撮影が成立。
お二人とも良い表情ですね。

マエストロとコンマスの2ショット

この日、会場のプリズムホール入り口には藤原真理さんからお客様へのメッセージが貼り出されていました。
「演奏会場で聴く生の音は、音浴ともいえる響きの中に身をおく事が出来るのが魅力です。 
さまざまな音のエネルギーをぜひ皆さんご自身で体験なさってみてください。 藤原真理」
藤原真理さんのこの心配り、素敵です!

藤原真理さんからメッセージが!

八尾プリズムホール本番終了後、恒例のトークショーが行われました。
「聖響さん&藤原さんと話そう♪クラシックDEトーク」というタイトルで、司会は八尾在住の元大阪フィルチェロ奏者の安藤信行さんです。 
大阪フィルと一緒に演奏した感想は?との質問に対し
「いつもながら大きな音で応えてくださいました。 もっと出して!というより、少し抑えてください!というくらいのほうが指揮者としてはやりやすいんですが、なかなかそんなオケは少なくて・・・(笑)。」金聖響さん。
「大阪フィルさんとは20数年ぶりですね。 多分この前一緒にやったのは山本直純さんとチャイコフスキーの“ロココ”だったと思うのですが(笑) 独特なサウンドですね。 良い意味で中が詰まっているというか。 厚い音という事になるのでしょうけど、私は好きですね。 今日は楽しかったですよ」と藤原真理さん。

お客さまからけっこう専門的な質問が有ったり、なかなか中身の濃いトークショーでした。
それにしても、本番終了から15分後に始まるトークショーって設定自体難しいと思うのですが、プリズムホールのスタッフの方の努力の賜物ですね。 昨年のマエストロ山田和樹さんと“メンコン”のソリストを務めた長原幸太のトークショーも面白かったですもんね。

ゲネプロからトークショーまで含め「八尾演奏会」の長い1日が終わりました。
八尾プリズムホールの関係者の皆さま、お世話になりました!

トークショーでのお二人

                           
   
最後になりましたが、11月にヴァイオリンパートに入団したメンバーを紹介します。

石塚海斗(満24歳、相愛大学出身、小栗まち絵、長原幸太に学ぶ)
正団員としての大阪フィル初ステージは、11月2日のチャイコフスキーセレクションNo.3です。
初ステージで最初に弾いた曲が、“ミステリーピース”のチャイコフスキー「交響曲第7番」より1楽章って格好良いですね! そんな楽員、他のオケでもおそらくいないでしょう

 石塚海斗
 (C)飯島隆
 
大阪フィルのメンバーになって1ヵ月、どうですか、大変でしょ?

「どの演奏会のプログラムも初めて弾く曲で、そういう意味では勉強しないといけないので大変ですが、楽しいですよ。 いろんな指揮者の方とご一緒するのはとても緊張しますが、大阪フィルのメンバーになったんだって実感しますね。 旅公演(学校巡回公演)も楽しかったです。 まだまだ入団したばかりでこれからですが、精一杯頑張ります! どうかよろしくお願い致します

 八尾演奏会(12/10 八尾プリズムホール)
 演奏中の石塚海斗

 
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