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オーケストラで聴く吹奏楽の魅力!

「スペシャルライブ~吹奏楽meetsオーケストラ」の練習が始まりました。

この演奏会に限ってはこのマエストロしかいないでしょう、自身もトランペットを吹いていた下野竜也さんです

マエストロは下野竜也さん

練習1曲目、まずはホルストの組曲「惑星」より“木星”です。
冒頭の部分から煌びやかなストリングサウンドで始まり、6本のホルンによるメロディーに繋がります。 これぞオーケストラサウンド。 「吹奏楽で演奏した事があるけどオリジナルは知らない」という人も瞬間に虜にしてしまうスケールの大きな曲ですね。

  ‘木星’練習風景

管楽器のメンバーの多くは吹奏楽経験者です。
まるで野球の甲子園のように、普門館への道を仲間と目指した者もいるでしょう。
熱血指導者として、現在も携わっている者もいるかもしれません。

とにかく一般的に言っても吹奏楽経験者の数はとんでもなく多いのです。

3つのジャポニズム

この演奏会の狙いはざっと3点
大阪フィルを使って
・吹奏楽でよく演奏される曲で、オリジナルがオーケストラという曲を聴いてもらう。
・吹奏楽の名曲を、オーケストラ用にアレンジして聴いてもらう。
・吹奏楽の名曲を弦楽器だけの合奏で聴いてもらう。

それ以外にも 
・毎回特定の楽器に特化して、スペシャルゲストにその楽器を演奏してもらい、楽器の魅力を認識してもらう。 
・吹奏楽指導のカリスマ、淀工の丸谷先生の解説と司会で知識を習得しながらも癒される

今回演奏する曲のなかで最も注目を集めているのは、1曲目に演奏するバーンズ作曲「アルヴァマー序曲」の管弦楽版という事になるでしょうか。
何しろ、この「アルヴァマー序曲」は吹奏楽の定番中の定番曲です。

DSC03122.jpg

下の写真は、スペシャルライブの記者会見の日、編曲を依頼していた中原達彦さんから上がってきた「アルヴァマー序曲」の譜面を始めて目にした下野さんと丸谷先生です。
 
下野さんは 「中原さんにはベートーヴェンの交響曲1番と同じ編成で作って欲しいと注文を出しました。 吹奏楽の武器を奪った形で、曲本来の良さをお客様が楽しめる曲にして欲しいと伝えました」と語り、この曲の影の主役ともいえるスネアドラムやシンバル、タンバリンを封印した事を明かしました。

 スペシャルライブ記者会見

「アルヴァマー」序曲の練習が始まりました。
アタマからスネアやタンバリンがありません! 新鮮です! おおっ、チェロのソロ! 
とてもクリアになって、メロディが鮮明です。
やはり「アルヴァマー」序曲は名曲だと思いました。 
 
木管楽器のメンバーにも感想を聞いて見ました。

オーボエの大森悠 「吹奏楽の経験がまったくないので、アルヴァマー序曲を知りませんでした。 初めて演奏しましたが良い曲ですね。 懐かしい感じ。 昔、吹奏楽をやっていた人がたまたまこの曲を聴いてあの頃に思いを馳せるといった光景が目に浮かぶよう。 この企画をきっかけにオーケストラを聴いてくれたら有り難いですね。 吹奏楽とオーケストラの、何ですか? 弦とか管とかそんなの関係ないんじゃないかな。 良いものは良いと云う事で・・・」 

クラリネットの田本摂理 「この企画は良いですね。 ずっと続けて行きたい演奏会です。 今日演奏したアルヴァマー序曲ですか? お客様の反応が楽しみです(笑)。 成る程、こんなのも有りやねと受け入れるのか、絶対オカシイ!と拒否反応が起きるのか。 演奏してみて、もちろん原曲を知ってるから次はこうなるというのが軽く外されて行くんですよ。 変な感じでしたね。 スネアが無いことでメリハリが付かず、縦の線がそろっていなかったように思いましたが、これは本番にはバッチリ揃いますよ。 大丈夫。」

そして、クラリネットの金井信之 「今回のアルヴァマー序曲、曲としてよく出来ています。 シンフォニックな響きがちゃんと表現出来ていた。 吹奏楽の曲を管弦楽版にするなら今回のように根本的にオーケストレーションを変えるぐらいにしたほうがいいと思っていました。 スネアやタンバリンが無い事も全然気にならなかった。 このコンサートもようやく定着してきましたね。 年に1回なんて少ないですよ、もっとやったらいいのに。 吹奏楽経験者はもの凄い数いるんです。 上手く掘り起こして、クラシックへの道を作っていけばもっと聴いてもらえますよ。 皆さんオーケストラの演奏会に対して敷居が高いと思っている。 オーケストラの方が吹奏楽より上だ、みたいな一方的なものをオーケストラから感じているのかもしれませんね(笑)。 そして、これだけは絶対! この企画を下野さんがやられているのがスゴイ! これを出来るのは彼しかいません! 本番が楽しみですね。」  


 真ん中、クラリネット1番 金井、クラリネット2番 田本 、オーボエ1番 大森
木管楽器のメンバー

明日はいよいよ超高音トランペッター、エリック・ミヤシロさんが練習に合流。
オーケストラとエリック・ミヤシロさんの出会い、さてどうなりますか。

マエストロ、明日もよろしくお願いします!

マエストロ、明日もよろしくお願いします!

もちろん、弦楽器も頑張っていますよ。 この演奏会、いちばん大切なのは弦楽器です。
吹奏楽ではクラリネットが弦楽器的な役割をしますが、やはり根本的に違います。
吹いて音を出すのか、こすって音を出すのか、違って当然です。
弦楽器の奏でる音の広がりがいかに素敵か。
シンフォニーホールに集うブラスキッズを魅了してください。
コンサートマスター長原幸太にすべてを託しまーす! 

指揮者の指示を書き込むコンマス長原

練習終了後、談笑するクラリネット金井信之とマエストロ、そして「アルヴァマー序曲」、他を編曲して頂いた中原達彦さん。  3人さん、明日も熱い音楽をお願いします!

あ、そうそう、この公演のチケットは全くありませーん

当日券も出ませんのでよろしくお願いします。


何やら談笑していた3人

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