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色々有った2011年、今年最後の演奏会です!

「第9シンフォニーの夕べ」の初日は終了致しました。
寒い中ご来場頂きましたお客様にこの場を借りて御礼申し上げます。
そして昨日の公演はNHK FMでもライブ中継された事もあり、日本全国の多くの方に聴いて頂いたと思います。 本当にありがとうございました。

第9シンフォニーの夕べ

ザ・シンフォニーホールは本当に凄いホールですね。
それは音がきれいに響くという点、すべての音が明らかになってしまう点の両方の意味で、素晴らしい鳴りのホールだと昨日改めて実感致しました。
このホールをホームとして演奏会をさせて頂けている事に感謝します。

ゲネプロは合唱団、ソリストの入退場を確認する意味も含めて1楽章から。
大植監督は「おはようございます」と一言だけ挨拶をし指揮棒を振り下ろすと、“第9”の世界の幕開けです!

指揮する監督

ブログでもお知らせしてる通り、今回は監督の研究によるこだわりの楽器配置。
楽器配置のプラン、設計図では見ておりましたが、実際に仕上がりを見たのはゲネプロの時が初めてです。
ステージマネージャー清水のプランは寸分の狂いも無くステージに再現されておりました。

下手に後ろに木管楽器全部とホルン、ティンパニー以外の打楽器。

下手の楽器配置

上手後ろにトランペット、トロンボーン、ティンパニーが並びます。

上手の楽器配置

ヴァイオリンは通常の対向配置、指揮者の前にはチェロ。 チェロをはさんで左右対称にヴィオラが並びます。 そして最後列にはコントラバス。
ヴィオラの対向配置?、初めて見ました

センターの楽器配置

合唱団とソリストの入場は第3楽章終了後。 もちろんこれも監督のこだわりです。 
合唱団は4楽章だけの登場なので椅子も無く立ったままの状態。
合唱団は全員上手からの入場。 時間を短縮するため全員急ぎ足で歩きます。
ソリストは下手からの入場です。

第4楽章、皆さまお目当ての合唱シーン、「Freude, schöner Götterfunken,Tochter aus Elysium,」(歓喜、美しき神々の火花、天国からの娘)が高らかにホールに鳴り響きました!
監督のこだわりの「Brüder!」も感情がこもっていたと思います。

「Alle Menschen werden Brüder」(すべての者は兄弟となる)

もっとも歌詞の意味が判らなければどうしようもありませんが、「Freude!」(歓び)と「Brüder!」(兄弟)という言葉には特別な意味があるというのは伝わったはずです。

合唱団、素晴らしいです!

ソリストも合唱団に負けじと熱唱!
監督こだわりの人選により、このためだけに来日した歌手たちです。
左よりソプラノのスザンネ・ベルンハート、アルトのカロリン・マズア、テノールのトーマス・クーリー、バリトンのアンドレアス・バウアーの4名。

ソリスト4名

ステージの上にこれだけの人と楽器、よく乗りましたね。
視覚的にも見応え十分かと

 「2011年 第9シンフォニーの夕べ」全景 ゲネプロより
“第9”オーケストラ全景

既にお知らせしております通り、1曲目に演奏するのは「G線上のアリア」。
邦楽笛奏者として歌舞伎の舞台や演奏会、舞踊会などで活躍されている福原友裕さんが奏でる篠笛とオーケストラとのコラボレーション。
福原さんは演奏中に2本の篠笛を吹かれています。
涙無しでは聴けない、そんな特別バージョンの「G線上のアリア」です。

篠笛演奏中の福原さん

ゲネプロの間、客席で福原さんのサウンドチェックをしていたのはフルートの野津。
ゲネプロ終了後、直接アドバイスのために2ショット成立です!
福原さんの篠笛の説明を興味深く聞いている野津。
フルートを篠笛のように音を曲げて吹くこともある野津には、福原さんの吹く篠笛の音色はどのように聴こえたのでしょうか

福原さんとフルートの野津

ゲネプロ終了後も入場練習 を繰り返していた合唱団。
つづいて、合唱指揮者 本山氏の指揮で、ポイントをさらっていました。
これが本番でのパフォーマンスにつながるのですね。

合唱指揮者 本山氏による練習

“第9”の本番、凄い拍手、凄いブラヴォーをいただきました。
合唱団に、オーケストラに、ソリストに、そして監督に向けられた拍手歓声!
お客さまと同じように演奏しているメンバーも、もちろん興奮しています。

ソリストたちはご機嫌で楽屋に戻って来ました。
それ以上にハイテンションなのは言うまでも無く、監督です。
さっそく記念の写真撮影が行われました。
みんな良い表情ですね!

終演後のソリストと監督
 (C)飯島隆

これだけの熱演をした監督ですが、いつものようにサイン会の席に着いています。
寒い中、並んでいただいたファンの数はいつも以上に多く、それを気にした係りの者が「サインはお一人さま1点でお願いします!」 と叫んでいる横で、ファンの方一人ずつと話し込んでいるいつもの監督でした。

サイン会での監督

さあ、いよいよ“第9”は残すところ1回。
その1回が大阪フィル史上通算700回目の“第9”に当たります
本当に色々あった2011年の最後の演奏会でもあります。
朝比奈隆没後10年の思いも胸に、自身ファイナルの大植監督が振る渾身の“第9”。

皆さま、どうぞ心行くまで楽しんでください

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