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指揮者・下野竜也氏、2011年度音楽クリティック・クラブ賞を受賞

2011年度 (第32回) の「音楽クリティック・クラブ賞」は,指揮者の下野竜也氏の受賞が決まり、1/15に授賞式が行われました。
音楽クリティック・クラブ賞とは、関西に在住する音楽評論家でつくる「音楽クリティック・クラブ」が主催する音楽賞のことで、関西音楽界の一層の活性化を図ろうと、毎年12月に、直近の1年間に関西圏で開催された演奏会のなかから最優秀とみとめられたものに贈られる賞のことです。

 ブルックナーの権威、根岸一美先生から賞状を授与される下野竜也さん
DSCF8938.jpg

下野さんの主な授賞理由としては、「大阪フィルハーモニー交響楽団の第451回定期演奏会において、ブルックナーの交響曲第2番初稿を指揮し、この作曲家の初期の作風における独自性を、しなやかで明快なテンポと音響の扱いによって浮き上がらせ、ベリオのバッハおよびボッケリーニの作品に基づく編曲作品においても、管弦楽作品のレパートリーの新たな可能性を開示してみせた事によるもの」 だそうです。 
昨年下野さんは、大阪フィル以外の関西のオーケストラでも精力的に指揮されています。
振って欲しいとのオファーが殺到している事でしょうね。
ますますその活動から目が離せない下野さんです。 

 第451回定期チラシ
 451回定期演奏会

受賞の喜びを下野さんが語ります。
『今まで評論家の先生に褒められた事が無いだけにどうしたものかと・・・(笑)。 この賞は私だけの賞ではありません。 指揮者はオーケストラの中にあって唯一音を出さない演奏家。 大阪フィルのメンバーや事務局スタッフあってこその賞です。  

私はオーケストラの指揮を依頼された場合、まずそのエリアにあるオーケストラがその年に何を演奏するか、定期やシリーズ企画などの曲目を調べるところから始めます。 ファンの方が選べる選択肢が多いほうが楽しいだろうと考えてのことです。
受賞理由のブルックナーに関してですが、ここ最近関西で演奏される機会が多いですね。
大阪フィルはメンバーや世代は変わりましたが、そのDNAはやはり残っています。 音は痩せないと言えばいいのでしょうか。
私は朝比奈・大阪フィルの良い時代の演奏がお手本になっています。 
ブルックナーの場合どの版を選ぶのか? ファンはそれぞれに意見があるでしょうが、私は作曲家の本音が秘められているのではという考えの下、初稿版にこだわりたいのです。
やり始めると、なるほどよく演奏される版のほうが良いかもなとも思いますが、敢えて彼の意図を判りたいとの思いで初稿版をやり続けます。
今回の交響曲第2番の場合やたらとパウゼ(休止)が多い。
オケのメンバーには「パウゼも演奏だと思ってやろう」と言って、一緒に楽しんで演奏しました。

私は評論家の先生とは一定の距離を持っておきたいと考えます。
自分の演奏会をゆっくり客席で聴くのが夢なのですが(笑)、自分の演奏が客観的に見れない以上、評論家の言葉はとても大切です。
いつも評論家の批評のその奥に何があるのか。
そのあたりを探りながらお話をうかがっています。
どうかこれからもよろしくお願いします。』


 授賞式会場の庭先で記念撮影
これからもよろしくお願いします!

本当に大忙しの下野さん。
来年度、大阪フィルの定期演奏会は11月に登場されます。

そしてちょうど明日17日は、来年度定期演奏会の年間&前期会員新規受付日です。
来年度の定期演奏会ラインナップはこちらをご覧下さい。
 
 http://www.osaka-phil.com/news/detail.php?d=20111129

大阪フィル集大成の年と位置づけた2012年度。
皆さまと一緒に盛り上がりたいと思っています。

これからも大阪フィルをよろしくお願い致します。

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