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2012年最初の定期演奏会、本日初日です!

1月定期演奏会、練習3日目です。

まず最初に「エロイカ」から練習開始です。
テンポ、強弱、アーティキュレーションなど監督のやりたい事をメンバーは大体掴んでいるようで、アンサンブルも出来上がってきています。

監督、渾身の“エロイカ”をお聴きください!

あんまりやり過ぎない事も大切なんでしょうね。
少し新鮮な気持ちを持ってゲネプロに臨み、一気に本番で完全燃焼!

1991年7月、朝比奈隆・創立名誉指揮者が振って以来の定期で演奏する“エロイカ”。
監督自身も5年ぶりです。
熱い“エロイカ”を期待して下さい

スコアをチェックする監督

一方1957年1月、当時の関西交響楽団時代にクラウス・プリングスハイム指揮で演奏して以来55年ぶりの演奏となる“オックスフォード”です。
こちらは定期以外でもまず演奏する機会の無い曲です。
監督はスコアを細かく読み解きながら指示が飛びます。

スコアを見ながら指示を出します

この曲、ボッセさんにとってとても大切な曲だそうです。
ゲヴァントハウス管弦楽団のコンマスを退任する際に、自身で指揮された曲とか。
その後もよく取り上げられる曲として知られています。
今回の定期演奏会はボッセさんを励ます演奏会だと位置づける監督。
それだけに、この曲に対する監督の思いは特別です。

ハイドン演奏風景

今回の“オックスフォード”の楽器配置に関しては初日練習のレポートでも触れました。
1791年~93年にハイドンがロンドンへの演奏旅行の際に行ったとされる楽器配置を再現したものですが、ちょっと複雑です。
弦楽器10型と大阪フィルとしては小編成で演奏する曲だけに、どこでどの楽器が鳴るのか、楽器の配置はとても重要です。
特別にステージマネージャー清水直行の作成による図面と実際の写真を見ながら説明します。

 「第454回定期演奏会」ハイドン/「オックスフォード」楽器配置図  
オックスフォード配置図

ステージマネージャーというのは本当に大変な仕事です。
例えば監督が「こんな事がしたい」などとリクエストを言った場合、まず頭の中でいろんな組み立てをするんですね。 出来るか出来ないか、ジャッジは早いです。
昨年末の第九の楽器配置を覚えていらっしゃいますか?
あの複雑な楽器配置に150名規模の合唱団までがステージ上に乗るのか?
あの時の配置図面も見ましたが、寸分違わずにステージ上に再現されていました。
今回は小編成でもあり、技術的に楽器を並べるという意味では難しくは無いようですが、メンバーが楽器を奏でアンサンブルをしていく上ではとても難しい配置なのです。

もちろん監督はそれは当然わかった上で、音楽的な狙いがあってこの配置にこだわっている訳です。

下手1stヴァイオリン側

上の写真、コンマス長原幸太、山本彰の横に、1stヴァイオリンの3プルト三瀬麻起子、松川朋子がいます。 1stヴァイオリンが外側に1プルト、2プルト、そして内側に3プルトから5プルトまでが位置し、その後ろにヴィオラ、チェロ、そしてコントラバスが位置します。

拡大したらこんな感じです

上の写真は判りやすいと思います。
2プルト目の力武千幸、鈴木玲子の後ろに、ヴィオラトップの小野眞優美以下3人の奏者がいます。 ヴィオラの横にチェロのエキストラトップ丸山泰雄さんと近藤浩志がいて、その後ろにコントラバス新真二がいます。

弦楽器10型ですので、10-8-6-4-2の構成。
このうちヴィオラ6名、チェロ4名、コントラバス2名が上手下手に分かれるために、ヴィオラ3名、チェロ2名、コントラバス1名が上の写真に写っているという訳です。
おわかりでしょうか?

管楽器、ティンパニー

管楽器はシンプルですので大丈夫ですね。
ちなみに木管楽器ではクラリネット、金管楽器ではトロンボーン、チューバは使用しません。
フルート1名、オーボエ、ファゴット、ホルン、トランペットは各2名。
打楽器はティンパニーだけという構成。
その割りにはすごく素敵な響きが聴こえますよ!

上手2ndヴァイオリン側

上手側2ndヴァイオリンも同じです。
田中美奈、佐久間聡一の横に、3プルト横山恵理、小林亜希子が並びます。

ヴィオラ、チェロ、コントラバス

その後ろは2ndヴァイオリン橋本安弘、市野桂子の後ろにヴィオラ2プルトの周平、西内泉、3プルトの橋爪郁子がいて、隣にチェロ2プルト田中賢治、林口眞也、そしてコントラバスの松村洋介がいます。

どうですか、おわかりになられましたでしょうか?

指揮する監督

もっとも今わかって頂いたのは楽器の配置の事だけです。
この配置にした音楽的な狙いは皆さまそれぞれのお耳に託したいと思います。
1791年から93年、実際にハイドンが演奏したとされる配置を再現した事で、今まで取り沙汰されてこなかった‘ハイドンの謎’が 今回解明されるかもしれません

どうぞご来場ください!

前半演奏するハイドン/“オックスフォード”、監督の狙い通りに視覚的にも音楽的にもお客さまが喜んで下さる素晴らしい音楽をお届け出来ますように

1月定期演奏会、いよいよ本日初日です。
チケットはまだ余裕があります。 当日券は17時半から販売します。

「学生・シニア当日券」も今回はご提供出来る予定です。 
こちらは18時半からの販売になりますが、25歳までの学生と60歳以上の方は、お席は選べませんが1000円でご入場いただけます。 証明するものをお持ちくださいね。
寒い中、待って頂くのは申し訳ないのですが、どうぞご了承ください。

監督が敬愛するボッセさんを励ますための演奏会です。
どうぞライブでお楽しみください

 『第454回定期演奏会』 
 
 日 時:1月26(木)、27(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:大植英次
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 曲 目:ハイドン/交響曲第92番 ト長調「オックスフォード」Hob.Ⅰ:92
     ベートーヴェン/交響曲第3番 変ホ長調「英雄」作品55
 料 金:A席6000円 B5000円 C席4000円  D席は売り切れ
 
 ※当日券は17時半から発売いたします。
 ※25歳以下の学生と60歳以上のお客さまは、開演30分前に当日券が有る場合はお一人様1000円でご入場頂けます。学生の方は学生証を、60歳以上の方は身分を証明できるものをご提示ください。
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 


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