大植監督、渾身の“春の祭典”と“田園”が鳴り響いた夜!
「第455回定期演奏会」初日は大変寒い中、ザ・シンフォニーホールいっぱいのお客さまにお越し頂き、大盛況のうちに幕を閉じる事が出来ました。
ご来場頂きましたお客様には、この場をお借りして御礼申し上げます。

大植英次が大阪フィル音楽監督として指揮をする最後の定期演奏会。
早々に補助席を含め、チケットは完売しておりました。
この日、ロビーに貼り出された1枚の紙の周りを多くのお客さまが取り囲んでいます。
3月31日に行う「大植英次スペシャルコンサート」の曲目発表です。

発表がここまでずれ込んでしまい、本当にお待たせ致しました。
そして、本当に申し訳ございませんでした。
曲目はブルックナー/交響曲第8番に決定致しました!
チケットは一般発売が3月6日と公演日まで)1カ月を切っています。
とても厳しいスケジュールですが、皆さまよろしくお願い申し上げます。

この日も、本番に先駆けてゲネプロが行われました。
上の写真は“春の祭典”のオーケストラ全体写真です。
わかりにくいですか?
5管編成、弦楽器16型でお届けする“ハルサイ”。
大変重量級のプログラムを大きなサイズで演奏致しました。

“ハルサイ”は何といっても冒頭のファゴットです。
何とも締め付けるような高音のメロディ。
演奏するのはファゴットトップ奏者、宇賀神広宣です。

監督の指揮はいつものように表情豊かです。
今欲しいその音を引き出すために、瞬間瞬間に顔の表情も変わります。
こんな挑発的な表情もあるかと思えば・・・

思い通りにいった時には、最高の笑顔で good!

練習の時も紹介しましたが、これだけ色々な楽器が揃うのも珍しいので出来る限りその雰囲気が伝わるように紹介させて頂きます。
いちばん上の段には2台のティンパニー。
そしてその下にはトランペットとトロンボーンですね。
中央からトロンボーンが3本。 トランペットも中央から手前に、ピッコロトランペットとトランペットが3本見えまが、本当はその横にもいて、奏者は合計5人。 そしてその横には珍しいバストランペットまであります。 これを吹くのはユーフォニウムの名手として知られる外薗祥一郎さん。 マウスピースがほとんど同じなのでユーフォニウムかトロンボーン奏者が吹くそうです。
その下がクラリネットです。 中央からクラリネット2本、バスクラ2本、エスクラ1本。 わかりますか、楽器の大きさが違います。
その下はフルートです。 中央からフルート2本、ピッコロ2本、アルトフルート1本。
奏者は色々な楽器を持ち替えたりしますので、今吹いてる楽器の紹介ですので。

トロンボーンは3本のうち2本が写っています。隣がチューバ2本です。
その下はファゴット。 ファゴットが3本とコントラファゴット2本。
その下、フルートの隣にオーボエが並びます。
オーボエ3本とイングリッシュホルン(コールアングレ)2本。

ホルンは総勢8名。 ごめんなさい6番ホルンが写っていません。
下の段、右中央寄りから、2名ずつで1番、2番、その上の段が3番、4番。
その向こう下の段が5番、6番、上の段が7番、8番。
7番と8番の奏者はワーグナーチューバを持ち替えて演奏します。

1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンです。
客席側5プルトとその横後ろ3プルトが1stヴァイオリン。
その内側7プルトが2ndヴァイオリン。
コンサートマスターはもちろん長原幸太。

打楽器奏者も大活躍の“春の祭典”、いちばん後ろに陣取ります。
その前に金管楽器、木管楽器が座ります。
その前にはチェロが、そして上手側、いちばん客席に近いところにヴィオラが位置します。

上手側弦楽器を正面から見た風景。
ヴィオラ、チェロの奥にコントラバスが位置します。
なんとなく楽器の並び順や場所がわかって頂けましたでしょうか。
演奏終了後、監督がパートごとに立たせてお客様に紹介しますので、良く判ると思います。

笑顔の監督、先ほどの挑発的な表情と同じ人物とは思えないほど。 癒されます

コンマスの席に座って打ち合わせをしている監督です。
後ろにはコンマス長原幸太の姿が。

コンサートマスターの仕事は色々とあります。
長原幸太の動きを僅かな時間見ているだけでも、色々と動いています。
1stヴァイオリン2プルトの力武千幸、鈴木玲子に指示を出す長原。

チェロのエキストラトップ上森祥平さんと打ち合わせをする長原。

2ndヴァイオリン佐久間聡一とも打ち合わせています。

もちろん大植監督と話す時間がいちばん長いです。

監督も“田園”のオーボエ1番を吹く浅川と打ち合わせています。
音楽家は演奏する以上に言葉で伝える事が大切なのですね。
当たり前の事だとは思いますが、演奏はパフォーマンスの最終形だと気付きました。

今回のプログラム、監督が長年やりたかったというこだわりのものだったのです。
当時、音楽監督を務めていたミネソタ管弦楽団のジャパンツアーで演奏予定のプログラムでしたが、9.11テロでツアー自体が中止になりました。
今回そのプログラムが実現したのです。
監督はその事をずっとサイン会でも嬉しそうに話していましたが、なんとお客さまが中止になったミネソタ管弦楽団のチラシを持ってこられ、それにサインして欲しいと。
なんともすごいタイミングで、驚きました
確かに曲目は“田園”と“春の祭典”と書いてありますね。
あれから11年ですか
。
もちろん監督は喜んでサインをしていました。

サイン会でご機嫌な表情の大植監督です。
横には大好物の みかん が転がっています
お客さまとの会話でリフレッシュして、より熱い“田園”“春の祭典”を演奏致します!
「2月定期演奏会」はもう1日ございます。
ご来場のお客さま、どうぞご期待下さい
ご来場頂きましたお客様には、この場をお借りして御礼申し上げます。

大植英次が大阪フィル音楽監督として指揮をする最後の定期演奏会。
早々に補助席を含め、チケットは完売しておりました。
この日、ロビーに貼り出された1枚の紙の周りを多くのお客さまが取り囲んでいます。
3月31日に行う「大植英次スペシャルコンサート」の曲目発表です。

発表がここまでずれ込んでしまい、本当にお待たせ致しました。
そして、本当に申し訳ございませんでした。
曲目はブルックナー/交響曲第8番に決定致しました!
チケットは一般発売が3月6日と公演日まで)1カ月を切っています。
とても厳しいスケジュールですが、皆さまよろしくお願い申し上げます。

この日も、本番に先駆けてゲネプロが行われました。
上の写真は“春の祭典”のオーケストラ全体写真です。
わかりにくいですか?
5管編成、弦楽器16型でお届けする“ハルサイ”。
大変重量級のプログラムを大きなサイズで演奏致しました。

“ハルサイ”は何といっても冒頭のファゴットです。
何とも締め付けるような高音のメロディ。
演奏するのはファゴットトップ奏者、宇賀神広宣です。

監督の指揮はいつものように表情豊かです。
今欲しいその音を引き出すために、瞬間瞬間に顔の表情も変わります。
こんな挑発的な表情もあるかと思えば・・・

思い通りにいった時には、最高の笑顔で good!

練習の時も紹介しましたが、これだけ色々な楽器が揃うのも珍しいので出来る限りその雰囲気が伝わるように紹介させて頂きます。
いちばん上の段には2台のティンパニー。
そしてその下にはトランペットとトロンボーンですね。
中央からトロンボーンが3本。 トランペットも中央から手前に、ピッコロトランペットとトランペットが3本見えまが、本当はその横にもいて、奏者は合計5人。 そしてその横には珍しいバストランペットまであります。 これを吹くのはユーフォニウムの名手として知られる外薗祥一郎さん。 マウスピースがほとんど同じなのでユーフォニウムかトロンボーン奏者が吹くそうです。
その下がクラリネットです。 中央からクラリネット2本、バスクラ2本、エスクラ1本。 わかりますか、楽器の大きさが違います。
その下はフルートです。 中央からフルート2本、ピッコロ2本、アルトフルート1本。
奏者は色々な楽器を持ち替えたりしますので、今吹いてる楽器の紹介ですので。

トロンボーンは3本のうち2本が写っています。隣がチューバ2本です。
その下はファゴット。 ファゴットが3本とコントラファゴット2本。
その下、フルートの隣にオーボエが並びます。
オーボエ3本とイングリッシュホルン(コールアングレ)2本。

ホルンは総勢8名。 ごめんなさい6番ホルンが写っていません。
下の段、右中央寄りから、2名ずつで1番、2番、その上の段が3番、4番。
その向こう下の段が5番、6番、上の段が7番、8番。
7番と8番の奏者はワーグナーチューバを持ち替えて演奏します。

1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンです。
客席側5プルトとその横後ろ3プルトが1stヴァイオリン。
その内側7プルトが2ndヴァイオリン。
コンサートマスターはもちろん長原幸太。

打楽器奏者も大活躍の“春の祭典”、いちばん後ろに陣取ります。
その前に金管楽器、木管楽器が座ります。
その前にはチェロが、そして上手側、いちばん客席に近いところにヴィオラが位置します。

上手側弦楽器を正面から見た風景。
ヴィオラ、チェロの奥にコントラバスが位置します。
なんとなく楽器の並び順や場所がわかって頂けましたでしょうか。
演奏終了後、監督がパートごとに立たせてお客様に紹介しますので、良く判ると思います。

笑顔の監督、先ほどの挑発的な表情と同じ人物とは思えないほど。 癒されます


コンマスの席に座って打ち合わせをしている監督です。
後ろにはコンマス長原幸太の姿が。

コンサートマスターの仕事は色々とあります。
長原幸太の動きを僅かな時間見ているだけでも、色々と動いています。
1stヴァイオリン2プルトの力武千幸、鈴木玲子に指示を出す長原。

チェロのエキストラトップ上森祥平さんと打ち合わせをする長原。

2ndヴァイオリン佐久間聡一とも打ち合わせています。

もちろん大植監督と話す時間がいちばん長いです。

監督も“田園”のオーボエ1番を吹く浅川と打ち合わせています。
音楽家は演奏する以上に言葉で伝える事が大切なのですね。
当たり前の事だとは思いますが、演奏はパフォーマンスの最終形だと気付きました。

今回のプログラム、監督が長年やりたかったというこだわりのものだったのです。
当時、音楽監督を務めていたミネソタ管弦楽団のジャパンツアーで演奏予定のプログラムでしたが、9.11テロでツアー自体が中止になりました。
今回そのプログラムが実現したのです。
監督はその事をずっとサイン会でも嬉しそうに話していましたが、なんとお客さまが中止になったミネソタ管弦楽団のチラシを持ってこられ、それにサインして欲しいと。
なんともすごいタイミングで、驚きました

確かに曲目は“田園”と“春の祭典”と書いてありますね。
あれから11年ですか

もちろん監督は喜んでサインをしていました。

サイン会でご機嫌な表情の大植監督です。
横には大好物の みかん が転がっています

お客さまとの会話でリフレッシュして、より熱い“田園”“春の祭典”を演奏致します!
「2月定期演奏会」はもう1日ございます。
ご来場のお客さま、どうぞご期待下さい

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