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久しぶりに‘炎のコバケン’との共演、楽しみです!

「ザ・シンフォニーホール特選コンサートVol.16」の練習でした。

今回のマエストロ、練習時間よりかなり前に大フィル会館に現れました。
とても雰囲気のあるこの人です。

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‘炎のコバケン’こと小林研一郎さんです。
普段は物静かなコバケンさん、ステージ上では 熱く燃えるマエストロ に変身される‘スーパーマン’のような方なのです。
これまでに何回も振って頂いていて、大フィルのすべてをご存知のマエストロです。

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この日の練習は前半に演奏するグリーグのピアノ協奏曲から。
ソリストはマエストロのご息女、小林亜矢乃さん。

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いつものように丁寧かつ明瞭なマエストロの指示で演奏が変わっていきます。
マエストロの創り出す音楽、それはマエストロが熱くオーバーアクションで指揮をするから熱い演奏になるのではありません。
きちんと熱い演奏になるだけの根拠をアーティキュレーションや音の強弱、ビブラートの有無まで練習段階で指し示しておられるからなのですね。

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練習開始から10分、既に練習場の雰囲気は熱くヒートアップしてきました。
その中にあって余裕で対応絵しているように見えるピアノの小林亜矢乃さん。
さすがです

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ところどころでマエストロから確認が入ります。
北欧的情緒に溢れたグリーグの唯一にして代表作のひとつ、ピアノ協奏曲。
皆さま良くご存知のとても綺麗な曲です。

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この曲に先駆けて演奏するのは“フィンランディア”。
‘炎のコバケン’がお届けする北欧の名曲を2曲。
エネルギッシュな演奏になることでしょう。

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そしてメインも寒い寒いロシアの曲、チャイコフスキー交響曲第5番。
朝比奈時代から繰り返し演奏してきた大フィルのお家芸とも言える曲です。
もちろんコバケンさんにとっても得意な曲のひとつ。
冒頭、クラリネットの奏でるメロディー「運命の動機」が最後まで形を変えて出現します。
弦楽器、管楽器、打楽器それぞれに聴かせどころのある名曲です。

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最大の聴かせどころ、2楽章のホルンソロを吹くのは池田重一。
今月付けで退団する池田にとっては大阪フィル最後に演奏する曲です。  
これまでにも数え切れないほどこの曲を吹いたという池田、後でコメントを掲載しますので見てください。

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ホルンからメロディーをバトンタッチされるのがチェロ。
チェロも堪らない美しいメロディーを奏でます。
すべての楽器が格好良い見せ場のある曲、それがチャイコフスキーの5番です。

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練習終了後、ホルン池田にハナシを聞きました。

退団後、どうされるのですか?
出身校である大阪音大の准教授として後進の指導をします。
中学の吹奏楽の先生の影響で音楽に興味をもち、将来は自分も音楽の先生になりたいと思って音大に行きました。 色んな事がきっかけで大阪フィルでホルンを吹いていましたが、こういう形で昔夢見ていた教職に就けるのは幸せな事だと思います。


最後の曲はチャイコフスキー5番ですね
チャイコフスキー5番は朝比奈時代からもう数えられないくらい吹いています。 フェドセーエフの指揮でも吹きましたし、ヨーロッパ演奏旅行でも九州演奏旅行でも。 いちばんの思い出は、朝比奈先生の最後になる名古屋の演奏会ですね。 演奏が始まっても指揮することなく指揮台の上でうつむいてじっとしていた先生が、2楽章のホルンのソロの時だけジロッとこちらを睨まれたのです。 メンバーは皆泣いてるし、とても大変な状況でした。 18日はお世話になったコバケンさんです。 楽しんで吹ければ良いのですが、さてどうなりますか。

ファンの皆さまにメッセージをお願いします
お客様には本当に助けて頂いています。 ある時、とても精神状態が不安定な中で吹いた事があるのですが、一人のお客様がサッと立って、こちらに拍手してくれたのです。 その瞬間にすべてが吹っ切れました。 時代が変わり、スタイルが変わっても大阪フィルの中に流れる血は一緒だと思います。 普段の音は随分変わったと思いますが、ここ一番、ブルックナーを吹く時は当時のあの太く大きなサウンドを出せるオーケストラですよ。 どうかこれからも大阪フィルをよろしくお願いします。 長い間応援いただきまして有難うございました。 

「ザ・シンフォニーホール特選コンサートVol.16」指定席は完売の模様です。
現在、立ち見券を発売中とか。
このコンサート、3月18日(日)15時開演 ザ・シンフォニーホールにて実施。

コンサートに関するご予約・お問い合わせは以下までお願いします。
ABCチケットセンター(06-6453-6000)

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