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マエストロ山田和樹、ザ・シンフォニーホール鮮烈デビュー!

「 ザ・シンフォニーホール特選コンサートVOL.17」は終了しました。

若きマエストロ、山田和樹さんと2度目の共演、いやー興奮しました!

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練習の時から凄い本番になりそうな予感はありましたが、結果はその上を行きました。

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会場で配布されたプログラムノートにも、評論家の方が‘しなやかなリズム感’という表現をされていましたが、まさにその通りの動きです。

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きびきびとした動きが小気味良いのです。
左手でヴァイオリンの音量を制しながら右手で管楽器に指示します。

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大きく!という時はこぶしを頭上に振り上げ、少し!という時にはこんなポーズだったり。 
しかしすべては音楽の流れで行われていて、作為的ではないのです。

判り易く言うと、たまに見かけるいかにも鏡の前で練習していますと言わんばかりのポーズをとっていても、実際になっている音は全然関係の無い音、っていう哀しいハナシとは根本的に違うという事ですね

オーケストラのコントロール機能は完全にマエストロの掌中にあります。

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ベートーヴェンの交響曲7番、本番では暗譜でしたがゲネプロではポイントごとにスコアを片手にパートに向き合って指示を出します。
おそらく完全に頭に入っていると思われるのですが、 スコアを見ながら指示 というのがポイントなのでしょう。 敬虔な牧師が常に聖書を帯同しているようなものに思えました。

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1曲目の 歌劇“ルスランとリュドミラ”序曲 から今日の弦楽器は鳴っていました。
その上に管楽器が上手く乗っていきます。
マエストロのやりたい事を奏者は理解しているので、アンサンブルはバッチリ
ティンパニーがメリハリを付けます。
奇を衒った特別な音楽ではなく自然な音楽なんです、マエストロの音楽は。
それでいて聴き手を感動させる! そこがポイントですね

本番では演奏終了後、ブラヴォーと拍手喝采の嵐
マエストロ山田和樹、記念すべきザ・シンフォニーホールデビューは大成功でした
一緒に演奏出来た私たちも光栄です。


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ゲネプロの進行が本番とは逆だったため、レポートが後先逆になってしまいましたね。
今回ご一緒したソリスト、ピアノの山本貴志さんの演奏も凄かったのです!

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山本さん、体調が万全では無かったようで、曲目が当初予定していたラフマニノフの3番から、モーツァルトの20番に変更になりました。
モーツァルトの20番も別の意味で激しい曲なので心配でしたが、全くそれと感じさせない素晴らしい演奏でした。
凄まじいまでの集中力で奏でる弱音の美しさは鳥肌ものです。
1音1音均一に力がこもった弱音  特に2楽章は秀逸でした

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鍵盤と顔を思い切り近づけて弾く独特のスタイル。
ピアノのソロをオーケストラに受け渡す瞬間に見せる大胆な動き。
山本貴志さんは視覚的にも見せ場たっぷり、まさにライブ向きのピアニストですね。

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演奏が終わった瞬間です
マエストロもコンミスもメンバーもソリストも手が挙がっています。
本番ではこの直後に拍手喝采が起こりました。

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山本貴志さんの音には人柄が出ています。
まっすぐで素直な音。
山本さん、本当に礼儀正しい方ですね。
ゲネプロ終了後はマエストロにご挨拶です。

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そしてコンサートミストレス、渡辺美穂さんにも満面の笑みでご挨拶。

本番終了後のカーテンコールでは何回もお客さまから呼び戻され、そのたびに完璧なお辞儀を何度も繰り返されていました。 ホント、「もうエエから・・・」と言いたくなるほど深々としたお辞儀です。
曲目変更の事、申し訳ないという気持ちが痛いほど伝わって来ました。

結果的にあんなに素晴らしいモーツァルトが聴けて、ラッキーでした
お客様も納得されているはずです。

山本貴志さん、またご一緒させて頂きたい素晴らしいピアニストでした。

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終演後はマエストロ山田和樹さんのサイン会が開催されました。
ものすごくたくさんの方が並ばれました。
その大半の人が、初めてマエストロを目にした方たちです。

マエストロにとって記念すべきザ・シンフォニーホールデビューの日は、‘マエストロ山田和樹’を関西のお客さまが認めた日となりました

皆さま、マエストロ山田和樹が振る、大阪フィル「9月定期」がございます。
どうぞそちらもよろしくお願い申し上げます

 『第461回定期演奏会』 
 
 日 時:9月13日(木)、14日(金)19時開演(18時開場) 
 会 場:ザ・シンフォニーホール
 指 揮:山田和樹
 独 奏:シュテファン・ドール(ホルン)
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 曲 目:藤倉大/オーケストラのための“tocar y luchar”
     グリエール/ホルン協奏曲 作品91
     ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14
 料 金:A席6000円 B5000円 C席4000円 D席1500円
 
 ※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
 


       
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