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今シーズン残すところコンサートは2本です!

大阪市の主催による「青少年のためのコンサートⅡ」は、いよいよ本日開催です。

この日、大フィル会館で練習が行われました。
このコンサート、今シーズンのコンサートとしては最後から2番目です。
長かった2011/2012年のシーズンも漸くラストが見えました!

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練習はいつものようにチューニングから。
本日のコンサートマスターは、チューニングから圧倒的な存在感を示す首席客演コンマス崔文洙(チェ・ムンス)。

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本日の指揮者は今回のような青少年向けのコンサートを中心に振って頂いている若きマエストロ、中井章徳さんです。
中井さんにこのようなコンサートをよく振って頂くのは、指揮の技術的に優れているだけではなく、お話がとても上手だからです 
指揮とともに司会もお願いをする初心者向けのアットホームなコンサート。
プロも顔負けのMCをされるので、もう安心して全面的におまかせです

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以前にもブログで書きましたが、この「青少年のためのコンサート」を最後に大フィル生活40年の歴史にピリオドを打つオーケストラメンバーがいます。
パーカッションの坂上弘志です。
彼の代名詞ともいえるスネアドラムを中心に活躍する場面の多い本日のプログラム。
彼のラストコンサートに賭ける思いも聞いています。
後ほど紹介いたしましょう

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今回のプログラムは‘3月はMARCH’という事を受けて、マーチ(行進曲)にこだわって演奏致します。 そしてもう一つのテーマはハンガリー。 
ハンガリーを冠した曲やハンガリー民謡を組み合わせた曲など、名曲はたくさんあります。
今回演奏する曲は、タイトルは知らなくても何となく聞いた事があるという曲が多いと思いますよ。
また、オーケストラの醍醐味が味わえる曲が多いのも、こう云った曲の特徴です。

華麗なるオーケストラサウンドの世界を堪能して下さい

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シーズン最後から2番目のコンサートという事は、彼の出番もラスト2回なのですね。
セカンドヴァイオリントップ奏者、佐久間聡一です。
田中美奈との鉄壁のセカンドトップを目にするのもあと僅か。
佐久間のヴァイオリン、これもチェックですよ

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首席客演コンサートマスターの崔文洙はこれが今シーズン最後の出番。
ファンの皆さまに対して、来年度に向けたメッセージを預かっております。

「新しいシーズンを皆さまと共に迎える事が出来、とても光栄に思っております。 来シーズンの定期演奏会には、毎回バラエティに富んだ、魅力溢れる指揮者の方が登場されます。 私の中で来年度は「新たな創造」をテーマにオーケストラのサウンドを構築して参りたいと思っております。 また、それぞれのマエストロと楽団員全員が一体となり、良い演奏を披露できるよう、全力で取り組んで参ります。 皆様には是非とも御来場頂き、創造芸術的瞬間を共有し体感して頂けたら幸いです。 今後とも皆様の変わらぬ力強いご支援、何卒よろしくお願い申し上げます。」

ソリストとして首席コンマス長原幸太が出演するため、シーズン最後に日本を代表するヴァイオリニストにしてコンサートマスター2名による豪華共演が実現致しました 
これは必見ですよ!

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この日の練習スケジュール、長原幸太の出番はいちばん最後ですが、彼は練習の最初から最後までを客席でじっと見ていました。
その様子は気安く声が掛けられないほど真剣そのもの。
いつも、誰よりも早く練習場に現れてヴァイオリンを弾いている長原。
圧倒的にヴァイオリンが弾けるその裏には、誰にも負けない練習量と想像を絶する責任感が彼を支えているのではないでしょうか。

漸く訪れた長原の出番、ツィゴイネルワイゼンの合わせです。
もうこれは実際に聴いて頂くしかないでしょう。

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皆さますっかりおなじみのジャージ姿から紡ぎ出される魅惑のサウンド
ハンガリー民謡や色々な音楽が組み合わさって作られたヴァイオリンを代表する名曲。
‘ロマ(ジプシー)の調べ’という意味のようですが、胸に響く物悲しいメロディです。
長原幸太と一緒に音楽を作っていたんだという事実を、このサウンドとともに記憶に留めたいと思いました。

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最後に今回のコンサートを最後に退団する坂上弘志のスネアの雄姿です。
皆さまはライブでご覧になって下さいね。

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練習終了後、マエストロ中井章徳さんから坂上に「お疲れさまでした」の声が。
マエストロももちろん坂上が最後のステージだという事はご存知です。
指揮者と演奏者というより、最後のステージに臨む音楽家に対するリスペクトする気持ちというのでしょうか、そんなものが中井さんの話しぶりから伺えました。

記念の2ショット、二人とも素敵な笑顔ですね!

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坂上弘志から皆さまにメッセージです。

「大フィルでの生活、40年ですか。 ここまで一線でやって来れたことにまず感謝したいですね。 演奏家人生の3/4を朝比奈先生と過ごし、先生が亡くなった後、大植監督がやって来てとても刺激的な時間を過ごす事が出来ました。 大植監督とともにこの瞬間が迎えられたことはとても幸せです。 
現在、関西打楽器協会の理事長をしている事もあり、若い人たちの指導をする機会も多く、まだまだバリバリやっていくつもりではいます。 ただ、オーケストラで演奏する機会は二度とないでしょうね。 そういう意味では明日は特別な演奏会です。 ただ、いつもそうなのですがステージ上で楽譜を前に楽器を持つと不思議と自然体になり、特別な思いを持った事ってそうないのです。 さて、明日は演奏終了と同時に何を思うのでしょうか。 自分の最後の演奏会が「青少年のためのコンサート」というのが本当に自分らしいなと思いますよ(笑)。 
お客様には本当に助けて頂きました。 今日もありがたいお手紙を頂きましたし、「ボレロで生きていく勇気を貰いました!」なんて言われた事もありました。 私たちの仕事はお客さまがいてこそ成り立つものです。 ステージからお客さまにお返しが出来るのも明日が最後になりました。 一生懸命演奏致します。 よろしくお願いします。」


いつもダンディな坂上弘志。
決して偉ぶらない、謙虚な姿勢がその笑顔に表れています。
40年、一途にやり続けた音楽家の最後に立ち会える貴重なコンサートです。
どうか皆さま、ライブでご覧になって下さい

「青少年のためのコンサート~マーチだ!アー・ユー・ハンガリー?~」

日 時:3月27日(火)18:30開演(17:30開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指揮・お話し:中井章徳
独 奏:長原幸太(ヴァイオリン)*

<プログラム>
「アー・ユー・ハンガリー?」
ベルリオーズ/ハンガリー行進曲
リスト/ハンガリー狂詩曲 第2番 ニ短調
ブラームス/ハンガリー舞曲 第1番
ブラームス/ハンガリー舞曲 第3番
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン*
「今月はマーチだ!」
スッペ/喜歌劇「軽騎兵」序曲
ドリーブ/バレエ組曲「シルヴィア」より“バッカスの行列”
チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」より“小序曲~行進曲”
メンデルスゾーン/劇付随音楽「真夏の夜の夢」より“結婚行進曲”
エルガー/行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調

料 金: 全席指定 学生1,000円 一般3,000円
※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。
※学生券は小学生から25歳以下の大学生までの方が対象になります。当日、学生証などの身分証をご持参ください。



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