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「マチネ・シンフォニー」の練習が始まりました!

年に2度のお楽しみ、「マチネ・シンフォニー」が今週水曜日に開催されます。

本日からそれに向けた練習が始まりました。

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コンサートマスターは首席客演コンサートマスター崔文洙。
彼のチューニングで本日の練習スタートです!

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指揮はもちろんこの方、井上道義さん。
マエストロが練習場に入って来ただけでその場が明るくなります。
マエストロには独特なオーラがあります。

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練習前にメンバーに語ります。
「このコンサートは特別なもの。 今回は古くからの友人、松井教授に宇宙の話をしてもらいます。 そのため、“惑星”を前半と後半に分けて演奏します。 毎回何かそういった演出を盛り込んでいきたいと思っています」

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ご存知のように、このコンサートは平日昼間に行うコンサートにしては定期なみのしっかりした重量級プログラムを聴いていただこうというコンサート。
クラッシックコンサートは‘平日の夜か土日の昼’という概念を打ち破る事で、可能性を広げたいと思い、回を重ねて7回目となりました。

同じエンタメでも歌舞伎や劇団四季、宝塚歌劇、ミュージカル全般などお芝居系は平日マチネがむしろ主流になっているぐらいですから。
平日昼間のほうが出やすい方もいらっしゃいます。
そういう要望を叶えるために続けていますが・・・なかなか大変です

そんなこんなで今回のテーマは‘宇宙’、演奏するのは“惑星”全曲

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マエストロの練習が始まりました。
“惑星”には女声コーラスが入ります。その関係などもあり、‘海王星’から!
ピアニッシモで始まる幻想的な曲ですが、この曲から練習開始というのは大変そうです。
マエストロの指示はフレージングの取り方や、アーティキュレーションの細部にわたるまで的確です。
スコアに書き込まれている‘死んだ音’の説明などがなされました。

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首席客演コンマス崔さんの存在感はサスガですね。
そこに座って弾いているだけで安心感が広がります。

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スケールの大きな“惑星”、珍しい管楽器も出てきます。

木管楽器では、フルート2本、ピッコロ2本(うちアルトフルート持ち替え1本)。
オーボエ3本(うちバリトンオーボエ持ち替え1本)コールアングレ1本。
クラリネット3本、バスクラリネット1本。
ファゴット3本、コントラファゴット1本。

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金管楽器では、ホルン6本、トランペット4本、トロンボーン3本、ユーフォニウム1本、テューバ1本。
打楽器はティンパニー2台、シンバル、スネア、タムタム、鉄筋、木琴、鉦、タンブリン、ほかを4名で分担。
ハープ2台、チェレスタ1名、オルガン1名、女声合唱。
そして弦楽5部。

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オーケストラの横で歌う女声コーラスに対して指示を出すマエストロ。

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女声コーラスはザ・カレッジ・オペラハウス合唱団の皆さん。
ヴォカリーズ(無歌詞)で歌う神秘的なコーラス、さて本番では何処から聴こえてくるでしょうか? これも楽しみの一つですね。

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この「マチネ・シンフォニー」を特別な思いで迎えるメンバーがいます。
今月いっぱいで大阪フィルを定年退職するコントラバスの石井博和です。
最後のステージはびわ湖ホールの「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」ですが、自主公演として最後のザ・シンフォニーホールでの公演。
20日にもザ・シンフォニーホールでは「大栗裕没後30年記念演奏会」もありますがこれは出演団体多数、お祭りのようなコンサート。 ちょっと趣旨が違いますよね。
「まだまだ若いもんには負けん!」くらいの勢いでコントラバスを演奏している石井。

練習終了後、石井博和に話しを聞きました。

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大阪フィル歴何年になりますか?
「1970年、大阪万博の年に入団したので、41年ですね。 ヨーロッパはもちろん最初の韓国公演も行っているので、海外演奏旅行はすべて行ったことになります。 私より古いメンバーは一人だけになりました。 今いるメンバーのオーディションをすべて聞いているのも私ともう一人だけ。 その私が敢えて声を大にして言いたいのは、大フィルのメンバーは本当に厳しいオーディションを勝ち抜いてきた素晴らしい演奏家ばかりだという事。 こんなにハイレベルの技術集団、音楽集団でやって来れた事を誇りに思います。」 


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2011年大阪クラシック第12公演「コントラバス30分1本勝負」より 

退団後、どうされる予定ですか?
「許されるならまだまだ弾きたい! 本当にコントラバスが好きなんです(笑)。 コントラバスという楽器は、マイナーな楽器のように思われますが、あらゆるジャンルの音楽に登場するとてもメジャーな楽器なんです。 この間、大阪クラシックなどでもそうですが、コントラバスの魅力をアピール出来るような演奏会を個人的に開催してきました。 生徒もいますが、私が楽器が弾けてこその関係だと思っています。 ここまで大きな病気や怪我もなく、やってこれた事に感謝しつつ、これからも演奏はしていきたいと思っています。」

最後の演奏会「びわ湖のラ・フォル・ジュルネ」までカウントダウンですね。 
「多い時で個人の活動も含めると年間170回くらい演奏した事もあったので、これまでに5000回くらい演奏しているのではないでしょうか。 考えるとすごいですね。 それらすべてに聴いていただくお客さまがいる訳です。 一緒に音楽を共有してこれた事に感謝しています。 声をかけて頂くこともありましたし、それがきっかけで今も付き合いを続けている方もいらっしゃいます。 繰り返しになりますが、これまで出合ったすべてのお客様に感謝しつつ、最後まで一生懸命に弾かせていただきます。」

大阪フィル最古参の一人、石井博和の退団。
また一人、1975年ヨーロッパ演奏旅行、あの噂の聖フローリアン協会のブルックナー交響曲第7番を知るメンバーがオーケストラを離れていきます。
寂しいですが、こればかりは仕方ありません。
最後の出番、「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」を含めてラスト3公演。
大フィルの生字引 石井のファイナルもしっかりレポートします。

石井にとってザ・シンフォニーホールでの最後の自主公演「マチネ・シンフォニー」。
井上マエストロと、ご友人でもある東大名誉教授 松井先生との宇宙談義も聞き逃せません
どうぞお越しくださいませ。

「マチネ・シンフォニー~平日午後の名曲セレクションVol.7」
日 時:2012年4月18日(水)14:00開演(13:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:井上道義
お話し:松井孝典(東京大学名誉教授、千葉工業大学・惑星探査研究センター所長)
合 唱:ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団*

♪13:50~マエストロ井上道義によるプレトークを、そしてプログラムの途中には東京大学名誉教授の松井孝典さんをお招きして小惑星探査機「はやぶさ」のはなしなどをお伺いします。♪

プログラム:
ヨゼフ・シュトラウス/ワルツ「天体の音楽」
松井孝典と井上道義による対談
ホルスト/組曲「惑星」* "火星" "金星" "水星"
~ 休憩(20分) ~
松井孝典と井上道義による対談
ホルスト/組曲「惑星」* "木星" "土星" "天王星" "海王星"

お得なセット券も好評発売中♪
料 金:Vol.7&8セット券 A席6000円 B席4000円
    1回券 A席4000円 B席3000円
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※セット券は大阪フィル・チケットセンターでのみ販売いたします。
 大阪フィル・チケットセンター06-6656-4890
 

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