PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ヴィンシャーマンさんとオーケストラのメンバー、2年ぶりの再会!

「第459回定期演奏会」“ヨハネ受難曲”のオーケストラ練習が始まりました。

DSC08083.jpg

オーケストラのメンバーに挨拶をするヘルムート・ヴィンシャーマンさん。
後ろにはインスペクター近藤(チェロのトップ奏者と兼務)とパーソナルマネージャー服部が見守っています。

DSC08080.jpg

練習前にはメンバーと握手をするマエストロ。
ご存知でしょうか、ヴィンシャーマンさんは元は著名なオーボエ奏者。
宮本文昭さんや元ベルリン・フィル首席のシェーレンベルガーなどの師でもあります。
オーボエトップ奏者の大森やエキストラの大島さんからすればCDで聴くお手本のような存在じゃないでしょうか。 なので握手の表情はこれ、満面の笑顔

DSC08086.jpg

「ヨハネ受難曲」冒頭から練習は始まりました。
コンサートマスターは首席客演コンマス、崔 文洙(チェ・ムンス)。
ヴァイオリンの奏でる16分音符とフルートとオーボエの不協和音、これから起こる出来事を暗示するような不吉なメロディーです。
本番ではここに合唱が「主よ(Herr)!」と迫力いっぱいに響きます。
ドラマチックな始まり、「ヨハネ受難曲」の魅力ですね

DSC08176.jpg

「ここは鳩が飛んでいるイメージなんだ」
なるほど、ただ不吉なだけではなく、その中を平和のシンボル 、鳩が飛ぶ!
それは「受難曲」の真髄に迫る、象徴的なシーンですね。

DSC08127.jpg

「ヨハネ受難曲」の楽器編成は特別です。
フルート2、オーボエ・ダモーレ2(2番コールアングレ持ち替え)、ファゴット1、
オルガン1、チェンバロ1、
リュート1、ヴィオラ・ダモーレ2、ヴィオラ・ダ・ガンバ1
弦楽5部

DSC08147.jpg

実はマエストロ、先週、東京で「ヨハネ受難曲」を演奏されてきています
東京では1部、2部、2時間強を休憩無しで通して演奏されたそうです。
本来、この曲はそうするべきものだからというのが理由。

キリストが弟子ユダの裏切りにより捕まり、その影響で自身にも罪が及ぶと思い「キリストの弟子ではない!」と否認した弟子ペトロ。 自身の弱さを嘆くところまでが第1部。

第2部は、総督ピラトによる審問、判決、十字架処刑、イエスの死、埋葬と核心部分を一気に描いていきます。

この流れの途中で休憩出来ますか? という事なのですが、お客さまもトイレにも行けず2時間の連続演奏を聴いて頂くのは少々厳しいだろうという事で、今回は1部と2部のあいだに休憩を取らせて頂きます。

DSC08166.jpg

今回の練習で初めてソリストの登場です。
24番のアリア「急げ 悩める魂よ!」を歌うバリトンの青山貴さん。
二期会所属の若き実力派バリトンで、現在広く活躍されています。
声量があり、深く響く青山さん  、今回は重要な役である弟子ペトロ、総督ピラトを、そしてアリアを歌われます。

DSC08214.jpg

練習最後の1時間はレチタティーヴォ部分の練習になりました。
レチタティーヴォとは、「叙唱」の意味。話し言葉で語るように歌われる部分を言い、劇の状況や物語の展開を説明するときに用いられます。

「ヨハネ受難曲」で最も大切なのが、この曲のストーリーテラーともいえる福音史家(エヴァンゲリスト)で、テノール歌手が務めます。
マルティン・ペッツォルトさんは世界を代表するエヴァンゲリスト歌手。
マエストロ・ヴィンシャーマンに負けず劣らずこの曲を知り尽くしておられるペッツォルトさんは、通奏低音の奏者にアドバイスを送ったり、チェロ奏者にきっかけを出したり、副指揮者的な役割でステージに立たれています。
人柄が滲み出た馥郁とした歌声にご期待下さい

エヴァンゲリストが語る(歌う)時、チェンバロとチェロが寄り添うように演奏します。
チェロは客演トップの三宅進さん、チェンバロは三橋桜子さんです。

DSC08212.jpg

イエス(イエスの声)を歌われるのは三原剛さん。
アスリートのような身体から生まれるこころにズシンとくる低音ボイス。
その存在感はイエスにぴったり。 本番が楽しみです
オルガンは室住素子さん、チェロはトップ奏者の近藤浩志、コントラバス新真二です。

DSC08217.jpg

今後の練習ではヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオアラ・ダ・モーレ、リュートといった古楽器も加わります。

いつもの大阪フィルサウンドと違うのは当然ですが、ヴィンシャーマンさんがお届けする本物のバッハの音楽をお聴きいただけるチャンスです

この機会にライブで体験してください


「第459回定期演奏会」

日 時:6月17日(日)15:00開演(14:00開場)※開演時間にご注意ください。
    6月18日(月)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
独 唱:テノール/福音史家:マルティン・ペッツォルト
    バリトン/イエス:三原 剛
    ソプラノ/アリア、下女:秦 茂子
    アルト /アリア:福原寿美枝
    テノール/アリア、下僕:櫻田 亮
    バリトン/アリア、ピラト、ペテロ:青山 貴
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
<プログラム>
    J.S.バッハ/ヨハネ受難曲 BWV.245
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
     D席、S席は売切れ
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



スポンサーサイト

| お知らせ | 12:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT