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「7月定期」“マーラー9番”2日目も満員御礼です!

大植英次の“マーラー9番”、2日目も大盛況のうちに終了致しました。

ご来場頂きました皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。

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大植マエストロが初日公演で気になった点を中心にゲネプロが行われました。
本番では暗譜で指揮するマエストロですが、スコアで気になる個所を入念にチェック。

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初日の演奏、メンバーの集中力が光りました。
必死で指揮に付いて行く姿勢、3楽章までのメンバーの頑張りが最終楽章で結実したと言いましょうか。
本当に感動的な4楽章でした。 さて2日目はどうなりますでしょうか?

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今回の定期から実験的に始めてみた本番前の「プレトーク・サロン」。
ザ・シンフォニーホール2階ホワイエの一角で行う、初心者向けの質疑応答をメインに置いた事務局スタッフによるミニトークイベントです。
この日もたくさんの方に集まっていただき、素朴な質問をいただきました。

「音楽監督とコンマスが不在ですが、大丈夫なんですか?」
ファンの皆さまとしては当然聞きたい質問ですよね。
事務局演奏事業部長の福山修が一生懸命回答しておりました。
それを聞かれていた私の隣のお客さまがボソッと「自分の声ではっきり語るから判りやすいし、納得できるわな」と仰っていました。
また、こんな質問も。
「補助金の問題が取り沙汰されていますが、ファンとして何をすれば良いですか?」
何とありがたいご質問でしょうか
「コンサートに来て頂く事がいちばん嬉しいのですが、敢えて遠慮なく申し上げますと・・・」

ファンの皆さまとこんな遣り取り、私たちも考えていることをはっきり申し上げる事が出来、お客様も疑問に思った事が確認出来る場としての「プレトーク・サロン」。
どうしてもマイクが使えないので運営的に限界はありますが、次回はもう少し工夫改善を施し、今後も続けていきたいと考えています。
またこの件に関しても、ご意見をお聞かせいただけると幸いです

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 (C)飯島隆

ザ・シンフォニーホールの本番写真を撮影されているカメラマン飯島隆さんの写真を見て頂きながら、本番を振り返ってみたいと思います。
今回の“7月定期”、2日間ともチケットは完売!
特に2日目は、補助席まで大入り満員でございました

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 (C)飯島隆

ファンの皆さまが、監督としての最後の「スペシャルコンサート」でぜひ聴きたいと、圧倒的な数のリクエストを頂いていた大植英次の“マーラー9番”でしたが、「この曲は「定期演奏会」でやりたいんだ!」と主張した大植マエストロの考えは正しかったですね。

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 (C)飯島隆

これだけたくさんの方がマエストロの“マーラー9番”を楽しみにされていた訳ですから、ザ・シンフォニーホール1回で済ますという判断をしなくて正解だったと思いました

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 (C)飯島隆

“マーラー9番”、「定期演奏会」を発表の場に選んで良かった理由は、動員的な意味だけではなく、定期が2日間有ることにあります。
これは“マーラー9番”に限らずですが、2日間あるとやり直しが効くといった単純な事ではありませんが、初日の演奏を受けてこうすれば良かったというメンバーの思いをもう一度ぶつける場がある。
この事は奏者にとってとても大切だと思います。
ただ、初日より、2日目のほうがパフォーマンスとして完成度が上かというと、必ずしもそういうものでは有りません
初日の不安感は、とんでもない集中力を生むものです。
そしてその集中力は名演を生み出す最大の要因だと思います。

“マーラー9番”も、初日と2日目では演奏が違いましたね。

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 (C)飯島隆

しかし、集中力は2日間とも途切れる事はありませんでした。
特に4楽章のコントラバス以外の弦楽器だけになってからの集中力は凄かった
これは、奏者だけではなくお客さまに関しても言えることです。

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 (C)飯島隆

特に2日目の最後の音が消えてからの沈黙は、初日の倍ほど長かった
唾を飲む事さえ躊躇うような緊張感の中、皆さま最後まで集中してマエストロの動きを凝視されていましたね。
大阪フィルのお客様は世界1 だと思いましたよ。
 
紛れもなく大植マエストロのもと、お客さまと奏者が一緒に作り上げた“マーラー9番”。
その事を誰よりもわかっていて、誇りに感じているのが大植マエストロ自身です

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 (C)飯島隆

朝比奈隆からバトンタッチされた大植英次が9年かけて育てた大阪フィル。
その大阪フィル65年の歴史のうちの半分以上の45年と長きにわたり在籍している最古参メンバーの2ndヴァイオリンの塩田良正は、来月の「三大交響曲の夕べ」(8/5ザ・シンフォニーホール)を最後に退団します。
第59回定期から出演している塩田、今回が第460回ですからその凄さが判りますね
本当にお疲れさまでした  
最終公演に向けて取材し、インタビュー記事なども掲載します。 お楽しみに

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 (C)飯島隆

今回、オーケストラをしっかりまとめてくださった客演コンマスの三浦章宏さん。
カーテンコールで大植マエストロは何度も立たせて、お客さまに紹介されていました。
そして自らもこの拍手

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 (C)飯島隆

ツイッターやネットの書き込みでも、三浦さんのコンマスぶりを評価をされている方が多かったですね。
皆さまちゃんと判っておられる。
改めて三浦章宏さんに感謝申し上げます。

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 (C)飯島隆

前回の「ヨハネ受難曲」の初日で、ブラヴォーに関する問題が有っただけに、奏者も事務局スタッフも、そしてお客様までも、少し神経を使っていた曲の終りでしたが、先ほどの話の通り素晴らしい沈黙をいただきました。
その後起こる爆発的な拍手喝采、ブラヴォーの嵐

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 (C)飯島隆

誇らしげなマエストロの表情、とても印象的です。
そして、メンバーの表情もとても充実しきった表情ですね。
チェロのエキストラトップ丸山泰雄さん、どうもありがとうございました。

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 (C)飯島隆

カーテンコールが何と言っても絵になる大植マエストロです。
お客さまの万雷の拍手があってこの光景を見ると、「良かった!」と心底思います。
お客さまと同様、私たちスタッフもこの光景を心待ちにしているのです      

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終演後、サイン会に臨むマエストロの姿を楽屋でキャッチ。
これはシャッターチャンスです!
この後、楽屋訪問のお客さまと挨拶をされて、マエストロがいちばん楽しみにされているサイン会の席にマエストロの姿はありました。

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今日の演奏の事を、まずお客さまと語りたいと考える大植マエストロです。
少ししか時間が経っていないのに、スカーフが変わっています。
本当にお洒落なマエストロです。
この後、雨の中にもかかわらずたくさんのお客さまに並んでいただいたサイン会は、長時間続きました。
サイン会にお並びいただきました皆さま、どうも有り難うございました

ファンの皆さま待望の“マーラー9番”は終わりました。

しかし!、このあと“マーラー5番”が待っております
今月22日、岸和田の浪切ホールで行われる「第58回南海コンサート」です。
プログラムはマーラーの交響曲第5番と、モーツァルト交響曲第35番「ハフナー」。

週末はこれの練習です。 まだまだ‘真夏の大植祭り’は続きます。
岸和田で‘祭り’、むむ、これは何か起こりそうな危険な感じですね

ただ、チケットは既に売り切れているとか
大植マエストロの満員御礼伝説は続きます。

そういえばマエストロ、19日本番で東京都交響楽団の定期を指揮されます。
サントリーホールで、“ばらの騎士”と“悲愴”というプログラム。
こちらもチケットは早々に完売となっているとか

凄い勢いですね

当ブログでも、大植レポートは続けてまいります。
大阪クラシックもありますからね
皆さま、引き続きよろしくお願い申し上げます

「第58回 南海コンサート」

日 時:7月22日(日)15:00開演(14:30開場)
会 場:岸和田市立浪切ホール 大ホール
指 揮:大植英次
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
<プログラム>
モーツァルト/交響曲 第35番 ニ長調「ハフナー」K.385
マーラー/交響曲 第5番 嬰ハ短調

チケットはすべて完売致しました!

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。



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