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“マーラー交響曲第5番”が高らかに鳴り響きました!

皆さまには大変ご心配をお掛け致しましたが、「南海コンサート」(7/22岸和田市立浪切ホール)に向けた練習が始まりました。

ご存知のように桂冠指揮者・大植英次は、19日の東京都響「定期演奏会」に向けた初日練習後に頸椎症を発症し、医師より約1週間の安静が必要と診断され、やむ無く降板いたしました。
その後、医師の診断通り完全に安静にした状態をとる事により、頸椎症の痛みは随分やわらぎ、気力・体力が充実してきた事を受けて、大阪岸和田の「南海コンサート」への出演許可を医師にも確認、無理をしない事を条件に出演する運びとなりました。

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練習間際に大阪フィルハーモニー会館に現れた大植マエストロ。
「痛みはほとんど無く、オーバーアクションをしなければ指揮出来るのでやらせて欲しい」との申し出がありました。

マエストロは思っていたほど疲れた様子は有りませんでしたが、揺るぎの無い強い意志をその表情から感じました。
大変デリケートな問題でもあり、大植マエストロの所属事務所とも相談した結果、取り敢えず本日の練習の様子をみて決める事としました。

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予定時間ぴったりに練習が始まりました。
いつもの通り、弦楽器のトップ奏者と握手をしたマエストロ。
「おはようございます」とだけ言って指揮棒を構え、静かに下ろしました。

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曲の冒頭、トランペットソロのファンファーレで始まる葬送行進曲。
楽器を演奏するのはトランペット篠崎孝だけです。
上からティンパニ中村拓美、大太鼓は堀内吉昌
トランペット1番は篠崎孝、2番の松原健二、トロンボーン1番は磯貝富治男
クラリネット1番は金井信之、ファゴット1番は宇賀神広宣
フルート1番は野津臣貴博(のず みきひろ)、オーボエ1番は大森悠

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激しい1楽章第1トリオが始まっても、マエストロの動きは比較的静かです

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大植マエストロが言う通り、十分に意識をして指揮をされているようです。
時間が経つにつれいつもの動きも見られました。 大丈夫そうですね
それほど心配無いように見えました。
体力的に大丈夫であれば大曲“マーラー5番”ではありますが指揮出来ると思いました

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メンバーには特に何のハナシもしていませんが、知っているのでしょうか。
この日の金管楽器は鳴っていましたよ
トランペットもトロンボーンも・・・

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ホルンも木管楽器もベルアップしてますね。
視覚的に見せ場にさしかかっているようです。

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管楽器は、
フルート4(3番、4番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3(3番はコールアングレ持ち替え)
クラリネット3(3番はバスクラ、小クラリネット持ち替え)ファゴット3(3番はコントラファゴット持ち替え)
ホルン6+アシスト1、トランペット4、トロンボーン3、チューバ1
打楽器4(ティンパニ、大太鼓、スネア、グロッケンシュピール、シンバル、タムタム、トライアングルほか)
ハープ1、弦楽器5部

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この日の練習でも、マエストロは「皆さん、ここの音は・・・」と言ってコンマスを指させば、首席客演コンマス崔文洙(チェ ムンス)がリズムや強弱などを、阿吽の呼吸で演奏します。
こう云った時にはやはり頼りになるコンマス、崔文洙です。

練習が終了しました。
マエストロ、頸椎症による痛みはあまり無いとのこと。
体力的にも問題無さそうなので、「南海コンサート」は予定通り大植マエストロの指揮で開催出来そうです

大植マエストロが東京都響の「定期」を指揮する事は、私たちも楽しみにしていました。
大変誇らしい事ですし、大阪からもたくさんのファンの方が聴きに行かれる事も知っていました。
それだけに、今回のキャンセルは正直ショックでした 
もちろん、チケットが完売するほど楽しみにされていたファンの皆様や、都響の楽員の皆さまやスタッフの皆さまもさぞかし残念な事だと思います
そして、マエストロの気持ちを考えると、言葉が出ません

マエストロの部屋を訪ねました。

「マエストロ、今回の都響の話、ファンの多くの方は無理せず、まず体を治して欲しいと言われていますよ」と投げかけると、満面の笑顔です

「そんなふうに言ってもらってるんですか。 ありがたいですね 」 

「心配されているファンの皆さまに、ぜひメッセージをお願いします!」
ということで、メッセージを頂きました。

「皆さま、この度はご心配をおかけしまして申し訳ございません。 実は2007年に同じ症状で大阪フィルをキャンセルしているのです。その時に治療していただいたドクターから、「これは完治は出来ませんよ。必ず5年後にはもう一度治療を受けてくださいね」と言われていたのを思いだし、大阪の“マーラー5番”が終わったら治療に行こうと思っていた矢先の出来事でした。 都響の初日練習が終わり、頸椎症を発症。 コンサートは残念なことになってしまいましたが、その日から医師の指示に従い絶対安静にしていた事が良かったようで、痛みも随分やわらぎ、いつもの大植英次に戻りました! 決して無理はしていませんよ。 大阪のお客様には直ぐに見抜かれてしまいますからね。 私にとっていちばんの薬は皆さまのお顔です。 どうぞ安心して会場にお越しいただき、大阪フィルと大植英次がお届けする素晴らしい音空間をお楽しみください。」

皆さま、マエストロは大丈夫そうですよ。
もう1日、練習をはさんでいよいよ22日、大植英次の“マーラー5番”が鳴り響きます!

チケットはすでに完売
チケットをお持ちのお客さまはどうぞご期待ください

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