PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

大フィル会館に鳴り響いた名曲の数々!

先日行われた「にしなりクラシック」の模様をレポートします。

「にしなりクラシック」は、私たち大阪フィルの練習場がある大阪市西成区の‘にしなり’を冠したコンサートで、ホームグラウンド大阪フィル会館にお客様をお招きして行うサロンコンサートのようなものです
2002年から年に1~2度のペースで行っております。
普段あまりクラシック音楽に馴染みの無いお客様も多く、クラシック音楽の魅力を通して大阪フィルのファンになっていただくとても大切なコンサートと位置付けています。

077_20120802023755.jpg

コンサートマスターは首席客演コンマス崔 文洙(チェ・ムンス)。
コンマス崔のチューニングでコンサートは始まります。

104.jpg

客席数310席の大フィル会館、客席のイチバン後ろからお客様の頭越しにステージを見るとこんな 感じです。

078_20120802024054.jpg

指揮とお話をされたのは伊藤翔さん。
大阪フィルとも何度かご一緒させて頂いております。

084_20120802024339.jpg

昨年「第5回ヴィトルド・ルトスワフスキ国際指揮者コンクール」で第2位を受賞した伊藤さん。
1982年生まれで今年30歳と若手なのですが、その指揮ぶりは落ち着いて見え、もっとベテランのように見えました。
同世代で活躍中の指揮者といえば、山田和樹さんが1979年生まれなので少し上、川瀬賢太郎さんが1984年生まれと、まだ下の年齢なんですね

082.jpg

丁寧な指揮をされる伊藤翔さんですが、ここというところでは髪の毛が揺れ動くほど熱い指揮をされます。
お客さまはすっかり伊藤さんの指揮という名の魔法にかかったようにじっと聴かれています。

103_20120802024618.jpg

そして驚いたのが、とてもお話が上手なこと。
曲の紹介って意外と難しいのです。
その曲の何について話すとお客様が関心を持って頂けるのか・・・
今回は「ファンタジーの世界」というサブタイトルも付いているように物語性の強い名曲がラインナップされている事もあり、元となっている物語のストーリーは欠かせません。
それを短時間でギュッと要点を絞ってユーモアを交えながら話されていました

092_20120802024515.jpg

プログラムはフンパーティングの歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より前奏曲から始まり、「くるみ割り人形」、「コッペリア」、「真夏の夜の夢」などの抜粋曲から、「はげ山の一夜」へと続き前半を終えました。
とても楽しいプログラムです

107.jpg

後半は、今回の楽しみのひとつ、コンマス崔のヴァイオリンソロが楽しみな交響組曲「シェエラザード」から第1曲“海と震度バッドの船”からスタート
あまりに美しいヴァイオリンの音色にお客様もうっとり

106.jpg

「シェエラザード」には格好良いチェロのソロもあります。
ソロを弾くのはトップ奏者の近藤浩志。 
他のチェロのメンバーがピツィカートをする中、悠然と弾く姿、素敵です

085_20120802025117.jpg

「シェエラザード」の後、「ペール・ギュント」、「ペレアスとメリザンド」と続き、「白鳥の湖」で本編を終えます。
すべてセレクトした名曲を演奏し、弦も管も打楽器も聴かせどころたっぷり。
なかなか贅沢なプログラムだと思います
そして、アンコールは「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲。
伊藤翔さんの指揮と大阪フィルの演奏、あまりしつこくなくサラッと演奏したのが結果的に却って光りました!

110_20120802025327.jpg

演奏終了後、お客さまから大きな拍手喝采をいただきました。
私たちのホームグラウンド、大フィル会館で聴く大阪フィルサウンドはいかがだったでしょうか?
これをきっかけに、大阪フィルの演奏を聴いて頂けると大変ありがたいです

ちなみに次回、大フィル会館でオーケストラとして演奏会をするのはまだ未定です。
ただ、弦楽器と打楽器アンサンブルとして演奏するのは決まっていますよ

吉本興業と大阪フィルが初めて行うコラボイベント「にしなり@ほーむ寄席&クラシック音楽の夕べVOL.1」は、9月21日(金)に大フィル会館メインホールで行います。


                        


この日、よしもと所属のお笑い女性ピン芸人 かおりーんが‘よしもとブログ’のレポーターとして「にしなりクラシック」を聴きに来てくれました。
かおりーんといえば、先日のセレッソ大阪応援ファンファーレの際にも駆け付けてくれましたね。

076.jpg

本番前の客席で「にしなりクラシック」のパンフを持ってポーズを決める かおりーん。
その後、客席でコンサートの最初から最後まで聴いて貰ったのですが・・・

091.jpg

身を乗り出して本気モードで聴いてくれましたよ
小さい頃からピアノを習い、中学、高校時代は吹奏楽部でサックスを吹いていたというかおりーん、「アンコールの“カヴァレリア”は高2の時にコンクール全国大会で吹いた曲。当時のことを思い出しました 」そうです。

サックスを吹きながら漫談をやるそうですが、その芸は謎です
楽しみですね・・・

114_20120802031642.jpg

終演後、‘よしもとと大フィルのコラボイベント’に出演する「岸里1丁目弦打団」のメンバーと顔合わせが実現しました。
「岸里1丁目弦打団」のヴィオラとしゃべくり担当、岩井英樹が降り番だったので、かおりーんとの記念撮影には写真で出席
この機会に メンバーを紹介しましょう。
メンバーは弦楽五重奏に打楽器奏者が二人。
前列左からチェロ松隈千代恵、2ndヴァイオリン横山恵理、かおりーん、1stヴァイオリン力武千幸、コントラバス松村洋介。
後列左から、写真で参加のヴィオラ岩井英樹、パーカッション堀内吉昌、謎のトランペット星人  篠崎孝、パーカッション中村拓美。
 
「岸里1丁目弦打団」の息のあったアンサンブルと、芸人にも引けを取らない笑いのセンス。 必ずや期待以上のパフォーマンスを見せてくれるはずです。

よしもと側は、落語家 桂かい枝、漫才師 吉田たち、アインシュタイン、祇園、ミルクボーイ、かおりーんが出演しますが、全員音楽ネタをやるそうです。
そして、オープニングにはこの日のための音楽コントも見せてくれるとか

吉本興業と大阪フィル、禁断のコラボで一体どんなパフォーマンスが生まれるか?
どうぞお越しくださいませ!

img.jpg

「にしなり@ほーむ寄席&クラシック音楽の夕べVOL.1」

日 時:9月21日(金)19時開演(18時半開場)
会 場:大阪フィルハーモニー会館 メインホール
出 演:落語/桂かい枝
    漫才/吉田たち、アインシュタイン、祇園、ミルクボーイ、かおりーん
    その他スペシャルゲストあり
    演奏/岸里1丁目弦打団(大阪フィルハーモニー交響楽団メンバー)

入場料:1000円(全席自由)

曲 目:R・アンダーソン/シンコペイテッド・クロック、フィドル・ファドル
             ブルー・タンゴ、サンドペーパー・バレエ (予定)


スポンサーサイト

| 演奏会 | 16:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT