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「3大交響曲の夕べ」は終了いたしました!

真夏恒例のコンサート「3大交響曲の夕べ」は、満員札止めで大盛況のなか、終了致しました。

ご来場頂きましたお客さまには改めて御礼申し上げます
行けなかったけど応援してたよ!と仰る皆さまにも感謝申し上げます

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綺麗に刈り込まれた青葉は、この時期は水がいくらあっても足りないでしょうね
真夏日の続く大阪ザ・シンフォニーホールのメインサインボードを華やかに彩ります。

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ゲネプロは指揮者の小林研一郎さんことコバケンさんと首席客演コンマス崔文洙(チェ・ムンス)との握手から始まります。
「よろしくお願いします 

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オーケストラを鳴らすことにかけては世界屈指の指揮者、コバケンさんによるゲネラルプローヴェが始まりました。

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オーケストラのメンバーをリスペクトしているマエストロ。
なので、言葉遣いは丁寧です。
「もう一度!」というような言い方ではなく「もう一度お願いしてもよろしゅうございますか」といった丁寧すぎるくらいの言い方なのです

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もちろんオーケストラのメンバーもマエストロの事はとても信頼しています。
なので少々強引に思える提案にも「よし、やってみよう!」と対応します。
「おおっ」と唸るほどの効果を上げる事もあれば、時には「やはり元の通りでお願いします。ただしもう少しだけこうしてください。」ということも有ります。

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つまり、この曲については必ずこうなんだ!と決められているのではなく、それぞれのオーケストラの音を実際に聴きながらその瞬間に感じた事、気付いた事を形にしようと指示を出されているからなのかもしれません。

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なので同じ曲でも同じ演奏はありません
音楽はいつも一期一会。
ライブがおススメなのは迫力のサウンドに触れられるからだけでなく、そんな意味合いも有ります。

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メインの“新世界”、これも同じ演奏はないでしょうね。
第4楽章の最後、ちょっと驚きました。
これも色々とマエストロが考えてのこだわりなのでしょうか

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ゲネプロを終えて「有難う存じます!」とマエストロ。
そしてお辞儀です。
こちらこそ短時間に凝縮された中身の濃いゲネプロ、有難うございました

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 (C)飯島隆

補助席までお客さまでぎっしり埋まった場内。
いよいよ演奏が始まりました!

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 (C)飯島隆
 
静かな場内に、楽器の音とは別にマエストロの唸り声が響きます!

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 (C)飯島隆

緻密に計算された‘炎のコバケン’サウンド。
汗を飛ばしながらオーバーアクションで動き回るからオーケストラが鳴るという単純なものではありません。
ここ一番の仕掛けどころで計算どおりオーケストラを煽ると、重心の低い大音量が

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 (C)飯島隆

すっかりザ・シンフォニーホールで定着した感のある「3大交響曲の夕べ」ですが、この公演はもともとフェスティバルホールの主催による公演です。
この日、マエストロから重大なお知らせがありました。

「フェスティバルホールの閉館以降、ザ・シンフォニーホール関係者さまの温かいお心でこの公演を受け入れて頂いていましたが、来年4月にフェスティバルホールが新装オープンする事を受けて、フェスティバルホールに戻る事になります。 今回の公演がザ・シンフォニーホールで行う最後の「3大交響曲の夕べ」となりました!」

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 (C)飯島隆

そうなのです。
フェスティバルホールが出来るのは本当に楽しみなのですが、ザ・シンフォニーホールで聴く3大交響曲も素敵すぎて少々複雑な気持ちではあります
でも、やはりフェスこの企画はフェスですね
気持ちを切り替えて、頑張ります! 

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 (C)飯島隆

とても達成感に満ちた表情の首席客演コンマス崔 文洙(チェ・ムンス)。
「メサイア」以降、「南海コンサート」、「親子のためのオーケストラ体験教室」、「にしなりクラシック」とずっとコンマスとしてオケを率いてきた崔 文洙。
次回、コンマスでオーケストラに乗るのは「9月定期」ですが、大阪クラシックにはヴァイオリンリサイタルや、アンサンブルのために駆け付けて くれます。

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 (C)飯島隆

「新世界」の最後の音が鳴り止むと同時におこる拍手喝采、歓声そしてブラヴォーの嵐!
マエストロは演奏したメンバーを順にお客様に紹介します。
パートごとの丁寧な紹介も、やはりマエストロならではです。
マエストロがお客さまに身振りで合図を送ると、一瞬に場内は静まりました。

「皆さまの熱い思いが私たちに力を与え、素晴らしい演奏になったのだと思います。 今日は特別な日です。 私が指揮者になってから40年ですが、45年間この大阪フィルでヴァイオリンを弾き続けられた塩田良正さんがこの演奏会を最後にご卒業されます。 彼のお兄様はアムステルダムコンセルトヘボウでヴァイオリニストとして活躍されてこられ49歳の時にお亡くなりになられたそうですが、塩田さんにはお兄様の分も長生きをして、これからの人生も頑張っていただきたいと思います。」

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 (C)飯島隆

何と言う事でしょうか
マエストロからのサプライズに、塩田はいささか戸惑い気味
押し出されるようにステージセンターに立った彼に、マエストロからプレゼントの花束が渡されました
メンバーからもお客さまからも温かい拍手が起こりました。

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 (C)飯島隆

最後のステージで最後の曲を弾いている塩田の姿、とても楽しそうに見えました。

演奏を終えて、ホールの外に出てきた所で感想を聞くと
「小林マエストロには感謝の気持ちでいっぱいです。 演奏中は涙こそ出ませんでしたが、初舞台の“アイネ・クライネ”を思い出したり、やはり特別な気持ちでしたね。 最後に私の孫まで登場させて頂き、花を貰い・・・。 今までやって来て良かったです。 皆さま、どうもありがとうございました。」

先日の大植マエストロとの2ショットに続き、やはり最後は小林マエストロとの2ショット。
こんな感じですが、いかがでしょうか・・・

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本番の正装姿ではなく、ゲネプロ終わりの練習着姿。
打ち合わせたように黒のTシャツ姿の塩田とマエストロ、とても微笑ましいですよね
本番の2ショットは、 の花束の写真をご覧ください

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 (C)飯島隆

「3大交響曲の夕べ」はマエストロからのサプライズなんかもあり大変盛り上がりましたが、いつものようにアンコールの「ダニーボーイ」で終了致しました。

マエストロがいつも言われている
「一つ一つの音に秘められた謎を、行間の宇宙を、解き明かす行為」がオーケストラを指揮する事だとすれば、聴き手のお客さまがいてこそ成立する関係と言える訳で・・・ 
お客さま有っての私たちなのです。

どうかこれからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます

オーケストラは少しのあいだ夏休みに入ります。
しかし、大阪フィルの場合この期間が大切なのです。
連日、メンバーが数名ずつ入れ替わり練習室にこもって演奏しています。
そう、大阪クラシックの準備はこれからがピークになります
今年で7年目になる大阪クラシックが近づいてきました。
暑さに負けず、アンサンブルに磨きをかけるべく練習しているメンバーの演奏をどうぞお聴きください。

大阪フィルの「大阪クラシック」特設サイトはコチラ


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