PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「第462回定期演奏会」本日1日目です。 どうぞお越しください!

昨年のちょうど今頃、2012年度定期演奏会のラインナップに頭を悩ましていた頃には想像出来なかった事が実際の演奏では起こり、思いがけない成果が上がったりするものですね

日々起こるサプライズ! 予定調和では経験出来ない楽しみ。
それ自体がライブの醍醐味だと思います

今年度も半分経過したこともあり昨日、途中経過の報告をさせて頂きました。

『「大阪の誇り」と思っていただける大阪フィルを目指して』 コチラからご覧下さい


今年のラインナップでいうと、尾高さんのブルックナー7番で始まり、イオン・マリンのブラームス2番、ヴィンシャーマンのバッハ「ヨハネ受難曲」、大植マエストロのマーラー9番と、大フィルが得意とするドイツ・オーストリア音楽を連続してお届けしました。
前回は新進気鋭の若きマエストロ山田和樹さんでベルリオーズ「幻想交響曲」。

皆さま、ここまでの定期演奏会はいかがだったでしょうか

今回お届けする曲もフランス音楽。ラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」です。

初顔合わせのヨエル・レヴィさんとの音楽作りはとても緻密なもの。
妥協を許さないマエストロの姿勢は厳しくも素敵で、これはちょっと楽しみな結果が生まれてきそうな感じです

DSC09468.jpg

あっと言う間に定期演奏会本番の朝を迎えました。
前段が長くなってしまいましたので、足早で練習3日目を振り返ってみましょう!

DSC09533.jpg

ここまで来ると、マエストロの遣りたい事をメンバーは掴んでいます。
マエストロも大阪フィルの特性を理解しているはずです。

DSC09448.jpg

そこでどんなサウンドが生まれてくるのか、楽しみですね

DSC09441.jpg

そこにチェロのタチアナ・ヴァシリエヴァさんが加わるとまた変わって来ます。

DSC09452.jpg

ヴァシリエヴァさんはマエストロとは何度も共演をしてます。
大阪フィルもヴァシリエヴァさんとは今回が2度目の共演。
思いがけないものが生まれるというより、間違いなく素晴らしいエルガーをお聞かせできると思います

DSC09443_20121003172618.jpg

とってもチャーミングなヴァシリエヴァさんが奏でるチェロの音色。
もちろん技術もスゴイ!の一言
どうぞご期待下さい

DSC09461.jpg

休憩をはさんで「ダフニスとクロエ」です。
この曲、大編成の楽器たちが奏でる迫力のオーケストラサウンドが魅力なのですが、珍しい楽器も使用されていますので、ご紹介いたしましょう。
この楽器、何か判りますか?
正解は、手前がチェレスタ、奥がジュ・ドゥ・タンブルです
チェレスタは比較的有名ですね、チャイコフスキーのくるみ割り人形の“金平糖の精の踊り”で使われているあの郷愁をそそる不思議な音色です。

DSC09460.jpg

裏から見るとこんな感じです。
奥の裏が透けているのがチェレスタ。
手前がジュ・ドゥ・タンブルです。
透けている部分、今半分だけ開いている状態ですが、完全に閉めてしまう事も出来ます。 
それによって音の響きが変えられるのですね。
チェレスタより小型で音金属音に近く、華やかな煌びやかな音がします。
鍵盤型グロッケンシュピールですね。
この楽器が登場する曲は限られていて、同じくラヴェルの「マ・メール・ロワ」、ドビュッシー「海」、メシアン「トゥーランガリーラ交響曲」、マーラー交響曲第7番などです。
どんなふうに使われているか、チェックしてみてください

DSC09458.jpg

これ は比較的有名ですね。
ウインドマシーンです。 ラヴェルはエオリフォンと呼んでいるよですね。
この楽器が使われる代表曲は、そうですリヒャルト・シュトラウス「アルプス交響曲」。
他にも同じくR.シュトラウスの「ドン・キホーテ」やワーグナー「さまよえるオランダ人」、グロフェ「大峡谷」などです。
レバーで円形のドラムをぐるぐる回し、布との接触音で風の音を作る。
なんとも判り易くていいですね。回転速度で風の強さが変わる。素敵です
どこで風が吹くのかは、本番を聴いてのお楽しみです。

DSC09471.jpg

昨日に続き合唱とオーケストラの音合わせが行われました。
この曲、コーラスは本当に難しいのです。
とても微妙な音程で構成された音楽をヴォカリーズで歌います。
オーケストラのバックで神秘的なサウンドを醸し出している合唱が、完全にアカペラで歌う1部最後の“間奏曲”は、合唱団最大の聴かせどころにして勝負の場面です。
大フィル合唱団の皆さま、頑張って下さい

DSC09465.jpg

マエストロは「地に足の付かない音楽を!」と何度も要求されていましたが、この曲独特の浮遊感を出したいという事だと思います。

私たちの仲間、大フィル合唱団のメンバーを紹介させてください。
下手から上手にくるに従って音は低くなっていきます。
いちばん左手からソプラノ、そしてアルトのメンバーです。

DSC09466.jpg

ステージ中央、アルトからテノールのメンバーです。

DSC09467.jpg

男声ですね、テノールからベースのメンバーです。

どうぞ大阪フィルハーモニー合唱団にご期待下さい!

DSC09496.jpg

3日間通して。練習時間を目一杯使って練習を遣り切ったマエストロ。
それだけ遣りたい事があり、それだけ引き出しがお有りという事です。
外人の指揮者は意外と効率的で、サクサクと終わることが多いだけに驚きました。

DSC09529.jpg

それだけマエストロが本気モードだという事ですね。
これにはメンバーも当然本気モードで応えていきます。
すっかり真剣勝負のような練習風景が繰り広げられた大フィル会館です。

「少し前に大フィルで聴いた曲だから今回はパス!」と思われている方がいらっしゃれば、今回はぜひザ・シンフォニーホールに足をお運びください!
「ダフニスとクロエ」も「エルガーのチェロ協奏曲」も前回とは全然違いますよ!
いわゆる‘大フィルサウンド’とは違った音楽をお聴かせ出来ると思います!

ぜひライブでお聴きください


「第460回定期演奏会」プレトーク・サロンから
015_20120715015633.jpg

最後にプレトーク・サロンのお知らせを!

大阪フィルの定期演奏会では、7月定期から公演当日18時半からザ・シンフォニーホール2階ホワイエの一角で
「プレトーク・サロン」を行っています。
これは、今回の定期演奏会の狙いや聴きどころを説明し、初心者向けの質疑応答にお答えする事を目的とした、事務局スタッフによるミニトークイベントです。

これまでにもたくさんの方に集まっていただき、色々なご質問をいただきました。
ステージでやらないのは、あくまで聞きたい方だけが参加される事を考えてのことです。
ちょっとした疑問など、なんでもご質問ください。

今日と明日、開催いたします!


「第462回定期演奏会」

日 時:10月4日(木)・5日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヨエル・レヴィ
独 奏:タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団*

<プログラム>
エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲*

料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
    D席、S席は売切れ
※当日券は17時半より販売致します。

※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。



スポンサーサイト

| 定期演奏会 | 08:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT