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「ウィーン音楽祭2012」はすべてのプログラムを終了しました!

10月24日から始まった「ウィーン音楽祭in OSAKA 2012」は、11月25日のユベール・スダーンさんと大阪フィルの感動的な 「ザ・グレイト」で終了しました。

いずみホールさんより本番の写真をご提供頂きましたので、それらを交えながら本番の様子をレポートします。

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大阪市中央区、大阪ビジネスパークの一角にある席数821席のシューボックス型クラシック専用ホール、いずみホール。
最寄りの駅がJR大阪城公園駅という事も有り、ホールを出て見上げるとそこに大阪城が見えます。
これぞ大阪! コンサートの余韻に浸るには最高です

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初めてご一緒したユベール・スダーンさんとの出会いは、運命的なものを感じました
とても緻密な練習でしたが、毎日が発見の連続。
とてもスリリングな練習でした。

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2010年ショパンピアノ国際コンクール第2位受賞のインゴルフ・ヴンダーさんとの共演も、とても新鮮でした。

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驚いたのが、タブレット端末を楽譜として使用していた事。
マエストロやオーケストラと合わせた注意事項は、すべてアタマの中に記されているのでしょうね。

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本番もよろしくお願いします!という事で固く握手をするお二人です。

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ゲネプロ終了後、マエストロがメンバーに向かって話をされています。
「練習、ゲネプロを通し皆さまの協力に感謝します。 本番も頑張りましょう!」
そんな感じの話だったと思います。

さあ、定期並みの3日練習の成果をお聴かせする番です

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この日からいずみホールのロビーにクリスマスツリーが登場です。
ぐっと雰囲気が華やかになりますね

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ゲネプロ終了後、食事をするためメンバーが去ったステージ。
ステージ上の照明を明るくし、ステージ関係者が動き回っています。

それにしてもいずみホールは、美しく絵になるホールですね。
本番の写真と比べると、照明によって全然違って見えます

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ステージマネージャーの清水直行の後ろ姿もステージにありました。
すべての奏者から指揮者が見えるように微妙な椅子の位置調整中です。
もちろんシンメトリー且つ、縦横の線が揃っているように並べる。
大阪フィルのステージ配置の美しさ は折り紙付きですから
向こうに立っているのは、ステージスタッフ清谷保人です。

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ヴンダーの弾くスタインウェイ・アンド・サンズも調律中。
最高の状態に調整されて・・・

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 (C)樋川智昭

いざ、本番。 さあ、楽しい音楽の時間の始まりデス!

前半はベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」から。
コンサートマスターは渡辺美穂。
インゴルフ・ヴンダーさん、そしてマエストロとまず握手です。

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 (C)樋川智昭

いきなりピアノが第1主題を奏でる非常に特徴的な第1楽章。
ヴンダーさんは静かにそして正確にリズムを刻みます。

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 (C)樋川智昭

注目の3楽章のカデンツァは、往年の大ピアニスト、ベートーヴェン弾きで知られるバックハウスが弾いたものだそうです。
技術的な事は言うまでも有りませんが、とても存在感のある堂々とした演奏でした。
アンコールのショパン「子守歌 変ニ長調」が聴けたのは、ラッキーでしたね

ヴンダーさんは、マエストロ・スダーンが音楽監督を務める東京交響楽団と、来年1月にショパンのピアノ協奏曲第1番で共演されるようです。
そちらの公演は秋山和慶さんが指揮されるとか。
ショパンですか。 そちらも楽しみですね

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 (C)樋川智昭

シューベルト交響曲第8番「ザ・グレイト」は、作品としてもグレイトですが、音符の数も演奏時間もグレイト。
演奏者にとっても集中力を考えると大変な曲なのです

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 (C)樋川智昭 

そんな「グレイト」をとても新鮮な驚きと感動に包まれた練習を経て、皆さまにお届け出来たのはマエストロ・スダーンのおかげです。
本番も変わらずスコアに忠実に指示を出すマエストロ。

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 (C)樋川智昭

名曲とはいえ、退屈なモノになってしまうリスクが大きいのもシューベルトの音楽の特徴。
スコアにはないマエストロ独自のアイデアが、みずみずしい音楽を生み出していきます  
 
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 (C)樋川智昭

指揮者として以前に、人としての器の大きさを感じたマエストロ。
相当多くの引き出しをお持ちのようですので、色々な曲をご一緒してみたいですね。

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 (C)樋川智昭

定期演奏会並みの3日練習と本番が、あっという間に終わりました。
練習時間いっぱいを使ってマエストロと向き合った楽しい音楽作り   

演奏終了直後から起こった拍手喝采はとても大きなもので、お客様には喜んで頂けたのだと実感する事が出来、嬉しかったです

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 (C)樋川智昭

シューベルトの「ザ・グレイト」をメインに据えた今回のプログラムが終了しました。
マエストロ・スダーンの下、お客様にご挨拶です。
大阪フィルの演奏会が終わると同時に、「ウィーン音楽祭2012」の終了でもあります。
期間中、本当にたくさんのお客様に集って頂きました。
音楽祭参加の私たちからも、ご来場頂きました皆さまに御礼申し上げます。
「ありがとうございました!」

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終演後、サイン会に臨むマエストロ。
お客さま一人ずつに対して丁寧に対応されています。

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そして全員とキチンと目を見て感謝の言葉を話されていました。
マエストロの真面目なお人柄が出ていて、微笑ましいサイン会でした。

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終演後、「ウィーン音楽祭」のタペストリーを下ろす作業を見ていました。
1ヶ月に及んだ華やかな音楽祭も、本当に終了なのですね
大阪フィルに音楽祭のトリを取らせて頂き、感謝申し上げます。

マエストロ・スダーンとの運命的な出会い、ヴンダーさんとのフレッシュなコンチェルト、コンマス渡辺美穂を交えた特別イベント、そしてお客さまから頂いた盛大な拍手

「ウィーン音楽祭」はいったんお休みをされると伺っていますが、常に独自の視点で面白い企画を発表され続けている‘いずみホール’からはこれからも目が離せません。
来春、客席数2700席のフェスティバルホールが出来ることで、821席の本格クラシックホール‘いずみホール’の持つ意味の重さが今まで以上に増して来る思われます。

大阪においては、ホールが無い時代からホールを選ぶ時代へと変化を遂げようとしていますが、そんな時だからこそ「誰に対して何を訴えるのか?」という事をしっかり考える必要があるのだと思います。

私たちもしっかり考え、行動して参ります!
これからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます

(広報:H.I)

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