本日、定期2日目。 フルシャとバラーティの協演にお越し下さい!
大阪フィル「第464回定期演奏会」初日は、大盛況のうちに終了しました。
寒い中ご来場頂きましたお客様には、この場を借りて御礼申し上げます

街はすっかりクリスマスイルミネーション。
ザ・シンフォニーホールも、サインボードだけではなく・・・

ロビーには大きなクリスマスツリーが飾ってあります。
この時間、まだ開場していないロビーです。
開場すると、この前が写真撮影スポットになりました

その頃ホールでは、ゲネプロがスタート。
1曲目はバルトークの組曲「中国の不思議な役人」です。

指揮するマエストロ・フルシャのバトンテクニックは見事です!
激しく変わる変拍子の振り分けは難しく、音楽大学の指揮科の授業でも取り上げられるほど。
作曲者のバルトークはストラヴィンスキーなどとフォヴィズム(野獣派)と呼ばれ、民族音楽の響がミックスされた独自のサウンドを作り上げました。
「まるで野獣の檻の中にいるようだ!」 なので野獣派
絵画の世界では、アンリ・マティス、アンドレ・ドラン、ジョルジュ・ルオーなどがフォヴィズム(野獣派)と呼ばれている人たちです。

新しいけれどもどこか懐かしい、そんな音楽ですね。
しかし、普段古典派やバロック音楽を聴かれている方には、少々刺激が強過ぎるかもしれません

激しく変わるリズム、目まぐるしく変化するテンポ、そして不協和音。
雰囲気はストラヴィンスキー「春の祭典」に近いかもしれませんね。
強弱記号、アーティキュレーションなど、奏者に指示すべき事は盛りだくさんですが、何と言ってもマエストロ・フルシャの指揮は美しい
自信を持って指揮する姿は、ベテラン指揮者の持つ余裕と貫禄を感じました。

間違い無く、巨匠への道を歩んでいるマエストロ。
今後も彼の動きから目を離せません。
下手バルコニーから低弦セクションを見た光景です。

上手バルコニーからヴァイオリンセクションを見た光景がこちら
客演コンサートマスター近藤薫さん、しっかりオケをリードしていただきました。

そして、正面スタンドから管楽器を見た光景がこちらです。
指揮者の前にはピアノが配置。
オケ中のピアノは、打楽器的な要素も多分にあります。
美しいメロディを奏でるピアノが、打楽器と同じ位置付けで正確にリズムを刻む。
あらゆる可能性を秘めたピアノだからこそ出来る重要な役割です。

「中国の不思議な役人」の練習が終わりました。
次のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲までの間、マエストロは客席の椅子に座り休憩中。

昨日に続いて、クリストフ・バラーティの登場です。
背も高く身体も大きく、貫禄十分のバラーティですが、現在31歳!
マエストロと演奏中にアイコンタクトできっかけを合わせます。

正面から見ると、こんな感じです

超絶技巧にして、柔らかな音色。
すべての音符が一音一音がはっきりと聞き取れるほど均一化されています。
そしてたまらなく美しい

いくら形容詞を尽くしても、音楽ばかりは聴かないとわかりません。
バラーティのチャイコフスキー、ぜひライブで聴いて頂きたいです。
初日アンコールはバッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番」よりアダージョ。
これまた、正確なバッハでした

「ありがとう、お疲れさま!」
ゲネプロ終了後、マエストロの背中に手をやるバラーティ。
今回が初共演となる二人ですが、しっかり信頼関係が出来たようですね。

ゲネプロが終わった後も、スコアを見ながら打ち合わせをする姿が印象的でした。

後半のボロディン「交響曲第2番」はいかがだったでしょうか?
「すごく聴きやすい曲!」、そんな声が終演後に多かったですね。
確かにもっと演奏されても良い曲だと思いました。

3楽章のホルンのソロはとっても美しいメロディー。
トップ奏者・村上哲の見せ場です

本番では前半終了後、会場は興奮冷めやらぬ雰囲気でしたね
楽屋に戻ってきたマエストロとバラーティさんもとってもハイテンション!
コンサートマスターの近藤薫さんと渡辺美穂も入り写真を撮影しました。

「2人だけで撮ってくれないか」マエストロのリクエストです。
この表情、演奏が上手く行った事が判りますね

サイン会でのマエストロです。
寒い中待っていただいたお客さま全員ににこやかにサインをするマエストロ。
「マエストロ、お疲れさまでした!」
「定期演奏会」はもう1日ございます。
絶対の自信を持ってオススメする定期、ぜひライブでお聴き下さい
(広報:H.I)

「第464回定期演奏会」
日 時:12月11日(火)19:00開演 (18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヤクブ・フルシャ
独 奏:クリストフ・バラーティ(ヴァイオリン)
<プログラム>
バルトーク/バレエ音楽「中国の不思議な役人」 作品19
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調 作品5
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
S席、D席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。
※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
寒い中ご来場頂きましたお客様には、この場を借りて御礼申し上げます


街はすっかりクリスマスイルミネーション。
ザ・シンフォニーホールも、サインボードだけではなく・・・

ロビーには大きなクリスマスツリーが飾ってあります。
この時間、まだ開場していないロビーです。
開場すると、この前が写真撮影スポットになりました


その頃ホールでは、ゲネプロがスタート。
1曲目はバルトークの組曲「中国の不思議な役人」です。

指揮するマエストロ・フルシャのバトンテクニックは見事です!
激しく変わる変拍子の振り分けは難しく、音楽大学の指揮科の授業でも取り上げられるほど。
作曲者のバルトークはストラヴィンスキーなどとフォヴィズム(野獣派)と呼ばれ、民族音楽の響がミックスされた独自のサウンドを作り上げました。
「まるで野獣の檻の中にいるようだ!」 なので野獣派

絵画の世界では、アンリ・マティス、アンドレ・ドラン、ジョルジュ・ルオーなどがフォヴィズム(野獣派)と呼ばれている人たちです。

新しいけれどもどこか懐かしい、そんな音楽ですね。
しかし、普段古典派やバロック音楽を聴かれている方には、少々刺激が強過ぎるかもしれません


激しく変わるリズム、目まぐるしく変化するテンポ、そして不協和音。
雰囲気はストラヴィンスキー「春の祭典」に近いかもしれませんね。
強弱記号、アーティキュレーションなど、奏者に指示すべき事は盛りだくさんですが、何と言ってもマエストロ・フルシャの指揮は美しい

自信を持って指揮する姿は、ベテラン指揮者の持つ余裕と貫禄を感じました。

間違い無く、巨匠への道を歩んでいるマエストロ。
今後も彼の動きから目を離せません。
下手バルコニーから低弦セクションを見た光景です。

上手バルコニーからヴァイオリンセクションを見た光景がこちら

客演コンサートマスター近藤薫さん、しっかりオケをリードしていただきました。

そして、正面スタンドから管楽器を見た光景がこちらです。
指揮者の前にはピアノが配置。
オケ中のピアノは、打楽器的な要素も多分にあります。
美しいメロディを奏でるピアノが、打楽器と同じ位置付けで正確にリズムを刻む。
あらゆる可能性を秘めたピアノだからこそ出来る重要な役割です。

「中国の不思議な役人」の練習が終わりました。
次のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲までの間、マエストロは客席の椅子に座り休憩中。

昨日に続いて、クリストフ・バラーティの登場です。
背も高く身体も大きく、貫禄十分のバラーティですが、現在31歳!
マエストロと演奏中にアイコンタクトできっかけを合わせます。


正面から見ると、こんな感じです


超絶技巧にして、柔らかな音色。
すべての音符が一音一音がはっきりと聞き取れるほど均一化されています。
そしてたまらなく美しい


いくら形容詞を尽くしても、音楽ばかりは聴かないとわかりません。
バラーティのチャイコフスキー、ぜひライブで聴いて頂きたいです。
初日アンコールはバッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番」よりアダージョ。
これまた、正確なバッハでした


「ありがとう、お疲れさま!」
ゲネプロ終了後、マエストロの背中に手をやるバラーティ。
今回が初共演となる二人ですが、しっかり信頼関係が出来たようですね。

ゲネプロが終わった後も、スコアを見ながら打ち合わせをする姿が印象的でした。

後半のボロディン「交響曲第2番」はいかがだったでしょうか?
「すごく聴きやすい曲!」、そんな声が終演後に多かったですね。
確かにもっと演奏されても良い曲だと思いました。

3楽章のホルンのソロはとっても美しいメロディー。
トップ奏者・村上哲の見せ場です


本番では前半終了後、会場は興奮冷めやらぬ雰囲気でしたね

楽屋に戻ってきたマエストロとバラーティさんもとってもハイテンション!
コンサートマスターの近藤薫さんと渡辺美穂も入り写真を撮影しました。

「2人だけで撮ってくれないか」マエストロのリクエストです。
この表情、演奏が上手く行った事が判りますね


サイン会でのマエストロです。
寒い中待っていただいたお客さま全員ににこやかにサインをするマエストロ。
「マエストロ、お疲れさまでした!」
「定期演奏会」はもう1日ございます。
絶対の自信を持ってオススメする定期、ぜひライブでお聴き下さい

(広報:H.I)

「第464回定期演奏会」
日 時:12月11日(火)19:00開演 (18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヤクブ・フルシャ
独 奏:クリストフ・バラーティ(ヴァイオリン)
<プログラム>
バルトーク/バレエ音楽「中国の不思議な役人」 作品19
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調 作品5
料 金:A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円
S席、D席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。
※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
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