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マエストロ・フルシャに、バラーティに、オーケストラに、ブラヴォー!

「第464回定期演奏会」は、大盛況のうちに終了致しました。

今年最後の定期演奏会と云う事で、特別な思いで臨んだコンサートでしたが、マエストロ・フルシャもソリストのクリストフ・バラーティも素晴らしく、拍手喝采・ブラヴォーコールの起こる熱狂的なコンサートとなりました。

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 (C)飯島隆

1曲目に演奏したバルトークの「中国の不思議な役人」のオーケストラ写真です。
1stヴァイオリン16型にピアノ、ハープ、チェレスタ、そして打楽器奏者がずらっと並ぶ壮大なオーケストラ配置。

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(C)飯島隆

マエストロは颯爽とステージに登場し、指揮棒を構え
振り下ろすと、それに呼応する形で次々に音が鳴り始めます
まるで指揮棒が魔法の棒に見えます

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 (C)飯島隆

とてもキビキビした動き。
そして、しなやかさとシャープさを併せ持った指揮です。

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 (C)飯島隆

言葉で説明しなくても、何をどうしたいのか指揮棒で表現が出来る。
これはメンバーからするとストレスなく、すっと音楽に入って行けます。

そして、なによりマエストロの動きが美しいのです
全身から発するオーラや華がある。
自らを輝かせることが出来るという意味において、スターですね

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 (C)飯島隆

スターという意味では、ソリストのクリストフ・バラーティさんもその要素を十分持ち合わせているヴァイオリニストです。

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 (C)飯島隆

あまりにも超絶技巧が過ぎて、ヴァイオリンが簡単な楽器に思えるほど。
演奏中の姿勢が良く、必要以上に動いたり身体を動かしたりしないので、ケレン味に欠けているように見えなくもありませんね。
しかし、超絶技巧の上、ピッチが正確で音色が素晴らしい

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 (C)飯島隆

こんな演奏されると、オーケストラが触発されるのは当然です。
とても美しく、刺激的なチャイコフスキーが鳴り響きました。
最後の音を弾き終えた瞬間がこちら
指揮者の両手が上がり、バラーティさん以下、弦楽器メンバーの弓を持つ手も綺麗に上がっています

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 (C)飯島隆

期せずして起こった「ブラヴォー」や、拍手喝采の嵐の中
マエストロとバラーティさんは抱き合い

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 (C)飯島隆

お客様に手を取り合ってご挨拶です。

バラーティさんのアンコール、初日が「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番」よりアダージョ。
2日目は、バッハ「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番」よりサラバンドと、イザイ「無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番」よりプレリュードの2曲でした。

ヴィブラートの有無や奏法上の好みの問題はあると思いますが、とても正確なバッハ。
特にイザイは、これが聴けただけでもラッキー だったのではなかったでしょうか

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 (C)飯島隆

舞台転換の際に楽譜を交換するのは、演奏会当日のライブラリアンの仕事です。
マエストロやメンバーに正確に楽譜を届ける。
楽譜の手配、練習日までの膨大な事前準備などこの日のために向けられた仕事のすべては、正確な楽譜がみんなの手元に届くところから始まります。
そして2次元の世界の音符が、音になってホールを飛び交い、お客様の耳や心に到達する

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 (C)飯島隆

10月よりライブラリアンに就任した家恵子です。
控えめながら確実に仕事をこなしていく彼女。
演奏会で楽譜を大切に運んでいる彼女への応援をよろしくお願いします。

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 (C)飯島隆

メインの曲は、ボロディンの交響曲第2番。
国民楽派特有の民族色の強い、哀愁に満ちた音楽がホール中に鳴り響きました。
演奏終了後の拍手喝采の中、お客さまにご挨拶です。

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 (C)飯島隆

絶妙なバランス感覚で、オーケストラから熱い熱い大フィルサウンドを引き出したマエストロには、拍手が鳴り止みませんでした。
それはお客様さまだけではなく、メンバーからも。

最後はスコアを手に「ボロディンに祝福を!」と拍手に応えるマエストロ。
舞台袖に下がる際、コンサートマスター近藤薫さんに合図をし、演奏会はお開きとなりました。

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 (C)飯島隆

3度目の共演で一層信頼関係が深まったマエストロとメンバー。
「必ずもう一度一緒に演奏したい!」
心の底からそう感じた「第464回定期演奏会」でした。

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前半終了後のマエストロとクリストフ・バラーティさん。

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二人の姿はその後、楽屋口で行われたサイン会にありました。
サインをするバラーティさんの横で、マエストロはコチラを見てスマイル
素敵な笑顔、有難うございます!

そして、お二人は素晴らしい演奏を有難うございました。

今年最後の定期を終えたオーケストラは、「ステップコンサート」や「学校コンサート」を挟みながら、「第9」モードに突入です
これから年末にかけて行う「第9」の演奏会は、5回 です。

毎年恒例、朝比奈隆の命日である12月29日に行う「第9シンフォニーの夕べ」、今年の指揮者は今回初共演となるマックス・ポンマーさんです。
前から一度ご一緒したいと願っていたドイツの巨匠系指揮者です。
それだけで、大阪フィルとの相性はバッチリ!に思えますよね

コチラのチケットは、残り少なくなっております。
完売必死の「第9シンフォニーの夕べ」、色々有った大阪フィルにとって2012年最後の演奏となります。

どうぞ、こちらもライブでお聴き下さい

(広報:H.I)

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「第9シンフォニーの夕べ」

日 時:12月29(土)19:00開演 (18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:マックス・ポンマー
(※ヴォルフ・ディーター=ハウシルトより変更になりました)
独 唱:市原愛(ソプラノ)
    坂本朱(アルト)
    福井敬(テノール)
    小森輝彦(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125

<料金>
A席:6000円  B席、C席、D席は売切れました。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール内) 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-00-9999(Pコード:179-119)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:55336)

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890 


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