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井上道義 「躍動の第九」は、大盛況のうちに終了しました! 

井上道義指揮による「第九」3連続開催、最終公演となるザ・シンフォニーホール主催「躍動の第九」が行われました。
井上マエストロの指揮する「第九」は、びわ湖ホール、神戸国際会館、ザ・シンフォニーホールと3都市3会場で行われましたが、チケットはどこも早々に完売

今の時代、チケットが売り切れるとういうのは凄い事です
井上マエストロの人気も有ると思いますが、ソリストの皆さんの人気も相当影響していると思われます
小川里美さん、福原寿美枝さん、井ノ上了吏さん、ジョン・ハオさんは、それぞれ人気・実力を併せ持った歌手の皆さまですから

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いつものようにコンサートマスター渡辺美穂のチューニングからゲネプロが始まります。
チューニングの A の音が鳴った瞬間から、鳥肌が立ちました
ホームグラウンドの響き、慣れ親しんだザ・シンフォニーホールの響きなのです

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ゲネプロの前にマエストロから話がありました。
「オーケストラの皆さんは、長らくお疲れさまでした。 また、昨日は誕生日のサプライズをありがとう! 本日が「第九」の最終公演ですが、どうか新鮮な気持ちで第九を演奏してください。 皆さまは何度も演奏している「第九」ですが、合唱団は歌えるのを楽しみに来ているはず。 ましてやお客様は年に1度の第九。 特別な思いでお越しになっているのです。」 

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もちろん、メンバーは皆わかっている事です。
しかし、あえてマエストロが話された事が、この日の演奏に結果となってあらわれました。
後で話しますが、この日の演奏はちょっとスゴイ演奏でした

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マエストロはオーケストラに第4楽章の最初から演奏させ、ザ・シンフォニーホールの響きを確認されていたように感じました。
練習はフェスティバルホール、その後びわ湖ホール、神戸国際会館、ザ・シンフォニーホールと会場が違う事で、その都度オーケストラの鳴らしかた、響かせ方を修正されてきたのです。
まるでアスリートのようですね、指揮者というのは。
コートやグラウンド、レーンやリンクなどと同じで、その時々、場所による違いがあっても、最高のパフォーマンスが求められる

「マエストロこそ、長丁場お疲れさまでした」

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「第九」を聴きに来られた多くのお客様がお待ちかねの第4楽章
チェロとコントラバスのレチタティーヴォで1楽章から3楽章を次々と否定した後、ベートーヴェン自身が書いた短い導入の歌をバリトンが歌い、続いて「喜びに寄せて」を歌います。

「おお、友よ、これらの調べではない!・・・」
お客さまが待ちわびた瞬間ですね

今回、ここを歌うのはバスのジョン・ハオさんです。
凄い迫力、やはりバリトンとバスでは違うのですね

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しかし、それに負けない合唱団の「Freude(フロイデ)!」
大阪フィル合唱団、フェス練習の効果もあってでしょうか、声が大きくドイツ語もはっきり聞き取れ、絶好調です!

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そうなるとソリストの皆さまも負けてはおれません。
素晴らしい歌声をザ・シンフォニーホールに響かせておられました

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合唱やソリストの歌がガンガン響くと、オーケストラのテンションも上がります。
音楽は連鎖するものです。
この日の「第九」は何かが違っていたように思いました。

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このまま終わらないで欲しいと思える、素晴らしい演奏、心地良い時間  
ゲネプロの前にマエストロが発した言葉が、奏者のハートに火をつけた そんな感じだったのでしょうか。

もちろんお客さまにも感動は伝わります。
最後の音が鳴り終わったった瞬間に起こった嵐のような拍手喝采、ブラヴォー
それはいつまでも鳴り止まないように思えました

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終演後のマエストロ、ソリストの皆さま、コンマス渡辺美穂はみんな良い表情です。
そして彼ら全員に手渡された大入袋
これは嬉しいですよね
全員で写真を撮りました。
左からバスのジョン・ハオさん、ソプラノ小川里美さん、井上道義マエストロ、アルト福原寿美枝さん、テノール井ノ上了吏さん、コンマス渡辺美穂

皆さま、本番3日間、それにフェスティバルホールでの練習と、長い間お疲れさまでした。
また機会が有ればご一緒させて下さい。

寒い中ご来場頂きましたお客さまにも、この場を借りて御礼申し上げます。


大阪フィルの「第九」は、この後29日に開催する「第9シンフォニーの夕べ」を残すばかりとなりました。
朝比奈隆の命日に開催する、大阪フィル伝統の「第九」。

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指揮は今回が初顔合わせとなるドイツ人の巨匠マックス・ポンマー。
以前から一度振って頂きたいと思っていただけに、体調不良で出演不可となったハウシルトの代わりとはいえ、今回ご一緒出来とても光栄です

これから練習が始まりますが、どんな感じで進んでいくのかワクワク


余談ですが、大阪フィルは、29日の「第九」だけ「第9」の表記を昔から使っています。
それは、朝比奈時代にこんなデザインの表紙をずっと使っていたからなのです。

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懐かしく感じられる方も多いのではないでしょうか。
デザインと表記を揃えたため、「第9」だったのです

その「第9シンフォニーの夕べ」、おかげ様でチケットは完売となりました
その後も問い合わせを頂いておりますが、どうぞご了承くださいませ。

また、マックス・ポンマーの練習風景もレポートいたします
チケットをお持ちの皆さま、どうぞご期待下さい

(広報:H.I)

「第9シンフォニーの夕べ」

日 時:12月29(土)19:00開演 (18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:マックス・ポンマー
(※ヴォルフ・ディーター=ハウシルトより変更になりました)
独 唱:市原愛(ソプラノ)
    坂本朱(アルト)
    福井敬(テノール)
    小森輝彦(バリトン)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 作品125

おかげ様でチケットは完売いたしました!

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890 




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