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北欧プログラムをお届けする大フィル定期、もう1日ございます!

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バラエティに富んだプログラムで大変盛り上がった「第465回定期演奏会」初日が終了しました。
駆け足で初日の模様をご紹介いたしましょう!

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昨年から始めた事務局スタッフによるプレトーク・サロン。
昨日も18時半から2階ホワイエで開催しました。
今回の定期の聴きどころをご紹介た後は、いつものように質問コーナーへ。
よくあるステージ上で行なうプレトークはどうしても一方的にコチラから話すだけになりますが、ここでは少人数だからこそ出来る、会話を交えながらのスタイルが隠れた人気になっています
クラシック初心者の方は、お時間が有れば一度覗いてみて下さい。

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開場間際、誰もいないホールでピアノを弾く小山実稚恵さん。
1時間後、小山さんがこのステージに戻って来られる時にはお客さまでいっぱいになっているはず。
さあ、いよいよ今年初めての定期が始まります!

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ザ・シンフォニーホールは本番の写真は契約カメラマンしか撮影出来ません。
ゲネプロの写真を見ていただきながら進めていきましょう。

今回の特徴的なプログラムは、曲目順もいつもと少し違います。
グリーグのピアノ協奏曲で幕を開け、セーゲルスタムの交響曲第248番で前半が終了。
後半はシベリウスの交響曲第5番、という曲の並びになっています。

ゲネプロでしか見られない光景ですね、指揮者もソリストのスタンバイした中でコンマス崔 文洙(チェ・ムンス)がチューニングしています。

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グリーグのピアノ協奏曲が始まりました。
いきなりピアノの下降音型のカデンツァで始まる冒頭部分は有名ですね

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ノルウェーの作曲家グリーグのピアノ協奏曲。
グリーグといえば、その抒情的なメロディ で心を打つ作品が多いですね。
「ペール・ギュント」や「ホルベアの時代より」など、名曲はたくさんあります。
また、作曲家のラフマニノフは「ピアノ協奏曲では、グリーグのものが最高だと思う」とある本の中で語っていたとされていますが、本当にこの協奏曲は華やかで美しいと思います!

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小山実稚恵さんの弾くグリーグは、激しく美しい
ゲネプロでは演奏されないカデンツァ、予想をはるかに超えるほど素晴らしかったです!
フィンランド出身のマエストロは、‘北欧モノ’と言う言葉でくくってしまうのはどうかと思いますが、この曲を知り尽くしておられます。
ピアノを引き立てたり、チェロのメロディーを強調したり、くっきりコントラストを付けていかれます。
そして音楽に揺れがあります

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あっという間に演奏終了!
とても幸せな気持ちに浸れますよ

ぜひ聴いて頂きたいのは、第2楽章の最初の弦楽器。
ミュートを付けたとても柔らかな響き・・・。
ここは大阪フィルの弦を堪能して頂きたいところです。
その後、ピアノが入ってくるところもたまりません
どこを取っても素晴らしいグリーグのピアノ協奏曲、お楽しみ下さい!

「ブラヴォー!」頂きました
盛大な拍手喝采に応えて小山さんのアンコールが演奏されました。
小山さん自身が曲の紹介をされました。
「マエストロの作品で、SEVEN QUESTIONS TO INFINITY を演奏します。」
この曲は前日練習の前に、マエストロが小山さんに譜面をプレゼントされたものです。
小山さんはマエストロに内緒で、サプライズとしてこの曲の演奏を決めらました。
小山さんが弾き終った後、マエストロは大喜びで小山さんと握手をしていました
マエストロのこの表情を小山さんは見たかったのでしょうね。

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続くマエストロの自作の交響曲第248番の演奏を、舞台袖で聴かれていた小山さん。
演奏終了のタイミングでマエストロとの2ショット実現です!
マエストロ、こっちです! はーい ス マ イ ル

小山さん、お疲れさまでした!

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次の曲はマエストロの自作自演です。
現在は260番台の交響曲を作られているマエストロ。
今回の曲は交響曲第248番「Errorings of Mirrorings・・・」、これが世界初演になります
ステージにはピアノが3台並んでいますが、実際にこの曲で使うのは両端の2台。
小山実稚恵さんが使われた真ん中のスタインウエイは、転換にかかる時間の関係もありそのままになっています。
この曲には指揮者がいないので、ピアノが邪魔になることもありません

コンマス崔が座ったまま合図を出し、曲がスタートしました!

この曲には珍しい打楽器がいっぱい登場します。
昨日のブログではハンマーやラチェットを紹介しました。
そして、ノコギリの事にも触れましたが、写真はありませんでした。
今回はバッチリ撮影に成功しましたよ

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こちら ノコギリです。
ノコギリ演奏家の方もいらっしゃいますが、オーケストラとソロで合わせる事はあっても、オケ中で他の楽器と一緒に使われるケースは珍しいのではないでしょうか。
このノコギリ、演奏している久保田善則のMy楽器だそうです。
楽器になるものなら何でも持っている打楽器奏者、恐るべしですね

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昨日の写真では良く判らなかったサンダーシートがこちら

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ティンパニの中村拓美が吹いているのがスライドホイッスル。
間の抜けた音がするのですが、この曲にはとても効果的ですね。

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ステージ下手でピアノを弾くマエストロとハープ今尾淑代。

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ステージ上手でピアノを弾く大フィル合唱団のピアニストでもある尾崎克典さんと、ハープのエキストラ奥田季子さんです。

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6つのパートに分かれている曲のキューを出すのが、コンマスの崔であったり、

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フルートの上野博昭と井上登紀の二人だったりするのです。
フルートの二人は突然立ち上がると、それが合図になり全員の動きが変わります。
立ち上がったもののすぐに座ってしまうので、なんとなく恥ずかしそうな姿が印象的なシーンです

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曲が終了しました!
マエストロは大喜びで、この ポーズ !
「みなさん、サンキュー!」
満面の笑みで感謝を示すマエストロ、世界初演 の瞬間でした

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休憩をはさんでマエストロの十八番、シベリウス交響曲第5番です。

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寒い中、足を運んで頂いたお客さま、暖かい会場の温度が一気に北欧並みに下がったのではないでしょうか
それほど本物の雰囲気を纏ったシベ5だったのではなかったでしょうか

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木管はもちろん、金管のメンバーの頑張りも光りました

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弦楽器が弾くモヤがかかったような混沌とした音型が、徐々に整然としてきます。
ヴァイオリンの刻み、聴いてください。

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同じく第1楽章では刻みも多いですが、低弦の魅力も堪能できます。
弦楽器がしっかりしているので上に乗る管楽器が映える、そのことが良くお判りいただけます

第3楽章フィナーレの6つの音に注目して下さい!
間を置いて奏でられますが、無音状態の間も音楽は流れています。
そのあたりも奏者や指揮者と一緒に緊張感を感じていただけると、終演後の感動は倍増するはずです
初日の客席はバッチリでした

鳴り止まない拍手喝采で、何度もステージに呼び戻されるマエストロ。
巨体を揺らしながらカーテンコールに応えるマエストロの嬉しそうな姿、一生忘れないと思います

ご来場頂きまして本当に有難うございました

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終演後、舞台袖で満足そうに談笑するマエストロとコンマス崔。
お二人さん、もう1日よろしくお願いします!

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今回はコンマス崔のサイドに入っている渡辺美穂。
前半のマエストロの曲を舞台袖で聴いて、戻って来られた小山実稚恵さんと2ショットです!
こちらも、お二人さん、あと1ステージよろしくお願いします!

大阪フィル「第465回定期」2日目は、本日19時開演です。
チケットは余裕がございます。
ぜひ、ザ・シンフォニーホールまで足をお運び下さい。
お待ちしています

(広報:H.I)

「第465回定期演奏会」

日 時:2月7日(木)・8日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:レイフ・セーゲルスタム
独 奏:小山実稚恵(ピアノ)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
セーゲルスタム/交響曲 第248番《日本初演》
シベリウス/交響曲 第5番 変ホ長調

料金 A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円)
   D席、S席は完売!

※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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