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3人の女性指揮者、華やかな競演です!

3年に一度開催される新人指揮者の登竜門、東京国際音楽コンクール<指揮>。
1967年の第1回から回を重ねて今回で16回目。
今回は入賞該当者が無く、ファイナリストは3名で、全員が女性!
3名のファイナリストがオーケストラを指揮する華やかなコンサートが、今週土曜日にザ・シンフォニーホールで開催されます

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オーケストラはもちろん大阪フィルです
女性ファイナリスト3名が指揮するコチラの チラシ、格好良いですね。

この3名の指揮者がこの後次々に登場致します

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今回のコンサートマスターは久し振りに登場の田野倉雅秋です。
3名の指揮者が1曲ずつを演奏するこのコンサート、指揮者とオーケストラの橋渡しをするコンマスの役割は大変重要です
3名の指揮者にとっても、オーケストラのメンバーにとってもコンマス田野倉の存在は心強いはず

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最初に登場したのは、田中祐子さん。
今回のコンサートでは、R.シュトラウスの交響詩「死と変容」を演奏されます。

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田中祐子さんは既に指揮者としての実績を積まれています。
名古屋出身の田中さんは、名古屋フィルやセントラル愛知交響楽団はもちろん、日本フィルや広島交響楽団、仙台フィルなどと共演をされています。
そして今年、クロアチア国立歌劇場管弦楽団を指揮されました。

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緊張感の漂う中、練習が始まりました。
田中さんの指揮は華がありますね  そして指揮棒の動きが美しい。

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決然と指揮される田中さん
R.シュトラウスの「死と変容」、演奏される機会が少ない曲だと思いますが、もっと聴きたいと思わせる指揮でした。
オーケストラは、指揮に極めて忠実に演奏していました。
練習はもう1日あります。
明日の練習とゲネプロを経て、どんな本番を聴かせて頂けるのでしょうか。
とても楽しみですね

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次に登場したのは、ポーランド出身のマヤ・メーテルスカさん。
ワルシャワのショパン音楽アカデミーで勉強され、デイヴィッド・ジンマンやユーリ・シモノフ、ジェームズ・コンロンなどに師事。
そうそう、先月の定期でご一緒したレイフ・セーゲルスタムもマヤ・メーテルスカさんの先生だったそうです

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彼女もオーケストラでの指揮経験は豊富なようですね。
2006年にワルシャワフィルでデビューを飾った後、ポーランド国内のあらゆるオケからオファーがあるようで、現在はワルシャワ室内歌劇場の指揮をされているとか。
これまでにフィンランド放送響、デンマーク国立交響楽団、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団などを指揮されました。

長身から振り下ろす指揮棒は、ダイナミックかつパワフル

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マヤ・メーテルスカさんが指揮するのは、これまたR.シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」。
これぞオーケストラ!というような華やかな曲です
そして、難しいことでも知られています。
指揮者とオーケストラの力量がわかってしまう恐ろしい曲ですね

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確信を持って指揮をされているのが良いですね
大阪フィルを自分のイメージで色付けし、コントロールして行かれます。

コンサートは入選者による発表の場としてのコンサートのはずですが、違う指揮者で連続して違う曲を演奏すると、どうもコンクールのような錯覚が生まれます。

スケールの大きな「ドン・ファン」、しかも演奏は大フィルです。
聴く価値大有りですよ

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マヤ・メーテルスカさんの練習を客席でじっと聴かれていた田中祐子さん。
微動だにしない姿勢 印象的でした。

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最後に登場されたのが、石﨑真弥奈さんです。
実は石﨑さんは大阪フィルと少し関係があるのです
下野竜也さんがコリリアーノの「ハーメルンの笛吹き」を指揮された11月定期で、鼓笛隊の練習を指導されたのが石﨑さんだったのです。

石﨑真弥奈さんが指導された、下野竜也指揮11月定期鼓笛隊の練習風景はコチラ


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前回は下野竜也さんの指名を受けて出演者である鼓笛隊の指導をされていた石﨑さんが、4ヶ月後にはベートーヴェンの交響曲第7番を指揮してコンサートのメインプログラムに登場です

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11月定期ではオーケストラとの絡みは殆ど無かった石﨑さん、今回は堂々とベートーヴェンを指揮されました。
石﨑さんは、東京音大指揮専攻から同大学院指揮研究領域終了、テレビでも紹介された指揮者広上淳一さんの厳しい指揮科の授業を受けてこられたんですね

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小柄な体いっぱいを使って、スケールの大きな音楽をオケから引き出される石﨑さん。
キビキビとした動きが小気味よく感じられました。

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ベートーヴェン交響曲第7番は人気の曲だけに、お客さまも良くご存知のはず
新鮮な感動が石﨑さんの指揮棒から生まれる事を、期待しております。

ご覧のように3名の女性が大阪フィルをバックに、見事なバトンテクニックを見せてくれる今回のコンサート。
今後のクラシック音楽シーンを占う意味でも、外せません

入選者による東京国際音楽コンクール<指揮>、ぜひライブでお楽しみください

当日券、余裕があります。
どうぞお越しくださいませ。

(広報:H.I)

「東京国際音楽コンクール<指揮>記念演奏会」
 ~ファイナリスト女性3名の競演~

日 時:3月9日(土) 15時00分開演
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:マヤ・メーテルスカ(交響詩「ドン・ファン」)
    田中祐子(交響詩「死と変容」)
    石﨑真弥奈(交響曲第7番)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」 
R.シュトラウス/交響詩「死と変容」
ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92

料 金:S席2500円  A席2000円

お問い合わせ: 
財団法人民主音楽協会 03-5362-3400

※大阪フィル・チケットセンターでのチケットのお取扱いはございません。


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