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恒例の「第36回岐阜定期演奏会」は大成功でした!

大阪フィル伝統の「岐阜定期演奏会」は、先週16日に行なわれました。
1977年に第1回を開催し、回を重ねて今年で36回目
第1回定期は手塚幸紀さんの指揮、チャイコフスキー「悲愴」で開催しましたが、その後、秋山和慶、朝比奈隆、尾高忠明、円光寺雅彦、大友直人、井上道義、小林研一郎、下野竜也、飯森範親、小泉和裕、大山平一郎、延原武春、高関健など、日本を代表する指揮者に指揮をして頂いてきました。
当時、音楽監督だった大植英次ももちろん指揮しています。
そして驚いたのが、1988年には小澤征爾さんがチャイコフスキー5番を指揮されていること

今回指揮していただく秋山和慶さんは、第3回で「幻想交響曲」を振られて以降、今回で6回目。
なんと1997年にメンデルスゾーンのスコットランド交響曲を演奏して以来16年ぶりの出演となります

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「岐阜定期演奏会」の会場は、岐阜県県民ふれあい福寿会館サラマンカホール。
ホールの前には開催を告げる大きな看板が。

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サラマンカホールは、岐阜県民ふれあい福寿会館内にある岐阜県立のコンサートホール。
県民のふれあいと交流の促進を図り、県民文化の発展に寄与することを目的として93年に竣工され、杮落としの公演として秋山和慶指揮、大阪フィルが演奏をしています。
全体が第1棟、第2棟、ホール棟の3棟で構成されていて、そのホール棟がサラマンカホールです。
他には、会議室、研修施設、生涯学習センター、県行政窓口(旅券センター、県民相談室)、展望レセプションルームなどを備えています。

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ちなみにホールの名前のサラマンカとは、スペインのカスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ県の県都で、岐阜県とサラマンカ市との交流にちなんで名付けられたそうです。
正面玄関入って左がホール、右が生涯学習センターなどの施設がある第1棟、第2棟となっています。

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サラマンカホールは、収容人数708人の本格的な中規模音楽ホール。
形状はシューボックス型でホール内の音響バランスが良く、全国トップクラスの音響を持つホールです。
ホール中央のパイプオルガンの上にはエンジェルが3体、ホールを見守っています。

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本番前のゲネラルプローベは、公開という形で行なわれました。
お客さまに向けて指揮者の秋山和慶さんが挨拶をされた後・・・

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ゲネプロが始まりました。

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場内がパッと花が咲いたように華やかになったのは、ベートーヴェンのトリプルコンチェルトのソリストが入場し、演奏が始まった時。
人気と実力を兼ね備えた3名の女性演奏家によるピアノトリオ。
本番ドレス姿になると一段と華やいだ雰囲気になることでしょう。
本番が待ち遠しいですね

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メインプログラムはドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」。
お待ちかねの2楽章「家路」の「遠き山に日は落ちて・・・」のメロディーを奏でるイングリッシュホルンのエキストラ岡山理絵さん、素敵な音色です

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ホルン村上哲の4楽章のソロも決まり、各楽器のアンサンブルや表情付けも上手くいき、ゲネプロは終了。
さあ、いよいよ本番です!

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コンマス田野倉のチューニングで本番が始まりました。

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1曲目のモーツァルト歌劇「魔笛」序曲を終え、いよいよベートーヴェンのトリプルコンチェルトです。

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写真の色が鮮明ではないのでよく判らないかもしれませんが、オーケストラが黒服なのに対して、ソリスト3名は色鮮やかなカラードレスです。
力強さと優しさを兼ね備えた見事な演奏
視覚的にも聴覚的にも楽しめるベートーヴェン。
ピアノトリオとオーケストラの組み合わせと言うふうに考えるなら、三重協奏曲というのは贅沢なコンチェルトですね。
音楽的にもピアノトリオをソリストとして管弦楽と対峙させたベートーヴェンの意欲作です。

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演奏終了後、拍手喝采に包まれてお客さまにご挨拶される3名のミューズたち
左からヴァイオリンの南紫音さん、ピアノの須関裕子さん、チェロの上村文乃さん。
お疲れさまでした。

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後半のドボルザーク「新世界より」は秋山マエストロ渾身の演奏でした!
マエストロが燃えに燃えた熱い演奏
オーケストラも凄まじい集中力でマエストロに応えました。

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マエストロとオーケストラメンバーとお客さまの微妙な関係でしか生まれ得ない名演。
もちろん会場が響きの良いサラマンカホールだというのは大切な条件です。

回を重ねること36回、また歴史に残る演奏が誕生しました。
大阪フィルにとってとても大切な「岐阜定期演奏会」で秋山マエストロの下、今回の「新世界より」をお聴きいただけて私たちも嬉しいです

大阪フィルの歴史の中で燦然と輝く「岐阜定期演奏会」

サラマンカホール関係者の皆さま、財団法人岐阜県教育文化財団の皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます

そして、チケットが早々に完売になるなど、いつも楽しみに待っていてくださる岐阜の大阪フィルファンの皆さまにも心より感謝申し上げます

どうかこれからも大阪フィルをよろしくお願い致します

(広報:H.I)

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